2013年12月21日

早くも、本体工事の準備工事が山肌を崩す

早くも、本体工事の準備工事が山肌を崩す


 写真は、早くも始まってしまった、本体工事の準備工事風景です。
 場所は川原畑側の茂四郎トンネル際の出口右手の国道上の山。今月16日のものです。原石山から運んできた材料をコンクリート化する「ヤード」の造成工事だそうです。
 2015年度完成→2019年度など4度目の基本計画の変更が11/20に1都5県に承認完了となり、本体工事着工が可能となったのです。
 2014年10月本体工事着手となり約40億円の予算発表されています。伴う準備工事のため用地取得や関連工事はもう始まってしまっているのです。
 
 署名活動のピッチをあげなければなりません。皆様のご協力を切にお願い致します
 全水没地川原湯温泉では今年夏から2軒の旅館が代替地に移転し営業を始め、もはや12月段階では旅館3軒、店舗2軒(一軒は新築中)で寂しい限りです。対岸の川原畑の残存家屋は、たった2軒のみ。
 本体工事着工を左右するのは、JR線の付替え工事と新川原湯温泉駅の新築工事にかかるのですが、 現在時の進捗度については、去る4日、県議会における南波議員の進捗度を問う質問に対する県の答えを次に、

 「11/20 基本計画の変更が認められたことにより、着手に支障が無くなったので。1日も早い完成を国に求めたい」と応えています。
一、① 2019年(平成31)完成をめざす
② 事業費は4600億円(※足りるはずはない)
③ 来年2014年10月本体工事着手
④ 伴う準備工事のため、様々な用地取得がある
aコンクリート骨材の敷地造成
b製造運搬道路の工事
c左岸の吾妻川上部の掘削造成工事
d左岸・吾妻川の仮排水トンネルに導く仮締堤工事
二、鉄道の付替え
 ①延長10、4㎞の約90%の軌道が設置ずみ
 ②起点と終点部の現在線との取り付け部分が残っている
 ③電気改修工事などもあるが、本体工事着工までには完了すると聴く
 ④川原湯温泉駅f2014(平成26)年2月には完成。駅前広場の用地取得が難所で暫定的になる。
 →南波県議:
①では、本体工事に伴う必要な用地手配は終わったと考えてよいのか
  ②川原湯温泉駅舎正面の買収ができておらず、バスの入れ替えなどが難しいけれど、う回路を検討していると考えてよく、安心してむかえられるのか。
 
平成25年3月末現在、事業全体の進捗率は、約83%となっています。


八ッ場ダム建設事業の進捗状況画像 (アップできないので後ほど、テープ起こししたものを探し出して添付します)
全体の進捗率は、
 「平成25年3月末現在、事業全体の進捗率は約83%。8月末時点の用地取得90、9%。家屋移転96、2%」。


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Posted by やんばちゃん at 08:24│Comments(0)八ッ場だより
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