2014年06月06日
我は、ネット越しの写真家なり
どこの工事現場かと見まごう、喧騒につつまれたこの現場。
こともあろうに、あの天下の景勝地・吾妻渓谷の遊歩道入口に出現した工事現場です。
本体工事に使うセメント製造現場のようです。4日の日もフル稼働。次々に砂利砂が落下、ユンボの前の大きな穴に落とされてました。……でもまだ、セメントが混ぜられている様子は外からは見えませんでした。吾妻渓谷にセメントが詰め込まれる日が、早晩、確実にやってきます。
3人いるガードマンに聴いても不明。まだ任務に就いたばかりとの由。
さて、昨夜、睡魔に何度もおそわれながら中断、し直しでようやくアップした記事の末尾、今朝みたら、「ネット越しの写真」としたつもりなのに、「写真家」となってました。
ま、はからずもこの方が良いみたいなので、訂正せずにこのままで参ります。
4日の日、国道上には、職員の姿もチラホラあって、最初は柵を乗り越えて、崖上スレスレで昨日の写真よりも上流方面を撮ってましたら、「危ないですよ」と声をかけられました。「だって、撮りたいんですもの」と振り向きもせずに応酬。怒りでふてくされてました。
でも、構図的には、下流の方がベター。川床に敷かれたシートも写るからです。
でも、そこは全てネット越しなのです。「タク、このネット、本当にジャマ」と声に出してしまいました。
それから、本欄に記したばかりの「今に、バチがあたるから」とも。
……でも、この方たちも同じ市民同士。しかも、川面に張り出した木の下には巨大石があるとかで、その防護のためにネットを張るための任務らしく、国道の鉄柵にロープを張って、それを命綱にして、降りて行かれる作業のようでした。
いかに悔しくて憮然としていても、これでは観光県・群馬のオバさんの名に恥じます。で、どんなに吾妻渓谷はすばらしいかもったいないかを少しまくしたててしまいました。そして、「命がけのお仕事、気をつけてくださいよ」と。
遠方からのその職員さん曰く。「面白い話、きけましたよ」。オモシロイ? マ、これも仕方なし。最近はアキラメがよくなりました。
実はこの日、私にも密かな任務がありました。このやり取りの前に、駐車場でこのお二人の職員さんが身支度している間、じっと待機。事務所の方角に歩き出して、居なくなるのを待ちかねていた経緯がありました。
また、川床の砂利の水分に関した技術畑のかたかにも話をうかがいましたけれど、それは割愛。
Posted by やんばちゃん at 08:35│Comments(0)
│八ッ場だより