2014年11月20日
なぜ、ここまで閉鎖する 新駅用地無料貸借者への謝礼にしては酷すぎまいか
橋の名前は、栄橋。
橋の左手には、国指定の川原湯岩脈があり、温泉街の家並みがきれいに望めたものでした。
端の向こうに続く、「上湯原地区」と「川原湯温泉街」を結ぶ道でした。この橋上からの丸岩山もまた最もきれいに望める場所として、知られてきました。
橋を渡り切った左手の木立の中には、この地で、確か4代にわたり、農業を営んできたTさんの家があります。広い敷地です。周辺にはT家の畑と水田が広がり、屋敷の西側には、この区域の飲料水である「不動の滝」から流れる疎水が流れて、吾妻川に注いでいます。周辺の人家が全て、移転してしまった現在は、純な水なのです。何ともうらやましい空間です。
「です」と記せるように、T家は移転していません。国が代替地の整備をせず、所有地に出るつもりに心をかためられたら、そこは有害スラグまみれなのでした。
ですから、断じて、「移転反対者」でも、なんでもないのです。
むしろ、次の記事をご覧ください。名にし負う、協力者なのです。(付随する事柄については、その後の独自取材も多々ありますが……今回はパス)
【毎日新聞2014.9.29 全国版】
八ッ場ダム:国、代替地提供せず 新駅の土地
http://mainichi.jp/select/news/20140929k0000e040171000c.html
しかし、右手木立の茂みの中の自宅門口から、国道までほんの100㍍なのに、締め切られてしまうのです。
写真を撮った時刻は18日正午の15分位前。 奥に3名の要員、女性の方もいて、恐らく土木業者の関連者のようでした。
手前に国交省職員ともう一人の男性2名の要員がいました。(公人だから構わないけれど、肖像権の問題もありますので、あまり近場で撮っては)手前の締切風景は取りませんでしたが、橋の手前と向う側の2カ所で締め切る予定なのでしょう。
はた目から観れば、「面当て」「見せしめ」的な不必要な嫌がらせにしか感じられません。
そこで、昨日も触れてしまいましたが、「そこまでヤルか」と憤りが沸いたのでした。
Tさん宅は、これから冬場に向かって、橋のむこうにある門口から右手に出て、川原湯温泉街に通じていた、木立に被われて夏場でも薄寒い町道の途中の急角度の坂道を曲がるか、最近取り払われたバリケードを少し直進して、有害スラグが一杯散乱している砂利道を通って、ご自分の土地が、訳1500平方㍍もタダで勝手に使われている、新駅の鉄路沿いにそって、高架橋を通り、新駅前の道路にでなければ、どこにも通れなくなるのです。
町の公職を多年に亘り務め、その関係上、今でも公的任務を背負っているTさんは、会議などで出かけることがとても多い方です。
他人事なかせら、皆さん、私が怒るのってムリなんでしょうか。
実は、同じく18日、ある場所での締切風景を撮ろうとして、道路脇にちょっと車を止めましたら、国交省のある素敵な職員さんから、「〇〇さん、車、危ないですよ。駐車場にいれてください」とのお声掛けあり。「写真、撮ったらすぐでますから」と応え、車の処に戻った際に、近づきつつ、「お目にかかったことあるかしら?」とくりだし、「でもなぜ、私の名前知っているんですか? 私って、そんなに悪名高いのかしらね」と問いました。
苦笑しながら「いゃ、何とも答えられないような質問の仕方ですね。…… でも、有名ですよ。〇〇さんは」と本人には、?予期せぬ答えがかえってきました。
「JRの開通式の時」とのこ。だいぶぼけてきた記憶の回路が急回転して、「あ、珍しいお名前の」というと、名字を名乗ってくだされた。
確かに、あの時は地元民が設置した有害スラグ撤去の大看板の前に、JR関係者の大型車両を横付けして、式典の最中、隠し続けたのたのでした、ですから言葉も荒く、「急いでどかせ」といきりたったものだったけれど……
その時に出てこられて、「わざとではないと思いますよ。ロータリーも駐車場にするむという話も流れていましたから」と、妙なご対応をくだされた、国交省ハンサムボーイ的なスマートな職員さんだったのでした。
ホントに私って、国交省のか弱き男性陣泣かせの、怖いオバさんなのでしょうかしらね。
Posted by やんばちゃん at 12:01│Comments(0)
│八ッ場だより