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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2015年03月30日

誤記・訂正 川原畑石畑法面、計測器施工業者名

 去る3/24付の以下の記述にミスがありました。
 たった今、気がついて、急いで訂正させて戴く次第です。
 川原畑石畑の法面に設置された計測器は、東光建設株式会社ではなく、日本工営((株))群馬営業所です。

 何故、こんなことをミスったのか、同一会社名なら何も①と②に分けることもなかったのに……  県の道路管理課さんとは、再三、「日本工営」さんのお名前で、やり取りしていましたのに。最初は確かに記したと思うのですが、その後、➀と②の入れ替え作業の段階で、ミスったのではと思われますが…… 常に忙しない粗忽ものです。
 ともかく、取り急ぎ、訂正させて戴きます。
 東光建設株式会社様には、お詫びさせて戴きます。




二、「川原畑石畑の法面劣化」問題について
 ➀ 法面の補修工事は、2月上旬に実施されていました。
   施工業者: 地元の「東光建設株式会社」
   費用   :約90万円
 ② 計測器設置について
   施工業者:  日本工営((株))群馬営業所: 〒370-0841 群馬県高崎市栄町16 -11
   費   用: 1155万6000円
   工   期: 2014年9月に設置し~今年秋までの計測

  


Posted by やんばちゃん at 19:15Comments(0)八ッ場だより

2015年03月29日

全面補修したばかりなのに早くも亀裂 川原畑の法面

以下の記述、文中中頃の「川原畑・上の平」の法面亀裂は、やはり工法上、人為的につけたものと、今般の5/6の現地見学会の際に、判明致しました。また、左手の亀裂も仕方のないものだそうです。ですが、地滑りはおさまっていないことは国交省が断言しています
 実は、アップの時点で「 当初は工法上、わざと切ってあるのかと思ったものでした」とありますように、まっすぐに切られた縦線に素人ながらも懸念は持ってました。が、ある八ッ場関連のツイッタに掲載されていたことと、現場で左右のズレがあったこと。加えて、前述の正直なお役人による「まだ、地滑りはとまっていない」との証言を間接的に知り、素人の浅知恵で記してしまった次第です。
//////////以下の原文はそのままにして、上記の訂正を付記し、つつしんでお詫び致します。


///////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
 付替え国道に面した、川原畑の最も草津寄りにあるこの法面は、強酸性の土壌よる地滑りにて崩壊。そこで、山の酸性土を大幅にえぐり削り取る大規模な補修再工事が行われてました。この間、2010年の付替え国道開通後も、ここだけはこの部分のみがカーブしていたのをご記憶の方も多いと思います。
 昨年、開通しました。
 折しも、八ッ場へ行っていたので、要員による誘導でまっすぐに開通したばかりの道を走ったことを思い出します(写真をみれば開通日がわかるのですが)。


 ところが、ご覧ください。
 酸性土壌をえぐり、より強いアンカーを打ち込んだ新手法にも関わらず、早くも生じたこの亀裂を。
 (施工会社は佐田建設(本社:前橋市)でした。アンカーは凡そ10メートルもの高額なもので、その作業風景に出くわして、写真に収めたり、監督さんに色々とお話を伺がったことがありました)




  問題は、のり面右手を上下に走る亀裂。
 当初は工法上、わざと切ってあるのかと思ったものでした。


 拡大してみます。
 コンクリートの幅は7~8センチ。地肌が見えてます。

 しかも、歩道との接点では、亀裂した右側の方が、約2センチほど、前方にせりだしていました。明らかに地滑り現象です。

 完成後に、正直な国交省職員が、「地滑りは完全には収まってません。まだ動いてます」と語ったということが迫り来ます。
 この先、いくら工事資金をつぎ込んでも、自然の摂理は制御しきれず、ダムなんか造るべきではないことは自明の理です。
 まるで、ダムダムを造って、事故を待っているみたいにしか、感じられません。つまり、事故発生待ちダムを造れば、また補修工事で仕事が生まれ、ゼネコン維持ができるとで思っているのだろうかしら? と勘ぐりたくもなる所以です。  


Posted by やんばちゃん at 07:36Comments(0)八ッ場だより

2015年03月28日

壊された川原湯温泉駅 鎮魂の十字架

あのなじみのある、旧川原湯温泉駅は壊されてました。
写真は、昨日27日午後、1号橋の上からの撮影です。ユンボが後片付けをしていました。とお
いずれは壊されることは想定ずみではありましたが、しばし、心がけ閉ざされて立ちすくんでしまいました。
十字形の陰は、1号橋の欄干です。写真の構図にはマイナスにしかなりませんが、しかし今は、この水没させられる土地に対しての鎮魂の十字架のようにも感じられなくもありません。








  


Posted by やんばちゃん at 08:51Comments(0)八ッ場だより

2015年03月27日

スラグ問題はウヤムヤか その①放置国家なり

不法投棄や公害発生など、使用した全量撤去は、通常感覚では全面処理が常識だと考える市民の一人です。
 ところが、民地の有害スラグは撤去した。
 しかし、国交省の管轄する国有地(=強引に水没民を追い出し、血税で買い上げた土地)についての有害スラグ撤去の見通したたず。
 これでは、法治国家ならぬ「放置国家」です。

ご存じの方、お教えくださいませんか?
 そんな折、新発見の下の現場写真をご覧ください。
 これは何なんでしょうか?
 地面の褐色をみると、熱水変質帯・有害ススラグと瞬時、頭をかけめぐってしまう昨今ですが…… 
もし、下記の二つの場所の褐色状のものが有害スラグ関連だとすれば、八ッ場の土地は限りなく汚染されてしまった上に、地中にも存在するかも知れない汚染物質はどんな化学反応を起こすか、計り知れません。
 ➀ 舗装道路とは呼べない、コンクリートをまき散らした感じの荒粗製の道路上に、浮き出た無数の褐色です。









②もう一つは、ある造成地にしきつめられた、草退治用にまき散らした感じの現場写真です。
  有害スラグとは素人目でも言わないけれど、なんでこんな褐色の石があるのかと感じた次第です。






  


Posted by やんばちゃん at 09:24Comments(0)八ッ場だより

2015年03月24日

3つのご報告:(民地以外の)スラグ撤去作業の再開は当面なし

  ※誤記があり、訂正いたしました。
  二、「川原畑石畑の法面劣化」問題についての②を ①と同じく東光建設株式会社としてしまってましたが、日本工営((株))群馬営業所の誤記でした。3/30


////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////////
 先週末は新たなことが矢継ぎ早に判明して、 ご報告することはたくさんありましたのに、雑多なことばかりしていますと、イベント前にはその準備に忙殺状態に。週末のイベントが終わっても、今度は車の中など整理しなければならないことばかりに加え、疲労感に見まわれダウン状態となってしまいます。
 従って、今度はパソコンの前にすわっても、切り替えが出来ず。
 瞬く間に5日間も空白のまま、本日となりました。

 まず、お知らせを記します。
一、 「有害スラグ撤去」について
 19日、12時5分前、工務第一課長が電話に出てくださいました。
  大変、お忙しそうでしたのにありがとうごさいました。
  3回目で出てくれるとは思いませんでしたので、内心、面くらったものでした。
 (最初の応接のとまどわれかたから察して、会議が終わったばかりなのと昼まぎわだったのか、推測するに「かの面倒くさい、 例の市民運動のオバさん」とは思わずに受話器を取られたのではと、勝手読みしてます)

 ① 八ッ場ダム工事事務所の「スラグ撤去」の工事、「H26長野原地区外管内整備工事」と銘打たれた、中島建設株式会社による工事は、さる13日で終わり、ひとまずピリオドが打たれています。
     結論を先に申し上げます。
   民地の4カ所が先行され、他の土地=国交省分の土地についての、撤去作業については、現時点では未定だそうです。

 ②  住民感情を逆なでしてやまない、「佐藤建設工業株式会社」への「先行指示」について。
  詳細は、詳述しないとなりませんので、項をあらためさせて戴きます。  
  が、公務課長さんのご見解は、筋論的理屈としてはその通りかもしれません。が、それで世の中、全て通るのなら有難い。が、一般社会ではまかり通らないから、皆、苦労してきた、極めて形骸上の筋論です。  
  まあ、よろしいでしょう、行政が率先して見本を示してくだされましたのですから…… 案外、国交所はリベラルなのかも知れません。認識をあらためさせて戴きました。


strong>二、「川原畑石畑の法面劣化」問題について
 ➀ 法面の補修工事は、2月上旬に実施されていました。
   施工業者: 地元の「東光建設株式会社」
   費用   :約90万円
 ② 計測器設置について
   施工業者:  日本工営((株))群馬営業所: 〒370-0841 群馬県高崎市栄町16 -11
   費   用: 1155万6000円
   工   期: 2014年9月に設置し~今年秋までの計測
 
※、なお、群馬県・道路管理課さんからのご注意がありました。
   「地面が動いているかどうかの計測」ですので、くれぐれも現場では、慎重に行動してくださいとのことです。
   写真右手の平場コンクリート先の角部分に設置された長方形の小さな計器が、最も重要部だそうです。

三、本日かねてより、群馬県への情報公開を依頼しておいた、三月県議会の
の情報が開示
され、これから出かけます。
  


Posted by やんばちゃん at 09:42Comments(1)八ッ場だより

2015年03月19日

②「市民オンブズマン」記事転載 大同有害スラグ問題を斬る!・・・不法投棄実行犯を刑事告発せよ!

 

【佐藤建設工業工事風景ーー林「道の駅」近くの付替え国道側道沿いでの水田整備 2015年3月14日】


 八ッ場ダム工事事務所の「スラグ撤去」の工事は、さる13日で、ひとまずピリオドが打たれています。
 で、同事務所に今週の16日月曜日より、「再開するのか」について、メモを担当課に渡してもらっています。
 そして本日19日、4日目だからもう良いかと思い、「応えを聴いて欲しい」と電話をさせて戴きました。
   ➀ 8時50分 席をはずしています。 
   ② 10時半  打合せ中です。
  今回は、国交省様のご回答を何回目にして拝聴できますでしょうか? 
  もう、慣れっこなのでゆとりを持って、……正解クイズでも出したい気持ちです。

 写真をご覧ください。1か年維持用たっても、はかばかしい進展も見せず、「逆有償取引」を行って多額の利益を手にした佐藤建設工業は、何のお咎めも受けず、堂々とお仕事をなされています。
 そんな折、またしても、 「市民オンブズマン群馬」さんの17日付の手厳しいブログを拝読。
 そこで、去る13日に続いて、ご紹介させて戴き、以下にも転載を(写真はアップにならないようです)。

///////////////////////////////////////////////
 http://pink.ap.teacup.com/applet/ogawaken/20150317/archive

上の写真は「上湯原-横壁 工事名:H24上湯原代替地他整備工事」となっていますが、写真を見ると ”横壁” となっています。
kamiyuharadaitaichikoujiyokokabe.pdf

 下の写真は、平成26年8月5日付の毎日新聞に掲載された写真です。

 一目で、同じ場所であることがわかります。この場所について、毎日新聞は「盛り土」から有害物質が検出されたと、はっきり報道しています。

 当会の会員も、国土交通省の有害スラグをサンプリング採取するとき現場を訪れ、「盛り土」からサンプル採取するサマを見届けています。当会会員は、盛り土のなかに有害スラグが大量に不法投棄されていることを、その目で確認しているのです。

■それでは、国土交通省から「有害物質の含有量等について、分析試験を実施した工事の施工箇所のうち、基準に定める基準値を超えた工事の施工箇所の分析試験結果」という長い表題の分析結果が公表されているので見てみましょう。↓
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kyoku_00000671.html
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000614913.pdf

 「H24上湯原地区代替地他整備工事」だけを抜き出してみました。すると、
  52-①
  資材置場 (敷砂利)
  52-②
  資材置場 (敷砂利)
  52-③
  埋戻部 (不陸整正)
  52-④
  進入路 (敷砂利)
となっており、「盛り土」という言葉が一つも出ていません。

 盛り土から有害物質は検出されていないことになっています。毎日新聞の調査ではものすごい有害物質が検出されているのに、どういうことでしょう?一方、上武国道では、毎日新聞の調査と国土交通省の分析結果はズレていません。

■国土交通省の分析結果公表をよく見ていくと、「盛り土」から有害物質が検出されているのは、高崎河川国道事務所ばかりで、八ッ場ダム工事事務所の工事では「盛り土」から有害物質は検出されていないことになっています。

 何かおかしくないでしょうか?毎日新聞の取材では、佐藤建設工業関係者と思われる人物らから事情をきいて「盛り土」を特定し、有害物質を検出しているのに、八ッ場ダム工事事務所は ”無し” なのです。 これでは、「疑わしいナッシ~~っ」と、著名なゆるキャラクターが叫び出しそうです。

 八ッ場ダム工事事務所は「盛り土」の中のスラグを「隠ぺい?」していなでしょうか?

 もし「隠ぺい?」したとしたら?いったいなぜ・・・何の目的なのでしょうか??

■さて、毎日新聞が問題提起した一枚の写真「H24上湯原地区代替地他整備工事」はいったい誰が施工したのでしょうか?

 そこで、インターネットでちょっと検索してみました、すると次の情報をゲットしたのです。
   関東地方整備局  八ッ場ダム工事事務所
   H24上湯原地区代替地他整備工事(電子入札対象案件) 株式会社
   佐藤建設工業
   82,900,000 (税抜) 86,070,000 (税抜)

 なんと、ブラック佐藤建設工業が工事を施工していたのです。一般市民感覚なら、真っ先に「有害スラグ混入」を疑い、徹底調査すべき現場です。

■話は戻りますが、高崎河川国道事務所と八ッ場ダム工事事務所で「盛り土」に有害スラグ混入の発表に違いが出るのはなぜなのでしょうか?

 決定的な違いは、どうやら次に見て取れます。
・高崎河川国道事務所 → 佐藤建設工業が元請となった工事案件数=「ゼロ」
・八ッ場ダム工事事務所→佐藤建設工業が元請となった工事案件数=「多数」

 ここまでくれば、一般市民の思うことはただ一つ。

「八ッ場ダム工事事務所は佐藤建設工業を庇っているのではないか?」

■有害スラグはあちこちで、道路を隆起させ破壊し始めています。スラグを原因とする公共物の補修を税金ですることなど決してあってはなりません。また、健康被害を長年にわたって及ぼすリスクも絶対に許されません。

 そもそも、有毒物質が検出されなくても、使ってはいけない場所にスラグを不法投棄してはいけないのです。すなわち行政には、「用途外使用」を見過ごすことなく徹底的に取り締まることが求められているのです。

 群馬県議会での行政側の答弁によれば、「有害スラグ調査は『大詰めを迎えている』」のだそうです。その結果、不法投棄実行犯を刑事告発することなく、また、真相を解明することなく、最終的に「幕引き」となれば、当然のことながら、一般市民感覚としては、「癒着?」という“疑念”は、“確信”へと変わっていくことでしょう。

 一般市民は、有害スラグ不法投棄事件の真相が解明されることを願っています。そのためには実行犯である佐藤建設工業が刑事告発されなければなりません。

 当会では、たとえ何年かかろうとも、不法投棄の実行犯が刑事告発されるよう、微力ながら全力で活動を続けてまいります。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】

  


Posted by やんばちゃん at 12:21Comments(0)八ッ場だより

2015年03月18日

川原畑法面まとめと5/6ご案内

川原畑法面について、コンパクトにまとめてみました。
 元原稿は、ある会報掲載のものです。恣意的な折々の記述ながら、おかげさまで27回になりました。
 文字は殆ど読めないとは存じますが、ブログにチラシをアップするのには、限界があるようです。
 本日も何か方法がないかと思って、NTTリモートサポートさんに伺いましたが、当方の無料サイトの現行枠では、これまでの「プリンターに取り込み➡パソコンに保存➡縮小➡一枚の画像とみなしてアップ」の方法しかないようです。
 
 末尾に、5/6の「現地ツアー」のお知らせも載せました。是非ねご参加ください。








 文中転載記事、二枚目の左手には、川原畑三平(諏訪神社西)の写真を入れました。
 これに続く、写真を二枚添えます。
   ① 西隣りの松谷に続く隧道のある東電の施設のある沢
   ②  〃  に隣接する、再工事による新法面

 



13日には夕暮に撮ったので不鮮明ですが、外出しなければならず、その前の写真を探している時間がないので、とりあえずアップ。
  
タグ :八ッ場ダム


Posted by やんばちゃん at 16:58Comments(0)八ッ場だより

2015年03月16日

②残る、3つの防護柵

 昨日の続きです。
 上から二つ目の防護柵的補強箇所は、写真右手の巾約1メートルほどの平場コンクリートで固めたものです。道の行きついた東側には、下方に延びる排水路があります。



 そして上から2つ目=下から3番目の平場コンクリートで固められた東西にわたる長い道路には、地滑り計らしいものが設置されています。
 



 その舗装上にも亀裂が入り、写真のように最近、補修した形跡があります。
 また、その角には巾約3センチ~15センチほどの亀裂がずっと入っています。
【角に亀裂 補修済み】
 
 
























 次の写真は、この上から3つめの計測器のある地点から、下方の国道までを撮ったものです。
 実立ちの中に、国道に沿って東西を貫く、白い線が見えます。
 これは、前記の平場コンクリートより、狭い平場コンクリートで固めた防護柵的な措置です。
 上から4つめ、つまり、国道に面したアンカーボルト群の6段の枠の上に位置するものです。
 上から3つめと上から4つめの間には、アンカーボルトの打ち込まれた枠が5段あります。ここのも道路沿い程、酷くはありませんけれど、金網の劣化が進んでいます。


  


Posted by やんばちゃん at 21:52Comments(0)八ッ場だより

2015年03月15日

①川原畑法面、五つの防護柵は用をなさず、円弧地滑り誘発

 さて、本筋の現地情報に参ります。
 川原畑の茂四郎トンネル際、工事中の八ッ場沢脇の法面は、国道に面した法面を踏破し終わりました。
 計三回に亘りました。
 
 ここの法面には、地形に即して長短5つの、コンクリートによる防護柵があります。
 が、素人目にもいずれも、危険です。
 


 一番上には堅固にみえる、金網月の長いコンクリート壁があります。


 しかし、地面との接点をごらんくた゜さい。
 浮いているのです。
 大水で土砂が流れ、地面との付け根は空洞になっています。私の長靴がすっぽりはまってしまう深さです。そして、落ち葉にうもれた不文のコンクリート壁も、落ち葉をどかすとやはり、空洞になっています。



 



 次回は、上から2本目の平場コンクリート防護柵について、お知らせさせて戴きます。  


Posted by やんばちゃん at 20:33Comments(0)八ッ場だより

2015年03月15日

記述について整理しました

 本日はゆったりすごせる、久々の日曜日となりました。
 というより、昨日、また八ッ場での法面調査の帰途、斜面を下りる際、張ってある網に足をとられ、もんどり打ったのでした。そして、膝小僧を強打。ここで、実は帽子を落としていたのでしたが、車にもどってから無いことに気がついて、探しに行ったのでした。後からのコースをたどれば良いのに痛い足をかばいながら、最初からのコースをたどったおバカさんでした。諦めかけた最後に、転んだ時だ。一回転したんだもの、脱げるにきまっているとひらめいたら、本当に下方のスズキの大株の中にありました。
 その後が。大変、網の底をくぐれば容易に国道にでられるかと思って、お尻ごと滑り台のつもりで降りたら、もうちょっとで国道の処で、積もった落ち葉で抜けられずでした。どうしにして、また元の上方にもどろうか苦心しました。久しぶりのジャングルジムでした。
 一月半ば過ぎには、雪道で転倒。スゴイ大きなコブができて、あおむけのまま、しばらくは動けず、未だに寝る時に押されると痛いのです。それでも翌日はまた、スタッフや家族の止めるのも利かずに、八ッ場へ。
 さすがに脳神経外科に行きました。二度のCTスキャンとMRIを撮った結果は、おかげさまで良好。とはいえ、時折り、かつてない頭痛におそわれる昨今です。
 なんと、悪運が強いのでしょうか。
 そんなこともあり、本日は安静にしているのです。



  写真は、2号橋上から撮った、不動の滝。氷が解け始め、真ん中は滝となって流れてました。
  10日の日に、国道から観た際には、全面凍結だったように思います。が、停止できませんでした。右手の山なら、片手で撮影できますが……
  もうじき春ですが、右岸の吾妻渓谷の木々も伐採され、切ない春です。

 それでも、急かされている昨年の「朔太郎忌」のスナップ類16枚の送信をかなり長い時間を費やして送信しました。
 実は時過ぎて、当日のスタッフの一員として司会進行役をしていた親戚の若い子とお仲間のもあったので、ようやく現像してあげたら、なんと彼女が言うには、「朔太郎研究会」ではスタッフたちは大忙しで、当日のスナップを誰も撮っていなくて記録として使いたいので送って欲しいとのこと。主催者の前橋市には断って撮ったけれど、遠慮して遠くの自席からので、暗い画面に小さく来賓さんたちが写っていて、送るのにもためらう冴えないものばかりで、送信に気乗りがしないのと時間的余裕がなくて、しばらく経ってました。
 この日の趣向は、朔太郎の詩にちなんで、ネコに模しての企画でしたっけ。確か、幾人か撮影していた方もいらっしゃった方もいらしたように思います。どなたか、良い写真があれば……

 さて、そのあまり気乗りのしないけれど急いでいる様子の、その一仕事が終わり、この間の「後ほど」とその場しのぎをしてきた記述整理を致しました。
 また、ブログもしくは当方のパソコンの動きが悪くて、特に写真類が思うようにアップできませんでしたことについても些末ながら整理しました。それにしても、最近、パソコンの老化現象か、ホントウにおバカさんになってきました。
 変換後、じっくりと確認しない打ちっぱなしの当方も悪いけれど、あきれ返るほどの見事な誤字が続いてます。……思うにワープロの方が、おリコウさんだったような気が致します。

一、去る3/4付「分譲代替地 ※確認しています」を、整備致しました。
  やはり、川原畑のみ、2区画が変化していました。
  2/2の地区委員会の席上では、「希望者あり」の2区画は、その後、2/?17の廃物では「予約なし」になっていました。他は変更ありません。
   訂正しましたので、何かの折には確認してたください。
http://s35.gunmablog.net/e350615.html

二、3/8の記述内容と写真が、どうしてか中ほどがスッポリとアップできませんでした。で、別掲にして「その二」と致します。

三、当会が出した、「環境影響評価法」についての請願の答えに疑問をもち、その後、情報公開を採りました。
   CDにしたものを採りましたが、A4用紙約1000枚ですので、一読した後、また当方のパソコンはCDやDVDの機能が不良なので、見  らる場所にいってみなければならず、細部の検討・考察が出来かねています。

四、大同特殊鋼の有害スラグを佐藤建設工業が用いた場所工事名など全リストの情報公開を関東地方整備局に請求しました。

五、去る3/5の産業土木常任委員会で、川原畑法面の変質について、角倉県議がおこなった質問と県側の回答について情報公開請求。
  


Posted by やんばちゃん at 18:57Comments(0)八ッ場だより

2015年03月14日

有害スラグ撤去、昨日で終わってました。



写真は、横壁温泉のスラグ撤去。
なんと、昨日午後で終了していました。
そして、中島建設のスラグ撤去は、これをもって一応、終わりになるようです。
3月末までの作業i日程は、3月までありましたので、まだ続くものと思ってました。

10日の日の失敗で、3回もおとずれていながら、ついに作業現場写真がとれませんでした。
撤去した箇所は、左手土手~中央部の土の色のかわっている箇所のようです。

ところで、もう今後のスラグ撤去作業はないというのてしょうか。
まだ、(1)+3カ所のみで、リストにある箇所も終わっていません。

  


Posted by やんばちゃん at 21:55Comments(0)八ッ場だより

2015年03月13日

➀「市民オンブズマン群馬」転載 大同有害スラグ問題を斬る!・・・実行犯を刑事告発せよ!



「五寸釘が針金」の項は、ちょっと中断して、昨日12日づけの 「市民オンブズマン群馬」のブログに、表題に致しました「大同有害スラグ問題を斬る!・・・実行犯を刑事告発せよ!」が掲載されましたので、お伝え致します。
  http://pink.ap.teacup.com/applet/ogawaken/20150312/archive

 当会もこのこととについての、関連事項の情報公開を提出してます。
 そしてかねがね、「佐藤建設工業」ならびに、「佐藤建設工業」が「何のお咎めなしなのはおかしい」と記して参りました。
 (3月1日付「有害巣スラグ」の佐藤建設、お咎めなく先行指示にて大忙し」の項、参照)
 http://s35.gunmablog.net/e350561.html

【去る12/5 久森水田からの田土を尾坂の代替地に運搬する佐藤建建設工業のトラック】

  冒頭の 「市民オンブズマン群馬」の文中引用記述から、引用させてもらいます。
 毎日新聞 2014年08月06日 07時15分
http://mainichi.jp/select/news/20140806k0000m040150000c.html
八ッ場ダム:国道「路床」にも有害資材 帳簿から行方不明
 路床については天然砕石の使用が義務づけられ、渋川市の建設会社は天然100%の砕石を使うとする材料証明書を提出していた。
 関係者によると、同社がスラグを路床にも使用したのは、大同特殊鋼の工場から出るスラグの在庫を圧縮するのが目的。厚さが数十センチの路盤だけではスラグを使い切れないが、路床は盛り土部分を合わせると高さ数メートルにも達するため「天然砕石に混ぜて大量のスラグを使うことができた」(関係者)という。


 考えても観てください。
 記憶に新しいのは、渋川市の電気設備工事の入札を巡る官製談合事件で逮捕された元副市長と菅谷電機工事への処罰を。
 副市長は辞表を受け付けずの退職金なしの懲戒免職。菅谷電機工事(前橋市)は一年間の停止処分。
 実は、八ッ場ダムの入札名簿に、この菅谷電機工事の名前があり、妙に記憶に残ってました。すると、程なく今般の事件が起こり、新聞で見て、なぜ、この会社を記憶していたんだろうかと不思議に感じたものでした。八ッ場の方の話すには嬬恋村の出身との由。
  以降、一連の記事報道を読むたびに、今般の有害スラグ不法投棄への佐藤建設工業などはお咎めなしどろか、「先行指示」にて、仕事発注をする、国交省の体質に胡散くささを覚え、小さな数行の記事ながら切り抜いて参りました。 
  昨日12日には、再逮捕になりました。 

 公共事業の根幹にかかわる問題です。
 けれど、大同特殊鋼は平然と操業を行い、佐藤建設工業は、稲作用の整備工事をはじめ堂々と国家予算による仕事をうけているのだから…… 巷に囁かれる、「地元大物による庇護〉による「癒着の構造」を色濃く感じざるを得ませんでした。
 ちなみに、佐藤建設工業に田畑の整備をおこなわれている地権者は、国交省に「そんな業者に俺んちの大事な田んぼを任せられねぇ」と抗議し、「スラグは使わねぇだんべな」と問うと、「たぶん、大丈夫です」との答えたとか。、「たぶん、大丈夫です」の応答は、たぶん、その後の作り話的つけたしだと推測します。
  でも、住民感情としてわだかまりを持つのは当然でしょう。
 
  


Posted by やんばちゃん at 11:45Comments(0)八ッ場だより

2015年03月12日

五寸釘が針金にの恐怖 その三 熱水変質帯について


このように、強酸性の土壌から伝いおちる水が国道まであふれ流れていて、法面はびしゃついてます。
 
まず、「アンカーボルト」さんからのコメントを転載させて戴きます。大変含蓄にとんだ、的確なご指摘かと思います。

 アンカーボルトが効いていない、ということが起きているのでしょうか。
 地すべりの危険があるのではないでしょうか。
 道路と擁壁の間の隙間が空いていたり、地盤の変形が既に始まっているいるようです。あるとき、一気に円弧滑りを起こさなければ良いのですが。
  これは、土質工学、擁壁工指針でも予想が難しく、計算できない部類の問題だと思います。
  土木的な土の分類に、熱水変質などという特異な土は、想定していないのが一般です。通常土質調査でシルト、砂、礫、岩の4分類しか分類していないのです。
 酸性の土が、鉄に与える影響を考えていない工法を選択した可能性があり、そうであれば即刻工法の変更を行う必要があるでしょう。
Posted by アンカーボルト at 2015年03月11日 23:41
 

  熱水変質帯について、インターネットの説明を転載します。
 次の項目、「2 熱水変質作用のもたらす困難性」の(3)には、次の記述があり、まさにそのものだと感じました。
 「変質作用に伴って形成される黄鉄鉱などの硫化鉱物の分解により酸性水が発する.トンネル,橋梁基礎,擁壁などのコンクリート劣化の原因となる。また,このような酸性水が河川などに流れ込むと河床が褐色となり,場合によっては生物に影響を与える

熱水変質と建設工事
1 熱水変質
2 熱水変質作用のもたらす困難性
3 熱水変質作用の様式
4 熱水変質帯の調査方法
5 変質岩区分の要点

 火山国日本は温泉や浅熱水性鉱床が数多く分布している.これらの周辺では変質作用が進行し,建設工事にとって困難な地山条件が形成されている.日本の応用地質学は,資源開発から始まったが,高度成長期頃から土木建設のための学問として発展し,現在は主要な問題が環境問題にシフトしつつある.このため,まともに変質を取り扱える地質技術者が激減している.
 以上のようなことから,ここでは変質作用の概要と変質帯調査の要点を述べる.
 なお,変質帯調査の参考書としては,「粘土鉱物と変質作用,吉村尚久編著,2001.地学団体研究会」が理論的なことから実践的なことまで詳細に述べていて非常に優れている.

参考文献
 吉村尚久編著,粘土鉱物と変質作用.地学団体研究会.(電話:03-3983-3378 ファックス:03-3983-7252)
 渡辺寧,2001,豊羽鉱床とプレートテクトニクス.地質ニュース,564号,6-15.
 白水晴雄,1994,温泉のはなし.技報道出版.

1 熱水変質
 地下から上昇してくる熱水と周辺の岩盤が反応し,両者がその成分を変化させることを熱水変質と呼ぶ.
 広義の変質作用としては風化作用がある.この場合,岩盤と反応する溶液は主に天水(降水)であるので,ここでは含めない.特殊な風化作用としては,海底で海水と堆積物が反応して進行する海底風化作用がある.
 堆積物が固結する過程で受ける続成作用も変質作用の一種である.続成変質作用は温度150〜200℃までで進行する作用で,これ以上の温度になると低度変成作用(埋没変成作用)と呼ばれる.続成作用の特徴は,水╱岩石比が小さく,閉じた系に近いことである.

 変質作用により形成された粘土鉱物は,金属鉱床探査の指標として古くから利用されてきた.地熱開発でも温度の指標として用いられてきた.

 日本には熱水性金属鉱床が数多くあり,金,銀,銅,鉛,亜鉛などが古くから利用されてきた.この鉱床探査に伴って変質作用の解明も行われてきた.しかし,現在残っている国内の金属鉱山は,鹿児島県の菱刈鉱山(金)と北海道の豊羽鉱山(鉛,亜鉛,銀,インジウム:2006年3月31日閉山)の2つのみである.
 なお,2001年度に金属鉱床探査が行われた地域を表に示した.(正路徹也,2002,資源地質,52巻,1号,77-91).
 地熱開発は,九州,東北の脊梁山地,北海道の渡島半島,大雪・阿寒などで行われてきたが,ほとんどが調査を終了している.

2001年度の金属鉱床探査ーー割愛

2 熱水変質作用のもたらす困難性

 建設工事は次第に地質条件の悪い場所での施工を余儀なくされつつある.このような状況で,熱水変質作用を受けた地山がもたらす困難性は次のようなものがある.
(1) 古くから問題となっている粘土鉱物は,スメクタイトのような膨潤性粘土鉱物,蛇紋石のような滑動性の鉱物などである.これらは切土のり面やトンネル切羽の予期しない崩壊をもたらす.また,滑石のように水になじみにくい(疎水性)ため,少量の水で剥離してくる鉱物もある.
これらの問題となる粘土鉱物でなくても,土被りの大きいトンネルでは,変質粘土が産出する場合,地山強度が不足して塑性地圧が発生する.また,変質粘土は脈状あるいは層状に産出することが多く,偏圧発生の原因となる.

(2) 粘土鉱物に伴われて有害金属が産出する.トンネル掘削で問題となりやすい有害金属は,砒素が筆頭である.砒素の場合,明らかな変質作用が無くても有機質あるいは還元条件で堆積した粘土を主成分とする堆積岩中にも産する.

(3) 変質作用に伴って形成される黄鉄鉱などの硫化鉱物の分解により酸性水が発する.トンネル,橋梁基礎,擁壁などのコンクリート劣化の原因となる.
また,このような酸性水が河川などに流れ込むと河床が褐色となり,場合によっては生物に影響を与える.

(4) 地すべり,山体崩壊,土石流などの土砂災害に熱水変質で形成された粘土鉱物が大きな役割をすることがある.山体が不安定となる原因としてマグマからの熱水による変質が注目されている(例えば,磐梯山の1888年の噴火).

3 熱水変質作用の様式
 火山熱水系の熱水と周辺岩盤との反応を模式的に示したものは,ヘディンクイストの図が理解しやすい.

  


Posted by やんばちゃん at 22:22Comments(1)八ッ場だより

2015年03月12日

五寸釘が針金にの恐怖 その二

  昨日に続いて、「五寸釘が針金にの恐怖」、「その二」として、法面の上方の平場コンクリート補強道路の写真をお伝えさせて戴きます。
 
 ※「アンカーボルト」さんから、とっても適切なご意見を頂戴いたしました。
  本当にご指摘のように、法面上層部の現実をj間の辺りにすると、一挙にこの法面のコンクリート全体が、国道上に崩れ落ちる危険性を孕んでました。

 2010年に完成しましたが、この付替国道の道路管理は、道路管理者である群馬県に2010年12月17日に引き渡されているそうです。
 ※通例、三桁の国道は、県に移管されるそうで、旧国道145号線の時から、管理は群馬県でした。為に、国道閉鎖に伴う、未移転者との対応は群馬県があたったわけでした。

 最上段から参ります。
法面上方の最上段です。
 茂四郎トンネル西側の上方の、墓地方向から入りました。かなり厳しい道なき道で、必死でした。


法面上方の無コンクリート補強道路を少し進むと、このようなコンクリートの舛と排水口にて、分断されます。結構、きつい傾斜でした。
 

 















 そして、またドドメ状の連続する、平場コンクリート補強道路=砂防ミニダムが続きます。
 一見、堅固に見えますが、地面との接合部は、土砂類が崩れていて、コンクリートが浮いている部分があり、砂防ダムの役目をなしていません。※写真はのちほど添えます
 


 先の分断水路を過ぎたこの辺りでは、金網の仕切りの左手は、このような道路になっています。 もう少し歩くと舗装道路になります。どうやら、八ッ場沢の工事現場につながるようです。(最初はその道路から登ろうとしましたが、工事現場の真っただ中で断念しました)






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 次の写真は、上から二段目の場所です。
この小道は、写真のようにほどなく行き止まりとなります。






 西方向に逆戻りすると、こんな真新しい計測器が設置されていました。たぶん、地滑り測定器ではないかなと思いましたが……



 ご覧ください。色の変わっているのは、亀裂部分の修復部です。
 この段の法面との接合部にも、ずっと新たなコンクリートで修復されています。こんな補修では、この強酸性の土壌酸化による地滑りの亀裂は防ぎようもありません。
 場合によっては、国道上に、パッカリはがれた法面が崩落する恐れがあり、ぞっとした次第です。











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 上から三段目の法面もありますが、後日に。


   


Posted by やんばちゃん at 08:34Comments(0)八ッ場だより

2015年03月11日

五寸釘が針金にの恐怖 その一

 しつこいようですが、また、 ご覧ください。
 金網が腐食して、その残滓が見えます。
 もっと、ボロボロに腐食が進んでしまって、破片のみわずかに残っているのもありました。
また、打ち込んだミニサイズのアンカーボルトは頭部の蓋とともに錆びてます。
 2010年完成だそうですので、たった5年間で、この惨状です。









 以下は、国道145号との境目の、なんというのでしょうか、細めの路側帯です。そのジョイント部の隆起してはがれている様子です。たぶん、法面の土が崩れたための結果だと素人目にも判断できます。
 前回と重複してますが、でも、また説明に代えてアップさせて戴きました。





 そして、冒頭の法面上方には、3段階の土留めのような平場コンクリートの小道がありますが、それらに亀裂が走り、しかも土壌面と遊離していて、もし、大雨などで、一挙に法面が国道に倒れてしまう危険性があることが、土木に全くうとい者にも、容易に推測できました。
 写真は、最上方の補強コンクリート壁の様子です。
  


Posted by やんばちゃん at 22:10Comments(2)八ッ場だより

2015年03月10日

雪模様にスラグ撤去作業、早目に切り上げ。ダメよダメダメの巻

スラグ撤去は旧横壁温泉でした



 珍しく午前中に家を出られたのでしたが、途中下車が多くて、肝心の旧横壁温泉(近くに新浴場が完成)、元の地域の方たちのゲートボール場にも使われていた場所です。
 中島建設工業さんによる、スラグ撤去のこの3番目の場所は、去る2月末から、手をつけられてました。
 
 到着したのは15時半。折しも風花が待ってました。すると、作業員さんたちがカーキー色のテントを次々に広げて、掘削現場を被いだしてました。えぇー、待ってよ。おしまいなの!!
身勝手なことだけれど、写真を撮りにきたんだもの……
 「おしまいなんですか? だって、まだ3時半デスヨー」
 「はぁ、今日は終わり」。
  「えー」と、落胆。
 まさに「ダメよダメダメ」なのでした。

 というのは、最初からスラグ撤去現場にに直行すればよかったのに、川原畑の例の強酸性の法面で、上方部まで仔細に観察したり、山中でであった土地の方とおしゃべりしたり、その他もろもろでかなり時間を要し、最後にスゴイ衝撃現場を見つけて写真に収めようとしたら、なんとバッテリー切れ。
 で、どこかで充電しなければと思いつつ、立ち寄った「道の駅」で、またものおしゃべり。

 そんなこんなで、結局、悪天候になってから、肝心の横壁のスラグ撤去現場へ行く羽目になったのでした。
 ビデオには収めたけれど、カメラは使用不可。(加えて、ビデオの静止画は撮れないのでした。たぶん、容量一杯なのだけれど、ビデオのパソコン保存方法にうといので、よほど落ち着いてマニュアル書を読まないとできないのでした)。
 
 そこで、閃いて、このご近所のあるお宅へ一目散。
 あいにく、ルスのようで、応答なし。
 でも、勝手知ったるヒトの家。前にお世話になったことのある表にあるコンセントに、無断で差し込ませてもらって、また、現場に逆戻り。
 いつの間にか、ここに信号がついていた。
 「高規格道路には、信号はつかないんです」との、八ッ場ダム工事事務所のあの説明は何だったのかと思ったが、考えている余裕なし。無意識のうちに、手が動いて横断歩道のスイッチを押す。すぐに大型バスがとまってくれた。やはり、便利。設置を申し出ても断られた土地の方以上に、文句を書いたことが効を奏したのかしら……
  
 そうこうしていると、また陽が射してきた。ともかく、妙な天気だ。
 「もう、晴れてきましたよ~ それでもあがちゃっうんですか~」と、またすがる。
 「ああ、だけど、今日は終わり」と。15時36分。
  
 まだ、コンセントにさしこませてもらってから、まだ5分くらい、それでも1枚くらいは撮れるだろうと、まだダッシュして、コンセントから引き抜いて、現場へ。
 見れば、スラグ入り黒い容器をのせたトラックにそれぞれ、運転手さんが乗りだした。
 保管場所に運ばれるのだ。
 レンタルの大型に今日は4個。次の2代のトラックに今日は2個づつ。計4個。
 シャッターを押した。ダメ。「バッテリー不足」ですと。ここまで、スイッチを切って駆けつけていたら、1枚は撮れたかもしれんのに。画面に画像が写っていたから、安心していた。

 こうなったら、仕方ない。現場だけでもとまた国道を横切って、充電。
 あっけなくトラックが、やんば館方向に立ち去った後の現場方向に目をむけると、今度は男性2名、女性1名の職員らしき方がきて、標識を前に何やら報告書用らしき写真を撮りだしているようにみえた。
 せめて、職員のいるところをと。まだ充電中のスイッチをきり、かけつけようとすると、早くも眼前にて、お三人ともそれぞれの車で退散。
 
 全国的に荒れ模様だった由の、今日の妙な天気の崩れは、川原畑石畑の高台によじのぼり、対岸まで見晴らせるのに、気をよくしているうちに、突然にわかに白いモヤがかかり、対岸の景色が定かに写せなくなってしまった。
 モヤは段々に吾妻川を越えて迫ってきて、左岸本体工事の発破詐欺用の現場がいち早くみえなくなり、真下の川原畑のうどん屋さんの店の輪郭ももやってきた。実は、うどん屋さの上方からの全景を撮って(たぶんもお持ちだろうけれど)、お見せしようかなともひらめいた矢先だった。
 それはモヤではなく、かなり勢いのある風花もよいの小雪だったのだ。

 バッテリーなしにて、最後の要の危険個所の写真を撮れずのくやしさ。
 しかもです。末尾の写真をご覧ください。
 枯草やフジヅル、立木を頼りに、断崖をよじ登る過程で、右手人差し指の爪の付け根を傷つけたらしく、結構、血が垂れて、ビデオやカメラまで血がついてしまって、チリ紙もハンカチももたなかったから、仕方なく枯れ葉になすりつけたり、口で吸って吐き捨てたりして、往生したものです。
 でも、はるか眼下は国道。
 面白い構図なので、ここの処の土いじりで汚れた武骨な指さきに一瞬ためらったけれど、調子に乗って何枚も記念撮影。
 こんなのを撮ってなければ、あの衝撃的写真が撮れた上に、横壁のスラグ撤去の、駆けつけ一杯の冷酒ならぬ、駆けつけ1枚が、採れたかもしれぬのに、無念極まりなし。
 いつも、撮れぬ、その一枚あり のヒトなのです。
 







   


Posted by やんばちゃん at 22:54Comments(0)八ッ場だより

2015年03月09日

会報・準備号といたしました

7日夕刻、時計を見ながら急いで作成した、8日用の当会配布物です。
 A3二つ折りにて、4ページ。それに抗議文や署名お礼など、前に刷ってあったものの残部を挟んで、お渡ししました。
➀表紙です。
 



②、 文中の「二、有害スラグ問題」の説明として、2ページ目には、今年1月16日号の、週刊金曜日・金曜アンテナ欄に記した短文を貼り付けました。
③、3ページ目には、届いたばかりの「奔流」の草稿。

④ これも、本欄に記したばかりの5/6の現地地滑り見学会の要項を応用。


会報・準備号といたしました。
皆様のご意見をお願いし、この突貫作業の作成に改良点を加え、何とか出して行きたいと考えます。
  


Posted by やんばちゃん at 18:53Comments(0)八ッ場だより

2015年03月08日

3/8 「 その二」 アップできない部分

 以下は 3/8の「力あわせる200万群馬3・8さよなら原発アクション」のイベントの記述に、ちゃんと記していたのでしたが、どうしてもアップできていない記述です。
 この頃、ブログアップが不調で、特に写真類のアップが不可能でした。
 別掲でアップしたらできるのかやってみます。
 できれば、当会の活動記録として、またムリなことをこなしてくれているスタッフの皆さんへの感謝をこめて、日付を戻し「3/8の二」としておきたいと思います。
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活動資金稼ぎとして、書籍やビデオ。
 それに有機栽培の野菜として、きくいも・決明子=ハブ・アピオス・むかご・ぎんなんなどを竹しょうぎやザルに入れて並べました。
 さらに彩りとしてパンヂー、思いついて椿の花を昨日、大木に上って切り出したものです。その際、のこぎりで両の手にも傷をつけ、それが結構痛いこと。
 残るのを覚悟していた花類が真っ先に売れ、それも全部お買いあげくだれた方がいらして…… で、そっくりですので値引きし、まだ束ねてない椿の花をたっぷりと添え、飾りに使っていた梅の花も添えさせて戴いた次第です。この間、ずっと、手入れしてきたのでもちょっぴり寂しい思いもありました。
 
 



展示用チラシを書くのが、お得意なわがスタッフに、(実は彼に勝手に押し付けている。別にお得意ではないと言うにきまっているのですが……むくれながらも描いてくれるから、良いスタッフです)、
 今回も、「有機栽培 活動資金とします」の野菜促進ポップと、「5/6の見学会」の案内を書いてもらいました。
慎重な彼が、きちんと鉛筆で下書きをしているの目端にとらえて、配布チラシさえも突貫工事のせっかちなこのオバさん、ついつい「そんなに丁寧でなくてもいいのよ。フリーハンドで」と口走ってしまった次第。人にものを頼むのだから、余分なことをいうべきではなかった、「じゃあ、自分で書け」といわれるにことにすぐに気がついて「ゴメンね」と。悪い癖です。
 わが会は小さいけれど、誰かさんは以外は、みんな質の高い人間です。

  


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(0)八ッ場だより

2015年03月08日

原発反対の会で訴え。八ッ場が止まるまでガンバラなきゃ!!

 八ッ場ダムと同じく、本質的には何一つ解決しないまま、早くも4年目となった東日本大震災。
 高崎城址公園における、4回目の「力あわせる200万群馬3・8さよなら原発アクション」のイベントです。
 私たちは、ダムと原発は"国策という名の国家(というより政党の)の犯罪行為的な施策"と位置づけ、第一回から参加してまいりました。
 しかし、今回はちょっと思う点もありました。で、いつもは第一回の会議で正式申し込みをしていたのでしたが…… 出遅れまして、参加団体名称がもはやチラシにものらなくなる期日すぎまで、ぼんやりとでした。
 
 そんなこんなで、何か当日配布の最前線の新規情報がなければと、急きょ昨夕18時過ぎ、A3二つ折りのチラシ作製を行い、21時過ぎ、最早、簡易印刷を行える公的機関はなし。で、必死の思いで駆け込んだ某所にて、刷り上げたという次第です。
 今回は昨年のように映画会前ということもないので、参加者の間を回ってお渡しするということではなく、ブースに訪れた方と顔の広いスタッフが参加者のあちこちに配布してくれたという方式をとりました。何となく、いかに非礼な行為か、かえって反感を招くかと思い至ったからです。
 
 が、今年は奥まった場所でしたが、結構、皆さまがお立ち寄りくださいましてありがたかったです。
 長年のお馴染みの皆さんから、「頑張るね」と言われると、お天気の回復と同じく、わがテンションは上がってきて、「ハイ、八ッ場が止められるまでは頑張るつもりです!!」とかなり、ムボウな心意気を示してしまうのでした。













【デモ行進に出ていく最後尾の皆さん】


【デモ行進から帰って来られた先頭の皆さん】

 。
   



  


Posted by やんばちゃん at 21:46Comments(0)八ッ場だより

2015年03月07日

お読みください


 表紙のみ掲げさせて戴きましたが、「奔流」第15号に八ッ場について、書かせて戴きました。
 映画「シロウオ」でお世話になった、プロデューサーの矢間秀次郎さんが編集人です。
 昨年中に依頼がきて、1月末日が締切日でした。
4500部の発行だそうです。かつての印刷通りの、とっても丁寧かつ緻密な編集作業と内容でした。久しぶりに初校→二校目、もしくは三校目、最終稿の校正の醍醐味を味わいました。
 「スラグのことをもっと詳しく」とのことにて、行数を7行分、余計に戴けた次第でした。



※なお、編集部からの最初の注文は「村づくりの観点から見た、八ッ場。その光と影への執筆」とのことに、村づくりは当事者の皆さんのものとの、?自論にてどうしようかと思っていたら、先を制されてのご文面には、
「ダム開発に揺れる吾妻川流域の変貌を長年、見てこられました。そこに留まり生きる里人にどのような光が射すのか、『地元のことは地元できめる』が原則です。しかし、よそ者にしか見えない視点もあり、「村おこしの観点から」と記されてました。
 もう一つは、市民運動の敗北要因とのことで……  これは難しすぎます。逃げるしかありません。
  ……でも、当方の遅々とした歩みをずっとご覧になられていてくだされた矢間さんからは、負け戦の要員の一つとしてある言葉を頂戴。そういう見方もあったのかと、離れどり的裏道行路ながら、瞬時、何とも心安らぐものが走りました。


  明日は、原発問題のイベント「力あわせる200万群馬3・8さよなら原発アクション」が、高崎城跡公園であります。お出かけください。

  


Posted by やんばちゃん at 23:51Comments(5)八ッ場だより