2011年09月20日

原発とダムは造りたい人々は、同じ藪の中

原発とダムは造りたい人々は、同じ藪の中

【この写真は、国交省が航空写真で撮影して、ホームページ等で紹介しているものです。全体を詳細にみるのに最適の写真なので、お借りして掲げさせて戴きました。緑の山の中の工事現場ほど不釣り合いなものはありませんよね。しかも、仕組まれ、ここまで無理やりたどらせられた建設となると黄身が悪くなります。“大人の砂遊び”で、崩され眠りを覚まされた周辺の山々は、いずれの日か、こぞって反撃の矢を放つことでしょう】

 昨今のまたしても、風雲急をつげる動き。
 前政権が何とかして、金権政治を維持するための資金源となる献金集めのための原資として、大型公共事業と称し、国策にまつりあげた「原発」や「ダム建設」。
 ここに集った面々は、政界・財界・この国の陰のボス・(それに一流企業の中に入っていて、横の連絡もあるためか)大手マスコミ筋も宣伝役として連携。
 この構図をダム問題勃発当時にちゃんと見抜いて、一身をかけて対峙した、八ッ場の皆さんを心底、偉いと思います。今は意識も薄れて、権力に骨抜きされて迎合する始末。さぞかし、草葉の陰でお嘆きになられていることでしょう。お彼岸が近いのでそんなこと思います。

 それらが微妙にタイアップして練り上げた構造なのだということは、何の手づるももたないしがないオバさんにもわかる時代になりました。
 情報公開はありがたいものです。その意味では、連日、逐一「ああ、なりました。こうなりました」と事実経過を伝えてくれるマスコミさんは有難いものです。

 それにしても、さる5/24の第5回「検討の場」をうけて、出された案のあまり突拍子もない計画想定構想に唖然としたものでした。
 反対市民運動側は「八ッ場ダムを浮き出たせるためのミエミエ工作。出口はわかっている」とののしったものでした。
 おもしろいことに、これに対して、検討の場席上で、東京都、千葉、埼玉と異口同音に「荒唐無けい」と食ってかかったものでした。
 そして、わが群馬県知事さんも、直後の5月26日の定例記者会見で、次のように言っているのを、最近、切れ味のよい資料を矢継ぎ早に発掘してくれている、雨宮隆児さんのメールにありました。
 立場は180度ちがいますが、「荒唐無けいな案」という点では同じなので、拝借してその部分を末尾に転載させて戴きます。

 
「大沢知事コメント」ーー建設是非の立場は異なりますが、いかに荒唐無けいかということで……
 荒唐無稽な代替案
 国交省が、八ツ場ダムの代替案として、何とも解せない奇策を示してきました。
 このたびの震災で、今秋までに国から結論が出されることになっているダム検証の日程が崩れはしまいかと、内心非常に気をもんでおりました。
 被災した東北3県が悲惨な状況にある中、今は口に出せない地元長野原・東吾妻町の皆さんの気持ちを推し量ると、余計に気持ちは焦ります。
 今回国が示したダムに代わる利水案は、静岡県の富士川から 200キロメートルにわたる導水路を建設して利根川まで水を運ぶというものや、利根川水系の既存6ダムから大量の水を買い上げるといったものなどです。
 明らかにダム建設を阻止せんがための無理やり編み出した代替案であることがうかがえ、本県をはじめとする1都5県はそろって猛反対であることは言うまでもありません。
 最近、国が講じるもろもろの策には、小手先で片付けたようなところが往々にして感じられ、疑問を抱くことがあります。
 地方から主張すべきことは、これからもしっかり主張していく所存です。(平成23年 5月26日)
 



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Posted by やんばちゃん at 10:31│Comments(0)八ッ場だより
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