グンブロ広告
ビジネスライセンス料 3,000円/月
飲食関連事業用 ライセンス 毎日1セット広告 1,600円/月
お問い合わせは、 info@gunmawen.net本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。2015年11月16日
教育の場をなんと心得る
この一か月に事態は動くでしょうし、また動いてもらわなければなりません。
となると色あせてしまいます。
そこで、これまでの記述内容と重複部分もありますが、ここに掲げさせてもらいます。なお、重複するのは当たり前。だって、時間に追われてあちこちから引いてきて、手を加えたものだからです。
でも、その会報の会員さんにマッチするよう、「教育」にしぼった書き方に徹したつもりです。
//////////////////////////////////
八ッ場 癒しの風俗詩
第32回 有害スラグ撤去――教育の場をなんと心得る
恒久の平和を願い、子供たちの健やかな成長を願うのは世界中の共通の願いであろう。その意味で教育の場での安全性の確立は、今を生きる大人社会の責務に近い最優先課題であろうに……
前号の第31回にて、群馬県はようやく9月7日、大手鉄鋼メーカー「大同特殊鋼」(本社:名古屋市)の渋川工場(群馬県渋川市)から出た鉄鋼スラグに環境基準を超える有害物質が含まれていたとして刑事告訴。群馬県警は11日、大同特殊鋼の本社・渋川工場、「佐藤建設工業株式会社」(スラグ販売 渋川市)など関連会社への強制捜査を実施したことを記させて戴きました。
そして、今月13日開催の国・県・渋川市による「第三回鉄鋼スラグに関する連絡会議」での決議が、翌
14日に報道され、多くの方がご覧になられたことと思います。
「撤去に関する全費用は企業負担」の報道には、安堵なされ「良かった」とお思いではないでしょうか?
しかし、具体的な内容については、怒りがわきます。
この【鉄鋼スラグに関する連絡会議】は全3回実施されてきました。クリックして戴ければ一目瞭然、メンバーは全て行政関係者。「一般の方には公開していませんが、審議は、報道機関を通じて公開させていただき」でした。
第1回2014/11/6 http://www.pref.gunma.jp/06/h8000223.html
第2回 2015//1/28 http://www.pref.gunma.jp/06/h8000234..html
第3回 〃 11/13 http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kikaku_00000349.html
報道各紙を熟読して戴きたい。
朝日新聞報道にみる、渋川市の場合、
➀72カ所の工事でスラグが使われ、②うち49カ所で有害物質が基準
値を超えた。③路面が波打って危険な市道など9カ所で撤去し、④露出
した32カ所は盛り土や舗装で覆う。➄市内4校の小・中学校の駐車場
などでも使われていた。基準値は下回ったが子どもの口に入る恐れもあ
り、舗装して表面を覆う。
渋川市の、中学校体育館学校関連敷地、遊園地、周辺国道には、大量の有害スラグが埋まっている!!のは、今や周知のことである。為に写真のように立入禁止にしてきたのではなかったか。信頼できる調査関係者によれば混じれっけなしの生一本の有害スラグが投入されている由。
舗装やコンクリートで遮蔽したとしても、雨水などと反応すれば膨張するスラグの特性にて、現実に上武国道その他の道路が、隆起し築30年の民家の亀裂や傾きの著しいこともまた厳然としている事実なのである。
13日午後のNHKニュースのテロップにも「(環境基準をみたす) 学校で使われている場合 表面を覆う」とありましたが、仮に環境基準をみたしていても本当に「安全」といいきれるのだろうか? 調査にも疑義を覚えます。この間の行政と大同特殊鋼の癒着度が浮上します(因みに愛知県の規制は当県より強い)
次世代を担う子供を産み育て、手づかずの自然環境を守り手渡したい女性の一員として、学校関連施設や遊園地にも多量に用いられてしまった有害スラグに対し看過できません。全面撤去が妥当です。
今回の軟弱、惰弱な決定に「カラ出張」「政務調査費の使途金実態」など、数々の不正を果敢に暴き続けてきた、「市民オンブズマン群馬」のブログでは「高額納税者である大同特殊鋼に対するご機嫌伺い」と断定しています。http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1799.html#readmore (11/15付)
さらに、http://pink.ap.teacup.com/applet/ogawaken/20151109/archive (11/9~)も併せて
ご覧を。実は国が前橋渋川バイパスの半田地区の囲み柵の中で行っている工事は、有害スラグにより汚染された管の入れ替えや補強対策であり、採取した小石は基準値を超えたという衝撃的なレポートです。
なお渋川市と大同との癒着度は、➀有害スラグ約75万㌧中50万㌧の捨場として、市内大崎の河川敷を提供。未だ撤去されず。②撤去に市費約2450万円を使った事実を知った市民層が、2014年秋住民監査請求を行い、却下後に本裁判に持ち込んだ途端、市が大同特殊鋼に働きかけて負担を申し出させた経緯があります。
さらに県には、大同特殊鋼・同エコファーム・佐藤建設工業等による働きかけに屈し「有害スラグ」を法律上で規定された「再生砕石」だと偽り、拡売に便宜を与えるお墨付き文書を2010年10月15日付で行政機関に通知しています。この前代未聞の後押しによって有害スラグが県内各地に急速に拡大していったのは否めない事実でした。
加えて国もまた、前述の国道のカモフラージュ工事や、八ッ場での手ぬるさなど、然りなのですが、次回に。
富岡製糸場の古き良き遺産保存にお力を注がれ、方や吾妻渓谷破壊を強く推進しつつも、観光立県をご提唱中の知事を仰ぐ当県の一員として、これ以上の禍根を残してはならじと抗議の必要性を感じています。どうぞお力添えを。
2015年11月15日
抗議集会もしくは抗議声明をだそう! 渋川市よ、教育の場を何と心得る
10/1の見学会の際、説明が誤っていました。
その後、活字にするにあたり、いぶかしかったので複数の方に確認したのでしたが…
2016年2月に、スラグ分析一覧表をみて、やはりミスと気づき、渋川市に問い合わせて、誤認を確認したしだいです。
※詳細は、2016年2月3日 ➀渋川市さん、スラグ使用場所は「オール完全撤去」でなくて、本当にいいの?の文中で、顛末と派生事項を記してあります。
写真は、有害スラグの敷き詰められた、渋川市役所にほど近い中学校体育館の駐車場。
現在は立入禁止となっている。関係者によれば、「生一本のスラグ」と呼んでいられた。つまり、まじりっけなしの大同特殊鋼直の毒スラグなのである。
なのにである。
なんと、13日開催の「第三回鉄鋼スラグに関する連絡会議」の渋川市からの出席者のご面々は、
市民部長市民部
環境課長建設部長建設部
土木管理課長建設部
都市計画課長
主に地元行政である、これらの方の意思にて、渋川市のスラグ問題は、以下のように決まってしまった。
朝日新聞報道にみる、渋川市の場合、
➀ 72カ所の工事でスラグが使われ、
② うち49カ所で有害物質が基準値を超えた。
③ 路面が波打って危険な市道など9カ所で撤去し、
④ 露出した32カ所は盛り土や舗装で覆う。
➄ 市内4校の小・中学校の駐車場などでも使われていた。基準値は下回ったが、子どもの口に入る恐れもあり、舗装して表面を覆う。
この④と➄をご覧戴きたい。
ことは子供の健やかな生育を育む、教育の現場である。
露出していて、危険だから立入禁止にしているのではなかったか。それをコンクリートで覆えば、事足りねというのは、どういう料簡なのだろう。
しかも、コンクリートをも溶かし、水と反応して、舗装道路を隆起させる有害スラグなのである。
大同特殊鋼・佐藤建設工業には、当然、幾ら経費がかかろうと、完全撤去を行う大きな義務がある。インチキをすれば、計り知れない弁償金と責任が伴うことを思い知らせなければならない。
それを恐らく、大口納税企業として、行政がご機嫌取りをして良いのか!!
……渋川市民の皆さん、怒らなくていいのですか?
渋川市民でなくとも、私たちも怒りが収まらない。
この決議に同調した国と県も、同質同量の罪がある。
そこで、当会は緊急動議をくりだし、来る11/17の定例会で提案してみたいと考える。
急な呼びかけだけれど、心ある皆さん、是非、 ご参加願いたい。
STOP八ッ場ダム 第 「定例会」
日時: 11/17(火)19時~
場所: 高崎市市民活動センター ソシアス
内容: 大同特殊鋼問題について
2015年11月14日
緊急抗議! スラグをコンクリートで覆うなんて!
昨日の第3回の様子を伝える各紙の報道を。各紙とも批判性はありません。
極めてお粗末な内容でした。
それも仕方ありません。末尾に掲げたこの連絡会議のメンバーは、国・県・渋川市からの役人メンバー。いわば同一円周上の方たちで、少しでも「大同特殊鋼」の負担を少なくすることに腐心しているようにも感じられませんか? 恐らく(あわよくば、関連企業への天下り的な再就職を考慮して)恩をうろうとしているとしか思えない、困った公務員さんたちばかりのようですので…… これは行政機関のお家芸的処世術のようです。
それにしても、
➀ どうにして、地下に埋めたスラグを全量調べずして、それが有害なのか、そうでないのか判別できるのでしょうか?
② もし、安全とみなして、なんで、コンクリートでも溶かす有害スラグの上に舗装して被えば、それですむのでしょうか?
実は現実に、「市民オンブズマン群馬」さんの精力的な調査による追跡で、東吾妻町の荻生地区内の農道では、明らかに有害無声のあるスラグの上に、舗装をしてしまっているのです。
次のオンブスマンのサイトの中頃から末尾にかけての記述、その他荻生地区の記事をご覧ください。「舗装で大同の有毒スラグを覆い隠すのではなく、有毒スラグを全部撤去することが肝要です」と強く申し入れた旨が記されています。
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1313.html
【6月10日に開示された大同スラグ施工工事27件中6か所のみ測定した県土整備部の事無かれレポート内容 スラグ不法投棄問題】
また、最近の記述、上部国道のスラグのカムフラージュのインチキ補修工事の迫真の記述をご覧ください。
【鉄鋼スラグに関する連絡会議】
第1回 平成26年11月26日 http://www.pref.gunma.jp/06/h8000223.html 、
第2回 平成27年1月28日 http://www.pref.gunma.jp/06/h8000234.html
第3回 〃 11月14日 http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kikaku_00000349.html
/////////////////////////////////////
【上毛新聞一面 2015年11月14日】
スラグ対策68カ所 大同に費用請求
http://www.jomo-news.co.jp/ns/6714474273054488/news.html
【朝日新聞群馬版 2015年11月14日】
スラグ、23カ所撤去へ 国など、費用全額請求
http://digital.asahi.com/articles/ASHCF5DGJHCFUHNB008.html?rm=383
【毎日新聞群馬版 2015年11月14日】
(群馬版見出し)大同に 全額負担要求へ 渋川市など 鉄鋼処理費用
(電子版見出し)鉄鋼スラグ問題:処理費用、大同特殊鋼に全額負担要求へ 渋川市など http://mainichi.jp/area/gunma/news/20151114ddlk10040009000c.html
【東京新聞群馬版 2015年11月14日】
鉄鋼スラグ5カ所撤去 有害物質検出で国交省 八ッ場ダム代替地など
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201511/CK2015111402000185.html
【産経新聞群馬版2015.11.14】
大同特殊鋼に負担要求 鉄鋼スラグで渋川市など協議
http://www.sankei.com/region/news/151114/rgn1511140067-n1.html
【NHK 2015年11月13日 16時16分】
スラグ処理費用を大同に請求へ
http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1063329711.html?t=1447399011
ところで、場所と数値、有害性とその対策が各紙ごとにまちまちでつかみにくいので、整理してみます。
朝日新聞の一覧表が最も適切なのですが、うまくコピーできません。
【朝日新聞では】、
一、➀ 環境基準を上回るフッ素などが検出された工事を中心に23カ所でスラグや周辺の土壌を撤去
② 62カ所で盛り土や舗装で覆う対策を取ることを決めた。
③ 費用は大同側に全額負担を求めることも確認した。
鉄鋼スラグは道路や駐車場の路盤材などに使われ、
①有害物質が環境基準を上回った現場のうち、民間からの借地などのものは撤去
②それ以外の場所は盛り土やアスファルト舗装で表面を覆う
③基準値を下回っても小・中学校の敷地で露出している場合などは工事を施す
国・県・市は今後、対策工事を急ぐとともに、大同側と費用負担をめぐる協議に入る。他の自治体の公共工事でも有害のスラグが使われていた場合、同様の対応をすることになる。
二、 渋川市の場合、
➀ 72カ所の工事でスラグが使われ、
② うち49カ所で有害物質が基準値を超えた。
③ 路面が波打って危険な市道など9カ所で撤去し、
④ 露出した32カ所は盛り土や舗装で覆う。
➄ 市内4校の小・中学校の駐車場などでも使われていた。基準値は下回ったが、子どもの口に入る恐れもあり、舗装して表面を覆う。
三、(八ッ場を含む) 国交省関東地方整備局関連では、
➀ 65カ所中27カ所で基準値を超えた。
② うち10カ所は撤去する方針。すでに八ツ場ダムの代替地など5カ所で作業が完了。
③ スラグが露出した状態の9カ所は舗装などの対策を取る。
四、 県の事業は
➀ 58カ所のうち基準値を上回ったのは1カ所で、舗装工事を終えた
② 基準値を下回る仮設道路4カ所は、本工事完了に伴って撤去される。
【毎日新聞では】、
一、連絡会議は、 スラグの撤去や被覆にかかる費用を大同に全額負担させる方針を確認した。
対応方針として
(1)「環境基準を超過」かつ「民有地など管理が困難」なら撤去
(2)「環境基準値を超過」または「口に入ったり触ったりする危険のある小中学校など」なら盛り土やアスファルトで覆う
(3)放置する場合も県環境部局が地下水の常時監視を続ける−−と決めた。
二、 国交省では
➀環境基準を超えるスラグが見つかった27カ所のうち、10カ所で撤去、
②9カ所で被覆を進める。残る8カ所は既に舗装で埋まっている。
③長野原町の八ッ場ダム移転代替地では全4カ所で撤去作業を完了したという。
三、県では、
➀ 倉嶋敬明・県土整備部長は「他市町村も連絡会議の方針に準拠してほしい」と述べた。
② 県廃棄物・リサイクル課は、複数の市町村からスラグ使用が疑われる工事があったと報告を受けており、使用された現場は9月に県が集計した計225カ所にとどまらないとみられる。
四、渋川市では、
➀9カ所でスラグを撤去し、
②36カ所でむき出しのスラグを被覆すると発表。
③「優先順位を付けて対応を進めたい」と説明した。
④スラグが見つかった72カ所のうち49カ所で基準値を超過しており、9カ所でスラグを撤去し、32カ所を被覆する。残る8カ所は舗装などでスラグが埋まっているとして放置する。
➄古巻小、橘北小、渋川中、赤城北中の敷き砂利の駐車場は、スラグがむき出しのまま。基準値未満だが、市は舗装工事でスラグを覆うと決めた。
【東京新聞】は、
大同特殊鋼渋川工場(渋川市)で精製時に排出された有害物質を含む副産物「鉄鋼スラグ」の処理問題で、スラグを利用した国土交通省関東地方整備局、県、渋川市の連絡会議が十三日、県庁で開かれた。
一、国交省は、
➀八ッ場(やんば)ダム(長野原町)の代替地や水没地で環境基準を超える有害物質が検出された四カ所を含む計五カ所について、スラグを撤去したことを報告した。
②有害物質が環境基準を超えた他の民有地など五カ所も撤去を進めている
③ 他に環境基準を超えた九カ所のスラグは路盤材などに利用され、今後舗装や盛り土をする。
二、渋川市は
➀ 環境基準を超えた場所のうち、これから九カ所を撤去し、三十二カ所は舗装などを進める。
② 小中学校四校の駐車場などは環境基準を超えていないが、スラグが露出しているため、早急に舗装する。
【産経新聞】は、
➀会議では、(1)基準値を超えるスラグが使用された工事現場については、撤去、または盛り土や舗装などで表面を覆う
(2)基準値以下の場合でも、小中学校など接触リスクが高い箇所は表面を覆う-対応方針が決まった。
処理費用については、国、県、市いずれも大同特殊鋼に負担を求めることで一致した。
【NHKでは】、
➀ 群馬県長野原町にある八ッ場ダムの住宅代替工事の整地など県内225か所の国や県などの公共工事の現場で使われ、
② その一部では環境基準を超えるフッ素や六価クロムが検出されています。
③ 公共工事で使われた「鉄鋼スラグ」の撤去や処理にかかる費用について金額は明らかにしていませんが、全額請求していくことを決めました。
④ 環境基準を満たしていても、学校で使われている場合は、表面を覆うことにしました。
2015年11月13日
親切ごかしの、役絶たずの防音壁
ご覧ください。この防壁柵は何だと思いですか?
10月25日の現地ウオーキングの際、最初の本体工事現場→旧川原湯温泉駅前を通り、旧国道145号を草津方向に歩を進めていたその目線の前方方向の異様な景観!!
川原畑地区のまだ移転していない民家の前に建てられていたのでした。
何なのか聴こうとしても、(後に説明役と分かった)国交省職員ははるか前方のトップ。
私たちは、この機を逃したらとここぞとばかりに写真を撮りまくるためにかなり遅れ気味。それでも、駅近くまでは国交省職員の叱咤とアンカーさんたちに急かせられていましたけれど、この辺りではかなりピッチをあげ、距離を引き離しはしていたのでしたが、が、それでも人列を離れた後組には相違ありませんでした。
一瞬は、またもの嫌がらせに近い、「国道への出入り禁止」防護柵のさらなる強化かと感じられて、「ひどいことするねえ」と憤ってしまったものでした。
写真左手の 旧国道沿いの吾妻川岸までの、奥行ほんの数㍍の土地にはかつては、自動車修理工場など、2、3軒の家並みがありました。が、いち早く移転されました。
そこには、私たちが立入禁止になった後、いつの間にか、ご覧のような整地作業が繰り広げられていました。
そのうちに 、川岸の工事の騒音を防ぐための、防音装置と判明しました。
けれど、これでふせげると思えますか? 音は塀囲いの周囲三方からいやおうなく響きます。単なる「ちゃんと、騒音対策はやりましたよ」の形式的証明でしかありません。
国の代替地整備ミスによって、移転が遅れてしまってきた生きている人間の住む、その民家に対して、非情きわまりない難儀を強いながら、まぁ、なんと、お優しいお心使いなんでしょうか?
❝親切なご配慮❞というより、威圧感のみ与えかねない、役たたずの形式的な防音壁にしか見受けられませんでした。
またもの、税金のムダ使い!!
2015年11月08日
マイナンバー・通知カードは受け取り拒否がベスト
どう考えても予告なし、準備不足のお上からの一方通行の制度です。
さんざん、この国のインチキの形を見せつけられ味わさせられてきた者の一人として、 「はいはい」と素直に受け取りたくありません。
今までは、忙しさにかまけてあまり考えていませんでしたが、ついに郵送が始まることを知り、にわかに関心度が急浮上。
結論として、受け取り拒否が最も最善策だとの結論に至りました。
巷に、「カード登録をしなければよい大丈夫」との意見も流布しているようですが、一端うけとってしまうと結局、一歩踏み込んでしまったことになるらしく、拒否がベストです。
先月末、市役所の担当課にも聞きました。
担当者は、極めて物わかりのよい方でした。
「個人情報のもれについては、そう心配なされることはないと思いますよ」とのことに、「そのこと自体はは、さほど心配してはいないのですれけれど、国のやり方が気にくわないのです」と申し上げました。
ともかく、受け取りを拒否しても、必要な場合には免許証、保険証などで事足りるようです。
詳しくは、下記のサイトをご覧ください。
以下は、メールでお知らせ下された方のご意見です。
「マイナンバーは通知を受け取って、いやなら無視していればいいと思っている 人は多いと思われます。
政府はこのカードを国民を管理・統制するために持たせようと考えていますが このカードを拒否する人が多ければ役に立たないので計画倒れになりますが、 一度受け取ってしまうと様々な義務が発生することは様々な人が指摘している通りで、受け取った人に対しての指示や要望が組み込まれていますので、 受け取りは慎重にすることが大事と思います。。
youtubeで説明していますので転送します」。
【拡散用】動画「マイナンバー・通知カードの受け取り拒否しよう!」
↓
https://www.youtube.com/watch?v=xSt6jiOKh_I
写真は、表題とは全く関係なしの、10月17日の1号橋から眼下をみた、川原湯温泉駅周辺の景観です。
続いて、25日の地上目線での、「うれしあたらし 川原湯温泉」の看板から、駅方向を。
2015年11月04日
本日は今本博健さん
昨日の嘉田由紀子さんに続いて、本日はお馴染みの今本博健さん。
新聞記事を転載します。
川上ダム巡り討論 伊賀市
【朝日新聞伊賀版2015年11月2日】http://digital.asahi.com/articles/CMTW1511022500001.html?rm=150
写真・図版(写真)パネル討論する嘉田由紀子氏(右)ら=伊賀市阿保
伊賀市で建設計画が進められている川上ダムや水利用、治水などについて考えるシンポジウム「伊賀の水とのおつきあい」は31日、伊賀市阿保の青山福祉センターで開かれ、市内外から約200人が集まった。
今本博健・京都大名誉教授(河川工学)は、伊賀市で6月に運用が本格化した上野遊水地について、越流堤の高さが最適値よりも低いと疑問を呈し、「越流頻度を増やすことで、川上ダムが必要だと地元から声が出るようにしたのでは」と指摘した。
嘉田由紀子・前滋賀県知事はパネル討論で、在任中に滋賀県が制定した流域治水条例の考え方が、国にも理解されるようになってきたと説明した。
今本氏は滋賀県の取り組みに関連し、「30年後は確実にダムは終わりだ。滋賀県は時代を先取りしたが、国土交通省はまだ仲間内のムラ行政をしている」と述べた。
嶋津暉之・水源開発問題全国連絡会共同代表は講演で、川上ダムの建設にかかる1266億円のうち、伊賀市の負担額は123億~147億円(利息・消費税込み、国庫補助金を除く)になるとし、全国の他の水源開発に比べて市の負担が重いとした。
パネル討論では、「国は不当な水利権行政で伊賀市にダム建設への参画を強いている。不当さを全国に訴えることを期待している」と話した。(駒井匠)
伊賀の水事情を探る前滋賀県知事ら登壇しシンポ
【中日新聞伊賀版 2015年11月1日】
clip_image002
伊賀市の水事情を考えるシンポジウム「伊賀の水とのおつきあい 未来のための選択」が三十一日、伊賀市阿保の青山福祉センターであった。
前滋賀県知事の嘉田由紀子さんや治水、利水の専門家が登壇し、ダムや遊水地について話した。
嘉田さんのほか、京都大名誉教授の今本博健さん(河川工学)は青山地区で計画が進む川上ダムと、市内で整備されている上野遊水地についてデータを示しながら説明。川上ダムは中止すべきと訴えた。
水源開発問題全国連絡会共同代表で、各地のダム問題に詳しい嶋津暉之さんは、川上ダム建設にかかる市民の負担や伊賀の水利権について話した。
三人によるパネル討論では、在任中にダム建設の凍結、中止に取り組んだ嘉田さんが川上ダムについて「国民の税金を泥棒するなと言いたい」と訴えた。
シンポジウムは地元住民らでつくる実行委員会が主催し、約二百三十人が参加した。 (中山梓)
嘉田・前滋賀県知事:「川上ダム中止へ、議員代えよう」 伊賀・シンポで講演 /三重
【毎日新聞伊賀版 2015年11月02日】http://mainichi.jp/area/mie/news/20151102ddlk24010238000c.html
講演する嘉田由紀子・前滋賀県知事=三重県伊賀市阿保の青山福祉センターで、村瀬達男撮影 (写真)講演する嘉田由紀子・前滋賀県知事=三重県伊賀市阿保の青山福祉センターで、村瀬達男撮影
シンポジウム「伊賀の水とのおつきあい〜未来のための選択」(実行委主催)が10月31日、伊賀市阿保(あお)の青山福祉センターが開かれ、市内外から約230人が参加した。びわこ成蹊スポーツ大学長の嘉田由紀子・前滋賀県知事が「琵琶湖からの提言」と題して講演し、「川上ダム(伊賀市)を止めるには、政治家を代えるしかない」などと訴えた。
嘉田前知事は、滋賀県が昨年3月、全国初の流域治水条例を制定したことを説明。「ダムだけに頼らない、さまざまな手段を総動員する治水」と定義し、河川掘削や堤防、調整池の整備などのほか、水害履歴の公表による防災意識の向上も訴えた。
特に、不動産取引に水害リスク情報を提供する条文に、保守系県議が反発したことを紹介した。さらに、知事就任後、滋賀県の大戸川(だいどがわ)ダムと丹生(にう)ダムをストップさせた経験から「もう遅いかもしれないが、川上ダムを中止したければ、身近な議員から代えよう」などと説いた。【村瀬達男】〔伊賀版〕
※帰宅後の翌朝より、風邪をひいてしまい、酷いのどの痛みで、「内緒話はできない」と不評をかうあの困りものの大声どころか、会話もおっくうで、記さなければならない締切をすぎたものもあるのですが、頭も身体も体調不良です。
新聞記事転載でも、かなり混線気味で、手間取ってしまう始末。すぐ終わると思ったので寒くてなりません。
…とはいいながら、でも、こんな時、電話をくださる方があれば本当におお喜びでゆっくりと早口にならずにお話しできるのになぉと思っているヒトなのです。
2015年11月03日
三重県・川上ダム現地でのシンポジウム
今年の水源連総会は、川上ダム現地でした。三重県です。10/31・11/1の両日の開催で、まずは同時開催の写真の「シンポジウム 美しい水を残そう 伊賀の将来設計」に参加の日程でした。
パネラーは、第一部の発言順で記すと、
今本博健(京都大学名誉教授)
嶋津暉之(水源連共同代表)
嘉田由紀子(前滋賀県知事)
写真は、第二部のパネル討論。左から、今本博健、嶋津暉之、嘉田由紀子、司会の鎌田陽司((懐かしい未来ネットワーク代表)さんたちです。
お三人とも、力のこもったお話しで、本当に引き込まれてしまいました。
今本さんの「30年後は確実にダムは終わりだ。」の力強い咆哮にも似た声音は耳に未だに残り、嶋津さんの水余りの状況とウソを端的にまとめられたグラフは、まさに衝撃的でした。
とりわけ最後の嘉田さんのお話は、本当に心に迫りき来てならない、名だたる名調子の内容でした。
終了後、懇親会場にいらした、常に二人三脚で、嘉田由紀子さんを支え続け、知事戦をもとりしきり見事に勝利に導かせた、小坂育子さんに、「すごいお話しでした。ビンビンと心に食い込んできてならず、釘付けになって伺いましたよ」的なことを伝えますと、「ほんとに今日は熱があって、とってもお得な講演でしたよ。すべて自分の足と目で確かめた事実ばかりだから、力がこもっているのよ」的なことをおっしゃられてました。
録画なさっている方がいて、近々、Uチューブで流してくれるそうです。是非、皆様にもお聞きいただきたいので、転載させてもらうつもりです。
また、12/6 嘉田さんは東京でも講演なさいます。
内容につきましては、現地の「中日新聞地域版」と「朝日新聞伊賀版」に「毎日新聞伊賀版」に掲載されていますので、後ほど、転載します。