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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2016年08月27日

下田の「スラグ撤去」ほぼ完了す ーー疑問残る大同特殊鋼への経費請求面

23日、国交省八ッッ場ダム工事事務所にに電話。先週末以来三度目にて、小宮副所長と話が出来ました。
まず、スラグ撤去の進捗状況をといました。
工期延長となってきた、林の下田の吾妻川沿いの掘削も、来月中には完了との由。この方の歯切れの悪い応答の中では珍しく「終わりますよ」と晴れやかに声をあげられました。

で、すかさず「次の場所はどこ?」とあえて問いかけました。
これには応答はなし。
以前から、「まだ、あちこちに有るじゃないのよ」と言ってきたからでしょうか。

国交省内部では、これで幕引きなのでしょうか?
仮に今後、部分的に撤去工事をしたとしても、「〇〇管内整備工事」なのですから、国民には判らない仕掛け。しかも、業者には緘口令が敷かれていて、外部には漏れないだろうし……

 続いて、大同特殊鋼への請求問題など。
 工事名はスラグの「ス」の字も匂わせず、許可のない業者に仕事をさせているのに、内容は明らかに「スラグ撤去」なのだから、当然、費用は大同特殊鋼に請求すべき。と、 このことを前提としてきた。
 今般の仕事は、国交省発注にての仕事なのてすから、当然業者への支払いは、当面は国交省が持ち、それから、大同特殊鋼に請求するのだろうと踏んでました。
 しかも、平成16年度発注の工事費は年度末までに精算すべきなのだろうと勝手解釈し、約⒉カ月ほどの調整機関ありで5月末日あたりまでに、その年度の決算をまとめる由の、通例の行政業務に順ずるものと思って参りましたが、副所長によれば「そんなことは関係ないですよ」とのこと。
 大同特殊鋼に請求金額の国交省への帳簿面が知りたくて、3月に問いただした際に、「どうしたら判るのか」と問うと、「知らせる必要はなし」との返答を頂戴。
 で、じっと、5月末日を待ってきた次第。
 
 それとも、密かに私たちの血税が使われたままたなのだろうか?
 逆に、「スラグ関連でない」とムリやりに位置づければ、請求資格はなく、「鉱さい」物の取り扱い資格のない無許可業者が扱っても、別段、問題なし。
 
 小宮副所長の答弁は、不明でますます疑問がふくれあがってしまったが、閉庁時間が迫ってきていたので、礼儀として23日は、ここの解明には深入りせずに、次回に回した。(質問は時間内と心得ていますが、「いいですよ」とおっしゃってくだされた県庁職員さんはいらっしゃって、少々甘えたことがありましたが、昼休みの時間にさしかからないよう、極力配慮しつつしむようにしております)。
 どなたか、この辺りの経理面について、お教え願えないでしょうか?

 なお、正式許可を持たない業者にスラグ収集をさせ、仮置き場につみ上げた有害スラグの運搬は、イー・ステージ株式会社(小諸市)が運んできた。イー・ステージ株式会社は、大同特殊鋼との直接取引だから「国は、関係なし」との由。それはそうだろう。
 イー・ステージの処理費は、1か月約1億円とちまたには流布しています。


 なお、灰・スラグの産業廃棄物/リサイクル処理業者は全国で214社。
  https://recyclehub.jp/category/cat1
  スラグは、「鉱さい」に属します。
  ※調査の詳細は、いずれ。


【写真は本文とは関係ないのですが、この夏、現地で戴いたキュウリ。左が普通の、右の2本は長野原町特産の入山キュウリ。2本づついだいたのですが、熱い日だったので辞去後直ちに、一本は容器にいれてある手元の水で洗って、すぐに丸かじり。食べ終わってから気がついて撮った、残りの写真の一本も昼食のおかず的に平らげてしまいました。】
   


Posted by やんばちゃん at 23:45Comments(0)八ッ場だより

2016年08月22日

骨材プラントの流れ

 何度目かの再開はしてはみたものの体調を崩し続けている今日は根気がないことに加え、スラグ問題に関しては、まだ正式回答が戴けてなく、720億円増額に関しては、かつて《岩盤は極めて良好》等の言質、何年も前のそれらの日時を検証し直す時間なしに加え、それも役職個人への取材時に得た発言もあり、果たしてそのまま記していいものか困惑ぎみなのです。
 しかし、1999年以来、熱につかれたようにあんなに通い詰めた膨大な時間と写真、録音取材について、これまではお立場などを考慮して、(ある役職婦人から、聞えよがしに「なんでも書いちゃうヒト」とのレッテルを頂戴して来たものですが)差し控えてtきたことは多々、ありますが、記憶力のうすれないうちに精査し明らかにしておこうとの思いは日々増してます。

 そこで、半ば、閑話休題的に、無難な写真の列挙です。
 


 写真右手の削られた斜面の小山が、大柏木地区の原石山。左手は長野原町の水没地【本年6月12日撮影】
 ここから、山中にしつらえられた大柏木トンネルを通って、
  ➀新川原湯温泉駅前の出口まで運ばれます。
 ②「不動の滝」のある小山の急斜面から2号橋下方を潜り、上湯原橋方向に走らせます。【本年7月14日撮影】
   


   ※昨夏の準備工事段階で、「不動の滝」の水場への立入を阻止された際、ヘルメットの「JV」の文字と本体工事関連とのことに、「なんで、こんな処が本体工事なのよ」と言ったことがありましたっけ。
  
③上湯原橋上の下流側の欄干に添わせ、締め切り地点の旧国道に直面。ここから急道沿いを通過させます。 ---以前、掲載ズミなので写真割愛ーーー
 ④1号橋上からみた、川原葉畑地域の様子です。【本年8月14日撮影】
  


 ほぼ同一地点から撮った去る6/12の写真です。まだ完成前なのが判ります。
 


⑤そして、左岸本体工事現場のここに到着するのです。
 

【本年8月14日撮影】
  


Posted by やんばちゃん at 08:54Comments(0)八ッ場だより

2016年08月19日

国の詐術的大罪ー 特定有害産業廃棄物処理資格のない業者に、スラグ処理発注

【下写真は、立入禁止の8月14日の本体工事現場】

一、720億円もの増額とは何事か!!
 まずは冒頭に、去る12日発表の、建設費増額のことを記します。
 2004年9月28日の第2回基本計画変更時、一挙に約倍額の2110億円➡4600億円に値上げという暴挙を行った国は、2011年~2013年の「ダム中止論争」の過程で「コスト縮減に努め、増額はなし」と明言して、強行に八ッ場ダム建設続行を選択してきたはずなのは記憶に新しい言質です。また、検討会議の場でも一都五県の部長クラスは「今後の値上げには応ぜず」と断言してました。
 但し、既に4600億円は使い果たしていて、早晩、増額案が提示されるだろうことは、市民運動サイドの面々には判ってました。それがいつか、「遅すぎる」とは思ってました。また、もっと進めて、引き返すことの出来ない「試験湛水の時点ではないか」との憶測もありました。ですので、その意味では今ならまだ、中止への考慮可能とも踏めます。
 よりによってお盆休暇突入の12日公表の、その額には驚き、あきれ果てました。
 なんと4600億円➡5320億円なのでした。神流川発電所は約5000億円でしたが、これはまぁ、東電とはいえ半ば企業なのですから……
しかし、八ッ場の経費はことごとく、私たちの税金。現地へ行けば、そのムダさ加減に直面することばかり。

 あんな欠陥だらけのダメダムに、幾ら巨額の血税を投入しても「安全性」は保持できません。完成させるまでには、まだ幾らかかるのでしょう。その都度の値上げで、予想違わぬ「日本一の金喰いダム」の名をほしいままになります。
 まるで、ドブ=保守政権とゼネコンに、私たちの血税をなげすてるようなものです。発表を知って以来、怒りにかられ、逆に燃えたぎっています。
 で、最初はあることに熱中し時間がさけなくなったためでしたが、次第に追わねばならない問題の複雑さと諸事情を考え、あえて休眠状態をしてまってきたブログを久々に再開した次第です。 この間、ブログ休眠をご心配くだされました皆さまに、心からのお礼を申し上げます。
 増額に関しての詳細は、下記の国交省サイトと、お手元の翌13日の新聞報道をご覧いただきたいと思います。
  【2016年8月12日 関東地方整備局河川部】
 http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/river_00000277.html
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 国の詐術的違法行為 その一
二、特定有害産業廃棄物処理資格のない業者に、有害スラグ処理を発注
 さて、この腹立たしい増額についての詳述と対応は、いずれ記すことにして、実は、去る5月18日16時過ぎ、八ッッ場ダム工事事務所に電話し、伝えた時点でのやり取りを書きかけたままに長い間、中断したままの次の事実が本命です。
再開後の初回とし、アップさせて戴きます。 
 
この日の導入部は、手間暇かけて入手した、情報公開法に基づき取り寄せたスラグ関連資料中の覚書きをもとに問いただしていた。
 その中で、この間の取材の事実に基づき、この日の核心部分にさりげなくつなげた次第。
 
 つまり、発覚以来、本欄でも縷々と書き連ねてきた吾妻川左岸の下田地区のおびただしい有害スラグの廃棄処分処理に、正規の資格のない、前橋市の前橋地建(株)に行わせ、それ以前に右岸は地元の中島建設(株)に発注してきたのだ。

  有害スラグは、明らかに「特定有害産業廃棄物」に当る!!
  資格のない業者への業務発注は、違法行為である。
  これが出来るのは、この辺りでは「イー・ステージ株式会社」(長野県小諸市)しかないとされている。この処理後、富山県にある最終処分場に運ぶしくみとの由。下田の現場での採取段階での運搬のために、同社の二連結のトラックで出没していた写真もある。

 ところが、有害スラグが片付かないより片付いた方がよいし期日もあるので、私たちはあえて、指摘してこなかったが、本来ならば、吾妻川畔からの掘削実際の業務を行い、仮置き場で自社のトラックで運んだ「前橋地建」。並びに国交省職員も立ち会って掘削し、レンタル会社から借りたトラックで、(国道を締切って私たちには入れない)旧145御饌沿いのやんば館まで運んだ「中島建設」の作業は、厳密には資格なしの、国の違法行為であった

 5/18の対応者は例によって、小宮副所長。
いつもながらの傑作ともいうべき、やり取りの詳述は、後ほどアップ致します。
 小宮副所長は
 「(資格は)もっているでしょう」
 「デショウじゃ、困るのよ! じゃあ、中島建設の誰なのよ。調べてくるからね。この問題って、そんな生易しい問題じゃないからね」」と声を荒げて、オバさん組のど根性で、お若い副所長さんに切込んだ次第。でも、怒ってばかりもいられず、そこはオバさん格のなせる技、時にはついつい笑いあってしまいましたよ。(私たちって案外、ウマがあうのでしょうか、ネ?  というのは、私はいつも「担当課の方を」と指定するのに、担当は小宮さんなのだそうで、冗談まじりではあってもズケズケと「お願いしたのは小宮さんじゃないのに、どうして」と言っているからです)
 
 そもそもは、大同特殊鋼が、特定有害産業廃棄物の有害スラグを、処理せずにタレ流したことに問題があったのです
 それらを承知の上でか、認識希薄だったのか、佐藤建設工業を国もなれ合いで大いにのさばらせ、発覚すれば、スラグ処理の文字を一文字も出さずに、「道路の補修工事を行っています」の偽看板で、秘密裏に処理を行おうとしたのでした。

 資格をもたない業者の処理が、いい加減だったことは現実問題となり、市民の指摘により、処理ズミ現場からの基準値越えの有害スラグが判明。工期延長となりました。ムダな経費の無駄な使い方の一例です。そして、この費用は、平然と国費を使おうとしていたのでした。

 これらの国費の浪費がつもりつもって、今回の膨大な増額となったと考えても、あながち間違いとはいえないと思います。
 皆様、いかが、お思いでしょうか?

 
  記したいことは、まだまだありますが、長くなりましたので、とりあえずここで。 
  

【写真は同じく8月14日も1号橋上よりの俯瞰】

 
 
  


Posted by やんばちゃん at 12:21Comments(0)八ッ場だより