2010年09月03日

熊本県知事の態度に学べ? 

 八ッ場よりも、一歩も二歩も進んでいる、川辺川ダムの状況です。
 蒲島知事も、知事就任→川辺川ダム中止の受け入れと進み、その後の荒瀬ダムの撤去工事については、妙な抵抗を示しましたが、現在は市民パワーに押されて軌道修正をしたようです。熊本は知事も柔軟。元東大教授の学究肌ゆえにか、真理を見極める目線は確かのよう。エライ!!

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 【2010年09月03日  熊本日日新聞】
    http://kumanichi.com/news/local/main/20100903004.shtml
五木村の再建には自由度の高い資金を 蒲島知事
 【キャプション】川辺川ダム建設反対表明から2年を迎え、当面の課題などについて語る蒲島郁夫知事=2日午後、県庁(石本智)
  ※熊本日日新聞HP http://kumanichi.com/index.shtml

 続いて、昨日お知らせの「八ッ場ダム代替地の耐震性は安全」の記事を、水源連のメールにも投稿したところ、徳山ダム事務局長の近藤さんから、以下の返信メールが、同メーリングリストにありました。
 末尾の《「何か」が起こったら「想定外の大地震」といえば済む》というのはスゴイですね。

【近藤メール 転載】
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紀の川・大滝ダムでも、住民側がずっと「危険」を指摘していたのに、建設省とそこに委託された”学識者”が「大丈夫」といってGOサインを出したのでした(そのときの”学識者”の頭が、確か中川博次さんだったはず)。
ダムのほうではなく道路ですが:東海環状自動車道路という計画があります。
岐阜市の「御望山(ごもやま)」の南寄りトンネルを掘る、というコースになっていました。
この御望山の南斜面は崩れやすいので有名で、かつ、すでに住宅開発がされてしまっています。
「トンネルを掘ると斜面崩落などを誘発しないか?少なくとも、安全性が証明されていない」と、この地区の住民らは粘り強く反対しています(1995年からの反対運動に若干の関わりをもちました)。
この「安全性」について、さまざまな枠組み(都計審だったり、県だったり、中部地整だったり)の”学識者”が、いろいろ言うのですが、そのときの政治的風向きで結論が違う。
・・・つまり、まず「行政がどういう結論にしたいか」があって、”学識者”のもっともらしいお墨付きがある、というのが丸見え。
少なくとも15年間「御望山(ごもやま)」付近はコースも決まらず(当然にも)用地買収もできていません。
早く言えば「東海環状自動車道路」は不要だ、ということみたいです。

>代替地の耐震性  国「問題なし」
実際に「何か」が起こったら「想定外の大地震」といえば済むのでしょう。


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Posted by やんばちゃん at 09:20│Comments(0)紹介
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