グンブロ広告

ビジネスライセンス料  3,000円/月

飲食関連事業用 ライセンス 毎日1セット広告  1,600円/月

お問い合わせは、 info@gunmawen.net

本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。  

Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年12月24日

「政党政治の自殺行為」と中島政希衆議院議員、民主党離脱





  本日の上毛新聞一面に中島政希衆院議員の離党が顔写真入りで報じられています。「建設に反発」との見出しで、離党願いは本日中に出す予定だそうです。

 午前中、中島さんの東京事務所から電話があり、本日16時~ホテルメトロポリタンで記者会見とのことでした。
 
 23日の午後、お話しできましたところ、「僕なりの抗議方法を考えていますので……」と言っていられましたが……
離党とは思いもしませんでした。
 この時、三役会議は「恐らく、ダメでしょう」とも断言していました。思わず、「モウ、民主党って書きたくなくなりますね」と添えると、「そりゃ、そうなりますよ」と。

 22日夕刻にお話しできた時は、あまりの展開に、怒って部門会議をとび出てきてしまったと、穏やかな中島さんにしては珍しく興奮気味の口調でした。

 また、上毛新聞の今となっては事実だった22日に八ッ場入りの件について真偽のほどを確認した19日の朝、八ッ場へ向かう途中で電話してみました。「もしも本当に大臣が八ッ場に訪れるようになった場合、私たちも何かの形で反対の示威行動をしようと思っています」と伝えましたら、「大いにやってください。今、やらなくてどうします!!」とせっぱづまった口調が帰ってきました。 で、準備を二、三の方にご相談してきた過程もありましたが、面食らうほどの急展開に、独りで駆けつけるのがやっとで、どうにもなりませんでした。

 議員団も16時過ぎに部門会議で伝えられたそうです。
 しかし、15時半には、前田大臣は長野原町に電話。現地情報によれば、町役場周辺には、見慣れぬ男性人が午前中から集まっていたそうでした。参集した議員団の誰もまだ、次の一手ありと思っていたようでした。
 
 昨日、お電話したのは、ささやかながら何らかの抗議集会をする場合、国会の最前線での動きを群馬の議員団としてお聞かせ願えないかとの打診をしたのでした。
 即座に快諾をしてくれ、「今日明日というのはムリですけどね」と言われてましたが…… 
 たぶん、もう決意をされていたんですね。


 (本日24日、高崎駅近くの環状線での思わぬ渋滞、仕方なく料金が高くとも駅駐車場へいれようと、?悲愴な決心をしたにもかかわらず、駅を目の前にして一方通行。急ぐあまり、忘れてしまったのでした。で、残念なことにまたもの遅刻)。
 もう、マスコミの質問に移られていました。

 質問は、あいついで切れ目なく繰り出されて、 「これは政党政治の自殺行為ですよ」と述べられたのが、ひときわ印象に残り、本当にとうなづく。
 力説されていたことは、(八ツ場ダム問題は)必ず禍根を残す。誰が推進し、反対したのかを後世のために明確にしておく必要がある。長野原で万歳した人がいる一方で、日本でも群馬でも、(悔し)涙をした人がいる。その人たちと政治行動をしていきたい。

 中頃、突然、「〇〇さんのような人もいればですね」と当方の名前を言われて、記者たちがいっせいにこちらを見たので、面映くてドッキリ。確かにくやし涙の類です。でも、私は不思議にまだ落涙しておりません。
 続く言葉は「かと思うと、万歳をする人たち!! ナンですかあれは」と怒りにみちた大声を放ち、声を詰まらせられていました。その後はこみ上げてくる涙に、この中島さんが人前で、ハンカチで二度三度と涙を拭かれていたのは初めて接しました。平素は多くの方か指摘されてきたように、悪くいえば“キザ”と思われるくらい端正な紳士ぶりを示されるからです。でも、他の会見でもかなり涙ぐんでました…… 

 「ともかく、歴史の記録を残しておきたい。その時、誰が賛成し、誰が反対したか」と結ばれてました。

 そうね、私もまた、誰がどのように動き、誰がどのようにウマミをすったのか、心して記しましょう。後世のために。



【お知らせ】
 
  明日25日、テレビ朝日10時~ 「報道ステーションSUNDAY」に八ッ場ダムが取り上げられます。
  本日、現地の賛否両論を取材。
  前原政務会長が生出演する中で、長野原現地の証言者が語るようです。
 ご覧ください。
    


Posted by やんばちゃん at 21:44Comments(5)八ッ場だより

2011年12月23日

官僚によるペテン的策略

 本日夕方のフジテレビ「スーパーニュース」のマフェスト特集に八ッ場の女性がダム反対の立場から出演しました。
 その中でも、速報として伝えられてましたが、本日15時から開催の三役会議では、党としては反対だが予算の計上を決定。 前原さんも了承したことになると伝えられてました。

 やはり、一縷の望みも絶たれました。
 しかも、藤村官房長官の裁定案は全くの効力なく反故同然。直ちに本体工事に入られてしまいます。
///////////////////
八ッ場ダム 建設継続を決定
【12月23日 17時0分 NHKニュース】
http://search.jword.jp/cns.dll?type=lk&fm=109&agent=9&partner=BIGLOBE&name=NHK%A5%CB%A5%E5%A1%BC%A5%B9&lang=euc&prop=550&bypass=3&dispconfig=&tblattr=1
政府・民主党は、先の衆議院選挙の政権公約で建設を中止するとしていた、群馬県の八ッ場ダムについて、事業を継続し、来年度予算案に必要な経費を計上することを正式に決めました


 しかし、藤村修官房長官が昨日22日朝、前田大臣と前原政調会長に示した裁定は次のものでした。


【写真は12月22日17時4分 NHKニュース】

 【官房長官裁定】
1、現在作業中の利根川水系に関わる「河川整備計画」を早急に策定し、これに基づき基準点(八斗島)における「河川整備計画相当目標量」を検証する。
2、ダム検証によって建設中止の判断があったことを踏まえ、ダム建設予定だった地域に対する生活再建の法律を、川辺川ダム建設予定地を一つのモデルとしてとりまとめ、次期通常国会への提出を目指す。
3、八ッ場ダム本体工事については、上記の2点を踏まえ、判断する。
  前田大臣も受け入れ、1と2の条件を踏まえてから、本体工事を判断することになっていたはずです。
 
 ところが、前田大臣が夕刻に発表した対応方針
 http://www.mlit.go.jp/common/000186641.pdf
 には、次のように、1と2は今後の取り組みに入っているだけで、本体工事の条件にはなっていません。
 国交省の「八ッ場ダム建設事業に関する対応方針」

4 今後の取り組み
 今後の利根川の治水対策において、「できるだけダムにたよらない治水」をさらに希求していき、その内容を今後早急に作成する利根川河川整備計画に反映するとともに、その作成過程において、河川整備計画相当の目標流量について改めて検証を行うこととする。
 これまでのダム検証において建設中止の判断があったことを踏まえ、ダム事業中止の場合における水没予定地域等の生活再建に関する法案を、川辺川ダムをひとつのモデルとして作成し、次期通常国会への提出を目指していくこととする。

 これらのことを説明会と称した、民主党議員が聴かされたのは、16時~開催の部門会議の席だったということです。
 しかもその時には、既に15時半に前田大臣は長野原町に電話で「継続」を伝えていたのでした。
 怒った中島衆議議員は席をけって出てきてしまったとおっしゃってました。
 国交省は裁定を受け入れると約束しながら、単なる「1と2を今後の課題」としてしまったのでした。
 一種の詐術。言葉悪くいえば、ペテンです。

 そして、このペテン劇のシナリオ・演出はどうやら、国交省出身の官房副長官による一連の策のようです。いくら、きれる頭脳をもっていたとしても…… こういう才智をくりだす人間は真のチエ者と呼びはしないでしょう。
 思えばわが亡き父は、公務員たちに「親の金で学校出たおめえたちのいい頭は、世の中をよくするために使えやな」とか、言ったそうな。
 
 こんなペテン劇に対して、何らかの抗議行動をおこせないものでしょうか?


【参考までに】
 竹歳 誠(たけとし まこと、1949年(昭和24年)12月2日 )は、日本の国土交通官僚。国土交通事務次官から内閣官房副長官に就任。2010年(平成22年)に国土交通事務次官に就任。
 2011年(平成23年)9月2日、野田内閣発足に際し、滝野欣弥の後任の内閣官房副長官(事務担当)に起用された。現職事務次官が官房副長官に起用されるのは異例である。
  


Posted by やんばちゃん at 18:32Comments(2)八ッ場だより

2011年12月23日

官僚と自民にあやつられ、前田大臣クーデーター

 



  午後からの急展開。
 そして、19日付、上毛新聞の勇み足ではなくスクープ、というより、密約キャッチ。というより仲間内情報とよぶべ、記事に描かれた、シナリオ通りにことは運ばれてしまいました。
  
 反対市民の仲には、前田大臣の辞任を求める声が続いています。
  後ほど、テープ起こししたいと思いますが、民主党党員としての自覚なく、藤村官房長官(※この人と松崎分科会座長はおかしかったし、既に根回しされていた感がしてならなかったけれど……) が策動した前原政調会長への妥協案を反故にしようとしていることに対してです。
  敬愛する今本博健さんの学生時代からの友人ということの思い込みで、まだ、前田さんに一縷の望みをもっていた際に、「最後は、ご自分の首をかけて中止をしてくださるだろう」とまでの思いいれをもってましたが、見事にとりこまれてしまってました。
 今本さんが「ダムを造った大臣の汚名をきるなよ」と示唆したそうですが、本当に民主主義の歴史に、ダム行政に新たな汚点を残しました。

  12、22 八ッ場ダムクーデーター 私的メモ 
① 15時過ぎ 急遽、知った部門会議への国交省側の説明
②  そして、(16時頃からの同会開催)
③ しかし、(既に15時30分、前田大臣は長野原町に、訪問の電話していた

④ 16時、長野原町のあるお宅に電話し、前田大臣来町を知る
⑤ 16時20分 現地での報告会見の展開に驚き、「ゆるがぬ既成事実つくり」として、三つのMLに緊急のお知らせを入れる。
   中央の動きを知らないかったから、地元情報して、中島事務所に電話。前原事務所にFAXを入れる。
⑥ 17時9分、たまりきれずに電話をいれた中島政希衆議院議員から電話あり、「部門会議に出ていたが、怒って出てきたところです」とのこと。
   ※本日の新聞での中島語録 
⑦ 17時半 直ちにMLにより詳しい現地での報告会見の事実と「民主党に前面対決を望む」とのメールをいれ、 ともかく八ッ場往きの準備を。
⑧ 18時、家をでたが、無いと思っていたのでまだスノータイヤの準備をしていなかったために、渋川市内経由のため手間取ってしまった。八ッ場は小雪が舞っていた。
  19時50分、会場と聴いていた長野原町役場は森閑としていた。ここでは通常の携帯は使えず、面倒。問う方は3人とも 不通。ひらめいてやんば館へ。ここでもなし。ややはパニックに。当初は前橋と聴いていたので…… 非常手段で話中のある家の普通電話にかけ、子供さんを使って聞き出す。
⑨ 山村開発センターとのことに、うっすらと白い雪道をまた逆戻り。
  20時17分、到着すると散会らしく、住民が会談からおりてきた。
  “住民に会わない大臣”と思い込んでいたので、役場とかやんば館とかのこじんまりとした会場としか浮かばなかったが、そうだここだったと悔やむ。19時50分から開始されたという。ために。30分遅れ。
  
⑩ 20時半~ 記者会見
   前田大臣、元高級官僚丸出しの答弁
   今本博健さんの学友との思い込みで、この大臣への思い込みがあったが、完全に打ち消された。
  そして、国交相側の職員の態度が急に尊大になったこと。

 これ以上、記す時間がありませんが……
 
 
いま入った電話で、「挫折ですね」と言われしまいましたが、
  挫折ではありません。
  あらたなスタートです。
  これまで見聞きしこらえてきた見聞録や裏話を、これでおもいきっり遠慮なく書けるからです。
 
    今にみてらっしゃい!! 
 



    


Posted by やんばちゃん at 11:24Comments(2)八ッ場だより

2011年12月22日

前原、ガンバレ 国交大臣、強行突破で予算計上か

 息づまる思いの、八ッ場ダム大詰め段階の一日です。
 15時現在の情報によりますと、悔しいかな前田国交相はこの後、16時45分から記者会見し強行突破で、本体工事費の予算案計上を発表するようです。まさにシナリオ通りです。
 また、「中止」、『予算計上せず」を崩さない、前原政調会長の記者会見も夕刻にあるそうです。

 まず、午前中の動きを伝える、13時のNHKニュースを。

 【12月22日 13時38分 NHKテレビ】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111222/k10014833921000.html
 八ッ場ダム裁定案 詰めの協議
 民主党が先の政権公約で建設を中止するとしていた群馬県の八ッ場ダムについて、藤村官房長官は、ダムの本体工事については利根川水系に関わる河川整備計画を早急に策定することなどを踏まえて判断するとした裁定案を示し、国土交通省では八ッ場ダムを巡る来年度予算案の扱いについて、22日中の決着を目指して詰めの協議をすることにしています。

 この中で藤村官房長官は、これに先立って開かれた前原政策調査会長との会談で示した群馬県の八ッ場ダムの本体工事については、利根川水系に関わる河川整備計画を早急に策定することや、ダム建設予定地の住民に対する生活再建の法律を来年の通常国会に提出することを目指すことを踏まえて判断するとした裁定案を前田国土交通大臣に示しました。これについて前田国土交通大臣は、記者団に対し「裁定を受け取りました。謹んでお受けします」とだけ述べました。藤村官房長官の裁定案を受けて、国土交通省では八ッ場ダムを巡る来年度予算案の扱いについて、22日中の決着を目指して詰めの協議をすることにしています。
  
タグ :八ッ場ダム


Posted by やんばちゃん at 15:26Comments(1)八ッ場だより

2011年12月21日

?報道ステーション「次年度予算に本体工事は計上せず」

  今夜のテレビ朝日の「報道ステーション」の番組はご覧になられたでしょうか?
番組の最後で「八ツ場ダム凍結。次年度予算に本体工事は計上せず」が流れました。

当方は夕方番組表を見て、慌てて下記のお知らせを3つのメールにいれました。
番組終了後、末尾に記す19日の上毛新聞の勇み足的記事と同じにならないことを祈りながら、やはり連絡した八ッ場の方と大喜びで話しました。昨日の体力の限界まで動き回ったこの間の行動が、奏を効したねと。

 ですが、ある方に、「あの動きはいつ頃からか」と念のため確認すると、あれは夕刻からの動きをまとめたテレビ朝日の見解らしいのです。テロップで流れたのですから、本気にしてしまいましたが…… 
まだ事態は厳しく明日が山場。明日の午前中にもう一波乱あるらしいです
 もしかしたら、ヌカ喜びになるかも知れません。これでは、まるで、上毛新聞の逆で、あの時はひっくりかえって大喜びだったのでしたけれど…… 


 ところで前原さんはかなり厳しいところにあるらしいです。何やかやの批判もありますが、でも、ここは最前線の砦して、必死にがんばっていただきたいものです。
 そこで、激励のメールやFAXなど、いかがでしょうか?
 逆に対する、前田国交大臣には、再考を求めることを。



 【本日18時半に送信したメール文】
お知らせを二つ
① 先程、何気なくテレビ欄をみたら、今夜の9時54分~の報道ステーションのトップに、
「八ッ場ダム建設再開へ 政権交代の象徴をなぜ転換したか」があります。

② 明日22日の前田国交相八ッ場入りは誤報です。

 19日の上毛新聞一面トップ扱いで報じられた、「地元に直接報告」の見出しのもとのリード文の表現は、「前田武志国土交通相が22日に建設再開を発表し同日中にも地元の長野原町を訪問して高山欣也町長らに報告する方向で政府側が検討していることが18日分かった。判断に至った経緯や理由を直接説明すると見られる」

 とありましたが、他紙や複数の国会議員筋に聴きました処、19日のこの時点でも「それらの事実く、まだそこまで行っていない」とのことで、一安心。
 その後の民主党内部のせめぎあいは皆様、周知のことです。
 
 念のため、昨日20日、八ッ場パイパス開通式の際に、
要員として出ていた複数の県の職員たちに「22日の準備ってもう出ているんですか?」とあえて聞くと、やはりそのような指示はなく、「あれ、おかしいじゃないですか」とのことでした。
 
 たぶん、シナリオ通りの密約が出来ていて、?密接に係っている上毛新聞は、勇み足でスクープ的に記したのかとも思いますが……
 ともかく、明日は前田大臣の来町はありません。

 ですが、断じて望みませんが、昨今の情勢では早晩、Xデーはやってくるものとも感じられます。
(で、私たち何らかの抗議行動の心づもりもしておくべきではないでしょうか)  
タグ :八ッ場ダム


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(2)八ッ場だより

2011年12月21日

(二)開通式 地元女性たちとカワイイ優子ちゃん




 儀礼的な挨拶等の詳細は、ベテランマスコミさん書く記事をご覧戴いて、いつもながらの枝葉末節の感想を。
 上の写真はこの日の駐車場の風景です。
 格別いつもと変わったことでもないのに、ことさらこの日は階層ごとの分け方に注意がいきました。
 手前が式典会場です。
 駐車場真ん中最前列が、国会議員クラス。後方は、八ッ場ダム工事事務所の役員クラス。右手関係町村の議員クラス。左手の道上が、その他・報道関係者。
 この道沿いに東吾妻地区の皆さんが、歩いて三々五々ごご集まってみえられて、柵沿いにたっていられましたので、そんな序列にも神経がいったのでした。
 終了後、確か二列目右端の車をさして、「おぉ、すげえな。ハイブリット車だぜ。一千万円はすべえなぁ」との声にそのピカピカの車の方を向くと、白地の上に確かに、ハイブリットの文字。
 そんな高級車でのりつける?政治家を軽蔑するくらいの気構えはまったく欠除の方たちの集まりなのでした。もし、公用車なら許しがたい。

バス50台で、明治座観劇へ 小渕後援会の華々しさ
 しばらくたって寒風にさらされるよりも人目にたたぬ車の中でと駐車場へ向かう途中、この近場の村人集団に「皆さん、土地を提供なされて最大の功労者なのに、ご招待状とどかなかったんですか?」とあえて。
 「無かったよ」と。
 「……たぶんこの辺りの方でしたけれど、こんなに道べえ要らねえのにっておっしゃられた方もいらっしゃいましたけれど」と余分ことも。それには答えず、一団の女性陣の中から、「ずいぶん、まるで変わっちゃったいねぇ」との嘆息まじりの声がありました。
 
「優子さんも皆さんも同じなんですもの、もっと近場でご覧になられたら」添えると、「あれ、もう優子さんきたかね」と。
「あら、優子さんのファンで後援会の方なんですか。さっき、見えられてもう控え室に入っていかれましたよ。じゃ、優子ちゃんが大好きで」。
「そう、優子ちゃん大好きだよ。だって可愛いし、だって親の代から、う~んもっと、おじいさんの代からだもん」
「優子さん、この辺りではどんなお仕事を」
「わかんないよ」
「あら、じゃ、目にみえないところが良いことで」と笑いながら……
他の女性が、「この間、明治座へ行ってきたばかりだよ」と得意げに。年に一回の楽しみの大イベントとか。過日、長野原で聴いた優子ちゃん大好きのフィーバーぶりが思い出されました。
「費用はご自分たちで」
「今は、うるさいからね」
「でも、おいしい豪華弁当だったでしょ」とさらに問うと、少し、ひややかに当方をみていた冷静な女性が「それもちゃんちゃんと会費の中にはいっているから」とすかさず、言葉添え。
「バスでいかれるんですか」と聴くと、
「バス50台もで行くんだよ」と「50台もですか」と驚くと、「二日間にわたって、分けていくんだよ」。
優子さん人気はすごいものです。
 たぶん、バス一台50人乗りとして、2日間で約2500人をこの群馬五区から動員するのですから。福田・中曽根なき後の、最大勢力かもしれませんね。

 


【左手に続く道の先に雁ケ沢トンネル入口があります】
 
 ちなみに、ご挨拶や質問はかなり上達なされた優子さんの、この日の肩書きは、まず「上信自動車道期成同盟会長」で、その次に衆議院議員が併記されてました。
 さきにも記したとおり、群馬の自民党選出の国会議員は、衆参ともに全員二世議員なのでした。
 ……思えば、自民党さん筋が大嫌いな北朝鮮の17日死去した金正日の親、金日成の世襲制化に、当時の知識人たちは唖然とし、怒っていました。
 ですがね群馬県では、「だからこそ安心、箔付け」となり、そのお嬢さんや息子さんたちの後援会に連なれることは、一種のステイタスなのですから、始末が悪いというもの。
 
 先日のこの優子さんの前原=民主党批判ぶりにいかったあるカワイイ市民の一人、冗談まじりはいえ「決心したよ。絶対に小渕優子を落としてやるから」と。「いきなり、国政はムリよ」といささか苦笑ぎみに聴いてはいましたけれど……
 「牛飼いが歌詠むときに余の中のあたらしき歌おおいに起こる」の伊藤左千夫の願望は、その後の果断の広がりにてほぼ実現しています。が、これは文学の世界。
 かたや、保守も保守の群馬県五区。百年の河清をまっても、出場することに意義はありますが、二世問題はいざ知らず、金も力も名声もない一介の市民が勝てる見込みはありません……

 途中で表を振り向くと、さっきの女性たちがはるか遠くに。
 思わず、表に出て、手招きして、自分も歩を進めて、「この次あたりに皆さんの優子ちゃんの出番だと思いますよ」と伝えたものでした。 
 そして、本来は大事な農地をつぶされたのに、こうして式典会場のテントに入れない方たちにも気配りしてくれられる県政が欲しいものです。  


Posted by やんばちゃん at 14:11Comments(1)八ッ場だより

2011年12月20日

(一)ここでは未だ自民党国家健在なり  見よ、二世議員ばかり



【テープカット直前の来賓一同 左より、山本一太参議院議員 小渕優子衆議院議員 中沢東吾妻町町長 大沢群馬県知事 高山長野原町町長 佐田玄一郎衆議院議員 上野ひろし参議院議員など  右手端には最後に、萩原昭朗委員長が並ぶ】
 ご覧ください!! ちなみに国会議員は皆、二世議員ばかり。
この日は、児自分で運転してこられた上野議員は、建設族だった元参議院議員・上野公成議員の娘むこ。名前を上野に代えての出馬なのだから、そう呼んでよいでしょう。
 


 
 ご覧ください。
 昨日は、14時から、地域高規格道路・上信自動車道の一環である、国道145号付け替え道路(八ッ場バイパス)の開通式でした。
 前夜の2日間にわたる体力の消耗による、ある失敗のハプニングがなければ、東京での民主党政策調査会役員会への取材のまねごとに出てみるつもりでしたが、体調不良の限界、寝不足もあり断念。で、新聞報道で目にしていた、こちらの式典に出てみることにしました。
 
 すっかり、思い込みで右岸の未開通部分と思っていたのでしたが、まだ通行止めでそんな気配なし。不安になりながら、雁が沢交差点まで、きたら「式典会場」の標識あり。ああここだったのかと、後は「マスコミ関係です」とばかりに標識に従って会場へ。
 もちろん、案内状の出された記者クラブ所属のマスコミ以外のフリーの、しがないライターの、ましてや嫌われ者の当方は“招かざる客”。
 しかも、例にあらずの異例の早さで、受付開始時間の一時ちょっとすぎについてしまった次第。
 会場には関東地方整備局関連の?おエラ方が続々と。あのHさんとも顔がせあってしまって、会釈するととたんに緊張顔にというより、あれ、不快感もあらわでしょうか。
 で、まぁ、少し遠慮して駐車場の端にいると、優子さんの長身がみえ、今度は駐車場から八ッ場ダム工事所長らが降りていきました。佐々木所長さん、正面の当方に気がついたらしく途端に顔を直角に曲げられましたっけ。
 「早すぎちゃったみたい」と伝えた、ある報道関係者いわく、『〇〇さんは“有名人”なんだから堂々と入っていけば」とおっしゃっていましたけれどどうやら、カッコつき有名人の一人らしいですね。

 で、開始直前駆けつけた某大手新聞社のある記者の後にさっとついて、受付へ。
「フリーですが、よろしいでしょうか」と名刺を出すと、無言のまま、通していただけました。時代の進展、先達たちの努力で行政筋では、「不可」といえない良い時代になったのでした。

 一昨日18日の上毛新聞一面トップ扱いで、22日に前田大臣八ッ場現地入りと報じられていたので、民主党スジに問うと、「そんなことは決まっていない」とのことでしたが、念のため、あるブロカメラマンたちにも伝えました。
 会場につと、
 自民党さん関連の集会に出るといつも感じることですが、ヒエラルキーにのっとった見事に儀礼的なセレモニーでした。
 分割して記しますが、もちろん、駐車場から格づけられてました。  


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(1)八ッ場だより

2011年12月19日

闇夜の構造




 昨日の午後というより、夕暮れ時に八ッ場へ到着。写真を撮る間もなく、帰途の21時近くに、長野原草津駅前のめがね橋際のイルミネーションと一号橋の〇〇タワー的な夜景を撮っただけでした。
 なぜ、言ったかについては、後ほど。悔しいかな、負け戦の線が濃厚になった現在は、今は時間にせかれています。
 ともかく、闇夜の中のうごめきにいつかはライトがあたることでしょう。
 

 さて、前回、自民党への献金問題を取り上げた。その実証として、下記の記事録の転載を。

【平成22年02月24日 衆議院国土交通委員会議事録】
 中島正純委員 
 八ツ場ダム事業受注者からの政治団体に対する献金の一覧表。これは三年間でございます。
 最近の直近三年間だけで、群馬県の議員に対して四千九百二十五万円の献金がなされております。 (略)落札率が九五%以上の件数が二百六十四件中百八十件あるということでございます。
 (略)群馬県選出の議員に献金をしている業者の工事の受注回数が非常に多いことがわかります。
 (略)番号三十八の南波建設株式会社、これは、群馬県の自民党県議会議員で、自民党群馬県連の幹事長南波和憲議員の奥さんが代表取締役を務める会社です。この会社は、平成十三年度から二十年度の間に二十一回も受注をしております。(略)

 次に、資料二の一ページ目をごらんになってください。番号一のJV受注の中に入っている佐田建設、JV受注なので四社の合計ですが、十八億七千九百五十万円の受注をしております。この佐田建設は、自民党の佐田玄一郎衆議院議員の祖父に当たる元参議院議員佐田一郎さんが設立された会社で、平成十六年四月まで佐田玄一郎議員のお父さんが代表取締役をしていた親族会社です。




   
タグ :八ッ場ダム


Posted by やんばちゃん at 08:46Comments(0)八ッ場だより

2011年12月17日

八ッ場版“マリコの具合は悪し”

 
 事態はますます悪化。
 一昨日来、意気消沈しています。

 でも、こんなインチキ検証がゆるされるはずがありません。
 実際に、日本学術会議のメンバーの谷 誠・京大教授も「最初から数値がきめられているのなら、学術会議にはかることもないのではなかったか」と質問書を提出しています。
 素案の費用対効果ひとつの算出数値にしても、ムダな1500通ものアンケートを出して、えられたわずかな賛成票をもとにつくりあげた数値です。それへの情報公開を求めても、「墨塗りでもいいですか」との返答となった。

 きっと、このツケは推進してきた面々の上に降り注ぐもの。
 そうでなければ、おかしい。

 一部の旨みをすってきた、そしておろかにもこの先もまだ続くものと思っている役得者や献金をもらってきた自民党議員団
が自分たちの悪業がさらに表に出ることを恐れて、必死になって覆い隠そうとしてのこである。

  八ッ場の民は、全員がムダなダムなど望んではいない。
 これだけ、情報が発達している中で、何が真実か、みな気がついているはず。

 思わず、用いた表題は、日米開戦に際して、水面下で開戦回避に骨おった寺崎駐米大使が、自分の娘の名前を用いて連絡をとった際の暗号文です。この間の一連の検証の闇の部分も、きっと白日のもとにさらされる日がきます。  
タグ :八ッ場ダム


Posted by やんばちゃん at 08:38Comments(1)八ッ場だより

2011年12月12日

新しい治水利水の確立をめざす、意見書




 本日、群馬県選出の民主党群馬県連会長代行の中島政希衆議院議員が、写真のように、「意見書」を郵送してくださいました。
 去る8日、ダム反対の群馬県選出議員ならびに民主党の議員連盟などは、民主党国土交通部門会議とは別に、前原政調会長に八ッ場ダムの建設中止を求める要請を行っています。その際に提出した意見書です。
  正式名は、
     「八ッ場ダム」についての意見書
        --新しい治水利水の確立をめざして

    八ッ場ダムなどの地元住民の生活再建を考える議員連盟
          民主党群馬県蓮所属国会議員一同
            他民主党国会議員有志一同
               平成23年12月8日

  本文1~16頁  図表 17頁~23頁です。

 本当に新しい治水利水の到来を望んでやみません。  


Posted by やんばちゃん at 20:13Comments(0)八ッ場だより

2011年12月11日

東京新聞「こちら特報部」拡大















 昨日の東京新聞記事を、ようやく転載できました。
 拡大できて、文字がよめるように「サムネイル」版もそえてみましたが……
 【2011年12月10日 東京新聞「こちら特報部」】
  http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2011121002000056.html
   ※全文は読めません

【2011年12月10日 東京新聞「こちら特報部」】
 八ッ場ダム(群馬県長野原町)建設の是非について、検証作業など全ての手続きが終わり、前田武志国土交通相の最終判断まで秒読みに入った。そんな中、先月末に政府が出した「公式見解」が波紋を広げている。国交省がダム建設の根拠としている洪水被害額の想定が、でたらめであることが明らかになったのだ。さらに建設受注業者に、大勢の同省O Bが天下っている実態も浮き彫りになった。(小倉貞俊、佐藤圭)
   
   「八ッ場」建設是非秒読み  
 問題の政府見解は、塩川鉄也衆院議員(共産党)が十一月十七日に出した「質問主意書」に対し、内閣が同二十五日付
で回答した「答弁書」のことだ。
 質問主意書は、国会法で定められた国会議員の権利で、内閣に文書で説明を求めたり、見解をただすことができる。内閣
は原則七日以内に答弁しなければならず、答弁書は閣議決定されて政府の公式見解と位置付けられる。
 塩川氏が質問主意書を出したのは、国交省関東地方整備局が十月、八ツ場ダムについて「建設継続が妥当」と結論づけた検討報告書(素案) への不信からだった。
 ダム問題を注視する塩川氏は、検討報告書に示された費用対効果の数値を「実際より大きく見積もりすぎているのではな
いか」と疑問視。ダムを造らなかった場合に想定される洪水被害額など、二十一項目にわたって質問した。ところが、計八
枚の答弁書に、少なくとも三カ所の矛盾点や問題点を発見した。
 第一は、過大な想定被害だ。答弁書によると、ダム建設を中止した場合、利根川本流と最大支流の江戸川で、五十年に
一度の確率で起きる大規模洪水を含めて、想定被害額を「年平均で約四千八百二十億円」と見積もっている。
 一方、 一九六一年から二〇〇九年までに利根川本流と全ての支流で生じた実際の被害額をただしたところ、「約八千六百四十二億円」と回答。年平均に換算すると約百七十六億円になる。つまり、建設中止による想定被害額は、実際に発生した被害額を二十七倍も″水増し″ した計算になる。
 この過大な被害想定について、答弁書は「実際の被害はさまざまな要因が複雑に関連して生じるため、想定被害額と実際被害額は単純に比較できない」と苦しい釈明に終始。
 さらに不可解なのは、利根川本流と江戸川で起きた破堤(堤防が決壊すること) の年月日の質問に対する回答だ。答弁書
は「一九五一年以降の六十年間、破堤した箇所はない」と明記。つまり、先の被害額約百七十六億円は主に、本流と江戸川を除いた支流だけの被害額ということになる。
 だがそもそも、検討報告書に示されていた想定被害額の計算は、本流と江戸川だけを対象にしており、支流などについては考慮していなかった。つまり、実際の被害額はゼロなのに、想定では毎年四千八百二十億円を見込んでいるのだ。
      治水安全度も食い違い明確
 三つ目の矛盾は、利根川の治水安全度についての回答。答弁書は、現在の堤防整備状況を「三十年から四十年に一度の大雨に対応できる」としている。これも、検討報告書では「五年に一回程度の大雨でも破堤し、洪水被害が起きる」と記しており、答弁書と検討報告書は明らかに食い違っている。
|
 ※これで、右半分です||

 左部分こそ、読んでいただきたいのですが、どうしても、転載がききません。右は何とかコピーができたのですが、左は行が縦に続いてしまって、判読不可です。

  


Posted by やんばちゃん at 07:54Comments(0)八ッ場だより

2011年12月10日

“疑わしきは造らず”

 




 数々の免罪事件に際して、「疑わしきは罰せず」という名言がある。
 同様にして、検証過程があいまい、何がなんでも「ダム案がベスト」の疑わしいかぎりのダム建設は造ってはならない。

 この間の数々の検証に、交通費を気にしながら、工面しつつ通い詰めてきた。その過程で、今般の関東地方整備局の検証作業は、いかに「ダム建設ありき」に収斂させていくための“作文”てあったか、身をもって味わってた。

 以下の本日10日付け東京新聞「「こちら特報部」の記事を引く。
 ここにかかれていることは真実である。
 マスコミ本来の使命感が伝わってくる。
 作為にみちた検証で、作為的な安全性とカラクリが網羅された八ッ場ダムは、断じて造ってはいけない。
 検証の筋書きのおかしさは、回をかさねるにつれ、いやというほど検分してきた。
 それらを最終過程近くまでみすごししてきた、政権党・民主党の力のなさも問題である。この妙な検証を、なぜもっと前に強力にチェックできなかったのだろう。官僚たちの思いのままの筋書きに乗せられ、最終章であわてふためいても、まさに後の祭りである。




    メディア改革
 幸い、時代の進展は、記者クラブに属さない一介のフリーのライターにも門戸が開いてくれている。
 多くの先人が苦労して、ようやくこじ開けてくれた既得権である。それを行使するために羞恥心をこらえつつも通い詰めてきた。
 現在では改善されているだろうが、かつてマスコミ筋と行政は、友好関係があり会食会などもあったことを、かつて新聞社でアルバイトしていた時に小耳にはさみ、当日は、あたかも特権階級のごときの笑みでいそいそとでかけていく記者たちの姿を目の端にとらえている。
 仮に不都合な事柄を記者が書いても、チェック機関があり、削除システムがある。その点、一匹狼のフリーのマスコミは何を書いても己の責任に帰結する。
 従って、本当のことが報道できる。
 ために体制側には、きわめて面倒なものらしい。
 3・11以後の一連のユーチューブの中に、原発関連取材現場でもみあい、排除され強行に抗議しているフリーの映像関係者のビデオをみて、なるほどなと意を強くしたものであった。
 以来、臆せずに堂々とこの既得権を行使してきた。

 関連して、思い出す場面がある。
 国道145号線の開通式の日であった。お乗せしてきた報道陣の腕章をもっているマスコミの方が、車の中に忘れ物をしてきたというので、駐車場まで取りに行き、再び受付を通過しようとした背に、耳に飛び込んできた言葉があった。
 若い要員の青年たちが受付で固まっていたる受付の名刺の整理をしていたのであろう。そして、「アハハ、フリーのライターがマスコミだとよ」と。当方の顔とは別に、単に当方の名刺をみての発声だろうと考えるが……
 開始数分前で急いでいたので、後ろを振り向かず、そのまま進んでしまったが、後で、あれは自分のことだと思った。
 次にやんば館に立ち寄ると、推進派の集いがあるらしく、ものものしかった。そして、先の受付にいたと同じようなスマートな若者たちがいた。問うと意気軒昂に、〇〇〇関係だと答えた。

 たぶん、開通式の受付にいた者たちも、推進派のその手の青年だったろう。そして、ほとんどが親からの仕事をうけつぎ、エリート意識をもって、あたかも地方行政を動かしているような感覚にて生き生きと動いている、恐れをしらぬ階層である。狭い町の中で、この閉鎖的な体制を良しとしているあなたたちには、おそらく「報道の自由」も、「人間の自由」さえもわからないかも知れないわねと感じた。「トイレだけならいいですよ」との傲慢なものいいに、心の中で「入れていただかなくても結構よ」とつぶやき、勢い良くUターンしたものであった。  
タグ :八ッ場ダム


Posted by やんばちゃん at 14:34Comments(0)八ッ場だより

2011年12月09日

民主党よ、前田大臣、頼みますよ!!




 6日の明け方4時、胃痛にて眠れず、タダゴトでないと実感。久々の医者行きに。
 7日は、16時~ 民主党・国土交通部門会議 民主党D会議室
      18時~20時 国交相 有識者会議
            ※部門会議には、有識者会議には行ってみようと思ったいましたので、午前中閃いて、松崎座長さんの事務所に電話して時間を伺うと医者にいっても、間に合うと判断。 

 しかし、胃腸科で、思わぬ手間。しかも、レントゲンをとったら思いもかけぬ病巣があって、まず、そちらの医者へ行くことも薦められて、いささか気鬱に。 でも、ともかく、時間の遅れを気にしながら、まずは衆議院第2議員会館へ。
 それに、実は5日にお邪魔した際に、肝心の前原国交大臣の部屋にお願いにあがるのを忘れてきてしまったのでした。八ッ場からかけつけた彼女の頼みもあり、現地の若い世代の声をお届けする、大事な任務もありました。
 高崎への電車の車中である記者の姿をみかけましたが、もちろんこの方は新幹線ホームへ。でも、緊縮財政の身はムリ。
幾らかはおくれるだろうけれど、仕方なし。 あいにくこの時間帯は、上野行きの普通列車の間隔があっていらだちながら、結局、会場には10分遅刻。地下二階のD会議室はマスコミ陣が結構いっぱい待機していたので、すぐに判明しました。
 中座して出てくる議員たちの中には著名な議員の顔もあり、その時のドアの開閉で会議室の中を覗き込むと、かなりの議員数がかいまみられました。



  
 ここでまた、パソコンがおかしくなって、打てません。文字をコピーしてつないでいます。 で、窮余の策として、7日というより、8日の帰宅後、あるメールにいれた当方のメール文の転載にて。
 
 本日16時から、民主党D会議室で開催された、民主党国土交通部門会議をのぞいてきました。
 顔みしりのある民主党筋の方が率直に語るには、「役員のところに行くとトーンが下がちゃっうんだよ」と無念そうでした。
 終了後の17時過ぎ、松崎座長による記者会見がありました。(すかさず、5日のお礼を申し上げた次第です)。

 5日の分科会での議員の発言を16項目にまとめたものと、7日の部門会議の意見としての4項目を、明日8日13時半~の前原政務会長ら出席の政調役員会に諮るとのことです。
「その4項目について、皆さんも知りたいでしょうが、まだ話すわけにはいかないので……」ということでした。
 確かに松崎座長のものいいには、どうしても止めたいという熱気の薄さが否めませんでした。
 
 なお、どういう経緯で、何を議論してきたかは、
① 昨年9月の中間とりまとめの検証作業を前提とし、
② 7日の部門会議の意見として、4項目(※若干、修正あり)
③ 分科会での議員の発言を16項目にまとめたもの
の3部の構成が、部門意見全体と語ってました。

 本日8日の政調調査会で了承されて、初めて「部門意見」として公表出来るとのことで、この会議をへないと公表できないとのことです。 
 本日、協議された配布資料は、回収に及んだとのこと。


 次の有識者会議があったので、17時40分のここで退席。
 本日は冒頭のカメラ撮りも何やかやで、10分間の遅刻のため、叶わず。記者会権の席では、お一人撮るのが見えたので、係りの方に確認すると「どうぞ」といわれて…… 松崎座長の会見は撮影下次第。

   


Posted by やんばちゃん at 21:41Comments(0)八ッ場だより

2011年12月08日

上田県政、悪の綾なす「彩の国」のやらせパブコメ

  


【6日18時半過ぎのNHKテレビ報道】

 「彩の国」なる優雅なキャッチフレーズの埼玉県の上田県政。
 さて、11/4に締め切ったパブリックコメント。
 ここに埼玉県内から、締切日過ぎの報道によれば、いかに4日消印有効はいえ、締切日すぎた翌週明けに届いた5739通もの大量の推進パブリックコメントが寄せられた由。何かかあるなと思ったら、ごらんのような、やらせセパプコメ。
 はからずも去る10月29日付けの本欄にも、「パプコメ“応募法講習会”開催したんですってさ やらせパブコメ」と記しました。が、10/28の群馬県より数日前10/24に、より大規模の280名を集めた自民党・推進議連の場でパプコメなどの呼びかけ講習会を行った埼玉県議団では、本当に現実のものとなったのでした。
 http://www.pref.saitama.lg.jp/page/gikai-news-h23-yannba-saitamataikai.html

 それにしても、お粗末な手法ですね。今までは通常に行っていた類例の事柄なので間性がマヒしていて、何の疑念もわかなかったのでしょうね。県議会事務局などへの処分がてきないようなら、まさしく、“綾目もしらぬ「綾の国」”です。
 思えば、八ッ場ダム問題については現地での一都五県知事会の席などで、かの石原知事をさしおいての強引な推進論者。強引ないささか悪どさにじませての物言いには、うさん臭い違和感を感じてましたが、この人のための八ッ場ダム推進だったのですねぇ。
 しかも、ある近畿地方の聡明な知事が、かなり説得したそうですが、ついに自説を曲げずの物分りの悪さに、「あれはダメだ」とあきれかえったとのも伝わっています。
 八ッ場現地でも、力をいれている推進派の役員たちは、それなりのウワサの持ち主。熱心さはそれなりのバロメーターといったところでしょうか。

 ちなみにあるメール文には、
その中心人物である佐久間実県議は埼玉県の公共事業のドンと言われており、選挙違反の逮捕歴があって、タイでの公費買春問題でも名前が出た人物です。
上田埼玉県知事との深い関係も噂されています。上田氏がかつて衆議院議員選挙で何度も落選を繰り返していたころ、面倒を見たのが佐久間氏たちであって、当時、上田氏が事務所を構えることができたのは佐久間氏たちが支援していたからではないかという噂もあります。
上田知事が八ッ場ダムの推進に懸命になっているのは、佐久間県議からの強い働きかけがあるからだという人もいます。

 

 特に、一昨日6日の東京新聞は一面トップで見事に解明してくれてますので、それを転載。
この日、知人たちに「買っても損はないよ」と。というのは、一面の他に24面にも関連記事。さらに群馬版には私たちの5日の行動がのっているのですから。
//////////////////////////
①【2011年12月6日 東京新聞一面 トップ】
埼玉県議連が動員 「八ッ場建設」賛成意見
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011120690071251.html

②24面  


Posted by やんばちゃん at 14:50Comments(0)八ッ場だより

2011年12月06日

八ッ場に新風あり。上州オンナ、捨て身の構えにて国会参上

【電車の中での作業。席がこまないうちにと必死でした】

 昨日の報道一覧です。
 八ッ場に若い風がふきました。
 記事中に、「分科会に呼ばれ」たような記述がありますが、これは押しかけなのです。
 私たちは捨て身の覚悟で、ダメ元と押しかけたのでしたが、紹介議員がいなければ院内に入れないので、土曜日に必死の思いで電話をかけた、その一つが転送となり、宮崎岳志さんの秘書・川口さんにつながってくれたのでした。
 ですが、週明けの当日、松崎座長さんと連絡がついて位置づけができたことを、午前中に七回も連絡くださったのに、途中、全く気がつかずに国会へ。ために受付で混線。たりないコピーをしなければならないのに、時間がすぎて…… ようやく、入行証をお持ちくださった宮崎さんの東京事務所の秘書さんから、「招致」扱いを知らされた次第。
 思いもかけないことに、意見書や署名を下さった方たちにも責任が果たせて、「良かったね」と。この間、お力添えくださったあるマスコミさんともとども、大喜びで……
///////////////////////////////////////////
 【2011年12月6日 東京新聞群馬版】 
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20111206/CK2011120602000073.html
八ッ場ダム建設反対の手紙提出 長野原の町民5人
 五日に開かれた民主党の八ッ場(やんば)ダム問題分科会で、長野原町大津の自営業小林みつ江さん(46)が出席し、「八ッ場ダム反対」を訴えた。自身のほか四人の町民がそれぞれダム反対の思いをつづった手紙を提出した。
小林さんは十一月に同町で開かれた八ッ場ダムの住民公聴会で、初めて反対を表明した。
この日の分科会では「ダム予定地や代替地の地盤の危険性が専門家に指摘されており心配だし、吾妻渓谷の自然を次世代に残したい」と思いを述べ、「ダムに頼らない生活再建案を示してほしい」と呼び掛けた。
終了後、小林さんは前原誠司政調会長や馬淵澄夫元国交相らの議員事務所を陳情して回った。 (伊藤弘喜)

 【2011年12月6日 朝日新聞群馬版】http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581112060001
 整備局の検討結果 不備20項目を指摘
八ツ場ダムの再検証で、民主党の国土交通部門会議八ツ場ダム問題分科会は5日、意見書の素案をまとめた。「建設継続が妥当」とした国土交通省関東地方整備局の検討結果について、約20項目の不備を指摘する内容。8日の党政調役員会で了承を得たうえで、週内にも前田武志国交相に提出される見込みだ。
会議は非公開。座長の松崎哲久衆院議員(埼玉10区)によると、建設の是非について考え方の統一は見送った。6日に再度集まって分科会として文言をまとめ、7日の国土交通部門会議で正式に決めるという。
意見書に盛り込む不備について、松崎座長は公表しなかったが、整備局が未検討の浅間山噴火や大震災、専門家らが指摘する建設予定地の地滑りの危険性などが含まれるとみられる。
出席議員への取材によると、意見を述べた議員の大半はダム反対だが、建設に理解を示す意見も出た。
宮崎岳志衆院議員は「建設中止と踏み込めなかったのは、時間がなかったのが大きい」。三宅雪子衆院議員は「党内に推進の人はいないが、党の総意として『反対』と書けるかが問題になった」。桑原功衆院議員も「私は反対を貫く」と語った。
分科会には、ダムができれば水没する長野原町川原湯で生まれ育った町民の小林みつ江さん(46)が呼ばれ、約20分間にわたって意見を聴かれた。小林さんは、11月にあった整備局の意見聴取で「ダム反対」の意見を初めて公言した。
3人の子どもを持つ母親の立場から地滑りの危険性や生活再建支援を訴えたという小林さんは「みな熱心に聞いてくれて、手応えがあった」と話した。(牛尾梓)

八ツ場ダム再検証のやり直しを求めている「ダム検証のあり方を問う科学者の会」(共同代表=今本博健・京大名誉教授、川村晃生・慶大教授)は5日、民主党と、国土交通省の有識者会議に要請書を送ったと発表した。
民主党の前原誠司政調会長と松崎哲久・国土交通部門会議座長あての要請書では「不要で災害誘発の危険性のある八ツ場ダムが造られれば、後の世代への負の遺産となる」と指摘。有識者会議には公開討論に応じるよう改めて求めた。
会は、学者11人が呼びかけ人となり、前田武志国交相らに再検証やり直しを求める声明を出した11月1日に発足。現在は他に全国の学者127人が賛同者で名を連ねる。国交省による八ツ場の再検証が、7日にある「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」で終わる可能性が高いことから要請を行ったという。

 【2011年12月6日 毎日新聞群馬版】
 http://mainichi.jp/area/gunma/news/20111206ddlk10010146000c.html
 八ッ場ダム建設:民主分科会、「継続妥当」に疑問大勢 十数項目、指摘へ

 民主党の八ッ場ダム問題分科会の第5回会合が5日、衆院第2議員会館で開かれ、分科会としての意見集約を図った。松崎哲久座長によると、国土交通省関東地方整備局が示した「事業継続が妥当」との方針に疑問を呈する意見が大勢を占めたという。
 松崎座長によると、同整備局の方針について「検証済みとは思えない部分がある」などの声が上がり、十数項目について疑問点を指摘する見通し。
 同分科会は6日も会合を開いて意見書を取りまとめ、党政調会国交部門会議に7日にも提出。その後、政調役員会、同幹部会で党としての方針が決まる。松崎座長は「(行政とは別に)政治判断していく必要がある」との見方を示した。  


Posted by やんばちゃん at 20:34Comments(0)八ッ場だより

2011年12月06日

民主党・八ッ場ダム問題分科会について

【写真、その2】
 
 
 


 昨日の民主党の国土交通部門会議の 八ッ場ダム問題分科会は、異例の長さの2時間以上も協議されました。冒頭に昨日お伝えした、長野原町からかけつけた女性がね意見招致という形をとっていただけて、実情を訴えたのでしたが、4日、地元民五人にお願いした意見書の綴りは30部用意。余ったら返却を申したのでしたが、後からみえる方に配布とかで……でも20名はいなかったと思います。
 終了後、いつものように松崎哲久座長から、総括的説明がありました。
 
 ダムの賛否の結論は出さずに疑問点を10項目ほど示し、今朝8時~、再度、昨日のメンバーで協議するとのことでした。
 この後の流れは、
  本日6日朝8時~ 再び、本日のメンバーで協議。分科会としての意見をまとめ、
  7日の部門会議に提出。了承されれば部門意見として、8日開催の政調役員会に提出。
   ここで了承されれば、初めて「部門意」となるとのことでした。

  後で、聞くところによると、出席者のうち、一人の議員の他は全員、建設反対意見との由。 しかし政権党として、「反対」とは明記せず、とせこが疑問点かを列記。そのまとめ方の表現が甘く、もっと鋭い記述が求められ、書き直しして明朝、確認後の提出となったようです。

  なお「ここまで進んでいるのだから」と、推進気味の意見を述べた反対議員は、元前田国交相の秘書を勤めた奈良県選出議員とか。
 でも、この方のホームページには大滝ダムには反対の意見を記していられるのですが……
 
 そして、その前田大臣のホームベージには、とっても気になる記述が、あるのです。
 政治に熟達の前田大臣の“大人の技法”とも信じたいですが、何ともタマムシ色というか、これじゃ、まるで関東地方整備局の有識者会議の言うことを全面的信用してしまってます。
 あいさつ回りが二つあると言って中断した前田大臣は閉会時にまた戻ってきて、官僚が書いたメモをよみあげて、お礼の言葉を述べていたように記憶しています。イベントやあいさつごとにおわれて、その場その場をこなすだけの儀礼用の大臣になってしまわれたのでしょうか。確かに議員には儀礼的な用事がたくさんあるのですが……
   
  前田武志オフィシャルブログ「まえたけだよりweb版」
  八ツ場ダムに関する認識(2011年12月05日)
     http://ameblo.jp/maetake-diary/entry-11098218649.html。  


Posted by やんばちゃん at 13:57Comments(0)八ッ場だより

2011年12月05日

なんと、地元民の意見書持ち、八ッ場女性「意見招致」に




 本日14から開催の、民主党・国土交通部門会議の「八ッ場ダム問題分科会」に、八ッ場現地から三人のお子さんを持つお母さんがかけつけました。そして、彼女に賛同する30代の若者の意見書など五人の意見を持って。
 
 実は、前田大臣判断は早ければ今週末とも流れた緊迫した情報に、「捨て身の闘い」として、何らかの示威行動をしようと3日夜に相談。
 前田大臣にお目にかかれる糸口はむずかしいとわかり、ダメ元でてっとり早くできることとして、本日14時開催の分科会出席議員に訴えるという行動を行うことが、4日朝、ひらめいたのでした。
 
 ために昨日4日は終日、「地元の生の声」を届けようとしたのでした。
 現地への電話作戦を行い、署名を貰いに行く段取りに追われました。 署名をお願いしたら、「俺、自分で書くよ」と急な依頼にもかかわらず、親子で長文の反対意見を記してくださった方や、ご家族で署名してくださった方など、本当に胸熱くなりました。私たちは、この熱気を援軍に、電車に乗ったのでした。しかも、嫁というこの女性の置かれている立場機はきわめて厳しいものがあるにも係らず、敢然とひるまずに参加してくださったこの女性の行動は感動ものです。現実に親族から苦言をていされていますし、現在の八ッ場で反対を唱えることはとってもきつい状況下にあるのですから……
  
 危機感にかられ、急なおもいつきにも似た行動でしたが、思いがけない、うれしい展開となりました。
 なんと、宮崎岳志議員さんと松崎座長さんのお計らいで、現地のダム反対女性が、分科会冒頭に「意見招致」の扱いで、約10分間の時間を与えられて、出席者に現地の状況をつぶさに伝えることを許されたのでした。
 さらに中島政希議員をはじめとした群馬選出の各議員さんたちの温かな歓待をうけました。(6人の議員さんの中、ご都合がつかなかつたらしい柿沼議員を除き、五人の議員さんがご出席でした)。また、川内博史さんもご挨拶くださり、勇気をだしてかけつけた彼女は大感激でした。
 最初のカメラ取り以外は非公開でしたが、予定の10分間をはるかにこえ、彼女が出てきたのは14時25分。

  あいにく土日で、松崎事務所も連絡とれず、宮崎岳志議員の沼田事務所のみ、秘書さんに転送が通じて、うれしいご縁の糸口がつながったのでした。秘書のKさん、休日なのにお骨折りくださいましてありがとうございました。
 ですが、本日、チラシ配布さえも叶うかどうかも、到着するまでわからず。
 というのは、K秘書さんから朝、電話が7通もあったのでしたが、電車の中で、配布物のホチキス止めやおしゃべりで気がつかなかったのでした。

 終了後、地元議員さんの部屋でお茶をご馳走になり、時間の許す限り議員会館の中を駆けずり回って訴えてきました。
 お留守だったので最後に訪れた、田中康夫さんの部屋では、拙著を田中さんがまとめてご購入くだされ、知人の今本京大名誉教授などに億張りしてくださったこともあり、あらためてその時のお礼をもうしあげると、秘書さんもよく覚えていてくださり、ダム行政の行く末に、一瞬の会話のなかからも脱ダムの元祖・田中康夫さんの秘書さんならではのご見識にふれえたものでした。
  


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(0)八ッ場だより

2011年12月04日

セレモニー的有識者会議 国民は「見ざる聞かざる知らされず」





 12月1日、「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」の初会合がありました。
受けた印象は、国民に「見ざる聞かせず知らせず」式の通過儀礼のセレモニー。かたくなに記者クラブ所属意外には、非公開を貫いた理由が納得できた次第です。
 長いこと記者クラブ所属の報道機関だけの取材が続き、傍聴は未だに不可。抗議がだされ、ようやく緩和されてフリーの当方たちもはいれるようになってからも、ギリギリになってから申込みを発表後、直ちに締切るという、なんとも妙なことで、最初から最後まで取材できたのは、今回が初めて。
 
 
 でも、さすがは有識者の名前通り、2時間みっちりの審議。1時間足らずで「異議なし」で終った、「検討の場」とは雰囲気も内容も異なります。

 しかも、予想に反して、結構、疑問点を口にされている学者さんがいました。
かも、鈴木雅一・東京大学大学院農学生命科学研究科教授は三度ほど疑問視の発言。その一つに対しては中川座長が返答的阻止誤を。道上正親鳥取大学名誉教授も「パブリック発言には反対意見が圧倒的である」などと繰り出してくださいました。(具体的に記せないのは、マイクが悪いのか、行政が前にずらり。マスコミ席は後部のた・、良く聞き取れないので、責任がとれないからです。なお録音を聞き返す時間もないのですが、ご高齢の方が多く、か細い声の上に、マイクから離れているのか、声が低く、録音もほとんど不可だったと思います)
 しかも、通例はつきものの、ぶら下がり会見はなし。
 
 ところが、《「建設継続が妥当」とする対応 方針案をまとめた国交省関東地方整備局の検証手順に問題がないことを認定した。次回、東日本大震災を踏まえた審議を行って検証の全工程が終了し、前田武志国交相が年内に建設の是非を最終判断する見通し》(上毛新聞 12/2)
 となるのだ。なんとなく、かたくなに非公開を貫いた理由が…… というのはうがちすぎだろうか。

 それにしても、机の上の資料の山を見てください。
 このうち、説明に用いられたのは1ファイルのみ。
 「これ、資源のムダですよね」と思わず言うと、「ほんとですよ」。もっていけないですよと周りのマスコミも。
 ほとんどのマスコミが、説明された一つだけもって後は、置いていきましたけれど、もったいながりと、何がプリントされてあるのかみていられないけれど、たぶん、インターネットで公開されているかもしれないけれど、もし情報公開を採るはめにゆれば……とおもいながら、もって帰りました。
 あいにくこの日に限って袋類をもたず、手にかかげて。しかも、有楽町の駅まで歩いて。おまけに雨がふりだして…… でも、三つの重い荷物に手に10センチほどの大束の書類をもって、途中で四度も休みつつ……。運の悪いことに、ある出版社で新刊本を二冊ももらったのも負担でした。でも、形あるものを捨てることのできない性分。
 意地でももってかえった書類はヨレヨレに。
 
  すでに8時半すぎ、官庁街から日比谷公園への道筋に、袋類をうっている店もなし。で、国電の中では、よれよれの大束の書類のつづりに、目をむける乗客もいました。
 でも、意地でも運びきることが、一つの布石と考えました。
 
 道々の原動力は次の場面でした。
 終了後、どうにしたら持てるか腐心しつつ荷物の整理に手間取り、重い荷物をもって無様な格好で、長い廊下を歩き、後ろをふりかえったら、幹部クラスの役員ご一行の姿が、当方と同じくエレベーターへの角を曲がるのか、その辺りで一言、言ってしまうかもしれないな、でも疲れているから、今日はこらえようと思ったら、後ろにはいらっしゃらない。そのまま直進されたようで…… 省内の建物の構造はわからないけれど、一瞬、たぶん避けられたのだろうと解釈。
 さらに角をまわると、今や顔みしりになったどっかの幹部職員たちがいた。エレベーターのドアが開いていたので、その職員さんたちをとびこんだら、そこにもまた、幹部職員たち。当方の出現にビタッとやんだ私語。そして、困惑顔を思い出しながら…… 
 たぶんに、自意識過剰になっているのかもしれませんが、この制御の利かぬ異色のオバさんには、要注意なのかもしれないなと。
 過日のぼうじゃく無人な発言に原因があることもわかるが、今にみてらっしゃい。このままですむハズはないわと気持ちをふるいたたせて、いつ見ることができるかも知れない書類を、雨にぬれつつ運んだものでした。

 別に幹部職員さんたちを敵視しているわけでもありません。家に帰れば人の子の親であり、よき家庭人なのですから。でも、会議終了後にみせる、「して、やったり」の互いに交し合う笑みをみると、彼らは確信犯と思えるようになっているからです。
 なお、一般職員さんたちとは「(嫌な仕事でもばからしいことでもしなければならないお立場で)の意味をこめて、「皆さま、大変ですね」と、労をねぎらうと、「わかってくれますか」的な意思疎通があるのですけれど……

 ちなみに、はかってみたら、なんと、6、7㌔もありました。


   


Posted by やんばちゃん at 21:32Comments(0)八ッ場だより