2009年09月16日
(二)群馬民主党・マスコミ騒動記
先の(一)群馬民主党・マスコミ騒動記に対して心配の声が寄せられました。以下は、その返礼です。
なお現実に、全国のダム問題においては、民主党員の中には「推進」派に回り、民主党見解と異なる行動をしている同党党員もいることは事実のようです。
.. 【9/15(火)に発信】
....................................................
○○様、お便り、ありがとうございました。
皆さまも、ご安心ください。
12日に上毛新聞の記述に惑わされて、「またも、対立の構造か」なるセンセーショナルなメールをお送りいたしました。
が、以下に述べますように、わが群馬の民主党は、案ずるにあらずでした。
本日、民主(労組系)・富岡由紀夫参院議員の事務所に電話。秘書の方から、きちんとことの経緯を伺いました。
富岡さんは、鳩山代表と同じ考えでマニュフェスト通り、もちろん「八ッ場ダム中止」です。
その上で、「工事はストップしても、生活再建は長い経過のある問題なので、このままにはできない」として、生活再建に言及し、今後の対策を言ったのだということでした。
また、7日~9日まで三日間、現地入りしてきたとのことでした。
「中止」という前提条件を上毛新聞の記述では記者の読解力不足か、?意図的に欠落させたのか、
《ーー略ーー民主党2議員が党が掲げる八ッ場ダム中止方針に言及、中島氏が中止の必要を強調したのに対し、富岡氏は党内議論の必要を指摘するなど、方針に対する考え方の違いを見せた》。と「方針に対する考え方の違いを見せた」との表現にもちこんだのでした。
「中止」の考えは、二人とも共通項。さらに富岡氏は次のステップの今後の生活再建に踏み込んだ発言をしたまでだったことのようでした。
「プロパガンダ的に扱われた」と言ってましたけれど……
そして、お恥ずかしいながら、「よもや」とは思いながらも私もみごとに乗せられてしまった一人でした。
本県の民主党間の近親憎悪も甚だしいの対立を前回の選挙戦の手伝い中にも嫌というほど、見てきた者の一人として、また前夜10日の萩原渉県会議員が行った、富岡参院議員の協力体制のご披露として、「ダムの必要性の精査」まで遡って討議する旨のあいさつまであったものですから。
さらに同じく10日夜に、しきりに「ダムを造る」ことに気炎をあげていた、茂原副知事は翌日の富岡発言に対して、《「たいへんありがたいこと」と話した》となるわけですから。
すっかり、「ダムの必要性」にまでさかのぼると勝手解釈してしまった早とちりな私もまた、短絡的でした。
そして、わが親愛なる八ッ場のあるオトモダチさんは、新聞を読んで立腹。「見損なった。こんだ(選挙に)書かねぇって言っといてくんない」とまでおっしゃられたのです。で、思い切10日夜の抗議に続いて、またもことの真偽を確認の本日の電話となった次第ですが…。
今後は、担当窓口が決まり次第、きちんと地元の要望にこたえるため、話し合いの場を持つようです。
水没地の一連の抗議行動の裏には、自民党群馬県連やゼネコン関係者の姿がチラホラ。
どなたかが、書かれていましたように、選挙に負けた「自民党の最後のあがき」的要素に縁どられています。
まさに、「大政奉還」的な未曾有の潮流のただ中にいるわけですが、新政府に対しての「戊辰戦争」から始まった抵抗運動の、ただ今は「神風連の乱」もしくは「萩の乱」辺りでしょうか。
そのうちに終息してくれることでしょうが、冷静に判断、まどわされぬように心したいと思います。
○○様はじめ皆さま方、どうか、よろしくご教示のほど、お願い致します。
なお現実に、全国のダム問題においては、民主党員の中には「推進」派に回り、民主党見解と異なる行動をしている同党党員もいることは事実のようです。
.. 【9/15(火)に発信】
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○○様、お便り、ありがとうございました。
皆さまも、ご安心ください。
12日に上毛新聞の記述に惑わされて、「またも、対立の構造か」なるセンセーショナルなメールをお送りいたしました。
が、以下に述べますように、わが群馬の民主党は、案ずるにあらずでした。
本日、民主(労組系)・富岡由紀夫参院議員の事務所に電話。秘書の方から、きちんとことの経緯を伺いました。
富岡さんは、鳩山代表と同じ考えでマニュフェスト通り、もちろん「八ッ場ダム中止」です。
その上で、「工事はストップしても、生活再建は長い経過のある問題なので、このままにはできない」として、生活再建に言及し、今後の対策を言ったのだということでした。
また、7日~9日まで三日間、現地入りしてきたとのことでした。
「中止」という前提条件を上毛新聞の記述では記者の読解力不足か、?意図的に欠落させたのか、
《ーー略ーー民主党2議員が党が掲げる八ッ場ダム中止方針に言及、中島氏が中止の必要を強調したのに対し、富岡氏は党内議論の必要を指摘するなど、方針に対する考え方の違いを見せた》。と「方針に対する考え方の違いを見せた」との表現にもちこんだのでした。
「中止」の考えは、二人とも共通項。さらに富岡氏は次のステップの今後の生活再建に踏み込んだ発言をしたまでだったことのようでした。
「プロパガンダ的に扱われた」と言ってましたけれど……
そして、お恥ずかしいながら、「よもや」とは思いながらも私もみごとに乗せられてしまった一人でした。
本県の民主党間の近親憎悪も甚だしいの対立を前回の選挙戦の手伝い中にも嫌というほど、見てきた者の一人として、また前夜10日の萩原渉県会議員が行った、富岡参院議員の協力体制のご披露として、「ダムの必要性の精査」まで遡って討議する旨のあいさつまであったものですから。
さらに同じく10日夜に、しきりに「ダムを造る」ことに気炎をあげていた、茂原副知事は翌日の富岡発言に対して、《「たいへんありがたいこと」と話した》となるわけですから。
すっかり、「ダムの必要性」にまでさかのぼると勝手解釈してしまった早とちりな私もまた、短絡的でした。
そして、わが親愛なる八ッ場のあるオトモダチさんは、新聞を読んで立腹。「見損なった。こんだ(選挙に)書かねぇって言っといてくんない」とまでおっしゃられたのです。で、思い切10日夜の抗議に続いて、またもことの真偽を確認の本日の電話となった次第ですが…。
今後は、担当窓口が決まり次第、きちんと地元の要望にこたえるため、話し合いの場を持つようです。
水没地の一連の抗議行動の裏には、自民党群馬県連やゼネコン関係者の姿がチラホラ。
どなたかが、書かれていましたように、選挙に負けた「自民党の最後のあがき」的要素に縁どられています。
まさに、「大政奉還」的な未曾有の潮流のただ中にいるわけですが、新政府に対しての「戊辰戦争」から始まった抵抗運動の、ただ今は「神風連の乱」もしくは「萩の乱」辺りでしょうか。
そのうちに終息してくれることでしょうが、冷静に判断、まどわされぬように心したいと思います。
○○様はじめ皆さま方、どうか、よろしくご教示のほど、お願い致します。
Posted by やんばちゃん at 11:21│Comments(1)
│八ッ場に願う
この記事へのコメント
はじめまして。
埼玉県在住のT.KONNOと申します。
上田清司知事についてですが、彼は、2003年の最初の知事選挙立候補時に、すでに民主党を離党しております。
本人の言によれば、離党して「県民党」になり、「しがらみのない県政」の実行のためなのだそうです。
(詳しくは、埼玉県議会のホームページの議事録検索で、知事本人が発言していますので、そちらをご参照ください)
私自身は、八ッ場ダム建設には反対です。
また、この場であえて上田知事に対する批判はしませんが、「彼は民主党とは関係ない」ということは、知事本人の発言からも、客観的に言えると思います。
Posted by T.KONNO at 2009年09月27日 13:47