2015年01月10日
明日です「ダムネーション」 前売価格にて
皆様、おはようございます。
映画「ダムネーション」、いよいよ明日になりました。
この間、マスコミにずっと働きかけさせて戴いてまいりましたが、ようやく、
1/7 東京新聞群馬版
1/9号 週刊金曜日・案内版
1/10本日 朝日新聞群馬版
〃 毎日新聞群馬版
※毎日さんを落していました。
実は10日朝、くってみてはいたのでしたが、群馬版トップ扱いのそれを見落としておりました。
アンケートの中で「毎日新聞」とお書きくだされていたのを見て、間違いでは思いつつ、翌朝、購読紙を落ち着いて開いてみて、驚きました。
そして、いかにこの頃から当日まで、神経が疲れ果てていたか思い知った次第です。
実は8日に、毎日さんと朝日さんの支局に、「価格は当日券はなく、前売り扱い1000円。高校生は無料。身障者の方はつきそいとも に500円」の旨の再々度の記事以来に伺いました。翌9日、朝日さんからは日時等の再確認がありましたが、毎日さんは応接してくだされた記者さんのご執筆らしく確認がなかったので掲載ならないものとの思い込みもありました。推測でしかお名前のわからないこの記者さんには12/7の原発の会場でも、最初のころ作成のチラシを手渡しさせて頂いておりました。
11月末「関東では、東京のみ」とのことに、ダム問題にかかわる団体としては見逃すわけにはいきません。即座に正式申込みを。
しかも、同じならキャンペーンがある1月11日にした方が良いと考えた次第です。当会は制作したパタゴニアの、「パタゴニア環境助成金」に2度程、預からせて戴いているので、このキャンペーン参加への資格はありました。
残す処、40日。しかも選挙に加えて年末年始。厳しいことは判ってましたが、直ちに高崎に絞り会場を選定。映像技師さんに依頼なとの準備に入りました。
ほとほと年末年始のイベント開催の辛さを感じさせられてます。
しかも、選挙選もありましたので。12月中は開店休業に近く、年明けの5日間が短期決戦の勝負でした。が、鑑賞料の面で困惑、苦境です。(事前調整したくても、不可でした)
当会はホールでのいわば本格的な上映となりますので、経費などの面でのご理解を賜れれば、本当にうれしいです。
せめて、前売り・当日券の区別をつけず、1000円に致します。
また、高校生以下は無料。
障害者割引は付き添いの方も500円にさせて戴きます。
数日前に未就学児はどうか、とのお問い合わせがありました。考えましたら育児室の用意はしてなかったのでした。でも、男女共同参画の理念からも若い女性の皆さんにも是非、ご覧戴きたいことを先行させて、ともかく、他の観客の皆様のお邪魔にならないように、保護者の方の責任にてご配慮くださいと申し上げさせて戴きました。
映像はベテラン技師さんの入念な準備にて、抜群の冴えです。事実、渋谷でのロードショウよりも、当会の試写会上での映像の方が見事で心にやきついています。
配給先の「ユナイティッドピープル」の当会の思いを下記に。
ご案内チラシの裏面に転載させて戴いた想いです。
八 ッ場も、ハサミで切りたいな
映画末尾、ダムバスターがペンキでダムにハサミを描く諧謔にとむ場面あり。それに因んでの表題
八ッ場ダム問題に取り組む、群馬県の「STOP八ッ場ダム・市民ネット」と申します。
「自由な川の日」なる、来る2015年1月11日の記念すべき日に、「ダムの世紀は終わった。壊す時代に突入」のこの映画上映会を、政権党に思いのままに動かされて息苦しい保守王国・群馬の地で上映させて戴けることに大きな意義を感じています。
いわば、意識のカンフル剤的な作用を果たしてくれることを、期待しての参画です。
一人でも多くの観客の心に《ダムネーション》の響きと心意気が伝わることをひたすら念じてやまず、願わくば、作中のような意表をつくアクションが起こせて、わが八ッ場ダム62年間の歴程にトドメをさせられればいいなと念じています。
八ッ場ダム建設計画書もまたハサミでチョキチョキと切り刻まれて、白紙に戻って欲しいものです。
1999年秋「川原湯温泉を訪れた文人墨客」の取材で、初めて八ッ場ダム建設予定地の川原湯温泉を訪れ、対岸の三つ堂周辺の癒しの空間に瞬時にして魅せられてしまいました。この時に若山牧水の吾妻渓谷への思い入れのにじみでた紀行文中の警告を見い出し、作家の予見性に打たれたことが鮮やかによみがえります。
憑かれたように足しげく通う過程で、無尽蔵に近かった山野草などに充ち溢れた自然界の趣が一変していく、自然破壊の数々に「ムダごと。もったいない」の怒りの連続で程なく前のめりの疾走状態になりました。
けれど、“巧みな錬金術”的なお家芸にて練りに練り上げた、不要不急の「政治ダム」――その牙城的存在の、わが八ッ場ダムなのでした。
そんな歯ぎしりする日々を経て、ついに来年早々の本体工事着工が現実のものとなってしま いました。先々のいずれの日にか映画の如くダム堤を壊せる、よき日の到来があるかも知れません。でも、破壊されつくした吾妻渓谷の渓谷美は元に戻らず…… 切なさが迫ります。
ことここに到りましても、何とか阻止したい!!
そんな面持ちの必死の上映会です。
どうぞ、ご参加ください。当日は皆さんとの熱あるトークが展開できることを望んでいます。なお八ッ場現地をご覧になりたい方はご一報ください。ご案内させて戴きますので……
(「STOP八ッ場ダム・市民ネット」代表:鈴木/スタッフ一同 拝)
Posted by やんばちゃん at 07:53│Comments(0)
│八ッ場だより