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発電計画協議、一歩前進か?
今朝の上毛新聞には、この間曖昧にされてきた「発電問題」の一歩前進を伝える とんでもない報道があります。
あの水の少ない吾妻川なのに?
またも政治色いっぱい。
自然界を補償金の対象とみなす(隠された根元の)発想は、断じて抗議もの!
/////////////////////////////////////////
【2009年5月27日(水) 上毛新聞一面トップ 説明図あり】
吾妻川 発電量確保へ前進
八ツ場ダムで東電と国交省 導水路建設を協議
http://www.jomo-news.co.jp/news/a/27/news01.htm
国が八ツ場ダムの水量を確保するため、東京電力のダム上流からの発電用水の取水を制限する代わりに、ダムの放流水を発電所に運ぶ導水路を建設し、減少分の一部を補てんする方向で本格的な協議に入ることが二十六日分かった。導水路整備により地元の東吾妻町には年間数千万円規模の固定資産税などの収入が見込まれる。東電の水利権を制限するこの「減電補償問題」は十七年前から解決に向けた検討が行われてきただけに、関係自治体などは合意に期待を寄せている。
協議するのは、県企業局が同ダム直下に設置する八ツ場発電所と同町の東電・松谷発電所をつなぐ長さ約二キロの導水路を国が建設し、八ツ場発電所で発電に使用した水を松谷、原町など下流の六発電所に供給する案。今後、規模や費用など詳細を協議する。
国土交通省関東地方整備局によると、建設する場合、その費用は現計画のダム事業費内で賄うという。
東電は現在、各発電所を導水路で結び、ダム予定地上流で取水した発電用水を順番に供給している。国はダム完成後、水量確保のためにダム上流の吾妻川からの取水を制限する方針で、東電が持つ水利権の補償について一九九二年から継続的に協議を重ねてきた。
六発電所の最大出力は計約十八万キロ㍗。単純計算で一般家庭六万軒分の電力に相当する。吾妻川からの取水が主力のため、導水路が実現すればかなりの発電量が維持されるとみられる。
東吾妻町は財源確保などの観点から長年にわたり導水路の建設を要望してきた。茂木伸一町長は本格的な協議が始まることについて「多くの関係者に感謝したい。三年間町長をやっていて一番大きな仕事」と合意を待ち望んでいる。
一方、関東地方整備局河川部は「あくまでも方向性が見えてきた段階。詳細は交渉中だが、少しでも早く決めたい思いはある」とコメント。東京電力群馬支店は「関係者で協議中であり、コメントは差し控えたい」としている。
あの水の少ない吾妻川なのに?
またも政治色いっぱい。
自然界を補償金の対象とみなす(隠された根元の)発想は、断じて抗議もの!
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【2009年5月27日(水) 上毛新聞一面トップ 説明図あり】
吾妻川 発電量確保へ前進
八ツ場ダムで東電と国交省 導水路建設を協議
http://www.jomo-news.co.jp/news/a/27/news01.htm
国が八ツ場ダムの水量を確保するため、東京電力のダム上流からの発電用水の取水を制限する代わりに、ダムの放流水を発電所に運ぶ導水路を建設し、減少分の一部を補てんする方向で本格的な協議に入ることが二十六日分かった。導水路整備により地元の東吾妻町には年間数千万円規模の固定資産税などの収入が見込まれる。東電の水利権を制限するこの「減電補償問題」は十七年前から解決に向けた検討が行われてきただけに、関係自治体などは合意に期待を寄せている。
協議するのは、県企業局が同ダム直下に設置する八ツ場発電所と同町の東電・松谷発電所をつなぐ長さ約二キロの導水路を国が建設し、八ツ場発電所で発電に使用した水を松谷、原町など下流の六発電所に供給する案。今後、規模や費用など詳細を協議する。
国土交通省関東地方整備局によると、建設する場合、その費用は現計画のダム事業費内で賄うという。
東電は現在、各発電所を導水路で結び、ダム予定地上流で取水した発電用水を順番に供給している。国はダム完成後、水量確保のためにダム上流の吾妻川からの取水を制限する方針で、東電が持つ水利権の補償について一九九二年から継続的に協議を重ねてきた。
六発電所の最大出力は計約十八万キロ㍗。単純計算で一般家庭六万軒分の電力に相当する。吾妻川からの取水が主力のため、導水路が実現すればかなりの発電量が維持されるとみられる。
東吾妻町は財源確保などの観点から長年にわたり導水路の建設を要望してきた。茂木伸一町長は本格的な協議が始まることについて「多くの関係者に感謝したい。三年間町長をやっていて一番大きな仕事」と合意を待ち望んでいる。
一方、関東地方整備局河川部は「あくまでも方向性が見えてきた段階。詳細は交渉中だが、少しでも早く決めたい思いはある」とコメント。東京電力群馬支店は「関係者で協議中であり、コメントは差し控えたい」としている。
2009年05月13日
八ッ場訴訟 東京地裁判決 報道記事一覧
一都五県で闘われてきた「八ッ場訴訟」。その初の判決として、去る5/11(火)に行われた東京地裁の判決を伝える報道記事一覧を下記に。
それにしても末尾に全文を掲載した「東京新聞・こちら特報部」の文中末尾の、
《「川辺川を守る県民の会」の中島康代表の「選挙でダム反対派が勝つかどうかは有権者の判断」と強調した上で、原告らにこうくぎを刺す。 「選挙に民主党が勝つことを期待するよりも、八ッ場ダム反対の世論をもっと強めることが重要だ」》
本当に中島さんのおっしゃる通り。
含蓄のある重いご示唆です。
裁判にも政治にも頼ることなく、自分たち市民団体の努力、努力あるのみです。
何よりも川辺川ダムも設楽ダムも、水没民たち自身の中にダム反対者がいるという強み。
八ッ場には“隠しキリシタン”的反対派は若干いられますが、名乗りを挙げているのはほとんどいないのが辛い現実。
いかにして、地元と連帯の輪が築くことができるかが愁眉の課題ではないでしょうか。
////////////////////////////////////
日付はいずれも 2009/5/12(水)付
朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0511/TKY200905110246.html
毎日新聞
http://mainichi.jp/photo/news/20090512k0000m040061000c.html
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090511-OYT1T01155.htm
東京新聞
社会面とこちら特報部荷ありーー末尾に全文掲載
上毛新聞
http://www.raijin.com/news/a/12/news01.htm
朝日新聞・群馬版
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000905120001
毎日新聞・群馬版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090512ddlk10040182000c.html
読売新聞・群馬版
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090511-OYT8T01188.htm
東京新聞・群馬版
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20090512/CK2009051202000112.html
産経新聞・群馬版
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/090512/gnm0905120339002-n1.htm
※東京新聞・こちら特報部
八ッ場ダム訴訟で原告敗訴
国の八ッ場ダム計画(群馬県長野原町)への負担金支出の差し止めなどを求めて、首都圏一都五県で一斉に起こされた住民訴訟。東京地裁で十一日、初めて下された判決は事実上の「門前払い」だった。原告住民らは控訴して今後も争う姿勢を示す一方、「司法で止められないなら、政冶で」と焦りも強くにじませた。(関口克己)
「本件訴えのうち、以下の部分をいずれも却下する」―。
東京地裁一〇三号法廷に、判決文を代読した八木一洋裁判官の声が響くと、原告や支援者約九十人でびっしり埋まった傍聴席からは「エッー」という叫び声が響いた。原告の訴えが門前払いになった瞬間だった。
五分ほどの判決言い渡し中、傍聴席は静まりかえったまま。しかし、閉廷後は、「不当判決だ」「都民に不当な支出を背負わすのか」と怨嵯の声が響き渡った。
その後、原告らは地裁隣接の弁護士会館で報告集会。判決について「行政にフリーハンドを与えすぎている」などと批判が相次いだ。
冶水(洪水対策)について、国や都はカスリーン台風(一九四七年)をモデルに二百年に一度の洪水時で利根川中流部の群馬県伊勢崎市八斗島町で毎秒二万二千㌧の流量を想定、このうち五千五百㌧をカットするため八ッ場ダムが必要と主張する。
しかし、原告はカスリーン台風時と同じ雨の降り方をした場合、八斗島の流量は一万六千七百五十㌧と国が試算していることを挙げ、「国の想定は過大」と主張した。
判決は原告の主張を一蹴。「(原告側は)八斗島上流部のすべてを調査したものでは(ない)」として、「洪水流量を増加させることはないことを認めるに足りる証拠はない」と指摘。「想定は過大」とする原告の訴えを「理由がない」と退けた。
原告団の深沢洋子代表は「こんな判決がまかり通るなら、行政は何をしてもいいことになる、裁判所はいらない」と声を荒らげ、弁護団も「偏った判決であるからこそ、控訴審では(被告の東京都側の)主張は脆弱になる」と怪気炎を上げた。
だが、原告らが司法の壁の厚さを思い知らされたのも確か。八ッ場ダム計画について、初めて下された司法判断は軽視できない。
「司法ダメなら政治で闘う」
それだけに、出席者からは「七月の都議選や次期衆院選で『八ッ場NO』を訴える勢力を勝利させよう」と、闘いの軸足を司法から政冶へと移す必要性も指摘された。
だが、この集会の直後にくしくも、八ッ場ダム中止を掲げる民主党の小沢一郎代表が辞任表明。原告が望む政権交代は決して楽観視できない。
川辺川を守る会「ダム反対の世論強めて」
八ッ場ダムと並び「無駄な公共事業の横綱」とされた熊本県の国営川辺川ダム。その中止を訴え続け、昨年九月には蒲島郁夫知事による反対声明につなげた市民団体「川辺川を守る県民の会」の中島康代表は「選挙でダム反対派が勝つかどうかは有権者の判断」と強調した上で、原告らにこうくぎを刺す。
「選挙に民主党が勝つことを期待するよりも、八ッ場ダム反対の世論をもっと強めることが重要だ」
(写真)判決後の集会で「不当だ」などと批判する原告ら=11日午後、東京・霞ヶ関の弁護士会館で
それにしても末尾に全文を掲載した「東京新聞・こちら特報部」の文中末尾の、
《「川辺川を守る県民の会」の中島康代表の「選挙でダム反対派が勝つかどうかは有権者の判断」と強調した上で、原告らにこうくぎを刺す。 「選挙に民主党が勝つことを期待するよりも、八ッ場ダム反対の世論をもっと強めることが重要だ」》
本当に中島さんのおっしゃる通り。
含蓄のある重いご示唆です。
裁判にも政治にも頼ることなく、自分たち市民団体の努力、努力あるのみです。
何よりも川辺川ダムも設楽ダムも、水没民たち自身の中にダム反対者がいるという強み。
八ッ場には“隠しキリシタン”的反対派は若干いられますが、名乗りを挙げているのはほとんどいないのが辛い現実。
いかにして、地元と連帯の輪が築くことができるかが愁眉の課題ではないでしょうか。
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日付はいずれも 2009/5/12(水)付
朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0511/TKY200905110246.html
毎日新聞
http://mainichi.jp/photo/news/20090512k0000m040061000c.html
読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090511-OYT1T01155.htm
東京新聞
社会面とこちら特報部荷ありーー末尾に全文掲載
上毛新聞
http://www.raijin.com/news/a/12/news01.htm
朝日新聞・群馬版
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000000905120001
毎日新聞・群馬版
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090512ddlk10040182000c.html
読売新聞・群馬版
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20090511-OYT8T01188.htm
東京新聞・群馬版
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20090512/CK2009051202000112.html
産経新聞・群馬版
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/090512/gnm0905120339002-n1.htm
※東京新聞・こちら特報部
八ッ場ダム訴訟で原告敗訴
国の八ッ場ダム計画(群馬県長野原町)への負担金支出の差し止めなどを求めて、首都圏一都五県で一斉に起こされた住民訴訟。東京地裁で十一日、初めて下された判決は事実上の「門前払い」だった。原告住民らは控訴して今後も争う姿勢を示す一方、「司法で止められないなら、政冶で」と焦りも強くにじませた。(関口克己)
「本件訴えのうち、以下の部分をいずれも却下する」―。
東京地裁一〇三号法廷に、判決文を代読した八木一洋裁判官の声が響くと、原告や支援者約九十人でびっしり埋まった傍聴席からは「エッー」という叫び声が響いた。原告の訴えが門前払いになった瞬間だった。
五分ほどの判決言い渡し中、傍聴席は静まりかえったまま。しかし、閉廷後は、「不当判決だ」「都民に不当な支出を背負わすのか」と怨嵯の声が響き渡った。
その後、原告らは地裁隣接の弁護士会館で報告集会。判決について「行政にフリーハンドを与えすぎている」などと批判が相次いだ。
冶水(洪水対策)について、国や都はカスリーン台風(一九四七年)をモデルに二百年に一度の洪水時で利根川中流部の群馬県伊勢崎市八斗島町で毎秒二万二千㌧の流量を想定、このうち五千五百㌧をカットするため八ッ場ダムが必要と主張する。
しかし、原告はカスリーン台風時と同じ雨の降り方をした場合、八斗島の流量は一万六千七百五十㌧と国が試算していることを挙げ、「国の想定は過大」と主張した。
判決は原告の主張を一蹴。「(原告側は)八斗島上流部のすべてを調査したものでは(ない)」として、「洪水流量を増加させることはないことを認めるに足りる証拠はない」と指摘。「想定は過大」とする原告の訴えを「理由がない」と退けた。
原告団の深沢洋子代表は「こんな判決がまかり通るなら、行政は何をしてもいいことになる、裁判所はいらない」と声を荒らげ、弁護団も「偏った判決であるからこそ、控訴審では(被告の東京都側の)主張は脆弱になる」と怪気炎を上げた。
だが、原告らが司法の壁の厚さを思い知らされたのも確か。八ッ場ダム計画について、初めて下された司法判断は軽視できない。
「司法ダメなら政治で闘う」
それだけに、出席者からは「七月の都議選や次期衆院選で『八ッ場NO』を訴える勢力を勝利させよう」と、闘いの軸足を司法から政冶へと移す必要性も指摘された。
だが、この集会の直後にくしくも、八ッ場ダム中止を掲げる民主党の小沢一郎代表が辞任表明。原告が望む政権交代は決して楽観視できない。
川辺川を守る会「ダム反対の世論強めて」
八ッ場ダムと並び「無駄な公共事業の横綱」とされた熊本県の国営川辺川ダム。その中止を訴え続け、昨年九月には蒲島郁夫知事による反対声明につなげた市民団体「川辺川を守る県民の会」の中島康代表は「選挙でダム反対派が勝つかどうかは有権者の判断」と強調した上で、原告らにこうくぎを刺す。
「選挙に民主党が勝つことを期待するよりも、八ッ場ダム反対の世論をもっと強めることが重要だ」
(写真)判決後の集会で「不当だ」などと批判する原告ら=11日午後、東京・霞ヶ関の弁護士会館で
2009年05月12日
司法は、やっぱり政治色で真っ赤か
昨日の東京地裁に行ってきました。
皆様、すでにご存じのように「敗訴」です。
(私たちに勝訴させたらこの国はガタガタになるので、権力はかたせっこないと)覚悟していたこととはいえ、ひとつの免罪符を与えてしまったこれからの道のりの遠さを思うと、若干の気持の重さはあります。しかし、市民運動の本筋にのっとり、進むしかありません。
記者会見の席でも、東京都の水需要のグラフを手に「水余りの事実は誰でも一目りょう然。わからないのは栽培所だけだった」と言ってました。
本欄に、「真理の道を政治色に染めてはならぬ」と題して、司法の良心をくすぐりましたが、もはや三権分立の意気地どころか、いとも簡単に政治色で真っ赤化に染まってました。あいもかわらぬ腐りきった、この国の実態です。
それにしても、この間の新聞報道では、複数の現地有力者の「原告側の訴えが認められるとは考えていない」「”違法”という判決が出るとは思っていない」との言葉が妙にいぶかしく残っていましたが、判決後には「他の五県での裁判も同じ結果になると確信している」とまで断言してくれてますが、いかにコメントとはいえ、その自信の裏づけは何?とかんぐりたくなるというもの……。
時おりしも往復の車中で、読めずに来続けていた、石川達三の『日蔭の村』を一気に読破。(この場合はダム建設が五年間も延期されたために生活に困窮した村人の怒りが沸点に達した為の押し出しでしたが)、最終的にことを動かしたのは、むしろ旗をもって首都にのりこんだ住民の実力行使でした。いかなる世の革命も民衆の怒りがもたらしてます。もはや、群馬県庁にむしろ旗をもって市民の怒りのパワーでも、見せない限り、ことは進まないのでは?
(終章近いこの描写場面は、帰途の電車、高崎近くで読んだのでしたが)、はからずも、地裁で帰り際にお会いした方たちに「6/26には、抗議デモの華々しいのをしませんか」とのセリフを吐いてしまいましたけれど……
さて、まずは以下に判決文などを転載します。
http://www.yamba.jpn.org/
「訴訟資料」→東京→ずっと下方に進み、「第23回 判決」 をクリックしてみてください。
皆様、すでにご存じのように「敗訴」です。
(私たちに勝訴させたらこの国はガタガタになるので、権力はかたせっこないと)覚悟していたこととはいえ、ひとつの免罪符を与えてしまったこれからの道のりの遠さを思うと、若干の気持の重さはあります。しかし、市民運動の本筋にのっとり、進むしかありません。
記者会見の席でも、東京都の水需要のグラフを手に「水余りの事実は誰でも一目りょう然。わからないのは栽培所だけだった」と言ってました。
本欄に、「真理の道を政治色に染めてはならぬ」と題して、司法の良心をくすぐりましたが、もはや三権分立の意気地どころか、いとも簡単に政治色で真っ赤化に染まってました。あいもかわらぬ腐りきった、この国の実態です。
それにしても、この間の新聞報道では、複数の現地有力者の「原告側の訴えが認められるとは考えていない」「”違法”という判決が出るとは思っていない」との言葉が妙にいぶかしく残っていましたが、判決後には「他の五県での裁判も同じ結果になると確信している」とまで断言してくれてますが、いかにコメントとはいえ、その自信の裏づけは何?とかんぐりたくなるというもの……。
時おりしも往復の車中で、読めずに来続けていた、石川達三の『日蔭の村』を一気に読破。(この場合はダム建設が五年間も延期されたために生活に困窮した村人の怒りが沸点に達した為の押し出しでしたが)、最終的にことを動かしたのは、むしろ旗をもって首都にのりこんだ住民の実力行使でした。いかなる世の革命も民衆の怒りがもたらしてます。もはや、群馬県庁にむしろ旗をもって市民の怒りのパワーでも、見せない限り、ことは進まないのでは?
(終章近いこの描写場面は、帰途の電車、高崎近くで読んだのでしたが)、はからずも、地裁で帰り際にお会いした方たちに「6/26には、抗議デモの華々しいのをしませんか」とのセリフを吐いてしまいましたけれど……
さて、まずは以下に判決文などを転載します。
http://www.yamba.jpn.org/
「訴訟資料」→東京→ずっと下方に進み、「第23回 判決」 をクリックしてみてください。
2009年05月10日
判決日前の、ある新聞報道
明日5/11は、八ッ場ダム裁判の最初の判決、東京地裁の判決日です。
本日、また現地に行き、判決の報道とは別に、明日18時~TBSテレビで水没地内の様子が放映されるとのことを聞いてきました。ご覧ください。
以下に、「毎日新聞 ニッポン沈没」の八ッ場ダム関連記事を転載させていただきます。
というのは、八ッ場へ通いはじけた頃、お世話になった、故豊田嘉雄さんのお名前も久々に登場。しかもぬくもりのある表現で記されていて、うれしかったからです。
ただし、記事末尾に明らかな誤認表現があって、惜しい限り。
加えて、こんな良い記事なのに見出しの「水没直前」には、まだ水没したわけでもないので、拒否反応が走ります。
そのことも含めて、説明代りに、この記事をメールで紹介してくださった方に対しての返信メールも添えさせていただきます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆【毎日新聞 5月10日】
(トップ > ニュースセレクト > 話題 > 記事)
ニッポン密着:計画57年、八ッ場ダム着工へ 水没目前、町のきずな
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090510ddm041040059000c.html
【写真】ダム湖に沈む川原湯温泉街(手前右)。奥が八ッ場ダム建設予定地=群馬県
長野原町で2009年5月9日午後、本社ヘリから岩下幸一郎撮影
利根川水系吾妻川中流に国が計画している八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)
本体工事が年度内に始まる。山あいの町に降ってわいた計画から57年。かつて町を
二分した反対闘争は終息したが、いまだにダムを歓迎できない人もいる。大戸(だい
ど)川ダム(大津市)の事業凍結を同じ国が決めるなど、公共事業見直しの流れに反
して建設に向けた手続きは粛々と進む。苦渋の選択をした住民らの心中ではなお、疑
問の火がくすぶり続ける。【伊澤拓也】
ダム完成後は水没する川原湯温泉。温泉街を見下ろす小高い丘に、町でただ1軒の
老舗牛乳販売店がある。創業85年の「豊田乳業」。水没地区の3分の2に当たる住
民が計画の遅れと長引く工事に嫌気がさし、代替地への移転をあきらめ次々と転居す
る中残った。それどころか、敷地内では現在、新しい乳処理工場建設のつち音が響
く。
敷地の一部は水没するJR吾妻線の付け替え用地だが、社長の豊田武夫さん(5
7)は「ダムの必要性に納得がいくまでは渡せない」と売却を拒んでいる。完成を急
ぐ国との交渉は平行線のままだ。
□
<遠く祖父より受け継(つぎ)し/故郷の田畑吾(わ)が住居/湖底に沈めてなる
ものか/ダム反対に決起せよ>
計画が浮上した直後、こんな歌が川原湯温泉で流行した。作者は豊田さんの父文次
郎さん(88)のおじに当たる故嘉雄さん。「よっちゃん」の愛称で親しまれ、旅館
を営みながら反対闘争の先頭に立った。若いころは近所の子供らを引き連れ、歌声を
響かせていた。年配者の中には、歌を覚えている人がいる。
「なんでわれわれの町が国のために水の底に沈まなくてはならないのか」。嘉雄さ
んは反対闘争の歴史をつづった著書「湖底の蒼穹(そら)」に、そう記して怒りを表
現した。住民らもこれに同調した。闘争が最も激しかった60年代。建設省(当時)
職員が現地を訪れると、軒先につるした一斗缶をたたいて「帰れ」と連呼した。
「よっちゃんと一緒に役人を追い返した」と豊田さん。住民らは集会で、ひざを突き
合わせ深夜まで対策を練った。
ところが一枚岩だった住民も、ほころび始める。国が「高く買う」と個別交渉を重
ねた結果、住民代表でつくる交渉委員会は「賛成派」が主流となり、町は真っ二つに
割れた。表札に「ダム反対」と書く「色分け」も起きた。用地買収に応じた人たちは
町を離れ、活気もなくなった。ダム問題は住民のきずなを粉々に壊していった。
□
01年、住民代表が用地買収の補償基準に調印した。「ダムを受け入れ、再生する
しかない」という空気が支配的で、反対闘争の事実上の終結だった。あれから8年。
狭い温泉街の道路をトラックと重機がせわしく往来する。住民の多くはダムの早期完
成を望んでいるとされる。ただ、胸中は複雑な人もいる。川原湯温泉組合長で旅館を
営む豊田明美さん(44)は「人口減、施設老朽化などの理由が積み重なった。苦渋
の決断だった」と賛成に転じた事情を話した。いずれは代替地に移るつもりだ。
詩が得意だった嘉雄さんは2年前の初夏、老衰で静かにこの世を去った。90歳。
「ふるさとが/湖底に沈む少し前/花の咲く頃(ころ)/ぽっくり死にたい」。生前
詠んだ詩の通りの生き方だった。その遺志は若い世代に受け継がれている。
豊田武夫さんの長男真一さん(30)は「うちはここに根を張った牛乳屋。地元を
無視できるわけがない」と話す。思いは父たちと同じだ。ダム反対期成同盟委員長を
務めた文次郎さんを含めて嘉雄さんから4世代にわたり、ダムに翻弄(ほんろう)さ
れる古里を見つめる豊田家。豊田さんは「古里を壊してまでダムが必要だとは思えな
い」と言い切った。
□
東京地裁で11日、判決が言い渡される。東京都の市民グループ「八ッ場ダムをス
トップさせる東京の会」の会員らが、都がダム建設費を出すのは違法として、支出差
し止めと過去1年間の支出額約32億9000万円の返還を求めた訴訟だ。同様の訴
訟は千葉県などダム下流の5県でも提訴されており、初判断となる。
高度経済成長期前に生まれたダム建設計画は、世紀をまたぎ「脱ダム」機運のうね
りをすり抜け、生き続ける。水没予定地ではまだ約340世帯が暮らす。豊田さんは
思う。「住民同士が最後に心の底から笑い合った日はいつだったろうか」
==============
■ことば
◇八ッ場ダム
治水、利水を兼ねた多目的ダムとして1952年、群馬県長野原町の利根川水系吾
妻川中流に計画された。国が総事業費約6兆2000億円で計画している全国47の
ダムの一つ。反対運動の末、01年に国と水没地区住民が土地の補償基準で合意した
が、代替地整備が進まず完成予定は当初の00年度から15年度に延期された。09
年度に本体着工する。総貯水量1億750万立方メートル、総事業費4600億円。
//////////////////////////////////////
◆【返信】
お知らせ、うれしく拝読。
内容的にも「ダムを潔しとしていない水没地の生の声」というものだけ
に……、重みがあります。
本当に、見出しの「水没直前」は嫌な響きの先走り表現ですね。
なお、記事末尾の
> 水没予定地ではまだ約340世帯が暮らす。
は、明らかなミス。惜しまれます。
この340世帯とは、当初の長野原町内の全水没世帯数の数です(のち
に対象世帯は422世帯に拡大)。
「水没340世帯中まだ▽△世帯が暮らす」ならば問題なし。
そのように記したのが、思わぬ何かのハプニングでミスにつながったの
でしょうか?
先ほど、現地の方の中でこの種のことに最も明るい方に、(昼間のお礼
を兼ね)電話して確認しましたら、正確な世帯数は役場に聞かないとわ
からないけれど、現在残っているのはおよそ50世帯くらいとのこと。
実は、今日てひょんなことから近所のお年よりたちと近くの山にドライブ。
しかし、稀にみる天気の良さと新緑の輝きに誘われか、1時間ほどの予
定が榛名湖まで足をのばし、エイヤットとばかりについつい山越えして、
先日も訪れたばかりなのに、何とまた「八ッ場入り」してしまったのです。
さらに喜んでくれるのを良いことに、あちこちと夕暮れ時まで、約140㌔
ほども走って帰宅……。
かわいそうなのは「帰ってからあげるからね」と非情な飼い主からエサも
もらえずに出かけられてしまった犬のクロ。布団も干したままでした。
わが八ッ場はそれほど、吸引力があるということでしょうか。
もちろん、牛乳やさんにも立ち寄って、とびきり旨いのを味わってもらおうし
たのですが、冷蔵庫も自宅の玄関の戸も開くのですが、あいにくルスのよう。
少しばかりの品でご迷惑をかけても悪いから諦め、しかたなくある店で求め
たのですが、何か味が違うように感じられました。
新しく県道になる道路沿いに、記事中にもある「新しい乳処理工場」がほぼ
完成していました。
ところで、故・豊田嘉雄さんのお宅にもお邪魔したのですが、何もおっしゃっ
ていなかったので、念のため連絡しますと、記事のことは知らなかったそうで
「とっても良い書き方ですよ」と伝え、送ることに。
本日は連れがいるので、どのお宅でも深入りした話はしませんでしたけれど、
幾つかの現地ならではの“面白い裏話や人間模様”が聞けました。
それに、明日の東京地裁判決があるためでしょうか、一部の筋では妙な緊張
感があるようで、これまた現地ならではの妙趣な空気でしたが、対する当方は
ケセラセラ状態?
運動の筋道を貫くのみです。
本日、また現地に行き、判決の報道とは別に、明日18時~TBSテレビで水没地内の様子が放映されるとのことを聞いてきました。ご覧ください。
以下に、「毎日新聞 ニッポン沈没」の八ッ場ダム関連記事を転載させていただきます。
というのは、八ッ場へ通いはじけた頃、お世話になった、故豊田嘉雄さんのお名前も久々に登場。しかもぬくもりのある表現で記されていて、うれしかったからです。
ただし、記事末尾に明らかな誤認表現があって、惜しい限り。
加えて、こんな良い記事なのに見出しの「水没直前」には、まだ水没したわけでもないので、拒否反応が走ります。
そのことも含めて、説明代りに、この記事をメールで紹介してくださった方に対しての返信メールも添えさせていただきます。
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◆【毎日新聞 5月10日】
(トップ > ニュースセレクト > 話題 > 記事)
ニッポン密着:計画57年、八ッ場ダム着工へ 水没目前、町のきずな
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090510ddm041040059000c.html
【写真】ダム湖に沈む川原湯温泉街(手前右)。奥が八ッ場ダム建設予定地=群馬県
長野原町で2009年5月9日午後、本社ヘリから岩下幸一郎撮影
利根川水系吾妻川中流に国が計画している八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)
本体工事が年度内に始まる。山あいの町に降ってわいた計画から57年。かつて町を
二分した反対闘争は終息したが、いまだにダムを歓迎できない人もいる。大戸(だい
ど)川ダム(大津市)の事業凍結を同じ国が決めるなど、公共事業見直しの流れに反
して建設に向けた手続きは粛々と進む。苦渋の選択をした住民らの心中ではなお、疑
問の火がくすぶり続ける。【伊澤拓也】
ダム完成後は水没する川原湯温泉。温泉街を見下ろす小高い丘に、町でただ1軒の
老舗牛乳販売店がある。創業85年の「豊田乳業」。水没地区の3分の2に当たる住
民が計画の遅れと長引く工事に嫌気がさし、代替地への移転をあきらめ次々と転居す
る中残った。それどころか、敷地内では現在、新しい乳処理工場建設のつち音が響
く。
敷地の一部は水没するJR吾妻線の付け替え用地だが、社長の豊田武夫さん(5
7)は「ダムの必要性に納得がいくまでは渡せない」と売却を拒んでいる。完成を急
ぐ国との交渉は平行線のままだ。
□
<遠く祖父より受け継(つぎ)し/故郷の田畑吾(わ)が住居/湖底に沈めてなる
ものか/ダム反対に決起せよ>
計画が浮上した直後、こんな歌が川原湯温泉で流行した。作者は豊田さんの父文次
郎さん(88)のおじに当たる故嘉雄さん。「よっちゃん」の愛称で親しまれ、旅館
を営みながら反対闘争の先頭に立った。若いころは近所の子供らを引き連れ、歌声を
響かせていた。年配者の中には、歌を覚えている人がいる。
「なんでわれわれの町が国のために水の底に沈まなくてはならないのか」。嘉雄さ
んは反対闘争の歴史をつづった著書「湖底の蒼穹(そら)」に、そう記して怒りを表
現した。住民らもこれに同調した。闘争が最も激しかった60年代。建設省(当時)
職員が現地を訪れると、軒先につるした一斗缶をたたいて「帰れ」と連呼した。
「よっちゃんと一緒に役人を追い返した」と豊田さん。住民らは集会で、ひざを突き
合わせ深夜まで対策を練った。
ところが一枚岩だった住民も、ほころび始める。国が「高く買う」と個別交渉を重
ねた結果、住民代表でつくる交渉委員会は「賛成派」が主流となり、町は真っ二つに
割れた。表札に「ダム反対」と書く「色分け」も起きた。用地買収に応じた人たちは
町を離れ、活気もなくなった。ダム問題は住民のきずなを粉々に壊していった。
□
01年、住民代表が用地買収の補償基準に調印した。「ダムを受け入れ、再生する
しかない」という空気が支配的で、反対闘争の事実上の終結だった。あれから8年。
狭い温泉街の道路をトラックと重機がせわしく往来する。住民の多くはダムの早期完
成を望んでいるとされる。ただ、胸中は複雑な人もいる。川原湯温泉組合長で旅館を
営む豊田明美さん(44)は「人口減、施設老朽化などの理由が積み重なった。苦渋
の決断だった」と賛成に転じた事情を話した。いずれは代替地に移るつもりだ。
詩が得意だった嘉雄さんは2年前の初夏、老衰で静かにこの世を去った。90歳。
「ふるさとが/湖底に沈む少し前/花の咲く頃(ころ)/ぽっくり死にたい」。生前
詠んだ詩の通りの生き方だった。その遺志は若い世代に受け継がれている。
豊田武夫さんの長男真一さん(30)は「うちはここに根を張った牛乳屋。地元を
無視できるわけがない」と話す。思いは父たちと同じだ。ダム反対期成同盟委員長を
務めた文次郎さんを含めて嘉雄さんから4世代にわたり、ダムに翻弄(ほんろう)さ
れる古里を見つめる豊田家。豊田さんは「古里を壊してまでダムが必要だとは思えな
い」と言い切った。
□
東京地裁で11日、判決が言い渡される。東京都の市民グループ「八ッ場ダムをス
トップさせる東京の会」の会員らが、都がダム建設費を出すのは違法として、支出差
し止めと過去1年間の支出額約32億9000万円の返還を求めた訴訟だ。同様の訴
訟は千葉県などダム下流の5県でも提訴されており、初判断となる。
高度経済成長期前に生まれたダム建設計画は、世紀をまたぎ「脱ダム」機運のうね
りをすり抜け、生き続ける。水没予定地ではまだ約340世帯が暮らす。豊田さんは
思う。「住民同士が最後に心の底から笑い合った日はいつだったろうか」
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■ことば
◇八ッ場ダム
治水、利水を兼ねた多目的ダムとして1952年、群馬県長野原町の利根川水系吾
妻川中流に計画された。国が総事業費約6兆2000億円で計画している全国47の
ダムの一つ。反対運動の末、01年に国と水没地区住民が土地の補償基準で合意した
が、代替地整備が進まず完成予定は当初の00年度から15年度に延期された。09
年度に本体着工する。総貯水量1億750万立方メートル、総事業費4600億円。
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◆【返信】
お知らせ、うれしく拝読。
内容的にも「ダムを潔しとしていない水没地の生の声」というものだけ
に……、重みがあります。
本当に、見出しの「水没直前」は嫌な響きの先走り表現ですね。
なお、記事末尾の
> 水没予定地ではまだ約340世帯が暮らす。
は、明らかなミス。惜しまれます。
この340世帯とは、当初の長野原町内の全水没世帯数の数です(のち
に対象世帯は422世帯に拡大)。
「水没340世帯中まだ▽△世帯が暮らす」ならば問題なし。
そのように記したのが、思わぬ何かのハプニングでミスにつながったの
でしょうか?
先ほど、現地の方の中でこの種のことに最も明るい方に、(昼間のお礼
を兼ね)電話して確認しましたら、正確な世帯数は役場に聞かないとわ
からないけれど、現在残っているのはおよそ50世帯くらいとのこと。
実は、今日てひょんなことから近所のお年よりたちと近くの山にドライブ。
しかし、稀にみる天気の良さと新緑の輝きに誘われか、1時間ほどの予
定が榛名湖まで足をのばし、エイヤットとばかりについつい山越えして、
先日も訪れたばかりなのに、何とまた「八ッ場入り」してしまったのです。
さらに喜んでくれるのを良いことに、あちこちと夕暮れ時まで、約140㌔
ほども走って帰宅……。
かわいそうなのは「帰ってからあげるからね」と非情な飼い主からエサも
もらえずに出かけられてしまった犬のクロ。布団も干したままでした。
わが八ッ場はそれほど、吸引力があるということでしょうか。
もちろん、牛乳やさんにも立ち寄って、とびきり旨いのを味わってもらおうし
たのですが、冷蔵庫も自宅の玄関の戸も開くのですが、あいにくルスのよう。
少しばかりの品でご迷惑をかけても悪いから諦め、しかたなくある店で求め
たのですが、何か味が違うように感じられました。
新しく県道になる道路沿いに、記事中にもある「新しい乳処理工場」がほぼ
完成していました。
ところで、故・豊田嘉雄さんのお宅にもお邪魔したのですが、何もおっしゃっ
ていなかったので、念のため連絡しますと、記事のことは知らなかったそうで
「とっても良い書き方ですよ」と伝え、送ることに。
本日は連れがいるので、どのお宅でも深入りした話はしませんでしたけれど、
幾つかの現地ならではの“面白い裏話や人間模様”が聞けました。
それに、明日の東京地裁判決があるためでしょうか、一部の筋では妙な緊張
感があるようで、これまた現地ならではの妙趣な空気でしたが、対する当方は
ケセラセラ状態?
運動の筋道を貫くのみです。