2009年12月26日
来年度予算155億円、未来の展望のために用いよ
昨日、閣議決定され夕刻に発表された2010年度予算案。
今朝の各紙はこぞってとりあげ、県内版では八ッ場の予算は別たて見出しで報じています。
わが八ッ場には概算要求194億円のうち、ダム本体工事費を除く、148億円を7億円も上回る155億円がつきました。
上毛新聞には「地元の長野原町などは好意的に受け止め、予算案の中身を開催条件とした来年1月の前原誠司国土交通相との意見交換会にも前向きな姿勢を示した」と記されています。
地元関係者の幹部クラスの皆さんは、時同じく昨日、都内で開催された「八ッ場ダム開催推進議連1都5の会」に大量動員されて行っていて。この報は帰途のバスの中で聞いたようです。
朝日新聞の記者の質問に、高山町長は「とりあえずは大臣にも多少の誠意はあるのかな」と話した由。
夜、私用にて長野原町の推進派の方のお宅に電話。用件のあと、「昨日、いらしたんですか」と言うと、「あぁ、行ったよ。すごかったい、あそこが立ち見の人も出てあふれたもん」とおっしゃる。「あそこって」と問うと、「憲政会館さ」とのこと。
で、読んだ限りの新聞では都内とのもみしかなかった開催会場は、国会近くの憲政会館でした。世が世であれば、私には自民党さんの私物みたいな建物のように感じられてならない会館でした。
この方も予算額にはご満悦の様子。
で、ことのついでに「1号橋はどうなるんでしょうか」とゆるやかな球を心して投げかけさせていだきました。「こんなけついたんだから、できるんだんべ。本体工事分だけ欠かれたんだから」とのこと。
前原さん、策として時に、変化球も必要でしょうが、最後に過たず直球を投げつけるのが、手腕の見せ所ですよ。
大事な税金は、水没地の未来のために精査して使って頂きたいものです。
155億円の億の字を万に変えた金額にも満たないどころか、約半額の年収で、一往復〇〇〇〇円のガソリンを使って、八ッ場通いを続けている者の切なる思いです。私たちを裏切る八百長試合なんて、絶対にしないでくださいね!!
今朝の各紙はこぞってとりあげ、県内版では八ッ場の予算は別たて見出しで報じています。
わが八ッ場には概算要求194億円のうち、ダム本体工事費を除く、148億円を7億円も上回る155億円がつきました。
上毛新聞には「地元の長野原町などは好意的に受け止め、予算案の中身を開催条件とした来年1月の前原誠司国土交通相との意見交換会にも前向きな姿勢を示した」と記されています。
地元関係者の幹部クラスの皆さんは、時同じく昨日、都内で開催された「八ッ場ダム開催推進議連1都5の会」に大量動員されて行っていて。この報は帰途のバスの中で聞いたようです。
朝日新聞の記者の質問に、高山町長は「とりあえずは大臣にも多少の誠意はあるのかな」と話した由。
夜、私用にて長野原町の推進派の方のお宅に電話。用件のあと、「昨日、いらしたんですか」と言うと、「あぁ、行ったよ。すごかったい、あそこが立ち見の人も出てあふれたもん」とおっしゃる。「あそこって」と問うと、「憲政会館さ」とのこと。
で、読んだ限りの新聞では都内とのもみしかなかった開催会場は、国会近くの憲政会館でした。世が世であれば、私には自民党さんの私物みたいな建物のように感じられてならない会館でした。
この方も予算額にはご満悦の様子。
で、ことのついでに「1号橋はどうなるんでしょうか」とゆるやかな球を心して投げかけさせていだきました。「こんなけついたんだから、できるんだんべ。本体工事分だけ欠かれたんだから」とのこと。
前原さん、策として時に、変化球も必要でしょうが、最後に過たず直球を投げつけるのが、手腕の見せ所ですよ。
大事な税金は、水没地の未来のために精査して使って頂きたいものです。
155億円の億の字を万に変えた金額にも満たないどころか、約半額の年収で、一往復〇〇〇〇円のガソリンを使って、八ッ場通いを続けている者の切なる思いです。私たちを裏切る八百長試合なんて、絶対にしないでくださいね!!
Posted by やんばちゃん at 23:53│Comments(2)
│八ッ場だより
この記事へのコメント
アメリカルーズベルト政権のニューディール経済政策ではありませんが実はダム工事は即効性のある経済政策景気対策だったりするのですが21世紀は最早そんな時代ではありませんからね!因みに私は全てのダム工事に反対している訳ではありませんから。
黒部第四ダムなどには一種のロマンを感じる人間です(^_^;)
Posted by 黒竜 at 2009年12月28日 19:59
黒竜様
そのアメリカでは、1930年代のニューディール政策の見直しが図られ、エコロジカル・ ニューディールから、現在はグリーン・ニューディール政策の時代となりました。
1995年、アメリカは組織の予算縮小に迫られて、日本にも来たことのある、アメリカ合衆国内務省開拓局の長官・ウィリアム・ピアーズの「アメリカにおいて、ダム建設の時代は終わった」という発言につながります。そしてニューディール政策の象徴だった、ダムの撤去が始まり、ワシントン州のエルワーダム撤去も行われ、日本のダム撤去にもおおきな影響力を与えています。
黒竜さんが、黒部川ダムをお好きなのは個人の趣味の領域ですから申し上げることはできませんが、八ッ場ダムは建設の意義がないダムなのです。
映像などで流布している勇壮な黒部川ダムの電源開発の過程では多くの人命も失われていることを忘れてはならないものと思います。
Posted by やんばちゃん at 2009年12月29日 00:47