2009年12月02日

たなごころで拾った、うれしいご縁

 お世話になった方々への新著の贈呈や取り上げてくださりそうな機関へ献本リストの提出に、予想外に追われた一日となってしまいました。
 きちんとしたリストがなく、年賀状の「筆王」には入っているのですが、これをコピーしようとしても、我がパソコン能力ではダメ。しかもいつもメールや電話で手軽にすませてきたものですから、約編集者の朝の仕事開始までに届けておく約束までには終わると踏んでいたのに、住所と郵便番号との検索に手間取ってしまって、ギリギリの時間になってしまいました。年賀状と同じく、あの方にもこの方にもと次々と増えてしまったこともありましたけれど。
 その上、個人贈呈者リストは営業部の担当。本当は昨日の朝までというまたもの一時しのぎ口約束もしていたものですから、……内心の焦りは相当だったらしく、なん、全く違う方のメールに送信というミスをしでかしてしまいました。
   
 さて、一段落と思ったら新メール。
 何かしらと思って開いたら、その文面に愕然。
 「こんにちは。送り先を間違ってますよ」とあるではありませんか。
 何とも、さりげない文面で、この方のさわやかなお人柄がしのべました。学生さんに慕われる所以だと思いました。しかし、感心している場合ではなく、あわてて、お手数をかけたお詫びメールを入れた後、おおあわてで、送信しなおしました。
 なぜ、こんなミスをするのだろかと(念のため。私といえども初めて)、考えたら、実はこれまた延び延びになっている、当番のある会報の学習会まとめの原稿ができ次第、お送りするのにと、膨大なメール群の中から見つけるのに手間取らないようにと、先日みつかったメール先を下書きに入れておいたのです。
  確かに今朝は、てんやわんやのメール送信の一時がありましたけれど、なぜ、ミスったのだろと不思議です。
 そこには、お世話になっている八ッ場の方たちのお名前とご住所など、知人たちの住所がびっしり、書き連ねてあったのです。
 数日間、こちらの手はずが整ったら、取りかかり何とかと連日心づもりしていたのですが、予定は未定の遅延状態が続いてしまって、よりによってと冷や汗ものでした。でも、ご迷惑をかけたけれど、良い方の処で良かったと、勝手ながら胸をなでおろしたものでした。
 
 なのにです。
 夕方、送ってもらえただろかと確認すると、なんと人数が多いので、専門業者に依頼予定。週明けになる見通しとのこと。
 で、宅急便の時間までにまだ数分、あるとのことなので、わが家に冊子を送ってもらう手はずを。
 実は明日、また八ッ場へ行く心づもりでいたのです。だったら、配達を待って、私が直接、届けた方がベターと踏んだのです。
 真っ先に八ッ場の皆様にお届けするのが筋と思っています。前回もそういたしました。
 
 結局、意味のない、ムダな手間暇かけた、徒労の住所録づくりとなったのでした。
 つくづく、自戒してみます。
 私のやることなすこと、ムダばかりと。
 そいえば、近所のお年寄りだったか、八ッ場の方だったかに言われました。
 「あんたのやっていることは“ツメで拾って、箕でこぼす”だのう」と。
 でも、今朝、パソコンを打ちながらテレビで何気なく見た我が運勢は、すこぶる良かったのです。それも、まったく縁のない「恋愛運が最高」とかの声音が耳元に飛び込んできたのです……、確かにこの面は、一生涯、ツメの先でも拾えず、大きな特大箕でバッサリとこぼし続けてしまってきましたけれど。
 アハハの一日でしたが、八ッ場の皆さんとの、ツメの先ならぬ、両の手のたなごころで大事に拾い集めたご縁はこぼしたくありません。


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Posted by やんばちゃん at 22:25│Comments(0)八ッ場だより
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