2010年02月09日

猛禽類諸対策一覧表

 週末の「学会」(※早く、この学会なる言葉をわが手中におさめて、日常語として使えるオバさんになりたいと思います) 
で伝えさせていただいた八ッ場のイヌワシ調査に費やされた、環境問題の(セネコン)企業一覧です。
 この作成には手間がかかりました。というのは、
 ① 1995(H7)年度~2004(H16)年度 2005年時にとった情報公開に基づく
 ② 2005(H17)年度         当時の国交省閲覧室で書き写した資料にて
 ③ 2006(H18)年度~ 2009(H21)年度は 現在閲覧可能な国交省HP
による資料入手でしたが、ようやく仕上げてほっとしたのも、つかの間、なんと以下のことで単価の基準がマチマチ。
 ①「当初金額」消費税なしー 落札価格には通常入らず
 ②       〃  あり ー情報公開で採ったものには含まれていた
 ③ 「契約変更」増額ありーー   〃  

 そこで、単価の統一のために、各年度の受注額単価の洗い直し作業に思わぬ時が費やされました。
 しかも、正式には2年間の閲覧。
 慌てて、情報公開を求めても間に合わず。現実に昨日届いた文書は、過日、電話で連絡されていた、さらに1カ月延長野通知であった。 開示機関がすぎたとかで「取り消し依頼書」なる鉄続きをしたものもある。
 本当に困惑した。晴れの「学会」なる場所に不統一の資料は出せない。
 そして、最終的に当方のSOSに応えてくださったのは、ある機関のある職員さん。本欄でそれとなく感謝の意をお伝えしたい。それはそうだ、同じ国民だもの。
 でも、ずいぶん態度がよくなった。 
  かつては以下のやりとりをしたものだった。
  「知りません」→<あら、あなたそこに何年いらっしゃるのよ>
  「担当でないから判りません」→<でも、この位のことは常識の範囲内でしょうな>
 政権交代とは、こういう場面にも微妙にもたらされた。
  <じゃあ、お判りになる方につないでくださる>→「はい、探してみますのでお待ちください」
    <では、いつならいらっしゃるの>→「それでは、予定を確認して参ります」
 ただ、受け付けの主に女性の言葉の対応が良くなったのは、たぶん派遣社員的な雇用によるのかもしれないなと思う。前は受付で、身元調査的な尋問口調だった。
 これもひとえにかの徳山ダムのK女史が、どこかの機関の「市民に応える必要なし」との応接に怒り爆発。市民の権利をふりかざして、職員数名の首をとばしたという伝説的武勇伝によるお蔭かも知れない。

 またも前置きがついつい長過ぎた。やはり罫線の入れ方が判らず。それに罫線で大変な失敗をしてばかりいるのであえてもう挑まないので、あしからず。
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  猛禽類諸対策一覧表  1995(H7)年度~2009(H21)年度

 H7年度 群馬県北部地域猛禽類調査業務 埼玉県生態系保護協会 20600千円  
 H8年度 群馬県北部地域猛禽類調査業務 日本生態系協会  35844千円  
 H9年度 群馬県北部地域猛禽類調査業務 日本生態系協会  30450千円  
 H10八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査検討業務  ダム水源地環境整備センター 38220千円 隋意契約
 H11八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査検討業務  ダム水源地環境整備センター 74865千円 隋意契約
 H12八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査検討業務  ダム水源地環境整備センター 61215千円 隋意契約
 H12八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査検討業務(その2)ダム水源地環境整備センター 57750千円 隋意契約
 H13八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査検討業務  ダム水源地環境整備センター 64050千円 隋意契約
 H13八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査検討業務(その2)ダム水源地環境整備センター73605千円 隋意契約
 H14八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査検討業務  ダム水源地環境整備センター 61950千円 隋意契約
 H14八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査 国土環境(株)  51975千円 簡易公募型プロポーザル
 H14八ッ場ダム猛禽類保全対策検討業務 ダム水源地環境整備センター 17850千円 隋意契約
 H15八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査 ダム水源地環境整備センター 24990千円 隋意契約
 H16八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査 国土環境(株) 50400千円 隋意契約
 H16八ッ場ダム猛禽類保全調査    国土環境(株) 7140千円 指名競争入札
 H17八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査 国土環境(株) 39900千円 随意(特命)
 H17八ッ場ダム猛禽類保全調査業務 国土環境(株) 7655千円 通常型指名競争入札
 H18八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査 国土環境(株) 39585千円 標準型プロポーザル
 H18八ッ場ダム猛禽類保全調査    いであ(株)  8400千円 通常指名競争入札
 H19八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査 いであ(株)  69510千円 簡易公募型プロポーザル
 H20八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査 いであ(株)  46620千円 簡易公募型プロポーザル
 H21八ッ場ダム周辺地域猛禽類調査 いであ(株)  24570千円 簡易公募型競争入札
                          合計  907144千円  
※金額は原則として「当初金額」に基づく。
例:「契約変更」後のH14の「周辺地域猛禽類調査検討業務」は、後日61950千円に3600千円加算された。


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Posted by やんばちゃん at 10:05│Comments(0)八ッ場だより
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