2012年04月10日
天狗松よ、永遠なれ
横壁ある方、Bさんと致しましょう、そのBさん宅の持ち山にある、樹齢400年といわれている「天狗松」です。
この天狗松が現在、かなり傷んできています。
根もとの辺りか゜少し朽ち初めてしまいました。
嫁に来て以来、そして、夫なき後も山周りをかかさずに守ってきたご当主のBさんですが、とても心配しています。
Bさんはその根もとの朽ちた辺りをさすりながら、「なんとか、ならないかねぇ。教育委員会にでも行ってみるかねぇ」と嘆いていました。文化財にはまだ指定されていないようですが、昔から銘木として、近在になりひびいていて、『長野原町の昔ばなし』の中には紹介されてきたようです。いつぞやは県の職員が2名尋ねてきて、持ち主とは知らずにBさんに場所をきいた由。山の中だと伝えますと「あんな山の中じゃ、嫌だ」と言って、帰ってしまったそうでした。
何とかまた雄々しく辺りをへいげいするような、天狗松の風格をもったまま、今後も何百年と生きてしいものです。
皆さま、何かお考えはないでしょうか? こういうことにお詳しい方、いらっしゃいませんか?
手前の灯篭は、それまでは木材でできたお宮だったのでそうですが、朽ちてしまったので取り壊したままにしておいたら、 夫が大病をしてしまったそうで、3年目にBさんと息子さんが建立したそうです。五色の石に写経をしたのをおさめてあるそうで、立派な1、5㍍ほどの石宮です。石屋の職人さんが5人がかりで山中をかつぎあげたそうでした。
反対側からみたものです。
この日も、強風にゆられたよしく、青々とした大きな枝がバッサリ落ちていました。
Posted by やんばちゃん at 22:52│Comments(0)
│八ッ場だより