2011年03月25日
八ッ場へ明日は行ってきます。
3月25日 その二
【時事通信3月25日(金)14時12分】
「自主避難を」=原発20〜30キロ圏
枝野官房長官は25日、福島第1原発から半径20〜30キロ圏内について「商業・物流に停滞が生じていて、屋内退避している人の生活を長期にわたり維持するのは困難な状況にある」と述べ、自主的な避難を呼び掛けた。

今朝、犬の散歩中に、わが家の周辺で見出したおなじみの野かん草(漢方の甘草とは異なります)の芽吹きです。
上の写真の鉢の中に芽吹いたのは、八ッ場の野かん草です。その隣の丸い葉は、わさびの葉なんです。帰宅して、ことのついでにわが家の鉢の落ち葉をかきだしてみたら、そうしたらちゃんと。何とも心ときめいた朝の一時でした。
一昨年、八ッ場のCさんが、「どうせコンクリートの下になっちゃんだから、持っていきなよ」と寝ごと掘ってくださったものでした。
その時に野かん草もついてきたらしく、昨春も大きくなってました。でも、昨夏は暑かったからどうかなと思ってましたが、無事に芽吹いてくれました。
おひたしにするととっても旨いことを、数年前に食べた山菜弁当で知りました。
以来、春先になると、セリとは違って、誰も振り向かず無尽蔵に近いこれを採らせてもらっています。
三年くらい前の「どっちの料理ショー」で、まだ開かない芽吹いたばかりの野かん草が食材としてとりあげられていました。ぷっくりと真ん中のふくらんだ見事な素材でした。以来、ますます、魅せられてしまいました。
..................................
下の文章は数日前に記したまま、野菜類への放射線汚染問題の緊急性にのめりこみ、削除したままのものが幾つかでてきました。で、その中から以下のメモをアップしてみます。
ですが、記録がなく、ここに記した「昨日」が、はてさて何日だったかも定かでなくなってしまいました。(文中の「送ってもらうことに」なったメール便が、昨日24日に届きました。電話の翌日に「やはり、送るの大変だから、そのうちに貰いにいきますから結構です」と電話すると、「はぉ、送ったよ」との返事がありましたから、逆算して、)
A君から電話のあったの「昨日」とは、20日。
Bさんに電話し、書いたのたのは21日となります。すでに4日間も経過。早く、沈静化して、被災地の皆さんにそれぞれの毎年の春の喜びが味わえますように……
....................
昨日、八ッ場の若い男性から電話を戴きました。
「今度さ、俺んち、引っ越すんで……」と。A君はいい出だしました。(またアルファベットで名前を復活します)。
その地区で最後の一軒だそうです。その地域は代替地ができないために比較的残っていたのでしたが、ここの処、行くたびに家並が消えて、土台のコンクリートがせ増えてました。A君の家でも、本来はズリ上がった近場の代替地を選択していたらしいのでずか、まだ年単位の完成のため、諦めて下流に新築したそうです。
たぶん、引っ越す前にという意味も察しましたが、行きたいのは山々なれどもあいにく、例のガソリン問題があります。
お陰さまでかろうじてはあるんですが、出来る大震災協力の一つとして、少しでも間に合わせることとその後が……。何やら「を欲しがりません勝つまでは」式になってしまって、コマーシャルで流され出した戦時下のスローガン的な「日本は強い。みんなで力をあわせよう」に呼応してしまったようで、くすぐったいですけれど……
「あのね、伺いたいんですけれど……ね。で、そちらのスタンドの込み具合はいいかがですか」と問いますと、A君は「並んでますよ。さっきも百台くらいあった」と言う。
さらに周辺の進捗状況などを教えてくれ始めたので、あわてて電話をかけなししました。
それでも、近々、ガソリンはたいて、行ってくるつもりになっています。
で、本日はここの処、携帯に「圏外」ばかりでてしまうBさんに電話。ようやくつながりました。元気な声で、「今さ、他所の家にきているんだい」とおっしゃいます。
頼んでおいものが出来たとのことに「じゃあ、取りにいきましょうか」と伝えますと、「ダメダメ。来なくっていいよ。ガソリンが大変だよ。スタンドにいっぺぇ並んでらい」とのこと。結局、送っていだくことになりました。
八ッ場の地が、おもわぬほど遠くなってしまいました。
さて、朔太郎の「旅上」流に言えば、
八ッ場へ行きたしと思へども
八ッ場はあまりに燃費が要り
せめては思い煩うこともなく満タンの心づもりにて
きままなる吾妻路の春の夢を描かん
さて、ガソリン問題もピークがすぎたようですし、明日26日の予定だった、東京での「環境行政改革フォーラム全国研究発表会」が中止めとなり日程が開きました。予定では「ダム工事における環境破壊」を発表する予定で、既に冊子掲載文を提出。当日のパワーポイントの作成に入った段階で中止の報が届き、ホッとしたような残念なような。何回かの東京行きを想定して、青春18切符求めたのに……
ですので、お天気がしんぱいて゜すか゜、明日は久しぶりに八ッ場にでかけようと思っています。
わくわくしてきます。
【時事通信3月25日(金)14時12分】
「自主避難を」=原発20〜30キロ圏
枝野官房長官は25日、福島第1原発から半径20〜30キロ圏内について「商業・物流に停滞が生じていて、屋内退避している人の生活を長期にわたり維持するのは困難な状況にある」と述べ、自主的な避難を呼び掛けた。
上の写真の鉢の中に芽吹いたのは、八ッ場の野かん草です。その隣の丸い葉は、わさびの葉なんです。帰宅して、ことのついでにわが家の鉢の落ち葉をかきだしてみたら、そうしたらちゃんと。何とも心ときめいた朝の一時でした。
一昨年、八ッ場のCさんが、「どうせコンクリートの下になっちゃんだから、持っていきなよ」と寝ごと掘ってくださったものでした。
その時に野かん草もついてきたらしく、昨春も大きくなってました。でも、昨夏は暑かったからどうかなと思ってましたが、無事に芽吹いてくれました。
おひたしにするととっても旨いことを、数年前に食べた山菜弁当で知りました。
以来、春先になると、セリとは違って、誰も振り向かず無尽蔵に近いこれを採らせてもらっています。
三年くらい前の「どっちの料理ショー」で、まだ開かない芽吹いたばかりの野かん草が食材としてとりあげられていました。ぷっくりと真ん中のふくらんだ見事な素材でした。以来、ますます、魅せられてしまいました。
..................................
下の文章は数日前に記したまま、野菜類への放射線汚染問題の緊急性にのめりこみ、削除したままのものが幾つかでてきました。で、その中から以下のメモをアップしてみます。
ですが、記録がなく、ここに記した「昨日」が、はてさて何日だったかも定かでなくなってしまいました。(文中の「送ってもらうことに」なったメール便が、昨日24日に届きました。電話の翌日に「やはり、送るの大変だから、そのうちに貰いにいきますから結構です」と電話すると、「はぉ、送ったよ」との返事がありましたから、逆算して、)
A君から電話のあったの「昨日」とは、20日。
Bさんに電話し、書いたのたのは21日となります。すでに4日間も経過。早く、沈静化して、被災地の皆さんにそれぞれの毎年の春の喜びが味わえますように……
....................
昨日、八ッ場の若い男性から電話を戴きました。
「今度さ、俺んち、引っ越すんで……」と。A君はいい出だしました。(またアルファベットで名前を復活します)。
その地区で最後の一軒だそうです。その地域は代替地ができないために比較的残っていたのでしたが、ここの処、行くたびに家並が消えて、土台のコンクリートがせ増えてました。A君の家でも、本来はズリ上がった近場の代替地を選択していたらしいのでずか、まだ年単位の完成のため、諦めて下流に新築したそうです。
たぶん、引っ越す前にという意味も察しましたが、行きたいのは山々なれどもあいにく、例のガソリン問題があります。
お陰さまでかろうじてはあるんですが、出来る大震災協力の一つとして、少しでも間に合わせることとその後が……。何やら「を欲しがりません勝つまでは」式になってしまって、コマーシャルで流され出した戦時下のスローガン的な「日本は強い。みんなで力をあわせよう」に呼応してしまったようで、くすぐったいですけれど……
「あのね、伺いたいんですけれど……ね。で、そちらのスタンドの込み具合はいいかがですか」と問いますと、A君は「並んでますよ。さっきも百台くらいあった」と言う。
さらに周辺の進捗状況などを教えてくれ始めたので、あわてて電話をかけなししました。
それでも、近々、ガソリンはたいて、行ってくるつもりになっています。
で、本日はここの処、携帯に「圏外」ばかりでてしまうBさんに電話。ようやくつながりました。元気な声で、「今さ、他所の家にきているんだい」とおっしゃいます。
頼んでおいものが出来たとのことに「じゃあ、取りにいきましょうか」と伝えますと、「ダメダメ。来なくっていいよ。ガソリンが大変だよ。スタンドにいっぺぇ並んでらい」とのこと。結局、送っていだくことになりました。
八ッ場の地が、おもわぬほど遠くなってしまいました。
さて、朔太郎の「旅上」流に言えば、
八ッ場へ行きたしと思へども
八ッ場はあまりに燃費が要り
せめては思い煩うこともなく満タンの心づもりにて
きままなる吾妻路の春の夢を描かん
さて、ガソリン問題もピークがすぎたようですし、明日26日の予定だった、東京での「環境行政改革フォーラム全国研究発表会」が中止めとなり日程が開きました。予定では「ダム工事における環境破壊」を発表する予定で、既に冊子掲載文を提出。当日のパワーポイントの作成に入った段階で中止の報が届き、ホッとしたような残念なような。何回かの東京行きを想定して、青春18切符求めたのに……
ですので、お天気がしんぱいて゜すか゜、明日は久しぶりに八ッ場にでかけようと思っています。
わくわくしてきます。
Posted by やんばちゃん at 14:59│Comments(0)
│八ッ場だより