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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2015年02月28日

「スラグ問題 調査は大詰め」「安全性問題なし」、果たして、そうか

スラグ問題を巡る、群馬県議会の一般質問を二つ。

一、一つ目は去る2/24、県議会一般質問初日の 自民党・星名健市県議の一般質問中の「鉄鋼スラグ問題について」。
 回答者は、青木環境森林部長。
 http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=162



 この スラグ問題について、翌25日の上毛新聞の第二社会面(22面)には、前日24日の一般質問の回答が載っています。
見出しは、「スラグ問題 調査は大詰め」
 
この「調査は大詰め」との言質と見出しは噴飯ものです。
 思わず、本欄表題の下書きに「果たして、そうか」を書き加えた次第です。

 


 写真の 撤去作業は、まだ始まったばかり。
 しかも、問題の大違反の道路に使われた大量の路盤材の行方は、どうなるというのでしょうか。
 よもや、これにて幕引きということではないでしょうね。


二、続いて、、県議会一般質問3日目の26日、共産党・酒井宏明県議の一般質問中の「大同特殊鋼(株)渋川工場のスラグ撤去と刑事告発について」。
 回答者は、環境森林部長。
http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=70

三、同じく酒井宏明県議の次の質問は、「八ッ場ダム対策について」で、地滑り問題についての質問でした。
 http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=speaker_result&speaker_id=70
 (1)国道145号に生じている亀裂等について  古橋・県土整備部長
  (2)地すべり対策について   古橋・県土整備部長

 以上酒井県議の質問に関して、上毛新聞の第二社会面(22面)の見出し。またも可とは思いながら、いささか怒りが湧く次第です。
  「道路下の変質原因 安全性に問題なし  八ッ場バイパス段差や亀裂」
 本文冒頭には、「道路下の変質が原因とみられると明らかにした」としながら、「現時点で安全性に問題はないとし、今後も定期的に点検するという」となるのです。
 おそらく、多くの読者は見出しの「安全性に問題なし」で、一安心してしまうことでしょう。
 皆様、よく酒井県議の質疑をおききください。

 本欄をアップしながら、折しものテレビ番組の韓国ドラマ中、 全くの事実無根のことにて囚われ死罪との展開に、驚く関係者に、「権力者とはそういうこと」との冷めたセリフがありました。今も昔もこの構図に変化はないのだなとかみしめます。しかし、現在は情報社会。いずれ、露呈することでしょう。
 こういう時に、公務員関係者への罪科の遡及ができればいいのですが、これもいずれ可能となる社会が到来することを、暗黒化する前に、早く祈りたい思いです。

   


Posted by やんばちゃん at 11:46Comments(2)八ッ場だより

2015年02月26日

有害スラグ撤去の保管場所は、旧やんば館駐車場

 以下の写真は、24日午後、撤去した有害スラグを詰めた黒い袋を運ぶ作業風景です。
 16日からの前作業を経て、去る20日から始められた有害スラグ撤去作業の、最初の現場の元柏屋旅館さんの元駐車場の、今は閉鎖された道路に保管しておいた有害スラグは恐らく30個はあり、この日運びきれないらしい有害スラグの袋は、奥の山際にシートをかぶせてありました。



 トラックは大型一台、普通のトラック2台。計三台にて運ばれてました。
 最大容量1500㌔と記された大型には3袋。小型1袋ずつでした。ユンボで釣り上げるくらいですから、約500㌔未満とはいえ、かなりの重量だと思われます。
この大型トラックは、中島建設のものではないので、(一時、色めいたものですが。※理由は割愛)、よくよく調べましたらリース会社のものでした。

先に荷ずみしていた二つの中型トラックは、中島建設さんの所有でした。

 

 廃棄場所ぱどこなのかが、関心ごと。
 当初、聴いたのは長野県とかでした。20日の日に問うと、「下の方に」と、木立の下の吾妻川沿い方向を差し示してくれたものでした。
 で、その場所を確認させて戴くために、運搬車両の後をつけさせて戴きました。なお、最終廃棄場所はやはり長野県のようです。その前の一時的な保管場所らしいでした。
 下の写真は、県道林岩下線に出て→不動大橋(2号橋)→「林・道の駅」信号を左折→次の信号を左折→「折の沢・立馬の滝」前を走り行く三台のトラックです。




 【並んで三台走る、運搬車】







 
ここまでくれば、上湯原橋の信号にでるしかなく、私には、ここで退散し左折するしかないのでした。
 問題は、この「林・勝沼の信号」での3分岐点で、どちらに行くかでした。
 すると、予想通り左折し、「旧やんば館」方向へ。

 その後の、独自調査にて、あっけなく判明。
 やはり、「旧やんば館」の駐車場に一時保管されてるようでした。しかし、置ききれますでしょうかね。

 文書に明記されている、全撤去容量は450立方㍍。専門家に伺うと、10㌧トラックで約90台分との由。  


Posted by やんばちゃん at 08:48Comments(0)八ッ場だより

2015年02月25日

有害スラグ撤去、2ヶ所目は旧王湯前

 昨日24日(火)の有害スラグ撤去作業の2番目の撤去現場写真です。
 場所は旧王湯の上方、かつての温泉卵が自分で作れた新源泉前です。付替え県道に抜ける、元々の道路だった場所沿いです。

 先にご紹介した最初の撤去場所、川原湯神社付近の、最初の撤去場所で、20日(の日に、「次はどこですか?」と問うと、「1日だけでは終わらない」とのことでした。で21日は土曜日だけれど、おこなうのかなとおもいました。従って、23日の月曜日に行きたかったのでしたが……
 でも、良かったです。まだ、測量段階の作業でしたので。




  


Posted by やんばちゃん at 23:22Comments(0)八ッ場だより

2015年02月23日

20日「有害スラグ」の撤去工事、公式に始まる






 2月吉日の日付の「有害物質を含む砕石の鉄橋工事のお知らせ」と題したA4サイズのあいさつ文と、「工事のお知らせ」の下に工事名や受注者名や日程、有害スラグ存在場所とを裏表に一緒に記したA3サイズの1枚の用紙が、関係地区一円に各戸、配布されました。
 工事は16日~3月末まで。
 しかし、20日現地に行き、現場の方に伺いましたところ、19日までは準備工事に要し、実際の撤去作業はこの日からとのことでした。

 写真は、吾妻峡トンネルと付替え鉄道の坑口のある下方、柏屋旅館さんのご自宅と旧王湯の建物との中間点。何度か変更した道路の最も右脇進入路沿いの脇です。
 すでに、有害スラグを下の写真ように入れた袋が20数個、ならんでました。





 
 実は、この配布物の存在を13日に知りましたが、週末は行事があり、ようやく16日の月曜日に現地に行き、見せてもらいました。
 その翌日から、裏表の2カ所に「連絡先」と大書されているので、「受注者名」の中島建設株式会社に連絡をとらせ戴き、
 ➀工事は、番号通りの日程で行うのかどうか
 ②とりあえず、週末まではどこで行うのか
 の2点について、教えてもらおうと思いました。
 というのは、10月中のいさみ足的本体工事着工の報道時の悲劇的なムダ足と、10月半ば、9/18、19に続いて2回目のスラグ調査のその初日に、国交省/いであ株式会社/中島建設株式会社の調査団に偶然、現地で遭遇。問うと、明日も行うというので、翌日、急きょ時間をやりくり算段して、1時間余もかけて出かけた処、またも会えずについに空ぶりに終わった苦い経験があるからでした。
 こういう時、八ッ場ダム工事事務所に問い合わせてもムダで、なんどもの問いにて現地での高い携帯電話料金がもったいなくなります。なお、1/22 正真正銘の鳴り物入りの本体工事着工現場でお会いした工事課長に問いましたら、連日ではなかったけれ、ど約1週間は要されたとのことでしたけれど……
 しかし、朝かけても夕方かけてもダメなので、始業前、(次にはさらに早い始業前)、就業中には数度、昼休み、午後の時間帯、終業後、自宅兼事務所かと思い、夜と、頻繁にかけてもいずれも不可。
 だったら、「連絡先などと、あえて書くな」といらだちがず増幅してきます。
 さらに、この間に「国土交通省の担当者及び連絡先」と記されている八ッ場ダム工事事務所の、名前の明記されている四名の方、工事課長/担当者、公務課長/担当者にも。
 毎度のことながら、いずれも午前も午後もルスの上、帰宅は18時過ぎに。17時15分に終業で、t外部からの電話は不可となる仕掛け。2日目、たまたま職員が打合せ中とのことに、時間を聴いて少し早目にかけたのに、「たった今、外出」とのあいなったのでした。
 
ーーところが、4日目の午前中、ともかく現地へと身支度の準備中のその矢先に、急転直下の展開に。ことの成り行きはまたの機会に。
 備忘録的にしるしておりますが、こんな経緯、お読むになる方も大変でしょうから……
  


Posted by やんばちゃん at 23:35Comments(0)八ッ場だより

2015年02月17日

トンネルl掘って、なぜ「骨材の運搬」を遠方から?





 昨日、ある急を要することで、よほど一日繰り延べようかと思いましたが、前々日に「行く」と言った以上は違えぬ方が良いと考え、迷いつつ「エイ、ヤ」という思いで思い切って、15時過ぎに八ッ場へむかって走りました。
 夕刻、5時10分過ぎ、大柏木トンネルの入口に工事用の車のライトがみえ、次々に仕事を終えた作業員の方が帰宅、というより清水建設などのJVでしようけれど、打越代替地の一等地に陣取った、大規模飯場へむかうのでしょうけれど……
 

 ここは、「骨材などの運搬路として使っています」と明瞭簡単に書いてありますように、仕事は文字通りトンネル出口の大柏木地区の山を切り崩して、本体工事の堤体などのコンクリート材料を運ぶ、トンネルです。
 東吾妻町の原石山は、しばらく打っちゃられたままで、もう五年くらいは前だったでしょうか、地元民の方が土砂滑りが心配だといおっしゃっていられたのは…… 
 
 

さて、疑問を表題に記したけれど、なぜ原石山を一山超えた遠い東吾妻町の大柏木に設定したんだろうね。それもわざわざ難工事のトンネル掘って。普通の製造工場では、なるべく動線を短くするために、各種材料はコンパクトにまとめて身近に置くっていうのが、効率性をあげる第一歩なのにね。
 何となく、見えてきませんか。ようするにゼネコン様への仕事供給の構図が……
 ……で、難しいことは書かずに、「骨材などの運搬路として使っています」なんて、いともヤサしくヤサしく書くんだよね、きっと。
  
 国交省さん、検討違いだったら、なぜ、原石山を遠くに置くのか、ご教示くださいな。
 それがなければ、真実だって、思い込んでしまいますけれど。

※ご参考までに、
八ッ場ダム本体建設工事の落札決定について

関東地方整備局 河川部
 平成26年1月8日に入札公告を行い、一般競争入札に付した八ッ場ダム本体建設工事については、8月4日に入札を締め切り、8月6日に開札を行い、本日(8月7日)落札決定しましたのでお知らせします。
 落札者及び入札価格は下記のとおりです。
 なお、所定の手続きを経て、落札者と工事請負契約を締結する予定です。
       記
 落札者:八ッ場ダム本体建設工事 清水・鉄建・IHI異工種建設工事共同企業体

 入札価格:34,250,000,000円(税抜き)
 ※入札に参加した業者名、入札価格、評価値等は、「入札調書(総合評価落札方式)」をご参照ください。(下記URL)
  http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/river/content/sankou01.pdf  


Posted by やんばちゃん at 15:07Comments(0)八ッ場だより

2015年02月15日

魔の山なり「八ッ場建設山」とその分水嶺

「八ッ場ダ建設」という、何とも不思議な山がある。
その分水嶺の片側、つまり陽の当たる面=公式的部分とでもしよう。かたや、反対側の斜面には、おびただしい不可思議があるが、それらはいつの間にか、「正論」にまつりあげていく手法。お見事としかいうしかない。

 一、明るい斜面
 強制収用にむけての既成事実づくりの第一歩、1/24開催の「土地収用法事業説明会の冒頭には、「八ッ場ダム建設の目的」が、写しだされました。その嘘ぶそしさにはいつも、いきりたつものがあります。


写真は判読しにくいと思われますので、右側の事業目的を、当日配布のパンフの見出しのみを、下記に転載。
 ①洪水調節
 ②洪水の正常な機能の維持
 ③都市用水の補給
    ③-1 水道用水
    ③-2 工業用水
 ④発電


 また、次の八ッ場ダム工事事務所のホームページのサイトもごらんください。
「八ッ場ダムの役割」
http://www.ktr.mlit.go.jp/yanba/yakuwari/yakuwari.htm


二、暗い斜面
 大きく分別すれば
 ➀地滑り問題ーー対策の全容は形に見えていないように思いませんか?
 ②大同特殊鋼有害スラグ問題--これだけの確信犯的な犯罪行為にも似たことを繰り返してきた、大同特殊鋼は殆ど表に出ないこと、ふしぎですね。そして、渋川市が自費で撤去作業を始めたことに疑義を唱えた市民が提訴すると、即座に「費用負担」を申し出る腹立たしさ。八ッ場ダム代替地で、着手しかけだたのはよいけれど、その費用は国が負担しているとの報に、私たちが質問書をだそうとした矢先の、またもの「大同特殊鋼による、撤去費用負担の申出。本来、最初から企業が率先してやるへきなのに、おかしな構図ではありませんか。
 しかも、「逆有償取引」で巨額の利潤をえている佐藤建設工業。本来ならば、指名停止があるべき姿なのに、「先行指示」にての発注など。
 ③強酸性水質・ヒ素
 などなど、

 さて、ここでやめましょう。あまり具体的に書くと、また、いつの間にか「カモフラージュ」されて、天気晴朗にして何事もなし的(※当方のもじり造語です)なことをやられてしまいますので……
 幾つ、やられてきたことか。
 仕方ない。裏側斜面は暗くてみえなくて、そこでどのようにつじつまあわせしたって、こちら側にはみえないのだから。しかし、時には想わぬ破綻が露呈することもあり。頭脳明晰なご集団なれども、ゆめゆめご安心なされぬよう。
  


Posted by やんばちゃん at 08:44Comments(2)八ッ場だより

2015年02月14日

早速、権力の権化と化した埼玉県知事にコメントあり

昨日の本欄に、早速、コメントがはいりました。
以下、転載します。
実は、返信にも記しましたように、2009~2011年12月末のダム建設続行にいたるまで、複数回の八ッ場入りの際の発言に、なんて酷い物言いをする知事なんだろうと感じたものでした。
民主党にも党籍があったなんて信じられない変質ぶりでした。
後半はあの毒舌にやや陰りの出始めた石原前都知事を、しのぐふてぶてしい物言いをしていられました。それが、根底に蓄積されていたから、すかさず応接してしまったのだと思います。
でも、心同じくする方からのコメントにほっとしました。


【コメント転載】
埼玉県知事
何を思い来ているのでしょう。埼玉もダムは無駄だと思っていないのでしょうか。地すべり地帯荒川上流滝沢ダムも、住民の犠牲の上出来ましたが、地すべりがひどく、堆砂も進んでいることでしょう。上流の自然が痛めつけられるのが、常識のようになり、ダムは無駄だという人は排除される。
しかし水が使われていないダムもある。
水資源のまやかしの算術で必要とされ、景観も地形も人々の暮らしも観光資源、世界遺産候補ともなり得る自然も破壊されてきました。
これらのダムで潤うのは、建設業界ばかり。
建設業のために、こんなに多くのものが犠牲になってよいものでしょうか。Posted by 何思う知事 at 2015年02月13日 21:29


※本欄のコメント欄にまた、ご意見が寄せられました。末尾のコメント欄をクリックしても併せてお読みください。
※2/15のアップなのですが、14日分として掲載。  


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(3)八ッ場だより

2015年02月13日

見え透いた居ルスを使わないでよ、国交省さん!!

【大栃沢から対岸の左岸本体工事現場を望む】




さて、ここの処、問題山積の八ッ場ダム現地です。
で、入り乱れる情報を整理させてもらうために、国にお伺いをたてるのは、当たり前のことではないでしょうか?
 
 ところがです。
 次に示すような、ミエ見えの応接なのです。

一、国土交通省関東地方整備局のAさん、肩書は「〇〇〇〇管理官」。スラグ問題の窓口の方らしく、戴いた回答文書にかいてありました。
  9/14のスラグ現地調査以来、暮れまでに4回の「申入れ書」を提出。最初の一介は文書にての要望通り、「調査中」とのFAXを頂戴。しかも期日内のその夜でしたので、お礼を申しあげた次第でした。2回目は時過ぎてすらのFAX。内容は同じ、3回目は複数回の催促の後、電話で同じ「前と同じ」とのこと。で、「お答えは電話では受けたくありません」と伝えた次第。
 暮れの最後は、確認の意味で、確か12月24日に電話した。ついに、「席をはずしている」とのことで終日、不可。年明け掲載の「週刊金曜日アンテナ欄」の草稿には、きちんとした返事はついにえられなかったけれど、「未だ調査中」と記した。そのまま年越し後の掲載が可能と
と思っていた。

  すると、暮れの26日、突然の記者発表。 
  有害スラグの含有と撤去する旨が公表されたけれど、今に至るまで、どこまでやるのかあいまい。 で、無確認の必要性に迫られて、
 前に聴いていた直通電話にかけた次第だ。対応は全て、女性職員さん。丁寧に問い合わせてくださる。そして、「ルス」を告げる際には、まごついたようにとてつけたような応答をなされる。彼女たちも大変だろうなと毎回、同情しているけれど……

  2/12(木)17時15分   前に聴いている直通電話で問う。「本日はもう帰った」※いつも遅くまで残っていられたのて安心していた
   では、週開け月曜日の日程はと問う。午前中はいるが、午後は出かける。
  2/13(金)10時      「席をはずしている」
                   どの位かかられるでしょう。「たった今まで席にいて、今、掛けた処だから30分位。 ……いや、一時間位になる                    かもしれません」
  2/13(金)11時03分   「まだ、打ち合わせ中です」  
                    あら、すぐに戻られるわけではなかったの?  同性の女性職員をいびっても仕方ないけれど、「じゃあ、たぶん。お昼まで打合せ中なんでしょうね」と。
  2/13(金)11時40分   かけても同じとは思ったけれど、やはり、「まだ、打ち合わせ中」との由。「長いこと」(公務員さんていいですね。2時間も、ちょっとした打ち合わせに費やせるんですから。2度目の、3度目の打ち合わせとではないことらしいのは、その口振りでよくわかった。「う~ん。もう」と思ったが。「昼までにもう電話はしないから、安心してくださいとお伝えくださいね」と、いささか嫌味をこめて。
  病院で、待ち時間の合間をぬっての2度目の電話だから、3度目は診察時間も迫っているし、断念せざるを得なかったのだ。12時ジャストにかけても、「まだ打合せ中」でしょうし。

二、八ッ場ダム工事事務所 B課長 同じくスラグ問題の同工事事務所のご担当
 実は12日、A管理官さんに電話する前に、八ッ場ダム工事事務所・B課長にも電話していたのだ。
  2/12(木)17時    まだ現場から戻りません。
                 で、関東地方整備局にかけたのだったっけ。
  2/13(金)17時   「席に戻って……」といいかけ、「出かけてます」となった。
                 要するに理由はなんでも良いことが読み取れる。彼女たちはまだお若くて、平然と嘘をつききることに弱いのだろう。「はい」と勢いよく出てくれた声音も、当方の名前をつげ、〇〇さんにと口にしたあたりから、だんだん声音がおちていくのが通例だ。そして、「お待ちください」の後、「席をはずしています」「会議中」と伝えて下さる時の、何ともいえぬ響きを感じてしまう。
                 「じゃあ、月曜日の予定はどうかしら」   
                 はい、お待ちください」とはいったけれど、あまり間をおかず、月曜日はいるけれども、午前も午後も出かけます。「あら、でも、お昼には戻られるでしょう」(内心、しまったと思う)。
 いつかの突撃取材にこんなやりとりがやはり数回、続いていた。埒が明かないからいきなり、国交省に直行。実は運よく群馬県議会の常任委員会が二日間に分割され時間が出来たのだった。仕事先とやらから戻られるのを待つつもりでいたが、12時半過ぎになってしまい、「遅し」と思いつつも、玄関先や近くの食堂などの辺りをうろついていたら、12時45分頃、昼食を済ませたB課長が戻ってみえたのだ。なんとスーツ姿で、現場で偶然にしてお目にかかる際の、いつもの上下の仕事スタイルじゃなかったけれど…… まぁ、スーツ姿で出かける、ご用事もおありでしょう……と。そして、大願成就。

 
 さて、この分だと火曜日も不可とふみ、聴いてもムダだから電話をきりあげようとしたけれど、ふっと閃いて、次の方のご日程をも伺った。
三、八ッ場ダム工事事務所 C〇〇対策官さん ※実は、前にも八ッ場ダム工事事務所に勤務。ご栄転なされてお見えになられた方なのです。なお「〇〇対策官」」さんというお役職名は、会報での職員録では「所長/副所長(事務)/副所長(技術)」の三役と横並びに顔写真が載るお偉い方なのです。
 
  実は、去る、一月末、四回にわたって、「会議中、お休み、席を外している」等の理由にて、お話を伺え伺えなかったのでした。
  で、週明けの2日の月曜日11時、八ッ場への出がけに、今日もダメかと思いつつ、電話。
  なんと、即座につながりました。むしろ、面くらってしまったものでした。
  「忙しくて失礼しました」と極めて紳士的におっしゃられました。そして、「まず、用件をうかがいましょう、何ですか」と。
 
  柔らかな対応に、いささか、舞いあがりつつ、「ちょっと、込み入った内容でして、資料をみて戴いた方が判りやすいと思います。これから長野原町に参りますのでちょっとお目にかかれませんでしょうか」と伝えてみた。
 すると、「午後は会議がはいっておりまして……」と。
  ここで止めて置けばよかったのに、「じゃあ、今、この電話で」とし、「用件」を伝えてしまった。

  すると、「記憶にないですねぇ」と。本当に記憶にないとという風に自然体のもの言いで、ご自分の在職中の年度をあげられた。間違えたら、大変な謝罪もの。いささかひるんでしまった。
 この時、資料は車に積み込んでしまっていた。「じゃあ、資料を車から持ってきて、電話し直させて戴きます」と告げた。待たせては悪いとおもったからであった。
  しかし、再度、3~4分後、電話するとなんと、「会議に入った」との由。  
  先の会話中では、あまりに平然といわれたし、よもやでたらめを言うとも想わないから、この時点ではもしかしたら誤認かとさえ想ったから、取次の女性職員に「もしかしたら、当方の誤認もありましたかも知れませんでしたので、その場合にはお許しをと、お伝えくださいませ」とおめでたくも口にしてしまっていた。

 でも、午後から会議じゃなかったのかしら?
 ここで、ヤラレタっと氷解。
 
 すごい、さりげない嘘。しかし記憶違いといえば免れる。どこ一応のエリートコースをいく方が自分の在職期間を忘れるはずもなかろう。
  必要十分条件は巧みに採られてしまって、もう用済み。おそらく、1月末、何度もかかってくる電話をいぶかしく思って、何をつかんでいるのか、「聴け」ということになり、1週間ぶりのご円満な応接となったのだろう。
 たぶん、上司に報告でもしているだろう。そのための会議であろうか。昼近くになってからの、緊急会議でもなかろうに。
 
 そんなこんなの経緯があるこの方に、去る7日の式典の出鼻にお目にかかれることになったのだ。 
 招かざる客らしい地元民を部屋の片隅にてなだめていられる、妙なご接待役の最中で、「よくも、平気で嘘がおつきになられなられましたね」との恨みをこめた当方の問いには、全くの無言で、右に左にと身をかわかされる様は、これまた見事としかいえず、出世なされる方は違われます。
 
 さて、その方の本日はむろん、来週のご日程をうかがいました。
 すると、ご本人に問い返すこともなく、即座に以下の日程を。最初の頃の職員は一応「お待ちくだ゜さい」として、確認する格好だけはつけてくださいましたが…… しかし、1週間の予定がとよどみなくわかるのですから…… 不思議です。
 
   2/13(金)17時  ※詳細な理由は混同してしまたけれど、ともかく不可。
   2/16(月)     出勤。所内にはいるが、用事あり
   →そうですか、そりゃ、仕事なんだから、用事はあるでしょうけれど。じゃあ、翌日は?  
   2/17(火)     同じです。
    → そう、じゃ、水曜日は? 
   2/18(水)     同じです。
    → それじゃ、木曜日も金曜日もダメですね。いいわ、もう。 と、憮然として電話をきった次第。
 
 これが、1月末より味わいつくした国交省の対応です。
 で、一時「あ~ら、この次は会議で、翌日は急に出張とかで水曜日と木曜日はルス。金曜日になると一日外出になって、これで週末だからチョンなのによね」と、あまり、窓口の職員さんをいじめたくはないけれど、苦笑しながら言うと、男性職員は笑い出し、女性職員はスミマセンなのものでした。
 これしゃ、まるで、題名は忘れたけれど、かの「月曜日は〇〇、火曜日も〇〇〇 こ~れが1週間の仕事です」。ソウソウ、こういうお仕事っていいですよ。

 さて、手間暇かかり、バカにならない金額も要するけれど、情報公開をとれば、すみ塗りだらけ。
 録画装置接触不良のわがパソコンでは、採り寄せた情報公開の肝心の部分が、不可なので、ある場所で観てまいりました。何年か前に比べればかなりよくなったけれど、2カ月も要して届いたそれの、墨塗りをみるとやはり腹立たしい。
 しかも、出したくない事柄はの肝心の部分は欠落させることも可能だろう。
 例えば現実に、「自分史」の冊子は10人分、ちゃんと現存しているのに、経費6000万円とやらの一切の資料なしとして、開示請求を退けられた事実もあるのです。

 血税を使っておきながら、国税を払う国民をなんと思っているのだろう。
   


Posted by やんばちゃん at 21:01Comments(0)八ッ場だより

2015年02月12日

どっちが「バカ」? バカ言うな!/バカは知事ですよ!



 写真の男性は、どなただか、わかりますか?
 この日、写真右手前方には、「若人の館」の道路際に横に陣取った市民運動の「ダムは要らない」の横断幕があり、最も左手の女性たちは桃太郎旗とにもって、「八ッ場ダムは要らない」と叫んでいたものでした。

 式典終了後、この人物が正面玄関から、建物右手に止めてあった公用車に向かうのに、車の近くを通らず、そのまま市民運動の隊列の方に直進して、広場のほぼ中央にたっていました。
 市民運動たちは、すばやくその姿をみとめると、さらに大きな声で「ダムはいらない!」「ダムはムダで~す」と繰り返し、「知事、埼玉の恥で~す」と。

 おわかりですよね。
 ここで、ピタっと足を止め、しばし見入っていたこの男性、埼玉県知事・上田清司さんなのでした。
 
 この時、私は上田知事斜め後ろ横にいたのでした。女性たちのいる方向に向かって歩を進めていたのでした。
 思わず習性で、シャッターを押してしまっていました。それが今日の1枚。
 する、上田知事、ツバを飛ばす勢いで、「( ダム中止だと) バカ、言うな!!」と吐き捨てるように、一際響く大声を出したのでした。
 

 クルリと後ろを振り返り、挑発に乗って一国一城の主ともあろうものが「つい、言ってしまったよ」というような、自嘲じみた笑いと、バカなことを言っているよな゜的な同意を得るような顔をされたのでした。 
  そこで、反射的にすかさず、言ってしまったのでした。
  「バカは、知事ですよと」と。
 

上田知事はまたくびすを返して無言のまま、この写真左手、つまり、会館入口右手に横付け、東向きに停車していた、黒塗り公用車の前を通って、ドア方向に歩いて行った。この間、一度も振り返らず、言も口利かず、最も傍らには職員は誰もいませんでしたから、口をききようもありませんでしたけれど。
 
 本当にこの欠陥ダムを造りたいらしいのだから、あきれる次第だ。
 しかし、なぜそんなにしてまで造りたいのだろう。
 誰よりもご聡明な方が、ダムの欠陥がわからなくはないのだから……  


Posted by やんばちゃん at 19:42Comments(2)八ッ場だより

2015年02月11日

皆様からのコメントから その二

続いて皆様からのコメント「その二」を。

【7日起工式典 大澤群馬県知事の挨拶】


【コメント その四】
あ~怖い怖い

土砂崩れ 気がついたら もう遅い

気が付く前に やめとけば よかったと 後悔しても もう遅い

ダムにかける予算を商店や自営業等サービス業への補助に使ったら

景観も、雇用ももっと守れたのにね~
Posted by 土砂崩れ at 2015年02月07日 00:44


【コメント その五】
市民に喜ばれる公共事業であれば、こんな反対運動は起きません。もっとやって喜ばれる公共事業であれば、こんな横断幕も必要ないのに。
何ならうれしい公共事業なのか。
50年前の一部の人が決めた公共事業。数度は、必要性が無いし、自然破壊が大きいので、美しい渓谷林を守るため、先人が掘り当てた温泉を守るため、人々は中止を訴え、そして中止が決定した。
しかし、なぜか再開されてしまった。
ほんとうにやって嬉しい公共事業なら反対運動は起こらないはず。
たとえば、公園にしようとか、イベントで、観光客を増やそうとか、移住者を増やそうとか、観光への補助金を増やそうとか、ネーチャーツアーとか、森林を広葉樹に転換するとか、排水規制を厳しくし、浄化槽の清掃などにその補助をするとか、有機農業や体験農業への補助等人々が暮らす中で、こうだったら良いなという小さな要求を皆満たすような小さな公共事業をたくさんした方が、恩恵にあずかれる人も多いし、自然も存続される。街への人口も増加するし、税収も増加するだろう。
こんなことが社会資本整備事業で認められれば、もしくは、補助金の性質を生活安定事業などとすれば、こんな無駄なことは、起こり得なかったのに。
今からでも事業目的の見直しをしてほしい。
Posted by やってうれしい公共事業 at 2015年02月07日 22:10

【コメント その六】
しかし、名勝吾妻渓谷関係の文化庁関係者はお見えになっていらっしゃらないようですが、どうしたことでしょう。
Posted by 名勝吾妻渓谷 at 2015年02月08日 22:23  
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Posted by やんばちゃん at 19:48Comments(0)八ッ場だより

2015年02月11日

皆様からのコメントから その一

コメント欄にお寄せくだされた皆様のご意見を、2/1分から転載させて戴きます。
「転載」につきましては、ほぼ即日のご返信にて「よろしいでしょうか」と記させて戴きました。が、現在まで、お断りのメールありませんので……

【7日起工式典の様子】


【その一】
 現在は、景観の時代だと思います。
東京都でも、景観法の自治体として名のり上げ、景観重要公共施設の指定、景観重要樹木などの指定など徐々に進めています。もちろん、東京には、こんなに素晴らしい自然景観は残っていません。だからこそ、小さな自然や歴史史跡も大切にしようとしています。だからこそ今現在、すばらしい吾妻渓谷の景観をダムで台無しにすることは、残念でなりません。四万温泉で、渓谷景観がいきなり、ダム体で遮られるのはいかにも興冷めですよね。どこまでも続いている自然という景観が美しいし、生態的にも健全だと思うのは、全ての人の印象でしょう。
東京に吾妻渓谷があったら、間違いなく第一級の自然景観として、保全を図るでしょう。もちろん生態系もすばらしいので、生物多様性条約里山イニシアティブの代表的な場所になる可能性を持っています。浅間山、白根山から続く自然で、日本の誇れる自然なのに、誰のせいで失われなければならないのでしょう。残念でたまりません。もっと群馬県の人はこのような自然景観を大切にしてくれないでしょうか。温泉に入れれば良いというものではないでしょう。景観があってこその温泉でしょう。
          Posted by 景観の時代 at 2015年02月01日 20:36


【その二】
長野原町のダム予定地付近を八ツばらと言うんですか?良いネーミングですね。確かにあの付近を歩いていると、、山の精霊がささやいているような気がします。太古から生活を営んでいた人々の精霊、野生動物の精霊、何か、秘密の話をおしゃべりしているような。とてもたくさんの物語があった。どれもが、生命を愛おしむ優しい物語であるような気がします。人々が自然と共存して生活してきた歴史があるからでしょうか。
このような雰囲気を中世の人々も感じて、あのアベック石仏を堀り、そっと設置したのかもしれません。
もしかしたら、火山噴火の悲しみ、苦しみ、などもあるのかもしれません。
たくさんの発掘された遺跡群もどれもが、話しかけてくるようです。
このような場所を歩くことは、大変楽しいし、厳しい自然ではないので女性にもやさしいまちだと思います。しかし男社会からみたら、あまり価値がなくカネを生む川のくぼみにしか見えないんでしょうね。
Posted by 精霊の住処 at 2015年02月02日 23:44

※誤記訂正にて 「精霊の住処」様
 心温もる早速のコメント、ありがとうございました。
 本欄末尾にあわてて、今朝、記しましたように、実《八ツばら》は全くの誤記なのでした。お許しください。
 でも、いい響きですよね。この誤記がご縁で、かなり現地をあいされていられる「精霊の住処」さんの心優しい嫋嫋としたお便りに接せられてむしろ、よかったのかもしれないなと、勝手ながら一人合点しています。
 それにしても、これだけの景観を沈めて、ゼネコン様たちが大人の箱庭づくりの、おママごとをしているのですから…… 
 意をつくしきれませんが、またのご縁がありますように。

【その三】
もはや渓谷ではなく、ただの工事現場風ですね。
群馬県は、こうして県の大切な自然環境、景観資源を失う事になるのですね。
将来の群馬県の人に償う方法はあるのでしょうか。
100年後、その頃の人は、古くなって使い物にならなくなったダムのその後の処理に頭を悩ませるでしょう。ダムを撤去しても、渓谷の美はもどりません。
観光資源になるはずもなく、まちは、ゴーストタウン化するでしょう。
そして、何で昔の人は、将来の人に自然遺産、きれいな湧き水、野生生物、を引き継いでくれなく、こんなどうしようもないコンクリートの塊と、汚い汚泥だけをのこしたんだろう。とうらめしく思うことでしょう。
こんなものの代わりに、公園にしてくれたらどんなに良かったことか。と思うでしょう。
Posted by 自然破壊vs公園化 at 2015年02月05日 21:31
  


Posted by やんばちゃん at 10:31Comments(0)八ッ場だより

2015年02月08日

空疎なスピーチ、覚醒なしのセレモニー


昨日の起工式、ハイライトの「鍬入れ式・くす玉割り」の場面です。
 今朝のマスコミ報道の、その一枚は、たぶん、この写真だったと思います。
けれど、私にとっての一枚は、やはり市民運動の抗議行動でしたので、昨晩はあえてかかげませんでした。
この式次第にて進められました。

 さて、最前列で鍬入れ式を行うのは町長たち、委員長、国会議員と知事、といっても、参加知事は地元・群馬と埼玉県のみで、他は代理。それに国交大臣もこの日は国会はなかったのにみえませんでした。
 
 

冒頭の意味で、東京新聞・伊藤記者の感性はうれしい。
群馬版になかったので載らないのかと思ったら、28面の第二社会面トップにありました。左端は当会の垂れ幕とメンバーです。「吾妻渓谷保存運動」時のもので、駐車場で小ぶりの他のとどっちがいいと尋ねましたら、超体格の良い方のご意見は「でっかい方がいいよ」とこちらになったのでした。この日のわが陣営のメンバー、全員背の高い男性陣。
 この方たちの間に並ぶと超高層ビルの谷間に入ったみたいで、そうそう、「ビルの谷間のラーメン屋」というのは、かの小渕優子さんの父親、小渕元総理の言葉でしたっけ。
 【2015年2月8日(日) 東京新聞 28面の第二社会面トップ】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015020802000114.html
 そして、2つ目の写真左側には小渕優子さんが萩原昭朗水没五地区連合交渉委員長の左脇にいらっしゃったのでしが、この写真にはなし。ますます、東京新聞冴えている。小渕優子さんの写真は冒頭の小さい写真でご覧ください。

※なお、朝日新聞も二つの写真を併記くだされてました。
  群馬)知事「生活再建」を強調 八ツ場、本体起工式
 【2015年2月8日(日)  朝日新聞群馬版】
 http://digital.asahi.com/articles/ASH275G79H27UHNB00G.html? iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASH275G79H27UHNB00G


 これは、小渕さんのスピーチ風景です。
 


 式次第によるこの前の国会議員たちのスピーチで、小渕議員の名前を聴いて、「え、見えているの」と声にだしてしまいました。何となくなく自粛ムードの方と思い込んでいたからでした。
 で、倍率の良くないカメラゆえ、前の方に出て行こうとした際に、明らかな意図をもった阻止をうけたたのでした。 詳細は後ほど……


 
 排除と規制への腹立たしさに燃えてのそんなこんなで、小渕さんのスピーチも良く聴いてませんでしたが、迫力なしに聴けて、議員になりたての頃のあいさつ語の羅列にもどったようにさえも…… 後で聴きなおしてみます。
  
 意味のない八ッ場ダムにふさわしく、どなたのスピーチも紋切り型の形式的なセレモニー語に感じられました。
 そこには主体となるべき、住民はそっちのけで、大きいことだけが良いことの政財界によるセレモニーだからでしょう。
 言いたいこといっぱいありますが…… 一部の方たちにとっては、お祝いだったのですから、こらえます。
 
 ここには主体となるべき、住民はそっちのけで、大きいことだけが良いことの政財界によるセレモニーだからでしょう。



 ※実は、珍しく昨日は朝から細部について、いっぱい書き連ねておいたのでした。
  ところが、夜、整理してアップする段階で、どうしたことか、朦朧とし始めた頭で混同したらしく肝心のこの画面にて、他の記事の「復元」を押してしまって、その記事を重ねてしまったのでした。全てクリア。最新式の技術で、昨今は度々、この「復元技術」で助けられていたのでしたが、今回は裏目でした。
 しかたなくため息つきつつ、再び写真をアップしたところで断念。最小必要限度の記述にて…… こういう時はいつも考え直します。要するにそんなことまで書くなという啓示だと受け止めることにしています。(翌9日朝記)

   


Posted by やんばちゃん at 21:00Comments(2)八ッ場だより

2015年02月07日

ダム反対市民運動の興廃、この一戦にあり 

 本日、長野原町「若人の館」にて、市民運動は力を結集して、110時半~12時半の式典終了時まで頑張りぬきました。
 




 「決まったものを仕方ない」とか、「ここまで進んだものを」との声があります。
 けれども、一帯は有数の地すべり地帯。
 加えて駅やあちこちの道路のスラグは無論、代替地等のスラグ問題は何ら徹底的には処理されず、ウヤムヤ、もしくはある意味ではインチキ手法にて幕引きをしようとしているのがミエ見えです。
 さらに道路には亀裂などの症状が出始めてきた現在なのに、この事実を見過ごすわけには参りません。先々の危険に目をつむれません。
 
 何よりもこれから、この欠陥ダムにいくら経費を投入したらよいのでしょうか?
 誰がそのツケを負うのでしょうか? 


 さて、室内の式典の経過は、後々、記しますが、肝心のふるさとの居住地を追われた一般の方たちには、今般も通知がいかなかったようでした。本来ならば、この方たちが主役のはずではないでしょうか?
 地元の招待者は、ダム関連の役員、議員たちなど、いわゆるダムに賛成して役員になった方たちのみ。(通例、役というのは、よほどの名誉か何かの旨みがなければ受けないものですけれどね……… 年々変わる区の役員を除くとほとんどの方がおなじみの方たちばかり)。
 さらに、国会議員、知事、県会議員なと゜、いつものお決まりメンバー。地方議員の端くれをちょっと経験しましたけれど、なんで、こういう時、議員クラスが、優先されねるか、不思議なシステムです。選ばれた民ということに、晴れがましさをみなぎらせた顔を目にすると何とも不愉快なものがこみ上げます。
 

 そして、見事に住民を追い出して、❝工事❞とやらをわがもの顔に行っている企業や、取り仕切る役人たち。ダムを造らなければ、本当は不必要な破壊工事の数々です。
 その人たち、写真の張り出された座席表には総勢300名ほどの名前が役職者名とともにありましたけれど……そのうち何名集まったのか、明日になれば報道で判明するでしょう。それと報道陣と国交省や企業などからの要員が150名位というところだったでしょうか?



 また、「本日は、ご招待状を差し上げた方たちだけですので……」との阻止にもめげず入った町民の方には、役員クラスの方がよほど暇なのか、それとも役割分担なのか、部屋の隅でまるで隔離政策的にピッタリとくっつかれての阻止行動場面もありました。
 実はこの国交省職員さんのお名前も役職名も存じあげていて、あることを伺うために電話をし続け、ようやく一週間後にお話しできたのでしたが、その時、公明盛大な方と信じこんでましたのに、まさかと思う見事なウソをつかれましてしまいまして…… 会話中、「今週末にはイベントもありまして忙しい」とおっしゃられてましたので、たぶん会場でお目に書かれるものと思ってましたら、お陰様でこの一件ですぐに判りました。もちろん、職員名簿のお顔と同じでした。どうぞ、今後は国家公務員様の責務として、真摯なご対応を願いたいものと思いますので、よろしくどうぞお願い致しますね。
 

 そして私も嫌がらせとしか思えない行動面の制約をうけました。ご担当者は事業計画課長様と第二係長様のお二方様でした。先の方と同じくたぶん、役割り分担的任務とはいえ、明らかに基本的人権にかかわる差別行為と受け止めさせて戴きました。即座に、しかも何度も抗議し、きちんとした理由説明を本日中にと伝えて参りました。こちらもきちんとお願いたしたいものです。

 

 本日の表題、ご存じのように「皇国の興廃、この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ」の一文をもじったものです。仮にも戦争に関する日本海海戦での戦機高揚語を持ち出しては例えにしてもよくありませんけれど、思わず、意識革命への宣戦布告の面持ちで、自分なりの小さなZ旗をあげた次第です。
 ともかく、本日は大きな成果を得た思いです。

 
  


Posted by やんばちゃん at 20:33Comments(2)八ッ場だより

2015年02月06日

地滑り対策は、草の種が芽吹けば大丈夫ってホント?



 新川原湯温泉駅の南側の県道は、片側通行の長い信号が二つもあって、周囲を眺める時間もたっぷりと。
 そこで先日2日、窓をあけて撮ったのがこの写真。防災ダムの連なり、ちょっとした幾何模様のシンメトリーで見事、なんて喜んではいられない危険個所なのです。ここは、有数な地滑り地帯の「原」と呼ばれる区域なのですから……

 あれは夏でした。
 写真右手の造成したばかりの斜面を指さして、現場の作業監督さん風の若い方に、「ここの地滑り対策、大丈夫なんですか? 」と
問いました。すると、「今、撒いている草の種が芽吹けば大丈夫だと思うんだけれど」と。
 思うんじゃダメ。自信をもってほしいものです。
 それを報告すると、ある男性、「そんなもんで地すべりが防げりゃ、世話ねぇよ」とさ。
 まぁ、何も講じないよりは草の根が張っただけでもなにもないよりはよいでしょうし、危険個所ということはわかっての播種らしいですから……、

 ほんとに、大丈夫なんでしょうかね。この急斜面の地滑り対策は?  
 崩れりゃ、前は駅、そして、線路だよ。
 後ろの金鶏山の連なりは、てっぺんまで脆い地層で、石ころが落ちてきた山だったって、身銭をきって研鑚をつまれてきた、地質学者さんは言ってたよ。



  


Posted by やんばちゃん at 21:08Comments(2)八ッ場だより

2015年02月05日

7日起工式 抗議行動にご参加を

2日朝のNHKでも、複数回放送されていましたが、7日11時より起工式典が行われます。ホームページを転載しました。

地滑り対策もスラグ撤去もあいままにして、安全性を置き去りにしたまま、「本体工事」と「土地収用法」を先行しています。
抗議ものです。
   安全性を置き去りの式典に、抗議を!!

 ご都合つかれる方、ご連絡ください。
 電話 070 5457 5672

【国土交通省関東地方整備局ホームページの要項転載】
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/yanba_00000044.html
八ッ場ダム本体建設工事起工式の開催について

1.日時 平成27年2月7日(土) 11時00分~(受付開始は10時30分~)
2.場所 長野原町総合運動場 若人の館
   群馬県吾妻郡長野原町大字与喜屋292
3.主催 国土交通省関東地方整備局
4.式典概要 挨拶、来賓祝辞、くす玉開披 等




写真は、去る1/24の「土地収容法」の第一段階に当る「事業認定説明会」の際の、PPの一部です。
図表は不鮮明ですが、最も左側の最初の項目が「事業認定説明会」です。(判読不可なので、国交省PHから転載しようとしたのですが、技術的にムリでした)。
 マーカーのついている「公告・縦覧」はppが進んで、三番目の項目。で、ここまで進んでから、慌てカメラにおさめたのでした。
 「公告・縦覧」で思い出しましたが、東電の「50万ボルト送電線」が地域を通る際の環境アセスにおいて、やけに分厚い書類の束を手間暇かけて読んで、懸命に方法書を記し提出してみたところで、くたびれもうけだっことを思い出します。

 これは土地収用法なので異なるとは思われ、たぶん、スピーディに機械的に次々われます。
 ご記憶にあるように、一昨年の中止時のダムの是が非論を廻っての国交省の手順はどれも「やりましたよ」の既成事実づくりの証明的なもので、幾ら意見を言っても叫んでみても何ら変わることではなかったことは、この間、嫌というほど味わさせられました。
 最初に方針がきまっているのですから、その上、ことごとく国側の論理に基づく言い訳文の如くの、ご苦労様な長文を読まされて……。

 それにしても、国交省の職員さんお一人お一人は、選ばれた公務員さんですので、とても理性的かつお人柄も良い方ばかりなのに、どうして、束になると変なことをするのでしょう。ご聡明な皆さん方が不思議に思わないわけはないでしょうにね。
(一時、今に続く確執に悩まされた際に、下手な(運動の)ミウチより、国交省の職員さんたちの方がよっほど良いと感じたほどでした)
 一週間に一度くらいの頻度で開催された一連の既成事実作りの会議の席や、墨で塗りつぶされたどうしょうもない資料を前にした情報公開閲覧室で、「皆さんが、こんな仕事させられているなんて、ご両親様がみたら、情けなくなられることでしょうね」と口にしてしまいました。
 
「すまじきものは宮仕え」とは名言です。
 良かった!! このオバさんは自由で。
 ここで、山頭火にならって、誰にも拘束されず、全責任は己に還る自由さをもじりまして、ダジャレの駄作を。
    しゃべってもしゃべっても、一人
  


Posted by やんばちゃん at 21:00Comments(0)八ッ場だより

2015年02月04日

破壊工事、本日も進行中  その三



22日に発破作業を行い、何度目かの「本体工事」しやらを挙行した、左岸上部の堤体工事現場です。
現場は、遠目からも少し、低くなってました。  


Posted by やんばちゃん at 22:47Comments(2)八ッ場だより

2015年02月03日

破壊工事、本日も進行中  その二

 本日も2/2時の現地状況です。
 寒風吹き付ける中、八ッ場大橋=1号橋上の凍てた道路を反対側にそろりそろりと移り、上流方向を撮りました。一号橋下にはスラグがありますが、確かここは調査未実施でした。


 吾妻川にかかるのは、手前からJR線。二つの橋は一方通行で、真中の中之条方向に向かうのが千歳橋、上流側の草津方面に向かうのが新千歳橋。※何となく自信がなくなって、地元の方に電話で確認させて戴きました。
 川面のツートンカラーの水の色。濁った土色の下流方向、何か、工事でも始まっているのでしょうか?
 まだ、ほぼ手づかずの感ありの景観ですが…… 時間の問題ですね。

現実に、次の写真をご覧ください。


写真右上、打越沢の斜面下の、旧川原湯郵便局の解体工事が始まっていて、既に建物の原型はありませんでした。
 下の写真は、その拡大写真です。


打越沢斜面の両端のVの字の尽きた辺りの木立の中をご覧くた゜さい。ここは旧川原湯温泉駅から延びた、かつての川原湯温泉への、あのレトロな道筋の入口付近でした。

  


Posted by やんばちゃん at 20:55Comments(0)八ッ場だより

2015年02月02日

破壊工事、本日も進行中 その一



中央奥のハゲ山が、仮締切工事の対岸の、右岸の山です。
 工事車両の動きが、一号橋上からもわかりました。
 紫つつじが可憐にさいてくれた昨年の春でした。紅葉樹木も滅多切り。その樹幹を大栃沢がまだ、流れているものと思います。
 先般、「仮締切」の堤体上に流れていた沢名への訂正記事を記しましたが、その後、遊歩道を歩いた記憶では三本の沢があったけれど、ではこの沢筋の正式名称はと、各方面に手を尽くしてまいりました。が、本日、ある方のご好意的調査にて、この辺りの沢筋のことがより判明致しました。



 旧
川原湯温泉駅の光景です。
 駅舎はまだ壊されていませんが、職人さんたちがロータリー付近にいるのがみうけられましたから、時間の問題かもしれませんが……




 右手下の解体造成工事は、最後まで残っていた、駐在さんの建物の解体工事の様に思います。
 左手から右にかけた影は、一号橋です。
 勿論。写真は全て一号橋上からの撮影です。うっすらと雪、というよりエンカルが凍てついたかのようになっていて、全面凍結のように見えてちっょとすくみました。。
 先日、現地の雪道で滑って、二週間たった今もコブが引けない、かなり重症の転倒をしたばかりなので、注意してそっと。

 もうよほどの用事でもない限り、来たくないなとおもう寒々しい八ッ場でした。
 昨今は、本当に八ッ場には、もう温みが感じられません。
 



※皆様へ
 昨夜、また睡魔に襲われながら、アップ。末尾の「八ッ場」を「八ツばら」と誤記してしまってました。
 そうしましたら、早速、「精霊の住処」様が、以下のようなコメントをくださいました。
日本語入力なのですが、度々ものすごい誤植にて、朝、訂正するのが日課なのです。お許しのほどを。どうやら、パソコンが最近、とみに持主に似てしまって、老朽化の上にそそかっしいらしく、おかしな変換語がでてしまうのです。
 

 長野原町のダム予定地付近を八ツばらと言うんですか?良いネーミングですね。確かにあの付近を歩いていると、、山の精霊がささやいているような気がします。

 全くの誤記をあることをおわび致します。
 コメントをクリックして「精霊の住処」さんの心優しい文体で切々とつづられました、八ッ場礼賛のコメント全文をお読みくださいますよう。
でも、「八ッばら」って、悪くないですね。  


Posted by やんばちゃん at 21:22Comments(2)八ッ場だより

2015年02月01日

この景色を水没させても、造らなければならないダムだろうか






 いずれも、昨年秋、11月3日16時半すぎのものです。
もうじき、メチャクチヤに破壊される景観です。

すでに、やんば館前の久森の水田では、土が掘り返させられてます。施工業者は、こともあろうに、有害スラグをまきちらした佐藤建設工業。
しかも、国は「先行指示」という方法で、仕事を依頼しているのです。詳細は1/29の本欄をご覧ください。http://s35.gunmablog.net/e348933.html

 また、吾妻渓谷では、本体工事のために、この山の木々は伐採され、丸坊になってしまっていることでしょう。この山の左手にある、栃洞の滝は、健気にも凍らずに流れていることでしょうか?
せめて、栃洞の滝だけでも、残って欲しい!!

 もしも、大成建設のノウハウをもらって、工期短縮の近代工法を豪語するのなら、清水建設は工期短縮よりも吾妻渓谷の岩場をそのままにできる、新工法を模索すへきだ。大成建設と知恵をしぼって。
 ダイナマイトを使って、壊すことなど誰でもできる、技術以前の技術だ。
 もし、ダムを撤去するよき日が来たら、この吾妻渓谷がそのまま復帰できるように、強く訴えたい。


➀ こんなムダなダムを意味なく強引に造り、もしも事故が起きた場合の責任を問い続けたいと思います。勿論、事故発生を望むわけではありませんが)
② 間違えても、値上げなどしてほしくない。国民の税金をムダ使いしなでダム工事の好きな自分たちで支払えば良い。自分たちの❝趣味的お遊び❞をやり遂げるだけなのだから……
③ 公務員の在職中の、政党並びに関係者の責任問題を、法的にあくまでも問い続けたいとものだ!

  


Posted by やんばちゃん at 09:49Comments(2)八ッ場だより