2011年10月13日
安全性は建設後の八ッ場ダム特別委員会
県議会八ッ場ダム特別委員会の傍聴に行きました。
11名中ダム反対県議は、2名のみ。
いつものように本日も多数決でやむなく、「早期完成を求める」意見書の提出が決定されてしまいました。
質問者は双方2名づつです。
しかし、角倉、伊藤県議の質問の内容の密度、高さに比べて、自民党の萩原県議はまぁ、ともかく一期目とはいえ、某県議のそのユルユル質問には…… しかも、残る7名は私語や野次はとばしても、質問はなし。 しかも、午後の伊藤県議が、質問事項が午前中の「質疑を聞いて、一枚増えた」とA4用紙を掲げると、「増えるんかよ」とのウンザリ声。
ここでは質問をするのはうとまれる議員なのでしようか。「異議なし」と大声あげれば、それで議員さまのお勤めは可。影での根回しに実力かを発揮されるのでしょう。
20年前、わが町議会の傍聴に行って、質問する革新系議員に「はぁ、よせやあ」とやじった保守系議員たちの態度にあきれはて、「議会ってなんなの?」と町議会議員選挙をやってしまったのでしたが、あの雰囲気よりは程度は良くなっても、ここでもやはり連綿といきているようです。でも、最初の頃にあきれ果てた常任・特別委員会よりは最近はものすごくレベルアップですね。
つまり、傍聴人がいると少しは抑止力になるんでしようかね。昨日、午前中2名。午後、3名でした。
それにしても、本日は野次がすくなかったですね。つもり、真実を伝え、紛れもない論理であることは通常感覚で誰にもわかることですから、お二人の質問内容に圧倒されたのでしょうか。
むしろ、要約すれば、「ダムを造ってから安全性を考える」、「なにがなんでも早くダムを造ることが先決」という、県側の基本姿勢の、あまりの回答に、思わずふきだしてしまって笑ってしまったのは、私でした。二回ほどやってしまいました。
県費による駐車料金600円を使わせていただいた一県民の責任において、観たこと聞いたことを折にふれて、お伝えしてたいと思います。
終日、冒頭の予算書説明段階での支出のみで、なんらの言及もなかった、去る6日の決算特別委員会では、10時~16時近くまでかかったので、900円にもなってしまいました。
派生しますが、どういうわけか、議会事務局での担当課では気持ちよく「駐車料金は出ますよ」とおっしゃてくださるのですが、実際の配布課では妙な空気で憮然。遠くの方で担当課職員さんはオロオロ困惑顔なされているし、貰う方もなんとなくぎこちない釈然としない後味の居心地の悪さを味わってきました。
たぶん、議事課と庶務課の何らかの確執があったのだと思われますけれど、本日は、傍聴担当者の方のところでも、駐車券が出せるようになったようです。思わず、このいつも懇切に対応してくだされる感じの良い女性職員さんに、小声で「良かった、あなたで!」と伝えてしまいました。
どうぞ、皆さんも県議会傍聴なさってください。
そうすれば、筆記しなければならないのに、机もない傍聴者待遇も、レベルアップしますので…… 本日も目の前の空席の、テーブル付き椅子の数を思わず数えてしまいましたら、31席もありましたけれど傍聴人は使わせてもらえないんです。
まぁ、当方、何も出てこなくてもいい、オジャマムシなんですから仕方なし。
Posted by やんばちゃん at 23:47│Comments(0)
│八ッ場だより