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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年07月02日

八ッ場坂、『多甚古村』的ミニ世界

 一昨日、また八ッ場のご案内がありました。
 16時、解散。
 独りで、あちこちと。


写真は、つい最近まで林地区の旧国道沿いで営業していた贈答品のお店の跡地です。

 そんな中で偶然出くわした二つの出来事。
 林地区の上菅トンネルの辺りで、熊の出没があっそうで、一時は警察などが出動して賑々しかったそうです。午後13時半頃、通行人が熊が道路を横断するのを発見。お訪ねしたRさんのお宅で聞いたところによると、帰宅して庭先の涼しい所で一時、休んでいたら、警察の人たちがやってきて、「そこでずっといましたか」と問うので、「今、帰ってきたばかりだ」と伝えると、熊の出没を聞かされたとか。
 
 二つ目は3号橋を渡って林地区に入った道路際に、顔なじみのSさんの姿を見つけました。自宅からかなり離れた場所なので、通過しかけて、「でも」と思って、少しバック。道路際に車に寄せて「しばらくです」と声をかけましたが、なんとなくいつもと違う空気にまごついていると、「そこに車を止めるとあぶねぇよ」とおっしゃる。そのうちに男性が道の反対側の茂みから出てこられて、いぶかしそうにみる。初めてお目にかかるお顔であった。
 「何しているんですか?」と問うと、Sさんが、「救急車を待っているんだよ」。なぜかと、言うと、道の反対側の竹やぶで近所の高齢の女性がタケノコを採りにいって動けなくなっとしまったとか。
 「え、じゃあ、この辺に車おくと邪魔だね」と慌てて立ち去った次第です。おもわず、幾人かの方の顔を想い浮かべましたが、ともかく場所を移すことが先決。

 どこの村落共同体にも日常的にこんな出来事が、日々生起しているわけなんですね。
  まさに、井伏鱒二の『多甚古村』的なローカルに満ちた、山里のできごとでした。  


Posted by やんばちゃん at 23:51Comments(0)八ッ場だより