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ついに地すべりの危険性、認める。4600億円ではできず
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※昨日示した以下の資料の中にあります。
資料1-1 八ッ場ダム 堆砂計画及び総事業費の点検結果について
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043662.pdfter>
皆さま、昨日の欄に掲げました資料一式をご覧くださいましたでしょうか?
……創造力たくましく「小説風」に昨日の「検討の場」を読み解きますと、画期的というか、何か深遠な考えがあるのか、疑いたくなる展開となりました。
……かって、2110億円→4600億円という、考えられない倍額値上げの裏には、実は次のような憶測も密かに流れていたのでした。
「どうにもならないダムである」と誰よりも良く熟知していた、聡明なる国交省担当職員さんたちは、「八ッ場ダム中止」も視野にして模索。そこで反発必至の事業費倍額を打ち出して、受益県である下流都県への反応を探る、その信号であった? との伝説的憶測が実際にあったものでした。
そのこと思わず想いだして、同じく今般の経費増大は果たして? と考え込んでしまいます。
それにしても国とは公務員さんのモラルというのはどういうのでしょうか。
わかっていても、公式発表までは従前の公式見解しか述べられないこともわかりますが、つい先日まで「地すべりはなし」「岩盤は極めて強固」と。つい数日前も「ノリ面は極めいて安定」と聞いたばかりなのですけれど、それが一転しても、別段、謝ることも責任もないのですから……
「在任中の職責へのミスは退職後も実刑を伴って科せられる」となったら、こま国はねっとスピーディーに真実があかされることでしょうに。
①なにはともかく、地すべりの危険性を認め、今後の対策費に約149億円の経費がかかることが公表されたのは、代替地の危険性防護にとって安堵いたします。
まず、代替地の安全性については、昨年10月の八ッ場ダム特別委員会の場でも、国交省から群馬県建築住宅課に届いた資料が配布されてました。私は下記の資料を情報公開で取り寄せましたが、はっきりわからない資料でした。
【2010年8月30日付「八ッ場ダム建設事業に伴う代替地の安全性について(報告)】
そして、軒の回答は、国からは具体的な回答はこの時点ではなかったとの答弁を繰り返し行っていたと記憶しています。
ともかく県議や群馬県などからの質問や市民運動からの突き上げに対して、国も調査をしてきたのは事実で、やはり真実に基づいて、危険性を認めたわけなのは評価できるのですが……資料からも読み取れます。
それをちゃんと、「危険」とみなし、新たに三か所増やし、総額149億円の対策費をつけたのですから…… 「それ、ごらんなさい。危ない土地じゃなかったじゃないですか?」と喜んでいいものかどうか、複雑ですねぇ。
②さらに、何カ月前にはこの「検討の場」で、「中止に伴う」52億円の不足が生じそうだとの説明があったばかりなのに、今回は52億円どころか、明らか3倍もの桁の違う不足金が示されたわけです。
しかし、ダム工事の造成がなければ、地すべり地帯に手をつけることもなく、まあまあの安定を保っていたものを。
どうでもよいムダな大規模工事をして、国民の血税を投入させて、さらに足りなくなると増税をすればいいんですから…… 払いたくないですね。一部の有力者の懐に入った金の不足金までは!!
2011年08月29日
第八回「検討の場」開催
26日記者発表、本日開催という、第八回の「検討の場」に行ってきました。通知の行く方たちはいいけれど、最近はほとんどこんな状態です。
金曜日夜にしったので、大慌て。もし許可制だったら、土日に申し込みも出来ません。そんなこんなで週明けの月曜日は大慌て。想わぬミスもしてしまいまして、気がついたのは、電車の中。どうにもなりません。
しかも、未だかってない長時間の会議でした。一時間くらいと踏んで、その後、情報公開室での閲覧を希望して、朝、電話しておいたので落ち着きませんでした。抜け出して一度は延期の依頼。次は会場を抜け出して六階の情報公開室に駆け込み、ほとんどキャンセルに。
なんと、約2時間半近く。説明だけで1時間半以上。その後のぶら下がり会見。それにしても、通常は1時間程度、もっとも早かったのは45分くらいの時もあり、ものたりなかったのでしたが…… せっかく旅費をかけてかけつけるのですから、いつもこのくらいの密度は欲しいものです。
結論としては、「やっばりダムが一番」という想定内のことなのでしたが、詳しくは、下記の資料をじっくりとお読みください。
どんなことに、おきづきでしょうか?
終了後のぶらさがり会見では、想わず、愚問ながら挙手してしまいましたが…… 本日は記す余力なし。後ほどご報告いたします。
公表された本日の第8回幹事会の配付資料を転載してみます。
http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000181.html
◇議事次第
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043659.pdf
1.開会
2.挨拶(関東地方整備局)
3.事業等の点検結果
4.治水対策案を評価軸ごとに評価
5.利水対策案を評価軸ごとに評価
6.流水の正常な機能の維持の対策案を評価軸ごとに評価
7.討議
8.閉会
◇構成員名簿
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043660.pdf
◇資料1-1 八ッ場ダム 堆砂計画及び総事業費の点検結果について
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043662.pdf
◇資料1-2 雨量及び流量データの点検について
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043663.pdf
◇資料2-1 複数の治水対策案のうち八ッ場ダムを含まない案について
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043664.pdf
◇資料2-2 複数の治水対策案の立案と概略評価
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043665.pdf
◇資料2-3 治水対策案を評価軸ごとに評価
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043666.pdf
◇資料3-1 利水対策案の意見聴取結果について
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043667.pdf
◇資料3-2 利水対策案を評価軸ごとに評価
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043668.pdf
◇資料4 流水の正常な機能の維持の対策案を評価軸ごとに評価
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043669.pdf
◇参考資料 流水の正常な機能の維持の観点からの点検
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043661.pdf
2011年08月26日
8/8降雨中の生々しい写真です
代替地の前につらなる小高い山の斜面から流れ落ちる雨水のものすごさを伝える、貴重な写真です。
下の写真は、その拡大場面です。放物線状に盛り上がっている様がお分かりになりますでしょうか?
写真左手に打越沢本・支流があります。
この山々には、確か4本~5本ほどの階段状の排水路が、斜面の勾配にそって設置されていますが、こんなに急激な振り方では用をなしませんでしたね。
14日の日、何とかこして、この頂きまで登りたかったのでしたが、登りのルートが見つからず、あまりに急こう配な上に、たぶん斜面にはツルツルのネットが張ってあって危ないのと、嬬恋村への時間もありましたので、断念しました。
21日こそはと意気込んでましたが、あいにくの雨。
でも、吾妻峡の手前の道を山側に進みますと、水道施設があり、代替地工事中に何度か、訪れています。その辺からまわり道をすればたぶん……と。それに、ある方が工事にたずさわったことがあるので詳しいとの情報も得ており、登ったからといっていかほどのこともありませんが、いつかは登ります。
2011年08月24日
駅前の総合相談センター室内はまだ泥だらけ!
【国交省総合相談センターの正面玄関前と全景、ならびに土砂の下り落ちた崖】
川原湯温泉駅前の国交省総合相談センターの正面玄関前です。
細いドアのスキ間から室内を覗いてみましたら、光が逆反射して、なかなか見られませんでしたが、なんと厳寒のクツ脱ぎ場の続くホールも泥だらけ。21日現在、ここの清掃ははまだ手づかずのようでした。しかし、会議は当分できないでしょうね。
次の写真は建物裏側。エアコンもドアも壊れてしまっていました。本当に水の力って怖いですね。
2011年08月23日
2011年08月22日
21日雨天の日、現場を流れる水の様子です
【以下は、21日10時36分~42分の現場写真です。】
【山側を侵食しないよう、流れを方向付けるためらしく、側溝を持ち上げて、ついたて風にしていました】
【左手奥は、陥没した箇所で真下は駅前です】
【盛りあがって流れ落ちる水の勢いにご注目ください。】
昨日の八ッ場は雨。
ですが、現地の雨水の流れ具合を知るには、結果的に良かったのかもしれません。
正確な雨量は、まだ調べておりませんが、それほど強い降りではありませんでした。
が、決壊現場から下方を歩いて行きますと、写真のような結構激しい急流となって流れくだっていきました。坂道でもあることから、かなり、勢いのある急な流れでした。
13時からの予定だった、「子供みこし」は、中止になりました。
駅前の集合時間に遅れている方を10時15分まで待つために、、すこしでも時間がもったいないと想って、私たちよりも一足先に打越代替地に出発してもらった、プロカメラマンさん達が、問い合わせをしたらしく、現地で雨の中を歩き出そうとした10時半、「子供みこし中止」の連絡を戴きました。「これからの予定はどうするか」とのご相談をうけました。この雨ではプロのカメラマンさんたちが持つ、性能の優れた高級カメラは使うに使えず、写真の出来栄えもよくなく、撮影は不可なので「撮影は断念」せざるを得ないとのことでした。
実際、その後経験したのでしたが、雨に加えて山間部のもやに包まれ、簡便なデジカメでもはっきりと写せませんでした。また、遠くの景色ももやで定かにならず……、改めてなるほどと納得した次第です。
現場案内が最優先でしたので、もう歩き出して行ってしまった方もいました。やりとりの果てに、私たちは予定通り現地を見て回ることにして、申し訳ないけれど、ここで別行動にさせて戴きました。
榛名山中を降りたあたりでは、雨がやみ、うっすらと明るくなっていたので、すっかり晴れてくれるとおもっていましたのに、無念。せっかく、東京や茨城県など遠路からきて戴いたのに…… なぜ、こんな日に雨がふるのよ!!でしたけれど……
本来はというより、インターネットでは23日のようで、この日の撮影をくまれていました。ひょんなことから21日実施とわかりご連絡し、確認して戴きますとやはり21日ということでしたのに……
ご参加くださいました、皆さま、ご苦労さまでした。
安物デジカメの私は、流れるさまを取るにはむしろチャンスとばかりに撮りためた次第です。
たぶん、晴れてくれるだろうと希望的観測で傘のみでロクな雨具ももたずの相変わらずのヒトでしので、結構濡れましたし肌寒かったです。
そもそも、いつも遅刻気味のオバさんが、珍しく定刻30分前に着いたこと自体が異例で、こういう時にはロクなことがないのも、また妙なジンクスなのでした。
午後の嬬恋村往きは、中止。一応、解散して、それはそれなりに各自が時間をすごすことに。
……私たちは対岸の川原畑の高台に行き、温泉卵や持参のもので、車中での昼食会と情報交換会なるおしゃべり会を15時くらいまで、ゆっくりと楽しみました。
その後、長野原町在住の方ならではの情報にもとづき、現地探索。これほど通いつめていても、未だ未踏の問題地域でした。Kさんありがとうございました。
その後、ここの処、訪れても案内ばかりで、地元の個々のお宅にゆっくりとお邪魔できなかったので、久しぶりに。あちこちといつものコースの中から、4軒チョイス。
Iさんた宅にお邪魔したら、「この間さ、Jさんが来たんで、〇〇さん、この頃、ちっとも来ねんだけれど、どうかしたんかなって聞いたんだよ。そしたら、俺ん家はこの間もきたよって言っていたよ」とのこと。
本当にIさんご夫妻とは久しぶりなのでした。でも、2度ほどはおルスだったのでした。そして、Jさんとは8日の日に、道筋の田で、イノシシおどしとかのの花火をあげていた所に通りすがっただけでしたのに……
奥さんがお茶を入れてくださった後、そそくさと雨の中を家の周りとはいえ畑にいったらしく、モロコいんげんやナス、それにしし唐辛子をいっぱいもいできてくださいました。
おかげさまで、今日は八ッ場の夏野菜をたっぷり味わわせていただいてます。
【山側を侵食しないよう、流れを方向付けるためらしく、側溝を持ち上げて、ついたて風にしていました】
【左手奥は、陥没した箇所で真下は駅前です】
【盛りあがって流れ落ちる水の勢いにご注目ください。】
昨日の八ッ場は雨。
ですが、現地の雨水の流れ具合を知るには、結果的に良かったのかもしれません。
正確な雨量は、まだ調べておりませんが、それほど強い降りではありませんでした。
が、決壊現場から下方を歩いて行きますと、写真のような結構激しい急流となって流れくだっていきました。坂道でもあることから、かなり、勢いのある急な流れでした。
13時からの予定だった、「子供みこし」は、中止になりました。
駅前の集合時間に遅れている方を10時15分まで待つために、、すこしでも時間がもったいないと想って、私たちよりも一足先に打越代替地に出発してもらった、プロカメラマンさん達が、問い合わせをしたらしく、現地で雨の中を歩き出そうとした10時半、「子供みこし中止」の連絡を戴きました。「これからの予定はどうするか」とのご相談をうけました。この雨ではプロのカメラマンさんたちが持つ、性能の優れた高級カメラは使うに使えず、写真の出来栄えもよくなく、撮影は不可なので「撮影は断念」せざるを得ないとのことでした。
実際、その後経験したのでしたが、雨に加えて山間部のもやに包まれ、簡便なデジカメでもはっきりと写せませんでした。また、遠くの景色ももやで定かにならず……、改めてなるほどと納得した次第です。
現場案内が最優先でしたので、もう歩き出して行ってしまった方もいました。やりとりの果てに、私たちは予定通り現地を見て回ることにして、申し訳ないけれど、ここで別行動にさせて戴きました。
榛名山中を降りたあたりでは、雨がやみ、うっすらと明るくなっていたので、すっかり晴れてくれるとおもっていましたのに、無念。せっかく、東京や茨城県など遠路からきて戴いたのに…… なぜ、こんな日に雨がふるのよ!!でしたけれど……
本来はというより、インターネットでは23日のようで、この日の撮影をくまれていました。ひょんなことから21日実施とわかりご連絡し、確認して戴きますとやはり21日ということでしたのに……
ご参加くださいました、皆さま、ご苦労さまでした。
安物デジカメの私は、流れるさまを取るにはむしろチャンスとばかりに撮りためた次第です。
たぶん、晴れてくれるだろうと希望的観測で傘のみでロクな雨具ももたずの相変わらずのヒトでしので、結構濡れましたし肌寒かったです。
そもそも、いつも遅刻気味のオバさんが、珍しく定刻30分前に着いたこと自体が異例で、こういう時にはロクなことがないのも、また妙なジンクスなのでした。
午後の嬬恋村往きは、中止。一応、解散して、それはそれなりに各自が時間をすごすことに。
……私たちは対岸の川原畑の高台に行き、温泉卵や持参のもので、車中での昼食会と情報交換会なるおしゃべり会を15時くらいまで、ゆっくりと楽しみました。
その後、長野原町在住の方ならではの情報にもとづき、現地探索。これほど通いつめていても、未だ未踏の問題地域でした。Kさんありがとうございました。
その後、ここの処、訪れても案内ばかりで、地元の個々のお宅にゆっくりとお邪魔できなかったので、久しぶりに。あちこちといつものコースの中から、4軒チョイス。
Iさんた宅にお邪魔したら、「この間さ、Jさんが来たんで、〇〇さん、この頃、ちっとも来ねんだけれど、どうかしたんかなって聞いたんだよ。そしたら、俺ん家はこの間もきたよって言っていたよ」とのこと。
本当にIさんご夫妻とは久しぶりなのでした。でも、2度ほどはおルスだったのでした。そして、Jさんとは8日の日に、道筋の田で、イノシシおどしとかのの花火をあげていた所に通りすがっただけでしたのに……
奥さんがお茶を入れてくださった後、そそくさと雨の中を家の周りとはいえ畑にいったらしく、モロコいんげんやナス、それにしし唐辛子をいっぱいもいできてくださいました。
おかげさまで、今日は八ッ場の夏野菜をたっぷり味わわせていただいてます。
2011年08月20日
21日は川原湯駅前10時です。
本日は、水没地内の知られざる内情が解きほぐされて、成果という意味では、自画自賛を許されるならば、大きな成果と質的にも高いものがあったと思います。
現地からおいでくだされ、本音で語ってくださいました篠原幸四郎さん、本当にありがとうございました。しかし、下流の市民層とでは埋めがたい溝があり、同じく長野原町でも水没地内と非水没地内では大きな乖離があることを、はからずも飛び出た“真実”に想わず笑いころげあいながらも、思い知らされた次第です。でも、一方通行ではなく、互いに響き合って語れる、こういう話し合いが必要と思われます。
また、「吾妻川上流開発事業」にまつわる幾つかの盲点をパワーポイントを駆使しての解明してくだされたのは、雨宮隆児さん。
出だしは意表をつかれました。なんと人気テレビドラマだった「チャングムの誓い」中での「ヒ素」問題を浮かびあがらせてからのすべりだし。さらにこれまた驚かされのは、品木ダム湯川で採取したという、2009年ものの、?年代物の中和水のペットボトルの出現。
かなり綿密な発表で、この方ならではの叡智にとんだものでした。
篠原さんは体験に基づくお話を。雨宮さんは練り上げた発表で、心ばかりの少ない謝礼で申し訳ない思いです。
また、篠原さんの送迎を急きょ、かって出てくださったG子さん(お名前、伏せますね)。ご体調がわるいのに受付一式業務をこなしてくださったH子さんたち、参加者の皆々さん、お一人お一人本当にありがとうございました。(皆の協力なので当方がお礼で申し上げる立場にもなく、おかしなものいいですが)
なお、群馬県県議の小川あきらさん、お忙しいのにありがとうございました。
本日のことはまた、いずれ詳しく、お話しするとして、ともかく明日の予告編にまいります。
明日は、チラシにも記させて戴き、本日の雨宮さんのお話にもありましたように、イラストの「吾妻川上流開発事業」の流れの一端に迫るべく、また現地に入ります。
下記の日程で集合。午前中は打越代替地を見学。
本日、篠原さんからも地元ならではのご示唆も戴きましたので、またもの“山のぼり”をしたいものと考えています。が、お天気が心配です。
さらに、川原湯温泉祭りのプレイベントの「子供みこし」を見学後、川筋に入る予定です。嬬恋村の川筋を遡ります。
ところで、皆さん、嬬恋村の旨い高原キャベツは、販売機ではなんと、50円とのこと。過日は販売機に出会えず、農協さんで求めたのでしたが、大ぶりのが98円でしたが、味の面から言っても、お買い得品でした。
日時 8/21 10時 川原湯温泉駅
打越代替地→ 川原湯温泉祭り・「子供みこし」県学→万座川などへ
天気と参加者の顔ぶれによって、変更もあります。当日または途中参加もかまいませんが、ともかく、ちょっと電話ください。 090 2910 4722
2011年08月19日
明日21日13時、前橋の県男女参画センターへお出かけください
下記の写真、チラシからはコピー不可。またも膨大な写真類から引き出して、溶解度縮小。いざ、アップしてみたら掲載ならず。本欄は一端、アップすると写真は不可なのでした。で、再度アップし直し。また一番上になりますが、ご了承を。しかも旨く行かず4回目のアップです。
【篠原さんの旧宅からみる、春の丸岩(左上)】
いよいよ、明日になりました。
本欄をお読みになられた方、お気軽にお出かけください。
お茶を用意してお待ちしています。
通常、学習会というのは、一方通行形式が多いのですけれど、本会はそこが自由形式。いわば、お茶のみ話会的雰囲気ですので……
ホントにお気軽に、日頃、お感じのことをご遠慮なく発言してくださいませんか。最後にそんな時間帯も設けてありますので……
///////////////////////
聴いてみようよ!! 第三弾! 八ツ場の本音を
水没地当事者をお迎えし、体験談や本音等を伺い、学習しあう課程で相互理解を深めることを目的としています。
今回は「長野原の自然」と「吾妻川上流開発事業」
日時: 8/20(土)13時~16時半 ※開場12時半 ※資料代300円
場所:群馬県ぐんま男女共同参画センター4階小研修室※県庁裏、利根川沿い
電話027-224-2211
① 篠原 幸四郎さん:『長野原の自然界を歩いた半世紀』
環境庁や県の委嘱を受け、鳥獣保護委員を多年務められた体験談などを伺います。
ダム関連工事にともない、高台に移転されました。80歳。
②雨宮 隆児さん:『品木ダムとその他中和事業の現状と今後―八ッ場ダムへの影響』
節目を迎えた「吾妻川上流総合開発事業」について、急きょ体系的な整理をお願いしてみました。
主催:「ST0P八ッ場ダム・市民ネット」
ブログ:http://s35.gunmablog.net/
連絡先: 090-2910-4722
spq272s9@rondo.ocn.ne.jp
※駐車場は県庁駐車場を。2Hまで無料
会員募集!お気軽に
/////////////////////////
【わが備忘録的記録 記してはみましたけれど、さすがに見識問われそうで削除。でも、やっとヨッタラヨッタラ記したのだからしのびず…… で、こちらへ】
(……手づくりのお茶受けの用意もあれこれ考えておりましたが、時間が亡くなってしまいました。というのは、八ッ場からお見えのゲストをある方が送迎してくだされるわけだったのでしたが一昨日の夜、突然、ご都合がつかなくなってしまわれた旨のメールを拝受。で、20日は当方が八ッ場まで2往復せざるをえなくなったのです。そして、翌早朝も八ッ場へ。
かつて、現地での懇親会を深夜0時すぎまでお付き合いし、そこで聞いた翌朝8時に現地集合の草刈り部隊で奥山に入ったことはありましたけれど…… あの頃はまだ、今よりも若かったけれど……。
それに未だ言うこと聞いてくれないパソコンさん相手に、ポツンポツンであちこちメール打ちの状態なのです)。
【篠原さんの旧宅からみる、春の丸岩(左上)】
いよいよ、明日になりました。
本欄をお読みになられた方、お気軽にお出かけください。
お茶を用意してお待ちしています。
通常、学習会というのは、一方通行形式が多いのですけれど、本会はそこが自由形式。いわば、お茶のみ話会的雰囲気ですので……
ホントにお気軽に、日頃、お感じのことをご遠慮なく発言してくださいませんか。最後にそんな時間帯も設けてありますので……
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聴いてみようよ!! 第三弾! 八ツ場の本音を
水没地当事者をお迎えし、体験談や本音等を伺い、学習しあう課程で相互理解を深めることを目的としています。
今回は「長野原の自然」と「吾妻川上流開発事業」
日時: 8/20(土)13時~16時半 ※開場12時半 ※資料代300円
場所:群馬県ぐんま男女共同参画センター4階小研修室※県庁裏、利根川沿い
電話027-224-2211
① 篠原 幸四郎さん:『長野原の自然界を歩いた半世紀』
環境庁や県の委嘱を受け、鳥獣保護委員を多年務められた体験談などを伺います。
ダム関連工事にともない、高台に移転されました。80歳。
②雨宮 隆児さん:『品木ダムとその他中和事業の現状と今後―八ッ場ダムへの影響』
節目を迎えた「吾妻川上流総合開発事業」について、急きょ体系的な整理をお願いしてみました。
主催:「ST0P八ッ場ダム・市民ネット」
ブログ:http://s35.gunmablog.net/
連絡先: 090-2910-4722
spq272s9@rondo.ocn.ne.jp
※駐車場は県庁駐車場を。2Hまで無料
会員募集!お気軽に
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【わが備忘録的記録 記してはみましたけれど、さすがに見識問われそうで削除。でも、やっとヨッタラヨッタラ記したのだからしのびず…… で、こちらへ】
(……手づくりのお茶受けの用意もあれこれ考えておりましたが、時間が亡くなってしまいました。というのは、八ッ場からお見えのゲストをある方が送迎してくだされるわけだったのでしたが一昨日の夜、突然、ご都合がつかなくなってしまわれた旨のメールを拝受。で、20日は当方が八ッ場まで2往復せざるをえなくなったのです。そして、翌早朝も八ッ場へ。
かつて、現地での懇親会を深夜0時すぎまでお付き合いし、そこで聞いた翌朝8時に現地集合の草刈り部隊で奥山に入ったことはありましたけれど…… あの頃はまだ、今よりも若かったけれど……。
それに未だ言うこと聞いてくれないパソコンさん相手に、ポツンポツンであちこちメール打ちの状態なのです)。
2011年08月17日
国交省の話、聞けました
去る12日、質問した事項について、本日国交省八ッ場ダム工事事務所との話ができました。
また、「ルス」との対応となると想っていましたが、9時50分頃に電話しましたところ、いつも対応してくださるF課長が電話口に。一瞬、声が聞き覚えのある声だったので、初めての方と話す緊張感がありましたので、面食らいましたが、担当となっている、お二人はお出かけ。でも、何度もかけてきているのに……とのご配慮戸のことでした。
日ごろ、不明なことも併せて、お忙しいのにおよそ小一時間、話して戴けました。
詳しいことは、のちほど記します。
明日までのある草稿の入稿が迫っていますのに…… パソコンのマウスが止まってしまったり反応しなくて文字が打てず、手間取っているのです。まだ、一行も記せてないのです。
また、「ルス」との対応となると想っていましたが、9時50分頃に電話しましたところ、いつも対応してくださるF課長が電話口に。一瞬、声が聞き覚えのある声だったので、初めての方と話す緊張感がありましたので、面食らいましたが、担当となっている、お二人はお出かけ。でも、何度もかけてきているのに……とのご配慮戸のことでした。
日ごろ、不明なことも併せて、お忙しいのにおよそ小一時間、話して戴けました。
詳しいことは、のちほど記します。
明日までのある草稿の入稿が迫っていますのに…… パソコンのマウスが止まってしまったり反応しなくて文字が打てず、手間取っているのです。まだ、一行も記せてないのです。
2011年08月16日
国交省への質問に、自ら回答す
14日に八ッ場の災害現場へ、21日の下見もかねて行ってきました。
そして、やはり現場第一。現地を見るに限ります。
これで、去る12日に国交省に質問を出して、結局、今に至るまで、なしの礫の質問事項の第一の
>①具体的には図の①②③のどの位置で決壊したのか。それとも複合か。
の位置と、全体がわかりました。
県道林吾妻線に接した、打越沢本流の現在の様子です。写真のような処置が8日以来、丸1週間経た現在は応急処置が施されていました。
念のため、去る8日17時台、応急処置済みの写真を添えます。土ノウの積んである箇所に、写真の土砂類の防護柵が設置されたわけです。8日の日には、排水管の設置場所などの予備知識なく出かけたものですから、川床を凝視することもなかったのでしたが、写真で見る限りまた眺めた限りにおいて、坑口は見えませんでした。全く土砂に覆われていたのでしょうね。
そして、川床に埋められた直径1㍍の排水管がみえますでしょうか。その上に四角い金網が施されています。
……しかし、見ていて次の疑問が生まれました。この直径1㍍の排水管は、道路を横断。地中を経て、最終的には打越橋のところにでるのですが、もし何か異物が詰まったり内部で割れるようなことが起きた場合には、どうなるのでしょうか。
また、今回の大雨が降る前には、管の上にこのような金網があったのでしょうか。
ここで、ある地元の当時者の方が、計画段階で怒りにもえながら放ったという言葉がよみがえります。
「ああいう排水管じゃ、ダメだって行ったんだよ俺は。大水が出れば倒木が倒れて詰まるんにきまっているだんべ。今に事故が起きるぞって!」と。この当時者の方はある正式の場で述べているので、記録はあるにはあるらしいのですが、それらはすべて非公開との由。
次に道路下のこの流路工を経て
8日の日に排水をくみ出す応急措置を行っていた問題の枡の部分です。
右端の排水管の辺りの写真を。この応急措置が施されたので、8日による8時すぎまでくみ上げていたあのチューブ管はありませんでした。地面が乾いているのをご覧ください。
ここの写真を拡大します。
土ノウに囲まれて、上下二つの排水管がお分かりになりますでしようか。
これが、直径30㌢の排水管です。
今回の措置は、国交省発表の次の説明図に忠実に処置をしたがお分かりになりますでしょう。
もう一度、その図を掲げます。
【平成23年8月7日に発生した長野原町川原湯地区における雨水流出経路に関する調査結果】
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/yanba_00000019.html
そして、やはり現場第一。現地を見るに限ります。
これで、去る12日に国交省に質問を出して、結局、今に至るまで、なしの礫の質問事項の第一の
>①具体的には図の①②③のどの位置で決壊したのか。それとも複合か。
の位置と、全体がわかりました。
県道林吾妻線に接した、打越沢本流の現在の様子です。写真のような処置が8日以来、丸1週間経た現在は応急処置が施されていました。
念のため、去る8日17時台、応急処置済みの写真を添えます。土ノウの積んである箇所に、写真の土砂類の防護柵が設置されたわけです。8日の日には、排水管の設置場所などの予備知識なく出かけたものですから、川床を凝視することもなかったのでしたが、写真で見る限りまた眺めた限りにおいて、坑口は見えませんでした。全く土砂に覆われていたのでしょうね。
そして、川床に埋められた直径1㍍の排水管がみえますでしょうか。その上に四角い金網が施されています。
……しかし、見ていて次の疑問が生まれました。この直径1㍍の排水管は、道路を横断。地中を経て、最終的には打越橋のところにでるのですが、もし何か異物が詰まったり内部で割れるようなことが起きた場合には、どうなるのでしょうか。
また、今回の大雨が降る前には、管の上にこのような金網があったのでしょうか。
ここで、ある地元の当時者の方が、計画段階で怒りにもえながら放ったという言葉がよみがえります。
「ああいう排水管じゃ、ダメだって行ったんだよ俺は。大水が出れば倒木が倒れて詰まるんにきまっているだんべ。今に事故が起きるぞって!」と。この当時者の方はある正式の場で述べているので、記録はあるにはあるらしいのですが、それらはすべて非公開との由。
次に道路下のこの流路工を経て
8日の日に排水をくみ出す応急措置を行っていた問題の枡の部分です。
右端の排水管の辺りの写真を。この応急措置が施されたので、8日による8時すぎまでくみ上げていたあのチューブ管はありませんでした。地面が乾いているのをご覧ください。
ここの写真を拡大します。
土ノウに囲まれて、上下二つの排水管がお分かりになりますでしようか。
これが、直径30㌢の排水管です。
今回の措置は、国交省発表の次の説明図に忠実に処置をしたがお分かりになりますでしょう。
もう一度、その図を掲げます。
【平成23年8月7日に発生した長野原町川原湯地区における雨水流出経路に関する調査結果】
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/yanba_00000019.html
2011年08月15日
20日の学習会、翌日は現地見学
上に掲げたチラシのような日程にて、20日の前橋市内での学習会翌日、川原湯温泉・打越代替地の土砂流出現場、ならびに、今後想定される「吾妻川上流開発事業」の隠された意図を学ぶために、嬬恋村の万座川・今井川など流域探索を行いたいと思います。
また、もしご参加の皆さまの中に、肝心要の旧六合村の品木ダムの中和施設をご覧になられていない方がいらっしゃいまして、ご希望でしたら、協議して時間が許す範囲内で何とか対応したい考えもあります。
次に念のため、20日の学習会も下記に記します。あいにく何とも読みにくくて申し訳ありません。このパンフはどうしてなのか、何度こころみてもダメなのです。
2011年08月13日
再編成、駅前土砂捨て場
どうていう場面でもありませんが、“動画風”に、昨晩アップの土砂捨て場を再編成してみました。というのは、他の場面が見つかったからです。何しろ約300枚の写真の中から、しかも同じ道路を往きに帰りに、駅前には4回も通って、時間をおいて詐欺用の進行具合を撮ったのでしたから、探し出すのに手間取るのです。
ですので、一部は昨晩12日22時48分にアップした時の写真があります。
しかし、福島の災害では、予想されたこととはいえ、土砂物まで放射線に汚染されているのですから……、そのしんどさが想いやられます。
【写真① 道路上から撮影の 八ッ場大橋の要員の方たち】
【写真② 駅前方向からのダンプ】
【写真③ 画面左手捨て場 全景】
【写真④Uターン中】
【写真⑤】
【写真⑥ 作業完了】
ですので、一部は昨晩12日22時48分にアップした時の写真があります。
しかし、福島の災害では、予想されたこととはいえ、土砂物まで放射線に汚染されているのですから……、そのしんどさが想いやられます。
【写真① 道路上から撮影の 八ッ場大橋の要員の方たち】
【写真② 駅前方向からのダンプ】
【写真③ 画面左手捨て場 全景】
【写真④Uターン中】
【写真⑤】
【写真⑥ 作業完了】
2011年08月12日
土砂は、どのように始末?
駅前の土砂は、どんな処理がなされたのでしょうか。
ブルで押して、ユンボで救いあげ、ダンプで輸送という体制がとられていました。
そして、その汚泥の捨て場は、八ッ場大橋際の遊歩道入口の空地でした。
写真は、土泥が堆積している「八ッ場大橋」です。
そして、駅前の除去した土砂を積んだトラックは 次の写真のようにUターンしてバックで右手の吾妻川沿いの空地に積み上げていました。
ブルで押して、ユンボで救いあげ、ダンプで輸送という体制がとられていました。
そして、その汚泥の捨て場は、八ッ場大橋際の遊歩道入口の空地でした。
写真は、土泥が堆積している「八ッ場大橋」です。
そして、駅前の除去した土砂を積んだトラックは 次の写真のようにUターンしてバックで右手の吾妻川沿いの空地に積み上げていました。
2011年08月12日
只今、国交省に質問中
去る8日の日以来、またたく間に5日間たちました。言うことを聞いてくれにいスローモーのわがパソコンに前にかじりついて格闘するのも些か、疲れ果てしまって今度はわが頭脳も疲労気味。
でも、そんなこと言っていられません。明日からはお盆。すべてが休みに入ってしまいまして、国交省はもちろん、現地の方に伺うにしても出来かねます。
そこで、国交省八ツ場ダム工事事務所に最後の電話を。しかし、やはりご担当者も窓口の課長さんも皆、外出。で、今では“声なじみ”となりました受付の方に、国交省発表の資料をもとに以下のメモをとってもらい、何とか対応してもらえるように依頼しました。
昨日添付の資料を再度添付します。
(なお、これは20日の学習会の講師にお願いした雨宮隆児さんがやんば関係のメールにいち早く投稿してくださったものでずか、とっても重宝させてもらっています)
◇平成23年8月7日に発生した長野原町川原湯地区における雨水流出経路に関する調査結果
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/yanba_00000019.html
別紙・参考資料
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000042804.pdf
①具体的には図の①②③のどの位置で決壊したのか。それとも複合か。
②排水管工事は、いつ行われたのか?
③その際、今般の大雨は想定していたのか?
「2.推測される状況」とされる説明には、
・打越代替地の山側に降った雨水は、通常の降雨時と同様に防災ダムの沢筋に流下。【①-②】
・流路工内の排水用暗渠管※の呑み口付近に沢筋からの土砂が堆積、雨水が流路工から溢水。【③】
※防災ダム下流の流路工内に工事期間中用に暫定的に設置。これを経由し、既存の沢に排水
・溢水した雨水が工事用道路に沿って流下し、路肩から斜面に流下。【④・写真④】
とあり、決壊場所は③とされていますが、図の位置は現場とややズレているように思えます。
例えば①の根拠は、読売・毎日新聞群馬版では「約80㍍上にある排水路(直径1㍍)が土砂で詰まり、大量の雨水があふれたため」とあるのですが、現場で見た限り、図にある1㍍の排水管の位置では人だかりもなく、むしろ30㌢の排水管の③の場所での修復が行われていたからです。
そして、市民運動の記述では「直径30㌢」の語が示されています。が、当方にはまだ断定てきかねているのです。
もう一度、写真を列挙します。皆さま、ご一緒に先の国交省のPDFファイルとともに、たどってご意見をお聞かせくださいませ。
【写真① 打越沢本流】
【写真② 打越沢支流】※ユンボ近くの排水管はやはり沙世の中から水をくみ上げるための管なのでしょうか? 写真が切れていて全体は不明なのですが、直径は30㌢ほどで、とても1㍍の排水管には見えません。
【写真③ ②の打越沢支流の道下の土ノウ作り場】
【写真④ ③の下方の排水路】
【写真⑤ ②下方の排水路の?決壊場所 国交省図の③にあたる場所。上流の道上に②の打越本流があり、ここに至るまでの右手に1㍍の排水管が設置されていたのでしょうか。その場所は確認してきませんでした。
でも、そんなこと言っていられません。明日からはお盆。すべてが休みに入ってしまいまして、国交省はもちろん、現地の方に伺うにしても出来かねます。
そこで、国交省八ツ場ダム工事事務所に最後の電話を。しかし、やはりご担当者も窓口の課長さんも皆、外出。で、今では“声なじみ”となりました受付の方に、国交省発表の資料をもとに以下のメモをとってもらい、何とか対応してもらえるように依頼しました。
昨日添付の資料を再度添付します。
(なお、これは20日の学習会の講師にお願いした雨宮隆児さんがやんば関係のメールにいち早く投稿してくださったものでずか、とっても重宝させてもらっています)
◇平成23年8月7日に発生した長野原町川原湯地区における雨水流出経路に関する調査結果
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/yanba_00000019.html
別紙・参考資料
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000042804.pdf
①具体的には図の①②③のどの位置で決壊したのか。それとも複合か。
②排水管工事は、いつ行われたのか?
③その際、今般の大雨は想定していたのか?
「2.推測される状況」とされる説明には、
・打越代替地の山側に降った雨水は、通常の降雨時と同様に防災ダムの沢筋に流下。【①-②】
・流路工内の排水用暗渠管※の呑み口付近に沢筋からの土砂が堆積、雨水が流路工から溢水。【③】
※防災ダム下流の流路工内に工事期間中用に暫定的に設置。これを経由し、既存の沢に排水
・溢水した雨水が工事用道路に沿って流下し、路肩から斜面に流下。【④・写真④】
とあり、決壊場所は③とされていますが、図の位置は現場とややズレているように思えます。
例えば①の根拠は、読売・毎日新聞群馬版では「約80㍍上にある排水路(直径1㍍)が土砂で詰まり、大量の雨水があふれたため」とあるのですが、現場で見た限り、図にある1㍍の排水管の位置では人だかりもなく、むしろ30㌢の排水管の③の場所での修復が行われていたからです。
そして、市民運動の記述では「直径30㌢」の語が示されています。が、当方にはまだ断定てきかねているのです。
もう一度、写真を列挙します。皆さま、ご一緒に先の国交省のPDFファイルとともに、たどってご意見をお聞かせくださいませ。
【写真① 打越沢本流】
【写真② 打越沢支流】※ユンボ近くの排水管はやはり沙世の中から水をくみ上げるための管なのでしょうか? 写真が切れていて全体は不明なのですが、直径は30㌢ほどで、とても1㍍の排水管には見えません。
【写真③ ②の打越沢支流の道下の土ノウ作り場】
【写真④ ③の下方の排水路】
【写真⑤ ②下方の排水路の?決壊場所 国交省図の③にあたる場所。上流の道上に②の打越本流があり、ここに至るまでの右手に1㍍の排水管が設置されていたのでしょうか。その場所は確認してきませんでした。
2011年08月11日
人命もまた翻弄か… 簡単な、排水管工事は施されていた
微妙な訂正事項が生じてしまいましたので、ご報告いたします。
【下の写真は、8日昼頃よりK建設工業によってなされた応急処置 8日18時5分撮影】
去る9日付で、太字部分末尾にて「災害の原因は配管工事がされていなかったことにあると指摘されています」と記してしまいましたが、どうやらニュアンスが異なっていたようでしたので記させて戴きますす。
「仮工事的な措置はなされたけれど、想定外の大水に耐えられなかったヤワな装置だった」というのが事実のようです。
昨日10日、次の国交省見解が発表されました。
◇平成23年8月7日に発生した長野原町川原湯地区における雨水流出経路に関する調査結果
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/yanba_00000019.html
別紙・参考資料
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000042804.pdf
この説明に、「工事の有無」について、「おかしい」なとひらめき、「応急措置への思いこみ」に気づきました。
事実確認を八ッ場ダム工事事務所に再三問い合わせをしているのですが、担当者お二人はおルス。それ以外の方はわからずとのことでして、時間のみ経過して、今に至りました。
実は前にも記しましたが、9日の日も、公式見解を求めて問い合わせていたのでしたが、連絡を戴けず、昨日の公表をみて、求める必要条件は満たしたので、「まぁ、いいか。確かに忙しすぎるんだろうから」と思ってましたが、今度は必死です。
きちんとした訂正記事を書きたいと情報収集しているのですが、国交省も、電話を調べて直接問い合わせしている工事業者からも対応して戴けません。
仕方なく、元々は現地のDさんからの情報だった言質ですから、細部の確認で電話しているのですが、この方もルス。別の住民の方にも伺ってみることにしました。15時、何度電話してもやはりお留守だった情報通のEさんに、ようやく連絡が取れ、伺いますと「工事はしたけれど、簡単な工事だったんで、想定外の大水にダメだっんだと」とのことが判明致しました。
その理由は、もしダム湖完成の折には、打越沢の流路工は、はからずも今回の流出経路のように、まっすぐダム湖に注ぎこむ予定なのだそうです。
【上流からとった写真です。前方にみえる道路を土砂は流れました。ダム湖完成後は、この道筋をまっすぐ下るとのこと】
追記 この後、最初に語ってくださったDさんに19時半、やっと連絡がとれ、詳しく伺いましたら、あまりに細い管だっので、「工事をしてしていなかった」と表現したのだそうでした。
子供の頃から、打越沢の水量の激しさは知っているので、「あんな細い管で大丈夫かな」≒「工事なし」と思っていたそうでした。そして、実際、川原湯地区の皆さんは「しっかりとした本工事を」と願ってきたのだそうでした。
国交省側の資料によれば、直径30センチの排水管とのことですが……
同じくらいの黒い排水管が引きちぎられて寸断されていた光景が浮かびます。
もし、ダムを造るのならそれなりの工法もあったかもしれません。ダム中止なら…… さらにまた違った方法を考え直さねばならないとの判断もあり、ついつい工事も“手抜き”というより……「たぶ、大丈夫だろう」式の甘い判断だったようです。
ここで浮かび上がってくるのは、工事の多くや対策が「今秋までのダムを造るのか、止めるかにかかっていて、現段階では中ぶらりん」の状態にさらされてしまっているわけです。
そんな中で多年生活させられてきた、現地の方たちの痛みと怒りが伝わってきませんか?
【下の写真は、8日昼頃よりK建設工業によってなされた応急処置 8日18時5分撮影】
去る9日付で、太字部分末尾にて「災害の原因は配管工事がされていなかったことにあると指摘されています」と記してしまいましたが、どうやらニュアンスが異なっていたようでしたので記させて戴きますす。
「仮工事的な措置はなされたけれど、想定外の大水に耐えられなかったヤワな装置だった」というのが事実のようです。
昨日10日、次の国交省見解が発表されました。
◇平成23年8月7日に発生した長野原町川原湯地区における雨水流出経路に関する調査結果
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/yanba_00000019.html
別紙・参考資料
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000042804.pdf
この説明に、「工事の有無」について、「おかしい」なとひらめき、「応急措置への思いこみ」に気づきました。
事実確認を八ッ場ダム工事事務所に再三問い合わせをしているのですが、担当者お二人はおルス。それ以外の方はわからずとのことでして、時間のみ経過して、今に至りました。
実は前にも記しましたが、9日の日も、公式見解を求めて問い合わせていたのでしたが、連絡を戴けず、昨日の公表をみて、求める必要条件は満たしたので、「まぁ、いいか。確かに忙しすぎるんだろうから」と思ってましたが、今度は必死です。
きちんとした訂正記事を書きたいと情報収集しているのですが、国交省も、電話を調べて直接問い合わせしている工事業者からも対応して戴けません。
仕方なく、元々は現地のDさんからの情報だった言質ですから、細部の確認で電話しているのですが、この方もルス。別の住民の方にも伺ってみることにしました。15時、何度電話してもやはりお留守だった情報通のEさんに、ようやく連絡が取れ、伺いますと「工事はしたけれど、簡単な工事だったんで、想定外の大水にダメだっんだと」とのことが判明致しました。
その理由は、もしダム湖完成の折には、打越沢の流路工は、はからずも今回の流出経路のように、まっすぐダム湖に注ぎこむ予定なのだそうです。
【上流からとった写真です。前方にみえる道路を土砂は流れました。ダム湖完成後は、この道筋をまっすぐ下るとのこと】
追記 この後、最初に語ってくださったDさんに19時半、やっと連絡がとれ、詳しく伺いましたら、あまりに細い管だっので、「工事をしてしていなかった」と表現したのだそうでした。
子供の頃から、打越沢の水量の激しさは知っているので、「あんな細い管で大丈夫かな」≒「工事なし」と思っていたそうでした。そして、実際、川原湯地区の皆さんは「しっかりとした本工事を」と願ってきたのだそうでした。
国交省側の資料によれば、直径30センチの排水管とのことですが……
同じくらいの黒い排水管が引きちぎられて寸断されていた光景が浮かびます。
もし、ダムを造るのならそれなりの工法もあったかもしれません。ダム中止なら…… さらにまた違った方法を考え直さねばならないとの判断もあり、ついつい工事も“手抜き”というより……「たぶ、大丈夫だろう」式の甘い判断だったようです。
ここで浮かび上がってくるのは、工事の多くや対策が「今秋までのダムを造るのか、止めるかにかかっていて、現段階では中ぶらりん」の状態にさらされてしまっているわけです。
そんな中で多年生活させられてきた、現地の方たちの痛みと怒りが伝わってきませんか?
2011年08月11日
(八)土砂流入ルート(その三※右側)
さて今度は、メイン土砂流入ルートの右側から流れてきた、もう一つのルートの写真をお伝えします。
次の写真は、国道をはさんで川原湯温泉駅の反対側。総合相談センターの右手。一段と小高くなっている土地です。ここには、かつて人家がありました。
この沢の上方へは、直接は行けなかったのでしたが、次の写真の土ノウの積んである場所より、やや右手の雑木林のなかからと思われます。いずれにしても、流路工の枡部分が源と思われます。
145号から右手に折れてすぐの吾妻渓谷遊歩道と反対側の県道にはいると、すぐにこんな風景が広がってきました。
次の写真は、国道をはさんで川原湯温泉駅の反対側。総合相談センターの右手。一段と小高くなっている土地です。ここには、かつて人家がありました。
この沢の上方へは、直接は行けなかったのでしたが、次の写真の土ノウの積んである場所より、やや右手の雑木林のなかからと思われます。いずれにしても、流路工の枡部分が源と思われます。
145号から右手に折れてすぐの吾妻渓谷遊歩道と反対側の県道にはいると、すぐにこんな風景が広がってきました。
2011年08月11日
(七)土砂流入ルート(その二※左側)
次に、駅前土砂流入箇所メインラインの左側からの状況をお伝えします。
【写真B①】駅前の国交省総合相談センターの裏側を高台のノリ面からとったものです。建物裏側の土砂物は画面左手から流れ落ちたものであることがお分かりになると思います。
ご覧のようにこのノリ面の要所には、石を入れた、堅固な金網の蛇カゴ風のドドメが設置されています。その金網の上にも土砂が堆積していました。
【写真B②】そのノリ面の全景です。
【写真B③】ノリ面の最も右手をアップしたものです。
画面右側の木立ちの茂みのさらに右手に、【写真A③】の道路陥没場所があり、その直下に相談センターの前庭があるわけです。
<
【写真B④】ノリ面上方に至る道筋について説明しますと、写真のノリ面の先端は道路になっています。そこに沿って少し進むと、先の陥没箇所、前回の「土砂流入ルート その一メイン」でお伝えしたのと同じ道になります。吾妻渓谷入り口とは反対側に登る道路で、トバ口の道路の至るところにも土砂や小石が散乱していて、水のみのすごさを見せつけてくれました。
《ノリ面上方の道路①》
《上の道路を進み、人のいる場所がカ陥没箇所②》
【写真B⑤】最後にここからみえる、駅前の現場写真です。
時間に急かれながら夢中で、写真のずっと上方の打越大替地の最も左手の駐車場に車を乗り捨て、進入禁止をくぐって、炎天下の道をここまで歩いてきました。
遠く眼下の下手に八ッ場大橋がみえ、人影がみえました。カメラのレンズをアップしてみると、道路が何やら土砂色にみえました。吾妻渓谷には踏み入れられず、被害状況の情報は未だありません。
【写真③】のノリ面は、まだ造成したばかりらしく、地面は固まっておらず捕まるものもなく、結局、割と傾斜はきつかったのでしたが、滑り降りました。おかげで、ズボンのお尻は泥だらけ。
心急きながら、木やフジつるの合間にしか撮れない眼下の作業風景を何とか少しでも鮮明にとろうと拡大したりするなど腐心したものでした。もっと全体が見渡せる場所はないものかとまたも心急きつつ、ノリ面をよじ登りました。帰途は少し余裕がでたので、橋の木立際まで行き、茂みからのびている枝につかまったところが、これらはことごとく木イチゴの木。ドゲだらけになりましたが、これしかつかまるものなし。
ようやく元の県道に出て、たぶん、145号線には立ち入り禁止で立ち入れないだろうなと踏みつつ、何とかもっと近距離でとれないものかと、臆しつつ145号線の駅前への道筋をたどりました。
まだ、復旧作業は道路だけで、本格化していなかったのと、程なく昼休みに入ったので、想いかけず「写真を撮らせてください」と関係者たちにお願いしますとOKが戴け、本当に助かりました。わが家のことも予定もうっちゃって、(私にしては)早く到着できたのが効を奏しました。
何枚も撮ったのに、おかげさまで後に現場でまじかに撮れたのでほとんど使い物にならない、木の葉越しの作業風景を掲げてみます。
【写真B①】駅前の国交省総合相談センターの裏側を高台のノリ面からとったものです。建物裏側の土砂物は画面左手から流れ落ちたものであることがお分かりになると思います。
ご覧のようにこのノリ面の要所には、石を入れた、堅固な金網の蛇カゴ風のドドメが設置されています。その金網の上にも土砂が堆積していました。
【写真B②】そのノリ面の全景です。
【写真B③】ノリ面の最も右手をアップしたものです。
画面右側の木立ちの茂みのさらに右手に、【写真A③】の道路陥没場所があり、その直下に相談センターの前庭があるわけです。
<
【写真B④】ノリ面上方に至る道筋について説明しますと、写真のノリ面の先端は道路になっています。そこに沿って少し進むと、先の陥没箇所、前回の「土砂流入ルート その一メイン」でお伝えしたのと同じ道になります。吾妻渓谷入り口とは反対側に登る道路で、トバ口の道路の至るところにも土砂や小石が散乱していて、水のみのすごさを見せつけてくれました。
《ノリ面上方の道路①》
《上の道路を進み、人のいる場所がカ陥没箇所②》
【写真B⑤】最後にここからみえる、駅前の現場写真です。
時間に急かれながら夢中で、写真のずっと上方の打越大替地の最も左手の駐車場に車を乗り捨て、進入禁止をくぐって、炎天下の道をここまで歩いてきました。
遠く眼下の下手に八ッ場大橋がみえ、人影がみえました。カメラのレンズをアップしてみると、道路が何やら土砂色にみえました。吾妻渓谷には踏み入れられず、被害状況の情報は未だありません。
【写真③】のノリ面は、まだ造成したばかりらしく、地面は固まっておらず捕まるものもなく、結局、割と傾斜はきつかったのでしたが、滑り降りました。おかげで、ズボンのお尻は泥だらけ。
心急きながら、木やフジつるの合間にしか撮れない眼下の作業風景を何とか少しでも鮮明にとろうと拡大したりするなど腐心したものでした。もっと全体が見渡せる場所はないものかとまたも心急きつつ、ノリ面をよじ登りました。帰途は少し余裕がでたので、橋の木立際まで行き、茂みからのびている枝につかまったところが、これらはことごとく木イチゴの木。ドゲだらけになりましたが、これしかつかまるものなし。
ようやく元の県道に出て、たぶん、145号線には立ち入り禁止で立ち入れないだろうなと踏みつつ、何とかもっと近距離でとれないものかと、臆しつつ145号線の駅前への道筋をたどりました。
まだ、復旧作業は道路だけで、本格化していなかったのと、程なく昼休みに入ったので、想いかけず「写真を撮らせてください」と関係者たちにお願いしますとOKが戴け、本当に助かりました。わが家のことも予定もうっちゃって、(私にしては)早く到着できたのが効を奏しました。
何枚も撮ったのに、おかげさまで後に現場でまじかに撮れたのでほとんど使い物にならない、木の葉越しの作業風景を掲げてみます。
2011年08月10日
(六)川原湯駅前、土砂ルート その一(※メイン)
さて、災害と言うのは、1ケ所だけでなく、幾つかの場所や条件が複合して、一気に崩れるものであるということを証明してくれるのが、これからお示しする写真類です。
説明しやすくするために、もう一度以下の写真を添えます。
このルートが最もメインな災害ラインです。下から、上方に向かいます。
【写真A①】総合相談センター
【写真A②】①現場に出るために、その上の道路、吾妻渓谷入口と反対の道を歩き出しますと、この地点でも小石が散乱。
【写真A③】そして、さらに進みますと、例の最大の陥没場所に。前出と同じ写真ですがこれが最も良く取れてましたので……
なお、陥没してて危険なので、進行方向とは逆に上から撮るしかできませんことをお断りします。
【写真A④】③のすぐ上の様子です。
【写真A⑤】③と④を逆方向から撮りました。陥没箇所がおわかりでしょうか。
【写真A⑥】さらに進みますと、道路が隆起していました。
【写真A⑦】側溝蓋も散乱。水の強さを思い知らされました。
説明しやすくするために、もう一度以下の写真を添えます。
このルートが最もメインな災害ラインです。下から、上方に向かいます。
【写真A①】総合相談センター
【写真A②】①現場に出るために、その上の道路、吾妻渓谷入口と反対の道を歩き出しますと、この地点でも小石が散乱。
【写真A③】そして、さらに進みますと、例の最大の陥没場所に。前出と同じ写真ですがこれが最も良く取れてましたので……
なお、陥没してて危険なので、進行方向とは逆に上から撮るしかできませんことをお断りします。
【写真A④】③のすぐ上の様子です。
【写真A⑤】③と④を逆方向から撮りました。陥没箇所がおわかりでしょうか。
【写真A⑥】さらに進みますと、道路が隆起していました。
【写真A⑦】側溝蓋も散乱。水の強さを思い知らされました。
2011年08月10日
(五) 駅前災害と、その他周辺地域の実態
【鳥居左手横と足湯奥の山から出水。上方の流れは「湯沢」という細い流れの由。この日、足湯は中止の張り紙が終日あり】
打越代替地上方を集中的に襲ったらしい今回の大雨によって、周辺地域でも何か所か被害があったようです。ほとんどが歩きでしたので、くまなく回れたわけではありませんが、個人まのお宅を除き、目にした大規模な応急処置が取られていた場所は以下の四か所でした。
①まず、何といっても、国道145号。川原湯温泉駅構内・線路など関連施設。
②その原因となった上方の打越沢の排水管のジョイント部分ーー近くでは比較的大がかりな土ノウの製造場所があり、多くの土木業者さんらしい方たちの車がありました。
③川原湯神社下の源泉の後ろの山合いからの出水と、手前の鳥居左手の「湯沢」(山の中にある小さな流れ) からの出水。--代替地内にある消防分署の、昼休み中だったらしい団員の皆さん達に出会って何だろうと思ったのでしたが、地域内に団員の皆さんと温泉街の方たちが整理に追われたようでした。
④やんば館の国道沿いの裏手のJR線線路ーー夕刻の18字半過ぎもまだ、片側通行止めになっていました。何やら鉄路の整備のように見受けました。先を急ぐのと車から降りることができず、車中から写真を撮るのが精いっぱいでした。誘導係員の方に走りながら問うと、「JRと連絡をとりあっている」と話していられました。
写真上は2号橋です。
そして、川原畑の相談センター付近の空地に、無人でしたが大量の真新しい土ノウが積み上げられていた理由が判明。もしかしたら、ここへの補強かもしれないな……と。
2011年08月09日
(四)見よ、この水の威力を
それではきちんと流れることのできなかった大水は、どこに流れ、どんな災害をもたらしたのか
最も注目されたのが、この大きな陥没箇所でした。知事たちの視察現場として、複数のマスコミがここでの写真を用いているようです。(某紙でも最初はここらしかったのでしたが、県内版は違ってましたけれど……)。
この場所の奥の部分を拡大したのが、次の写真です。長い杉の木が2本、横倒しになっているのがおわかりになりますでしょうか。
この真下の木立の先に、国交省・相談センターがあり、国道145合線を経て川原湯温泉駅が拡がるのです。ですので、まずはその真上と踏んで歩きだしたわけでした。でね続いてその判断材料となった、玄関もうずまった相談センターの写真も添付します。
その他の衝撃場面も添えてみます。
代替地への道を歩きだしますと、ほどなくの最初のカーブには側溝からはみ出した土砂類や小石が散乱していました。そして、コンクリートの側溝蓋を自在に動かしてしまった、恐ろしいほどの水の作用に驚かされてしまった次第です。
さらに次のカーブを曲がり、交通止め標識のある方角に曲がらず、直進すると、代替地への現在の進入路(?県道川原畑大戸線)で、標識方向に進むと、前回示した決壊場所に行きあたるわけです。
その道筋は、次のような光景が広がります。U字口の下は不覚えぐられ陥没しています。
まず、