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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2016年03月07日

初回のスラグ撤去記事、削除(2分割の4日付記事の再現)

 本日7日5時台、今般の撤去問題に関して2分割した、「有害スラグ極秘撤去問題」の初回の記事を、返信メールに、5日付け記事の内容をコピーしての引用をしているうちに、迂闊にも覧を間違えて、その初回の記事に5日付の記事を上書きしてしまいした。 
 同一記事が並んでいるのにガクゼン。昨今は「復元」のテロップが出て紛らわしく、いつかはやりかねないと思っていたことをついにしでかしてしまいました。慌てて、動揺しながらブログ管理者さんに、何か復元方法があるかとの「S0Sメール」を出してはありますが……
 ……でも、メカに極度に弱い素人感覚でも、最早、ムリだと思います。
 残る方法は、写真と思い出せる限りの記述骨子を再度、書きな直結構、細々としるしたから、失った記述は惜しいものです。


 以下は、ウロ覚えの記述再現です。(題字だけは、本欄左脇の項目にかろうじて残っていたので正確です)。
 /////////////////////////////////////////////
  スラグ撤去なのに「工事用道路の補修を行っています」っておかしくない?


  皆様、看板の「工事用道路の補修を行っています」、
さらに、最近どこの看板にも大書されている「ご迷惑をおかけしています」の文言には、一市民として、「マァ、この寒空に、川沿いの道路の補修を行ってくださるなんて、ご苦労様」の声の一つもかけたくなりますよね。
 
 でも、看板の後方の自衛隊のモスグリーンのシートのような被いが眼に入りました。そのスキマから、一㌧もの重量物が治められるので、トン袋とも呼ばれているというフレキシブルコンテナバック、略してフレコンバックがかいまみえました。
 とっさに、何かの廃棄物➡キケン物の撤去! ソラ恐ろしさが走りました。
 連鎖反応的に浮かぶのは、一昨年2014年8月の毎日新聞の第スクープにて発覚した「八ッ場の有害スラグ問題」後、同年9/18、19、続いて約1か月後の10/17、18の調査を経て、民地5か所のみの撤去。その撤去物が保管されたのが、フレコンバックなのでした。旧やんば観に一時保管、その後、長野県だったか、富山県だっかの最終処分場に送られています。
  ……でも、あれはブラックでした。これはベージュだけれど、たぶん、こういう袋にも2色くらいはあるんでしょうと、そこはいつもの思い込みの強さと勝手解釈にて。

  ここは、具体的ないつもながらの私感を縷々と記しました
    --略ーー
 今回の仕事は、その「有害スラグの撤去作業」だったんです。
 となったら、「看板に偽りあり」ではないでしょうか?
 
 確かに、「工事用道路の補修」の作業は、大きな大きなホラ吹き傘のような傘下には、入ることでしょう。でも、有害すらぐに関することとなれば、これまでの軌跡から、真相を隠したいって気持ちがミエミエなのではないでしょうか。匂って匂ってならない。
 それにしても、こうした工事現場の看板のボカシ加減は、どこまで許されるんでしょう。
 しかも、3OOO万円もの国民の税金を費やす、「公共事業」なのです。



 
 ーー おいおい、追加事項も含め思い出しつつ、記します。そして、復元の方策なしと判明後にはもとの場所に戻します。この間のこの場所に対する諸々のことを記したのでしたが……無念です--
  


Posted by やんばちゃん at 09:02Comments(0)八ッ場だより

2016年03月06日

国の事業なのに主権のある国民に、よもや隠さないでしょネ

 八ッ場ダム工事事務所に4日の金曜日、以下の趣旨の質問を出しました。 
 電話での口頭による質問でしたのので、以下の記述の如くの文言と、全く一致してはいません。また、もちろん、八ッ場ダム工事事務所は「昨年の記者発表」という言葉でお分かりのことですから、「※参考」のような付記は申し上げてませんことはご了承ください。
 でも、質問の要点は伝わっているものと思います。

➀  「H27八ッ場ダム管内工事用道路補修工事」=スラグ撤去工事とみなしてよいのか

②  関東地方整備局の発注ということは国の事業である。
  なぜ、私たちの税金を使うのか。
  有害スラグなら、「土壌汚染対策法」にて「大同特殊鋼」ならびに「佐藤建設工業」に負担させるべき。

③ 、今般の工事現場は、長野原町林地区の小字名、下田である。
   昨年、公表された、「有害物質の含有量等が基準に定める基準値を超えた工事の施工箇所」 のリストのうち、「下田」の地名がでてくるのは、以下の二つ。ここの場所に間違いないかの確認です。
   H10下田残土置場整備工事(※上流 新下田) 
 H11下田仮設道路工事(※下流 旧下田)
  
 ※ 参考
➀ 2014年12月26日(金) 記者発表
 「鉄鋼スラグに関する材料の分析試験結果について」
 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000614913.pdf
② 2015年4月24日(金) 記者発表
 「鉄鋼スラグに関する土壌の分析試験結果について」
 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000621465.pdf

④ 上記「有害リスト」中の他の場所、リスト外のスラグ露出箇所への対応は、今後どのようにしていくのか?

 
 ※この間のどうでも良い、やり取りの過程は念のため記したのですが、保存して、本欄からは割愛します。



 写真は、ある日の工事風景です。
 なお、手前の青いユンボが、白いダンプに土砂を摘んでいる工事は、「有害スラグ撤去」と無関係との由。
 この日は、2台ダンプがピストン輸送していましたが、ドシャの捨場は、旧国道上を横断した、林地区の中棚方面との由。
 現場には、測定できないので定かではありませんが5㍍四方の穴となっていて、ドシャを採り終わると、写真右端にあるように石の捨て場として、たぶん、出土した石が投げ込まれていくようです。最近は作業は休止。投げ込まれた石の面積が拡がっていました。

ボーリング調査が現場の上下流沿い、2カ所で行われていました。
 調査如何で、撤去するかどうかが決まるようです。
 有りますよ、あれだけ何年間にも渡り、勢いよく多くのダンプが、まさにピストン輸送で行きかい、時には時間待ちしていたのですから(きちんとした数は把握しきれていなかったけれど)。




  


Posted by やんばちゃん at 07:42Comments(0)八ッ場だより

2016年03月05日

スラグ撤去に国税を使うなんて! 土壌汚染対策法で企業負担にすべき

 


「道路の補修工事を行っています」の看板に偽りありの発注工事名、「H27八ッ場ダム管内工事用道路補修工事」は、入札時の分類は「維持修繕工事」の分類に入ります」の内容について記します。

  案件番号 6996530
   一般競争入札
   維持修繕工事

 公示日     2015/10/05
 落札日     2015/11/04
 契約締結日  2015/11/11
 工事期間    2015/11/12~ 3/25 計135日間

 予定価格:3157万9200円
 契約金額:2894万4000円
 落札率  :91、66%
 落札者  :「前橋地建((株)」

 契約日の翌日から即、工事に入るなんて、なんだか、急いでいらっしゃいますねぇ。
 通例は、契約後に「施工計画書」提出等の期間があるそうなんだそうですけれど…… 
 よほど急ぐ場合の特例もあるそうですが…… その急ぐ場合のようです。

 まず、落札企業の「前橋地建」(本社:前橋市)さんには、責任はありませんことを付記します。
 
 その上で内実は「有害スラグ撤去」らしいのに、国費を投入するなんて、おかしいとお思いになりませんか? 関東地方整備局が公示しているのですから費用は国の負担。つまり、私たちの大事な税金が使われる次第です。
 この国には、一応「土壌汚染対策法」なる、レッキとした法律があるのですから、全額「企業負担」が当然のことです。
➀ 「土壌汚染対策法」 ※法文そのもの
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H14/H14HO053.html
② パンフレット「土壌汚染対策法のしくみ」 環境省  ※こちらの方がイラスト入りなので判りやすい
  http://www.env.go.jp/water/dojo/pamph_law-scheme/

 ③ また、以下の斜体の文面は、(門外漢の当方でもお名前は存じあげていた)、高名な学者さんが当会スタッフの疑問に対してもお送りくだされたメールです。(一応のお断りとご了承はスタッフを通して行ってありますが、ここではお名前は伏せさせて戴きます)
  「6価クロムによる土壌汚染は各地で起きています。これらの汚染土壌は、土壌汚染対策法により、汚染者負担の原則によって処理することになっています。 
  --略ーーー  なお、6価クロムのことを書いたものを添付ファイルで送ります。

  そして、考えてみたら、2014年9月と翌10月の゜有害スラグ」調査と、2015年2月~3月にかけての撤去についても、八ッ場ダム工事事務所の費用でした。しかも、業者の地元の中島建設株式会社との独立した契約ではなく、年間契約の「H〇〇 」なる名目の工事名にの中に繰り入れていたことを思い出した。

 【そうだ、場所は有害スラグリストにある、大字・林 小字・下田なり】
 さて、この写真の看板のある進入路から、下流の3号橋にかけての川筋は、一昨年、公開質問書の回答はないままに、遅々として進まずヤキモキさせられた、下記の「関東地方整備局有害スラグリスト」の2014年12月の➀に明記されている。

 ➀ 2014年12月26日(金) 記者発表
 「鉄鋼スラグに関する材料の分析試験結果について」
 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000614913.pdf
 ② 2015年4月24日(金) 記者発表
  「鉄鋼スラグに関する土壌の分析試験結果について」
  http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000621465.pdf

  「有害物質の含有量等が基準に定める基準値を超えた工事の施工箇所」 としてして色別されていた一覧上にでていた、次の2工事名と考える次第です。
 H10 下田残土置場整備工事
 H11 下田仮設道路工事
 とにかく、川沿いの広いエリアなのです。
 果たして、完全にとりきれるのでしょうか? 
 フッ素も六価クロムも微量でも、ちゃんと生きていて、根だやしにはならないことでしょう。

 そこでかねてから、八ッ場ダム工事事務所に問合せをと思ってましたが、いつもの「席をはずしております」、果ては「戻らずにそのまま、帰宅し、何日まで出張の予定です」などの拉致の空かないワンバーターンの対応、http://s35.gunmablog.net/e349743.htmliに詳述。
結局はこちら側の動きを把握されるだけに終わる、対応が目に見えているしと逡巡してまいりましたが、週末になる前にと、昨日、前述のことも含めて、とりあえずの4項目について伺いました。
 
 続けます。

 
  


Posted by やんばちゃん at 05:59Comments(0)八ッ場だより

2016年03月04日

チラシ 携帯番号の誤記

ご報告:この夜、二度目のお詫びの電話をさせて戴きました。
幸、相手の方は、とても物わかりの良い方で、ほっといたしました。
しかも、「もう10分後にもういちど、かけてみてください」とまで、おっしゃられ、この方の携帯の履歴を調べて下さって、この間にかかってきた方たちで、お知り合いでない方たちの電話番号を教えてくださいました。
 本当に助かりました。またもし、今後も電話があった場合には教えて戴けますようにと、厚かましくもお願い致してみましたら、こちらもご快諾くださいました。予想していた通り、人数は少なく安堵するやら、寂しいやらでした。
 ホントウに良い方だったのでほっとしつつ、ご迷惑をおかけした方たちにお詫び電話の行脚を行うことができました。
                          2016年3月5日記述

/////////////////////////////////

去る2/7、21の「有害スラグ・見学会」の、問合せ先として、表面チラシ末尾の当会のロゴマーク的な楕円形の囲みの携帯番に誤りがありました。
 本日のお昼頃、昨日、八ッ場へ行った際に見聞した報告と質問事項をしようとして、ある方に電話しましたら、いぶかしい何のことか判らない応答がありました。そして、携帯番号をミスったことが判明。
 「チラシの番号に何度かかけたら、いつもルス電で…… そうしたら何ですかとかかってきたので、〇〇さんと呼んだら違います言われて」とのことでした。
 慌てて、チラシをみましたら、ホントウなのでした。

 まず、大変なご迷惑をおかけしたお宅様に深く深くお詫び致しました。
 ルス電でしたので、夜にでもまた、お詫びしたいと存じます。

 当方の連絡先:090 2910 4722

 
 この間、ご迷惑をおかけした方がいらっしゃいましたら、ホントウにお詫び致します。
 この欄にて、お伝えするしか手段がありません。
 
 実は、070は八ッ場のある吾妻郡一帯には通じないので、最初に求めた090を「SOS」用にずっと、持っていて、当初はこの種のイベントには090を使っていたのでしたが、1年くらい前から、イベント類に応じて070と併用してきたのでした。
 最近、充電器が壊れたのを機に、スマホにきりかえたのでした。その際、090の下記の番号一本にしぼったのでした。
 で、以降初めてのチラシなので、書き換える際にどうしたわけか、間違えてしまったのでした。
 
 加えて、生来のおっちょこちょいなので、時間的余裕のある時はスタッフの皆さんに下書きをメールして、誤記を確認して戴いてきたのでしたが……
 今回は、簡単チラシ、突貫工事的な作業の連続。加えてこういう事のお得意なスタッフが体調が思わしくなかったのと、まさか、ロゴをまちがえようとはとの思いにて、怠ったのでした。

 あれだけ、必死に増すずりしては手配りしたのに、一向に連絡がこないとはと、いささか落胆しておりました。
 
 まったくもう、以前、現地のある方にいわれましたけれど、「アンタみたいなヒトのことを、爪で拾って箕でこぼすっていうんだよ」との言葉が身に沁みます。  


Posted by やんばちゃん at 16:03Comments(0)八ッ場だより

2016年03月03日

145号国道沿いの有害スラグ ?草津温泉にも影響か

また、八ッ場問題にもどります。



 明らかな有害スラグです。
一面の道路はシワシワ。この道路上の亀裂も、有害スラグの影響かもしれません。
最初、ここを訪れた一年前、あまりのヒビだらけの道路上に変わった舗装をしたものか、工事用道路としての簡易舗装っていうのかしらと想いもしました。
 でも、もっとひどくなったようです。
 一年前の写真、探し出して併記しておきます。
 この時、スラグ関係の研究者の複数の皆さんに、「あれもスラグもだと思うんですけれど、調べて置いてくださいませんか?」と、その頃の疑問場所二か所の一つです。皆さん、お忙しくて、この場所に至る道筋の手前まではいかれたようですが、ここへは行かれなかったようです。

 それで、去る2/19、渋川市のスカイランドパーク近辺における残りのチラシ蒔きがあったので、とっても時間に急かれてましたので、正規の道順を省略。ある場所から入りました。
 そのある場所とは、下の写真をご覧ください。

お判りになりますか? 写真奥に白い車が走っているのですから、れっきとした道路沿いです。
 しかも、対岸の:景色をみれば、もうおわかりでしょう!
そうなんです、付替え国道なんです。
 そこまでの距離、ほんの10㍍。この場所と付替え国道は三角形状に接近しているのですから、左手の敷地内にも使われているとしたら、場所によってはもっと接近し、ほぼ像路沿いといっても良いでしょう。

  恐ろしい限りです。
  このように書くと、すぐに応急措置ないし、立入禁止区域にしてくだされる国交省さまなんですが……
 そこだけは、かの松戸市の精神にならって、「すぐヤル課」の流れを引かれているのですが、地下に埋没のスラグは、そう簡単に撤去はできないでしょう。 何よりも根本的な対策を願います。

 そして、もっと恐ろしいのは肝心の付替え国道にも使用されているかもしれなんいということです。
  きちんと、通行止めにして、根底から調査なされるべきではないでしょうか?
もし、付替え国道下にもスラグがあれば、先々、問題となって、世界になだたる温泉で、確か人気ナンバーワンの草津温泉への道筋なのに、有害物でボロボロ国道となってしまい、観光立県を目指される群馬県の致命的な恥となりはてましょうに。



※昨日は差し迫った色んなことをうっちゃって、風の中で終日、畑で穴掘り、キクイモの手入れなどに追われ、足腰がいたくて、最後はこらえながらの土運び。穴掘り、土運びは体にきくものですね。
でも、久しぶりに畔をかき、身体を想いきり動かしたので、お陰様でか、今朝は気息がみなぎってます。
  


Posted by やんばちゃん at 08:58Comments(0)八ッ場だより

2016年03月01日

時に、閑話休題として



 忙中閑あり。イベントの前後、ダムだスラグだとひた走りつづけ、ムリやり振り捨ててきたのに、ほんのわずかに陽だまりのようになおかつ誘われてしかたない、好きな分野の一つであるイベントに参加してきました。
 寒気きびしい荒れ天気のここ2~3日はさすがに農作業をするのを控えて、久しぶりに活字を追うゆとりを作り出しました。溜まりにたまった郵便物の整理や会報などを読むと、せわしなく目で追う走り読みで、かなりの誤読をしでかしたきたことを思い知りました。


 さて、写真は、一目でお判りになる方も多いと思われますが、伊勢崎市の島村の渡しです。
 川はもちろん利根川。右岸の埼玉県側から、ということは、飛び地の島村の側からの撮影です。今は、大水の際に大打撃をうけた上に流れが変わり、渡し船は運休との看板がありました。なんと、折しもの雨にうたれ、無惨な光景でした。
 写真正面の中ほど奥の川面の変化がお分かりになりましょうか?
 かなりの速い流れになり、右端の方は、「吹割の滝」の如くの段差になっているらしいためか、怖くなるほどの急流の様が読み取れ、素人目にも船で横断して、対岸に渡れないことは読み取れました。

 去る2/20の第3土曜日、「ぐんま島村(伊勢崎市)の養蚕農家建築群を考える」で、「ぐんま島村(伊勢崎市)の養蚕農家建築群を考える」という、シンポジウムがありました。女性学団体「ウィメンズウィルぐんま」で、定例会場を急きょ変更して、シンポジウム参加にきりかえたのでした。実は、ウィルでは昨年秋から群馬の先駆的女性像の研究発表を自主学習してきたのでした。
 その中に、太田地区の会員が島村を取り上げ、『宮中養蚕日記』(田島民著 高良留美子編 ドメス出版 2009) もありました。私はここの処、その例会にも一度も出られずなのでしたが…… 拍手を送ってました。 


 長い間の、❝憧れの地、島村❞なのでした。
 島村の田島弥平家は、「女性文化賞」を創設され、前述の『宮中養蚕日記』をまとめられた、詩人・高良留美子さんの母親の高良トミさん(第一回参議院議員通常選挙に出馬し当選)のご母堂・田島民の生家。高良さんは宮中に養蚕指導で上がった田島民の孫娘なのである。
 島村の生糸の歴史は、高良さんがご一族の長い歴史を記した『百年の跫音(あしおと)』(2004年月刊 御茶の水書房)に詳述されていて、この上下巻の大部の小説を頂戴しておきながら、長いこと読めずにおりましたが、島村の養蚕の記述の辺りから一気に拝読したものでした。あの時代にイタリアまで蚕種を販売にいく場面には圧倒され、島村・田島家の気概と卓抜した識見に思わず打たれたものでした。 
 正月明けに高良さんに久しぶりに電話させて戴き、せっかく何やかやと心配りしてくだされるのに、本筋のことは殆ど開店休業状態の昨今をお詫びしたばかりなのでした。 ……でも、高良さんはいつものように淡々とダム問題にもご関心を示してくだされ、励ましてくだされました。この国にはびこる構造は、どれも根は一つであることを、だれよりもご存じのかたなのです。
 ソウソウ、一連のうれしいご縁の発端は、群馬の西南端の南牧村の廃校に文学仲間の方たちと書籍の保管場所を求めたお見えになられた際、八ッ場ダムの現実を訴えたことがありました。
 そして、明日の予定は空いているので、田島家のご先祖が、材木商として吾妻の奥に訪れ、その景観の見事さを話されていたという縁につながる、その吾妻路をたどりたいとのご希望に、お目にかかったその日のうちに、群馬の西南かに西北の地、八ッ場にご案内したのがきっかけなのでした。

 加えて若い日の、、岐路ともいうべきあることにそこはかとなくつなかる場でもあったこともあり、上州・島村は、忘れられない場所だったのでしたが、不思議に機会がなく、イヘントのある今回はこの上もない好機に感じられましたが、さすがに迷いました。でも、当日の朝、午前の部の見学会だけで、午後のシンポはもったいないけれど、帰ってくれば何とか21日の準備はこなせるだろうと思い立ったのでした。
 地図をみると高崎市からだと、前橋市→伊勢崎市を行くのよりも、17号線を走り本庄の辺りから向かった方が早いのてはと閃き、久しぶりに国道17号線を走りました。但し、本庄からの道が定かではなく難儀し、約30分遅れで到着。
 午後は帰るつもりなので、かなり遠慮したのですが、ウィル会員の皆さんのいつもながらのご厚意に甘え、理事長お手製の御赤飯、前理事長特製のキッシュなど、皆さん持ち寄りのご馳走のお相伴にあずかり、第二部に帰途心を残しながらも早々に辞去。
 帰途は50号にでる道筋をききましたが、やはりとUターンして、立ちよったのでした。
 


 そして、私が若い日に埼玉県側から見た記憶の利根川は、今でもマナ海に浮かぶ広い河川敷にグライダーの練習場があっものでした。
 帰り道に「島村の渡し」の駐車場の係りの方に伺うと、それはずっと下流の妻沼の辺りとの由。すると、記憶の船着き場は下流の「葛和田の渡し (赤岩渡船)」だったのでしょうか? 
 訪れてみたかったけれど、時間に急かれれていたものですから、反対方向に行くのは断念しました。あのグラインターのように大空を舞うことも、渡しをわたって対岸にもたどり着くことも叶わなかった、これまでの哀れな行路を想うと、思わず涙ぐむ一瞬です。
 そして、およそ200年とも300ともいわれる「島村の渡し」のこの荒れ様。昼とはいえうす暗い曇天の中で、無惨な思いが突き上げてきてなりませんでした。

 散らかし放題、どこから整理してよいか判らない書類の山の中で、昨年末から玄関に置きっぱなしで読んでない「広報高崎」の、今日来たばかりの3/1最新号を広げたら、トップは「高崎映画祭」の特集。第30回の今年はとりわけ華やからしく、特別賞には、お若い日に「ここに泉あり」に出演された岸恵子さん。「野火」や「FOUJITA」などの話題作も。
 心動きます。映画祭が始まった頃は、通し券を買って、夜な夜な通ったものでしたが……
 せめて前述の2作品くらいはみたいものと願ってます。

 それに前橋市の広報に小栗監督のトークショウ27日14時から開催の旨が掲載されているとの情報を八ッ場ダムの例会の席で、映画好きのスタッフから聴き、15時に約束を入れているのだけれど、同じ前橋だから……、たとえ一時間だけでもと心臓強く参加させていただけたのでした。冒頭20分ほどは、映画の製作過程の映像がながされました。幸い、最も入口の席だったので、そっと抜け出しました。
 
 本の一冊も読めなくなって、新聞さえもツンドクの有様に成り果てて、数年間。ぐんま島村の養蚕農家建築群を考える
 心も頭も干からびきっています。  


Posted by やんばちゃん at 23:52Comments(0)徒然なるままに

2016年02月28日

19日の切ない八ッ場



見学会直前、まさに東奔西走の最中、八ッ場へ行ってまいりました。というのは、一刻も早くの現場写真の必要性に迫られていたのでした。
その現場写真とは、もちろん、この吾妻渓谷破壊工事とは違います。ここは、訪れた時の破壊度・定点観測のようなものです。
 早晩、ご披露させて戴きたいものと思いますが……
 
 下の写真は、上の写真の手前、上流側を、一号橋のほぼ直下、かつての駅舎近くに出現したものです。
 横断する黒く太い線は、午後でしたので一号橋の影です。写真は午前中に限るということをいつも痛感させられる瞬間です。


  


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(0)八ッ場だより

2016年02月27日

子供の遊ぶ、遊園地に有害スラグがいっぱい



遊園地「スカイランドパーク」の第4駐車場。
混じりッ毛なし、生一本のスラグがびっしりで、立入禁止のロープがたれさがっています。
フェノールフタレイン液をかけました。


強アルカリ性反応をはっきりと示してます。

後ろには観覧車。
場所は遊園地です。よいのでしようか、生育盛りの子供たちの遊び場なのに……

市役所によれば、来年度、調査をしてから、どんな対応策をとるか決定するのだそうです。
「調査をするまでもないでしょうに、明らかでしょうな」というと、土壌にどの位、有害スラグの害が及んでいるか、どうかしらべるのた゜そうでした。

担当課の都市計画課に「スラグのことが知れてから、入園者数はどうですか」と問うと、変化なしとのこどてした。
ある渋川市民は、「もともと人気がなくて少ないんだから、」とのことでしたけれど……

なお、群馬県は周辺の地下水の検査を定期的に行っている由。
で、「それを住民説明会やチラシなどで、報告しているんですか?」と。
「いえ、していません。ホームページにありますから」との返答。
思わず「ホームページを見る市民って何人いますか」と言ってしまった。内心、さらに「お宅のホームページは判りにくいわよ」とまで言いたかった。渋川市のホームページで「スラグ問題」にたどりつけるまでは大変わかりにくかった。私だって、市役所職員の親切な(?たぶん、渋川市民とでも想われたのだろうけれど……)ご教示によってたどりつけたものだったから。
  


Posted by やんばちゃん at 21:40Comments(0)報告

2016年02月26日

待てば海路の日和あり


【写真は渋川市立体育館駐車場の立入禁止のロープに貼られた、通告文。生一本のすらぐ投入とのとで、基準値を超えていますが、ここはまだ何の処置も施されていません。恐らく老朽施設なので、解体時まで持ち越すのでは? との憶測の声がありました】

 ところで、今回の見学会も一言でいえば、大きな収穫があったと申せましょうか。
 途中から方針をかえ、今回は参加人数の有無よりも、次の一手につなげられるように、できる限り中味の濃い研修会に重きをおいた次第です。
 とはいえ、細切れの時間を使い、複数回にわたり渋川市内、とりわけスカイランドパークの近くの軽浜団地と南方の住宅街などのチラシ蒔きを行いました。
見学会前々日の金曜日にも、八ッ場からの帰途のため、すでに暮色漂う17時を少しまわってましたが、選挙と同じで、期日までのビラまきは許されるとばかりに、前回残したお宅から初めて、もう一区画、後一軒だけと進むうちに、なんと21時近くになり、さすがに足元の冷えと筋肉疲れにて引き上げた次第です。
 今回は簡単にとして、結果的には安上がりであったカラー印刷にせず、必要に応じてその都度の簡易印刷の増すずりでした。呼びかけ数としていは最低に近かったのですが、でも、各種イベント会場などでの配布数と併せれば、13OO枚には達していたと思います。
 またも、赤字をふやした次第ですが、それでも、馬にニンジンのごとくの、何かをつなげたい、理解を求めたい、その思いにつき動かされて、というよりそそのかされて、めっきり動かなくなってしまった足腰をうごかせた次第です。
 それにしても、スカイランドパーク下の住宅街からみる、冬の夜空はすばらしかったです。

 想えば、スラグをめぐる背景は、かなり深刻かつ多岐にわたり多方面にはりめぐらさせられた闇夜で、しかも仮に情報公開をとったとしても操作されてしまい、全容は判らず、一般市民には計り知れない闇の分野なのです。
 しかも、そこには、生活重視の一般市民の日々の生活があり、厄介なことに私たちのように、「真実・正義」を信じようにしている市民運動の面々とは異なる思惑や利己的な思考も働いていくようで、驚かせられてしまいます。

  それでも、最近、これまでの取材で進まなかったことにある事実が浮上。イベントを前にして、大きな収穫がありました。そのための寸暇をさいての八ッ場行きとなりました。
 まさに勢いづいて、「待てば、海路の日和あり」のことわざをしみじみとかみしめておる次第です。


 さて、朝日新聞の記事を。
さすがは、朝日新聞。冒頭の追跡記事は、独自取材にて、深みと奥行きを感じさせてくれますね。


  


Posted by やんばちゃん at 23:52Comments(0)八ッ場だより

2016年02月25日

飲水となる利根川、河畔遊歩道はスラグの小道なり 


 写真の場所は、利根川沿いの「大崎緑地公園」。ちょっと判りにくいですが、画面左手が利根川の川面です。去る2/21の最初の見学場所でした。
 市民のために緑地公園のイメージはすっとんで、緑地内はもとより、写真の木立の際まで、スラグがぴっちり敷かれてます。
 まさに、佐藤建設工業の利益拡大に貢献した、スラグ捨て場です。

 しかし、ことは重大です。
 利根川は下流の飲料水になるのですから……



データーは去る2/4付本欄でも掲げましたが、下記のサイトの➀の上から9番目の37番をご覧ください。
【鉄鋼スラグを含む砕石の分析試験結果一覧】
➀ http://www.city.shibukawa.lg.jp/kurashi/gomi/suragusaiseki/p001605_d/fil/t_suragu.pdf
http://www.city.shibukawa.lg.jp/kurashi/gomi/suragusaiseki/p001606_d/fil/261024bunsekishikenkekka.pdf
③ http://www.city.shibukawa.lg.jp/kurashi/gomi/suragusaiseki/p003708_d/fil/271204bunsekishikenkekka.pdf

 昨日の榛東村、ソフトバンクの太陽光敷地の大量スラグ問題は、24日は、NHKテレビの夕方の「640」でとりあげられました。また本日は地元紙・上毛新聞、朝日新聞群馬版でもとりあげられました。
 朝日新聞は、1日遅れの購読ですので、明日、転載します。
 【2016年2月25日(木) 上毛新聞 第2社会面末段 18面】
 メガソーラー敷地 
 大同のスラグ使用 榛東村


※記事を二分割しないと横向きになりません。 切断するのもと思い、読みにくいですが……お許しを。
※記事と日付欄が逆向きでした。但し、末段の記事ですので、あえて…… こちらもお許しを


  


Posted by やんばちゃん at 20:48Comments(0)八ッ場だより

2016年02月24日

有害スラグまみれの群馬で、今度は榛東村大スクープ

 

フェノールフタレイン液をかけて、強アルカリ性を示した、有害スラグ(2/211 当会渋川市内見学会にて)


本日の毎日新聞、朝刊をみて、またも「あッ」と。
 前から、その存在と実態はささやかれてきたことですが、今度は榛東村の有害スラグ問題です。
 以下のサイトは、今朝の毎日新聞。

まず、群馬版を。
  【2016年2月24日 毎日新聞群馬版】
有害スラグ 大量使用の可能性も
太陽光敷地、 榛東村が懸念 
http://mainichi.jp/articles/20160224/ddl/k10/040/233000c
※記事本文は、末尾に

そして、全国版トップの大見出し。
【2016年2月24日 毎日新聞 社会面トップ 31面】
有害スラグ 群馬の太陽光敷地に
 …強制捜査受けた業者搬入
http://mainichi.jp/articles/20160224/k00/00m/040/114000c

【群馬版】


【全国版】


【全国版記事】
 ソフトバンクグループの「SBエナジー」(東京都港区)が群馬県榛東村に設置した大規模太陽光発電所(メガソーラー)の敷地に環境基準を超える有害な鉄鋼スラグが使われ、村が撤去を検討していることが分かった。スラグは大同特殊鋼(名古屋市)の渋川工場(群馬県渋川市)から排出され、敷地の造成工事を請け負った「佐藤建設工業」(同)が無償提供。両社は同県内で有害スラグを再生資源と偽って出荷した廃棄物処理法違反容疑で県警の強制捜査を受けており、事件は自然エネルギーの現場にも影を落とした。【尾崎修二、杉本修作】
地元自治体が撤去検討
現場は標高約1000メートルの榛名山麓(さんろく)に広がるゴルフ場跡地の村有地で、広さは東京ドームがすっぽり入る約4万9300平方メートル。東京電力福島第1原発事故を機に自然エネルギー事業に参入したソフトバンクがメガソーラーの候補地を公募し、村が誘致した。2012年7月に「ソフトバンク榛東ソーラーパーク」として稼働を開始。村の説明では、年間発電量は一般家庭約830世帯分に当たる約300万キロワット時。4月から始まる「ソフトバンクでんき」でも利用される予定だ。

 村によると、12年1~2月に敷地の整地を担った佐藤建設工業がスラグ砕石を無償提供し、敷地に搬入した。同社が昨年9月に県警の強制捜査を受けたことなどから地元で「有害スラグでは」とうわさになり、SBエナジーから確認を求められた大同が敷地内の砕石や土壌を検査したところ、環境基準(含有量で1キログラム当たり4000ミリグラム以下、溶出量で1リットル当たり0.8ミリグラム以下)の数倍のフッ素が検出されたという。

 この報告を受け、村は環境への影響を調べようと周辺の地下水を検査しているが、佐藤建設工業から砕石の仕様書や使用材料証明書の提出がなかったため使用量も不明という。一方、県警も敷地内のスラグを採取して使用実態を調べている。

 SBエナジーは売電収入の3%(年間約300万~400万円)を土地代として村に支払っており、「村の土地を使わせてもらっている事業なので村に処理方針を決めてもらった上で協議したい」とコメント。村の担当者は「土壌や砕石、地下水なども調べ、撤去や被覆の対応を決めたい。外周だけ撤去して、パネルのある部分は被覆することも考えられる」と話している。

 大同と佐藤建設工業を巡っては、渋川工場から排出されたスラグに環境基準を超えるフッ素が含まれることを知りながら出荷したなどとして、群馬県が昨年9月、廃棄物処理法違反容疑で刑事告発。県警は大同の名古屋、東京両本社など関係先を家宅捜索している。
  


Posted by やんばちゃん at 21:25Comments(0)報告

2016年02月23日

フッ素はアスファルトで覆っても、隙間から湧出してしまい、ほこりになって舞うでしょう。地下水も汚染



ようやく、パソコンの前に座れました。
本来ならば、21日のイベントの報告などをすべきなのですが、まず、以下の整理をさせて戴きます。

 去る2/4付の「②渋川市さん、学校敷地をコンクリート被覆で本当にいいのですか?」に以下のコメンがありました。
但し、前回、記しましたように同一記事が並んだために、最初にアップした、クリック数が14回のを削除した結果、そちらにコメントをお寄せ下されてました、次の「 お名前: 2月4日記事」さんのコメントも、永久に日の眼を見ないことになってしまったのでした。
 改めて、 「 2月4日記事」さんにお詫び申し上げます。
 幸い、コメントがあると入るメール欄と管理画面のコメント欄には残ってましたので、私が投稿者になって、再アップさせて戴きました。
本欄の2/4付の「②渋川市さん、学校敷地をコンクリート被覆で本当にいいのですか?」
 適切なご意見、本当におっしゃる通りと思います。

///////////////////////////////////////
お名前: 2月4日記事
コメント:
伊香保保育所はスラグ砕石 含有量試験 (環境安全品質基準)※2 JIS K 0058-2(単位:mg/kg)で基準4000mg/kgのところ21000mg/kgと5倍以上です。
量は書かれていませんが、多いのでしょう。
フッ素はアスファルトで覆っても、隙間から湧出してしまい、ほこりになって舞うでしょう。地下水も汚染するでしょう。
その水を飲んでいる人もいるのでは。
やはり基本に立ち却って、汚染者が責任をとり、引き取るべきだと思います。
  


Posted by やんばちゃん at 09:50Comments(0)八ッ場だより

2016年02月18日

ブログ消えたり、コメント無くなっちゃたり、写真削除しちゃったり

 最初に報告事項を。
 
一、本欄の2/4付の「②渋川市さん、学校敷地をコンクリート被覆で本当にいいのですか?」は、削除になってしまったのでしたが、かろうじて元原稿が磋削除寸前で行き、4日づけで、再編成して戻してあります。
二、その4日付の冒頭の訂正記事に関連メールを、15日の「あら雄々しきかな傷ましかなかの常盤樹の落ちず枯れざる」の欄に、「2月4日さん」からコメントをご投稿、戴いたのすが、この15付を2回、あっぷしてしまっていたことにかなりたってから気がついて、最初のクリック数の少ない回を削除してしまいました処、「2月4日さん」のコメントは公開されないことに‥‥
 さきほど、ようやく理由が判明。
 パソコンメールを削除してなかっのとコメント一覧にはありましたので、再アップさせて戴きました。但し、処理上、名前は「やんばちゃん」名になってますこと、「2月4日」さんを始め、どうぞご了承ください。
 本来ならば、返信コメントにて、全文を転載させていただくことのご了承を得るべきなのですが、ご了承ねがえませんでしょうか?
続いて、転載をとも考えますが、1日、置かせて戴いてからに致します。
  ※、コメントに付記をして入れ直しをしようとしますと、「禁止用語」とかのことにて、入りませんので申し訳ありません。 




【不思議な経緯】
実は、本欄の2/4付の「②渋川市さん、学校敷地をコンクリート被覆で本当にいいのですか?」が、どういうわけか、15日夕刻に突然、消えてしまったのでした。
 そのちょっと前に、「2月4日」さんから、届いたとても有益タイムリミットなコメントが、メールにも入り、それを目端にとどめていたのでした。
で、それを転載させて戴こうとおもっていたのでした。
  しかも、最近、あなたの記事 「②渋川市さん、学校敷地をコンクリート被覆で本当にいいのですか?」 が総合記事ランキング41位になりました!」というのを目にもしていた。
 ひとたび、削除すれば、戻らないということはしっていた。でも、削除した覚えがないのに、管理画面からも消えていた。
 無くなってくるととてつもなく、もったいなくなってくる。
 
 その直前に、延び延びになっていた原稿を「明日の午前中まで送りますので」などと言ってのけたばかり。で、夕食をすませ、さぁ、これからという時になって、ちょっとと思ってクリックしたら、ないのだ。
 
途中なのですが、どうしても入らないの、一端、ここで中止にします。  


Posted by やんばちゃん at 23:35Comments(0)報告

2016年02月17日

21日、コースもミステリーコースにて

いよいよ、期日が迫って参りました。
 続く、第2弾として、2/21には小川さんたちのブログに盛りだくさんに登場する、渋川市周辺のスラグ投棄場所の実態見学のための見学会を行います。
講師は、渋川市内は元より県内各地をくまなく歩かれ、八ッ場でのスラグ投棄の事実を確認されクローズアップされた、知る人ぞ知る、かの人物。(当日までのミステリアスとして、お名前はあえて伏せさせて戴きます。当日をお楽しみに)。
 大変お忙しい方なのですが、依頼すると、即座に快諾して下されています。
 
 見学場所は一任してあります。
 こちらも、当日、お楽しみののミステリーコースとさせて戴きます。
 恐らく、その隆起のひどさでスラグ被害が、あまねく知れ渡ったスカイランドパークを始め、個人的には容易に行けない周辺各地の施設への使用箇所などをご案内して下されるものと思います。
 果たして、渋川市内78カ所の中から、どこを選んでくださるでしょうか?
(ご希望見学場所がありましたら、事前にどうぞ)

  有害スラグ第2弾 渋川市周辺スラグ見学会
  日時  2/21(日)10時半
  集合  JR渋川駅
 費用   資料代+車両費実費=(約千円)
  講師   快諾済み
※とてもお詳しい第一人者。お楽しみに
※ 昼休みをゆったりと取り、ミーティングをすることになりました。
        そこで、 昼食は飲食店に入ります。お好きなものをご注文してください。 
           もちろん、お弁当をご持参なさっても構いません。
 
  


Posted by やんばちゃん at 23:01Comments(0)八ッ場だより

2016年02月15日

あら雄々しきかな傷ましきかな かの常盤樹の落ちず枯れざる

訂正 2015/2/4 「②渋川市さん、学校敷地をコンクリート被覆で本当にいいのですか?」中、伊香保保育所は「撤去」ではなく、なんと「アスファルト舗装」なのでした  
中頃に、『➀番の、驚くべき数値の「伊香保保育所」はすでに、「撤去」されています』と記してしまいましたが、本日2/15の段階で、渋川市の電話での問い合わせ中、「撤去」ではなく「アスファルト舗装」だったことが判明しました。
  あまりに数値が高いので、すっかり「全面撤去」が当然として、疑いも持ちませんでした。
 2/4付の拙稿ブログの冒頭に、誤認を記すとともに、本日の項にも記し、つつしんでお詫び致します。



 昨日の氷漬け資料箱の設置場所を左折すると、Tの字型の道の右手方向は、かつてり旅館街に通じていた町道でした。もう閉鎖されて久しい小道です。そのTの字を道なりの左手方向に進むと、上湯原の集落を抜け、吾妻川にかかる栄橋を経て、旧国道に出られました。もちろん、こちらも一昨年11月以来、全面閉鎖です。

 実は、その手前の急坂を降りようとしましたら凍てた雪道にひるんで断念。さらに樹木が倒れて被ってるが通り過ぎる際に目に入りました。
 ですので、除雪されているかどうか不安で、左折してから走れるかなと心配でした。幸い、除雪されてました。一軒残っているお宅が個人でここまでの雪かきは至難の業だしと思われました。けれど木立の影から、遠く前方に、ユンボの黄色と何やら作業員らしき男性の姿がチラホラと見えました。ああ、その為に雪かきがされてと思いました。(後に、この道路の除雪は約束されている由を知る)
 それにしても、何回どころか、何百回、このアベック地蔵と呼ばれる双身体神が道端の杉木立に柔らかく鎮座していた、この道を通ったことでだったでしょうか? 
 でも、あと、何回、何カ月通ることができるか、閉鎖、整地の刻がヒタヒタと迫ってます。
 
 そして、突き進んで坂道を下り、アベック地蔵が写されたお堂に左折する丁字路近くで、ガクゼン。あッ~と。ついにここもと。
 写真の光景があったのでした。
 ここには、あるかつてのダム反対運動に連なった方のお宅がありました。お邪魔してお話しを伺いました。初めての時、(後に想定すると)病身を押して玄関のたたきまで出てくださいました。次に伺うと入院なされたと奥さんはおっしゃられました。勘十郎さんという古風なお名前だったかと想われます。そして、亡くなられ、程なく移転。
 三方を大きな樹木に囲まれたお宅でした。とりわけ西側道沿いに、並木のようにそそり立っていた、これらの樹木が見事でした。
 
 道隣りがもかつて、「団結小屋」が設置された場所で、そのことを伺いにお邪魔したのでした。団結小屋華やかなりしころ、旧社会党群馬県連で活躍した、当時の若手りーダー方が、前橋でご健在です。確か、この筋からの紹介だったのではと思い出されます。後年、このご長老を団結小屋跡地にご案内した時には、すでにこのお宅は移転後で、上湯原地区では3軒だけになってしまってました。
 その奥のお宅にお邪魔するたびに、この樹木たちの雄々しさには胸打たれました。
 

 樹が切られることには、痛さが走ります。
 一昨年秋、わが家に子供の頃からあった、ついに実をつけなかったイチョウの雄木、見事な枝ぶりのヒマラヤ杉の古木、天然のキクラゲの生える樹木、ポプラ等木を弟が私の反対を押し切って、伐採してしまいました。仕方のないこととはいえ、私は不本意で、12名もの職人たちが勢いよく、機械にのり、上部から容赦なく伐採の、その仕事ぶりにさえ腹が立ちました。
 その朝、ほぼ哭きながら、樹木の廻りを清酒で浄めました。
 声を発しない樹木たちも、自分の最後の時を知って、まなかいに残るよう懸命に最高の姿をみせるものなのだと、いつもいつも感じます。
 想えば、この年の春先、イチョウは周辺一帯が白むほどの夥しい真っ白な花粉のようなものをまき散らし不可思議に感じられ、もしかしたら秋には実がなるのかとさえ思わせました。
 ヒマラヤ杉が伐採された時には、大きな特有の末ぽっくりが、横に張った見事な枝にしがみつくようにして、ドサリと地上に投げ出された時には、哀れでならず、こみあげるものがありました。


 八ッ場で見聞してきた、数々の樹木たちの譜。
 この杉の巨木にも、思いが走りました。
 このままだと、もう、今、カメラに収めておかないと周辺の移転家屋のガラーんとした屋敷周りを慌てて撮りました。
 途中の道で木の間ごしにみえた、作業の方たちは吾妻川沿いの木を切っているらしく、末尾の写真のように伐採した木が、雪原上につみあげられてました。
 めざすお宅の主人はお留守でしたが、ルス番のご親戚の方らしき方に、思わず「もうじき、ここも整地なんですか」と問うと、伐採は近々、再開される埋蔵文化財発掘作業の為と判明し、少し、ほっとした思いでした。
 
 明日までの手づかずの草稿に追われているのに、書き出したら一気にここまで記してしまいました。樹木たちには尽きせぬ思いがあるヒトなのです。
 記しながら、藤村の詩を思い出しました。中学生の私は好みの詩などをノートに写し、そらんじてました。願わくば、希望の進路とは、そのような詩句や古典に囲まれた道に進みたかったものでしたが……
 どこでこの隘路にふみこんで、国交省サマや行政筋に向かって、時に荒い言葉を吐き、対峙しなければならない人間になってしまったものでしょうか?

 確か「詩集・落梅集」所収の、「常盤樹」という題だったでしょうか? 
表題はその長い長い詩の、冒頭の詩句です。……と記憶しています。この後のフレーズも未だまだ口をついてでるのですが……、調べる時間なし。
 



   


Posted by やんばちゃん at 20:50Comments(1)八ッ場だより

2016年02月14日

観てください。雪とスラグ混合道路を。説明資料は氷漬けにて読めず

去る4日の日の、八ッ場現地の状況を写真をもとにご紹介します。
まず、川原湯温泉駅から線路沿いの道路の現況を。

一、上層路盤に有害スラグ使用の違反行為をカムフラージュする敷砂利の現況




 線路の山側の砂利道には、有害スラグがむき出しになってます。
 専門家によれば、道路の上層路盤に使うのは、明らかな違反だそうなのです。
 そのことを指摘したのは、2014年9月14日に実施した、私たちの現地見学会でした。実は道路脇の民家との境界の側溝に有害スラグが散乱していたのでした。民家の敷地には未使用で安全なのでしたが、側溝工事の際に土を掘り起こしたときに入ってしまったのでした。で、周辺に目をこらせば、道路にもあるわ、あるわで、私達一行はここで、初めて見る現物スラグの判別に上達したものでした。
 そして、最初はお年寄りなので何か勘違いなされていたらしく、「家は大丈夫なんだから」と気色ばんでいたこの家の女主さんは、後にその怖さがわかられたらしく、次回にお目にかかった折には、笑顔で敷地内にはいった有害スラグは「この間、撤去してもらった」と話していられました。
 
 そのことを然るべき方から、指摘されたためかどうか、なんとその上に砂利を敷きなおしてしまったことが判明しました。
 明らかにカムフラージュとして思えない措置です。
 市民オンブズマンの2016年1月11日付け 記事「大同有害スラグ問題を斬る!・・・新春特別企画「八ッ場ダム周辺調査」(第3弾)」をご参照ください。
 http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1854.html#readmore
 ところで、ごらんください。この4日の日、生じた水たまりと雪解けの道路のグチャグチャ状態を。
 そして、憂えてならないのは有害スラグは水と反応すると膨張するということ。
 加えて、その毒性は拭いようがないという現実問題です。


、これじゃ、読めない。凍って一塊の配布資料
 ここを下流方向に少し進むと、 「H27川原湯代替地」の工事状況を記した看板がありました。
 


 その脇にファイルに入った説明書の入った箱が設置されていて、次の文言がありました。
  現場説明資料が入っています。
     御自由にお持ち帰りになってください

 


 で、車を降りて、一枚もらおうとしましたら、束になったまま凍っているのです。
 写真を撮るために、資料の束を箱に立てかけたのは私です。箱の中に横たわっていてファイルごと分厚く凍ってました。箱の中には水がたまっていて、氷状に凍ててました。
 設置したのは、各工事場所の写真などから推しはかって、国交省だとおもいますが、こういう措置が義務づけられているのか、否かは知りません。もしかしたら、見上げたサービス精神なのかも知れません。
 でも、こんな寒冷地で雨や雪の後、横開きのファイルに挟んだだけの紙類がどういうことになるのか、自明の理でしょうに? 
 何と、不親切なお役人仕事なのでしょうか? ただ設置し、おきさえすればそれでよし。どうせ、こんな場所まで来て、みるものなどいないだろう、あとはどうなっても良いというのが感じられてなりませんでした。
 読んで見たかっただけに残念でした。
  


Posted by やんばちゃん at 18:33Comments(0)八ッ場だより

2016年02月13日

地すべりと有害スラグ、怖い新川原湯温泉駅とあるJR・OBの危機感



 4日午後の新川原湯温泉駅です。
 下り方向のガラガラ空きの電車がきました。
 私はまだ、一度も電車に乗ってません。乗る機会がないことに加え、地滑り地帯を走る電車に恐怖心があるからです。

 当会の地すべり学習会に参加され、その怖さを知悉された、あるJRのOBさんは、「後輩の命が危ない」と危機感にかられ、数十枚のCDをダビングされ、元同僚やJR関係者に配布してくだされました。即座に行動に移される、正義感に充ちたご性格でした。余りの性急さ、思いついたらすぐに連絡なされることや直ちに行動なされるので、同僚や運動体からは、距離をおかれる空気も感じられましたが、私には有難い方でした。有機野菜の農業に取り組まれ役職も幾つか熟されていられるようでしたが、朝に晩にでかかってくる電話での約束ごと、約束時間は違えない方でした。
 結局、国交省と同じくJRも同じ体質らしく、またこの方と同じようには、組合は危機感もヤル気もなかったらしく、進展はしませんでした。
 
 ところが、昨年夏、新聞の訃報欄にお名前が。全く同じ字面、しかもお住まいの場所も存じあげている住所。
 半信半疑で、葬儀会場へ。
 間違いなく遺影のお顔は、その方でした。
 胸打つ弔辞にて、他人のために動かれることに労をいとわれなかったご性格が浮き彫りにされました。
 参列後、顔見知りの方に問うと、なんと酔っ払い運転の犠牲になられ、即死状態だったとのこと。
 
 その一か月ほどくらい前だったでしょうか?
  「有害スラグのこと、国会議員の処へ、持っていったらどうですか」との電話を頂戴。
 「私ね。今、手いっぱいでどうにもならないの。〇〇さん、あのバイタリティで動いてみてくださいませんか? 自由に動いてみてくださいな。資料は必要ならととのえますから」と乞うと、いつもの歯切れの良さで快諾。それがお話しの最後となりました。
 一年たらずの短いお付き合いでしたが、ご自分が疑問をいだいたことには、猪突猛進なされたご生涯でした。

 よりによって、有数の地すべり地帯とされている金鶏山麓のすそ野に建てられ、地質学者の説明では、手の平の窪みのような位置で、水がたまりやすく地滑りしやすい土地とのことなのだ。
 この川原湯温泉駅にたつと、この講演会に見えて驚かれれ、直ちにめざましい動きをなされ、太く短く、突進されたあのお顔と行動力がしのばれてくるのです。

 そして今は加えて、線路の擁壁には有害スラグがドッサリとのこと。
 この日、雪に覆われた駅前ロータリーの施工はかの佐藤建設工業株式会社。丁度、その整地の頃、昨年の6月位だったでしょうか? 
 整備前のロータリーで整備前の準備中のような気配にみえた、何となく浮かぬ顔をした、監督さんらしき方に、勝手に何やかやと話しかけ、会社名を伺うと、遠慮がちに「佐藤建設工業」と言われたのが今もいぶかしく思い出されます。
 「ああ、渋川の会社ですよね。佐藤さんてあちこちいっぱいなさってますよね」に重ねて、 「いつ頃、完成するんですか」とも問うと、「10月までだけれど、間に合わないそうもない」とさらにうかぬ声音がかえってきたものでした。
 10/1が1号橋と駅舎のオープンだったのでした。
 その時はまだうかつにも、有害スラグをまき散らし、逆有償取引で大儲けの悪徳企業とは明確には知らずにいたのでした。但し、かの職員さんは、すでにスラグ問題のことはわかっていたものと思います。 
 渋川市内のスカイランドパークのおびただしい有害スラグが渋川市の6月議会にとりあげられたのでしたから。
 
 そして、程なくの8月始めの毎日新聞の大スクープ。
 ですので、駅前ロータリーの造成には、さすがに有害スラグは使わなかったことでしょう。
 でも、駅舎の前の線路際の擁壁上のある場所には、夏草が一つも生えない区域があり、昨夏の早い時期に「おかしい」と地域住民の方が指摘されてました。でも、確たる証拠がないものですから、その時、写真にはおさめましたが文字にするのは初めてです。
 
  
 
 
   


Posted by やんばちゃん at 23:58Comments(0)八ッ場だより

2016年02月12日

裏面チラシ

 昨日配布の裏面チラシアップの文字が判読しにくいと思いますので、下記に。
 新聞記事は縮小ではないのを転載します。
配布に先立つ時間を逆算しての作成でしたので、意を尽くしきれないもどかしさに充ちた記述でした。

完全処理をしないと、毒は消えません
渋川市内には、78カ所もの大同特殊鋼有害スラグ使用の公共施設があります。
渋川市と大同特殊鋼との基本協定は、1/12になされました。
フッ素と六価クロムが、基準値以下とされる市内の「小中学校4校を、コンクリートで被覆方針」は決定。年度内に完成させるようです。
……しかし、ことは、教育の場です。細胞の若い子供は、より大きな影響を受けてしまいます。
下記の報道記事をご覧ください。
このような現象が各地で起こっているのです。
その場対策の応急措置は、何年後かに報道のような現象が、生じるものです。地下に眠る毒素は、仮に微量、かつ基準値以下といえども、後生のために完全撤去しておくべきではないでしょうか? 
汚染土壌は「土壌汚染対策法」により、汚染者負担の原則によって処理することになっているのです。
今なら、大同特殊鋼並びに施工会社の企業責任として、全費用を企業側に負担させることができるのですから、県内各地の汚染物の完全処理を求めるべきではないでしょうか?


2016年2月1日 朝日デジタル版にも同一記事あり
http://www.asahi.com/articles/CMTW1602011300004.html
 こちらをクリックしてみてください。記事と同じ写真が掲載されています。

 ※困惑したのが、入れようとしたこの新聞記事の日付が不明。
 実は、送ってくれた方に2日前に連絡し、その方に送信してくれたというある知識人の方に問い合わせて欲しい旨をメールしてあったのでしたが…… 
 ネット検索で今月になってからの朝日新聞らしいとは判ljりました。内容からしても、朝日デジタル版の記述内容と写真は一致するので、ほぼ、間違いないとは思いますが……、
 日付と新聞名は明記しませんでした。
 ともかく、幸か不幸か読めないためにツンドクになって保管してある朝日新聞を繰ってみたがないのでした。この報道はわが地域に配信の「13版」にはなく、察するに首都圏版、都内版らしいのです。
 他に幾つか、類似記事はあるのですが、これが一番、まとまつているのです。(なお朝日デジタルには地図がないのですが、朝日の別掲記事は地図のみで写真がないので二つの記事の複合版かと想われます。  


Posted by やんばちゃん at 00:55Comments(0)八ッ場だより

2016年02月11日

急ごしらえで裏面作成、「2・11」会場でチラシ配布

 本日は2月11日は、恒例の「2・11市民の集いー平和・人権・共生の社会を!」。
 今年は趣向を変えて、シンガーソングライターの沢知恵さんのコンサート。
趣向を変えたためか、教育会館5階ホールが例に非ずの満席の超満員で熱気に溢れました。
資料も足りなくなり、実行委関係者からかき集め、それでも足りないらしくて、急きょ、必要事項だけでも、コピーに追われてました。もちろん、私も供出してしまい、なし。
 久しぶりに、あるべき運動の筋論をいろいろとご指導くだされたご長老たちにもお目にかかれて、社民党関係者の一人としても、とてもうれしかったです。
 急な申出にも関わらず、快く、撒かせてくだされた実行委の皆さんに感謝!!



 この催しで、チラシを任せていただこうとひらめいたのは、なんと昨晩。
 本来ならば、当日の資料折込に入れて戴くには、数週間前から実行委に依頼し、許可を得るものではあるのですが…… で、直ちにいつも、]ムリなお願いごとやご示唆を戴く、一連の平和運動関係の見事な活動家、Kさん宅に電話して、第一段階のお断りを。
 およそ、30年余前、運動の有り方など、何も知らない私に、市民活動のイロハを教えてくだされた方で、本当にご立派な活動を黙々となされてきているのに、少しも偉ぶられない穏やかなご性格の稀有なキャラクター。密かに❝社民党の良心❞と目して私淑させて戴いてますが、何年たっても、足元にも及ばない情けなさなのです。
 でも、考えたらチラシが足りない。
 増スズリをしに行かなければならない。(幸い、NPOセンターは祝日でも空いていて、なんとかなる)。
 そして、今朝、どうせ、印刷するのなら、裏面に何か加えたいと思い立つ。いつもは表裏面にびっしり記すのだけれど、今回はなぜか空白なのだった。あるお宅に9時半に行く約束をしてしまってある。時間的にきつい。
 こういう時は凝ったレイアウトはせず、何か記事を加えれば助かる。ソウだ、あの新聞報道だととびついたのでしたが、掲載日時のないのには往生。
 ともかく今朝、急いで作成。NPOセンターで簡易印刷して、会場へとのいつもながらの時間の綱渡りでした。
  


Posted by やんばちゃん at 23:52Comments(0)八ッ場だより

2016年02月10日

学習会の報告にかえて、メール文転載

 以下は、去る7日の学習会に参加した女性が、フッ素や六価クロムの権威である、ある化学ジャーリストりの方にあてたメール文です。
 当会にも送っさてくださいましたので、当欄への転載をお断りして、掲載いたします。
 現在、この識者の方からの資料の転載と、お名前公表の許可を戴けないかとの打診を、女性からお願いしてもらっています。
 
 学習会のまとめとして、以下に転載させて戴きます。

////////////////////////////////
 前略。
 現在群馬県では、大同特殊鋼の渋川工場からだされた、高炉スラグが建設資材として有償売却され、国営八ッ場ダム工事、渋川市の公共事業、道路事業に広く使用されていることがわかり、その結果、六価クロム、フッ素など有害物質が路盤材にしようされ、一部は、砂利として露出していることがわかり、市環境課が大同特殊鋼を告発しているとのことです。注 、市環境課➡群馬県
  詳しくは、市民オンブズマン群馬のHP 
 http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1884.htmlを参照願います。
 しかし、渋川市における対策は、公共事業として、小中学校に敷かれたものは撤去されず、上からアスファルトを敷くにとどまるそうです。(渋川中、古巻小、赤城北中、橘北小、赤城健康公園、赤城キャンプ場、三美が丘自然公園等)
 ※黄文字部分は、加筆。
 
 調査結果は渋川市のHPで公開されています。
http://www.city.shibukawa.lg.jp/kurashi/gomi/suragusaiseki/index.html
http://www.city.shibukawa.lg.jp/kurashi/gomi/suragusaiseki/p001604.html
File:///C:/Users/user/Desktop/t_suragu.pdf

オンブズマン群馬によると
 「大同特殊鋼渋川工場が、このようなことは以前はアスファルト骨材ととして投入していた有害スラグだが、そのアスファルト会社が廃業し、困った末、佐藤建設工業に委託し、路盤材として、使用する方策を練った。
 平成22年それを群馬県の県土木事務所長倉沢さんの倉沢通達で「鉄鋼スラグをリサイクルの観点から使用すべし」という通達を出し、安全性も確認しないまま、全県に使用させた」ということです。
 その後、そのスラグが水を含むと膨張する、強アルカリ性を呈す、フッ素が環境基準の何万倍、六価クロム、鉛、セレン、ホウ素なども基準値を超過し含有していることが国交省八ッ場ダム代替え地の盛り土部などでも発覚し、問題が大きくなったようです。
 さらに問題なのは、産業廃棄物として処理すべきものが、逆有償、再生路盤材として、国や県、市に売っていたことです。
 鉄鋼スラグ協会に、ホタル石を使用しない方法での製造方法を推奨してほしいと、オンブズマン群馬で、要請したそうです。
 
 これらのことについて、〇〇先生のお考えをお聞きしたいと思い、メールさせていただきました。よろしくお願い申し上げます。
 
 群馬県では、なかなか、撤去に至らない状況がつづいているようです。危険性はいくばくのものか、住民の方もよくわかっていないのかもしれません。
 観光業に影響するので、あまり、騒ぎたくないという県民の考えもあるのかもしれませんが、乳幼児、小中学生、幼稚園の子供も触れる場所もあります。

  


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(2)紹介