2010年01月08日

現地発、こち特報部なり

 本日夜は、横壁でダム会議が開かれる由。同地区での24日の対応が決まるものと思われる。
 イヌワシ問題は、目下、詳しい資料請求を請求中なので、しばし休憩。

 さて、明日の土曜日に、当地で地鎮祭を行う姉を駅に迎えに行った。
 車に乗ると今日はすぐに、いつものごとくの“私用のおみやげ品”を手渡された。それは東京新聞の八ッ場関連記事である。  夕刊配達区域ではない当地では東京新聞を採るのには極めて不便。以前、師事した作家の執筆記事の収集などのため、文芸欄の充実していた同紙を必要に迫られて購読していたことがあった。が、なんと一日遅れの配達なのであった。
 記事の内容はインターネットで知っているので、新聞の束を渡されてもいつもはツン読なのだけれど、本日は枚数もすくなかったので、なぜか直ちに開いてみたら、なんと本日付8日のも入っていた。
 そして本日も八ッ場ダムは、大きく取り上げられていた。もしかしたら、姉は記事をみて、電車の中で朝刊を読みながら来たのかもしれない。ここの「こちら特報部」はダイナミックな紙面採りと内容が注目に値する。
 ここのデスクの方もず~と以前に私の旧著を買ってくださった。領収書を書く際に渡された名刺には、まだ現在のポスト名は記されていない。打開策を願って、ついつい生来のおしやべりさんが、現地の情況を伝え続けたのを思いだす。 

  まだ、サイトにはないので、見出しのみ。
   中止でも1号橋(事業費52億)必要?
   生活再建見えぬ全体像
   
 の縦型大見出しのもと、さらに、
  八ッ場ダム国交省と24日意見交換
  水没予定地、移転前提で満額を
  建設後は「今の場所で温泉再生 困難」
  割れる地元、議論も進まず
 
 ところで、おかげ明日の地鎮祭の神殿の供え物ものの用意も万端。
 竹は庭先のだるま竹のまっすぐ素性の良いものを4本選んだ。(名称にはちょっと引くものがあるが竹藪までいくのが面倒だから)、供えもののメインのお頭つきも、小さな家の新築には不釣り合いなほどの特大すぎる見事な鯛。刺身になる寸前のこれしかなかった一匹なのだから仕方ないのだけれど、ケチな私は「もったいないよ。だって、家ではたべられないんだもの」と言ってしまったものだ。
 地鎮祭といえば、八ッ場現地での幾つかの麗々しい安全祈願祭が浮かぶ。とりわけ、転流工工事の際の公用車の黒い列と2張りものテントの長さと、当日、おちょくった建設会社の職員とのやりとりのこっけいさを思いだす。
 
 当日阻止行動の意味で、式典に参加省しようと現地に行ったのは当方のみ。
 あの時、私は本体工事の一歩として何とか「絶対阻止」をと思ったのだ。
 工事は少しでも進展しない手前の段階でストップさせるのが本道であるべき。 本体工事の準備工事と称される仮排水トンネル≒転流工の、直径8メートル四方ものトンネルを造らせたら、ますます中止が困難になるのは自明の理であったのに……
  
 さて、くさぐさの愚痴を振り捨てて、明朝は、まず現地に電話して情報取材。
 「現地発、こち特報部」に徹しよう。


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Posted by やんばちゃん at 23:48│Comments(0)八ッ場だより
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