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2011年07月06日

電力供給量の数値のカラクリ、田中康夫さんが質問中

 本日の衆院予算委の国会中継が行われていて、二番手の田中康夫さんが、「電力供給量のカラクり」、次に「(原発の有無についての)関西財界人の認識」について、質問しています。
 あわてて、本欄に「ご覧ください」と記しだしたとたん、なんと、答弁もなしに「時間切れ」にて打ち切り。どういうことなのでしょうか?
 政党間の時間配分て非合理ですね。
 かねてよりささやかれ指摘されてきた、数値の操作ではありましたが、こういう内容こそ、きちんと多くの国民の耳に達してほしかったのでしたが……。 

 朝から、テレビ番組表をみて楽しみにしていましたのに……、メーリングリストで知らせようかなと何度か思い立ちましたが、どういう内容なのかも把握しておらずでためらってました。始まったら、その内容にせめて本欄で知らせなくてはと思い立って書き出した矢先でした。メール投稿しなくて良かったです。

 
 続いて、石原伸晃議員の質問。
 松本前復興相の辞任についての質問から始まっています。今朝の朝刊見出しを引用。「産経新聞はすごいですよ」と見出しを読み上げていました。
 当たり前じゃないですか、知る人ぞ知る、別名“前政権の御用新聞”の誉れの高い新聞社なのですから…… この間の一連の報道を見れば、普通の読解力にて容易に理解できます。
 特に政権交代後の一連の意図が見え見えで、昨今の菅政権への批判がひどいのは極めて自然体の成り行きにすぎません。 
 しかし、マスコミの威力≒感化力というのは、怖いものがあります。
 というのは、かくいう当方、わが家では中学~高校生になる一時、かの新聞を販売店との何かのお付き合いで購読していた時期がありました。大仏次郎の『天皇の世紀』の熱心な愛読者で、一時、この私が、かの新聞の論調全体に、熱烈な“皇国少年ならぬ少女”になりかけてしまったほどなのでしたから……
 しかし、愚かに「天皇制」という、位置づけ言葉も知らずにそのまま、時すぎて30代半ばにもなってから、「あなたは倒錯している」との指摘で、目覚めた次第です。
 その時の涙ハラハラを久しぶりに想いだしました。まるで戦時下を経て、敗戦後の一国民のようにでした。

 ともかく、3月11日以降、延々と繰り広げられてきた「非難・批判・責任問題」の果てしない論争に、終止符を打ってもらいたいものです。国会中継のこの時間の経費をも、みな税金から賄われているのですから堪りません。
 いつも思うのですが、「予算委員会」と言うのは、「予算項目の是か非か」について、審議するものと思ってました。が、これでは、他党攻撃、昨今は“菅おろし”への人間攻撃の場でしかありません。
 この国難に、一日も早く予野党が力併せて「復興の具体策への次の一手」、または「脱原発社会を目指すには」などについて、見当し合う場になれないのでしょうか。  


Posted by やんばちゃん at 09:35Comments(3)原発関連

2011年05月18日

浜岡原発中止に迫った一つの道

 次の静岡県知事への要請書は、東日本大震災直後、直ちに提出されたものです。
 浜岡原発中止への道筋に、地元民のお立場から大いに貢献なされているものと思われるとともに、私たちの今後の取り組みの指針として、許可を得て転載させて戴きます。
 
 「表記の手紙を県知事宛に送る予定です。プレート地震の連動の可能性を 考えるとあまり時間がないかもしれません」の3/14に届いた、ご文面に添付で送られてきた下記の要望書を拝読。
 その迅速さに敬意を表するとともに、文中の「今問わているのは戦後の日本が築き上げたと自負していた文化と文明体系が正しかったか否かであると考えます」という記述にひき付けられました。
  「深い」と感じました。
 「文化」という面からは当時、幾つかの文化団体などからもありましたが、岡本さんのは実体験の運動に基づいたものだけに説得力がありました。で、デスクトップにはり付けさせて戴きました。
 転載させて戴きたいなと考えて、一応のお断りをしなければと思っていながら、12日の交通難民の報告を記した後、必然的に原発問題にのめりこみ、錯綜とするままに日数を経てしまっておりました。
 去る14日思い切って、依頼メールをさしあげました処、直ちにご快諾下されて、その日のうちに返信をくださいました。
  ですが、今度も当方が21日のイベントの立ち上げに追われており、そちらを先にアップしてしまいましたので、さらに遅ればせになってしまった次第です。

 太田さんは、静岡の「太田川ダム」問題の代表の方で、理学博士です。
 日ごろの長年の運動の蓄積があるので、このように素早く本質的な働きかけがお出来になられたものと、僭越ながら感じさせて戴きました。
 太田川ダムにはダム堤にヒビが生じているそうで、数々のご指摘をご専門のお立場から、私たちにご教示くだされていられるご先輩です。
 ダムと地震との関係では、3年前の栗駒山の北東域が震源だった岩手・宮城内陸地震の時に、当方が「荒砥沢ダムと今回の地震ってなにか関係があるみたいですが?」との質問メールを入れた際には、いち早くご懇切にお応えくださった方です。

 浜岡原発停止は二年間などといわず永遠に。
 そして、全部の原発施設を撤去するまで、この先も果敢なくがんばって戴きたいものと願います。


 
....................................

 静岡県知事 川勝平太様
                      2011年 3月13日
                      森町円田 森・植物生理研究所
                                岡本 尚
 ご無沙汰しています。森町に来て頂いたおりに申し上げたような激甚災害の懸念が半年も経たないうちに東北—関東の大震災として現実になってしまいました。残念なかぎりです。
 静岡県民がこの震災から何も学ばなければ、後世の歴史家は何と評価するでしょうか? 人間の浅知恵が生み出した技術は想定外の自然現象(M9.0)に打ち勝てるだけの力がなかったことが如実に示されています。「原子炉設計の破綻」と、格納容器の建造に参与したことのある東芝技術者は今夜の記者会見で率直に認めました。
 福島第1,第2原発で起きている大災厄は世界の注目を引いています。今問われているのは戦後の日本が築き上げたと自負していた文化と文明体系が正しかったか否かであると考えます。古人は安政の大地震による大津波のあと、到達地点を碑に刻んで残しました。現代ではより完全なハザードマップが役所に備わっています。しかし横行する経済の論理はその活用を「地価が下落する」の一言で封殺してしまいました。
心ある地震学者が声を枯らして忠告したにもかかわらず、世界有数の地震発生地帯の大地震・大津波の襲う沿岸に54基もの原発を建設すると言う愚を冒しました。
結果として何も知らされずに建て、拡大して行った庶民の町は無数の人命とともに大津波で跡形も無く消えてしまいました。炉心溶融にともなう住民の避難は8万名に達しています。人口密度のより高い静岡ではとてもこの規模では済まないでしょう。こういう事を「必要悪」の名のもとにいつまでも繰り返して良いものでしょうか。
 県防災・原子力学術会議の多くの委員方は、原子力発電は「国策」であるから推進すべきというご意見のようですが、わたしども戦中派は間違った国策によって国が崩壊するのを目の前でみてきました。今は原子力という国策を見なおす時だと考えます。
 日本初の原発震災が静岡県ではなく東北の地であったことは只偶然のことであり、県民を東海地震による大災害から、我が国を放射能の雲による首都圏の壊滅から守る最後のチャンスを恐るべき人命の犠牲の上に与えてくれました。海際に立つ浜岡原発は少なくとも東海地震の発生まで停止させておくべきと考えます。それは唯一と言っても良い現実的、理性的な路線と言えます。経済統計によれば、原発の推進のために操業率を故意に7割以下に押さえられている火力を活用すれば原発は不要です。知事が最大限の良識の力を発揮され、経済至上主義者の圧力に屈せず、大英断を発揮して県民の命と安全を守られることを切望します。
 註記
 この文章は畏友田澤仁さんが少し手を入れて下さり、それを参考に一部改訂したが、「文化」という言葉は敢えて残した。価値観や死生観は「文明」という範疇にははいらず、質の高低は別として文化の一部をなすと考えたからである。(日本人の価値観については明治の初期に来日した探検家、イザベラ バード女史の観察と批評が思いおこされる)。
なお昨年夏の終りに森町に来られた知事は、 原発は新幹線等と同じく、「必要悪」の一つと発言しておられた。その後筆者は手紙を送り、浜岡問題は経済政策の問題ではなく、差し迫った危機監理の問題であること、「世界中どこでもやっていること」ではなく、例えば米国では大多数の原発が東部に建設され、環太平洋地震帯の通る西部にはごく僅かしか立地していない事を指摘した。その後知事は大分勉強されたようであり、今回の管首相の決断を歴史に残る「英断」と評価しておられる。
  


Posted by やんばちゃん at 22:26Comments(1)原発関連

2011年05月13日

燃料棒 大半が溶融

 
 皆さま、おはようございます。ようやく、晴れやかな五月晴れになりそうです。
 被災地にも、一刻も早く、この晴れ間が届きますように。太陽の光は何と言っても勇気と活力をもたらしてくれるはす゜だからです。そして、菜の花色の黄色は、希望の色と信じます。
 そこで本日の写真は、私たちのクリーン作戦の菜の花です。(私たちというよりメンバーが高齢化してしまって、言いだしっぺなので逃げることのできない当方がもっぱら管理しているため、手入れが行き届いてませんが……)。
 今年も、例の禁止期間を除いて、新鮮カキナをたくさんあちこちの皆さんに食べてもらいました。もう最後の最後的になりましたが、今朝もまた摘んできて朝食に。採れたての旨さは例えようがなく、田舎生活の喜びを感じる一瞬です。

////////////////////////
 ーーー福島第1原発:1号機、燃料の大半「溶融」…冷却は維持  ーーー
 本日の毎日新聞13版(当地は夕刊の配達区域外)には、昨晩、お伝えした情報の下記一覧にあった、太字でお伝えいたしまし冒頭の見出しの内容が、一面トップです。
 見出しのみを。
   福島1号機 燃料棒 大半が溶融
      格納容器に漏出か


 そして、3面には、紙面の8割方(他の原発関連も含めて)を使って、
   データー 信頼性欠如   
    福島1号機 大半溶融
     燃料損傷率「55%」 東電発表覆る

 そして、必然的に
   工程表ずれ込む恐れ
      2、3号機に影響も

 
 朝刊記事とは同一ではありませんが、(著作権の面で当然のことですが) 同紙の無料サイトは午後になりますので、昨晩の末尾の事項から、下記のサイト名を掲げさせていただきます。
 末尾の関連記事もご参考までに。
.................................
  【2011年5月12日 22時04分(最終更新 5月12日 23時45分) 毎日新聞】  http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110513k0000m040139000c.html
 福島第1原発:1号機燃料棒の大半 圧力容器の底に
福島第1原子力発電所1号機計器(燃料域水位計A)の点検状況=2011年5月10日撮影、東京電力提供 東京電力福島第1原発1号機で原子炉圧力容器内の水位が燃料棒(長さ約4メートル)の上部より少なくとも5メートル低かった問題で、東電と経済産業省原子力安全・保安院は12日、燃料棒の大半が溶融して原子炉圧力容器の底にたまっているとの見解を示した。圧力容器の温度は120度以下に保たれており、炉心は引き続き冷却されているとみられる。また、溶けた燃料が圧力容器の底を傷つけ、水や燃料が外側の格納容器に漏れた可能性がある。事故収束に向けた工程表の日程にも影響しそうだ。
 1号機では、燃料棒の55%が損傷していると推定されているが、燃料棒が完全な形で残っていれば全露出していることになる。
 また、圧力容器には冷却のための注水が続いているが、水位が上がっていない。このため水漏れが起きているのは確実で、その原因について、東電は「圧力容器の底にある管との溶接部などが、溶けた燃料の熱で穴があいた可能性がある」としている。
 直径6.5センチのホースで注水を続けているにもかかわらず、水位が上がっていないことなどから、東電は、穴は複数あり、大きさの合計は数センチと推定している。
 一方、圧力容器の温度は安定していることから、溶けてたまった燃料は、底にある水で冷やされているとみられる。保安院の西山英彦審議官は「圧力容器内の水位が正しいとすれば、燃料の一定部分は溶けて下にたまっている可能性が高い」との見解を示した。枝野幸男官房長官は同日の会見で、「原子炉の状態について再度調査する必要がある」と述べた。【足立旬子、河内敏康】

【関連記事】
【どこが溶融したのか?】東電が公表した原子炉圧力容器の模型写真
【建設中の貴重な写真も】福島第1原発の歴史
<福島第1原発>12日は70人が一時帰宅 除染などはなし
<福島第1原発>3号機内でも高い放射線量を計測
<福島第1原発>構内のグラウンドからプルトニウムを検出
<福島第1原発>20キロ圏内の家畜 国も安楽死指示
毎日新聞 2011年5月12日 22時04分(最終更新 5月12日 23時45分)  


Posted by やんばちゃん at 09:40Comments(2)原発関連

2011年05月12日

第1原発構内、プルトニウム検出

 本日12日のニュースです。
 本当に小出裕章さんがおっしゃるように終息するどころか……
 最悪のシナリオに向かってしまっているようなのは、素人にも感じられます。
 下記の関連記事のどれも重いです。
 「1号機 燃料の大半が溶融」というのは、もう……
 戦争責任と同じく、被爆国でありながら、こんな危険で厄介なものを開発し国策化した立役者たちはむろん、走り寄って旨い汁を、たとえ半口でも吸った面々の責任。そしてもたらされた悪弊ともいうべきこの構図が未だにおわかりにならない方たちの責任をも、とことん問いたいけれど…… ここで、きちんと総括して、明らかにしないでおくということは、次の悲劇を生みだしかねません。
 けれど、この国の国民性はうやむやが好き。逆に「この国難に行きすぎ」的に指弾してくる、正真正銘のオロカ者さんが業さんいらっしゃる。
 だが、いくら言ってもせんかたないこととして、葬り去ることはできない。
 ともかく、終息に向けて一歩一歩です。 
 
 
 せめて、写真は自然界の野の恵みとして、過日、八ッ場の穀倉地帯で採った田ゼリを思いっきり掲げます。タケノコも添えて。
 本日の冷たい雨に所在なく打たれている、被災地の皆さまの辛さに思いはせます。
 どうか、もうこれ以上、被害が広がらず、訪れる東北の遅い春を被災地の方々も満喫できますように。たくさんの山菜類が安心して採りにいけますようにと祈らずにはいられません。
 それにしても、グリーンの濃淡というのは、心落ち着かせてくれますね。

 

............................
 【2011年5月12日 20時43分 毎日新聞】    http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/nuclear/news/20110513k0000m040098000c.html
 福島第1原発:構内のグラウンドからプルトニウムを検出
  東京電力は12日、福島第1原発の構内にあるグラウンドから、毒性の強い放射性物質のプルトニウムを検出したと発表した。検出されたのは、プルトニウム238、同239、同240。東電はいずれも今回の事故によって放出された物質とみているが、土壌1キロあたりの濃度は同238の0.11ベクレルが最大だったため、過去の大気圏核実験で日本に降ったものと同等のレベルにとどまり、人体への影響はないと説明している。
 同239と同240の濃度は、土壌1キロあたり0.046ベクレルだった。東電によると、3月21日以降に週2回測定している値からの大きな変化はない。【久野華代】

【関連記事】
福島第1原発:12日は70人が一時帰宅 除染などはなし
福島第1原発:1号機、燃料の大半「溶融」…冷却は維持
福島第1原発:事故調、3チームで検証 海外専門家も助言
福島第1原発:3号機取水口で汚染水 ピットから海へ流出
福島第1原発:上空放射線量、通常の数倍も 福島大調査   


Posted by やんばちゃん at 21:51Comments(2)原発関連

2011年05月11日

3号機問題(四) 「300度超」への小出裕章さん見解

 【5/11 その二】 
 さらに小出裕章さんは5月10日 、「3号機300度超は異常な状態 」と述べています。
 2011年5月10日(火)、MBS(毎日放送)ラジオの番組「たね蒔きジャーナル」に、前回、5/4についで、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演され、次のような見解を述べています。
 温度に関する記述のみ転載します。前後は、以下のサイトをご覧ください。

  小出裕章(京大助教) 非公式まとめ 
  京大原子炉実験所助教   小出裕章氏による情報
  http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/10/tanemaki-may10/

   .....略.....
・(リスナーからの質問。3号機の圧力容器の温度が毎日上昇しているが大丈夫か?)私も不思議だと思ってデータを見てきた。東電の発表は後に訂正されることがあるから、今回も間違いであればいいとは思うが、圧力容器の温度は333度になっている。
・(4月末は80度代だったが300度超になった要因は?)よく分からないが、測定器が正しいのであれば冷却に失敗している証明。外から水を送る配管に破れがあって水がきちんと入っていない心配がある。東電もそれを疑って、別の配管にする予定と報道されている。
・(何度になるといけないのか?)運転中であっても280〜300度。それが今回300度を超えているというのは、異常な状態になっているということ。
・(温度を下げるために新たな配管をつくって冷やす?)と、東電は言っている
       ....以下、略.......
  


Posted by やんばちゃん at 06:06Comments(0)原発関連

2011年05月11日

3号機問題(三)・産経新聞転載

 黒煙の上がる、およそ5時間前の報道ですが、産経新聞では、8日には「原子炉圧力容器の容器上部で206度」と報道しています。この報道が、先のメールにおける数値がでてきた根拠と思われます。

 なお、次に別掲にしますが、
 小出裕章さんは「運転中であっても280〜300度。それが今回300度を超えているというのは、異常な状態になっているということ」と、ラジオ番組の中で語られています。

 ................................
 【2011.5.8 19:51  産経新聞】
 http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110508/dst11050819580014-n1.htm
 【放射能漏れ】
3号機の圧力容器温度が大幅上昇 底に燃料落下?
【産経新聞から転載  自衛隊ヘリから撮影した福島第1原発。(手前から)1号機、2号機、3号機、4号機=4月26日(防衛省提供)】
 
 福島第1原発3号機で、燃料を入れた原子炉圧力容器の温度が大幅な上昇傾向を示し、8日には容器上部で206度に達した。
 東京電力は、差し迫った危険はないとの見方だが「燃料が崩れて(圧力容器の)底に落ちた可能性も否定できない」として、温度の監視を強め原因を分析している。
 4月末、圧力容器上部の温度は80度台で推移。多少の上下はあるが比較的安定していた。
 5月に入り上昇傾向が顕著になったため、東電は4日、圧力容器への注水量を毎時7トンから9トンに増やした。しかし上昇は収まらず、5日朝には144度に。さらに7日夜には202度に跳ね上がり、その後も“高止まり”の状況だ。圧力容器下部の温度も上昇傾向を示している。
 東電は既に、3号機の燃料は約30%損傷したとの推定を示しているが、ここにきて燃料が圧力容器の底に落下したとすれば、過熱が進み、溶融が再度起きた可能性がある
  


Posted by やんばちゃん at 00:55Comments(0)原発関連

2011年05月10日

昨日の黒煙は「ベント」作業によるもの?

 
【過日、家の周りの草退治をした際に撮った、八重の山吹の花。今日の雨に打たれて色あせてしまいましたのて、今春の名残的に】

 昨晩は、去る5/5にお伝えした 「憲法を守る市民の会」の小出裕章(京大原子炉実験所助手)さんのビデオ上映会でした。
 主催者の方のお話では、今までにない新顔の方たちが多くてよかったとのことでした。今や、原発問題は世代も立場も超えて自分の問題としての意識に基づいての、まさしく国民的課題となったことをしみじみ実感した次第です。
 加えて、本欄を観てとの方もいらして、うれしかったです。で、転載は当方の一存でしてしまって事前にお断りしてなかったので、別段問題性のあるわけではありませんが、慌てて事後承諾の一言に及んだものでした。
 
 小出さんの2本目の要旨は、今後の予想について「まだまだ終息しているわけではなく、予断を許さない状況」とのことでした。それを受けて、主催者の締めの言葉に「明日からは雨になるそうですので、気をつけてください」的な言葉添えがあり、そこだけ妙に覚えていました。
 そして、今日は午後から本当にかなりの雨。軽い気持ちで笠をもたずに近場へ自転車での所用の帰途、通り雨的に急激にふってきた雨に濡れた上に、雨が上がったので安心して戸外に出て夕方から暗くなるまで、手探りでクリーン作戦の花の植え付け等に追われる過程で、時折りおちてくる小雨程度の雨ながら、結構、濡れてしまった次第です。苗を抜いてしまってあるから、早く植えなければならないのです。
 先程、一段落して次のメールを拝読。
 昨晩の「3号機黒煙問題」の関連か? として、ある方が参考までに入れてくださっていたのでしたが、文中の「雨への対策」の記述を読んで、別段もう若くはないのだし心配することもないじゃないかと揶揄されそうだけれど、よりによって今日はずいぶん濡れてしまったなと、ちょっぴり自重気味の呈です。

 (※転載の転載のようです)
 ..........................
 昨日5月8日の深夜0時ころから
 福島第一原発でベントが行われました。
 ベントというのは、原発の内圧を下げるために、ふたを開けて中にある放射能および放射性物質を外に出してしまう作業です。
 このベントについては、事前の告知がほとんど無かったのですが福島第一原発のLIVE中継を見ていた人がネットに報告したことでわかりました。
 LIVE中継では、どんな状況だったのかといいますとまず白煙が上がり、その後黒煙が上がったということです。
 放出というより爆発のように見えたという報告もあります。
 そして、ベントの結果、放射性物質が大気中に飛び散ったわけですが今回の放出分は、風にのって海の方に流されていったようです。
 昨日の全国各地の放射能測定値を調べてもほとんど上がっていません。
 ただ、今後気を付けなければいけないのは太平洋上にある放射性物質を含んだ雲が東からの風に流されて戻ってくる時です。
 太平洋上で雨になって落ちてしまえば大丈夫なのですが雲のまま戻ってきて陸地で雨が降ったら、その土地に放射性物質が降り注ぎます。
 これは場合によっては、関西や四国や九州、そして沖縄にまで届く可能性があるということです。
 そのため、今後数日は日本全国どこにいたとしても雨に当たらないように気を付けることをオススメします。
 福島から遠くなればなるほど確率は下がるわけですが遠くにいたとしても、可能性としてはゼロではありません。
★ 参考:福島第一原発LIVE中継
⇒ http://www.youtube.com/watch?v=FptmoVcgpqg
  ................................   


Posted by やんばちゃん at 22:31Comments(1)原発関連

2011年05月09日

3号機で黒煙

 続いて、なぜか、未だにマスコミが追取材しないという、福島第1原発3号機の黒煙問題についてです。
 以下の送信されてきたメールを転載させて戴きます。
【涼やかな、奥山の葉ワサビの写真です。熊出没地帯で撮りました。花は天ぷらや刺身のツマに。茎はしょうゆ漬けにすると、トビキリの美味】





【2011年5月9日 14時1分 メール】
 重大なニュースを転送します。5月8日午前1時すぎ、異常な高温(206℃)を示していた福島3号機(プルサーマル燃料装荷)で重大な異変が発生した模様です。以下のブログから映像が遮断されるまでの写真をご覧下さい。 〇〇より
 ※問題の映像は、末尾のお二人のブログ中にあり 
 Begin forwarded message:

From: 風の森のRyu
Date: 2011年5月9日 13:08:38:JST
To: no-genpatsu@googlegroups.com
Subject: [no-genpatsu] 3号機黒煙爆発か?
Reply-To: no-genpatsu@googlegroups.com

8日未明、爆発したようである。

山梨出身の井口和基博士のブログ
http://quasimoto.exblog.jp/14745357/
暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/

プルトニウム等の飛散予報は、台湾気象庁で確認できます。
時差1時間ですから、分かりやすいです。
  


Posted by やんばちゃん at 23:50Comments(2)原発関連

2011年05月09日

日米、モンゴルに核処分場計画

 なんと、日本の経済産業省と米国・エネルギー省と共同で、昨年秋から「使用済み核燃料などの世界初の国際的な貯蔵・処分施設をモンゴルに建設する計画を極秘に進めていることがわかった」との記事が、今朝の毎日新聞一面トップで報道されました。
 直ちに、ここ10年以上もの間、モンゴルの子供たちの支援活動をしてきている知人の処に、何らの抗議活動をしなくていいのかと電話しようと思いたちましたが、まだ早朝ですので……
 そのうちに、テレビ朝日の新聞一覧的な番組中で紹介されてました。 毎日新聞のスクープだそうでした。

 これは明らかに「差別構造」的発想です。
 しかも、経済大国の米国と日本が、勝手に処理施設もないままに原発開発行為を行っておいて、後のしりぬぐいを、比較的後進国のモンゴルの豊かな自然界にもちこむなんて、許しがたいことです。
 かつて、日本の経済活動基盤のの弱い寒村に、アメとムチで、原発施設をもちこんだあの手法を今度は、国際的に広げるなんて、許しがたいことです。

 思わず、怒りで、上州オバさんの血がカッカと。
 こういう時は、鎮静剤的に穏やかでクールな写真を。
 熊の出るような奥山の谷川に咲いている、ワサビの花たちです。

 続いて、「関連記事あり」との三面を見ると、すでに施設好捕予定地の建物群の写真があります。
 また、第2記事の中では、以下の記述がありましたので転載してみます。 しかし、本当に、「核なき世界」を望んでいるとは思えません……よね。
 《日米モンゴル3カ国による核廃棄物の貯蔵・処分場建設を巡る極秘交渉は、原子力ビジネス拡大のほか、核不拡散体制を実質的に整備したい、「核なき世界」を掲げる米政権の思惑も絡んでいる》。
 
 

 モンゴルの皆さん、目覚めてください。あの大自然は世界の宝です。
 核廃絶は、人類普遍の願いです。 
 東電を筆頭とした各電力会社関係者と同じく経済産業省の役人(いずれもOBiも含む)の過去にさかのぼった責任問題を問いたい気持ちです。 
 本気で、核処理施設をつくりたいのなら、原発全廃を決定してから、絶滅処理施設の準備をすべきです。そして、自分の国のゴミは自国内で始末するのが常識ではないでしょうか。 
 極論・暴論を吐けば、日本においては、国会周辺とか皇居トカッテいうのはどうですか? アメリカには広大な領土があり、かつて、核実験は平気でおこなってきたではありませんか。
 
 菅総理、よもや認めはしないでしょうね。
 なすべきことは、前政権の企画した、「米国とのなれ合い政治」を一つづつでも打破する道のはずです。

/////////////////////////////////
 なお、残念ですが、記事全文は、毎日新聞の無料サイトにはないので、見出しのみの紹介となります。
 【2011年5月9日 毎日新聞一面トップ】 
 モンゴルに核処分場計画
  日米、昨秋から交渉
   見返りに原発技術支援


  ①【2011年5月9日 毎日新聞三面トップ】 
  廃墟の村 原発の夢
   モンゴル核処分場計画
     ②【2011年5月9日 毎日新聞三面中央】 
     再処理狙う新興国封じ 
        米 「核なき世界」へ思惑
         国際施設設置で主導権
...............................
  


Posted by やんばちゃん at 15:18Comments(7)原発関連

2011年05月06日

ヤッタ!! 浜岡原発・全面停止 

 今日の喜ばしいニュースの筆頭は、これでしょう。
 本日は午後から、八ッ場入り。
 実は、急遽、昨日依頼を受けたあるイベントの総合的な判断のためと、自動車修理業をしている八ッ場のTさんに、部品交換をしてもらうためでした。
 長年、お世話になってきた近場の修理屋さんが、病気になられてしまって、まだタイヤの掃き替えをしていなかったのでした。
 しかたなく、連休前にガソリンスタンドで交換してもらった際に点検してもらったらブレーキが「摩耗しているから採り替えた方が良い」といわれて、どこにも乗り出さず、部品が入手可能となる連休明けを待っていたのでした。
 連休明けの今朝、Tさんにことのついでにお願いしたら、午後には部品が入るというので行ってきたのです。
 ついでに、アンテナが折れたままで山間部に入るとダメだったカーラジオも応急措置をしてもらえたので、夕暮れ時にはニュースが耳にはいったのでした。
 農作業中のUさんにもお目にかかって、先日来の連絡事項をすませ、そのUさん家の久森の田んぼに直行して、小1時間ほどセリ採りに専念。 
 採った大量のセリを17時半頃から、 やはり1時間ほどかかって久森沢の冷たい川水で洗いおえました。足もとはまたもずぶぬれ。今回ははき替えの靴下を用意していたので、何とかしのげましたが……
 時折り、見上げるとやんば館が閉館した後の国道は本島に寂しい通りになりました。
 そして、ほとんど車の通らなくなった夕暮れの国道を横壁に向かって走りだした車中での、18時過ぎのニュースで聞いたのでした。

 【毎日新聞から転載 浜岡原発】

 思わず、「やって、くれるじゃない!菅さん」と思って、「イイゾ、イイゾ」と快哉をあげてしまいましたっけ。
 こんな英断と快挙は、自民党政権時代には、夢のまたユメにてついえてしまったユメ物語。
 続いて、菅総理の記者会見とか言っていましたけれど……  早くも次のVさん宅に到着。聞けませんでしたので、以下にそれも。

 //////////////////////////////
【2011年5月6日 19時03分(最終更新 5月6日 22時34分 毎日新聞】
浜岡原発:全面停止へ 東海地震備え、安全対策完成まで http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110507k0000m010038000c.html

【2011年5月6日 22時02分 朝日新聞】
菅首相の会見全文〈午後7時10分
http://www.asahi.com/politics/update/0506/TKY201105060323.html
  


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2011年05月05日

小出裕章さん「3号機の爆発は核爆発だったのか?」について

 続いて、同じく小出裕章さん出演のラジオ番組でのお話です。
 昨日の2011年5月4日(水)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演された時の談話のようです。
  http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/04/tanemaki-may4/

 今回の談話の要点は、添えられたまとめによれば、
 「3月14日の福島第一原発3号機の爆発についてリスナーからの質問だが、これは水素爆発ではなく核爆発だったと米国の専門家が指摘しているようだが、どう考えるか?」について、最近出てきた新データーに基づいて、小出さんのお考えを伺っているようです。
 初めて知った事柄なのですが、小出さんの話の中で、高崎に核実験の監視にあたっている国際原子力機関の観測所があるそうです。
 問題は半減期の非常に短いヨウ素135が、原子炉が停止して4日も経った3月15日になって大量に検出された、この高崎の施設での観測が間違っていないかどうかにかかっていることを指摘しておられます。
 
 、昨日5月4日現在の小出さんの新見解を、じっくりとお聞きください。

 
 さらに竹藪のタケノコの写真をもう一枚。京都などのたタケノコは穂先が黄色でやわらかいのですが、地もののは、ご覧のように濃い緑。したがって、根元は固いです。でも、掘り起こすと独特の甘い匂いが辺りを満たします。それに結構甘くて、根もとの部分もそれはそれなりの春のお味で、好きです。
 帰省中の姪が作ってくれたおからハンバーグの中にも、チーズとともに細かく切り込んで入っていて、サクサク感で絶妙のうまみを醸してくれてました。
 そして、本日のわがつましい夕食はラーメン。
 定量では足りないヒトなので、急いで追加にふかした海鮮シューマイの中にも、極々小さなタケノコ、しかもよくよくみれば真四角2切ってあり、口の中で程よくプチプチ感があり。で、8ケ入りのそれの残り2個となったところで、写真に撮ることが閃いた次第。  


Posted by やんばちゃん at 21:01Comments(4)原発関連

2011年05月05日

5/9学習会「福島原発で何が起こっているのか」 

 あっという間に時過ぎた、一週間余でした。
 季節は、孟宗竹の季節。
  
 今年は昨年に比べて遅かったようですね。
 昨年は29日の朝、地面の固いわが家の竹やぶには珍しい、それはそれは見事なのが、採れたのでしたけれど…… 
 今年の初物はおよそ一週間遅れの、一昨日の3日。笹竹を切り開いて、ようやく探し当てた貧相なものでした。そして、二番手の昨日のは、なんと、よりによってヒマラヤ杉の大木の前にはえてくれて、採るのに往生。昨日の収穫はこれも含めて6本。一本はすでに1mにも。ということは、これが初物だったのでしょうか。今年もまた一本たりとも竹を増やしたくないので、上のみを折りとってきて、油いため用に。

 それにしても、厚生労働省が去る1日に発表したところによれば、福島県産のタケノコと山菜のこごみから、基準(1㌔あたり500ベクシル)を超える放射性セシウムが検出されたそうであった。そして、初めて山菜類からの基準値を超えた検出により、出荷自粛を要請した由。
 これからの春の楽しみというのに…… 無念でしょうね。
 
 さて、かなりの空白をしてしまいましたが、24日、29日と続いた超重労働によって、身体中のあちこち痛くてダウン気味。新聞一つ読む気力のない中で、押し寄せる様々な悔恨と気鬱。
 それでも、唯一やる気の起きたことは、畑仕事のみなのですから、不思議です。ツメがまっ黒になっても、まだあきらろず式にがんばって、ようやく、荒れ放題の家の周りを少し整備できました。ですが本日は、右手親指にさした、山椒やの木イチゴのとげがぬけきれていなかったらしく、はれあがって痛くてならず、昨晩は自分で針で切開。化膿しないように手袋をしたりしていますが、大事をとって作業は早朝だけで中止。久々にパソコンにむかってます。
 (いろんなことによって、傷つき痛めつけられた神経疲労による)、たぶん、……軽~い、ウツ状態だったかもしれませんね。

 とはいっても、本日5日は、この地域一帯では、田植えに備え、毎年恒例の灌漑用水の水口が開けられる日です。
 早朝より農家の方たちが集まって作業を進めます。わが家の東南にも細い疏水がめぐってきます。その掘りさらいを今朝までに行うのが、私にとってのここ何十年間の春のならわし。で、これだけはしあげなければなりませんでしたが、無事に終了。

 ................................
 さぁ、気力を取りなしての再開後の一報は、長年お世話になってきた「憲法を守る市民の会」 の(第150・151会)の学習会を転載させて戴きます。

 日  時: 5月9日(月) 18時30分より
 会  場:  前橋総合福祉会館2階 社会適応訓練室
 
上映作品  原発震災・ニューズリール№1(3月25日) №2(4月14日)に収録したものです。両編で120分の上映時間
         「福島原発で何が起こっているのか」 
         出演:小出裕章(京大原子炉実験所助手)
 主  催:  「憲法を守る市民の会」
         (第150・151階憲法学習会) 
       
   


Posted by やんばちゃん at 11:22Comments(1)原発関連

2011年04月23日

4/27 緊急院内集会

【庭の紫けまん草 

手前の横たわっている花は昨日、抜き取ったものの一つ。まだ生きてました】















【やまえんごさくの葉】
 昨晩、遅くアップしたのは花の写真がないので図鑑から失敬。で、今朝、下記の記事をアップしてから、本日の「写真」として、何かとひらめいたのでした(ご存知のように、「グンブロ」さんでは、写真も添えると写真の一覧コーナーがあって効果的なのです)。「山延胡策=やまえんごさく」はかたくりと同じく、根が落ち葉の堆積のなかに深く深くはいっているので、カタクリと同じく移植はむずかしいのです。きっと一人静のお伴としてついてきて、わが家の鉢の中に根付いてくれたのだと思います。どうか、花が咲きますように。来年も枯れずに芽吹いてくれますように。

////////////////////////
 さて、今度は、原発問題の集会のお知らせです。
 今朝ほど、水問題の会に寄せられた催しの転載をさせていただきます。
 かつて、学んだ気構えとして「読んで、書いて、行動する」というのがありましたが、突然、噴出といった呈の「福島原発問題」。まさに「驚いて、実態を知って、行動する」のパターンで、今度はいよいよ行動面です。

 ...................................
             <転送・転載歓迎>

【緊急院内集会】

<福島原発事故に関する公開質疑~事態の見通しと対応策~>

【日時】4月27日(水) 13:00~15:00 (12:30 開場)

【場所】衆議院第1議員会館 1階 多目的ホール(定員198人)
(東京都千代田区永田町2-2-1、最寄駅:国会議事堂前または永田町)
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kokkaimap.htm
※12:30から13:15頃まで議員会館受付ロビーで係が入館証を配ります。

 福島原発が深刻な事態に陥って40日になろうとしています。少なくとも4機の原発からは、今なお大量の放射性物質の放出が続いており、大気と土壌と海水、地下水の放射能汚染は広がり続けています。東電は事故収束の工程表を発表しましたが、それで収まる保証は何もありません。そのため、福島県民をはじめ、東北、関東全域の住民に大きな不安と生活の危機が広がっています。放射能被害を最小限にとどめ、どう回避できるかは、緊急かつ国際的にも大きな課題となっています。
 そこで緊急に、事態を憂慮する超党派の国会議員たちと市民が共同して、政府の対策本部、原子力安全委員会、原子力安全・保安院に対し、情報の完全公開を求め、原発危機がさらに悪化する可能性と、その場合の避難対策について問いただす公開質疑の場を設けることになりました。
 どうすれば生命を守れるか――政府の事故対策の責任者に直接に質問を行い、回答を求める機会になりますので、ぜひご参加ください。
◆当日は崎山比早子さんなど原発事故に詳しい専門家も参加されます。

※あらかじめ資料請求書と質問書を当局に提示し、資料と質問関連データの事前提出を求めたうえで、原子力安全委員会、原子力安全・保安院の責任者の出席を求めています。

【参加費】無料

【主催】超党派国会議員有志
呼びかけ議員(所属会派)
[衆議院]石田三示(民主)、稲見哲男(民主)、服部良一(社民)、山崎誠(民主)
[参議院]川田龍平(みんな)、平山誠(民主)  (4月20日現在)
(連絡先)服部良一事務所 (TEL)03-3508-7056 [担当:芦澤]

【協力】福島原発事故緊急会議
(連絡先)ピープルズ・プラン研究所
(TEL)03-6424-5748 (E-mail)ppsg@jca.apc.org

【賛同】脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会(eシフト)
(連絡先)国際環境NGO FoE Japan (TEL)03-6907-7217  


Posted by やんばちゃん at 09:00Comments(4)原発関連

2011年04月13日

意見募集中 内閣府・ 原子力委委員会

 


【また、移転地が変わっていた横壁の石仏たち】
 ただ今、八ッ場から戻りました。
 写真は、おなじみの横壁の赤地蔵さんたちです。今度は北向きになってました。これで移転させられたのは、確か四度目になりましょうか? 今度は金網で過去ってあるので、たぶん、永住の地となれるのではないでしょうか?
 

 ところで、内閣府 原子力委員会が原子力政策について意見を募集しています。
 見た限り、意見締め切りの期日が明記されていないのですが、早い方がよいと思われますので……(今朝は容易にアップされず、問い合わせして操作ミスが判明。1時間半後の再アップなどで、手間取ってしまった次第てす)
 
 八ッ場ダムの場合もそうでしたけれど、往々にして“開かれた行政”の証し的に、パブリックコメントを行い、募集しただけでほとんどが予定稿通り進められてしまうんですけれど、今回はこれだけの大惨事なですから、どうでしょうか?
 ぜひ、多くの皆さま、チャレンジしてみてください。   
 
★★国民の皆様からのご意見募集について
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/tyoki/tyoki_oubo.htm

 ※去る10日にこの案内を水問題のメールにいれて下さった方は、以下の紹介もして下さっています。ご意見を記す際の何かのご参考までに。
 3/31 小出裕章 講演会
        http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk
 4/ 5 田中優 講演会 
        http://www.ustream.tv/recorded/13766187
 4/11 小出裕章 インタビュー
        http://www.ustream.tv/recorded/13897618  


Posted by やんばちゃん at 22:43Comments(3)原発関連

2011年04月12日

小出裕章さんへのインタピュー

   3/12 その四
【←読売新聞より転載】福島県産の農産物直売イベントでトマトを試食する枝野官房長官=飯島啓太撮影




 昨日の深夜1時台に九州地方の水問題関係者からの「転送の転送と」推察するメールの転載です。
 おなじみの小出裕章さんへのインタピュウーとのことです。
 「BCCにて 転載転送自由」とありましたので、転載させて戴きます。
 小出さんの説明は明快で難しいお話を解りやすく説明してくださっているのでずか、聞き手の岩上さんという方の声が低くくて聞きとりにくいのが残念です。最後にインタヴュー者の岩上さんのまとめも添えておきます。

 京都大学原子炉実験所 小出裕章氏に聞く    http://www.ustream.tv/recorded/13897618
 
////////////////////////////////// 
 岩上安身氏が小出研究室に出向いてインタビューです。
2011.4.10 14:48から 2011.4.1017:00時点での小出さんの最新見解。

ーーーーここから岩上安身さんの書き起こし ツイッターからーーーーーーー
小出裕章助教のインタビュー、予定時間より早く始めます。今からです。
 京大原子力実験所の小出裕章助教インタビュー
 原子炉の圧力容器に穴の空いている事実、再臨界が始まっている高い可能性について、明晰に論じながら、最悪の破局を回避するシナリオを語る。
 再臨界を止めるには、中性子を吸収するホウ素の投入すべきだが、東電は、一時投入を控えていた可能性がある。ホウ素の投入は、結晶の付着などの問題があるが、再臨界を起こさせてはならない。
 続き。最悪の破局のシナリオは、どれか一つの炉がメルトダウンの果てに、水蒸気爆発を起こし、他の炉の冷却作業もできになくなって、連鎖的に爆発を起こすシナリオ。
 その最悪の破局のシナリオが現実化すると、チェルノブイリが放出した放射性物質の6~10倍の量の放射性物質が飛散すると思われる。
 
 続き。再臨界が始まっても、即、その最悪の破局になるのではない。再臨界の熱によって膨張すると、ウランは臨界がとまる。
が、また再開する、その繰り返しで、ブスブスとくすぶる。
 
 続き。最悪の破局を避けるためには、とにかく冷やし続けること。圧力容器と格納容器を一体として扱い、サプレッションチェンバーというプールに溜めた水を、再び圧力容器に戻すループの確立が必要。
 同時に外部冷却装置を設置するなどして、熱交換のループも確立しなくてはならない。

 その現場作業、高い放射線量の中でできるか。できないと破局に近づく。
 先日の宮城県中心の地震で、六ヶ所村の再処理施設、女川原発、東通り原発も、一時外部電源が絶たれた。福島第一原発と同じ危険な事故はどこでも起きうる。

 原発はすべてやめるべき。
 非常用電源を高台に設置すればいいとか、小手先の議論がまたなされているが、無意味。
 機械は必ず壊れ、人は必ずミスを犯す。
 事故は必ず起きる。そして原発事故の場合は、取り返しがつかない。

 実は、そもそも、リスクを冒してでも原発を必要とする理由はない。
 原発をすべて停めても、現在の火力発電所の稼働率を7割に上げれば、カバーできる。

 政府と電気事業者の公開データだ明らか。
 原発がないと電力が不足するというのは、真っ赤な嘘。
 政府、マスコミは本当の事実を伝えない。
 また、原発が安く電力を供給している、というのも嘘。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まだツイートが続いていますのでここからは
http://twitter.com/#!/iwakamiyasumi をみてください。  


Posted by やんばちゃん at 20:36Comments(1)原発関連

2011年04月12日

最悪「レベル7」 に

  3/12 その三


【読売新聞より転載】
福島第1原発事故の国際原子力事象評価尺度(INES)の評価を「レベル7」に引き上げたことを受け、記者会見する原子力安全・保安院の西山英彦審議官(左)と広瀬研吉・内閣府参与(12日午前11時25分、東京・霞が関で)=金沢修撮影

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 午前中、テケビ朝日で観た速報をお伝えしましたので、その後の新聞報道をお伝えします。当地もそうですか、とりわけ、夕刊の来ない地域の皆さま、ご参考までに。
 
 それにしても、原子力安全・保安院て、今になって…… いい加減な感じですね。
 先月の最初の会見の時の、あの斑目春樹・原子力安全委員長の、「心配には及ばない。安全のハードルを高くしてある」とかの見苦しいほどの防衛振りが浮かびます。この職員も学になったとかの話もあるほどだ……
 ご存知のこととは思いますが、念のため整理しますと、もともと「推進」の前政権と一体のお墨付き係の〇〇団体なのです。で、過日のあの妙な防衛的な会見もうなづけるというもの。
  ①原子力安全・保安院    経済産業省
  ②原子力安全委員会     内閣府
  ③原子力委員会         〃
    これに対して、真実の究明に力注いできた、民間団体には、
   ① 故・高木仁三郎さんの遺志をつぐ、「原子力情報資料室」
   http://www.kankyoshimin.org/modules/blog/index.php?content_id=79
   ② 小出裕章さんらの「京都大学原子炉実験所」などの機関があります。

...........................
① 【2011年4月12日 9時07分(最終更新 4月12日 14時28分)毎日新聞】http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/nuclear/news/20110412k0000e040006000c.html
  福島第1原発:最悪レベル7 チェルノブイリに並ぶ


② 【2011年4月12日12時39分 朝日新聞】
 http://www.asahi.com/national/update/0412/TKY201104120085.html
 福島原発事故、最悪「レベル7」 チェルノブイリ級に

③ 【2011年4月12日13時52分 共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041201000192.html
福島原発事故、最悪のレベル7 チェルノブイリと並ぶ  


Posted by やんばちゃん at 17:49Comments(0)原発関連

2011年04月12日

終わらない余震、今朝もあり

 3/12 その一
【↑朝日新聞より転載】地震で家屋が倒壊し、懸命の救出活動をする消防隊員ら=11日午後8時54分、福島県いわき市田人町石住、藤脇正真撮影

 ▼最新情報     
 「レベル7」に引き揚げ

「テレビ朝日」の報道によれば、
 事故直後の放射線性物質は、一時間に1万テラベクレルの高い濃度であった由。
 (初浮上の「テラベクレル」について、司会者やコメンテーターたちも困惑気味)
 ※なお、テレビ朝日では、17時現在のニュースでも、引き上げられた理由として、同種の報道をしています。

..................................
 今朝、また地震あり。しかも、数度に及ぶ。
 あたかも、お亡くなりになられた方たちの祥月命日にあたる、大震災発生日の先月11日から丸1カ月後の昨日11日、集中して起きた震度5前後クラスの余震。一回でも大型地震として剋目に値する大きさのものであるのに……
 本当に先々の日がそら恐ろしい。


 ※表題と異なりますが、
 またまた思いつくままにだらだらと記してしまいましたが、アップしてみたら、何とも長すぎます。
 なお、せっかくの松本さんのご著書に対しても失礼ですので、分割させて戴きます。
    


Posted by やんばちゃん at 10:10Comments(2)原発関連

2011年04月09日

田中優さんの講演録です

  【↑共同通信より転載】
【2011年04月08日 共同通信】
福島第1原発の作業拠点東京電力は8日、福島第1原発で作業拠点となっている「免震重要棟」の内部写真を公開した。写真には、災害対策本部会議の様子や、放射線を防ぐ効果がある鉛の板をガラス窓に張ったり、空気中の放射性物質を除去する活性炭フィルター付きの換気装置を増設して、防護対策を強化している様子が収められている。


//////////////////////////
 以下は、去る4月2日に行われた、田中優さんによる東日本震災緊急講演会の録画です。福 岡市中央市民センター・ホールでの開催でした。
 当日は、 500人満席で立ち見が出たそうでした。地球温暖化などをテーマにされ、地球環境に根差した田中さんならではのお話が、約1時間45分ぴっちり。全体で2時間半。 前後には現地実行委の解説や各サークルからの訴えや質問などがあります。
 なお、講演の内容についての受け止め方は、皆様の自己責任にてお願いいたします。

【4/2福岡にて 田中優 講演会】
 http://www.ustream.tv/recorded/13766187  


Posted by やんばちゃん at 10:01Comments(3)原発関連

2011年04月08日

ついに、コメ作付け制限へ

【共同通信より転載】枝野長官記者会見

ついに、放射性物質の影響は、こんな形になってしまいました。

 


 【2011/04/08 22:46 共同通信】
 http://www.47news.jp/movie/general_politics_economy/post_3207/
 政府、コメ作付け制限へ 水田のセシウム基準値超えで

 記者会見する枝野官房長官=8日午後、首相官邸
【関連動画】
政府、コメの作付け制限へ

 政府は8日、福島第1原発事故による放射性物質の拡散に対応し、水田の土壌1キログラム当たり5千ベクレルを超える放射性セシウムが検出された場合に、コメの作付け制限を発動すると発表した。作付けした場合、食品衛生法の暫定基準値500ベクレルを超えるセシウムを含むコメが収穫される可能性が高い地域が対象となる。
 農林水産省は同日夜、水田や畑の土壌のセシウムについて実施していた検査で、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川の7県は作付け制限の基準値を下回ったと発表した。福島県の一部では検査を継続している。山形県の一部も積雪のため検査できていないという。
 鹿野道彦農相は、畑の土壌が基準値を超えた際の野菜などの作付けについて「県と相談して方針を出していきたい」と表明。制限が野菜にも広がる可能性がある。
 作付け制限は、問題のあるコメが今秋以降に市場に出回らないようにする措置。ただセシウムの半減期は30年と長く、いったん発動されれば長期間にわたり田植えができなくなる恐れもある。政府は、農家が東京電力による補償を受けられるように措置する。
 一方、福島県の喜多方市、磐梯町など7市町で生産された牛の原乳と、群馬県全域のホウレンソウ、カキナに対して行われている出荷停止は同日付で解除した。停止解除は初めて。いずれも3月21日に政府が出荷停止を両県に指示した。
 枝野幸男官房長官は、これらの農産物については安全が確認されたとの認識を示した。
 コメの作付け制限は、県の意見を聞いた上で菅直人首相が制限を指示。地域は市町村単位になる見通しだ。
 農水省が過去の調査結果を分析した結果、土壌に含まれるセシウムの10%がコメ(玄米)に吸収されることが判明。セシウムの基準値は500ベクレルのため、土壌のセシウムが5千ベクレル以下なら、収穫後のコメは基準値を下回ると判断した。
 作付けを認めた地域についても、収穫時にコメを検査。基準値を上回れば、ほかの農産物と同様に都道府県に対して出荷停止を指示する。  


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2011年04月07日

3/18京大原子炉ゼミ1~10 ユーチューブ

【↑共同通信より転載】メガフロートが横浜到着 汚染水1万トンを貯蔵 福島原発で大量にたまっている放射性汚染水を保管するため、清水港沖を出発した人工の浮島「メガフロート」(写真)が7日、横浜港に到着。約1週間かけて点検や汚染水の漏えい対策などを実施し、福島に向かう。2011/04/07 12:50 【共同通信】

....................................
 以下は、すでに多くの方がご覧になられているとは思いますが、小出裕章さんらの「京都大学原子炉実験所」による「3/18京大原子炉ゼミ」の1~10までを一覧にしてみました。一つが終わると画面右上に次の回のが表示はされるのですが、右端の一覧ですとランダムでわかりにくいので…… 
 1/18日現在、すでにこのゼミに集われた方たちは、いかに日本の英知の粋とはいえ、これだけの予見性をもっていられたのでした。※「6」がないのですが……
.................................
3/18京大原子炉ゼミ1「もうやめよう、原子力ほんとうに」小出裕章1/2
http://www.youtube.com/watch?v=a6sVZA1wMRU&feature=related
3/18京大原子炉ゼミ2「もうやめよう、原子力ほんとうに」小出裕章2/2
http://www.youtube.com/watch?v=vfMg_QQ3NZA&feature=related

3/18京大原子炉ゼミ3「原子炉に水が無くなると炉心は?」海老沢隆
http://www.youtube.com/watch?v=KPm8fYe6xII&NR=1

3/18京大原子炉ゼミ4「チェルノブイリ事故と日本の汚染」今中哲二1/2
http://www.youtube.com/watch?v=SbYNxMy-7RU&feature=related
3/18京大原子炉ゼミ5「チェルノブイリ事故と日本の汚染」今中哲二2/2
http://www.youtube.com/watch?v=k92SKbfydIM&feature=related


3/18京大原子炉ゼミ7「第110回原子力安全問題ゼミ質疑応答2/3」
http://www.youtube.com/watch?v=Rh4BmgZelFE&feature=related

3/18京大原子炉ゼミ8「第110回原子力安全問題ゼミ質疑応答3/3」
http://www.youtube.com/watch?v=zKfBiw7vhjM&feature=related

3/18京大原子炉ゼミ9「第110回原子力安全問題ゼミ報告後質疑応答1/2」
http://www.youtube.com/watch?v=U6slotA3cX0&feature=related
3/18京大原子炉ゼミ10「第110回原子力安全問題ゼミ報告後質疑応答2/2」
http://www.youtube.com/watch?v=_ESBALtWYQo&feature=related



福島原発事故 小出裕章氏電話インタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=-MeXPsFFLBs&feature=related



  


Posted by やんばちゃん at 13:35Comments(0)原発関連