2014年08月19日
もはや「翻弄」から「愚弄」へ
ここは、横壁代替地の分譲地。
もちろん、有害スラグだらけです。
遠くに見えるのは、2号橋。その直下の土地が草の生い茂った荒地状の土地。橋下まで周辺一帯の(もとは水田だったそうですけれど)、その整備が終わり、このほど完成したようです。
一見、きれいに整地されてはいますが、しかし六価クロムや有害スラグがたっぷり混入した怖くて使いものにならない土地なのです。
写真右手の道路境は高いノリ面で、もちろん斜面には有害物質が露呈しています。
(参加者の情報によれば、国交省はなんと優良企業として、施工者の地元土木業者を表彰したそうなんです。ちなみにこういう悪質な行為をしなかった良識的な建設業者は、地元ではただ一社のみ。お名前記しても差支えないでしょうから…… 「グランドリサーチ竹内組」さんで、これこそ、まさに、法を順守した見上げた有料企業として、表彰ものでなのにね)
手前には、移転した横壁地区の新築家屋がたてならんでいます。
ようやく、ついの住みかとして、高い価格の代替地を購入。ここに永住しようと心弾ませていた矢先、こんのようなことが発覚して……
国交省にいうことに、町の有力者に何も楯突かず、従順にしたがってきた水没地の皆さんは、どこまで、ふんだりけったりされるのでしょうか?
もはや、思う存分にふんだり蹴ったりの、「翻弄」を通り越して「愚弄」の域です。
でも、多くの皆さんはお怒りになられないのですから、不思議です。怒る力さえももぎ取られてしまったとでも言うべきなのでしょうか?
Posted by やんばちゃん at 17:51│Comments(0)
│八ッ場だより