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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2014年09月30日

複雑なものに閉ざされ、走り抜けなければなりません


写真は、山椒の実とポポーの実、先日のNHKの朝の番組で紹介されたので、かなり知れ渡ってきたようです。父が苗木を買ってきてほどなく他界。61歳の急死でした。母は、冒頭が「ポ」の字であることだけしか覚えていなくて、一時は「ポパイの木」などといって、「それは違うと思うよ」と一蹴したものでした。父はむろん、母も実をみることもなく亡くなりました。
 正式な名前を知ったのは数年前。ようやく名前を調べてみる心のゆとりができたのでした。実がなるまでには少なくとも20年以上だったでしょうか。青い実が実り、ポタポタとおちても食べ方がわからず数年間はそのまま。その種がさらに芽生えて今や一塊の樹勢群に。
 山椒もポポーもどちらも何の手入れもしない原生林のような庭先の一隅で面積を占め、年々増えてしまってくれていて、持てあまし気味のものたちです。でも、昨年から今年にかけて、山椒の大木が4本も枯れてくれました。
 

 今日は、八ッ場関連の写真は数々あれど、書かねばならぬこともあれど……
 明日を前に、複雑な思いに閉ざされつつある、ここ数日間です。 

 今日は、駅舎などの一連のイベントの写真を撮りに行こうか早朝より心積りしていましたが…… かなり体力も神経も弱ってきているので、帰らずに八ッ場どまりときめました。
 車中泊もも辞さぬ覚悟ではおりましたが、素泊まりができるかと電話すると、満室とのことに。いざとなるとやはり、かえって準備に手間取り、結局、明日の朝にかけることに。

 ダム継続となりつつあった、2011年12月20日。ひょんなことから(その理由は語れる時もくるでしょうが……) 川原湯温泉駅で何の準備もなしに着のみ着たままの軽装で寒さに耐えながら、車中泊をせざるをえなくりましたっけ。早朝5時、ひょんなことから解決。しかし、国会内の委員会傍聴の前に持参する事は断念。
 翌日は、上信道開通式。予定変更してそこに行ってみることに。その席で見聞きしたことを記した雑文を本欄に記しましたら、インターネットで見たと、数日前、某週刊誌の編集者から問合せがありました。何がどこでどうつがるのか、不思議なものですね。
 
 2001年6月14日の補償調印式の帰宅後、「これできまっちゃうね」と涙声で八ッ場のある方に電話。その頃からどういうわけか決裂のもとに。補償単価一式を記した極秘書類を偶然にして手にしたのも、この日でした。この書面が引き金となってか、今度は市民運動仲間からの排除を受け、孤軍奮闘の離れどりの活動となりました。
 その夜の毎日新聞の夕刊は、反対運動を貫き通した、故・豊田嘉雄さん。前橋支局にいて、直前に移動した記者からの問い合わせに、迷わずにご紹介した方でした。式典にも出ずに自宅でじっとその日をやり過ごす姿が大きく紙面をかざってました。今も浮かびます。
 
 あの頃は、まだ今とは比較にならぬほど、まだまだ反撃の余地があったのに…… 

 さて、明日はどのような展開が待ち受けているのでしょうか?
   


Posted by やんばちゃん at 20:45Comments(0)八ッ場だより

2014年09月28日

まっすぐに走りぬくものありて……



松谷地区高台から、下り方向の吾妻線を撮ったものです。
 
   
   

      鉄路の飛翔
   まっすぐに走り続けたものあり

   二度とこの地上の軌跡を描くこと叶わずとも

   時間を違えず、この日も驀進した

   所詮、既定のレールを走らせ続けられたにすぎぬのだから……

   今、お前は自由だ

   フワリと天空にまいあがり、
   
   初秋の大気の中を

   自分の好きな自由な道に走り抜けるが良い

 
 

     


Posted by やんばちゃん at 22:59Comments(0)八ッ場だより

2014年09月27日

ここで、少々記述事項の整理をさせて戴きます



一「八ッ場ダムからの自民党群馬県連の献金問題」を追求した中島正純衆議院議員の質問は、
   2010年2月24日で、既にその時点で各紙に報道され、当会も掲載しています。
   その録音が、「Uチューブから消されてしまわないうちに」ということで、「環境行政改革フォーラム」の青山貞一さんがメールに入れたのを、転載しただけです。
   本日、遠方の方から、「あれは、前のですよね」的な問い合わせがありましたので、念のため。
 


二、 前回、記載の「回答書」につきましては、再度、アップしなおします。
  FAXが、届いた後、担当課の関東地方整備局 企画部 技術調査課に電話を入れ、(どのような手段で送られてくるかわからかったが)
 当方のFAXは、文字と行間がつまってしまって、「判読しにくいので、再度、別のFAX専用の電話に送って欲しい」と伝えました処、担当者は打合せ中なので、週明けにとなりました。
 ですので、届きましたら再度、アップ致します。
 (前回、伝えましたように、内容はありきたりなのですが、文書を要求したことは想わぬ福録あり。……になるかはこれからですが……)




※追記
 本日、御岳山が噴火しました。
 30年近く前に、「盲中国兵」(平林たい子)の中国人強制連行の舞台を訪ねて、訪れたことがありましったけ。確か、ロープウェイにも乗った記憶がよみがえりました。
 朝から、てんてこ舞いのさなか、県外の方から「浅間山は大丈夫かしらね」との電話があり、その噴火のことを知りました。
 そうです。浅間山は活火山です。いつ噴火するかわからず、防災マップや防災会議は定期的におこなわれているようです。もちろん、群馬県も長野原町にもちゃんとその会議に出席する担当者も配備されているはずです。
 さらに草津白根山もまた、活火山。ししかも近年きわめて危険で、「湯釜」のあたりは半径   ㎞は立ち入り禁止区域となっています。
 

 群馬県西北の長野原町近場の長野県境の地に活火山が2つもある地すべり地帯に、ダムを造ることの危険性をもう一回再点検すべきです。もしも、事故が起きた際には、「推進」にたずさわった人間、行政に責任をとらせるような法律でも作ってほしいくらいですよね。
     


Posted by やんばちゃん at 23:56Comments(0)八ッ場だより

2014年09月26日

申し入れ書への回答書、届く



判読しにくいことと想いますが、
 本日26日までを期限とした、関東地方整備局 太田国交大臣宛に書留で提出した「有害スラグ」への申入れ書への回答が、本日20時14分、FAXで入りました。
 全文は後ほど、何らかの形で、ご紹介したいとは思ってます。
内容は、お役所文書の先延ばし、あいまいさで不服ですが、何はともあれ、期日内に届けてくだされたことには、「ご苦労様でした」と申し上げたいです。この時間まで、まだ❝仕事❞をなされていたわけですから……  


Posted by やんばちゃん at 23:34Comments(0)八ッ場だより

2014年09月26日

小渕優子さん人気、急降下! ?献金額はダントツなのにね

 昨日の八ッ場ダムからの「自民党群馬県連献金問題に」 と同じく、「環境行政改革フォーラム」の青山貞一さんメール文中の小渕優子さん関連記事の転載です。

  ◆野党が調査に乗り出した 小渕経産相が抱える「政治とカネ」
   http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153556
     2014年9月23日 日刊ゲンダイ
  「会見中は記者とほとんど視線を合わせることはありません。ずっと下を見て、うつむいたまま。官僚作成の会見原稿を凝視しているだけですよ」(経産省事情通)

 安倍改造内閣の“看板大臣”だったはずの小渕優子経産相(40)の評価が日増しに下がっている。特に担当記者たちを呆れさせているのが、定例会見の中身のなさ。就任以降、6回の会見は終始、官僚作文の棒読み。“この人ならでは”という意見を口にすることは皆無に等しい。

「就任会見の冒頭から『安倍総理』と言うべき箇所を原稿を読みながら『アソウ』と間違えたのにも驚きましたが、記者との質問のやりとりも常にカミ合いません。何を聞かれても必ず官僚が準備した『想定問答』に目を落としてから答えるので、発言に面白みもない。ホント、記者泣かせの大臣です」(大手紙経産省担当記者)

 川内原発の再稼働について聞かれると、小渕は「地元の理解を得ていくことは本当に大事」の一点張り。福島原発の事故対応は「全力で取り組んでいきたい」、地方活性化は「現場の声が何よりも大事」、ウクライナ情勢は「平和的解決に期待する」、TPP交渉は「困難な課題が残されていると承知している」――。この程度の認識と回答で許されるなら、経産相なんて中学生でも務まるのではないか。

■八ツ場ダムに群がるゼネコンマネー
 29日から始まる臨時国会でも答弁にシドロモドロとなる姿が今から目に浮かぶ。前出の通り、ただでさえ難題山積の省を預かる立場なのに、野党の追及に耐え切れるかは疑わしい。加えて小渕には「政治とカネ」の問題もくすぶっている。ある野党議員は「小渕大臣の“第3のサイフ”の調査に乗り出しています」と、こう明かす。

「小渕大臣の地元の群馬・高崎市には資金管理団体や、自身が代表を務める政党支部とは別に父親の恵三元首相から譲り受けた『自民
党群馬県ふるさと振興支部』という政治団体が存在する。自民党の政党支部として扱われ、普通の政治団体なら禁じられている企業献金の受け皿となっているのです。献金元の大半は地元企業。選挙区内に建設中で総額4600億円に及ぶ八ツ場ダムの関連工事を受注した地元ゼネコンも多い。特に毎年献金を欠かさない企業が、数億円規模の事業を請け負っていたりする。民主党政権が八ツ場ダムの本体工事を中止した際、小渕大臣は工事再開を声高に訴えていました」

 クリーンなイメージが崩れ去れば、この女性大臣には“売り”がなくなる。就任3週目で早くもメッキがはげ落ちてきた。
.........................................

 この記事を伝えた、長野原町のおそらく自民党筋と想われる方、「だから、言ったんべ。俺が最初に。原発のことなんかできるもんかって。
八ッ場のことだってろくすっぼできやしねぇのに」とですって。まぁ、後援会の内部にいればいる程、その実力はわかりますものね。


 次に、昨日の献金問題の、2010年当時の報道の一部を。
① 面白いことに、同日24日付で山本一太参議院議員は、中島正純議員の質問内容は、「事実」であることを自身のブログで記しています。
山本一太の「気分はいつも直滑降」http://ichita.blog.so-net.ne.jp/2010-02-25
  八ッ場ダム関連工事、受注企業の献金問題:その1

 ……思うに、山本一太さんの方が、正直なのでしょうか? で、群馬では嫌われる一因なのでしょかもね。

② 最も早かったのは、「2009/11/16(月) 「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2009-11-16/2009111601_03_1.
  “八ツ場ダム マネー” 自民還流
   小渕 中曽根 佐田氏ら支部に
   受注企業が742万円  08年収支報告書

 このスクープが中島議員質問の下敷きとなったのでしょうか?

 ③続いて、県内各紙報道を除く、質問後のメディアの主な報道は、
    2010/3/4 「週刊ダイアモンド編集部」
   http://diamond.jp/series/inside/10_03_06_003/
   八ッ場ダムをめぐるダムマネー還流システムの問題

  2010/12/12(日) 「しんぶん赤旗」
   http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-12-12/2010121215_01_1.html
  群馬・八ッ場ダムマネー還流
    自民支部などに2507万円 O7~O9年 工事受注30社が献金


  おかげでここでまた、多くの方に喚起されて良かったです。
  それにしてもです。これだけの事実が今や霧散してしまって、10/1の最大のセレモニーに酔いしれている、関係者たち。鉄路両側にびっしりと敷きつめられている「有害スラグ」の始末はどうつけるのでしょうか?

  ❝時にハンレイなきにもあらず❞の如く、国民は皆、バカではありませんぞ。
  実は、先日、国交省のお役人様には、相当バカなオバさんにみえたらしく、落ち着けばすぐにわかるウソを、真顔で平然とつかれた体験があります。よくぞ良識ある公務員サマ達が、ミエミエのウソをつけるものかとあきれかえってます。
 この、一見、巧みかつ小利口な歴代職員の口車にのせられて、ここまで追い込まれたとしか思えない、水没地の方たちはお気の毒としか言えず、口惜しさがつのります。
 「そうなんだよね。〇〇さんだから、知っていて見抜けたけれど…… 実家なんかいくら言ったって、国交省が言うから大丈夫だって信じているんだもの」と現地に親族が住む方は嘆いていました。
 もちろん、土地の方の中には、「国交省のヤツらなんか、ウソべえだ」とか、「あの職員の性質は知っていますよ」とか、冷めた目でみてこられた方もいらっしゃいます。
 


  


Posted by やんばちゃん at 11:14Comments(0)八ッ場だより

2014年09月25日

消されないうちに! 放送禁止:八ッ場ダムをめぐる「政治と金」

《多くの方に知って戴きたいことなので、前回の文書から、独立させました。》

 「放送禁止」の見出しに驚き、慌てて転載させていただきました。が、記憶の回路をもとにその後調べました処、大阪選出の中島正純衆議院議員が質問したのは、2010年2月24日 衆院国土交通委員会です。国会中継一覧からは削除されていません(当方のパソコンでは開けないので映像については未確認)。ここから、削除されたら大変ですね。でも、ちゃんと≪2011/11/29 にアップロード≫とありましたのに、慌て者ですから、2011/11/29 の国会中継一覧になかった時は混乱してしまいました。議員名でひいてもそのこ日は欠落。

 むろん、ここでの「削除」とは、「YouTube」からの削除のことのようです。
 中島議員の所属会派は、当時は「民主党 民主クラブ」でしたが、アップロードされたという2011/11/29 以前の同年10月には「国民新党」となっていますので、ここで不思議に感じ、記憶の回路をたどった次第です。》
 

 八ッ場をめぐる動きはあまりに有りすぎて、おモわず一瞬、忘却。
 インターネットで検索してましたら、本欄でも「2011年12月19日 闇夜の構造」にちゃんと記していましたのに…… 健忘症になりつつあるようで、恐ろしいかぎりです。
 でも、以下の青山さんメールのおかげで、また自民党政権の悪業が、ここで多くの方に喚起されて良かったです。


 以下は、当会もご講師としておいで戴きました、青山貞一さんの「環境行政改革フォーラム」のメールからの転載です。 
実は、まだ19日の「有害スラグ」現地報告が書けないのですが、「消されないうちに」との言葉添えがあり、緊急のことですので、以下に。
 
 2010年2月24日 の国会中継です。
 当時、民主党の中島正俊議員が質問した旨のことは、八ッ場ダム問題関連の市民運動の間にはながれていました。また、翌25日の県内隠しは報道しています。
 山本一太参議院議員は、24日その日の自分のブログでちゃんと、「もらっていて、事実」だと明言しています。

 自民党群馬県連をめぐる、献金のことは、その後「赤旗」や「週刊ダイヤモンド」等にも報道されていて、本会もイベント時の資料の一部に加えさせて戴いてます。
 県連全体には3年間で約5000万円でしたが、小渕さんの後援会には、「自民党群馬県ふるさと振興支部」からも、3年間で計3000万円を超える献金が流れていてダントツでした。これだけの大金が入るんだもの、練に練り上げた錬金術を、自民党筋も、それに群がる民主主義をはき違えた有権者たちも、哀しいかな手放すはずがありません。


 [eforum:12586] 放送禁止となった八ッ場ダム工事を巡る◆政治とカネ (放送禁止
/////////////////////////
 ※24日19時51分の青山メール
 みなさま 
 青山貞一です。
 以下は、先ほど匿名で青山宛に情報提供された
「八ッ場ダム工事事業に関連する政治資金問題に
ついて動画」です。

◆政治とカネ (放送禁止) YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=MZTASnDQ5I8&feature=youtu.be


 動画には、以下の説明があります。
,
2011/11/29 にアップロード ※質問日は201年2月24日

危険すぎる衝撃の国会中継!政権交代後、どんな
圧力に屈せず政権をボロボロに叩いてきた報道機
関でさえも、これだ-けはニュースにできなかった、
永田町最大のタブーとなった真実。何度も消され
続けたという国会中継を、多くの国民がコピーし
続けてきた。国民の知る権-利は必ず勝つ!

 今回も消される前に、あなたもダウンロードを

 なお、匿名希望の情報提供者からは、これを取材していた全国キーの
テレビ局のディレクターがニュースで使うと言いながら、ビビって放映
しなかったとありました。どの局かわかりませんが、国会の委員会での
質疑内容をビビるとはジャーナリストとして恥ずかしいことです。
 場合によっては、知り合いの現役テレビ局ディレクターに見せてみた
いと思います。

続いて、本日25日3時45分の青山メールの転載
みなさま    青山貞一です。

 以下の八ッ場ダム工事請負業者から自民党衆参議員への政治献金等
の実態についてのYouTube動画については、先ほど別途の表紙
をつけ電子魚拓(デジタルアーカイブ、1200×720p)しまし
たので、今後、YouTube版が削除されても問題ありません。

 ※青山さんは、パソコンの部品を秋葉原で揃え、超安価のパソコンをご自分で作られるほどのメカにお強い方なのです。これで安心。良かったですね。  


Posted by やんばちゃん at 11:00Comments(0)八ッ場だより

2014年09月24日

吾妻線廃止報道一色のマスコミ 住民軽視の「国⇔県⇔町」



 上は、もう、お馴染み、些か食傷気味の感もありの吾妻線。樽沢トンネル。
 ムダな八ッ場ダムを造らなければ、巨額の金をかけてこの名線を廃止する必要は、さらさらなかったのですから。
 なお、当時の高崎管理局は、OB会の席で「赤字なので、吾妻線は中之条までにしたい」旨を報告したそうでした(出席していたOBから直接、聴いた)。ところが、そこに国交省が乗り出し、一転した経緯があります。JRと言えどもゼネコンと一帯であったことが如実に物語る経緯です。因みに経費は、当初計画で約152億円→予算倍額後、約252億円。でも、現在総額は不明です。おそらく情報公開をとっても公表しないものと思います。管理は、JR東日本旅客鉄道高崎支社でしたが、工事は上信越信濃川工事事務所。
 JR問題について、国交省に問うと、「何も答えられません」となるのでした。で、「じゃあ、工事費はどこが払うのか」と畳みかけましたら、「……うちです」となった腹だだしいやりとりがありました。全てかこの図式で、「国⇔県⇔町」でキャッチボールの投げ合いです。仕上げたも同様の水没民に対しても、今は誠意のある回答はなされず、新駅建設の際にも、「全て住民の皆様に相談する」約束は反故にされ、地上権にてかりあげられたままの自分の土地もあるので、再三、新駅建設のことを問いだし続けてきていたという、当時の区長職は怒って「工事着手の回覧板の配布を区長権限でストップしたこともありました。


 もう少し、前方でとればよかったのでしたが、昨日記しましたように鉄路と並行して流れる吾妻川下流方面から、歩いてきて列に加わってほどなく慌てて撮った一葉ですので……
 23日午後、この列車をとったのは14時13分54秒でした。
 折しもこの前後の13時半~15時台、一帯はヘリコプターの騒音がものすごかったものでした。たぶん、それは次の毎日新聞社のヘリではなかったでしょうか?
  (毎日新聞 2014年09月23日 20時17分)http://mainichi.jp/select/news/20140924k0000m040063000c.html?inb=ra
(写真)JR川原湯温泉駅に向かう吾妻線の電車。八ッ場ダム建設に伴い10月1日から手前の橋を使う新しいルートに切り替わる=群馬県東吾妻町で2014年9月23日午後、本社ヘリから
   写真特集へ(12枚の写真)

 NHKをはじめとしたマスコミは、ダムの意義ではなく、ほぼこの日本一短い、今度はその座を明け渡した(吾妻渓谷の遊歩道を明け渡した長野原町に通じるわけですが)、「樽沢トンネル」報道に憂き身をやつしています。
 マスコミの皆さん、この報道がおわったら、今度はダムを取り巻くマイナス面にも目をむけてくださいね。
 のんきな記述はこれでピリオド。
 
    ーー以下、続きは次へーーー
  ※次に別掲した自民党群馬県連代議士たちへの献金問題を追求した、国会中継は「放映禁止」となっていたことの導入口として記したのでした。写真も写真を載せた方が一覧で注目を集めるので、「樽沢トンネル」の写真を用いた次第です。
 
   ➡従って、本欄は必然的に表題もかえ、JR関連を加筆。かけなかった前日24日分に改変しました。
  


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(0)八ッ場だより

2014年09月23日

川原湯温泉駅周辺で、チラシ配布・署名活動展開す

 本日は、付替えされる吾妻線・川原湯温泉駅に10時半集合。
 署名活動・チラシ配布活動を行いました。去る17日の例会の場で決定されたものでした。
参加予定数は5名でしたが…… しかし、それぞれ八面六臂の大活躍で、次の2点に絞って、説明しながらの依頼。多くの方の賛同を得られました。
 ①吾妻渓谷保存署名活動のチラシ配布・署名依頼
 ②大同特殊鋼「有害スラグ」のチラシ配布
 その間の、吾妻線沿線のスポットライの撮影場所の賑わいを撮るために、東吾妻町の休憩所までの間を2往復。ちゃんと、私たちも最もヒト盛りのあった「樽沢トンネル」の写真も撮りました。
 本日は、両毛線に器具類の不備があったとかで、ダイヤが乱れて、住氏だけ待つなら撮ろうと思って「あと、何分くらいですか」と聴いても、「それがわからないんですよ」との答えがかえってとまどいましたが、ダイヤの乱れとのことが判明して納得。
 そして、ラッキーにも「私達も、撮っておこうよ」とスタッフを降ろし、車を下流に置き、道々チラシを配りながら列に加わった途端、上りの特急がきました。運がよかったです。

 そして、食事は15時半。 いつものうどん屋さんへ(一人の時は人前では出せないありあわせのものを車の中で食べていますが……)。
 ところが、雁が沢トンネル入口近くの高台でも、撮影隊あり。で、そこでも署名集め。快く応じてくださっている際中に、はるかかなたに、ポツンと白い点のような下りの特急が現われました。「ちょっと待った」と署名はストップ。刻々と迫りくる列車の撮影にお相伴。私たちは「よく、あんな遠くのがわかりますねぇ」と感心、何とも心優しいベテラン男性陣でした。
 そんなわけで、もう売り切れと思ったら、こちらもセーフ。従業員さんたちの食事どきでした。店内を落ち着いて眺めると水出しコーヒーの珍しい器具がありました。でも、もう終わり間際らしいので…… 一区切りつかりれたオーナーのNさん、「コーヒーサービスするよ」とおっしゃる。そんなにいいお客でもないからと手をふったけれど、オープン時「地力の生活再建」として、本欄にご紹介したことへの感謝とかでしたけれど、それはもう何度もで。しかもひき直してくださって……さすがにご好意とはいえ頂戴するわけにも行かずでしたが……
 この方とおしりあいになったのはもう、13年余前。また、あの頃の清々しさにもどられて、よりステキなご風貌になられました。ご繁盛のようで良かったです。

 


 さらに、先日散歩中の女性の方に有害スラグのチラシをお渡ししようとしたら品切れ(実は復路の中にどっさりあったのに、慌てていたのでみつけられず)で、お宅を伺って後でポストにとお約束した経緯があったのでした。問題意識の高い一角で、ご近所の方たちにも歓迎されました。そして、遠方からの方を長野原草津口にお送りし、駅前で時間までスラグ探し。その電車をうまくしたらとれるかもと思って、川原湯温泉へ直行。千歳橋上にも撮影町の人影。で、川原湯温泉駅の状況を確認してなUターン。千歳橋上の新潟から2度にわたって見えたとの男性の説明によれば、同時刻に川原湯温泉駅を上下線が17時35分に発車になる由。
 
まず、彼女の乗った上り、ほどなく下りの電車。そのスタッフのいった言葉が浮かびます。「結構、楽しいものね。テッちゃンたちの気持ちがわかるようになった」との言葉が私にも身近く感じられました。
でも、この吾妻線廃止には大反対という気持ちには変わりません。何やらはまってしまって、本来の目的をみうしなってはならじと自戒。


 2軒ほど、おじゃましたら、最初のお宅ではおはぎわ。次のお宅ではいなりずしを持たせてくださいました。キノコなど山菜類をいれたいなりずしの中の具の旨さ、抜群。
 そして、キトの道すがらの川原湯温泉駅では、まだ熱気が感じられたので、そこで最後の大熱弁。
 感動ものは、「僕、書くよ!」と元気の良い小学生の高揚とした声。つられて周辺の大人たちも大いにもリ上がってくださいました。中には連絡先の私の名前をみて、「このヒト、知っています。本読んだんです」と。ご本人ですかと言われて…… ありかどうございますと。その方たち、策に先ほどの小学生は、電車に乗る際に、「がんばってくださいね」との声かけ。この子供さん、署名後、「僕のうちに連絡なんかこないでしょ」と。「これ、署名で、提出以外には使わないけれど、もし、あなたがちゃんと報告がほしいというんなら、送るわよ」と伝えると、逆なのでした。送られると困るのだそうでした。もちろん、そうしますよと約束。どうやら、独り旅のお子さんのよう。自分の意思として書いてくださったのでした。しっかりしたお子で、胸が熱くなりました。
  

 次の18時台も、同時発車。先にホームに入ってきた写真下りの車掌さんは、まだうら若きとっても素敵な女性でした。
 
 
 本当に成果のあった1日でした。そして、群馬の酷い状況に驚きの声を幾つか聞きました。
 情けないけれど、昨日の県議会の様子も伝え、「恐らくまた安全宣言でしょうね」と。
 肝心の成果は、明日、数を数えます。  


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(0)八ッ場だより

2014年09月22日

「有害スラグ」一日目、9月18日の調査場所

18日朝、6時、上毛新聞を観て、調査開始を知った。
パソコン不通騒ぎにてんやわんや。拍子抜した顛末を迎え、一段落した11時過ぎ。国交省八ッ場ダム工事事務所に「調査は午前中だけなのか、それとも夕方まで行われるのか」と電話。
総務→広報課に廻り、聞き覚えのある電話の主は「判りません」という。でも、全体の感触で、午後もやるなと判断。「まぁ、いいですよ。ともかく行ってみますので」と伝えて、ほどなく素早く飛び出す。

❶横壁代替地 

 途中、アルところに電話で確認すると、どうやら、横壁代替地のようであった。
 吾妻川寄りの代替地の一角に到着したのは12時半すぎ、あいにく昼休み。誰もいない。今月当初より、?宅地だか農地だかの造成のような工事をひきうけている、地元のN工業の車があったが、昼休みでご就寝中のなか、起き上がった方に問うと「さっきまでは賑やかだったよ」とのこと。
 反対側の国道よりのスラグ露出の地点に行く。地元の中島建設の車があった。年配の職員は「NHKも来ていたよ」といいながら、現場の試掘場所まで案内してくれ、穏やかに教えてくださった。どうやら、カメラを持っていたのでマスコミの一員とでも想われたのだろうか(しかし、午後オジャマ虫とわかると、かなり不愛想な物言いをなされるようになったけれど…… 「そんなにものの言い方なされなくてもいいじゃないですか、ほぼ同級生くらいじゃないですか。そのよしみでよろしく」とケセラセラの神経を保てるようになったのも、年の功と心得る次第だ)
 


13時になると、急に人員が集まり始めた、国交省の制服組も。急いで、写真に収め、車に乗る。
 何やら、❝敵は本能寺にあり❞的に言えば、拠点は上湯原のT牛乳付近らしいのだ……
 

❷ 上湯原のT牛乳入口左手
 いたいた、マスコミ、政党関係者、市民層の方たちも。
 けれど、到着と同時にこの方たちは、ほどなくみなご退散。
 後は国交省・県・町の行政マンと調査会社の4名の方。その帽子の「いであ」の文字。第3機関ってここなのかと分かった。
 今きたばかりなんだもの、まぁ、もう少しいさせて戴きましょうとみていると、徐々に作業の手順はわかりかけたけれど、全体像はつかめず。  「ここにはあまりありませんよ。あるのは、線路の両脇よ」と思えてきてならない。
 「いっぱいある処を調べてよ」とだんだん焦り気味に。
 ついに、口に出してしまった。「掘ったってここはあまりないですよ。
 あるのは、線路の両側。駅舎側は私たちには入れないし、擁壁の下側にはあるだろうことは推測できる。擁壁沿いのある方の土地にはびっしりはいっているのだから。「特に、先日見学した向こう側には露出していて、固化というのか、もう塊になっていて、すごいんですよ」と懇願するように言ってしまった。

  すると、2年ほど、私達市民の窓口として対応してくれて、いつの間にか消息のわからなかったA課長。ここで顔を合わせて、あっと記憶の回路が回りだした。「あら、まだいらっしゃったの」と。工事課にされたのだそうだった。
 で、耳に蘇る久しぶりのA課長のゆったりとした口調の説明によれば、つぎのようなことが、今回(実は18日だけの)目的のようであった。

 「毎日新聞社が分析の為に持ち帰ったスラグのあった場所を聞いて、本日は行っている」との由。駅の両側は、さっき聞いたばかりという。 なんで、もっとある処をと……しきりに感じた。
 そして、A課長が付け加えるには、「毎日さんの記事では、地面に一杯あるような書き方だった。、その下の地中にもあるやもしれないので土中も調べて欲しいとのことで、試掘場所を決めて穴を掘って、場所によって深さは異なるが50~60センチほってしらべているんです」

❸ 横壁・横壁温泉の入口
  ほどなく、調査隊は横壁へ移動された。工程の全容が判らない上に、近くの無縁墓地の石仏移転に際し、Y旅館の主のTさんが、目印となる赤いテープを巻いていたので、写真に収めていて、到着が遅れてしまった。
  3号橋下の横壁代替地にもどるのかと思い込んでていたが、場所は反対側の横壁温泉だった。 もう、最後の穴を埋め戻し、引き上げる寸前だった。8/15、9/14の見学会の時にも訪れた場所であって、ここには有害スラグがすくせにわかる場所にあった。


❹ 打越代替地の丸木屋旅館の新築工事に隣接する代替地。
   ここは切土で岩盤だらけの由。
 
  ようやく、ここで、面積に応じて、試掘箇所の箇所を決めることが判った。
  ここには、殆どなかった。で、必死になって拾い出だした、「これそうですよね」と伝えると、「もとの場所に置いてください」といわれ、地上での調査方法の概要がわかれかけてきた。
  
 
      


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2014年09月21日

国交省、強制収用の語をもちだす


 19日夕刻の吾妻渓谷仮締切工事風景です。
 左手の樹木のやや右手が、川幅いっぱいに溝が切られていて、おそらくここに29メートルのミニダムができるものと想います。
 金網ごしにみつめていると、何とも切ないものが走ります。
 まさに「真の文明は」の田中正造語録が思い出されてなりません。❝土建国家ニッポン❞の体質。政治家と財界が巧みにつりあげた錬金術の犠牲になってきた、この国の自然界。そして、吾妻渓谷もまた……


 この夜21時過ぎ、ずっと親しくさせていただいてきたお宅に電話しますと、いま、会議から帰ったばかりといわれ、次のことをうかがいました。
 この夜、開かれた「八ッ場ダム五地区連合対策委員会」の席で、佐々木八ッ場ダム工事所長は、初めて、
「町外に住んでいる者が、町内の共有地に土地を持ち、反対していて進まない場合の強制収容を進めたい」ときりだしたそうなのです。
この方は「強制収用には反対。自分の土地も自由にできなくなるから」と述べ、反対を表明したそうでした。
すると、「これは町外の者だけで、長野原町町民はなんら問題はない」と答えた由。(※明らかに間違い。国交省独特のお家芸的な詐術語の繰り出し方。いかに住民を愚弄しているか。まとめて記したいが、当方も幾つかの体験あり)
 最終的に別の参加者が、「そんなのは、まだ早い。一番最後の問題だ」と一蹴して、ピリオドをうったそうでした。

 これから、五地区それぞれの会議の場でも提案されるそうです。
 「強制収用」の言葉だけでは聞いておりましたが、いよいよ八ッ場に上陸した感です。
 まだまだ先のことと思ってましたが、いよいよ必死で学ぶ必要性に迫られています。皆様の中で、お詳しい方、よろしくお願いいたします。
 
 そこで、関西地方のダム問題の先輩に、さっそく連絡。ただちに以下概略を記したメールをいただきましたので、ご本人の許しを得て転載させていただきます。構造は簡単だけれど、多方面にわたる複雑さがあるようです。


 「強制収用」とは、土地収用法によって、権利者の意思に反してでも事業者が権利を取得してしまえることです(対価は払いますが)。
起業者が(たいていの場合一定の範囲の土地について)、「事業認定申請」を行い、その申請を受け取った事業認定庁が「事業認定」を行います。(八ッ場ダムの場合は、起業者も事業認定庁も国交省なので「右手が左手の申請を認める」みたいな話になってしまいます)

事業認定処分がなされると、起業者は県収用委員会に「裁決申請」をすることができます。
基本的に収用委員会は土地(権利)の「値段」を決めるだけです。

八ッ場ダムを巡って、例えば「樹林帯分も含むダム湖部分」「ダム工事、付け替え工事に必要な道路など」のどこまでを、国交省が取得していて、どこが取得できていないのか、私にはわかりません。
ただ「強制収用」に言葉が出た、ということは未取得の分があることがはっきりしたわけですし、多分、あなたの知っている人たちが権利をもっている土地もかなりあるのではないか、と思います。

「裁決申請」が出されると、任意交渉ではなくなります。
また、その土地の売買(移転登記)ができなくなります。
権利者にとって大きな不利益であるには違いないです。




  


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2014年09月20日

国交省伝統のお家芸的、調査法の詐術を学ばさせて戴きました


【写真後方は茂四郎トンネル入口】

  ともかく、チラシを配布した者の責任において、自分の目で確認しておこうと思い立った次第です。
 一連の、有識者会議、検討の場、形だけ聞き置くだけのパブコメ、果ては公明正大と信じ込まされてきた日本学術会議までもの「最初に結論ありき」の過程をいやというほど見せつけられ、学習させられてきた身にとりましては…… 
 結論は、行うべきでした。
 多くのことが判りました。観ました。

 が、全体の配慮の面からしばらくは沈黙をまもりましょう。
 だって、予想した通り、担当者の方は、拙く恣意的な、しかも意味不明な仮名の打ち間違いだらけの本ブログ、その他のダム反対関連欄のほぼ全てをお読みくださっているそうなのですから……
 
 一つだけ言えることは、 こういう調査を第3機関とはいいながら、身内的な企業、「いであ」にさせること自体、首をかしげざるを得ないものです。もちろん、「いであ株式会社」(末尾注)さんの社員さん4名の方は、技術者の誇りに充ちた方ばかりで、真剣に作業に取り組んで下さってましたけれど……
 で、思わず「皆さんの技術に誓って、どうぞ良いお仕事をしてくださいね」と、余計なオバさん口をきいてしまったものでした。
 担当課長には、「第3機関って上毛新聞にはあったけれど、おなじみの会社じゃないの。こういう時は全くの出入りのない機関にたのむべきじゃいの? 疑うんじゃないけれど、結果次第では信憑性が揺らぐよ」と。

 
  9/18   13時~17時半 
  午前中のみでマスコミ、政党関係者、議員などの関係者は帰って、午後は私一人。しっかりとみと届けなければの思いで、結局、薄闇迫る19時半まで。

  9/19  11時~16時半
  この日は、「天狗の湯」の前の果樹園から始める由なので、見届けたかったのでしたが、どうしてもしなければならないことがあり……
  でも、昨夕、時間にせかれながらも、情報をお伝えしてきた三島地区の地権者の皆さんのどなたかが行かれるだろうから…… とパソコン と格闘。終わるや否や、10時近く、まさになりふり構わずとるものもとりあえず家を飛び出したものでした。この日も?最新記録に近いタイムで到着した11時過ぎ、手前の東吾妻町といえどもやはり、もう誰もおらず。
 
 でも、ひょんなことから、概略を知りえました。
 こういう、時は普通なら通じないはずのO7Oの電話が通じたのですから、まさに❝八ツ場の神様❞のご加護としか想うしかないのだけれど……
 そんなわけで、ひょんなことからひと悶着あった由をしることに。
 なんと、何もでない処も掘った上に、地元の方たちが「天狗の湯」の反対側の農園内の砂利道も調査して欲しいと頼んだのにも関わらず、「リスト」になく、時間の関係もあるの1点張りで受け付けなかった模様
  
 
 その怒りの勢いで、昨日、あらかじめ聴いておいた、茂四郎トンネル傍の、佐藤建設工業の資材置き場の調査地へ。
 朝からきていたとの地元の男性もいらして、二人でつかず離れず、夕方16時半まで。この方はしきりに、上司の命令には逆らえないのが宿命の宮仕えの身の辛さを語られて、不必要に職員をかばっていられましたけれど…… あえてなのでしょうか、とすると、意味深ですね。
 お伝えしたいこと、たっぷりありますけれど、表題の感触を強くした次第です。
 
 

注【株式・四季報 東洋経済社】
  いであ [ サービス業 ]
【URL】http://ideacon.jp/
【決算】12月
【設立】1968.9
【上場】1985.11
【特色】国土環境と日本建設コンサルタントが合併し総合化。環境調査、分析最大手。官公庁向け8割超
【連結事業】環境コンサルタント62(7)、建設コンサルタント35(11)、情報システム3(3)、不動産1(57)
【独自増額】公共工事拡大や復興需要を受け環境コンサル、建設コンサルとも受注増。単価堅調、選別受注で採算も向上。内製化促進などにより人件費増を吸収。中間期好調で通期営業益も前号より増額。土地売却特益。15年12月期は受注堅調、営業連続増益。
【開 発】分布型降雨流出モデル用いた斜面崩壊モデルを開発、提案。年内にタイ合弁設立、ベトナムも視界にアジア圏開拓。
【業種】 建設・土木 時価総額順位 68/121社
【仕入先】―
【販売先】国土交通省
【比較会社】9232 パスコ,4657 環境管理,9233 アジア航
【本社】154-8585東京都世田谷区駒沢3-15-1 TEL03-4544-7600


【インターネットから】
いであ株式会社は、東京都世田谷区駒沢に本社を置く準大手の総合建設コンサルタント会社。
2006年6月1日に、環境部門において業界トップの国土環境株式会社と、河川や道路部門に強い日本建設コンサルタント株式会社が合併したもので、売上高では大手に次ぐ位置にまで浮上した。  


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2014年09月19日

国交省による現地調査、勝手に同行



18、19日の両日、関東地方整備局よる、大同特殊鋼「有害スラグ」調査が実施されました。
そこに押しかけ、勝手に2日間同行いたしました。どちらも急ぎの所用をこなしながら、フルスピードでかけつけたものでした。
何とも厳しい日程でしたが……  

   9/18   13時~17時半 
  午前中のみでマスコミ、政党関係者、議員などの関係者は帰って、午後は私一人。しかっりとみと届けなければの思いで、結局、薄闇迫る17時半まで。
   9/19  11時~16時半



。  


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2014年09月18日

太田国土交通大臣に、「申入れ書」 郵送

 太田国土交通大臣宛に、次の「申入れ書」 を出しました。
 なお、アップしようとした、昨晩、パソコンつながらず。電話は昨夜来、おかしくなっていて……
 本日締め切りの水源連会報への入稿もあり、蒼くなって今朝から、てんてこまい。原因はいとも簡単。お察しください。
  細部の手直しと写真は、後ほど致します。


                                2014年9月14日
国土交通大臣・太田昭宏様
                申し入れ書
                            9/14 現地視察会参加者
                            市民オンブズマン群馬
                           STOP八ッ場ダム・市民ネット 他
 
去る8/5、毎日新聞一面トップの報道記事により、大同特殊鋼「有害スラグ」が、
八ッ場ダム建設予定周辺にも多々使われていることを知り、絶句いたしました。
本日、現地の皆様も交えまして、現場に立ち、実際に「有害スラグ」の現状を目の
前にしますと、先々の恐ろしい新たな鉱害問題の到来がひしひしと身にしみて迫っ
てきてなりません。怒りを覚えます。
断じて、このまま放置することはできません。看過することも出来得ません。

 高額の代価を支払って、安住の地を夢見て、国に逆らうこともなく代替地に移り
住んだ水没地の皆様の嘆きはいかばかりでしょうか? 
ようやく実りかけた農産物の廻りの畦道に使われた、おびただしい有害スラグを
目のあたりにした、生産者の心痛をお察しください。
 つきましては、以下の項目についてのご見解を文書にて、9/26までに下記あ
てにお送りくださいますようお願い致します。
 
                記
一、「有害スラグ」を使った全場所を明らかにしてください

二、「有害スラグ」の成分表示を公開してください

三、「有害スラグ」は、直ちに完全に除去してください



連絡先 
 〒370-3533 群馬県高崎市保渡田町1006-1 鈴木郁子方
             「STOP八ツ場ダム・市民ネット」
            ℡/FAX 027 373 5672
 携帯    070 5457 5672
            メール spq272s9@rondo.ocn.ne.jp 
  


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2014年09月16日

なぜ、吾妻線は消えなければならないの?





 日本一短い鉄道トンネルとして知られる「樽沢トンネル」(全長7.2メートル)直下の国道沿いで、写真を撮る人々。
 電車の車窓からみると、川原湯温泉駅、駅前の人数が、最も多かったと感じられた。(ビデオをもっていて撮れなかったので、帰路の電車でそれを写そうとしたら、なんとカメラは電池切れ。相変わらずのドジでした)
 この方たちが、ダムに反対してくれるならと感じられてならない……  


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2014年09月15日

川面いっぱいにシートを張られた、昨日の吾妻渓谷



 昨日15日は、工事は休み。
 しかし、無惨です。
 シートを張られて、息できず。かわいそう!
 わりと急流だったから、生きものたちも限られていたかと想いますけれど、微生物などまでも、これでは息ができず…… 終焉の時を迎えます。
 こんなこと、するヒトたち、きっとバチがあたる。
 川の神様、あててくださいよね。(無論、現場で働く作業員さんたちではなく、企画・命令する大臣以下の役人たち、そして大手ゼネコン)  


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2014年09月14日

参加者決議、国交省に要請書 成果あった本日の見学会



地域の地主さん達方が複数参加してくださいましたので最初の見学地、三島の「天狗の湯」周辺で、じっくりと学習を行いました。なお、チラシに「松谷」と記しましたが。吾妻川左岸が「松谷」で、右岸は「三島」地区と、土地の方から教えていただきました。
みなさん、以前東吾妻町議会で取り上げられたことはご存知だったそうでしたが…… この劇的な事実に驚かれたようでした。


次の試液をかけると、赤紫色に変化していく際には、参加者一同くいいるように見つめてました。





 ここで、おもしろいお話しを。
 試液をかけると、ご覧のように毒々しい赤紫色に変化し、強アルカリ性を示します。その写真を見た、国交省関係者が「スラグあり」の場所を探したのだそうですが、そんな色の石はどこにもないとして、「ねつ造」と位置づけた由。一同、思わず笑ってしまいましたけれど……
強いアルカリ反応を示した鉄鉱石にかけられた試液は、時間がたてば薄れます。また、雨などによっても色は薄れます。
 国交省は、いまだ「スラグなし」で押し通そうとしているそうです。


 このままで、済む、済ませられるはずもなく、済ませられてはてはかないません。
 そこで、参加者一同の決議として、かねてより心づもりしてきた「要請文」をだすことにいたしました。
 これはスタッフや共催の市民オンブズマン群馬」さんと出すことを協議し、12日にご相談した八ッ場のある方のご意見をとりいれて決定した要求項目です。  


Posted by やんばちゃん at 22:36Comments(0)八ッ場だより

2014年09月12日

ここまで、進んでしまった吾妻渓谷仮締切工事



ごらんください。
8日の日の吾妻渓谷です。
川床のコンクリート打設がここまで進んでしまいました。

土地の方の話しによると、予感工事も行われだして、煌々と明るいとのこと。騒音も酷いものですよね。
停車中の電気工事車両をいぶかしく思い、「何の電気工事なのか」と問い、「もしかしたら、流れてしまって工期を急ぐ余りの夜間工事開始か」の旨を本欄に記したことがありましたが、予感が的中。

 思えば、右岸を走り、東吾妻町の渓谷入口と打越代替地を結ぶ、長いトンネルの「県道・林岩下線」の工事時も、山の中がほのあかるく、町民は「夜吾妻渓谷を通ると、山の中が明るいよ」とささやく程度の段階で、どんな工事なのか、詮索する人も少なかった。あの頃はまだ序の口的な工事で、今、思えばゆったり、余裕があったものだったが…… あの山中でひそかに行われた大規模工事から、一つ一つの工事がなされてきて、いよいよ総仕上げ的様相に突入してきた。無惨でならない。  


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2014年09月12日

開通前、業者の車ズラリの新川原湯温泉駅



写真は、去る8日の、新川原湯温泉駅。
駐車場は、移転準備のための業者さんの車でびっしり。
車に乗ったままの撮影でしたので、構図的に味気ないのでずか、手前も左手奥も車列で、せわしない動きに充ちて、ごった返していました。まさにオープン前といった感でした。
 こんな危険な処に…… 
 先々の日、事故がおきなければいいけれどと思いました。
 この辺り一帯は、この地のご先祖様たちが経験に基づき、住み着かなかった場所です。そこに代替地を造り、こともあろうに列車を走らせるなんて…… 土地の実情も考慮せず、机上の計算で地図の上に線引きをした、お役人たち。ご自分たちは住むわけではないから、いいかもしれないけれど…… 
 挙句の果てに、有害スラグ入りを天然砕石と称して、線路沿いに、ついの住家の軒先にまで。
 
 愚弄されつくした差別政策以外の何物でもないのに、受けている方たちは疑うどころか、有害スラグの自発的調査団の姿がみえると、窓をあけて見下ろすだけでなく、国交省につげ口をしたそうな。
 そんな極めてというか底ぬけというか、どこまでもオヒトヨシな善良なる町民もいらして…… いつの世も変わらぬ地域社会のひずみです。

 地滑りしようが、陥没しようが、有害スラグにまみれさせようが、ただ箱ものを完成させればよし。事故が起きればまた、どこかが潤う仕掛け……

 ある時、ある場所での学習会で、現地のある人が真顔でなされた、その発言は、
 「な~に、事故が起きりゃ、長野原の土建業者は20年くれえ、仕事があらい」
 ➡でも、人命にかかわることなんですよ。
 「な~に、そん時には俺なんか、とっくに死んでらい」
 ➡だって、子供さんや、お孫さんたちが……
 「な~に、俺ん家の子供は、長野原には帰ってこないってさ」
 ➡ ……
 以来、私はこの方とまともにお話ししたくなくなってしまいましたっけ。かなりの極め付きのオヒトヨシではありますけれ  


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2014年09月11日

岩島駅全景、念のため

【岩島駅全景】


【駅から見下ろした、駅前風景】
写真左手は渋川・東吾妻ま町方向
   右手  「天狗の湯」・長野原町方向
 右手に進みますと、ほどなく、付替えられた新JR線が見えてきます。ここが分岐点で旧国道の左方向に進みます。

 また、直進した道路は、吾妻川右岸にできた新しい道路で、道なりにおよそ2㌔ほど進むと、右手に「天狗の湯」建物全体が目に入ってきます。ここが分岐点で右折しますと、「天狗の湯」、雁が沢交差点にでます。この場合は建物の正面左手になります。
 直進すれば、吾妻峡トンネル➡打越代替地➡林「道の駅」方面に通じます。  


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(0)八ッ場だより

2014年09月10日

14日、電車の方は岩島駅でおりてください

 14日実施の見学会における、電車等でご参加予定の皆様へ停車駅などをお伝えさせて戴きます。

 なお今朝、吾妻郡内のダム関連地帯、有害スラグ使用地帯に6000枚のチラシの新聞折込がはいりました。
 当日は、地主さんなども初参加してくれる予定となりました。



 写真は、14日集合場所の「天狗の湯」(東吾妻町町営)です。
 ここの入口付近でお待ちください。

 車で見える場合、歩かれる場合はJR岩島駅をすぎて、およそ1キロメートル先の分岐点を、左折して旧道に入り、雁ケ沢トンネルの交差点を左折。そこが「天狗の湯」です。
 


 最初の見学場所は、「天狗の湯」前の上の写真の果樹園です。すぐに判ります。リンゴがかすかに色づき、ここでお弁当でも使ったらさぞかしと想わせる心ときめく小道なのでずか、足元には有害スラグがびっしり。
 折しも、農作業中のオーナーさんにお伝えしますと、全くご存じなかったようでした。
 

  
一、 当日、電車で参加予定の皆様へ
➀下車駅は、「岩島駅」で降りて下さい。無人駅です。勿論、岩島は特急通過駅。
②実行委がお迎えに上がりますが、かならず事前にご連絡くだざい。
  本メール、または 070 5457 5672
         当日は 090 2910 4722
③高崎駅からの電車は、以下の通りです。
   最初のでは、遠方の方には早すぎ、また、到着後、時間も早いので実行委も直ちには対応できません。次のでは10時集合に間に合いませんが、これでしょうね。
  ⑴高崎発:7:25   岩島着8:37
  ⑵ 〃   9:12    〃 10:19


 二、 吾妻線・廃止区間のみ乗車体験ご希望の方
 (電車の方も、朝は岩島駅下車。廃止期間を乗車できないと想われましてのご提案です) 
 10/1に廃止予定区間は、「岩島~川原湯温泉~長野原草津口」の絶景区間ばかりです。 (もちろん廃止は臨みませんが、現地ではか
なりの準備が整いつつあり、今の処では必定体制です)。
 そこで、午後の部の空き時間、岩島駅から長野原草津口までの往復乗車体験をご希望の方はご一緒しませんか? 
  下り線 岩島14:01 -長野原草津口14:24
        上り線    長野原草津口15:05 - 岩島着15:21
   ※運賃は片道240円×2枚=480円
  


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