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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2011年07月30日

吾妻川、平穏なり




手前が吾妻川、合流する濁流が利根川です。
本日午後、渋川市内の大正橋上流、吾妻川にかかるおちあい橋から撮ったものです。
 
 それにしても、利根川の濁流は観ていても怖いくらいでしたが、吾妻川はゆったりといつもの通り。長野原町の方に写真を撮っておいていただこうとして、電話しましたら、雨も降らず上天気で、水かさは増していなかったとのことでした。本当にいつもの通りでした。
 
 群馬県庁の近くの建物、8/20に学習会をする、「男女共同参画センター」での会合の折に、河川敷いっぱいに流れる利根川の水量に驚いたのが、本日の川筋めぐりの発端でした。
 長年、思いこみで当地から渋川市内を通過して、長野原町や沼田市に行く時にわたる「吾妻橋」(本日、橋の名前を確認)を通過するのですが、その下を流れるのが、利根川なのだと勘違いしておりました。
 今日も、そのように思って橋上を通過する際、水かさが少ないし市濁っていないので不思議に感じた次第です。うろ覚えの頭には、この上流のどこかで利根川で合流しているはずなのに、おかしいな。前橋市内ではあんなに濁っていたのに……と思いました。
 長いこと、車を走らせながら、読めた「吾妻橋」。吾妻川にかかるのだから「吾妻橋」に決まってます。道理で、以前、渋川市の方と話ほした際にかみあわなかったはずでした。
 
 


ようやく、判明。となると合流点はもっと下流のはずと何本か道をおりて、写真の場所に出くわしたしだいです。
 怖々と角度を変えては写真を撮っている耳に、突然、列車の汽笛が。見ると右手やや下流の橋、それが大正橋だったのでしたが、なんといま話題のSL列車が高崎・新前橋方向から走ってきたのです。
 これは「群馬デスティネーション」の一環で、土・日に走らせているようでした。
 小さいけれど、お分かりになりますでしょうか。やはり、容量を縮小するとクッキリとならないようですね。

 そして、その大正橋の際では、SL撮影のカメラマンさんたちが帰り支度の最中でした。その場にいた方の情報によりますと、明日も16時19分とかに通過するそうで、撮影ポイントとのことでした。

 その大正橋とJR線は平行しています。その付近のもう吾妻川も一体となっていますが、利根川の濁流の様です。
 この時の流量は、1秒間におよそ900㌧とのことでした。なぜ、わかったかについては、後ほど。


  


Posted by やんばちゃん at 23:17Comments(0)八ッ場だより

2011年07月29日

コウノトリ、?(私もみました!!)

 
 皆さま、今朝の県内版に一斉に、去る27日正午過ぎに、安中市で「兵庫県立コウノトリの郷公園」が放鳥したコウノトリの一羽が確認されたと報道がありましたよね。
 実は私も、前日の26日の午前7時半過ぎに、23日から5日間行ってきた川のクリーン作戦中の川岸で遭遇した(と思うのですけれど……)
 素人ですので断定はできないので、かっこでくくってありますが、考えれば考えるほど間違いないと思えてきて、自己判断による確立は97、9%くらいといっところでしょうか。

 26日朝、機械を使う草刈り部隊と離れて、刈り終わった土手のゴミ拾いをしていたのでした。すると、川岸から3~4枚はなれた水田の稲の間に、白くて尾の部分が黒っぽい見たこともない、ツートンカラーの鳥が一羽いたのです。
 白い純白の光沢のある羽が朝日に輝いて、衝撃的でした。それはそれは風格と気品に満ちてました。
 瞬時に白サギではないとは素人目にもわかりました。白サギよりも大きくふっくらとしていてずっと丸みがありました。
 あんな輝く鳥が、どうして、一羽だけで……とも、よぎりました。わが家の庭先には、この辺りでは最高の部類と思えるキジ、そのつがいがやってくるのです。最近、数がかなり増えましたけれど、一時は絶滅したかにみえた白サギもまた、いつも二~三羽はいました。で、鳥は常につがいでと思ってしまっていたのです。

 余りのインパクトに半ば茫然としてしまっていましたが、ようやくそんなことよりも「ソウソウ写真に」とようやく頭の回路が急回転して、カメラを取ろうとした矢先、とび立ってしまいました。
 
 飛び去っていく時の尾羽の色が、なぜか濃い黒っぽいグリーンもしくは青色にも見えました。ともかく、品格にみちた見たこともない鳥なのでした。
 当方事務局として、報告書添付の写真撮影のため、カメラを持っていたのに……でした。残念です。あいにく仲間から離れての作業でしたので、独りでした。そして、流れ解散に近かかったので、話題にもしませんでした。
 
 そして、今朝の新聞記事を見て、錆びた頭がまたも急回転。
 「あの鳥、タダモノではなかったぞ」と。撮影なされた方にも電話して、特徴を伺いました。
 青っぽい黒と申し上げましたので、良く間違える鳥に、まず①青サギ ②ゴイサギ ③鶴 などがあると教えて戴きましたが、電話終了後、インターネットで確認しましたが、そのいずれとも違いました。もちろん、ツートンカラーでしたから、白一色の白サギととは違います。
 ともかく、首と背中は白一色で純白。尾のあたりだけが濃い黒とも緑とも青とも見えたのでした。スックリとした引き付けられる鳥でした。
 
 もしも、あのタダモノならぬ中型の足の長い鳥が、ほんもののコウノトリだとすると、前日26日朝は、高崎市北西部にいたのでした。確認された地域は安中市役所後方らしいので、距離にして15㌔弱くらいでしようか。
 考えれば、西の方向に飛び去ったのでした。(安中市は当地から西南の方向。なお、20㌔くらいでしたら、1日に何往復か可能とのことです)

 ……でも、ほんもののコウノトリだったら、今頃は“赤ちゃん”はムリにしても、“何らかのシアワセ”がもたらされていてもよいはずなんですけれどねぇ。
 思い当ることといえば、あの日、途中のわが家の竹藪でちょっと作業して汗まみれになって、物干し竿用の長い竹を惹きづって家路に着くと、単なる事務連絡にせよ、めったに電話なんかくださらない方からの予想外のルス電が入ってましたっけ。
 まぁ、百%に達しない確率のコウノトリさんとの遭遇によるシアワセは、そんなところでしょうか。
 
 あ、そうそう、付随して、“発展的シアワセ”の追加もありました。
 安中の発見者の方とのお話の中で、波及して八ッ場のイヌワシのことにふれた際、旧倉渕村で五年間もイヌワシの観察に携わったとのことでした。わが八ッ場のイヌワシは、倉渕村に出現したイヌワシとほぼ同じと言われてきました。
 しかし、もはや過去形で倉渕村にも長野原町にもイヌワシの飛翔はなく、過去形で語らざるをえないことが哀しいです。保護作戦の美名のもとに表にださず、結果的には死滅作戦だったのですから…… 
 情報公開をとれば、墨塗りだらけでした。

 失ってしまった八ッ場の自然界は切ないけれど、末尾にご紹介しました「兵庫県立コウノトリの郷公園」の次の言葉を噛みしめて、閉じます。
  コウノトリが悠々と大空を舞う日、
それは人と自然が共に生きる豊かな地域社会が実現する日でもあります。
 
 /////////////////
 【2011年7月29日(金)上毛新聞23面】
  http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2011/07/29/news05.htm
  兵庫からコウノトリ飛来 安中

【2011年7月29日(金)毎日新聞群馬版】
 http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110729ddlk10040234000c.html
  コウノトリ:兵庫→安中 放鳥2世、初飛来
 
.........................
 「兵庫県立コウノトリの郷公園」
 http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/reintr/tp20050921.php  


Posted by やんばちゃん at 18:44Comments(0)八ッ場だより

2011年07月28日

真ん中に境界線ありの赤川

 「吾妻川上流総合開発事業」によって示された吾妻川上流の強酸性の川筋には、以下の川があげられます。前に記しましたように、中和事業への関心から、川筋制覇を試みたいものと思っています。
  下流から、
  ① 白砂川
  ② 遅沢川
  ③ 赤川
  ④ 今井川
  ⑤ 万座川
 いずれも、吾妻川に合流して、利根川となるのですから、一級河川。国や県の管轄となります。でも、行政区しどこになるのか、まず手始めに気になりました。
  遅沢川は草津に向かう、長野原町大津の辺りで見え隠れする川。ですから長野原町分となるのでしょう。
 
  問題は赤川。そこで、万座川野ことを詳しく知りたかったので嬬恋村役場に電話して教えて戴きました。とても懇切な対応をしてくださいました。そこで、何と赤川の真ん中に境界線があるとのことなのです。
 こういう川って珍しいんじゃないでしょうか。

 さて、まず探訪したいと思っていた万座川。
 およそ10年前、吾妻側上流の水の流れを追って川筋を尋ねた際に万座川の茶褐色の色あいに驚いたことがありました。 でも。川筋をたどったことはないので、今回は遡行してみようと思っていました。
 ですが、pH3、3というこの万座川の奥地はかなり急峻な絶壁で、極めて危険とのことで、長野原町のある方も「あぶねぇよ」とおっしゃってました。
 応対してくだされた職員さんの方がおっしゃるのには、「この間も、根曲がり竹を採取をしに来た人が遭難したばかりです」とのこと。そういえば、そんな事故がありましたっけ。
 周知のように魚のすめない川なので、釣りをする人もいないこともあるそうですが、熊やイノシシのお決まりコースで、土地の方でもハンター以外には近寄らない危険個所なのだそうです。万座川縦走をされた方などは皆無ではないだろうかとのことした。
 「部分的にでも、案内して下さる方などは?」と最後にといましたが、一つだけある手蔓となることを紹介してくださいましたけれど、これもかなり大変なようです。
 また、肝心の中和事業については、計画はあったけれど、実施はなく万座川には。現在そのような施設の片鱗も無いとのことでした。
 
 傍らにおいた新聞記事、27日付けの上毛新聞「西北毛」版トップに、小串鉱山跡地で「地すべり犠牲者供養」の75回忌が行われたことがありました。
 奥山には、こういう機会に訪れるのもいいかもしれませんね。

////////////////////////////////
【参考】
  吾妻川上流総合開発事業
 資料2-2-1
 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000042087.pdf
 資料2-2-2
 http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000042088.pdf


     


Posted by やんばちゃん at 23:16Comments(0)八ッ場だより

2011年07月27日

8/20 13時~ 学習会のお知らせです

 



 霜枯れの野で昨年末まで元気に咲いてくれたひまわりの種がこぼれて、またみごとに咲き出してしまいました。トラクターを思い切りかけられず、草刈り機で部分がり。派生して、とんだトラブルの火種をうんでしまいました。花に罪はないのですが……

 さて、昨日に続き来る8/20の学習会の再度のお知らせです。
 今回は特に、講師の方のお知らせをさせて戴きます。

 
 日時: 8月20日(土)13時~
 場所: 群馬県ぐんま男女共同参画センター 4階 小研修室  
           通称 とらいあんぐる
     ※群馬県庁の裏手の利根川沿いにあります。高崎方向から17号線をロイヤルホテル前で左折し、進むと左手になります。(前の県議会議員宿舎で県政会館の隣です。駐車場は県庁を使ってください。2時間まで無料です。)

 講師: ①篠原幸四郎さん(80歳) 「長野原町の自然について」       
      ②雨宮 隆児さん 『品木ダムとその他中和事業の現状と今後―八ッ場ダムへの影響』
  






 お一人目 
  篠原幸四郎さん ・80歳 長野原町林地区在住
  長年にわたり、国と県から委嘱をうけて、長野原町一帯の鳥獣保護委員を務められて来られました。
  周辺一帯の山々をわが家の庭先のように歩き回られた日々だったそうです。イヌワシのいた丸岩山にも四季を通して頻繁に登られたそうです。
 眺望の良い高台のご自宅の庭先で、みわたせる山々を指さされながら「足をふみいれていない山はない」と語ってくださいました。
  現在も、イノシシの捕獲許可をもっていられて、過日のバーベキュー用のイノシシの肉をたっぷりと提供してくだされました。
 当日は、水没地内のしぜんについて、存分に語って戴きたいものと思っています。

お二人目
 雨宮 隆児さん  
 八ッ場ダム問題では、比較的新しい方ですが、早くも、知る人ぞ知る論客でつとに響いています。
 しかも、この間の八ッ場ダム問題関係者が思い至らなかった視点を、犀利な切り口で理路整然と提示してくだされる方なのです。その論調は鮮やかで、短いながら示される独自の私見と見解は、ハっとする程鋭く独創的なのです。でも、決して、現実から遊離せず、世間の条理にもとづいているのは、まだお若いのに(……当方よりずっとという意味で)感心させられてしまいます。
 今回の依頼を閃いたのも、八ッ場ダム関連メールに矢継ぎ早に繰り出された、その一つ、、「吾妻川上流総合開発事業」の面においてでした。行政面の資料も網羅し緻密に重層的に展開してくれていましたので、切れ味の確かさに飛びついた次第です。
 当日は『品木ダムとその他中和事業の現状と今後―八ッ場ダムへの影響』と題して、解き明かして戴く予定です。  


Posted by やんばちゃん at 22:42Comments(0)八ッ場だより

2011年07月26日

8/20(土) 八ッ場学習会です

 



 脈絡もなく、またもカサプランカです。でも、涼感がありますでしょ。

 さて、八ッ場現地の方においで戴いての学習会のお知らせです。
 実は第3回目を予定通り、ある書籍の発刊を待っての、3月に計画していたのでしたが、思わぬハプニングがあり、それが落ち着くまで延期してきたのでしたが、結局、スッポリと解消に至りました。
 ……その後、時間に追われるままに当方の不手際でいつの間にか春が過ぎ、初夏に。6月中旬にほぼ整っていたのでしたが、またまた当方の不手際にて、会場抑えに行けずに日数を重ねてしまってきました。
 でも、この間に多くの皆さんのお力添えもあって、逆にとっても素晴らしい場所にて行えることになりました。
 何しろも眼下に大利根の川面が望め、その行きつくところに遠く榛名山や吾妻山系が一望できます。しかも、前保守王国・群馬の県議会議員さんたちの威力のほどを想わせる、堅固でとってもぜいたくな作りの会議室です。
 これから急いでチラシの作成ですが、その前にもいっぱいあって……

 ともかく皆さま、8/20をあけておいてくださいませ。

 日時: 8月20日(土)13時~
 場所: 群馬県ぐんま男女共同参画センター 4階 小研修室  
           通称 とらいあんぐる
     ※群馬県庁の裏手の利根川沿いにあります。高崎方向から17号線をロイヤルホテル前で左折し、進むと左手になります。(前の県議会議員宿舎で県政会館の隣です。駐車場は県庁を。)
 講師: 篠原幸四郎さん(※篠原さんがお三人続きますが、三人とも別人の方です)
      雨宮 隆児さん     


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(0)八ッ場だより

2011年07月25日

夏本番、八ッ場の夏を恋します



今夏、初の蝉の抜け殻です。
 「空蝉」とも呼ばれていますが、源氏物語の、「たしなみ深い女人」として源氏を惹きつけてやまず、結局は源氏を拒否した「空蝉」の巻の、その名称とは結びがたいものありますけれど……
 でも、確か由来は、源氏の訪れを察した空蝉が、薄衣一枚を脱ぎ捨てて逃げ去ったということにちなんでいたと記憶します。そして、空しさに包まれた源氏は抜け殻のような衣にことよせて、歌をよんだのでしたっけ。
 けれど、どうみても現物の蝉の抜け殻からからは、ツヤめく気配はたちのぼりませんよね。
 例年、庭の隅で、これを目にすると、キッパリとした真夏の到来を強く感じさせ、折り返し点をすぎることを想わせます。


そして、ボランティアの草刈り作業の3日目の中休み。ベテラン農家の方の差し入れは、本日はご覧のような上出来の自家栽培のスイカ。
 その前の日はホワイトプラムに完熟トマト。初日にホワイトプラムに遭遇した時は、そのジューシイさに驚きました。 昨日、姉が初めて育てたスイカをもぎとったのでしたが、中はなんとホワイトスイカ。化粧水代わりにはなりましたけれど……
 それに比べて、このスイカの旨さは抜群。
 実はこの方、農業大学の指導員さんだったのです。だから、なにもかもベテランの栽培技術。

 夏本番のピークとなりました。
 確か、一か月後の27日は「川原湯神社の例大祭」。その前夜は夏祭りではなかったでしょうか?
 久しぶりに「川原湯温泉ホームページ」を見ましたら、現地ならではの情報がありました。山ユリの盛りだそうです。どうぞ、みなさんもクリックしてみてください。
  http://www.kawarayu.jp/
 (「反対運動のオバさんなので、とりわけ川原湯の皆さんからはキラワレ者なのですが、それでも)、八ッ場へ行きたくてなりません。
  http://www.kawarayu.jp/
 8月26日・・・川原湯温泉夏祭り
 8月27日・・・川原湯神社の秋祭り     


Posted by やんばちゃん at 23:02Comments(0)八ッ場だより

2011年07月24日

ヒ素まじりのコンクリート、売れますか?




 昨日6時から、地域をながれる井野川沿いの草刈りボランティアが始まりました。現在、八ッ場ダム問題ではしばしば登場する烏川を経て利根川にそそぎこむ一級河川です。
 伸びたゴミ拾いゃフジづるをかりとるのが草刈り機をもたないにい者たちの仕事です。で、コンクリートの傾斜をすべってたどりついたてみたら、ずらーと木イチゴの群れ。ラズー゛リーというと、かっこいよくきこえますね。
 記録係の当方、おもわずカメラに収めて、すばやく口にほうりこんでから、刈り取り作業にはいった次第。

 同じく昨日の上毛新聞を。
 記事からは一瞬、おどろかされましたが、ことさらめあたらしいことではありません。
 要点は、ダム方式は見込みがないので、終止符をうって、あらたな「“プラント方式”の事業化に向けて調査を進める」ということです。
 これに対して、目下渦中のわが県知事の、了解し田」旨の6/30漬けの回答書があります。
 しかし、今後も仮にヒ素まじりのコンクリートを製造しても、買手がいないでしょう。
 何を開発しても、またものムダな投資に感じます。元がダメなものは。そのままの自然体が一番!!
 
 記事本文を読む前に以下のサイト、特に年月日に注意して、お読みいただけるとめあたらしいことでないことがお分かりになりやすいと思います。

 今秋は、吾妻上流探索を計画しています。全川筋を制覇したいものと思います。
.......................
① 国交省関東地方整備局ホームページ
  「吾妻川上流総合開発事業」      http://snipurl.com/1of15s

② 群馬県ホームページ
  吾妻川の水質(ヒ素)についてhttp://www.pref.gunma.jp/06/h4010221.html

③ 品木ダム中和工場付近(湯川・谷沢川・大沢川)の水質測定結果、
   品木ダム水質管理所ホームページ(外部リンク)
 http://www.ktr.mlit.go.jp/sinaki/dam/index.html#suishitu


/////////////////////////////////////////////
 【2011年7月23日 上毛新聞一面下段】  
 プラントで中和 吾妻川 ダム方式から転換

 国土交通省関東地方整備局は22日、強酸性の吾妻川で行っている中和事業をさらに拡充するため、1992年から調和を進めてきた「吾妻川上流総合開発事業」を中止する方針を明らかにした。民間有識者でつくる事業評価監視委員会で21日に了承された。
  吾妻川は上流部でアルカリ性の石灰を投入し、中之条町の品木ダムで中和を促進している。同事業は品木ダムのかさ上げや別の中和用ダムの新設などによって水質改善効果をさらに高めようと始まった。
 だが、地質調査によってかさ上げもダム新設も難しいことが判明。ダム以外の方法として川の水をプラント工場に引き込み、中和する方法を研究した結果、「有効性や実現性が確認できた」(整備局)ことから、ダム方式を軸とする事業の中止を決めた。
 吾妻川上流総合開発事業は八ッ場ダムと同様、必要性を再検証する対象になっているが、中止方針の決定に伴い省略される。整備局は「今後はプラント方式の事業化に向けて調査を進める」としている。 


  


Posted by やんばちゃん at 14:01Comments(1)八ッ場だより

2011年07月22日

「公舎に女性宿泊」、大沢知事公舎退居、7月給与返上へ

 7/14に記させて戴きました。前日の13日記者会見のあった、大沢知事の「公舎に女性宿泊」問題につきましては、クリック数の少ない地味な本欄でも、かなりの反響がありました。
 
 ちなみに、本日までのこの欄への個別クリック数は、当日の総PV数にはまだ、達してませんが、1025(勿論、少なくともこの数値で他の閲覧との兼ね合いもあり、厳密とは言い切れないものと思われますが……)。
 また、個人的にも、『新潮』の記事コピーとともに、「抗議しなくてよいのかむとの呼びかけが送られてきております。




 さて、昨日の県内各紙では、去る20日の定例記者会見における、知事の後始末のことが掲載されていました。
 本日の追加記事と併せて、転載させて戴きます。

/////////////////////////////////
【2011年7月21日(木) 読売新聞】
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110721-OYT8T00050.htm
  公舎に女性 知事給与1か月返上、月内に退去
    60人辞任要求、質問状も

  【2011年7月21日(木) 毎日新聞】
  http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110721ddlk10010138000c.html
  大沢知事:女性宿泊問題 公舎から退去へ 7月給料は返還 

 【2011年7月21日(木) 上毛新聞】
 http://www.jomo-news.co.jp/news/a/2011/07/21/news05.htm
  知事が月内にも公舎退居、7月給与返上へ


 なお、これに対して、つぎのような抗議行動もありました。
 【2011年7月21日(木) 毎日新聞群馬版】
 http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110721ddlk10010140000c.html
 大沢知事:女性宿泊問題 オンブズマンが公開質問状を提出 


22日付け...........................
【2011年7月22日(金) 毎日新聞群馬版】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110722/CK2011072202000089.html
 知事の女性問題 引責辞任を促す




  


Posted by やんばちゃん at 11:13Comments(0)紹介

2011年07月21日

(三)具体策と結びつかない、河川整備基本方針の文意



【写真はいまが盛りのアピオス(ほど芋)の花。霜がおりる頃に食べられるミネラル豊富な食材です】


 しつこく、先の上毛新聞さんの「八ッ場有無にかかわらず」について、想定しうる根拠についての、調査結果を記します。
 
一、【河川整備基本方針 利根川水系】のどこに書いてあるのか、国交省河川課に教えを乞いました。
 http://www.mlit.go.jp/river/basic_info/jigyo_keikaku/gaiyou/seibi/tonegawa_index.html
 PDFファイル全33ページの14ページ上から7行目の次の記述が、烏川合流部の玉村町と埼玉県・上里町に計画予定の調節池」の根拠をとなるとのことでした。見出しがあるわけでなく、しかも前の文章に続き、改行さえも無いのです。
 以下に、その部分のみを書き記しますが、これでは教えて貰わなければどこの部分が判り兼ねます。
 それにしても、以下の文章で、河川関係者には「調節池」と結びつくのでしょうか。読解力のない当方には何が何だかわかりませんでした。皆さまはいかがでしょうか。確かに「広い高水敷」とは河川敷のことだろうなとは思い至り、「遊水機能」もなんとなくわかりますが、「遊水機能を増強する」の「増強する」とはいわず、なぜ、端的に「遊水地を造る」とは言ってくれないのでしょうか? 「高規格堤防の整備にもつながる緩傾斜堤防」が、今度は「囲ぎよう堤」となるらしいことも想像はできますが……
 
  烏川においては、広い高水敷等を活用して河道の有する遊水機能を増強する。また、破堤した場合の被害が甚大となる江戸川分派点から上流右岸の高規格堤防整備区間について、高規格堤防の整備にもつながる緩傾斜堤防による堤防強化を実施する。

二、次に、上毛新聞社さんに、見出しの根拠について伺いました。
  見出しは書いた記者当人よりも、デスクもしくは整理部によるものとは思いましたが、まずは編集部に電話。
  対応してくださったデスクさんは、(19日夜の、この日は休みで、見出しをつけたご本人ではないそうでしたが)「八ッ場があっても調節池は必要なのだから、次回の「含まぬ場合」にも、「調節池」は必ず登場すると踏んでのことでだと想います」の考えを述べてくださいました。

三、続いて、では当該地の玉村町にはどのように伝わっているのかお尋ね致しました。
  なお、烏川は一級河川ですから、国交省管轄。
  そして、用地と目されている河川敷のゴルフ場をかんりしているのは県企業局。
 
  担当の方はルスでしたので、後ほど電話を戴きました。
  2006年時に、確かにそんなことがあり、1週間ほど前に国交省から、「(資料に)掲載する予定」との連絡があったそうでした。計画から行くとゴルフ場をつぶすことになるそうです。
 ちなみに配布資料P8に記されたイラストの予定地の長さは、なんと烏川沿に約5㌔もあるそうです。

 国の遠大なる計画の、回りくどい一端に触れ得た想いです。その間に識者等による、形式的な「検討会」などが何回開かれたことか。
 果たして、八ッ場ダムの最初の一滴の計画は、どんな具合だったのでしょうか。あらためて興味がわきました。
  


Posted by やんばちゃん at 22:50Comments(0)八ッ場だより

2011年07月20日

(二)?上毛新聞見出し  調節池だけでダムは要らない!!

 



 続いて、上毛新聞さんの今朝の記事を読んで、いぷかしく思った次第です。
 【2011年7月20日 上毛新聞一面トップ】  http://www.raijin.com/news/a/2011/07/20/news01.htm
  烏川合流部に調節池
   利根治水で 国交省提示
 八ッ場有無かかわらず

 ところで、副見出しの 「八ッ場有無かかわらず」というのはちょっとおかしいのではないでしょうか? 
 というのは、今回の配布資料の表紙には「複数の治水対策案のうち八ッ場ダムを含む案について」とあるのですから…… 
 それとも、すでに上毛さんは次回の「含まない案について」の資料もお持ちなのでしょうか。 
 しかも、「ぶらさがり会見」の場での質問事項にも無かったようにおもいます。 
 
 おそらく、上毛新聞文中に「烏川調節池の構想は利根川の長期的な治水方針を示す2006年策定の「利根川水系河川整備基本方針」で触れられていたが、具体的な計画は示されていなかった」とはありますが、この整備基本方針にあるということを踏まえているのでしょうか。
 【河川整備基本方針 利根川水系】
 http://www.mlit.go.jp/river/basic_info/jigyo_keikaku/gaiyou/seibi/tonegawa_index.html

 なお、個人的には、「調節池」→「囲ぎょう堤」のまたもの新たな工事に苦々しいものもあります。が、こうした自然体工法の方がしっくりときます。ダムを造らず、これだけでカットできないものでしようか。もともと、数値は?机上の計算に近い数値なのは? アバウトに考えてしまう性質ですので……




 ..............................
※その他の報道
  【2011年7月20日 毎日新聞群馬版】  http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110720ddlk10010081000c.html
八ッ場ダム・流転の行方:「検討の場」調節試算 建設しない代替案と比較 
 ◇最大毎秒1820立方メートル
 
 【2011年7月20日 東京新聞群馬版】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20110720/CK2011072002000088.html
 建設想定し治水対策 八ッ場ダム「検討の場」で国提案

 
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 今回の写真は、記事とは関係ありませんが、わが家の球根から育てたカサブランカです。
 つぼみがふくらむまではかなり期間を要しましたが、一昨日1輪咲いたと思ったらもたった1日でこんなに開きました。
 ……わが八ッ場ダムもまた、このままいけば、一挙に「建設推進」となって、完成してしまうしまうように感じられてしまいます。、  


Posted by やんばちゃん at 23:46Comments(0)八ッ場だより

2011年07月20日

(一)八ッ場ダムを造った上に烏川沿いの調節池ありか

 


 【左:1号館 右:5階の会議室で「検討の場」会議が行われた2号館】 

 昨晩は、「第7回「検討の場」について、お決まりの睡魔に見舞われて、これまたお決まりコースとはいえ、やっつけ仕事の報告になりました。少し、丁寧にお伝えしたいと思います。
 下記の配布資料ををご覧ください。
 http://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000179.html
 到着した関についたのは、資料説明の半ばすぎのp12のあたりでした。
 程なく終り、続いて各都県の意見を求めました。
 しばらく挙手がなかったのでしたが、「よろしいですか」の声に、東京都が挙手。(よくききとれなかったのでしたが)、「今回の八ッ場ダムを含む案と河川整備計画との比較を。八ッ場ダムのない案との比較を早く」の意のことを。
 続いて、埼玉の県土整備部長が「進み方が遅い。議会での質問にこたえるのに苦慮している。一日も早く本体工事をとの要望書をだしている。早く」との苦言。
 同じく、埼玉の企画財政部長は「利水担当の面から私見を。埼玉県としては現状を鑑みれば、八ッ場ダム以外のものはないと考えている。八ッ場しかない立場からすれば、時間がたちすぎている」とし、「検証を終了させて本体工事に着手してほしい」と。
 4番手の茨城も同意見。
 次のわが群馬県土整備部長。「スケジュールを示してほしい」。次の企画部長も「早く」の意見に同一意見。
 7番の千葉、「上下流のバランスについて」。
 次の栃木県もよく聞き取れませんでした。が、「早く」というほぼ同一意見のようでした。

 一巡して、国交省側の回答。
 「精力的に検証作業を進めている」
 「予断をもたず、今秋までに。(お叱りの言葉も戴きましたが)できるだけ早期に」
 「次回には、八ッ場ダムを含まない治水対策案を」
 何とも紋切り型の回答に思えました。(こういう回答をせねばならない方たちのお辛さにも思い及びます。いったい言うに言えないお家の裏事情には何があるのでしょうか?) 
 続いて、各県特有の項目に個別に短い回答がありしましたが、割愛させて戴きます。

 ここで、再び、埼玉県から追加質問として、上里第1・2調節池と示されている当時県として、「P8の囲ぎょう堤整備」について地元の心配の声をふまえて、「整備を行うこととする」ということで検証するということでいいのか」との関連性への疑問の質問がくりだされ、「期待しているので、本当に秋までに1日も早く」と添えられました。
 というのは、下記の上毛新聞記事中にも「烏川調節池の構想は利根川の長期的な治水方針を示す2006年策定の「利根川水系河川整備基本方針」で触れられていたが、具体的な計画は示されていなかった」とあり、すでに2006年に案に提示されていたからのようでした。
  ※利根川上流河川事務所 用語集には、
  囲ぎょう堤:周囲堤で囲まれた遊水地内部の可動部と調節池を区切る堤防です。洪水の水位が高くなった最も危険なときに大きな調節効果を発揮します。
 とありますので、調整池の周りに堤防をめぐらすということのようです。

 なお、資料P8をよくご覧いただきたいのですが、利根川と烏川との合流点にあたる三角州状の玉村町には、三か所にわたり第1から第4までの調節池の存在が示されているのです。
 
 P8の質問についての回答は、
 「これは先ほどの東京都さんの質問にお応えした内容と重複するところもありますが、実際に河川整備計画を行う場合は、河川整備計画の想定、相当のものを今、して皆さまに…… 今後、この案をもとに八ッ場ダム検証の方を進めてまいりたいと思います。それで、実際に河川整備計画を作ったわけで事業にも〇〇〇 8ページのことになると思いますが、その段階にきましては、今回の八ッ場ダム検証結果にもとづいて河川法の手続きにのっとって計画策定をしていくと考えております。よろしいでしょうか」
 (とことろどころ聞きとれない上に、意味が鮮明に解りません。はっきりと断定せず、語尾をぼかすのはお役所特有の話し方なのかでしようか?)

 そこで、本日上毛新聞一面トップ扱いの次の記事につながるのです。
 「烏川合流部に調節池」との大見出しです。
 しかし、この副見出しの「八ッ場有無かかわらず」は、おかしいのではないでしょうか。
  【2011年7月20日 上毛新聞一面トップ】  http://www.raijin.com/news/a/2011/07/20/news01.htm
  烏川合流部に調節池
   利根治水で 国交省提示
 八ッ場有無かかわらず


 ※ここで、論旨がぼけてしまいますので、「おかしい」ことへの言及は、分割させて戴きます。
  


Posted by やんばちゃん at 20:55Comments(0)八ッ場だより

2011年07月19日

「検討の場」、行ってきました




 「検討の場」の会議の傍聴に行ってきました。
 さいたま新都心の、関東地方整備局もはいっている2号館の全景です。
 実は開始時間の10時半に遅刻。冒頭の写真撮りは叶いませんでした。で、しかたなく建物の写真を。

 本日は「複数の治水対策案のうち 八ッ場ダムを含む案について」
 次回は「八ッ場ダムを含まない治水対策についたて」のようです。
 一都五県の代表者かにらは異口同音に、「ダム建設が妥当。ムダな検証作業は要らない」。「秋までといわず、即刻結論を」との意見続出。
 ムリからぬことにも思えてきました。が、戦後のハゲ山だったカスリーン台風時のありもしないデーターをもとにしてこの間の各種会議、こんなに来る日も来る日も、、「流量」の数値を追うのはどうも……ねと、正直の処、思います。
 
 久しぶりに情報公開を取るために、午後1時まで時間つぶし。
 そして、関東地方整備局ならびに情報公開室のある二号館六階から、「さいたま新都心駅」を見降ろした写真です。画面左手の建物は1号館です。


  


Posted by やんばちゃん at 22:33Comments(0)八ッ場便り

2011年07月18日

官僚作成の予定列車にしては、お粗末なシナリオなり

 あれは、昨年の9月半ば過ぎだったかと思いますが、「これでは八ッ場ダムは出来てしまう! 」の記事を記しました。が、さらに最近は、どうやら着地点がみえてきて、より危機感を強めています。
 (表題のごとくの、その中味を詳しく記すつもりでしたが、19日・20日の三つのダム関連イベントを記しているうちに時間切れの感です。でも……予定稿掲載の予定列車ですので、表題の変更をあえて致しませず、明日の第7回の「検討の場」の中味のない治水案の羅列同様に、中味の伴わない表題にて失礼します)。
  
 なお、明日19日、以下の「検討の場」(第7回幹事会)を始め、市民側の逆襲イベントが夕刻に都内にてあります。また翌20日には衆院内での要請行動を含むイベントもあります。「検討の場」での傍聴をはじめ、いずれも参加は自由ですので、ご参加ください。
...................
① 第7回の幹事会 http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kyoku_00000339.html
八ッ場ダム建設事業の関係地方公共団体からなる検討の場(第7回幹事会)の開催について
関東地方整備局
 1.開催日時
 平成23年7月19日(火) 10時30分から
2.開催場所
 さいたま新都心合同庁舎2号館 5階 共用大会議室501
 住所:埼玉県さいたま市中央区新都心2-1
3.議事(予定)
 ・複数の治水対策案のうち八ッ場ダムを含む案について

..........................
 ②日本学術会議河川流出モデル・基本高水
  評価等検討分科会による「検証」を検証する

 
  利根川の基本高水の検証で
  日本学術会議は何を明らかにしたか?

日時: 2011年7月19日(火)午後18:00~19:00
場所: 参議院議員会館 地下1階B107会議
  17:40~18:00 1階ロビーで入館証をお渡します。
内容: ▼日本学術会議は何を明らかにしたか 何も出来なかったのではないか
               高橋利明 弁護士
▼日本学術会議の「回答骨子」の説明に何を求めるか 利根川流域住民
▼2005年資料での飽和雨量、2011年作成氾濫想定図が捏造であることへの反論
               国交省水管理・国土保全局河川計画課(交渉中)
▼検証をどう見るか?  大河原雅子 参議院議員 他
主催: 治水のあり方シフト研究会(連絡先:090-6489-0362) 

.............................
③「ダム事業検証検討の実態」報告会
 「不要・不急な公共事業2011年度予算を震災復興へ」

http://www7b.biglobe.ne.jp/~yakkun/suigenrennnope-zi2/data/souko/116020%202s
hu-kaisirase.htm
上のURLの短縮URL http://p.tl/KxiK

  


Posted by やんばちゃん at 21:58Comments(0)八ッ場便り

2011年07月17日

月の丸さ、空しさを感じる今宵です

 昨日16日の地元紙・上毛新聞一面右上トップには、有識者会議や「検討の場」の進展内容から見て、「ダムが最も妥当」として、6都県が「実利性に乏しく,、八ッ場ダム建設が最適」との回答をする方針」を出す旨の記事がありました。
  見出しのみ引きます。
    八ッ場ダム利水対策 「建設が最適」回答
     6都県側 代替え案拒否
 そもそも、わざと実現不可能な代替案を出したことが明らかに読み取れれます。今般の九州電力のヤラセメールと同じく、作為が見え見え。優秀なる管僚さんたちにはしては不出来な作為で、そのうちにあぶりだされるでしょう。
 まさに刻一刻一刻、あらかじめ敷かれたレールの上に終着駅に向かって走っています。 



 昨晩の8時近く、草むしりを終わって立ち上がった目線の先に、異様な赤さの月が迫ってきました。不気味な照りを放ってました。
 ここのところ、連日涼しくなった夕方5時頃から8時頃まで、草むしりに没頭してます。日一日と伸びてしまって、今では背丈と同じで往生もの。毎朝、手がしびれてしまって、ケンショウ炎を起こしているようです。ボランティアのクリーン作戦の休耕田なのですから、素ほどの責任はないのですが……
 疲れきって家の門口近くまで゜来ると、近所のおくさんと子供さんが、月をながめ、携帯電話で撮っているのに気がつきました。
 「ほんと、今晩の月は妙な赤さね」といいつつ、脇を通り去ろうとした耳に、「携帯じゃ、ダメみたい。普通のカメラじゃなければ」と残念がる声が入りました。時折り、写真を撮ってあげる女の子さんでしたので、「……今さ、家のカメラ、修理にだしているのよ。毎日、困っているのよ。でも、カメラでも、写らないんじゃないかしらね」と伝えながら、家に入りました。

 泥にまみれ、草の汁がしみついた手の泥をおとし、ついでにそのままシャワーを浴びて、部屋に入ると、携帯にちようど、家を出た5時ちょっと過ぎの「着信」のマーク。
 ……心ときめかせてみると、見慣れぬ、でも、どこかで記憶にある番号。かけたら電器店。なんと、2週間と言われていたのに、以外に早く5日間で出来上がったのでした。
 実は5月末からまだ、2カ月もたたないのに、カメラをもったまま久しぶりに畑にいったら、ひまわりやコスモスは草丈に負けずに何とかなっていましたが、マリーコ゜ルドや風船カズラなど弱いのは草に覆われてしまってかわいそうでした。
 で、片手で夢中でその辺りを無中で草むしり。そのうちに、カメラを土の中に落としてしまったのでした。そのせいかどうか、その直後から次々と妙なことになってしまって、ついにブームが利かなくなっていったのでした。前に壊れたのと同じ機種の同じ壊れ方でしたので、慌てて修理にだしたのでした。が、ほぼ毎日何かしら撮っているので困りました。
 壊れかけたのが数台あるけれど、当たり前のことだけれどどれも皆、不調。どうしても必要な時には親戚のを借りる始末でしたので、2週間は長いなぁと思っていた矢先でした。

 「もうちょっと、気がつけば……もう8時ですものね」と言うと、21時まで開いているというが、まだ食事も作らなければならず、明日にすることに。
 しかし、もし、今夜行けば、あの月もとれるかもしれない…… 夕食はその後でも良いしととっさのものを口に押し込んで、急いで出かけた。
 帰途、夜空を見上げたら、すでにかなり高く登っていて、しかも赤未もなく、変哲のない月色のそれであった。
 撮る気も失せて、帰宅。
 
 そして、一夜あけて本日、次の畑に行ってみたら、こちらのはもっと酷い。あれから一週間も経っていたので、さらに草丈がのびて、それはみごとな雑草畑。
 種が芽生えて、いつの間にかはえていたカボチャの苗をあちこちに移植してから、前に周辺の草はむしってあったのに 、横に張れずに縦に伸びて草の上に必死にツルをのばしているではありませんか。まるで、タツノオトシゴのように草の上に先端をのぞかせていたのでした。
 一心不乱に草退治。考えたら月を見る余裕などありませんでした。
 でも、夢中で汗を流していると、くさぐさを忘れられます。没頭できることがあると、ヒトの心を疑うこともいきりたつこともなく時間がすぎます。応急措置的にあちこちに手をつけて、草の輪郭も定かでなくなった8時過ぎに家路に。

 そして、いつものようにいつもの必要最低限の所用時間がすぎ、一段落した夜10時。
 「ああ、そうだ、月、月」と。今日は確か出ていなかったような気がするけれど、昨日の今日のこと。天候も同じなのに、不思議とばかりに戸外に。庭先の茂みで眼をこらすと、かすかにぼんやりと…… 
 結局、門口を出て、昨夜、近所の親子さんが見ていた場所まで行って撮ったのが、本日の一枚です。もう、相当高くなっていて、赤味など見いだせず、昨晩よりももっと弱々しい黄身色の月でした。  


Posted by やんばちゃん at 23:57Comments(0)八ッ場に願う

2011年07月16日

「知事公舎への女性宿泊」、ネット社会の反応に驚く

 まず冒頭に、つたなく私的な備忘録的要素の強い本欄を、お読みくださっている皆様に、お付き合いのほどをお礼申し上げます。(また、ものすごい誤字のこと、お許しください。ほとんど読み返す余裕なく、後で「なんでぇー」と思う、ヒドい誤記の続出)。
 目下、わが「八ッ場ダム問題」も大変な岐路にたっています。
 表面的には波穏やかで、今秋の検証結果を待つ状態にありますが、水面下では熾烈な策がねられていることが伝わってきます。
 今回の「公私混同の県政」は、チョッピリスキャンダラスな空気も放ちもしますが、突き詰めていくと、同一根です。この国の国策としての公共事業の数々は、おなじ構造にさらされ続けてきました。
 その代表的なものが、原発とダムでしょうか。
 本欄で書けることと書けないこと、当方の力不足もありますが、今後も怖じけずに記して生き続けたいと願います。


 
 本欄に13日夜10時、わが県・群馬の「知事公舎への女性宿泊」問題を書いたところ、その直後から驚くほどの反応があり、朝起きた時には驚くとともに少し怖くなるほどでした。確か、翌14日朝までのクリック数は500を超えていたと思います。
 そして、14日夜0時までのクリック数「PV」は1184回。ご覧くださった「訪問」者は661人おかげさまで本日14時までのPVは2161回、訪問者は1216人にもなりました。

 13日夜0時までの約2時間~只今16日昼までに、13日記述の記事には880の数字があり、本日までのクリック数は953回。ました。


そして、なんと、
 14日には、「グンブロ」でのランクが6位に。そして、昨日は4位になったのでした。実は前日13日には74位なのでした。一気に一晩になんと、70番もアップしたのでした。
 3月から「うまろぐ」さんから「グンブロ」さんにお世話になりました。以来。グンブロさんでのトータル数19570の内、約2000がこの4日間の「知事公舎宿泊」問題でした。
 想えば、3~5月頃にはベスト10以内~25位のま範囲内に入っておりましたが、昨今は実は100位あたりをうろついていた本欄なのでした。
 (……なお、上位のベスト5の方のクリック数から見て、訪問者の数は掲載ならないのですが、PV数においては、
  2位の方の  一昨日14日 1182  
  6位の本欄    〃      1184(訪問者661)  
   
  2位の方の    昨日15日  569
  3位の方        〃   1275
  4位の本欄       〃    660 (訪問者371)  

 なので、2位の方よりも、当方の方がPV数では厳密では多く、昨日のランクは3位の方が2位のかたよりも倍近くクリックされていたのです。なお、ブログによっては数値の表示がないのもあります。 
 以前から感じてきたのですが、どうやらPVク数だけでなく、表示されていない訪問数と日ごろの実績が、ランクの大きな要因になるようです。
 かつて、当方も少ない数値なのに意外にダウンしなかったことがありまして、そのように思い至った次第です。
 断トツのトップの方以下、ベスト10の皆さんは、みなさん実力・実績のある方たちです。

 おそらく本日でまたもとのランクに逆戻りでしょうから、記念的に写真を撮った次第です。
........................
 アッブの経過を記します
 ① 12日夕方、翌日発売の週刊新潮の記事のことを知り、メールや電話をする。この過程で記者会見のことを知る。本欄には記さなかった。
 ② 14時に県庁に行ったが入れず
 ③ その夜、本欄に記す   


Posted by やんばちゃん at 14:40Comments(0)八ッ場便り

2011年07月15日

ある写真展のお知らせ

 ※下書きのまま、日数を経てしまいましたので、期日もないことゆえ、本日二つ目の記事とさせて戴きます。 
 八ッ場現地の写真を撮り続けられている方の写真展のお知らせです。
 特に茨城県の方、ご都合つかれましらおでかけになってみてくださいませ。
 今回は「原発」の写真だけですが、いずれ「八ッ場ダム写真展」を今秋頃に予定されていられるそうです。
 映像は、語らずして如実に、八ッ場の現実を語りかけてくれるものと信じています。
 






 鈴木康一写真展 「津波がのこした風景」
 
会期: 7月12日(火)~17日(日)
    午前11時~午後6時(最終日は午後3時まで)
 
場所: Galerie Ciel ギャラリーしえる 
   〒310ー0913
    水戸市見川町2434ー4 株式会社アロー1
      ℡ 029 241 5696
     http:∥www.arrow-co.jp  


Posted by やんばちゃん at 21:46Comments(0)八ッ場便り

2011年07月15日

 「公舎に女性」問題 その三

 引き続き、大沢知事の「公舎に女性」問題です。
 一夜、開けると新たな情報が伝わります。
 そんな中、地元太田市の方たちからの情報は、事実に即した真実味があります。
 「膿が出て良かった」との生の声がありました。その“髪の長い熟女”は、地元民にとっては“有名”で、その存在と公私混同の権力ぶりは、心ある市民たちからは、県政の上で支障をきたのではと、憂えられていたとか。「これは、公金違法支出のジャンルで、女性学の側面なんて範疇のことなんかではないわよ」とのご意見までありました
 
 加えて、市長も同じく女性にかけてのモラルにかけているとかで、かつて、マスコミにての問題発覚寸前で、日ごろ恩恵に浴したいる有力支援者が手を打って、おジャンにさせたとかの風聞まで伝わってくる始末です。 
 何とも困った、お恥ずかしい、旧保守王国・群馬の政治風土です。
 ソウソウ、かつて田中総理の後援会でもありましたよね。それから、三越でも「女帝」問題がありましたっけ。
 問題中の問題点は、公私のけじめです。

 そんな中で、共産党県議団の動きが、本日の朝刊には報じられ、一石が投じられました。
  【2011年7月15日(金) 毎日新聞群馬版】 http://mainichi.jp/area/gunma/
大沢知事:女性宿泊問題 共産が県会議長に特別委設置を要請 
 大沢正明知事が知事公舎に知人女性を宿泊させていた問題で、共産党県委員会は14日、南波和憲県議会議長に(1)県議会に特別委員会を設置し真相を究明する(2)大沢知事に政治的、道義的責任を求める--ことを申し入れた。
 申し入れ書は「知事公舎を舞台に社会的道義に反する行為を知事が行ったという疑惑は、県政にとって極めて重大」としている。【鳥井真平】

 【2011年7月15日 読売新聞群馬版】
 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20110714-OYT8T01162.htm
 「公舎に女性」電話150件超メール80件
    知事宛て、大半は抗議



 ※以下、昨日の報道記事の転載を。
【2011年7月14日(木) 毎日新聞群馬版】http://mainichi.jp/area/gunma/news/20110714ddlk10010135000c.html
 大沢知事:公舎に女性泊める 交際は否定--臨時会見一問一答


【2011年7月14日(木) 朝日新聞群馬版】http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001107140003
 知事「深く反省」 「女性問題」でおわび  


Posted by やんばちゃん at 14:32Comments(0)八ッ場だより

2011年07月14日

動くか 動かざるべきか? 「公舎への女性宿泊」大沢知事問題

 大沢知事問題への、一夜あけての反応です。
① 本日の各紙県内版は一斉に昨日の知事会見のことを報じています。全国版扱いの新聞社もありました。
② 昨日来からのテレビ報道では、全国知事会を冒頭にもってきて、居並ぶ知事たちのなかで、私的な女性問題で脚光をあびてしまった異色知事的扱いで、大沢知事の知事公舎への女性宿泊を報じています。
③ ツイッターには、「群馬県民って甘いねぇ。税金で知事と愛人のホテル代をはらってやっているなんて」なる意味の揶揄語も見受けられます。
④ (県民の複数の女性たちは、「ではどうするか」となると)、
  はてさて、その逃げることのできない群馬県民の一人のある女性は、こういいました。
 「群馬県の女性の一人として、女性政策に根ざした何か抗議の動きを作らないといけないのではとの想いはある。しかし、その動きが妥当なのかどうか、想いもしない意図的なことにおとしいれられないか不安がある」と。
 
  「群馬県民は、とりわけ女性たちは沈黙を守るのか」と言われかねないが、動きがストレートには受け止められないのではないかとの、“髪の毛の長い熟女”と報じられた方よりも、さらに年上の同じく熟女としての思慮にみちた、信頼できる複数の知人たちの意見にで食わした次第である。
 つまり、男女共同参画の理念から、今般の問題の底流にちらつく、「女性の人権」問題をかざして、大沢知事に迫った時に、、構図的にどっかの思うつぼ、結果的に加担してしまう構図になることは恐れていた。

 大沢知事のやったことは許しがたく看過はできない。
 でも、この事実を週刊誌に売り込んで、わが群馬県民を笑いものにしてしまった、仕掛け人がいることもまた、まぎれもない事実だからである。
 今回の『週刊新潮』の入念な記事は、仕掛け人の気配が濃厚に行間からも匂う。匂いすぎてならない。
 こうした手段にでも出なければ、ウヤムヤ好きなこの県では、本質的な解決にならないこともあったろうが……

 この構図の中で、純粋に動いた女性たちは、意に反してそちらの側に加担したことになる。否、利用されることにつながりえて、しかも密命をうけて、あらかじめ想定した計画通りに動いたとしか思われないだろう。
 まさに、ハムレットなみに“動くべきか 動かざるべきか それが問題だ”である。

  
 現実に、およそ20年前、まだ熟女ならぬ猪突猛進型のある単純な女性は、居住地の首長の2000万円を選挙資金として渡した選挙違反の事実を知って、早速、会議を開催。
 公開質問状を提出することにはなったが、結局、誰も猫の首をつけるヒトのいない中、仕方なく代表となった途端、抗議電話に悩ませられ続け、後々まで仕事などの面で様々な支障にさらされた、ある愚かな、当時、まだまだ熟女にはなれなかった一人の女性がいた。
 そして、その生来の不正を見過ごし出来ない性格を知らない、一般町民にとっては、構図的には落選陣営の側にたった行動としか受け止められなかったなと気がついたのは、さまざまな害をうけた、時過ぎてからであった。すでに熟女の時期はすぎて老女の域に達してしまっていた。
 ましてや、今度は単純明快な選挙違反や不正ごとではなく、モラルと倫理観の欠如とはいえ、人類有史以来、複雑極まりない男女の愛憎問題もからむものである。
 共通点はもどちらも背後に選挙戦のしこりという事柄が大きく横たわっているということである。
 選挙ごとにおける、つきない構図的パターンなのだろうか?

 
 さて、知事公舎問題について、かつて県議会で取り上げられたことがあったのを想いだし、検索した。
 ここに県議会の一般質問中、今般の宿泊場所となった舞台の知事公舎への質問事項がある。
 自民党県議たちからのすさまじい荒いヤジをとばされながら、ガラリと様変わりした大沢県政への批判めく質問しているのは、先の知事選の対立候補、敗れた後藤新前県議。激しかった前回の知事選を自民党≒大沢陣営とたたかって敗れた故・小寺県政の後継者である。
 群馬の自民党と、自民党の言うことをきかなくなった小寺さんとの一騎打ちであった。
 
  以下は、平成22年2月定例会 3月2日の一般質問である。
  http://www.gunma-pref.stream.jfit.co.jp/giin_result.php?GIINID=33390
3 県有財産の使い方について
 (1)県庁県民ホールや県民広場におけるイベントの激減について 知事
 (2)知事室のある県庁6階の歴代知事の掲額について 知事
 (3)知事公舎について   知事
 (4)総合スポーツセンター「ぐんまアリーナ」のネーミングライツの再考について 知事
 ※録音を聞くと、どうでもいいことだけれど、インフルエンザ発生の時、知事の居場所が定かでなかった時には、「酒をのんでしまったから」と、聞かずもがなの釈明をおこなっているのが、昨日の今日ですので、妙に耳新しく迫ってきますね。知事は相当、お酒が好きなのか、それとも弱いのでしょうか。 
 
 (実際、一時は呆れかえるほどの態度の悪さであったが)神聖なる県議会の場、常識ある県議さんたちの怒号と罵声とも思えぬ激しいヤジの中での質問中に漂う)、こういう確執と、今般の報道は無関係とは言えないような気持ちもしていて、市井にいきる女たちにとって、県行政ははるかに遠く、確執の中身は伺い知れず、知ってもしかたないことかもしれない…… 
 が、いつまでもそれでいいわけでもなかろう……けれど。  


Posted by やんばちゃん at 23:15Comments(0)八ッ場だより

2011年07月13日

「公舎への女性宿泊」報道、大沢知事記者会見

 昨日の夕方以来、驚かされた本日発売の『週刊新潮 7月21号』の大沢知事のスキャンダル問題について記します。問題は「公舎使用の公私混同ぶり」にあります。



   問題の知事公舎(≒元副知事公舎)です。
 
 木製の表札には〈大沢正明」ありました。
 ブロック塀の上に木製の塀がさらに設置され、報道では“目隠し”と記され、そのための県費のムダと記されています。
 『週刊新潮』グラビア写真には、大沢知事運転の車から、竹製の築地垣の際で背をかがめて降りる女性の姿が写されています。
 いかに身をこごめても、高層ビルから見下ろされたのではどうにもなりません。ちょっぴり、お気の毒にも思えなくもありません…… 
 右手の建物が問題の、(報道記事から推測して)密かに頭上から週刊誌に撮影させたり、女性が訪れる頻度など観察し続けた人物がいるらしいマンション。

 本日の掲載と記者会見を知って、昨晩、次のメール文に記しましたように、この手のことには不慣れに上。ましてや立ち入りにくい事柄でもあり、いささかためらう気持ちもあります。
 が、いかに恋愛は自由とはいえ、知事は公人。最大の問題点は、知事公舎は県民のもので公私混同も甚だしく、女性学につらなる者の一人として、曲がりなりにも「女性の人権」の立場からも看過することもできません。
 そこで、 昨夕、大沢知事の知事公舎での女性宿泊のスキャンダル問題の「おわび記者会見」を知って、急なことでしたが、下記のメール文をあるダム問題関連メールに入れました。
  ...................
 八ッ場ダムは、日々厳しい状況下にさらされております。
昨日も八ッ場へ行きまして、ある機関に立ち寄った際に、さりげない会話の中にも「ダム湖完成」が前提条件語として繰り出されてきまして、より危機感をもって帰った次第です。

 さて、そんな雰囲気の最中、(ダム問題への正攻法の攻撃方法ではないので、このメールを記すのも些かためらいもしますが)、群馬県内の目下の情報の一つとしてお知らせ致します。
 強行に八ッ場ダム建設推進をかかげ、7/3に2期目の当選を果たしたばかりの、大沢群馬県知事の知事公舎における女性問題スキャンダルが、明日発売の『週刊新潮』に報じられるそうです。
 
 直ちに、その「お詫び会見」が、明日あるようです。
 
 本日県内に衝撃を走らせたので……もしかしたら問題視され、?辞職もあるやと期待しましたが、アッサリと「おわび会見」と
なれば、これでピリオドになる模様のようです。
 いかにも、保守王国・群馬県らしい体質ですが……
 
 なお、大沢知事は選挙直前の6月定例会で、公約の「2期以上はやらない」について、角倉県議が再確認し認めたにもかかわらず、当選後は「状況によりわからない」と変化しだしています。
 さらに、一期目出馬時には、「退職金辞退」を口にしていましたのに、今回の当選後は「民間並みに」と反する言葉を発しています。
  
  【2011年7月9日(土)毎日新聞群馬版】  http://mainichi.jp/area/gunma/archive/news/2011/07/09/20110709ddlk10010116000c.html
大沢知事:「退職金、民間並みに」 再選後、異なる方針表明】
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 一般紙での報道はないものと想っいこんでましたが、県庁での現職知事による「臨時記者会見」となれば、ことは別。
 そして、今朝の朝刊には、上毛新聞、毎日新聞群馬播の2紙に、比較的大きく報道されていました。 (昨晩、ある社の記者さんも、ことのついでに「ところでもちろん、もうご存知でしょうけれど、でも、週刊誌とは違うから新聞では書けない範囲の問題でしょ」とちょっと話した際には、「もう書きましたよ」とおっしゃってました。が、この社では割愛されたようで、なし)。
 
 それにしても、『週刊新潮』の見出しは、大きくてめだちましたねぇ。グラビアまであっても目立ちすぎです。
 しかも、かなり入念な取材。誰か、どこかからの“タレ流し情報”なのは、素人目にも読み取れます。
 写真は、本日記者会見が行われた、県庁5階の会見室入口です。
 群馬でのニュースとしてメールに続いて情報をお伝えしたあるベテランライターは、「マスコミは週刊誌の範囲まで来るだろうから、フリーでも、きっと入れますよ」とおっしゃってました。
 でも、心情的にこの手のことには深入りしたくはないとは想いまして、行く気はない旨をお伝えしました。
 が、今朝、「既得権の拡大」の意味で、県庁の広報部に電話。
 昨今はかなり緩和されたとは言え、こうなるまでには、真実の報道をするためにフリーのマスコミ人が権利拡大のためにがんばってきてくださった経緯があるからでした。
 これまで、マスコミでは「無難な記事しか書かないし書かせない。仮に書いても表には出ないよう抑えることも可能」との安心感のあった記者クラブの記者だけが、OKとなってきた長く悪しき慣習があったからでした。ために、八ッ場ダム問題で「フリーライターがマスコミだとよ」と嘲笑されたこともありましたが、あえておこがましさをこらえて、先人が押し広げてくださった権利の拡大のために出席させてもらってます。 
 広報室が午前中に言うのには、
  14時~ 5階の会見室
   県庁・記者クラブ所属のみ
 
 ただし、最終的には「もう一度、担当(≒今月の窓口となる当番)の社の方と相談してみます」というので、ダメでもともとと、ともかく出かけてみました。
 それにしてもと、秋田県での全国知事会の2日目の本日を急遽、キャンセルして戻ってきた群馬県知事に、「何らの任務もなかったのでしょうか」と問うてみましたが、こちらは「解りません」とのことでした。
 
 さて、駐車場がものすごく混雑していて(?記者会見のためかと想って、係の方に問うと、県庁前の群馬会館でイベントありとの由」。結局、ここで約20分近く費やしてしまって、会見室についた時には14時ジャスト。
 しかも、入室は不可と伝えられました。なんと、週刊誌関係者はいないとのこと。誰も訪れていなかったのでしょうか?

 扉の前にたつと大沢知事の声がドア越しに聞こえはしましたが、立ち去ってエレベーター前の廊下にいましたら、次第に集まってきた7~8名の女性陣。その初めてお目にかかった女性たちは、一様に「群馬の恥」といきまいてました。
 確かに、この種のことで全国的に知られてしまった上に、こんな公私混同の知事さんは、おそらく皆無に近いでしょう。
 週刊誌を手にされていた方もいましたが、前橋市内ではほぼ完売との由で、「大沢知事関係者が買い占めたのよ」ともおっしゃってましたが……

      “誤解をあたえてしまった”の段階か 
 終了後、出てこられ、たむろしていた私たちに話しかけてきた女性記者に会見内容を問うと、『週刊新潮』」に書かれていたことの域を出ず、「酒を飲んでしまったので泊めた。時分は先に寝てしまって、この間、特別の関係にはない。誤解を招いたことについてはお詫びする」とのこと。
 あっさりと認めてお詫び会見なのかと思いこんでましたが、となると、「これは長引くな」と、この手の問題には疎いのに、直感で想いました。
 というのは、かつて我が町の選挙違反の際、町民の立場で、釈明会見に滑り込んだ際、ウソであるということは、当時は今よりずっと世間知らずだった私の目にも明らかだったのに、どこまでも「妻が勝手に配った」との答弁に、怒りがわいて、公開質問状を持っていくなど突進してしまった体験があるからです。
 あっさり認めて全面謝罪した方が、スッキリするのではなかったでしょうか.?
 
 県民なら誰でも知っていますが、あれだけ「知事公舎は不要」と言って、前知事が入っていた知事公舎から、故・小寺前知事が「資料保存の整理に手間がかかる」を理由に手間どっていたのをおいたてるように明け渡しを求め、直ちに解体し、駐車場にしたのは大沢県政だったのでしたから。
 そして、自宅のある太田から、エコカー通勤を唱えながら、いつの間にか、改築費1400万円をかけたという、副知事公舎の主になってしまっていたのでしたから…… 副知事のための改修とはいえ、300万円とかの風呂場の改修もあったようである。たぶん、事実はその通りで、それはそうでしょうけれど…… どういう経緯があったか、県民には知るすべもあれませんが、 こういう改修費を諾々と出した県職員の職責も問いたい思いです。
 会見での弁明では、「太田からでは防災等の緊急時に間に合わかったので」とか。そういえば、就任早々の県西部をおそった台風9号の災害時に、知事が間に合わなかったことや、地洋線のミサイル発車問題の時には居場所不明」とかの話が流れてましたよね。……あの頃から知る人ぞ知る、公然の秘密だったのかもしれません。

 果たして、知事は女性の地位向上にどんな見識をもっているのでしょうか?
 ちなみに、機能的な女性センターのない県は、群馬県を含む2~3県だけとなっていた就任当時に遡りますと、折しも当時、老朽化した上に耐用年数を超えて危険となったという、(その昔、女性たちの寄付によって造られた)「旧・女性会館」建物の閉鎖にあたって、県内の女性団体は大いにフィーバーしたことがあったのでした。
 私たちはあくまで「新築の女性センター」を望んでましたが、大沢県政は「資金がない」と言って、代打案として女性団体の結束に割って入って、県議会の宿泊施設を改修した「議員会館」を代用建物とさせたのでした。この時の女性団体同士の確執は今に続くものが残っています。
 女性センターの新築は長年の女性たちの悲願に近かったのに、県民の半数を占める女性達には、かつて男性県議たち(かつては女性議員は皆無)の使った、県内遠方からの男性議員たちの宿泊施設。昨今は需要のなくなった使い古した建物があてがわれたのでした。事実上の女性センターとして名称変えして女性たちに開放された、旧議員会館の内部の凝った造りには、群馬県議会の威力をそこはかとなく見せつけられたものでした。
 今日、知事公舎の前にたって、あらためてあの一連の経緯を思い出されました。


 公私のけじめのつかないこんな基本的常識にかけた方に、どうして、「八ッ場ダムは必要」との旗をふれるのでしょうか?自民党筋の「仕事づくり→献金」のために、おびただしい国税が投入されてきたムダづかいの、一つ一つを検証してもらいたいものです。
 ある女性学関係団体の会員は「いずれ、女性の人権について、知事はどのようにご認識なのでしょうか?って聞いてみたいわね」と言ってましたっけ。
  


Posted by やんばちゃん at 22:04Comments(0)八ッ場だより

2011年07月12日

長野原草津口、改修工事近々

次の写真は、JR長野原草津口駅の裏手の高台、長野原地域の代替地への進入路、正式名は「付替県道林長野原線」(王城道路 ミコシロドウロ)から観たものです。
駅舎前方の橋は久々戸橋。駅からこの路線名は「県道長野原草津口停車線」(長野原・久々戸線)です。
左手からの眼鏡橋方向からの「付替国道145号」長野原バイパス)とドッキングします。
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 そして、この道脇沿いに、真新しい「長野原草津口駅 第二駐車場」の看板があるのがお分かりになりますでしょうか。



 けれど、駅は直下ながら、ここから駅まで歩くのはしんどい距離です。
 過日の県議会特別委員会で、駅舎が約16億円にて改修されるので、その際、「もっと住民の要望を取り入れた使い勝手の良いものを造ったらどうか」の質問がありました。
 この駐車場はその手始めでり、いずれは近道が設置されるのでしょうか。

 道上にはかってのモデル住宅の展示場があり、進行方向の「付替県道林長野原線には、移転された東中→上菅トンネル→林地区の代替地→王城山トンネルが続きます。
 そして、、第一小の前を過ぎて、交差点に至り、直進すれば吾妻川をわたり2号橋からのびる「県道 林吾妻線」に。
 左折すれば「付替国道145号」となり、川原畑方面から渋川市へ。右折すれば、同じく145号線上を横壁からめがね橋を経て、草津町方向へ。その途中、眼鏡橋を渡りきって、そこで右折すれば、前述の「県道長野原草津口停車線」(長野原・久々戸線)≒冒頭の写真の久々戸橋を渡って、長野原草津口駅に戻ってくるというわけです。
 とみかく、道路が多すぎます。

 時間的制約のある案内の都合上、これらの新設道路ばかりを通っていると、何だか、本当にダムができてしまいそうな錯覚に陥ります。
 投資者たちはもっとその感覚が強いらしく、さりげない会話の中にも、ダム湖をぜんていとして話すので、ショックです。
  


Posted by やんばちゃん at 18:19Comments(0)八ッ場だより