2010年02月14日

続きです

 本日も昨日の、長野原町ご出身の方の、ズバリと核心をつき、しかもわかりやすい見事なお考えを記された私信の転載をさせていただきます。まだ正式に転載のお断りができないので少し臆するものありますが……
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 国が投入した膨大な金は、長野原町の人達にとって勿体なくもなんでもない、関係ないんです。彼らが自分のやりたいことを強引に押し付けてきて、そのために勝手に金を使ったんです。
 そして、造りたい人たちは今までの金と比べれば、これからはもう一歩の金額で出来上がるのにと言います。要するに造ればいいんです。
 完成後の維持費のことや、造成地の地滑りの恐れや、ダムが出来て水位が上下する事に起因する両岸の地割れ、地滑り、それに絡む更なる人口減少の恐れなど、彼らの頭にありませんよ。地割れ、地滑りが起きたら更なる土木工事で(これまた巨額)止めればよいくらいに考えています。これも既に他のダムで現実におこっています。
 私はダムで栄えた町はない、という事を信じています。過去の例がすべてそうだからです。
 
 ここまで金を使ったからとか、もう少しで全て完成とかの議論は役人の問題です。町の人たちは一歩下がって冷静に見ているだけでよいのではないですか。
 さて、ここからが重要です。民主のいうには、ダムを止めるにあたって町民の要望を出せというのだから、まったく町の人にとってはここで好き勝手なことを言える。ここは言いたい放題言えばよいチャンスなのではないですか。町再興の千載一隅の機会に思います。
 ここで重要なのは、町の人たちの考えです。将来を考えなければなりません。今まだ急な事で考えが纏まらないのなら、町再建委員会のようなものでも立ち上げて、一年間くらいの期間をもらって皆で真剣に考えを纏め上げる作業をせねばならんでしょう。
 皆がダムの方が良いという考えなら、当然そのように結論を提示するまでです。でも、それは今の政府に受け入れられないとしたらどうしますか。
 それでも県議や、知事をたよりに頑張りますか? 彼らは町民と、自分の損得と、どちらを優先に考えるでしょうか。どっちが有利か常に風の吹き具合をみる、つまり風見鶏ではないですか。
 今、小沢問題で日本は揺れています。政治家と業者と役人たちの結びつき、ダムはそれだけです。そこに大きな金が投入される。そしてお互いが持ちつ持たれつと言う事に為る。
 八ッ場はそうではなかったと、分かる日の来ることを念願するのみです。 
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 そして、まだこの後に太線と下線、または囲みにされた結論があります。
 手打ちですので、本日もこの辺で…… 


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Posted by やんばちゃん at 23:55│Comments(0)八ッ場だより
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