2014年10月16日

「本体着工に必要な現地測量」な準備工事 顛末記その①

人騒がせな記事でした。
【2014年10月16日 上毛新聞 一面トップ】
 http://www.jomo-news.co.jp/ns/8114133876151111/news.html
ー八ツ場きょう着工 ダム本体 現地でJV測量開始 ー

 見出しを読めば、本日16日から、本体工事着工と読めてしまいます。
 なまじ、早朝に新聞をよんだために、今から準備すれぱ始業開始に間に合う。利根川の源流、その一滴ではないが、最初の仕事始めの写真を撮らねばの思いが先行。
 
 時間の問題とは感じていたけれど、こんなに早く訪れるとは想わなかった。
 実は昨日午前には、万策尽きたなとは感じながらも何とかあの吾妻渓谷の惨状をしってほしくて、やはり筆とはいいがたくとも雑筆にでも訴える手段しかないと自覚。 もう編集に間に合わないかなとも心配しつつ着工前の段階で草稿を、女性学の会報へ記していたのでした。そして、送信しようとした際に、念の為「今からでも間に合う」と問うと、「ゴメン! いま、締め切ったの」とのこと。もう、着工なのだったら、ある意味では送らなくて良かったとも感じた位だったのでした。
 
  お役所仕事始業時間、8時半スタートのこころづもりでいまして、余裕があったのでしたが、職人さんたちの仕事開始は8時~が相場と気がつき、一瞬面くらい、食べていた朝食もそこそこに。
 
 まずは、ダム本体工事予定地へ。
「本体着工に必要な現地測量」な準備工事 顛末記その①


 ところが、拍子抜け。
 小蓬莱前のダム建設予定地にあった、「仮締切」工事の岩田地崎建設株式会社が事務所を構えていた場所はご覧のとおり。(いつもの独自のオバさん流取材方法にて、この間に、移転は11日の土曜日だったということが判明)。

 14日、この場所がどうなっているのか明るいうちに確認すればよかったのだけれど、暗かったのと吾妻渓谷の惨状に消沈状態で、そのまま走ってきてしまったのだ。
 手前のプレハブは、まだ岩田地崎建設のものであることを確認した
 8時を10分程、廻っていたので、意気込んで社員に問う。「もう、ミーティングというかセレモニーは終わったんですか?」と。
 「ああ、ミーティングはやったよ」
 「いや、新聞に本体工事着工とあるので…… 仕事始めのそれなりのセレモニーみたいなもの、例えば国交省がきて挨拶とか、清水建設からの仕事始めの指示とか」
 「普段通りの朝のミーティングだけだよ」と言われたのでした。

 ほっとしたけれど、それでは、その肝心の測量はどこで……
 「上毛新聞には、測量開始ってあるんでけれど……」 

 その測量とは、山の頂上にある三角点・基準点を起点として、観測場所をきめて、図面と照らし合わせるとのこと。従って、山の中らしい。
 でも、周囲はやまだらけ。どこなのか不明。

 国土交通省八ッ場ダム工事事務所に電話をかける。全く不明。
 仕方なく、あちこちの写真を撮ったり、おじゃましたしながら、その合間に問合せ。合計午前中に四回の問合せ。ようやく、担当者が判明したのが、昼間際だった。
 
  



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Posted by やんばちゃん at 23:45│Comments(0)八ッ場だより
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