2012年01月16日
湯かけ祭り準備済みの、八ッ場で手打ちうどんご馳走になりました
昨日午後の川原湯温泉、王湯のあたりに張られた注連縄と竹です。本日の新聞報道によりますと、きたる20日朝の準備が
昨日、できたようです。
午後になってからの八ッ場入り。
しかも、すぐに温泉街に直行しないで、最初のAさん宅で(また、ふりだしのAさんに戻ります)は、新年の挨拶と年越しのスナップをお渡ししてすぐに立ち去ったのでしたが、次の某所の某宅、ひさしぶりにお会い出来た、Bさん宅の掘りごたつに入れてもらってのおしゃべり。Bさんは週に一度の楽しみごとという、テレビの観戦中でした。
ここで、つまませてもらった、干いしもと小粒の干し柿の旨かったこと。小一時間もコタツであたためさせて戴きました。
続いて、夏からまだお届けしてない、しかも年越し、考えたら半年ぶりのCさんに、おなじくスナップ写真を。現像をするにはしても、気がついた時には、もってこず、今日こそはお渡ししなければと思った時には、時間なしでパス。これらの複数組み合わせ、こういうのなんて、いいましたかしら、……そうそう数学用語で「数列」でしたっけ。それで、年をこさないうちにと何度も思ったのに、12月はいつも時間いっぱい。22日の残る生涯、どんなにホケても恐らく忘れないであろう、負け戦の日は行くには行っても、どうにもならず……
お仕事中の得がたい写真ですのに、写真のことを口にすると、「いいよ、あんな写真」と嫌がってましたのに、お渡しすると、うれしそうに「ありがとう!!」と喜んでくださいました。予想外のこの方の言葉に、気持ちが明るくなりました。
それからの川原湯温泉地区周りでした。
入り口のところから、坂道をのぼるにつれ、何か清新な感じがしました。竹と注連縄の相乗効果でした。
さて、その後のお決まりコースのスナップをとり、お決まりコースのお宅の何軒かをチョイス。そして、夕刻5時半近く、薄闇の中を、前回、あるお惣菜を頂戴したDさんに、「いいよ、返さなくても」とは言われていたけれど、パック容器をお返しするのと心ばかりのお返しをそえてインターホン。すっかりもう戸締りしてあった玄関先で、「ごめんなさ~い。こんな時間に、〇〇て゜~す」と告げると、「ちようど良かったよ。今日は手打ちうどん打ったんだよ。食べてって!!」と招き入れてくださった。ここのお宅では遠慮しないことにしている。でも、せっかく打った貴重な手打ちうどんを…… と思うけれど、久々の手打ちと聞くと「ワァー、うれしい」と声が先に。
Dさんはいそいそと勝手に行き、「今さ、すぐに煮込みにするからね。けんちん風の」とおっしゃる。
居間に入ると、写真奥のコタツの上のちゃぶだいに、いままさにDさんが相撲をみながら、夕食をたべようとする直前だったらしく、煮込みうどんがあったのでした。
お年のわりにはDさんがてばやく作ってくださったけんちん風煮込みうどんと、たっぷり添えてくださった松前漬けと数の子。「ねぇ、Dさん、かずの子こんなにたくさん、もったいないから半分とって」と思わず言うと、「いいよ。いいよ。いっぱいあるんだから」とのことで、素直に瞬くにたいらげてしまった次第です。
考えればDさんは、山里の大家族のお食事をしきつてこられたベテラン主婦なのでした。そして、この町の代表的な女性のお一人で、食生活改善など、女性たちの先頭にたって活動されてこられた方なのでした。「一回に粉3升づつも打ったんだよ」とおっしゃてました。
移転にはさまざまな苦悩があったという代替地の新築のお宅で、良かったことの一つには、花好きのDさんにとって、陽射しの入る居間で、大好きなシクラメンがしおれないこととの由。前の大きなお宅では、もっとも温かだった台所にもっていってもじきにしおれてしまったそうでした。
Posted by やんばちゃん at 21:43│Comments(0)
│八ッ場だより