2012年02月16日
国会にてヒアリング
一昨日14日午前11時~12時の予定で、参議員議員会館で、公共事業チェック議員の会のヒアリングが開催されました。
写真右手のお二人は、公共事業チェック議員の会の松野信夫議員、大河原雅子議員。
正面は国交省本省職員左手から5名。写っていませんけれど、右端は関東地方整備局職員1名。
手前は議員席。お忙しい方たちのようで、質問が終わると退席されていかれました。
その手前が、私たち市民運動やマスコミ席。
紋切り型の的はずれの答弁に、議員二人とも言外にあきれはてた物言いを、市民席からは失笑がと批判の声が飛び出しました。
昨日の上毛新聞一面の真ん中あたりと朝日新聞群馬版にもありましたように、中島政希議員のだした質問主意書が配布されました。
【2012年02月15日 朝日新聞群馬版】
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000581202150001
整備計画 行程未定 国交省、議員の会に
八ツ場ダム問題で、超党派の国会議員でつくる「公共事業チェック議員の会」は14日、国土交通省の担当者に今後のスケジュールなどを尋ねた。本体工事費の予算執行の前提とされる利根川水系の河川整備計画について、国交省は「策定にかかる行程は、現時点で未定」とした。
河川整備計画は八ツ場ダムの上位計画に位置づけられるが、国交省は2006年11月に作業を始めたものの、08年5月に表面上の動きが止まった。
河川計画課の担当者は、中断理由について「八ツ場ダムの検証を予断なく行ったため」と説明。今後については「大臣が『早急に』と発言している」と述べたが、具体的な準備状況については説明を避けた。
また、議員の会は、ダム完成までの費用と工期を質問。国交省は、再検証の際に公表した今年度以降の残事業費は約1300億円、入札公告から試験的に水をためるまでの期間は87カ月程度と答えた。
特定多目的ダム法に基づく基本計画では、ダムの完成時期は2015年度。国交省は基本計画について「今後、変更手続きをとる可能性がある」と認めた。
さらに、国交省からダム関係6都県の自治体への出向者について、昨年8月15日現在で66人と回答。内訳は、群馬の県県土整備部長と高崎市副市長の2人をはじめ、茨城9人、栃木4人、埼玉13人、千葉19人、東京19人について出向先での役職名を明らかにした。
終了後、議員の会会長の松野信夫参院議員(民主党)は「国交省は、ごまかしばかり。国民の納得は得られない」と朝日新聞の取材に話し、党の国土交通部門会議に報告し、問題提起していく考えを示した。(小林誠一)
Posted by やんばちゃん at 12:53│Comments(0)
│八ッ場だより