2012年08月29日
八ッ場のミョウガ畑で大奮闘
川原湯地区のあるお宅、(どこまでいったか不明なので、Pさん致します)のミョウガ畑です。
先週、お願いしてこの日の“ミョウガ狩り”とあいなりました。
うす陽のさす木立の中で、あえかな黄色い花をたよりに心ときめかせて、茎をかきわけて、なよなよとして神秘的な、ミョウガを探し出す作業は、心踊るひとときでした。
なお、いわゆるミョウガは、地下茎の先につく「花蕾」(からい)とのことです。花が咲いたのは、商品価値がなくなってしまい、本来は花の開花前の固いものが、珍重されています。
今年は、八ッ場のミョウカは少し遅れているとのことでしたが、ご覧のようにもはや、花ざかり。それでも、ようやく眼がなれてきた終わり頃、根元をよくみると、まだ開花前の硬いのもありました。
そこの段階で、ようやく最初に、この家のおじいちゃんが、見本として採られていたご教示、採られたミョウガを片手にしながら「枝を倒してもいいからね」と言われていた意味が判ったというおろかさでした。実際に作業をされていた時にはまだ、身支度と持参の昼食をたべようとしたりしていて、傍でみていなかったのでした。
その後、今度はQさん宅にて、トマト、トウモロコシなどを分けて戴き、泥だらけりミョウガをあらうために、不動の滝に直行。ここの清水は佳代ら湯地区の飲料水てなります。
その豊富な湧水で、泥を落とすなんてぜいたくきわまりありませんが……
約2時間ほどかけて採らせて戴いたものを、丁寧にこしらえながら洗っていたものでしたから、既に日没。車も3台ほど行きかっただけで、ほとんど車も通りません。
車の中の雑多な片付けごとをしながら、中腰のまま、なんと2時間余。時計は18時53分。頭上に2号橋の照明がほの明るくみえました。
痛む腰とずぶぬれの衣服のまま急いで、頼まれていたカメラの現像をお届けする約束をしたRさん宅へ。「上がって」といつものようにおっしゃってくださいましたけれど、本日はそれどころではなく、家に直行せざるを得ませんでした。
なんと、出がけに湯気で火傷して、ジンジンとした痛みにおそわれていた右手首の火傷の赤味が、清水であらっている間に消えたらしく、走り出した車の中で、あらためて痛みが失せているのに気がついた次第。
屋敷内に清水を引き込んだSさんは、農産物を清水で洗うと、「日持ちも風味もいい」と言ってました。
不動の滝のこの水は、現在、吾妻川に流れこんでますが、もしダムができれば、この一帯は水底になります。
もったいない限りです。
Posted by やんばちゃん at 22:18│Comments(0)
│八ッ場だより