2009年07月17日
フジテレビの「ダムに沈む」観ましたか?
15日の朝日新聞全国版社会(第三社会面といったらよいのでしょうか)37面の「もっと知りたい」の欄で、ほぼ四分の一のスペースを割いて、八ッ場ダム問題が掲載されています。
内容は目新しいことはなく総集編的に、下流に移転した度々マスコミに登場するおなじみの水没者の方の感慨を通して、これまでの歴程を記した後に、昨今の現地の様子を記述し、最後の方で「政治にもみくちゃにされる八ッ場ダム」としめくくってます。
全国版(13版)ですので、(皆さまご覧になれるとおもいますので)記事は省略させて戴き、見出しのみを。
【2009年7月16日(木) 朝日新聞 13版 社会37面】
見出し: 八ッ場ダムに疲れた地元 今さら中止と言われても
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7/11 午前3時20分~のフジテレビ、観ましたか?
ところで、去る10日の晩というより、翌11日の3時20分~4時15分 フジテレビ放映の1時間番組「ダムに沈む」をご覧になった方はいらっしゃいますか?
私は10日早朝~数日間 イベントで出かけていたのですが、午後、同局ディレクターから携帯にルス電があり、番号に電話するとフジテレビなのでした。
ただし、この段階で彼の言うのは「午前3時~」なのでした。
「再放送の予定は」と問うと、「不明」とのことでした。
持参していた朝刊のテレビ欄を観て、正しい時間と題名を知った次第。
この方はここ二~三年、川原湯を中心に撮り続けてました。
長野原町内外のいろんなイベントで、度々お会いしていたので、顔みしりになり、辛口をたたくこのオバさんにも、最後に思いついて知らせてくれたのだと思います。彼もたぶん、一人でも多くの者に観てほしかったのでしょうね。
ダム問題に対するスタンスは多少異なりますが、気持ちは良く解りますので、おそらく登場するだろうと踏んだ方たちを除き、長野原町のお知り合いなどに出来るだけ電話をしました。ご年配でビデオの操作は苦手な方たちばかりなので、窮余の策
として役場にかけて撮っておいて貰おうかなとまで考えたものでした。ですが、なじみのある職員たちが留守ばかりで……
本日、八ツ場のおトモダチ的な皆さんに伺いますと、やはり時間が時間だけに誰も観ておらずでした。
あれだけ、丹念に撮りダメしてきたのに、急遽、しかもこの時間帯に放映とは、テレビ局の意図は何なのだろうと思えます。
なお、反骨精神に充ちたある水没地の方は、「国交省の金で撮るんだら、断る」とそれまで、格好の被写体として数回、撮影させた某テレビ局のスタッフたちを追い返してしまったものでした。
この方が断った背景には、拙著「八ッ場ダムー足で歩いた現地ルポ」の中で記してありますが、移転する前の第一小学校の子供たちを描いた「八ッ場のこどもたち」の制作にあたって、TBSビジョンと国交省の間の契約金は五千万円だったのです。
当時、各分野ごとに多くの業種がむらがってました。お金のことは記すものではないとの示唆も受けましたが、私は八ッ場ダム工事事務所の閲覧室に通って、不慣れな契約書類をメモし、追跡調査をしたものでした。
そのことを水発関係者の皆さんに伝えますと、「自分たちの生活再建は疎かなのに、そんなとこにも大金が使われていたのか」と地域に衝撃がはしったものでした。
この作品はTBSはもちろんBSi、地元や他県のテレビ局で次々と、放映宣伝されたものでした。
ですので、気骨のあるこの方は、潔しとせず、訪れるたびにスタッフに苦言を呈したようでした。
でも、本当にこの方はとっても絵になるキャラクターなのです。
そして内心、元気な農作業姿を映像にとどめておかせたい気持ちもあって、いささか惜しまれるものも走ります。
私自身,まだ観てないので作品の質には言及できないのですが、ある時ある場所で遭遇した時、「あれ、出来すぎているよね」と申しますと、彼も目もとでうなづき「そりゃ、入ってますよ」と若者の張りのある声で応えてくれたことがありました。
創造力の分野では特に、ヤラセや作為的なのは良くないことが基本感覚の私は、行政やマスコミ(昨今は市民運動までも)の“川原湯中心主義”にはなじめないけれど、この一点で、彼はやはりものを生み出す根本はおさえていると感じられ、一脈の心の響きあいを覚えました。で、この時「連絡先を」と問われた際には、しばし迷いはしましたが、素直に応じたものでした。
そんなわけで、作品に接してみたいものです。
内容は目新しいことはなく総集編的に、下流に移転した度々マスコミに登場するおなじみの水没者の方の感慨を通して、これまでの歴程を記した後に、昨今の現地の様子を記述し、最後の方で「政治にもみくちゃにされる八ッ場ダム」としめくくってます。
全国版(13版)ですので、(皆さまご覧になれるとおもいますので)記事は省略させて戴き、見出しのみを。
【2009年7月16日(木) 朝日新聞 13版 社会37面】
見出し: 八ッ場ダムに疲れた地元 今さら中止と言われても
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7/11 午前3時20分~のフジテレビ、観ましたか?
ところで、去る10日の晩というより、翌11日の3時20分~4時15分 フジテレビ放映の1時間番組「ダムに沈む」をご覧になった方はいらっしゃいますか?
私は10日早朝~数日間 イベントで出かけていたのですが、午後、同局ディレクターから携帯にルス電があり、番号に電話するとフジテレビなのでした。
ただし、この段階で彼の言うのは「午前3時~」なのでした。
「再放送の予定は」と問うと、「不明」とのことでした。
持参していた朝刊のテレビ欄を観て、正しい時間と題名を知った次第。
この方はここ二~三年、川原湯を中心に撮り続けてました。
長野原町内外のいろんなイベントで、度々お会いしていたので、顔みしりになり、辛口をたたくこのオバさんにも、最後に思いついて知らせてくれたのだと思います。彼もたぶん、一人でも多くの者に観てほしかったのでしょうね。
ダム問題に対するスタンスは多少異なりますが、気持ちは良く解りますので、おそらく登場するだろうと踏んだ方たちを除き、長野原町のお知り合いなどに出来るだけ電話をしました。ご年配でビデオの操作は苦手な方たちばかりなので、窮余の策
として役場にかけて撮っておいて貰おうかなとまで考えたものでした。ですが、なじみのある職員たちが留守ばかりで……
本日、八ツ場のおトモダチ的な皆さんに伺いますと、やはり時間が時間だけに誰も観ておらずでした。
あれだけ、丹念に撮りダメしてきたのに、急遽、しかもこの時間帯に放映とは、テレビ局の意図は何なのだろうと思えます。
なお、反骨精神に充ちたある水没地の方は、「国交省の金で撮るんだら、断る」とそれまで、格好の被写体として数回、撮影させた某テレビ局のスタッフたちを追い返してしまったものでした。
この方が断った背景には、拙著「八ッ場ダムー足で歩いた現地ルポ」の中で記してありますが、移転する前の第一小学校の子供たちを描いた「八ッ場のこどもたち」の制作にあたって、TBSビジョンと国交省の間の契約金は五千万円だったのです。
当時、各分野ごとに多くの業種がむらがってました。お金のことは記すものではないとの示唆も受けましたが、私は八ッ場ダム工事事務所の閲覧室に通って、不慣れな契約書類をメモし、追跡調査をしたものでした。
そのことを水発関係者の皆さんに伝えますと、「自分たちの生活再建は疎かなのに、そんなとこにも大金が使われていたのか」と地域に衝撃がはしったものでした。
この作品はTBSはもちろんBSi、地元や他県のテレビ局で次々と、放映宣伝されたものでした。
ですので、気骨のあるこの方は、潔しとせず、訪れるたびにスタッフに苦言を呈したようでした。
でも、本当にこの方はとっても絵になるキャラクターなのです。
そして内心、元気な農作業姿を映像にとどめておかせたい気持ちもあって、いささか惜しまれるものも走ります。
私自身,まだ観てないので作品の質には言及できないのですが、ある時ある場所で遭遇した時、「あれ、出来すぎているよね」と申しますと、彼も目もとでうなづき「そりゃ、入ってますよ」と若者の張りのある声で応えてくれたことがありました。
創造力の分野では特に、ヤラセや作為的なのは良くないことが基本感覚の私は、行政やマスコミ(昨今は市民運動までも)の“川原湯中心主義”にはなじめないけれど、この一点で、彼はやはりものを生み出す根本はおさえていると感じられ、一脈の心の響きあいを覚えました。で、この時「連絡先を」と問われた際には、しばし迷いはしましたが、素直に応じたものでした。
そんなわけで、作品に接してみたいものです。
Posted by やんばちゃん at 00:25│Comments(0)
│八ッ場だより