2011年07月13日

「公舎への女性宿泊」報道、大沢知事記者会見

 昨日の夕方以来、驚かされた本日発売の『週刊新潮 7月21号』の大沢知事のスキャンダル問題について記します。問題は「公舎使用の公私混同ぶり」にあります。



   問題の知事公舎(≒元副知事公舎)です。
 
 木製の表札には〈大沢正明」ありました。
 ブロック塀の上に木製の塀がさらに設置され、報道では“目隠し”と記され、そのための県費のムダと記されています。
 『週刊新潮』グラビア写真には、大沢知事運転の車から、竹製の築地垣の際で背をかがめて降りる女性の姿が写されています。
 いかに身をこごめても、高層ビルから見下ろされたのではどうにもなりません。ちょっぴり、お気の毒にも思えなくもありません…… 
 右手の建物が問題の、(報道記事から推測して)密かに頭上から週刊誌に撮影させたり、女性が訪れる頻度など観察し続けた人物がいるらしいマンション。

 本日の掲載と記者会見を知って、昨晩、次のメール文に記しましたように、この手のことには不慣れに上。ましてや立ち入りにくい事柄でもあり、いささかためらう気持ちもあります。
 が、いかに恋愛は自由とはいえ、知事は公人。最大の問題点は、知事公舎は県民のもので公私混同も甚だしく、女性学につらなる者の一人として、曲がりなりにも「女性の人権」の立場からも看過することもできません。
 そこで、 昨夕、大沢知事の知事公舎での女性宿泊のスキャンダル問題の「おわび記者会見」を知って、急なことでしたが、下記のメール文をあるダム問題関連メールに入れました。
  ...................
 八ッ場ダムは、日々厳しい状況下にさらされております。
昨日も八ッ場へ行きまして、ある機関に立ち寄った際に、さりげない会話の中にも「ダム湖完成」が前提条件語として繰り出されてきまして、より危機感をもって帰った次第です。

 さて、そんな雰囲気の最中、(ダム問題への正攻法の攻撃方法ではないので、このメールを記すのも些かためらいもしますが)、群馬県内の目下の情報の一つとしてお知らせ致します。
 強行に八ッ場ダム建設推進をかかげ、7/3に2期目の当選を果たしたばかりの、大沢群馬県知事の知事公舎における女性問題スキャンダルが、明日発売の『週刊新潮』に報じられるそうです。
 
 直ちに、その「お詫び会見」が、明日あるようです。
 
 本日県内に衝撃を走らせたので……もしかしたら問題視され、?辞職もあるやと期待しましたが、アッサリと「おわび会見」と
なれば、これでピリオドになる模様のようです。
 いかにも、保守王国・群馬県らしい体質ですが……
 
 なお、大沢知事は選挙直前の6月定例会で、公約の「2期以上はやらない」について、角倉県議が再確認し認めたにもかかわらず、当選後は「状況によりわからない」と変化しだしています。
 さらに、一期目出馬時には、「退職金辞退」を口にしていましたのに、今回の当選後は「民間並みに」と反する言葉を発しています。
  
  【2011年7月9日(土)毎日新聞群馬版】  http://mainichi.jp/area/gunma/archive/news/2011/07/09/20110709ddlk10010116000c.html
大沢知事:「退職金、民間並みに」 再選後、異なる方針表明】
.................................
 

 一般紙での報道はないものと想っいこんでましたが、県庁での現職知事による「臨時記者会見」となれば、ことは別。
 そして、今朝の朝刊には、上毛新聞、毎日新聞群馬播の2紙に、比較的大きく報道されていました。 (昨晩、ある社の記者さんも、ことのついでに「ところでもちろん、もうご存知でしょうけれど、でも、週刊誌とは違うから新聞では書けない範囲の問題でしょ」とちょっと話した際には、「もう書きましたよ」とおっしゃってました。が、この社では割愛されたようで、なし)。
 
 それにしても、『週刊新潮』の見出しは、大きくてめだちましたねぇ。グラビアまであっても目立ちすぎです。
 しかも、かなり入念な取材。誰か、どこかからの“タレ流し情報”なのは、素人目にも読み取れます。
 写真は、本日記者会見が行われた、県庁5階の会見室入口です。
 群馬でのニュースとしてメールに続いて情報をお伝えしたあるベテランライターは、「マスコミは週刊誌の範囲まで来るだろうから、フリーでも、きっと入れますよ」とおっしゃってました。
 でも、心情的にこの手のことには深入りしたくはないとは想いまして、行く気はない旨をお伝えしました。
 が、今朝、「既得権の拡大」の意味で、県庁の広報部に電話。
 昨今はかなり緩和されたとは言え、こうなるまでには、真実の報道をするためにフリーのマスコミ人が権利拡大のためにがんばってきてくださった経緯があるからでした。
 これまで、マスコミでは「無難な記事しか書かないし書かせない。仮に書いても表には出ないよう抑えることも可能」との安心感のあった記者クラブの記者だけが、OKとなってきた長く悪しき慣習があったからでした。ために、八ッ場ダム問題で「フリーライターがマスコミだとよ」と嘲笑されたこともありましたが、あえておこがましさをこらえて、先人が押し広げてくださった権利の拡大のために出席させてもらってます。 
 広報室が午前中に言うのには、
  14時~ 5階の会見室
   県庁・記者クラブ所属のみ
 
 ただし、最終的には「もう一度、担当(≒今月の窓口となる当番)の社の方と相談してみます」というので、ダメでもともとと、ともかく出かけてみました。
 それにしてもと、秋田県での全国知事会の2日目の本日を急遽、キャンセルして戻ってきた群馬県知事に、「何らの任務もなかったのでしょうか」と問うてみましたが、こちらは「解りません」とのことでした。
 
 さて、駐車場がものすごく混雑していて(?記者会見のためかと想って、係の方に問うと、県庁前の群馬会館でイベントありとの由」。結局、ここで約20分近く費やしてしまって、会見室についた時には14時ジャスト。
 しかも、入室は不可と伝えられました。なんと、週刊誌関係者はいないとのこと。誰も訪れていなかったのでしょうか?

 扉の前にたつと大沢知事の声がドア越しに聞こえはしましたが、立ち去ってエレベーター前の廊下にいましたら、次第に集まってきた7~8名の女性陣。その初めてお目にかかった女性たちは、一様に「群馬の恥」といきまいてました。
 確かに、この種のことで全国的に知られてしまった上に、こんな公私混同の知事さんは、おそらく皆無に近いでしょう。
 週刊誌を手にされていた方もいましたが、前橋市内ではほぼ完売との由で、「大沢知事関係者が買い占めたのよ」ともおっしゃってましたが……

      “誤解をあたえてしまった”の段階か 
 終了後、出てこられ、たむろしていた私たちに話しかけてきた女性記者に会見内容を問うと、『週刊新潮』」に書かれていたことの域を出ず、「酒を飲んでしまったので泊めた。時分は先に寝てしまって、この間、特別の関係にはない。誤解を招いたことについてはお詫びする」とのこと。
 あっさりと認めてお詫び会見なのかと思いこんでましたが、となると、「これは長引くな」と、この手の問題には疎いのに、直感で想いました。
 というのは、かつて我が町の選挙違反の際、町民の立場で、釈明会見に滑り込んだ際、ウソであるということは、当時は今よりずっと世間知らずだった私の目にも明らかだったのに、どこまでも「妻が勝手に配った」との答弁に、怒りがわいて、公開質問状を持っていくなど突進してしまった体験があるからです。
 あっさり認めて全面謝罪した方が、スッキリするのではなかったでしょうか.?
 
 県民なら誰でも知っていますが、あれだけ「知事公舎は不要」と言って、前知事が入っていた知事公舎から、故・小寺前知事が「資料保存の整理に手間がかかる」を理由に手間どっていたのをおいたてるように明け渡しを求め、直ちに解体し、駐車場にしたのは大沢県政だったのでしたから。
 そして、自宅のある太田から、エコカー通勤を唱えながら、いつの間にか、改築費1400万円をかけたという、副知事公舎の主になってしまっていたのでしたから…… 副知事のための改修とはいえ、300万円とかの風呂場の改修もあったようである。たぶん、事実はその通りで、それはそうでしょうけれど…… どういう経緯があったか、県民には知るすべもあれませんが、 こういう改修費を諾々と出した県職員の職責も問いたい思いです。
 会見での弁明では、「太田からでは防災等の緊急時に間に合わかったので」とか。そういえば、就任早々の県西部をおそった台風9号の災害時に、知事が間に合わなかったことや、地洋線のミサイル発車問題の時には居場所不明」とかの話が流れてましたよね。……あの頃から知る人ぞ知る、公然の秘密だったのかもしれません。

 果たして、知事は女性の地位向上にどんな見識をもっているのでしょうか?
 ちなみに、機能的な女性センターのない県は、群馬県を含む2~3県だけとなっていた就任当時に遡りますと、折しも当時、老朽化した上に耐用年数を超えて危険となったという、(その昔、女性たちの寄付によって造られた)「旧・女性会館」建物の閉鎖にあたって、県内の女性団体は大いにフィーバーしたことがあったのでした。
 私たちはあくまで「新築の女性センター」を望んでましたが、大沢県政は「資金がない」と言って、代打案として女性団体の結束に割って入って、県議会の宿泊施設を改修した「議員会館」を代用建物とさせたのでした。この時の女性団体同士の確執は今に続くものが残っています。
 女性センターの新築は長年の女性たちの悲願に近かったのに、県民の半数を占める女性達には、かつて男性県議たち(かつては女性議員は皆無)の使った、県内遠方からの男性議員たちの宿泊施設。昨今は需要のなくなった使い古した建物があてがわれたのでした。事実上の女性センターとして名称変えして女性たちに開放された、旧議員会館の内部の凝った造りには、群馬県議会の威力をそこはかとなく見せつけられたものでした。
 今日、知事公舎の前にたって、あらためてあの一連の経緯を思い出されました。


 公私のけじめのつかないこんな基本的常識にかけた方に、どうして、「八ッ場ダムは必要」との旗をふれるのでしょうか?自民党筋の「仕事づくり→献金」のために、おびただしい国税が投入されてきたムダづかいの、一つ一つを検証してもらいたいものです。
 ある女性学関係団体の会員は「いずれ、女性の人権について、知事はどのようにご認識なのでしょうか?って聞いてみたいわね」と言ってましたっけ。



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Posted by やんばちゃん at 22:04│Comments(0)八ッ場だより
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