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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年02月28日

八ッ場の肉厚原木しいたけ売りました

 【2009年12月撮影の竹藪で自然発生したという初物】
 昨日、一日中雨かと思ったら、昼前に見事にはれあがって、ポカポカ陽気に。安心しきっていたら、本日は昨夜来の雨、それも結構激しい降り。津波情報と相まって、暗い日曜日の幕開けに。
 昔から、“土方殺すに刃物はいらぬ、雨の三日もふれば良い”とかの言葉がありますが、いわゆる“にわか露天商のオバさん”も雨には弱い。まして、テントをもたない。持っていても、たぶん、一人で組み立ては出来ないだろうし……、(ところが、私よりも年配で小柄な女性の方は、お米が完売とかで早くも帰り仕度をされていたが、お一人で二つのテントと車につないだビニールなどの解体をスイスイとこなされているではないか。「お手伝いしましょうか」と声をかけたが、「大丈夫だよ」との軽快な声が返ってきた)。
 もっとも、痛手なのは衣類などのいわゆるフリーマーケットの皆さんらしく、8時の開始時間がすぎても、荷ほどきしないで、じっと天候の回復を待っていられる様子。
 いつもしんがり組の私は、主に農産物と鉢ものだから、比較的、気がらく。本日も雨にぬれても痛痒のない植木や花類を持って行った。ビオラ約30鉢は、農業大学校の指導の講習会に出て、種から蒔いて育てたもの。売るが惜しいほど、見事に咲いてくれた。「2鉢100円にしろ」とか言われたが、先々月から、ガンとして「2鉢150円」を崩さず。最初の方は良いのをもっていくはずと思って、 「〇〇スーパーでは55円だったよ」とか言われたが、「どうぞ、そちらでお求めくださいませな」として応じなかった。
 ほとんどのものが元手タダ同然のものか、庭というか荒れ放題の畑地に跋扈している、山椒の木などを季節に応じて、知恵しぼって集める。
 この間、最も売ったのは庭先一面に広がりだした「吉祥草」。これにヒト言、「吉事があると咲く花であり、植えておくと良いことがもたらされる縁起花です」なるプレミアムをつけておくのだ。
 本日は初夏に白い花をつける、これまた年々歳々、敷地内に縦横に拡がりだしたオーニソガラム。おまけに、瑠璃色の青い球の美しいリュウノヒゲ(竜の髭)、別名をジャノヒゲ(蛇の髭)まで、大鉢に植えこんだ。通常の方は見向きもしないものばかりである。雨がたたって客足の少ない本日は、どちらも一鉢も売れなかったけれど、元手がかからず、草むしり的整理の実益も兼ねているのだから、ガックリはしない。売れのこったものは、今度は配置を考えて、まとめて埋め戻しておけば良い。

 こうして昨年春先からまた復活して、月に一度、第四日曜日に旧市役所跡地のもてなし広場で行われる、「たかさき人情市」に出店している。
 ここで、八ッ場の特産物も分けてもらって販売している。コンニャク、ふきのトウ、フキ、リンゴ、竹炭、ハンデェ米など。そして、セリやワサビの葉などは田んぼや沢筋をかけずり回って採集して、我がにわか店頭を彩ってきた。
 時に、ダムの話もする、するとついつい熱が入ってしまって、慌てて、度が過ぎるな。過ぎては逆効果と軌道修正に至る。
 長野原町産と記すものだから、「どこから、きたん?」と聞かれたり、「遠くからきてるんだね」と良く問われる。
 今日の品物中、長野原町野品物は、2軒の農家から分けてもらった約7キロの原木しいたけと林地区有志による「すみやきの里」の竹炭。竹ショウギに並べた我が店で、しいたけの次に売れたのは、今朝、早起きして小袋に詰めた福島県の酒造元からのこだわりの酒粕であった。 
 しかし、重労働である。帰宅し、あらかたの売れ残りや用具を片づけてから、刻、コタツにはいってから、動くこともできずにいる。

 まだ、雨足が上がらない9時前、遅い時間帯に到着したので最も端に並んだいた出店場所の目の前に止まった、黒塗りの高級車から降りてきたのは高崎市長だった。
 「あら、市長さん、おはようございます」と慌ててあいさつをすると、「おはよう」と言いながらもかなりの急ぎ足であった。ほどなく、130回目を迎えた本日のゲストは石巻市。で、同市の観光協会ご一行に釜石市長も同行してみえていたのだった。で、歓迎の意味でのおでましとわかった次第。
 ようやく10時近く、薄日がさしてきたが、釜石市からの新鮮な魚介類が並んだらしいのに、客数が年々減少気味に加えて、雨で出足が悪くて、気の毒であった(一人の私はトイレに行くのがやっとで、見にいけず)。午後、次回の申込みに本部席に行ったら、ものすごく立派なストーブの煙突から煙がもくもくとあがり、辺り一帯が温かった。くびれた台座で煮炊きも出来るしシャレた斬新なデザインであった。この辺りではこんなに重厚な焚き木ストーブはみたこともなかったので思わず、パンフをもらってみた。
 脇にいらした方が、「北海道などはそれはあったかいものですよ」などのとの口添えをなされた辺りで、ようやく全体が把握でき、釜石市からの展示物だとわかった。その初老のた気品にみちた方は、?釜石市から見えた何かの役職の方ではないかと直感。値段も良いけれど、近場のホームセンターでのヤワなものとは異なり、やはり北国の暖房具は、すごく頑丈で機能的なものだと実感出来た。
  欲しいけれど、わが家のポロ家で、あんなに猛烈なストーブを炊いたら、引火してかえって危ないのではと感じられたほどだ。
 そういえば、今年はちっちゃな電気ストーブも使わずに、コタツだけで過してしまった。温暖化は本当にひどい状況になってきたのだろうか。先日の映画の中の危機感をあおるセリフは「このまま、行けばあと50年で地球は滅びる」との由。
 
 そして、夜半過ぎ。そうだ、先日、八ッ場のあるお宅の玄関土間で威容をはなっていた焚き木ストーブも、この類いの頑丈なものだったなと思い至った。展示物のはさらにデザイン性を加えたすぐれものであった。  


Posted by やんばちゃん at 23:32Comments(0)八ッ場に願う