2009年10月09日
お上の決定に逆らって?視察団などを次々とご手配中!
来年度予算にダム提体予算はつけず、中止への重い扉は下ろされているのに、
まだなおかつ、意気軒昂な自民党県議団は、次々に視察団受け入れ計画を打ち
出しています。
かつて、「一旦決定したものに反対してもムダ」「お上にさからったってムダ」と
ご高説を繰り出されたのは、他ならぬ自民党筋のみなさん達。でも、立場変われ
ば、扉は閉ざされたにもかかわらず、まだ激突の構え。
そして、最もご熱心なのが故・萩原好夫さんの甥であることを、県議会一般質問
中に、自己紹介されていた萩原渉県議。
萩原好夫さんは、1965(昭40)年5月、「八ッ場ダム連合対策委員会」を結成、そ
の委員長となったにもかかわらず、開店休業のまま、同年12月、解散。「条件闘争」
を掲げて、反対運動の戦列から抜けだした方でした。
当時大蔵大臣となった、旧群馬三区選出の福田赳夫代議士のパイプ役としても知
られている方です。
下記に一昨日の傍聴の際に耳にした日程をお知らせします。
現地視察
10/9 埼玉の県議会議員現地調査 72名の議員団
※「民主党系の議員も来る」を強調していました。
10/13 都議会議員 現地視察
10/19 一都5県の知事(全員ではなし)
意見書提出
町村会
埼玉・千葉・茨城県の県議会
参考人招致
7日の常任委で、「誰か、呼んで必要性を聞く」旨の意見が出ていました。
「前原でも呼んで……、まぁそうもいかないだろうけれど」の声もあり。
関東地方整備局の招致は、決定的な空気でした。
本日の報道によれば、関東地方整備局の幹部3人に決定された模様。
※10/10 追伸
【2009年10月10日(土) 上毛新聞一面中段】
http://www.jomo-news.co.jp/news/a/10/news03.htm
八ツ場で県議会 関東地方整備局の幹部を参考人招致へ
まだなおかつ、意気軒昂な自民党県議団は、次々に視察団受け入れ計画を打ち
出しています。
かつて、「一旦決定したものに反対してもムダ」「お上にさからったってムダ」と
ご高説を繰り出されたのは、他ならぬ自民党筋のみなさん達。でも、立場変われ
ば、扉は閉ざされたにもかかわらず、まだ激突の構え。
そして、最もご熱心なのが故・萩原好夫さんの甥であることを、県議会一般質問
中に、自己紹介されていた萩原渉県議。
萩原好夫さんは、1965(昭40)年5月、「八ッ場ダム連合対策委員会」を結成、そ
の委員長となったにもかかわらず、開店休業のまま、同年12月、解散。「条件闘争」
を掲げて、反対運動の戦列から抜けだした方でした。
当時大蔵大臣となった、旧群馬三区選出の福田赳夫代議士のパイプ役としても知
られている方です。
下記に一昨日の傍聴の際に耳にした日程をお知らせします。
現地視察
10/9 埼玉の県議会議員現地調査 72名の議員団
※「民主党系の議員も来る」を強調していました。
10/13 都議会議員 現地視察
10/19 一都5県の知事(全員ではなし)
意見書提出
町村会
埼玉・千葉・茨城県の県議会
参考人招致
7日の常任委で、「誰か、呼んで必要性を聞く」旨の意見が出ていました。
「前原でも呼んで……、まぁそうもいかないだろうけれど」の声もあり。
関東地方整備局の招致は、決定的な空気でした。
本日の報道によれば、関東地方整備局の幹部3人に決定された模様。
※10/10 追伸
【2009年10月10日(土) 上毛新聞一面中段】
http://www.jomo-news.co.jp/news/a/10/news03.htm
八ツ場で県議会 関東地方整備局の幹部を参考人招致へ
Posted by やんばちゃん at 22:06│Comments(2)
│紹介
この記事へのコメント
八ツ場ダムを建設する目的は治水と利水だったはずです。そうだとしたら、現地とはその恩恵を被る地域であり、住民とはその恩恵を被る人々を言うはずです。視察すべき場所は氾濫するとされてきた地域、水不足になるとされてきた地域であり、意見を聞くべき住民はそういった方々でしょう。
しかし、現実の視察先はダム建設予定地に集中しています。治水利水の恩恵を被ることになっている埼玉県の県議会が、埼玉県内の視察をせず、埼玉県の地域住民の意見を聞かずに、現地視察と称して長野原を視察し、長野原の住民の意見をもって住民の意見という。
こんな滑稽なことはありません。これこそが、八ツ場ダムが治水利水という目的から逸脱し、建設する事自体が目的となされきた証拠でしょう。
Posted by 杉山弘一 at 2009年10月10日 09:05
コメントの追加です。
「関東地方整備局の幹部を議会に呼んでダムの必要性を聞く」とは、呆れます。県議会の皆さんついに狂ってしまったのでしょうか。
群馬県議会で議論すべきは、ダムによる治水・利水が群馬県にとって必要か否かでしょう。県としてそれが必要と判断していたから国の計画に参加していたはずです。
国に聞かなければダムの必要性が解らないと言うことは、これまで、県としては必要性の有無など解らないけど国に言われるまま計画に参画し、だらだらと負担金を支払っていたと言うことです。
Posted by 杉山弘一 at 2009年10月10日 13:09