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2012年04月21日

22日、アースデ゛ーで八ッ場の品物売ります




明日22日はアースデ゛ーで、前橋市でも「3・11」関係の方の呼びかけで行われます。
本会も参加しします。
八ッ場の特産物を中心に販売します。
ために、本日は八ッ場へ仕入れに行ってこなければなりませんのて、早起きしました。次々と毎日追われ続けていて、一昨日から、ようやく「にわか露天商」としての品ぞろえに頭が向いた次第で、駆けずりまわっても準備が整いません。ために、この時期恒例の花類を花やさんから分けて戴く手配が遅れてしまって……

もちろん、メインは八ッ場ダムと原発反対のチラシの配布が先決です!!
お近くの皆さん、お出かけください。そして、テント一つ立てるにも手が足りません。お力を貸してください。

 場所:前橋市・麻屋デパート跡地 時間:10時~17時
     ※搬入 9時~
 販売物:豊田牛乳ヨーグルト
      花豆の甘納豆(北軽井沢の特級花豆を中之条の老舗で丁寧に加工。重層を用いた自然食品です)
      竹炭・木酢液(林の「はやし炭焼きの里」の製品です)
      原木生しいたけ(川原湯地区のものです)
      花ワサビ(横壁地区の天然に近いものです)
      地元の名代の手づくり味噌、地粉、そば粉
      その他、無農薬のフキ、サンショウなどなど



 さて、環境行政改革フォーラムの青山さんの同フォーラムのメールに転送された情報です。
/////////////////
青山貞一です。
 以下転送します。
◆首都圏の土壌汚染深刻 35地点でチェルノブイリと同レベル
http://tanakaryusaku.jp/2011/08/0002744




  
タグ :八ッ場ダム


Posted by やんばちゃん at 04:35Comments(0)八ッ場だより

2012年04月20日

中国・三峡ダムで地すべり 10万人強制たちのき

 只今、ダム関連メールに入ったニュースです。
 あれほど、危険性と環境問題が指摘されていたのに、強引に日本企業も加わって、造ったダムです。やはりと思います。
 原発とおなじく、一時の金儲けにすぎません。そして、そのツケは一般市民が被るしかけです。
 失われた自然も歴史も、人間の営みも、2度ともとのむ形にもどることはありません。

 八ッ場の大地は危険だらけです。
 5/11実施の当会にとっては一大イベントのチラシが、昨日、ようやくできあがりましたが、ここにも書き加えて、長野原町の皆さんにお伝えしたい思いです。  

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三峡ダム:地質災害が増加、新たに10万人が強制立ち退きか
  サーチナ 4月20日(金)8時48分配信

 2009年以来、三峡ダムは175メートルの試験貯水を3回に分けて行ってきた。ダム建設においては、貯水開始から高水位になるまでの3-5年間に、大規模な地滑りなどが発生するのは珍しくないが、地質災害が多発する三峡ダムでは10万人の住民が強制立ち退きに直面している。新浪網が報じた。

 国土資源部地質環境司巡視員で三峡ダム地区地質災害予防工事チームの主任である柳源氏によれば、三峡ダムでは毎年多くの地滑りが発生しているが、適切な監視と警報により、9年にわたって地質災害による死傷者は出ていない。しかし柳源氏は、今後の地質災害予防の状況は楽観視できないと警鐘を鳴らす。

 柳源氏は、175メートルの試験貯水後、発生した地質災害の70%以上が突発的なものであり、しかも発生回数はますます増えていると指摘、一部住民はただちに立ち退いて避難する必要があると述べた。

 また、現時点で人や家屋への被害はなくとも、地滑りは長江の航路にとっても重大な脅威となっている。

 柳源氏によれば、地滑りの恐れがある355カ所の地点で補強工事を実施しているほか、5386カ所の潜在的な危険個所で観測が強化されている。しかし、地質災害の多発によって、新たに立ち退きを迫られる住民の数は10万人前後の規模に達する見込みだ。(編集担当:及川源十郎)

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三峡ダム工事エリアで2000年前の古銭がまとまって出土
中国メディアから高速鉄道に対する批判、三峡ダムにも飛び火
.  最終更新:4月20日(金)8時48分
  


Posted by やんばちゃん at 10:35Comments(0)紹介

2012年04月20日

川原畑の新施設

≪写真がおかしいです。太い網目のようなのは実際にはありません。確か、こんなに建物の屋根に斜線模様もありませんので……。
初期のデジカメにはつきものといわれましたが、最近はお目にかからなかった現象です。度々、落としてしまうので、おかしくなってきたのかもしれません。すでにシャッターは開かず手動式。安物とはいえ、何個買わざるを得なくなる人なんでしょうか。
 でも、実際こんな屋根模様があったら、かのガウディ調で楽しいですね。≫




川原畑の現在の風景です。
中央の建物は、なんでしょうか?

建物の前から撮りました。



 これは川原畑地区の消防署と集会所です。生活再建事業で各地に消防施設・集会所が建設中です。



そして、その前に共同浴場「岩陰の湯」です。


  
タグ :八ッ場ダム


Posted by やんばちゃん at 07:18Comments(0)八ッ場だより

2012年04月15日

うきうき八ッ場往き アズマイチゲにあってきましょ

 



 今朝は上天気。
 ようやく、また入手できたやんば米を炊いてます。
 そこに、先般頂戴ものの八ッ場産しいたけを惜しみながら入れ、大きな鮭のカマを入れ、その他の具材を投げ入れて、ズボラものの炊きこみご飯。忙しい時には世話なし。
 あつあご飯に、茎ワサビの醤油づけをたっぷり載せて……
 炊きあがるいい匂いがしてきました。 この特有の匂いは至福のいっときをもたらしてくれます。
 
 さて、春の食材やいただきもののご報告は、今日でしばし打ち止めに。
 というのは、またもの八ッ場往きです。
 先日、今年初の榛名山縦断コースを走りました。まだ、道路際には雪がありましたが、今日はどうでしょうか?
 お弁当にもつめて、春の野でたらふく食べる、これまた至福の一時です。先日、「飯はくったか」と問われ、「まだ」と答えると「くってけや」と頂戴したGさんにも詰めていこうかともかんがえますが、このお宅の料理の腕は、何もかも数段上なので ……ためらいます。

 掲げました写真は、何だがお分かりになりますでしょうか?
 実は、床下にいれる炭の調達に走りまわっていた頃に、初めてご縁ができた東吾妻町の農家の方のものです。 
 しかし、度々の大雪でいけなくて、とりあえず、長野原の炭で間に合わせて、ようやく最後の床板をはる3月末になっていただきにあがったもの。約40㌔あります。
 このお宅の近くに、名のある桜の木がありました。今頃はどうでしょうか、時間があったらみたいものです。
 さあ、やんば米が炊きあがりました。
 テレビの画面にアズマイチゲの純白の白さが写っています。
 そうです。わが八ッ場のカタクリやアズマイチゲの咲き具合も探訪してこないと、忙し忙し。

 最後に今年の春の名残として、わが高崎城址のお濠の桜を。
 4/2の撮影です。




    


Posted by やんばちゃん at 07:49Comments(0)八ッ場だより

2012年04月14日

樹にも人間と同じ運命あり




 去る10日に「天狗杉」のある持ち山に案内してくだされた時のことです。
 登り口で駐車した際にBさんに、その前に訪れた林地区で拾った、写真の珍しい長い松ボックリをお見せすると、「見たことないね」といいつつ、足元の枝を拾い上げて「これはカラ松のだよ」といわれました。枝ぶりがいいのでもらってきました。
 天狗松の周りにもいっぱい花材となる木の枯枝がおちていました。その一本の小ぶりなのも拾ってきました。

 そして、先般の補修工事で職人さんたちが、雑物を取り払った拙宅の玄関前に、先の枯れ枝とともに置いてみました。ここにはもう20年来、かつてわが家にあった大木の根株を掘り起こしたのが、格好のオブジェ風でしたので置いてありました。木のウロの処にはとうげの釜めしの容器がすっぽり収まったので、花活けとして四季折々の草花が活けられまました。朽ちないうちに塗料でも塗らないとおもっているうちになんと長い歳月がすぎてしまってました。

 手前の植木鉢のは、昨年秋に小苗を植えた、わが家のワサビです。芽吹くにはめぶきましたけれど、Cさん宅のに比べて育ちがわるいです。何となく、同じ三つ子の姉妹ながら貰われていった者との運命の差があるように、植物にも「人間の運命」と同じ原理があるような面持ちです。でも、芽吹いてくれただけでも感動もの。
 
 次に思い付いて、1/16に貰ってきて以来、水につけたままの槇の木をあしらいました。これは解体が始まって中盤戦だった、川原湯温泉柏屋さんに植わっていたものです。客室部分の4階建ての前の方に大きな槙の大木が倒れていました。【本欄の1/20付の1回目の「柏さん解体中」の倒れている木が槙の木です】
「これも切っちゃたんですか?」と作業していらした方に問いますと、「違うよ、倒れちゃったんだよ」とのことでした。
 
 サラ地にしなければならないのですから、早晩、伐られる運命にはありましたけれど…… そして、たぶん、補償済みなのでしょうから…… とも想いましたが、つややかな緑が何とも哀れで、「枝、少し戴いていいですか」とお願いすると、「少しって言わねえで、全部もって行ってくんない。アハハ」と言われました。
 で、2枝ばかり戴いてきました。
 しかし、水につけ、時折り水を代えてあげただけくらいで、その後は改装準備のあわただしさに追われて、活ける心のゆとりも時間もありませんでした。未だにわが家の大甕には、お正月明けに投げ込んだ南天が入っている始末です。なんと4カ月近くもほうっておいたのですから、罪ですね。
 
 


それにしても、まだつややかな緑の葉を保ってくれています。 しかも、ちゃんと小さな松ボックリ状の実までついています。よくわかるように、しつこいようですが、家の中に入れたのも添えて見ます。
 ……あの柏屋さんの敷地に倒れたままだった大木の運命はどうなったでしょうか?
 おそらく葉は枯れ果て、幹は刻まれて処分されてしまったことと思います。
 ここにも人間運命と同じものを感じます。  


Posted by やんばちゃん at 12:11Comments(0)八ッ場だより

2012年04月12日

セリです、フキです、ワサビです。そして、原木しいたけも。




 やんば館前の久森水田のCさんの田んぼのセリです。
 ご覧ください。この色彩の妙を。この季節の心躍る一瞬です。根もとの部分が柔らかな土にうずもれているのは、こんな黄色や赤味を帯びた葉がついている、極上の田ゼリとなって出現してくれるのです。
 毎年、採らせてもらってきましたが、今年は本当に遅れているようです。まだもうちょっと置いた方がよいかなと思えたことと、体調の悪いらしかったCさんのことが心配になったのとで、気もそぞろ。ほんの少しの初摘みでした。
 そして、これをこしらえて、おひたしにしてみたら、片手でしぼれるほどのわずかな分量です。食べずに大事な方に? あげるために冷蔵庫にいれてあります。
 まさに、「君がため春の野に出で若菜摘むわが衣もでに……」の心境です。



 お次はフキノトウ。育ち具合の差をご覧ください。
 最初のは横壁地区のです。
 今が最盛期のようで、Dさんが畑のをつんでくださいました。
 別皿のは林地区の陽だまりのもの。もう伸び過ぎの手遅れ状態で天ぷらはムリ。ですので、フキ味噌にしました。







 そして、葉ワサビ。
 最初は、野生のワサビの写真を。
 葉の色はこいのですが、背丈は低い。それでも、そろそろ花が開花するようです。
 「私家版フキノトウ自生地マップ」は何か所かあるのですが、八ッ場での「ワサビ自生地マップ」はまだ2カ所。しかし、ここは土地の方も知らないのですから、不思議です。
 この日も、「あんたの言うのは、〇〇の処の奥にいったところだんべや。あんなとこにあったかな」と聞かれました。だって、このせせらぎはお宅の集落の水が流れ落ちているんですよ」と伝えたくもなりましたけれど……

 次に、Eさん宅の山裾のフレームの中のワサビ。住宅地よりも寒冷地なので、ちょっと晩熟ですね。
 それでも囲まれてすっきりとスマートにのびている、乳母日傘のお嬢さんワサビとでも申しましょうか? 


 

 さらにおまけに。
 Cさんの体調不良によるお加減の件で、心配になってご相談させていただいたFさん宅に、もう一度、Cさん宅にもどってみると心配するほどのこともなく大丈夫だった旨のご報告に上がる際に、とっさに思い付いて温泉卵をつくってお持ちしましたら、その返礼として戴いた、生しいたけ。たぶん、まだ初もぎに近いとおもわれる、見事なコロコロしいたけです。
 ここのお宅のは価値ある原木栽培です。


 おまけをもう一つ、しいたけ撮影の台になっている木片ですが、先のワサビの小川への道筋の雑木林で伐採された木の株の周辺には、このような木片がいくつも転がっているのです。かなり乱暴な伐り方なのか、それとも慣れていなかったのか、根元がスパッと切れていないのです。
 で、半月型の薄い木片がころがっていたのです。このままおいてももう整理はしないでしょうし、朽ちてしまうだけなので、その一つの持てそうな小片を一つ、記念に戴いてきたのです。こうして撮影するのにいいでしょう。

     もう、全廃してほしい原発 ……こんなに旨そうな春のめぐみばかりなのに、中之条でフキノトウのセシウムが基準値を超えたと報道されたばかりのなので、新聞の一覧表ではさ程のことはないのですが、同じ吾妻郡の長野原町産ですので……
 安心してさしあげられずで困惑しています。
 最も、困惑していられるのは生産農家の皆さんでしょう。
 昨年の本欄での記述が的中してしまいました。

 予感的中といえば、原発反対運動の中で、市民層が指摘し憂えてきたことがことこどく的中。本当に責任をとってほしいものです。
 責任を取るということは、即、原発停止。その他、安全性の確立のなされていないことは止めることです
  
タグ :八ッ場ダム


Posted by やんばちゃん at 22:33Comments(0)八ッ場だより

2012年04月11日

ボーリングで゜枯れてしまったモミの大木

 昨日の続きです。
 天狗松の東側の眼下には、木立ちごしにJR線が見えます。
 



 
 天狗松に行く時に、私たちは東沢に設置された防災ダムの脇にあるBさん宅のワサビ田のフレームの上にある持ち山から尾根づたいに登りました。 
 半ば近くまで歩くと、東側に位置する右手下に付替えJR線の坑口が見えてきました。写真を撮ろうとしたら、「進むともっとよくみえるから」と言われて止めました。
 


そのほぼ反対側の左手の尾根下に、大きな朽ちた木が倒れていました。画面の左中ほどに折れた木。その先の木立の間に谷にむかってたおれている白いのがその残骸です。
 「モミの大木だったんだよ。ダメになっちゃたんだよ。それはみごとだったから、ハリが悪かったよ」と嘆かれて、「だってさ、ボーリングすれば、油をいれるんだものそうならいね」と。確か、ベントナイトというのをもちいるんですよね。何年か前に上湯原でのボーリングの際、地域の水源に、ベントナイトが混合して大騒ぎになったことがありました。

 添えた写真は、このモミの大木の折れた先端が、画面中央の立木に宙ズリになたまま朽ちている写真です。かなりの大きさで見事なモミの大木だったことがしのばれます。
 写真手前のコンクリート製の四角のものが、ポーリングの跡とのこと。帰途は、Bさんはそのまま直進して、通いなれたかつての屋敷跡に出られるとのことで、独りで車の処に戻るために、私はもと来た道をもどる際に、ポーリング用のコンクリートの蓋をあけて中をみました。

 このモミの大木も先祖伝来の思い入れのある木なので、国交省に「ボーリングのために枯れた」と問うたそうですが、「そうではなし」としか言わなかったそうです。
 同じくワサビ農家のCさんもわさび田の水が枯れたのは、工事によると何回も質問状をだしてましたが、結局、「水源は確定できない」と突っぱねられれ続けてきたと聞いてます。
 まして、長年ご病人を抱え、ついに夫に先立たれた女所帯のBさん宅では、悔し泣きでそのままになったようです。
 その他にも、暴力団らしき男性たちに、勝手に木を切られたり、寂しく悔しい想いをいっぱいしたそうで、移転後、今度はBさんが病気になって、4カ月間もの入院生活をおくったそうでした。今も、毎週、通院していられます。
  



 隣接する別の地主さんの山の中のモミの大木です。見事なモミですが、Bさん宅のはきっとこれよりも、ずっと雄々しい木だったことでしょう。
 ダムの被害には、目に見えない悔しいことがありますね。
 
   


Posted by やんばちゃん at 20:42Comments(0)八ッ場だより

2012年04月10日

天狗松よ、永遠なれ




横壁ある方、Bさんと致しましょう、そのBさん宅の持ち山にある、樹齢400年といわれている「天狗松」です。
 この天狗松が現在、かなり傷んできています。
 根もとの辺りか゜少し朽ち初めてしまいました。
 嫁に来て以来、そして、夫なき後も山周りをかかさずに守ってきたご当主のBさんですが、とても心配しています。
 Bさんはその根もとの朽ちた辺りをさすりながら、「なんとか、ならないかねぇ。教育委員会にでも行ってみるかねぇ」と嘆いていました。文化財にはまだ指定されていないようですが、昔から銘木として、近在になりひびいていて、『長野原町の昔ばなし』の中には紹介されてきたようです。いつぞやは県の職員が2名尋ねてきて、持ち主とは知らずにBさんに場所をきいた由。山の中だと伝えますと「あんな山の中じゃ、嫌だ」と言って、帰ってしまったそうでした。
  何とかまた雄々しく辺りをへいげいするような、天狗松の風格をもったまま、今後も何百年と生きてしいものです。
 皆さま、何かお考えはないでしょうか? こういうことにお詳しい方、いらっしゃいませんか?

 手前の灯篭は、それまでは木材でできたお宮だったのでそうですが、朽ちてしまったので取り壊したままにしておいたら、 夫が大病をしてしまったそうで、3年目にBさんと息子さんが建立したそうです。五色の石に写経をしたのをおさめてあるそうで、立派な1、5㍍ほどの石宮です。石屋の職人さんが5人がかりで山中をかつぎあげたそうでした。
 


 
 反対側からみたものです。
 この日も、強風にゆられたよしく、青々とした大きな枝がバッサリ落ちていました。

  
  


Posted by やんばちゃん at 22:52Comments(0)八ッ場だより

2012年04月09日

番外編「生命の価値の平等」を問う「伊藤晃平君裁判」

 皆さまも「生命の価値の平等」を問うものとして、画期的な判決「伊藤晃平君裁判」については、3/30以来度々、報道されたのでご存じのことと思います。
 以下は約3年間ともに走ってこられたという「徳山ダム建設中止を求める会」の事務局長、近藤ゆり子さんの4/4に発信した「伊藤晃平君裁判  裁判実務の壁を破る!」とのメールで、同会のブログにも「番外編」として掲載されたようです。

 これは、ダム問題の根源にも根ざしたものです。
 そこで、本欄でも「番外編」として掲げさせて戴きます。

 近藤さんは、昨日8日の八ッ場ダムに関してご相談ごとの約1時間に及ぶ長電話の最後に、この裁判のことにふれ「私でも泣きながら書いた」とおっしゃってました。
 実は迂闊にも、ニュースは家の中でさえもかけずりまわっていた間にも、目はしにとらえていましたけれど、超多忙の近藤さんが、この問題にもかかわってこられたとはしりませんでした。また、4日前後は、個人的に特に忙殺状態で、メール類も見出しのみでパス状態でしたので、伊藤晃平君の裁判は記憶の底にあったけれど、何のことか一瞬、わかりませんでした。

 ともかく、近藤さんは忙しい方なのです。
 7日朝にある八ッ場状況を心配されてメールを戴いてましたが、なんと都内での集会に参加されるようでしたので、夜に、東京でゆっくりしていかれるのかなと思って電話したら、今度は新幹線の中とのこと。とんぼ帰りなのでした。
 ちなみに、昨日の電話での理解度を心配されて活字化してくだされたらしい、今朝9日3時19分の長文メールには、
 ≪ずっと「八ッ場」が気になっていましたが、2月~3月、4月7日まで、課題が動きに動いて、私自身が「いっぱいいっぱい」でした。まさにカローシ寸前。ブログ更新もしていません。ちょっと挙げただけでも、① 脱原発、② ダム・河川、③ 秘密保全法 ④障害者の逸失利益裁判・・・4月7日の「反貧困キャラバン2012実行委。 ①は、仲間が実行した「風船飛ばし調査」が大ブレイクして、岐阜県知事、西濃11市町首長、揖斐郡4町首長・議会 が動きました》と、ダム問題だけではない方なのです。
 《お電話を頂いてもツッケンドンに対応せざるをえないような」状況でしたが、幸い昨日は少し余裕ができて、2週間もツンドク状態だった新聞を、ボチボチ見ていたところ》、タイミングよ その時に電話できたので、この方の限られた時間に食い込むことを気をもみながらも、久しぶりの盛り上がった話ができました。

 当方も数日前、ついにダウンしましたが、その比ではありません。
 本当に、持ち出しだけ、名誉欲ももたずに奮闘した挙句の過労死をしないでください。
 さすがに、平素の電話は「おいそがしいですか?」と尋ね、「はい」とか「少しなら」の度合いに応じて、即座に切るか要点のみ伺い、わかってもわからなくとも「ハイ」と切ってきました。

 
 珍しい先の冒頭文に続き、今朝のメールの主要部分は、本欄同様に枝葉末節の付帯事項の多い当方の電話に、内容が飲み込みきれていなかったことと察しての的確に、しかも単に用語解説ではなく、それが河川行政の中で、どのように位置を占め、河川ムラの空気からどのように今後作用していくかまで仔細に記してくださっています。
 2年前の中止宣言時にも、即座に今日の混迷を見通していられ、単純な当方に、冷やかに「あなたでも、そう想ってるの」と言われたのが思い出されます。
 
 
 なおダム問題でもエキスパートの理論派・近藤さんは、決して青白きインテリではありません。ちょっと見には何やら貫禄のある奥様風の感じなのです。ただし、精神にも体系にも贅肉はみじんにもない方です。
 ちなみに八ッ場のある方は「あの人は、きれる人だ。世の中を知っている」と。なお、ここまではいいのですが、「オンナにしておくのはもったいねぇ」との一言のオチ。これがわが八ッ場のキレモノの言葉なのですけれど……
 何しろ、大学と言えば東大というご家系に育ち、東大闘争時にはバリケードの中にいて、命ごいせずにアッサリと退学してきたというツワモノです。そして程なく総括的文章を、当時はまだ先鋭だった『週刊朝日』に求められて手記を記し、5万円の破格の稿料をもらったとか。

 ともかく、社会の意識の最前線を、最下部の目配りを持ちながら歩ける方です。
 その代わり、そのものいいの端的さに慣れないとコワイ方です。
 でも、今朝の長文メールも、端的な最終結論の一言のみの対応に対して、少なからず気にかけていてくださったお気持ちの表れと受け止めています。まさに、70年代の「心やさしき反逆者」の精神をずっと持たれている“真のインテリ”のお一人です。

 さて、思わず長くなりました。
 特に、最後の近藤さんの「裁判所に出した手紙」をお読みください。すべてに理詰めの近藤女史が、ご親族のことを語られたことはほとんどありません。一見クールさノ中に、本当は有り余りたぎり落ちるほどの情味にあふれた方なのだとあらためて感じさせてもらっています。

////////////////////////////
「生命の価値の平等」を問う裁判でした。
裁判所は、判例、裁判実務の壁を感じながらも、少しでも「平等」に近づけるために努力しました。
「生命の価値」の問題ですから、全領域に関係します。
憲法が保障する「人権」そのものです。

以下、「裁判実務の壁を破る画期的勝利和解」の、個人的レポートです。

徳山ダム建設中止を求める会事務局長ブログ
番外編:伊藤晃平君裁判、画期的勝利的和解
http://tokuyamad.exblog.jp/17384117/

リンク
伊藤晃平君裁判を支援する会 HP
http://smile.sa-suke.com/
公開の和解条項
http://www.tokuyamadam-chushi.net/itowakai.pdf
2012.4.1 近藤所感1
  http://www.tokuyamadam-chushi.net/coment1.pdf
2012.4.3 近藤所感2
http://www.tokuyamadam-chushi.net/coment2.pdf
 2012.2.19 結審直後に裁判所に出した手紙
http://www.tokuyamadam-chushi.net/tegami.pdf

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近藤 ゆり子  k-yuriko@octn.jp
徳山ダム建設中止を求める会事務局長ブログ
http://tokuyamad.exblog.jp/
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Posted by やんばちゃん at 06:14Comments(0)八ッ場だより

2012年04月08日

たんぼの金魚




 たんぼの一角で、飼われている金魚です。
 正しくはたんぼの水口というべ、狭い場所です。
 もちろん、飼い主さんはいらっしゃいます。
 この道筋はかなり頻繁に通ってきていたのでしたが、気がついたのは、昨年の田植え時でした。
 車でしかも、いつも右側の景色とその先にあるお宅に気がとられていて、左側のしかもやや高めの小さな田の中の様子には気がつきませんでした。昨年の田植時にゆったりと歩いてみて、気がついた次第です。その時も写真を撮りまくったものでしたが、一枚もご披露してなかったと思います。もちろん、これは今年のものです。
 大ぶりの金魚のお腹が大きくなっていました。でも、これは、出目金タイプのこの金魚の特徴かもしれません?
 ともかく、この地ののどかさに、心奪われる風景です。
 そういえば、まだここの耕主さんたちの秋の採り入れ風景の写真をお届けしてありませんでした。いつも、時間に追われて、まだ次回でと思っているうちに、年を越し、そして時間の余裕のある時はなぜか積み忘れ。その連続でした。
 
 そしてもう、そろそろ、八ッ場行きの時期、ウズウズ状態の昨今です。  
タグ :八ッ場ダム


Posted by やんばちゃん at 19:37Comments(0)八ッ場だより

2012年04月07日

フキノトウ採りも命がけ?




川原湯代替地近くの道路です。
右手の土手の中から、フキノトウが芽生えるのですが、この日はまだでし、固い固い頭の先の先だけ頭をもたげていました。
しかし、採ろうとするものなら大変。ご覧のような石が落ちてくるんです。なんらの対策もとられていないということは怖いものがありますね。

この土、どこかの造成地から運んできた? のかと思うほどもろいんです。それとなぜ、フキがこんな生え方するのかなと、斜面に直角に伸びて、まるで空にむかって、背伸びするように生えてくるんですから……

右手上方ですけれど、おわかりにならないものと思います。撮った当方もあれと想うくらいなのですから……
もう芽吹いていると思います。
行きたくてウズウズ。
  


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(0)八ッ場だより

2012年04月06日

八ッ場の春の食材で、生きてます




写真は、前回、記したあるワサビ栽培の達人女性が、いち早くフレームの中で育てたワサビです。
先月24日にイベントの時の物産の支払いや、頼んだまま取りに行けずにいて、日数を経てしまった炭を戴きに、寸暇を惜しんでの八ッ場往きの時に、戴いてきた3本です。
 帰宅後は職人さんへの対応、3月末までの住宅助成金の申請書、しかも減額のための申請書書き直し、さらに原稿の締め切り、今月いっぱいで切れる車検などなどで、忙殺も忙殺状態。ついに、体調不良で久々にダウン。
 で、クレソンもワサビもそのまま水につけたまま、数日間。
 戴いてきたた3本とも予想外に大きく、野生のは細くて食べようもないと思い込んでましたが、なる程売れる商品になると再認識しました。だから、八ッ場でワサビにお目にかかれても、茎だけを折りとってました。
 ようやく、やっつけ仕事的そそうな原稿の目鼻がつきだした30日になって、「せっかく戴いたのにダメにしちゃう」と慌てて、根と葉ワサビにわけたのでした。
 この写真におさめた後、実家に一本、姉に一本と仲良くわけました。そして、私は一番右の最も小ぶりのをとりました。

 それから、急いで茎を調理。
 ①後から刻んでも熱湯につけてからでもどちらでもいいんですが、食べやすい大きさに切ります。
 ②塩でもみます
 ③熱湯にくぐらせる程度でかまいません。
 ④容器に入れ、だし汁や醤油につけこみ、辛みをだすためにふり、一晩たてば食せます。
 刻んだワサビの茎を熱湯につける時間の加減と、容器にいれてから降れば降るほど辛みがますといわれています。

 忙しいから、アッサリと醤油だけにつけました。写真の小皿ので全量。これも3等分しておすそわけ。
 そして、一昼夜と言われていますが、1年ぶりの初物ですから待ち切れず、確かその晩にたべてしまったように記憶しています。食べた日にちをわすれるなんて、老化現象も救い難い。
 ともかく、熱いご飯に載せて食べるのは絶品の旨さ。

 でも、肝心のわさびはあいにく刺身類がなく、冷蔵庫に入れたままにて…… そして、確か1日に見えた方へ、何か八ッ場にちなろものと思ったけれど、温泉卵は日が経ってしまってさしあげられないけれど、たとえ一本でもワサビならばと……
 ビニールにいれただけだったので、たった2日間だったのに、いささか干からびてしまってました。…… やはり、水辺のものは水にいれて保管すへきでした。ただし、八ッ場では土で育った丘ワサビでしたけれど……

 
 同じく、クレソン。
 通常はツマ野菜てすけれど、田ゼリに対し川ゼリとも呼ぶクレソンを油炒めするとあの苦味がなくなるのをご存じでしょうか。栄養価や殺菌力はなくなるかもしれませんけれど……
 そして、子供の頃には鎌で刈り取った大量のそれを油揚げと炒め汁の実にし、当時出回り始めた乾めんにかけて食べるのは、春先のなつかしいご馳走の一つでした。河川の汚染がひどくもはや望めなくなっていたが、舌先にのぼる記憶の味です。
 でも久々に持てるだけ取った今回は、根つきのままご近所にもおすそわけしたあと、摘み取って何年ぶりかで食べてみました。うどんよりもソーメンの方がより美味と思って、これまた今年の初ソーメン。
 両手にこんもり程度の分量を油いためしたら、ご覧のような分量であっという間にたべつくしてしまいました。

   


Posted by やんばちゃん at 17:14Comments(0)八ッ場だより

2012年04月06日

八ッ場に、ワサビの名伯楽ありて



横壁のある女性の発案による、フレームの中のワサビです。



 この大きなワサビの発見者は、なんと私。
 遡る半年前の10/28付、本欄にて記した、ワサビの自生地の沢への入口の、その林の木々が伐採されてしまったことをお伝えしました。
 その時に、近日中にブルドーザーでかきまわされるものと思って、小さなワサビ苗を2~3株、避難させたのでした。
 帰途、代々ワサビ栽培をなされてきた女性宅で、そのうちの一本をおみせしたのでした。
 折しも山裾に広がるワサビのフレームに植え付けをされていて、しっかりした苗をまだ必要とされていました。「それはいい苗だね」と、魅入られたのでした。で、差し上げてきたのでした。
 
 そして、去る3/24、前回掲げたフキノトウやクレソンを、寒冷地横壁ではまだ出ておらず初物とのことに、これまた本場のかつては大量に出荷してこられたこのお宅に差し上げてきた次第なのでした。
  ひとしきりのおしゃべりにピリオドを打ち辞去しかけると、お礼にワサビを下さると庭先の畑にもあるフレームに案内してくださいました。
 不意に思いだし「ねぇ、アレどうなったろうねぇ」と聞いてみました。「それがね、とってもでっかくなってるよ、一番元気がいいんだよ」との想いもかけない答えが早春の寒さを突き破るように返ってきたものでした。
 フレームの中に入って、 「これが、あの小さかった……」とそれはそれは感動もの。
  ワサビは苗を植えかえて、約3年間で出荷できる大きさに成る由。この植えかえが決め手なのでしょうか?
 苗の写真は撮ってないけれど、10センチにもみたない弱々しい小苗でしたよ。

 それにしても、一目で苗の良しあしをみわけたこの先輩女性は、 思わず、「ワサビの名伯楽だ」と感じさせてもらいました。

   


Posted by やんばちゃん at 07:01Comments(0)八ッ場だより

2012年04月03日

春が始まり、踊る



 長野原町のある場所にある、クレソンの群落場所です。長い間、八ッ場にはクレソンはなしと思い込んできました。で、生態系の変化をおそれつつも、三年間ほど、吾妻川に注ぐ沢の河口付近に置かせてもらってみたのでしたが、厳寒期に凍みてしまうらしくダメでした。吾妻川は強酸性なので、植生はひろがらないと素人考えしました。
 あきらめかけていた昨年秋、何気なく土地のAさん(また、Aに戻ります)に伝えると「そんなん、俺ん家の沢にはあるがな」と教えてくださったのでした。いとも、端的に。
 で、早速、そのムラ外れの場所を探訪。白い花が咲き終わってました。以来、今年の芽吹きを待ちあぐねていたしだいです。崖と山と木立に囲まれた盆地のようなと谷間の湿地帯なので、生き延びられているのでしょうね。
 もちろん、たまり水ではなく、わき水は谷底へ向かってちゃんと流れています。ですから、安心して食せます。
 外来種で、またたく間に全国の川筋を席巻した植物ですけれど、ここのはおそらくこの村のどなたかが、移植したものでしょう。

 周囲のヨシの茂みの中に、早くも生えていたフキノトウ。
 ……たぶん、どうやら、長野原町での最初の芽生えではないでしようか。  
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Posted by やんばちゃん at 07:32Comments(0)八ッ場だより