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お問い合わせは、 info@gunmawen.net本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。2012年11月29日
上湯原の不動堂の落慶式でした
28日に八ッ場へ行きました。
温泉街から川原湯神社に向かいましたところ、車を連ねて川原湯温泉の旅館主さんたちが、降りてこられるるので、いぶかしくおもいながら、はっと。何かあったのに相違ないと。考えはつい、悪い方に。もしかしたら、どなたかの口見舞い。つまり、葬儀ごとの前にその家に駆けつけてお悔みをいう、地域社会の慣習。……この先の家はと考えるとギョッとなってしまいました。急いで、車を進めると、あるお宅の主さんが、車から降りるところでした。手に仏前花のような花束をもっているではありませんか?
「何か、あったんてですか?とせわしなく聴いてしったというものです。
もう少し、早かったらセレモニーに間に合ったものをと。
さて、開眼供養をすませたばかりのお堂の内部です。
上湯原から移転した、古い石碑類です。
後ろは、絶壁!!
工事中の絶壁にしがみついた形の黄色いユンボの写真を、ご紹介したことがありましたけれど、ご記憶でしょうか?
2012年11月28日
現地配付 №5チラシ裏面
裏面。品木ダム関連です。
品木ダム処分場、会計検査院が違法と指摘
八ッ場ダムに貯められる吾妻川には、ご存じの通り品木ダムで中和された放流水が白砂川から流れ込むことになります。
その品木ダムの中和事業で生成される汚泥の処理状況について、会計検査院は平成23年度決算に関する検査結果として11月2日に内閣に対し提出し、その中で5年間の不当支出を指摘しました。
18年度から23年度までの間に実施した当該施設での汚泥の埋立処分は、法令上瑕疵(かし)のある施設を使用して行われていて、事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理していたとは認められず、整備局が18年度から23年度までの間に支出した工事費のうち、施設での汚泥の埋立処分に要した費用計2億8945万円は不当(※会計検査院>平成23年度決算検査報告>不当事項>国土交通省)
この件は最初、去る10月3日に朝日新聞が社会面で大きく取り上げ、他紙も追って記事にしています。事の概要はこの処分場は産業廃棄物(汚泥)を処分する施設であるにも関らず、周囲から水が浸入して環境汚染を防止するための開渠(かいきょ・側溝)が設置されないまま5年間使用されてきた、という部分です。しかし問題の本質はそれだけではありません。
会計検査院とは
「国会及び裁判所に属さず、内閣からも独立した憲法上の機関として、国や法律で定められた機関の会計を検査し、会計経理が正しく行われるように監督する職責を果たす」ことを【日本国憲法第90条】によって定められた国の上位機関です。
野ざらし・雨ざらしのヒ素汚染土
現在3ケ所目のC処分場に捨てられている汚泥には少なくともこの10年で5千トン~致死量にして25億人殺傷するだけのヒ素が含有されています。しかし、事業主体の国も環境管理する県も全く対策を講じようとしません。
首都圏の洪水防止と水の安定供給の為の八ッ場ダム、それを造る前提となる中和事業、結果として発生する危険物質の蓄積……何かに似ていませんか?
建前だけ脱原発を装う民主党、今後も原発推進を更に押し進めようという自民党と石原新党。けれど、原発から出た放射性廃棄物の処分方法は確立しておらず、取り置かれたままの状態で、その量が延々と増大化するばかりです。
処理があと廻しで放り投げられているのは、
原発のゴミも八ッ場のヒ素も全く同じ状況なのです。
【品木ダム嵩上げ】【万座ダム】は中止、しかしこの先の見通しは何もない
政権交代後前原国交大臣(当時)が命じたダム事業の見直しは八ッ場ダムはもちろん、品木ダムを含むダムによる吾妻川上流の更なる中和事業(吾妻川上流総合計画)も対象とされました。事業主体の関東地方整備局が検証した結果、品木ダムの嵩上げや万座ダムの新設などを内容とした事業計画は整備箇所の地質が脆いため「中止」という報告(H23年7月21日)がされ、有識者会議もそれを了承(第18回/9月26日)、国交省本省もそれを認め結論としました (10月27日)。
ところが、ダム計画に替わる中和プラントなどの具体的な事業計画は、中止が決まって一年以上経った今日でも一切明らかになっていないのです。
現在、万座川などの強酸性水は導水管を通って東電の水力発電所を転々と下り利根川に直接流れ込んでいます(下図)。八ッ場ダムに水を貯めるにはその発電用水を流し込まないと貯水量が足りません。しかし湯川同様中和しないとコンクリートが溶けてしまうので、このままではダムが出来ても貯水は不可能です。これ以上無駄な事業を増やして何になるのでしょうか?
品木ダム処分場、会計検査院が違法と指摘
八ッ場ダムに貯められる吾妻川には、ご存じの通り品木ダムで中和された放流水が白砂川から流れ込むことになります。
その品木ダムの中和事業で生成される汚泥の処理状況について、会計検査院は平成23年度決算に関する検査結果として11月2日に内閣に対し提出し、その中で5年間の不当支出を指摘しました。
18年度から23年度までの間に実施した当該施設での汚泥の埋立処分は、法令上瑕疵(かし)のある施設を使用して行われていて、事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理していたとは認められず、整備局が18年度から23年度までの間に支出した工事費のうち、施設での汚泥の埋立処分に要した費用計2億8945万円は不当(※会計検査院>平成23年度決算検査報告>不当事項>国土交通省)
この件は最初、去る10月3日に朝日新聞が社会面で大きく取り上げ、他紙も追って記事にしています。事の概要はこの処分場は産業廃棄物(汚泥)を処分する施設であるにも関らず、周囲から水が浸入して環境汚染を防止するための開渠(かいきょ・側溝)が設置されないまま5年間使用されてきた、という部分です。しかし問題の本質はそれだけではありません。
会計検査院とは
「国会及び裁判所に属さず、内閣からも独立した憲法上の機関として、国や法律で定められた機関の会計を検査し、会計経理が正しく行われるように監督する職責を果たす」ことを【日本国憲法第90条】によって定められた国の上位機関です。
野ざらし・雨ざらしのヒ素汚染土
現在3ケ所目のC処分場に捨てられている汚泥には少なくともこの10年で5千トン~致死量にして25億人殺傷するだけのヒ素が含有されています。しかし、事業主体の国も環境管理する県も全く対策を講じようとしません。
首都圏の洪水防止と水の安定供給の為の八ッ場ダム、それを造る前提となる中和事業、結果として発生する危険物質の蓄積……何かに似ていませんか?
建前だけ脱原発を装う民主党、今後も原発推進を更に押し進めようという自民党と石原新党。けれど、原発から出た放射性廃棄物の処分方法は確立しておらず、取り置かれたままの状態で、その量が延々と増大化するばかりです。
処理があと廻しで放り投げられているのは、
原発のゴミも八ッ場のヒ素も全く同じ状況なのです。
【品木ダム嵩上げ】【万座ダム】は中止、しかしこの先の見通しは何もない
政権交代後前原国交大臣(当時)が命じたダム事業の見直しは八ッ場ダムはもちろん、品木ダムを含むダムによる吾妻川上流の更なる中和事業(吾妻川上流総合計画)も対象とされました。事業主体の関東地方整備局が検証した結果、品木ダムの嵩上げや万座ダムの新設などを内容とした事業計画は整備箇所の地質が脆いため「中止」という報告(H23年7月21日)がされ、有識者会議もそれを了承(第18回/9月26日)、国交省本省もそれを認め結論としました (10月27日)。
ところが、ダム計画に替わる中和プラントなどの具体的な事業計画は、中止が決まって一年以上経った今日でも一切明らかになっていないのです。
現在、万座川などの強酸性水は導水管を通って東電の水力発電所を転々と下り利根川に直接流れ込んでいます(下図)。八ッ場ダムに水を貯めるにはその発電用水を流し込まないと貯水量が足りません。しかし湯川同様中和しないとコンクリートが溶けてしまうので、このままではダムが出来ても貯水は不可能です。これ以上無駄な事業を増やして何になるのでしょうか?
2012年11月28日
12/2現地学習会と衆院選五区予定候補者座談会
前回記した12/2の内容はとても、お読みになれなかったことと思います。
以下のチラシの転載を掲げようとしたのでしたが、ダウン。
翌日の昨日27日は一段落したと思ったにも関わらず、次の一手の対応策で朝からテンテコマイの忙しさ。 気にはなりながら、本日になってしまいました。
チラシ表面内容現地学習会と
衆院選五区予定候補者座談会
時代は、ダム撤去に向かっています
ダム堤建設をしなくても、「生活再建」は可能です
事業費4600億円のうち、昨年度末までに約3558億円が
実施済み。現時点で182.9億円不足の見込みです。建設賛成
の下流都県も超過金は負担せずと断言(※検証過程の場にて)
国土交通白書(H21年度版)では、「維持管理・更新費が投資金額に
占める割合は2037年度時点で投資可能金額を上回る」と予測しています
先々問題だらけの巨大ダム維持管理はどうなるのでしょうか?
⇒完成までの道のり
① JR線新川原湯温泉駅は、2014(H26)年2月頃に完成
② その後、現JR線を廃止。岩陰遺跡発掘調査などを経て、転流工に水を迂回させた後、
ダム本体工事着手。吾妻川上流の水質改善も不可欠――※中和事業の愚かさは裏面に
⇒完成後には、(通例、運用までに約7年間要すとされる)
① 試験湛水実施……恐らく、地滑りなどの地質変化が起きます
地滑りの事例 再三の識者・住民からの指摘や警告を、無視し着工した大滝ダム(奈良県)では、堪水3カ月後に
地滑り発生。計画当初230億円→6回増額し3640億円(2009年11月時)に。住民は提訴し国は瑕疵を認めた。
滝沢ダム(秩父市)では、2005年10月の試験堪水後の6ブロック7カ所の地滑り対策工事で、アンカーだらけの景観である。
② 浅間山は活火山!! 仮にこれらの事故が発生すれば、「仕事量が増えて良し」とのご意見もありますが、ムダな公共事業は、子孫に大きなツケを残します
そこで、ダム反対を掲げる衆院選予定候補者との現地座談会です
期日: 12月2日(日)
第一部 現地見学会 10時~12時半頃まで
集 合: 10時 川原湯温泉駅
――昼食: ~13時半まで
※(昼食は各自持参。 川原畑「うどん専科 麦の香り」にても食べられます)
第二部 ダム反対 衆院選五区予定候補者との座談会 14時~15時半
糸井 洋さん(日本共産党) 小林人志さん(社民党) 【アイウエオ順 交渉中】
場所を川原湯温泉に移して、座談会開催
場所等の詳細は下記へご連絡を
以下のチラシの転載を掲げようとしたのでしたが、ダウン。
翌日の昨日27日は一段落したと思ったにも関わらず、次の一手の対応策で朝からテンテコマイの忙しさ。 気にはなりながら、本日になってしまいました。
チラシ表面内容現地学習会と
衆院選五区予定候補者座談会
時代は、ダム撤去に向かっています
ダム堤建設をしなくても、「生活再建」は可能です
事業費4600億円のうち、昨年度末までに約3558億円が
実施済み。現時点で182.9億円不足の見込みです。建設賛成
の下流都県も超過金は負担せずと断言(※検証過程の場にて)
国土交通白書(H21年度版)では、「維持管理・更新費が投資金額に
占める割合は2037年度時点で投資可能金額を上回る」と予測しています
先々問題だらけの巨大ダム維持管理はどうなるのでしょうか?
⇒完成までの道のり
① JR線新川原湯温泉駅は、2014(H26)年2月頃に完成
② その後、現JR線を廃止。岩陰遺跡発掘調査などを経て、転流工に水を迂回させた後、
ダム本体工事着手。吾妻川上流の水質改善も不可欠――※中和事業の愚かさは裏面に
⇒完成後には、(通例、運用までに約7年間要すとされる)
① 試験湛水実施……恐らく、地滑りなどの地質変化が起きます
地滑りの事例 再三の識者・住民からの指摘や警告を、無視し着工した大滝ダム(奈良県)では、堪水3カ月後に
地滑り発生。計画当初230億円→6回増額し3640億円(2009年11月時)に。住民は提訴し国は瑕疵を認めた。
滝沢ダム(秩父市)では、2005年10月の試験堪水後の6ブロック7カ所の地滑り対策工事で、アンカーだらけの景観である。
② 浅間山は活火山!! 仮にこれらの事故が発生すれば、「仕事量が増えて良し」とのご意見もありますが、ムダな公共事業は、子孫に大きなツケを残します
そこで、ダム反対を掲げる衆院選予定候補者との現地座談会です
期日: 12月2日(日)
第一部 現地見学会 10時~12時半頃まで
集 合: 10時 川原湯温泉駅
――昼食: ~13時半まで
※(昼食は各自持参。 川原畑「うどん専科 麦の香り」にても食べられます)
第二部 ダム反対 衆院選五区予定候補者との座談会 14時~15時半
糸井 洋さん(日本共産党) 小林人志さん(社民党) 【アイウエオ順 交渉中】
場所を川原湯温泉に移して、座談会開催
場所等の詳細は下記へご連絡を
2012年11月26日
12/2「現地見学会/ダム反対・衆院選五区候補予定者座談会」
まさに?お見事サマというしかないほどの、超多忙。綱渡り的な時間の費やし方でした。
① ここの処、久々に仕事にありきました。経済的には一息、つけるので助かるのですが…… 多忙を極めて働きにでることが叶わず。しかし、ここは何とか下記の事柄を消化しなければなりません。
②その最中で、ご案内する12/2の「現地見学会/ダム反対・衆院選五区候補予定者との座談会」を盛りこんだ、現地配布チラシの作成・印刷、新聞折込手配、現地新聞店持ち込み依頼。
③11/20 当会の11月定例会。
④ここで、急浮上したのが、なんと、群馬県内立候補者への八ッ場ダムアンケートの公開質問状。
幸い、これはわが部隊の若手スタッフとある切れ者の助っ人人がやってくだされたので、ほっと。でも、いろいろと細部のことは、オバさん組の出番ありで……
これらを一気にやり通さざるを得ず。
さきほど、アンケート完成間際までこぎつけて、一段落。
ようやく、ブログに時間の余裕が……
まずは、去る11/22朝に、長野原町一帯、東吾妻町の関係区域1750世帯、合計4560世帯に新聞折込をすませた、№5チラシ表面のご紹介です。
① ここの処、久々に仕事にありきました。経済的には一息、つけるので助かるのですが…… 多忙を極めて働きにでることが叶わず。しかし、ここは何とか下記の事柄を消化しなければなりません。
②その最中で、ご案内する12/2の「現地見学会/ダム反対・衆院選五区候補予定者との座談会」を盛りこんだ、現地配布チラシの作成・印刷、新聞折込手配、現地新聞店持ち込み依頼。
③11/20 当会の11月定例会。
④ここで、急浮上したのが、なんと、群馬県内立候補者への八ッ場ダムアンケートの公開質問状。
幸い、これはわが部隊の若手スタッフとある切れ者の助っ人人がやってくだされたので、ほっと。でも、いろいろと細部のことは、オバさん組の出番ありで……
これらを一気にやり通さざるを得ず。
さきほど、アンケート完成間際までこぎつけて、一段落。
ようやく、ブログに時間の余裕が……
まずは、去る11/22朝に、長野原町一帯、東吾妻町の関係区域1750世帯、合計4560世帯に新聞折込をすませた、№5チラシ表面のご紹介です。
2012年11月18日
見事な紅葉をご覧ください
写真の入力が可能になりました。
それが不思議なのです。ようやく、時間がとれ、サポートセンターにつながりましたら、なんと、こちらもちゃんとつながってしまっていたのですから…… あんなに何度も、もしかしたら、今日は直ってくれているかなと思っては試みて、ムダな時間
を費やしたのがウソのようです。
マァ、これもオバさんのオバさんたる所以として、キャパシティを越えてまで深く考えないことにしました。
ちょっと遅ればせのご紹介ですが、今月13日の打越代替地付近から、対岸を臨んだ、1号橋建設付近の全景です。
もう、散り始めて、まさに凋落の秋といったところでしょうか?
いつもは「立ち入り禁止」のロープを忠実に守って? と時間に急かれて、手前で撮っていたのでした。が、この日、道下で作業していられる方たち頭上から撮った後、顔をあげられたお一人の方と目があったので、「ごめんなさい。御断りなしに頭の上から……」と申しますと、「あそこまで行くと、全体が撮れて、とってもきれいだよ」と教えてくださいました。ご厚意に甘えて…… 禁をおかして?
撮影後、お礼をいいながら、「せめて、あのきれいな小山は、もうこれ以上崩されなければいいですね」と言いますと、「たぶん、あれは残ると思いますよ」と言ってくださいました。
でも、湛水後は、おそらく無傷とはいえません。 どうして、こんな良い処を湖水に沈めようとするのでしょうか。
またも、思います。自然の木々も、最後とさとると精いっぱいの輝きをみせるものだと。
そして、いくつもの八ッ場の名もない樹木や草花が、思い出の映像をまなかいに焼き付けてくれたまま、消えていきました。
2012年11月15日
13日の八ッ場、収穫あり
一昨日の13日、またまた八ッ場を通りました。
存分に写真を撮りました。久しぶりに1GBをSDカートを二つ、256MBを一つです。
中には、スクープ的な写真もあるのですが……
ところが、ところがです。
縮小が、できないのです。ということは、アップできないのです。
13日の晩、睡魔に襲われながらも何度も試みたのでしたが…… 格闘すること、1時間余。デスクトップにズラリと並べた縮小の写真が画面に出てこないのです。メーカーにきかなければダメなようで。
写真がないと、書けない?
こん報告記、わざわざ書く人の神経っどうなんでしょう。と我ながら感心。
本当に疲れ果ててます。
存分に写真を撮りました。久しぶりに1GBをSDカートを二つ、256MBを一つです。
中には、スクープ的な写真もあるのですが……
ところが、ところがです。
縮小が、できないのです。ということは、アップできないのです。
13日の晩、睡魔に襲われながらも何度も試みたのでしたが…… 格闘すること、1時間余。デスクトップにズラリと並べた縮小の写真が画面に出てこないのです。メーカーにきかなければダメなようで。
写真がないと、書けない?
こん報告記、わざわざ書く人の神経っどうなんでしょう。と我ながら感心。
本当に疲れ果ててます。
2012年11月11日
大量のヒ素問題、品木ダムはさらに止めるに止められず
ヒ素問題は、少なくとも10年ほど前から、指摘されてきましたし、品木ダム水質管理所の職員も、説明時には認めていました。
さきの保阪さんの追及により、、一昨年の12月から、品木ダム水質管理所はホームページに分析結果を公表しています。
ちなみに、湯川にそそぎこむ、草津の万代鉱源泉のヒ素含有量は、木田川喜一・上智大学教授の研究によれば、年間50㌧とされています。10年間で500㌧にもなります。 体重50㌔の成人一人を殺す致死量は200mg。とされています。 八ッ場だむにおけるヒ素問題を追った、『谷間の虚構』(高杉晋吾著 2010年 三五館発行)の中で、高杉さんの試算によれば、約25億人もの致死量になるということです。
中和事業は、一日も休むことはできません。
この年間維持費は約10億円と言われてきて、一昨年段階で、事務所に問うと、コスト削減により、約9億円内になっているとのことでした。
そして、現在はさらに複雑化し、もし、湯の湖の中和水が下流に流れ出すことがあれば、濃縮された大量のヒ素により、大変な問題が発生しかねません。
でも、果たしてこのまま、未来にわたって続けてよいものでしょうか?
それまでに、活火山・浅間山が爆発した際などには、計り知れない災害をもたらしかねません。
八ッ場ダムにやけるもともとの間違いは、自然界の摂理に反し、制御しようとした人間の欲に発しています。
草におおわれた土手下は、大沢川です。汚水は沢を伝って、また大沢川に流れ込みます。確かに“究極のリサイクル”とはなりますが、 ことはそんなに笑止ものではない段階にあります。しかも、これが果たして、管理型処分場とよべるでしょうか
さきの保阪さんの追及により、、一昨年の12月から、品木ダム水質管理所はホームページに分析結果を公表しています。
ちなみに、湯川にそそぎこむ、草津の万代鉱源泉のヒ素含有量は、木田川喜一・上智大学教授の研究によれば、年間50㌧とされています。10年間で500㌧にもなります。 体重50㌔の成人一人を殺す致死量は200mg。とされています。 八ッ場だむにおけるヒ素問題を追った、『谷間の虚構』(高杉晋吾著 2010年 三五館発行)の中で、高杉さんの試算によれば、約25億人もの致死量になるということです。
中和事業は、一日も休むことはできません。
この年間維持費は約10億円と言われてきて、一昨年段階で、事務所に問うと、コスト削減により、約9億円内になっているとのことでした。
そして、現在はさらに複雑化し、もし、湯の湖の中和水が下流に流れ出すことがあれば、濃縮された大量のヒ素により、大変な問題が発生しかねません。
でも、果たしてこのまま、未来にわたって続けてよいものでしょうか?
それまでに、活火山・浅間山が爆発した際などには、計り知れない災害をもたらしかねません。
八ッ場ダムにやけるもともとの間違いは、自然界の摂理に反し、制御しようとした人間の欲に発しています。
草におおわれた土手下は、大沢川です。汚水は沢を伝って、また大沢川に流れ込みます。確かに“究極のリサイクル”とはなりますが、 ことはそんなに笑止ものではない段階にあります。しかも、これが果たして、管理型処分場とよべるでしょうか
2012年11月10日
品木ダムの違法性、会計検査院指摘
管理型とは名ばかりの杜撰な品木ダムのC土手捨て場の実態が、 会計検査院がら指摘され、去る、10月3日の朝日新聞で、以下の記事が載りました。
【2012年10月3日(土) 国交省の汚泥処分場、違法 検査院 「水防ぐ溝ない」】
http://www.asahi.com/national/intro/TKY201210020791.html?id1=2&id2=cabcbaad
ご存知の方は、よく知っていられるので、あまり事細かに記すのも……
で、記事の背景骨子を以下に簡略に。
八ッ場ダム造るためには、ph2~3の強酸性水を中和しなければなりません。
① 1952年、八ッ場ダム建設計画がもたらされましたが、吾妻川はむかしから“死の川”と呼ばれていた強酸性の川筋で、
魚も棲まず、ダムを造ってもコンクリート壁はもたない状況でした。
② ために、棚上げになり、水没地住民は喜びました。
③ しかし、国と群馬県は密かに対策を講じ、県南部に無尽蔵にあった石灰を投入して、ph2→ph5程度に緩和する、「中和」を生みだしました。“死の川をよみがえらせた世紀の大発見”として、岩波映画の優秀作品にもなっています。
④ まず、新潟県境から流れ込み、吾妻川に合流する白砂川に手をつけ、旧六合村に「湯の湖」を、草津温泉のお湯が流れ込む湯川沿いに「品木ダム水質管理所」を完成させ、1965年から稼働させています。
⑤ 具体的には、草津温泉からの湯水処理の湯川と、白根山湯釜周辺の強酸性の流れを源流とする矢沢川上流で、石灰ミルクを合計1日60㌧も投入して、「中和」しているのです。この二つの川と、現在では中和をやめている大沢川が、湯の湖に溜められています。
⑥ ただし、湯の湖の汚泥の堆積は、他所外に進み、周辺一帯の雑木林を切り開いて土積みしてきたのです。
⑦ というのは、温泉水にヒ素はつきものとされています。堰止めなければ、人体に影響のない微量のまま、渋川市で利根川と合流して、さらに薄まって太平洋に注ぎ込んでいきました。
⑧ 浚渫された汚泥には、大量のヒ素があります。
ですので、品木ダム堤の下流には捨てられず、上流の六合村の雑木林に捨ててきたのです。A・Bの土捨て場は満杯となり、現在は大沢川沿いのC土捨て場にすてています。
⑨ しかし、単に野積み。管理型にはほど遠い違反行為なのです。汚水は、そのまま大沢川に流れ落ちます。そして、湯の湖からまた浚渫して、C土捨て場に戻ります。これを国交省は“究極のリサイクル”と呼んでますが、より濃度は濃くなるわけです。
ーー Cど捨て場は朝日新聞記事中のカラー写真、手前の白茶けた部分で、右上隅の青い湖が、湯の湖。写真右手の下方は大沢川ですーー
⑩ 群馬県は管理型処分場としては、違法であることを承知で、認可したのです。
この事実は、保阪展人さん作成のビデオに詳しく実証されてます。
後藤克己群馬県議会議員が、群馬県庁の職員だった時に、そのことに疑義をとなえたことが語られています。その後、後藤さんは移動になり、いつの間にか、許可されてしまっていたのです。
(ビデオは当方にもありますので、ご連絡くださればお貸しします)
朝日新聞の記事は、この管理型処分場は違法であると指摘しているのです。
従って、建設に要した2億9千万円の違法性を指摘しています。
さて、最も、問題で怖いのは、大量のヒ素の含有のことです。
かなり、長くなりましたので、次回に具体的に記します。
【2012年10月3日(土) 国交省の汚泥処分場、違法 検査院 「水防ぐ溝ない」】
http://www.asahi.com/national/intro/TKY201210020791.html?id1=2&id2=cabcbaad
ご存知の方は、よく知っていられるので、あまり事細かに記すのも……
で、記事の背景骨子を以下に簡略に。
八ッ場ダム造るためには、ph2~3の強酸性水を中和しなければなりません。
① 1952年、八ッ場ダム建設計画がもたらされましたが、吾妻川はむかしから“死の川”と呼ばれていた強酸性の川筋で、
魚も棲まず、ダムを造ってもコンクリート壁はもたない状況でした。
② ために、棚上げになり、水没地住民は喜びました。
③ しかし、国と群馬県は密かに対策を講じ、県南部に無尽蔵にあった石灰を投入して、ph2→ph5程度に緩和する、「中和」を生みだしました。“死の川をよみがえらせた世紀の大発見”として、岩波映画の優秀作品にもなっています。
④ まず、新潟県境から流れ込み、吾妻川に合流する白砂川に手をつけ、旧六合村に「湯の湖」を、草津温泉のお湯が流れ込む湯川沿いに「品木ダム水質管理所」を完成させ、1965年から稼働させています。
⑤ 具体的には、草津温泉からの湯水処理の湯川と、白根山湯釜周辺の強酸性の流れを源流とする矢沢川上流で、石灰ミルクを合計1日60㌧も投入して、「中和」しているのです。この二つの川と、現在では中和をやめている大沢川が、湯の湖に溜められています。
⑥ ただし、湯の湖の汚泥の堆積は、他所外に進み、周辺一帯の雑木林を切り開いて土積みしてきたのです。
⑦ というのは、温泉水にヒ素はつきものとされています。堰止めなければ、人体に影響のない微量のまま、渋川市で利根川と合流して、さらに薄まって太平洋に注ぎ込んでいきました。
⑧ 浚渫された汚泥には、大量のヒ素があります。
ですので、品木ダム堤の下流には捨てられず、上流の六合村の雑木林に捨ててきたのです。A・Bの土捨て場は満杯となり、現在は大沢川沿いのC土捨て場にすてています。
⑨ しかし、単に野積み。管理型にはほど遠い違反行為なのです。汚水は、そのまま大沢川に流れ落ちます。そして、湯の湖からまた浚渫して、C土捨て場に戻ります。これを国交省は“究極のリサイクル”と呼んでますが、より濃度は濃くなるわけです。
ーー Cど捨て場は朝日新聞記事中のカラー写真、手前の白茶けた部分で、右上隅の青い湖が、湯の湖。写真右手の下方は大沢川ですーー
⑩ 群馬県は管理型処分場としては、違法であることを承知で、認可したのです。
この事実は、保阪展人さん作成のビデオに詳しく実証されてます。
後藤克己群馬県議会議員が、群馬県庁の職員だった時に、そのことに疑義をとなえたことが語られています。その後、後藤さんは移動になり、いつの間にか、許可されてしまっていたのです。
(ビデオは当方にもありますので、ご連絡くださればお貸しします)
朝日新聞の記事は、この管理型処分場は違法であると指摘しているのです。
従って、建設に要した2億9千万円の違法性を指摘しています。
さて、最も、問題で怖いのは、大量のヒ素の含有のことです。
かなり、長くなりましたので、次回に具体的に記します。
2012年11月08日
錦繍の八ッ場の紅葉、見て見てとばかりに迫りくる
写真は、表題の紅葉の見事さとはまったく関係なしの、ある場所に10月半ばに出現した光景。うす暗がりの中で、撮ったので、なんだか、気持ちまでめいるような一葉となりましたけれど……(写真は「枚」といわず、確か「葉」なんですよね)
両側の白い布団のようなのは、何だと思われますでしょうか?
場所のみ種明かしをしておきますと、これは川原湯温泉駅前から温泉街に向かう、左手にあります打越沢です。昨年8月7日の大雨による決壊の時の打越沢の大水は、本来はここに流れて吾妻川に注ぎ込むはずなのでした。画面が暗くておわかりになりにくいでしょうが、斜面の中央をのたくっている黒いパイプがそれです。
実は、下記のようにカメラを忘れなければ、撮り直しをしておくつもりでいました。
今日は久々の仕事、その仕事始めのために草津町に向かうため、八ッ場を通りました。
ところがです。
途中の榛名湖畔で、2週間前には、まだ緑色だったカエデの紅葉があまりに見事なので、カメラに収めようとして、愕然。
たぶん、吾妻渓谷の紅葉は、今年はパットしなかったけれど、たぶん、ややピーク過ぎの最後の時だろうから、少し早めに出て、午前中の輝く陽射しの中で、撮っておこうと心づもり。
昨晩から用意周到に充電までして、今朝は食事前にいつもの撮影道具一式の袋の中にいれ、準備怠りなかったまでは良かったのでしたが、急に午後にお訪ねする予定のところが、午前中までいしかいらっしゃらないとなり、慌てて、直ちに向かったのでしたが、その気ぜわしさに追われて積み忘れてしまったのでした。
そうなると、現金なもので、収録できないのなら、紅葉が終わりかけていても苦にならず、むしろ色あせていてもらっていた方がスッキリ。
でも、八ッ場に入り、川原湯温泉駅新築工事付近から、対岸をみると、まさに錦の形容そのものの美しさ。それよりも何よりも、少し進んできた工事風景を収めなければなりません。豊田牛乳さんの入り口の敷地にも杭が打たれ始めていました。で、不慣れな携帯で撮影。でも、落ち着いて仕様書を読まないと、残念ながら、パソコンに写す技術がありません。
その紅葉の美しさは、湖面2号橋を走り、横壁の丸岩山に向かう際には、最高潮の花やぎ。迫りくる山々の沢筋の暗がりの陰影までがくっきりと視界に入り、あんな場所で、お弁当を広げたり、寝っ転がって青い空を見つめられたら、まさに至福の喜びだろうなと思えたものでした。
まるで、一つ一つの木々が、「ねぇ見てみて、私、とってもおめかししているんだから」と身をのりだすように感じられました。
2012年11月07日
民主党政策進捗報告会に行って、文句を言おう!
皆様、ご存じのこととは思いますが、
11/3の新聞各紙に、Ⅰ頁分の広告にて、民主党・野田総理の顔写真入りで、以下の呼びかけがありましたのをご覧になられた方も多いと思います。
こういう場に出て、迷走だらけで、よくもここまで国民感情を裏切り続けてくださった民主党さんに、“文句”を言うのって効果ありますでしょうかしら?
http://minshu2012.jp/
既に一部地域、では、先ほど18時で応募締切になってしまった会場もありますので、取り急ぎお知らせします。
なお、埼玉は、10日→17日に変更なりましたので、まだまにあいます。3日の段階では、会場未定でしたが、決まったようです。
容量の問題が、気がかりですが、52億円もの建設費で出来上がる、湖面1号橋の橋脚P1の部分の去る1日の進捗具合を。アラ、「1」が3ツも重なった!!
あの時も、中止をいうのなら、全てをピシャッと凍結すれば良かったのでした。グズグズとみるも無残な崩れ具合の原点でした。その点、とかくの批判はあっても、真紀子さんは筋が通っている。※ところが、なんと撤回したとのこと。まさしく、迷走民主党のまぎれもない一員に゜なっちゃった!
2012年11月07日
JR線、横壁~長野原草津口間の進捗状況
【撮影日は11月1日】
先日来、川原湯温泉駅の新設問題をお伝えしてまいりましたが、その延長上にあります、横壁地域~鉄橋をわたって、長野原草津口へ向かう、JR線の進捗状況を。
写真の奥に坑口が見えます。そして、写真の見えない手前には工事用のう回道路を挟んで、完成した陸橋があります。
1日の日、作業員さんに「いつ頃、ドッキングですか?}と問いましたところ、「わからない」とのことでした。
※【前記事の記述にミスについて】
前回記事の上湯原地区のお地蔵さまついて、認識ミスによる誤記がありましたので、冒頭に【追記】として、記しておきました。ご寛容のほどを。
2012年11月05日
その名も哀し、天明三年の?流れお地蔵様
【追記】
お地蔵様のある場所の正式名は「湯原観音堂跡」だそうです。天明3年の浅間山の噴火によって、お堂と古碑が流れてきたのだそうです。
しかも、馬頭観音やお地蔵さまは1802(享和2)年のもの。千手観音は1788(天明8)のものでした。
ということは、天明3年は、1783年ですので、流されてきたのはお堂で、それらの供養と、この地の安泰を願って、上湯原この土地の方、おそらくT家のご先祖たちが供養の意味で、建てられたのだと思います。
従って、表題の“流れ地蔵”の表現は、不適切でした。
時間に急かれたとはいえ、きちんとした検証なしのうろ覚えの知識にて記しましたことをお詫び致します。
川原湯温泉上湯原地区にある、ある御一族の墓地です。
ここはまだ、移転しませんが、もう墓地移転の先祖供養はすんでますので、近々だと思います。ここには、とってもお世話になった方の墓石もあり、先年の秋には、ご報告をかねてお墓参りをさせて戴きました。一日の日、それ以来、ひさしぶりに拝まさせて戴いた次第です。
これらの墓石のつきた処に、お地蔵さまが見え隠れするのが、とらえられますでしょうか?
その前はJR線の鉄路で、8㍍ものコンクリート壁があります。
次に、そのお地蔵様たちのみの写真を。
墓地の持ち主の方やガイド本によれば、天明3年(1783)年の浅間の大噴火で、ここまで流されてきたのだそうです。現在のご当主で19代目だとかの、T家の代々の皆さんによって、この地で厚く大事に守られてきましたが、ついにここも安住の地ではなかったようですね。
正式名はなんとお呼びするのだったでしょうか?
勝手に“流れ地蔵様”なんて、呼びしましたら、カワイソウですよね。
浅間山は、まぎれもなく活火山。
どうか、お地蔵さまたち、この地を必死でこの先も守り抜いてください!!
お地蔵様のある場所の正式名は「湯原観音堂跡」だそうです。天明3年の浅間山の噴火によって、お堂と古碑が流れてきたのだそうです。
しかも、馬頭観音やお地蔵さまは1802(享和2)年のもの。千手観音は1788(天明8)のものでした。
ということは、天明3年は、1783年ですので、流されてきたのはお堂で、それらの供養と、この地の安泰を願って、上湯原この土地の方、おそらくT家のご先祖たちが供養の意味で、建てられたのだと思います。
従って、表題の“流れ地蔵”の表現は、不適切でした。
時間に急かれたとはいえ、きちんとした検証なしのうろ覚えの知識にて記しましたことをお詫び致します。
川原湯温泉上湯原地区にある、ある御一族の墓地です。
ここはまだ、移転しませんが、もう墓地移転の先祖供養はすんでますので、近々だと思います。ここには、とってもお世話になった方の墓石もあり、先年の秋には、ご報告をかねてお墓参りをさせて戴きました。一日の日、それ以来、ひさしぶりに拝まさせて戴いた次第です。
これらの墓石のつきた処に、お地蔵さまが見え隠れするのが、とらえられますでしょうか?
その前はJR線の鉄路で、8㍍ものコンクリート壁があります。
次に、そのお地蔵様たちのみの写真を。
墓地の持ち主の方やガイド本によれば、天明3年(1783)年の浅間の大噴火で、ここまで流されてきたのだそうです。現在のご当主で19代目だとかの、T家の代々の皆さんによって、この地で厚く大事に守られてきましたが、ついにここも安住の地ではなかったようですね。
正式名はなんとお呼びするのだったでしょうか?
勝手に“流れ地蔵様”なんて、呼びしましたら、カワイソウですよね。
浅間山は、まぎれもなく活火山。
どうか、お地蔵さまたち、この地を必死でこの先も守り抜いてください!!
2012年11月04日
色づく八ッ場……
川原湯打越代替地から、対岸の川原畑をのぞみました。
実は、鹿飛び橋のところは、まだ緑濃い樹々でした。まだ紅葉のピークには、早いようですね。それに今年はのは、どことなく色合いがスッキリしていません。
http://www.asahi.com/national/intro/TKY201210020791.html?id1=2&id2=cabcbaad
2012年11月03日
自力のオリジナル生活再建は、起業。中島さん、うどん屋開業
先程、NHK「特報首都圏」の「輝け、第二の人生」において、「増えるシニア起業家 新たな仕事への挑戦」なる番組がありました。今朝もちょっと流れていました。その中でウドン屋さんに挑んだ73歳の男性がいらっしゃいました。
そこで、わが八ッ場版起業家のご紹介を。
見事に定年後の第二の人生を歩きだされたのは、川原畑生え抜きの、中島泰さん。川原畑地区代替地で、うどん屋さんを開業されたのです。お年は、テレビの方より、少なくとも10歳以上はお若く、60歳くらいではないでしょうか?
うどん教室で、学ばれた後、本場讃岐で、約1ヵ月間余、修行されたそうです。
これも、一つの、オリジナル生活再建の一策とよべると思います。
麺のシコシコ感と旨さ、盛り付けの斬新さは、抜群。
昨日1日の昼どきは超満員でした。
肝心のお店の名前は、
うどん専科麦の香り
モットーは、「打ち立て ゆでたて」
さて、マスコミの皆さんと一緒だった先月11日、昼をすぎてどこかでと想って、川原畑にできた、吾妻渓谷・滝見橋の上で、最も遅くまで営業されていた名代のお蕎麦屋さんの新店舗に向かいました。そば屋さんの駐車場に車を止めかけて、ふと左手をみると、なんと、開店祝いの花輪がズラリ。ウドンが大好きという方もいて、方向展開して、新装のうどん屋さんへ、吸い込まれるように。
入口で、感じのよい応接をしてくださった女性の店員さんに、「どなたか、地元の方のお店ですか?」と問うと、「ハイ」とおっしゃられるではありませんか。
店員さんが「呼びましょうか」とおっしゃる。慌てて「いいえ」と手をふった次第。
だって、当方、悪名高い「ダム反対女」なんですから…… どなたなのだろうか、内心、ダム推進派の方で厭な顔でもされたらとびくつきつつ、歩を一歩進めると、厨房から、顔をだされた方の顔を見て、互いにアラッ」と言った感じで立ちすくみました。そして、スラーっと口をついて出たお名前は「……中島さんですよねぇ」と。
実は、古いおつきあいなんです。
「国交省に約束を守らせる会」の初期のメンバーさんなんです。その後はお仕事の関係で、おみえになれなくなりましたけれど…… そして、川原畑地区代替地移転後は、地域の役員としてのお立場もあってか、少なからずの苦言も頂戴したこともありましたが……以来、お目にかかる機会もご消息も知らずに時が流れてました。
でも、お目にかかった頃の和気あいあいのなごみの空気が時を経て、またながれました。
もうすっかり、うどん屋さんの主の堂々たるご風格ですね。サラリーマンさんだった時とはお顔も雰囲気も異なられてました。
当面のメニューは3種類。
① 11日は、野菜天 680円を。
② 昨日は、えび天 880円とコーヒー200円を。
えび天はえび中4本とその間には、細長いモチが放射状に。そこに、熱い出し汁をかけて食べます。
③ 残る一品は(まだ食べていないのですが)天かす入りとかで 500円。
けれど、盛り付け斬新な、その究極のメニューの写真が撮ってないのです。
奥の座敷で戴いた初回は、話に夢中で、打ち立たて、載せたばかりの花カツオがシナシナと変化する様に歓声をあげましたが、撮影をせず。というより。当方のカメラは電池忘れで使用不可。プロカメラマンさんは別の場所でした。
1日は、川原湯温泉で作ったばかりの温泉たまごにミカンを持参。こんでいる席をさけて、待合室でミカンをたべながら、みんなでワイワイと話が盛り上がっていて、すいてきても、その席で戴くことに。なお、温泉卵は店員さんにお断りしたら、気持ちよく、「いいですよ」とのことで、皿にもったおうどんの上に温泉卵をわって、またガヤガヤと。禁止語ではなく、こういう快諾は心なごませ、このお店と長くお付き合いしたいなという気持ちにさせますね。
そこへ運ばれてきた、打ち立て出来たての旨そうなのに加え、まるで冷やし中華のようなエビ天とお餅が放射状に並んだ盛り付けに惹かれて、なりり構わず思わず、食べ始めてしまった次第でした。
三、四口たべ、温泉卵も崩してしまったのはいうまでもなく、格好よくのっていたエビ天まで手をつけてしまってから「あっ、写真!! 撮っておこう」となった次第。
で、小さく小さく載せます。※、本当はこんなの止めた報が良いか迷うのですが…… 次回には食べる前に撮ってきて、ご紹介します。
同行の食べ歩き好きなうどん通の方たちも、「おぅー」と歓声をあげ、次に「旨いな」と発し、「これなら、ヒトを案内できるな」と言ってました。
また、木の香もただようトイレはゆったりとぜいたくな作りで、ほっとする空間でした。男性トイレも最初に席をたったご年配男性は「きれいなトイレだぞ」と感激。トイレ一つにも、その感じのよさに一同好評でした。
前回は取材ごとで長居をしていましたら、なんとお店の皆さんの昼食の時間になり、コーヒーのサービスまで受けてしまい、大恐縮。
そして、この日も込み合っていた店内が閑散となり、またも最後の客となりそうなので、一同をうながし腰をあげかけたら、「ちょっと待ってない」とおっしゃって、「試作段階なので、味見を」との、手づくりコンニャクを運んでくださいました。しかも、同行の皆さんには「長いつきあいなんですよ」と当方の立場に色添えまでしてくださって……
民芸調の店名入りのだ円形の平皿に盛りつけられたみそ田楽を一目みて、思わず「このコンニャク、〇〇さん家のお味と同じでなつかしい」と言ってしまいました。八ッ場へ通い始めて以来、手づくりコンニャクづくり名人の〇〇さんのお味になれてきていたのでしが、ご高齢の現在は、もう味わうことのできなくなっていた柔らかコンニャクのなつかしさなのでした。
味噌ダレもまた、今でも舌先にのぼる旨さです。
近々、メニューにくわえられるものと思います。
ともかく、さわやかな渓谷の風の吹き抜ける感じの良い、山里のお休み処です。
是非、おたちよりくださって、ご賞味ください。
周辺の景色もまた抜群!!
場所は、末尾の写真の右手にある茂四郎トンネルを出て、すぐ左手奥。
手前のニ階建てのお店の、その奥です。
2012年11月02日
地元軽視の国交省の態度如実! 相談なしのJR駅舎工事
【昨日11月1日の滝見橋から下流方向の写真です。去る26日の同一地点との紅葉の比較を。なお、昨日も多くの観光客がおとずれていました。転流工の説明を致しますと、皆さん、異口同音に「こんないいとこ、もったいない」「ダムなんて、要らない」とおっしゃってました。吾妻渓谷の自然美で、これだけの観光客が全国からみえるんです。当方がご案内のご一行も語ってましたが、ダムでは観光客を呼べず、猿が京の赤谷湖と同じになるのは必定!】
以下は、当方の情報収集に基づくものですので、ニュアンスの相違や事実に反することがありましたら、お詫びいたします。
JR問題には、水没当時者のある方も大変、立腹しています。
会議の都度、複数の地元民は「JRの、駅舎の工事は?」と問うてきた経緯があるのだそうです。
必ず、国交省の返答は「地元の皆さんとよく協議して薦めます」と言ってきたのだそうですけれど、ところが、事前協議など何一つなく、突然、「工事開始の回覧板を回して欲しい」と川原湯地区の区長にある会合の席で手渡したということです。
で、水没当時者として、この間、切実かつ建設的な意見を吐いてきたのに、それらの多くが実現しなかったという、この方は経緯に立腹し、「区長権限で、回覧板は廻さない」と配布を保留した経緯がありました。
その後、地元の有力者、JR関係者、役場のダム対策課に問いましても、何も事前協議はむろん、連絡を受けていないとのことだったそうでした。
そして、23日の八ッ場ダム対策会議の席での説明と資料配布とちなったという経過がありました。
同地区のある地権者は、「JRは一私企業だよ。いわば、個人会社なんだから」と寛容なご意見はあります。確かに企業です。でも、かの東電と並ぶ、一般私企業をこえた存在であることは自明の理。
で、仮にJRには、地域に対する説明責任はないにせよ、その前に、JRに国税約252億円もの大金にて、仕事を依頼した国交省の説明責任はあるはずです。
では、国交省八ッ場ダム工事事務所の言う通り、私たちが情報公開をとる際、どこに連絡すればよいのでしょうか?
しかも、ヒトのいのちを預かる、国民のライフスタイルに不可欠な国鉄線である。
なお、250億円余の予算は、2004年時の拙著刊行の際に、国交省に問うて、聴いた金額である。
それ以前の2002、3年の頃のことと記憶するが、八ッ場ダム工事事務所の当時の副所長・小暮さんは、「八ッ場ダムを考える会」が国交省の車で現地見学をこころみた際の講師として、バスの中での説明時に、「東電さんに〇〇〇億円。JRさんにも〇〇〇億円」と高揚して話していた。その態度を「まるで、自分の懐から出してあげるみたいね」と評していた会員がいたのを鮮明に想いだす。(当時のテープを探し出せば、記録は残っているはず)
仮に、JRは無関係といえども、最終管轄責任は、国土交通省にあることは必定。
たかが、予定の定まっていた既成事実づくりの次の一手の駅舎建設といえども、この一事をもってしても、数々の約束ごとを反故にし続け、地すべりの危険性のある、代替地を平然と用意した、地元民軽視の態度は如実だ。
水没当時者のこの方が、じっと耐えてきた怒りは、まさしく本物である。
これだけ、虐げられてきて、怒らない住民のほうがおかしい。
皆さまのご意見をもとめます。
2012年11月01日
JR約252億円は国税なり。発注した国は説明責任なしは何事ぞ
まずは、千歳新橋からの秋景色です。
昨日、土地の方の言うこと鵜のみして、今がハイライトなどと記しましたが、まだまだでした。鹿飛び橋ではほとんど色なし。
車に待ってもらっていて、大急ぎで撮ったものですから、昨日の上毛新聞の写真より、落ちますね。しかも、午後でしたので、影ができてました。でも、撮った上に、ここにあえて掲げた次第です。……新聞では木の葉一枚一枚の輪郭もくっきりでしたから、カメラの性能によることは明らか。ここでも、?資本力の差を見せつけられる思いです。アハハ。
さて、今日のJR駅の工事現場なんですが……
始まったといえるような、いえないような、まぁ、下の写真をご欄ください。鉄路での作業はとても、駅舎の工事とは思えません。
次の、町道上の写真の作業は、国交省の制服をきていても、頼まれたとかの建設業者とかによる工事風景。どこが、建物の工事となるのか、問うても、「さぁ、わかりません」とのこと。
JRへの発注工事は国交省には説明責任なし?
26日に、「どんな設計図なのか見せて欲しい」役場のダム対策課に行ってもわからないとなって、「詳しいことは国交省さんに聴いてください」となった。
で、国交省八ッ場ダム工事事務所に行くと、出てきた若い職員は、「JRにお願いしたことなので、そちらに」となった。
そこで、
①JR線といえども、発注母体は、国交省ではないか
②建設総額、約252億円(2003年頃の発表額)はどこから、でているのか。国交省が払っているわけであろう
③それは、国民の税金である
しかも、「情報公開を採れ」とは、何事ぞ。
「だったら、一発で情報公開の全資料、設計図も経費もわかる、模範開示文書を示せ」と言いかけてみたが、この若い職員をせめても仕方なく、 まずは、「管轄はどこなのか調べて、連絡をくれ」と伝えて閉庁間際の同所を後にした。
実際、この間、お世話になってきた一人一人の職員は、本当に誠実な人柄なのであった。が、組織の中の一員なのだから、せめても仕方ない。
帰途の道で、うっかりして、いつから工事が始まるのか、写真を撮りにくるためにも確認したかったのに、国交省で問うのを忘れたの想いだした。
で、再び、道筋にあたる、長野原町役場ダム対策課により、問うと、一切わからないとのこと。「〇〇さん、あなたの言うこと信じていいかしら」と凝視すると、「そう思ってもらっていいです。本当にここには何の連絡も入らないのですから」との由。事実、今回は町には連絡が無かったらしいのだ。
ほどなく、国交省から携帯に電話が入った。車をとめている際に切れてしまったのでかけ直すと、「本日の業務は終了」との録音。でも八ッ場へ移動したばかりという職員は、律儀にもまたくれた。
答えは「JRにお願いしたので、ここではわかりません」との同じ返答。
争っても仕方なく、「じゃあ、JRのどこに、例えば高さ鉄道管理局とか、問えば良いのか調べて、週明けに電話をくれ」と伝えた。
ところがである。月・火とまったが、連絡なし、で、火曜日夕方、しつこく怒り口調で電話した。
「やはり、JRさんにお願いしたことなので、国交省ではわからない」との一点ばり。上司からの命令で、そうしか答えられないのは立場はわかるが、国の姿勢に腹がたってきた。
こちらの力の程度を見て、見くびるのもいい加減にしろと。
」