2014年09月12日

開通前、業者の車ズラリの新川原湯温泉駅

開通前、業者の車ズラリの新川原湯温泉駅


写真は、去る8日の、新川原湯温泉駅。
駐車場は、移転準備のための業者さんの車でびっしり。
車に乗ったままの撮影でしたので、構図的に味気ないのでずか、手前も左手奥も車列で、せわしない動きに充ちて、ごった返していました。まさにオープン前といった感でした。
 こんな危険な処に…… 
 先々の日、事故がおきなければいいけれどと思いました。
 この辺り一帯は、この地のご先祖様たちが経験に基づき、住み着かなかった場所です。そこに代替地を造り、こともあろうに列車を走らせるなんて…… 土地の実情も考慮せず、机上の計算で地図の上に線引きをした、お役人たち。ご自分たちは住むわけではないから、いいかもしれないけれど…… 
 挙句の果てに、有害スラグ入りを天然砕石と称して、線路沿いに、ついの住家の軒先にまで。
 
 愚弄されつくした差別政策以外の何物でもないのに、受けている方たちは疑うどころか、有害スラグの自発的調査団の姿がみえると、窓をあけて見下ろすだけでなく、国交省につげ口をしたそうな。
 そんな極めてというか底ぬけというか、どこまでもオヒトヨシな善良なる町民もいらして…… いつの世も変わらぬ地域社会のひずみです。

 地滑りしようが、陥没しようが、有害スラグにまみれさせようが、ただ箱ものを完成させればよし。事故が起きればまた、どこかが潤う仕掛け……

 ある時、ある場所での学習会で、現地のある人が真顔でなされた、その発言は、
 「な~に、事故が起きりゃ、長野原の土建業者は20年くれえ、仕事があらい」
 ➡でも、人命にかかわることなんですよ。
 「な~に、そん時には俺なんか、とっくに死んでらい」
 ➡だって、子供さんや、お孫さんたちが……
 「な~に、俺ん家の子供は、長野原には帰ってこないってさ」
 ➡ ……
 以来、私はこの方とまともにお話ししたくなくなってしまいましたっけ。かなりの極め付きのオヒトヨシではありますけれ



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Posted by やんばちゃん at 01:35│Comments(0)八ッ場だより
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