2010年12月12日
朝日群馬版の八ッ場関連記事
明日13日は、県議会特別委員会で八ッ場のことが協議される予定です。
昨日11日の朝日新聞群馬版には、昨日の欄に記したバイパス開通問題を始め、四つの八ッ場ダム関連記事がありましたのでご案内しておきます。
最初は八ツ場バイパスが今月19日正午に開通するということ。(※他紙にもあり)
長野原町議会のを伝える朝日新聞記事を。
(なお、このことはかねがね現地情報として聴いてました。何度か老婆心にてお伝えしようかともおもいたちましたが、過去何回かこの種のことは、いわゆる“おせっかい=(予期もせぬ)ぶち壊し”的行為として、良い結果にはならなかったので、さすがにこらえてました。でも、結果的に良かったと思ってます)
① 【2010年12月11日(土) 朝日新聞群馬版】
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581012110002
八ツ場バイパス、19日開通予定
国土交通省八ツ場ダム工事事務所は10日、八ツ場ダム(長野原町)の水没地区の移転代替地を結ぶ付け替え国道145号(八ツ場バイパス)9・4キロが今月19日正午に開通すると発表した。
また、同バイパスで供用開始していた同町川原畑地区で9、11月にあった落石に伴い、約410メートルが片側通行に規制されていたが、9日に解除したと説明した。
② 【2010年12月11日(土) 朝日新聞群馬版 写真あり】
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581012110001
長野原町議会、常任委員長に不信任決議
八ツ場ダム見直しを掲げる市民団体のシンポジウムに参加した常任委員長の不信任決議をした町議会(町役場の2階)=長野原町
八ツ場ダムの地元・長野原町の町議会は10日、総務文教常任委員長を務める議員に対する不信任決議案を、出席議員の全会一致で可決した。ダム見直しを掲げる市民団体が主催したシンポジウムに議員として参加したというのが理由。この議員は「議員活動を制約するものだ。異論の排除はおかしい」と委員長を続ける意向だ。(菅野雄介)
町議会は昨年9月にダム推進の意見書を鳩山由紀夫首相(当時)らへ提出するなど、ダムの早期完成を求めてきた。決議ではシンポへの参加を「枠組みを壊す行動」と非難しているが、決議に拘束力はない。
不信任決議を出されたのは、牧山明氏(53)=2期目、無所属。昨年5月から委員長を務めている。「生活再建とダム推進は別問題」などとしてダム推進の意見書採択に反対するなど、ダム建設には以前から批判的だった。
この日の町議会では不信任決議の提案後、牧山氏が「昨年9月の政権交代以来、国との交渉や生活再建の進め方についての本会議での議論は全くなかった」などと町議会の体質を批判した。
他の議員からは「町の(ダム推進の)意向と反した会に町議として出席したことが問題」などと反論が出た。竹内良太郎議長と牧山氏を除く議員8人で採決し、全員が不信任案に賛成した。
牧山氏は昨年12月、高崎市であった市民団体「八ツ場あしたの会」主催の「八ツ場のこれからを考える~ダムなし生活再建への道」と題したシンポにパネリストとして出席した。移転代替地の工事の遅れなどで苦悩する住民の窮状を訴えた。
その後、竹内議長が「今後も町議の肩書で参加した場合は委員長を辞めてもらう。参加するなら一町民として参加すべきだ」と警告した。
しかし牧山氏は今年11月にも、同会が東京で開いたシンポ「八ツ場ダムはどうなるのか~明日のために必要なこと」に町議として参加。川原湯地区での生活再建の遅れや農業再生の取り組み、地滑り対策への不安などを紹介、「国や県は地元の生活再建に責任を持ってもらいたい」と話していた。
取材に対し、ある議員は「委員長は同僚議員に選ばれた立場。ほかの議員の賛同を得られない行動をとるのはおかしい」と説明。竹内議長は「反対派の集会に出るのは、(町議会の)仲間として残念。決議の前に一身上の都合で委員長を辞めろと、本人のためを思って言ったのに聞かなかった」と話している。
③ 【2010年12月11日(土) 朝日新聞群馬版】
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581012110004
市民団体、事業中止を求める署名を提出
八ツ場ダムの見直しを掲げる市民団体「八ツ場あしたの会」などは10日、国土交通省の津川祥吾政務官と面会し、八ツ場など首都圏の四つのダム事業の中止と地元住民の生活再建の早期実施を求める署名1万5234人分を提出した。
署名は菅直人首相と馬淵澄夫国交相あてで、「水余りの首都圏では利水目的を失い、治水効果もわずか。建設を進めれば、子孫に負の遺産を残す」などとしている。
昨日11日の朝日新聞群馬版には、昨日の欄に記したバイパス開通問題を始め、四つの八ッ場ダム関連記事がありましたのでご案内しておきます。
最初は八ツ場バイパスが今月19日正午に開通するということ。(※他紙にもあり)
長野原町議会のを伝える朝日新聞記事を。
(なお、このことはかねがね現地情報として聴いてました。何度か老婆心にてお伝えしようかともおもいたちましたが、過去何回かこの種のことは、いわゆる“おせっかい=(予期もせぬ)ぶち壊し”的行為として、良い結果にはならなかったので、さすがにこらえてました。でも、結果的に良かったと思ってます)
① 【2010年12月11日(土) 朝日新聞群馬版】
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581012110002
八ツ場バイパス、19日開通予定
国土交通省八ツ場ダム工事事務所は10日、八ツ場ダム(長野原町)の水没地区の移転代替地を結ぶ付け替え国道145号(八ツ場バイパス)9・4キロが今月19日正午に開通すると発表した。
また、同バイパスで供用開始していた同町川原畑地区で9、11月にあった落石に伴い、約410メートルが片側通行に規制されていたが、9日に解除したと説明した。
② 【2010年12月11日(土) 朝日新聞群馬版 写真あり】
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581012110001
長野原町議会、常任委員長に不信任決議
八ツ場ダム見直しを掲げる市民団体のシンポジウムに参加した常任委員長の不信任決議をした町議会(町役場の2階)=長野原町
八ツ場ダムの地元・長野原町の町議会は10日、総務文教常任委員長を務める議員に対する不信任決議案を、出席議員の全会一致で可決した。ダム見直しを掲げる市民団体が主催したシンポジウムに議員として参加したというのが理由。この議員は「議員活動を制約するものだ。異論の排除はおかしい」と委員長を続ける意向だ。(菅野雄介)
町議会は昨年9月にダム推進の意見書を鳩山由紀夫首相(当時)らへ提出するなど、ダムの早期完成を求めてきた。決議ではシンポへの参加を「枠組みを壊す行動」と非難しているが、決議に拘束力はない。
不信任決議を出されたのは、牧山明氏(53)=2期目、無所属。昨年5月から委員長を務めている。「生活再建とダム推進は別問題」などとしてダム推進の意見書採択に反対するなど、ダム建設には以前から批判的だった。
この日の町議会では不信任決議の提案後、牧山氏が「昨年9月の政権交代以来、国との交渉や生活再建の進め方についての本会議での議論は全くなかった」などと町議会の体質を批判した。
他の議員からは「町の(ダム推進の)意向と反した会に町議として出席したことが問題」などと反論が出た。竹内良太郎議長と牧山氏を除く議員8人で採決し、全員が不信任案に賛成した。
牧山氏は昨年12月、高崎市であった市民団体「八ツ場あしたの会」主催の「八ツ場のこれからを考える~ダムなし生活再建への道」と題したシンポにパネリストとして出席した。移転代替地の工事の遅れなどで苦悩する住民の窮状を訴えた。
その後、竹内議長が「今後も町議の肩書で参加した場合は委員長を辞めてもらう。参加するなら一町民として参加すべきだ」と警告した。
しかし牧山氏は今年11月にも、同会が東京で開いたシンポ「八ツ場ダムはどうなるのか~明日のために必要なこと」に町議として参加。川原湯地区での生活再建の遅れや農業再生の取り組み、地滑り対策への不安などを紹介、「国や県は地元の生活再建に責任を持ってもらいたい」と話していた。
取材に対し、ある議員は「委員長は同僚議員に選ばれた立場。ほかの議員の賛同を得られない行動をとるのはおかしい」と説明。竹内議長は「反対派の集会に出るのは、(町議会の)仲間として残念。決議の前に一身上の都合で委員長を辞めろと、本人のためを思って言ったのに聞かなかった」と話している。
③ 【2010年12月11日(土) 朝日新聞群馬版】
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581012110004
市民団体、事業中止を求める署名を提出
八ツ場ダムの見直しを掲げる市民団体「八ツ場あしたの会」などは10日、国土交通省の津川祥吾政務官と面会し、八ツ場など首都圏の四つのダム事業の中止と地元住民の生活再建の早期実施を求める署名1万5234人分を提出した。
署名は菅直人首相と馬淵澄夫国交相あてで、「水余りの首都圏では利水目的を失い、治水効果もわずか。建設を進めれば、子孫に負の遺産を残す」などとしている。
Posted by やんばちゃん at 23:53│Comments(0)
│八ッ場だより