2017年04月15日
県と国、半分づつの負担。でも、血税投入には変わりなし
心ならずも、時間なくて、またも10日間の空白。
問題点は写真の「道路防災防除工事」と称するこの工事費、1億5千万円は全額群馬県の負担なのか、それとも八ッ場ダムの特質上、他に何らかの負担が伴うのかということにありました。
去る3日前回を記した後、最も詳しいと思われる方に6日(木)に電話て、問合せ確認したところ、県と国、半分づつの負担になるらしいことは、ほぼ確実視されていると伺いました。
一瞬、去る3/14の本郷高明県議の質問が、功を奏した!! と感じました。
だって、傍聴した限り、道路管理課長は、前回に引用したとおり、「県が管理することになった道路区間は、県が管理することから、維持管理にかかる経費は県の負担になる」と明言。
さらに、質問が進み、確認的に畳みかけた本郷県議の質問に、つぎのように答弁しているのでしたから、内部情報に明るくない県民の一人としては、至極当然の受け止め方に思えます。
本郷県議:今後、このようなことが起きた場合、維持管理費がかさむことになる。国と県の費用負担はどのようになるのか?ダム事業終了後は全部、県が負担しなければならないのか、再度、教えて頂きたい。
道路管理課長:県管理区間で法面崩壊している箇所はないと承知している。県管理区間の費用に関しては、先ほど説明した通り、県の負担となる。
と「県管理区間の費用に関しては、先ほど説明した通り、県の負担となる」と言い切っていたのでしたから。
そこで、この方にはどうして、このように❝発展、変化❞したのかについて調査をお願いておきました。
ところが、その後、締切のある草稿の中で、この工事に言及。「一億五千万円。この先も県費が際限なく使われる。問題道路の管轄委譲された県民の悲劇」的に記すわけにも行かず、週末の締めを県庁のある月曜日まで伸ばして貰い、その間、私なりに時間のやりくりを縫って、工法などについて、珍しく少し学習し、聞きたいことも整理して、10日(月)、県道路管理課に電話で問合せさせて戴きました。
歯切れよく明快に応接してくださった担当課職員さんに、まず冒頭の懸念点を問うと、「県負担二分の一、国負担が二分の一」。
で、すかさず、
⇨ いつ決定したのですか?
➡……単なる樹木の伐採などとは異なり、大規模工事なので交付金の対象になれたんですよ。
⇨ だって(と先の答弁をあげた)、あれでは、全額県負担に聞こえましたもの。
(時間的にも昼休みも迫っており、つい先走りの性質が手伝い)じゃあ、工事にかかる計画段階でハッキリしていたんですか?
➡ ハイ。
⇨ だったら、常任委委員のあの時、そうに答えてくださればよかったのにね。交付金もでるっていうニュアンスじゃなかったですよ。
➡ 基本的には県です。。結構、むずかしい点もあるんですが、条件によっては使えるものもあります。国事業と言うと、混同しやすいの で…… 説明が悩ましい。
⇨ それについて、八ッ場ダムとの関連について確認させて戴きたいんですが、 ダム事業には限らない、全く一般的な交付金なんですね。
➡ そうです。
県費であろうと国費であろうと、私たち国民の税金が使われることには変わりない。
ーーこの他にも、男性職員さんは、地滑りではない旨の資料説明では明快かつ丁寧に、好感の持てる判りやすい説明をしてくださいました。本日は伺ってから既に5日も経過しているので、思い切って記しましたが、もはや時間の関係で、ここまでーーー
なお、メモと記憶による再現ですので、心ならずもニュアンスの異なりがありましたら、お詫び致します。
Posted by やんばちゃん at 08:28│Comments(0)
│八ッ場だより