2016年02月26日
待てば海路の日和あり
【写真は渋川市立体育館駐車場の立入禁止のロープに貼られた、通告文。生一本のすらぐ投入とのとで、基準値を超えていますが、ここはまだ何の処置も施されていません。恐らく老朽施設なので、解体時まで持ち越すのでは? との憶測の声がありました】
ところで、今回の見学会も一言でいえば、大きな収穫があったと申せましょうか。
途中から方針をかえ、今回は参加人数の有無よりも、次の一手につなげられるように、できる限り中味の濃い研修会に重きをおいた次第です。
とはいえ、細切れの時間を使い、複数回にわたり渋川市内、とりわけスカイランドパークの近くの軽浜団地と南方の住宅街などのチラシ蒔きを行いました。
見学会前々日の金曜日にも、八ッ場からの帰途のため、すでに暮色漂う17時を少しまわってましたが、選挙と同じで、期日までのビラまきは許されるとばかりに、前回残したお宅から初めて、もう一区画、後一軒だけと進むうちに、なんと21時近くになり、さすがに足元の冷えと筋肉疲れにて引き上げた次第です。
今回は簡単にとして、結果的には安上がりであったカラー印刷にせず、必要に応じてその都度の簡易印刷の増すずりでした。呼びかけ数としていは最低に近かったのですが、でも、各種イベント会場などでの配布数と併せれば、13OO枚には達していたと思います。
またも、赤字をふやした次第ですが、それでも、馬にニンジンのごとくの、何かをつなげたい、理解を求めたい、その思いにつき動かされて、というよりそそのかされて、めっきり動かなくなってしまった足腰をうごかせた次第です。
それにしても、スカイランドパーク下の住宅街からみる、冬の夜空はすばらしかったです。
想えば、スラグをめぐる背景は、かなり深刻かつ多岐にわたり多方面にはりめぐらさせられた闇夜で、しかも仮に情報公開をとったとしても操作されてしまい、全容は判らず、一般市民には計り知れない闇の分野なのです。
しかも、そこには、生活重視の一般市民の日々の生活があり、厄介なことに私たちのように、「真実・正義」を信じようにしている市民運動の面々とは異なる思惑や利己的な思考も働いていくようで、驚かせられてしまいます。
それでも、最近、これまでの取材で進まなかったことにある事実が浮上。イベントを前にして、大きな収穫がありました。そのための寸暇をさいての八ッ場行きとなりました。
まさに勢いづいて、「待てば、海路の日和あり」のことわざをしみじみとかみしめておる次第です。
さて、朝日新聞の記事を。
さすがは、朝日新聞。冒頭の追跡記事は、独自取材にて、深みと奥行きを感じさせてくれますね。
Posted by やんばちゃん at 23:52│Comments(0)
│八ッ場だより