2011年08月11日

(七)土砂流入ルート(その二※左側)

 次に、駅前土砂流入箇所メインラインの左側からの状況をお伝えします。                        
【写真B①】駅前の国交省総合相談センターの裏側を高台のノリ面からとったものです。建物裏側の土砂物は画面左手から流れ落ちたものであることがお分かりになると思います。
 ご覧のようにこのノリ面の要所には、石を入れた、堅固な金網の蛇カゴ風のドドメが設置されています。その金網の上にも土砂が堆積していました。
(七)土砂流入ルート(その二※左側)


【写真B②】そのノリ面の全景です。
 
(七)土砂流入ルート(その二※左側)


【写真B③】ノリ面の最も右手をアップしたものです。
  画面右側の木立ちの茂みのさらに右手に、【写真A③】の道路陥没場所があり、その直下に相談センターの前庭があるわけです。
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(七)土砂流入ルート(その二※左側)

 
【写真B④】ノリ面上方に至る道筋について説明しますと、写真のノリ面の先端は道路になっています。そこに沿って少し進むと、先の陥没箇所、前回の「土砂流入ルート その一メイン」でお伝えしたのと同じ道になります。吾妻渓谷入り口とは反対側に登る道路で、トバ口の道路の至るところにも土砂や小石が散乱していて、水のみのすごさを見せつけてくれました。
《ノリ面上方の道路①》
(七)土砂流入ルート(その二※左側)


《上の道路を進み、人のいる場所がカ陥没箇所②》
(七)土砂流入ルート(その二※左側)


【写真B⑤】最後にここからみえる、駅前の現場写真です。
 時間に急かれながら夢中で、写真のずっと上方の打越大替地の最も左手の駐車場に車を乗り捨て、進入禁止をくぐって、炎天下の道をここまで歩いてきました。
 遠く眼下の下手に八ッ場大橋がみえ、人影がみえました。カメラのレンズをアップしてみると、道路が何やら土砂色にみえました。吾妻渓谷には踏み入れられず、被害状況の情報は未だありません。
【写真③】のノリ面は、まだ造成したばかりらしく、地面は固まっておらず捕まるものもなく、結局、割と傾斜はきつかったのでしたが、滑り降りました。おかげで、ズボンのお尻は泥だらけ。
 心急きながら、木やフジつるの合間にしか撮れない眼下の作業風景を何とか少しでも鮮明にとろうと拡大したりするなど腐心したものでした。もっと全体が見渡せる場所はないものかとまたも心急きつつ、ノリ面をよじ登りました。帰途は少し余裕がでたので、橋の木立際まで行き、茂みからのびている枝につかまったところが、これらはことごとく木イチゴの木。ドゲだらけになりましたが、これしかつかまるものなし。
 ようやく元の県道に出て、たぶん、145号線には立ち入り禁止で立ち入れないだろうなと踏みつつ、何とかもっと近距離でとれないものかと、臆しつつ145号線の駅前への道筋をたどりました。
 
 まだ、復旧作業は道路だけで、本格化していなかったのと、程なく昼休みに入ったので、想いかけず「写真を撮らせてください」と関係者たちにお願いしますとOKが戴け、本当に助かりました。わが家のことも予定もうっちゃって、(私にしては)早く到着できたのが効を奏しました。
 何枚も撮ったのに、おかげさまで後に現場でまじかに撮れたのでほとんど使い物にならない、木の葉越しの作業風景を掲げてみます。
 
(七)土砂流入ルート(その二※左側)


(七)土砂流入ルート(その二※左側)




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Posted by やんばちゃん at 09:41│Comments(0)八ッ場だより
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