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2012年01月29日
その二 抗議書転載 前田国交大臣宛て
【雪にけむる一号橋 総額52億円】
【前田国交大臣宛】
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2012年1月9日
国土交通省・前田武志国交相様
新春にみんなで考える八ッ場ダム「討論・抗議集会」一同
連絡先:(ST0P八ッ場ダム・市民ネット)
「国交相の良心」とやらに抗議し、辞任を求む
前田大臣、今般の一連の検証過程と負の遺産作りへの数々の詐術を断じて容認はできません。このペテン劇の踊らされた主役を演じられた大臣の責任を問い、即刻辞任を求めます。国交省の多くの愚策に気がつかれ、最後は理性的な判断をなされるだろうと信じておりました。が、まったく裏切られました。許しがたい国民への背信行為です。
ゆるぎない既成事実づくりのためのその夜のうちの現地地入りなど、民主党員でありながらマニフェストの理念を逸脱、前政権党でもさすがにしなかったであろう22日のペテン的クーデェターを操り人形の如く、官僚の意のままになされたのですから……
一部の踊らされてきた地元民と行政職の拍手に迎えられ、推進団体に「英断・快挙」と称えられることは、むしろ、恥辱と心得るべきでしょう。
にもかかわらず、12/27の会見時の「国交相の良心」とは、笑止千万の絶句もの!
恐らく、あなたのなされた愚挙は、永久に歴史に名を刻むことでしょう。
再三にわたった市民団体や、良心的学識者からの切実な訴えを無視。密室においての官僚作成のシナリオ通りに演じてしまった罪は大きく、以下の私たちの要望を実施しない限り、もはや「政治家の良心」の名において採られるべき道は即刻の辞任しかありません。
一、八ッ場ダム建設の継続を撤回。選挙前の公約したマニフェストの原点に戻ること。
一、建設現地の活火山浅間山の直近下の地形。脆弱な土壌。吾妻川上流の温泉、鉱山
による強酸性水。それに伴い発生するヒ素問題など、枚挙に暇がないほどの危険性により、未来永劫、断じて造ってはならないダムであることの再認識。
一、「最初にダムありき」のもとに関東地整が行ったでっち上げダマシの手口の再検証。
①有識者会議等一連の御用学者の総入れ替えと密室性を打破し、傍聴可能とすること。
②「事業評価監視委員会」等の“御用学者たち”の兼務とトコロテン式承認法の改善。
③ 費用対効果算出時の「吾妻峡アンケート」等の、国民への詐術への全資料開示。
一、マニフェストの精神にて、12/29野田総理言明の「裁定案」のあるべき遂行実施。
前政権によって練り上げられた“最初にダムありき”の政治ダム・八ッ場ダムの治水利水の大義名分はことごとく破綻し、数多くの弊害が実証ずみです。
思うに、なぜ、こんな御用学者たちが検証でき、また、させたのでしょうか?
大臣、あなたはなぜ、こんな詐術の積上げ論証を見破れなかったのでしょうか?
大臣、判っていて、なされることほど、罪深いことはないのではなかったでしょうか?
願わくば、お独りで八ッ場の癒しの大地を歩いてみて下さい。戸口を叩いてみて下さい。
“コンクリートから人へ”を実践する、座についた大臣本来の真の任務と責務は、多年にわたる政官財の癒着を断ち切られることにあったのではなかったでしょうか。
どこに、おっしゃった大義名分的「3・11後の防災対策の新たな大編成」への片鱗が内在していましたか! 猛省を求め、潔い辞任を求める所以です。
以上、決議す。