グンブロ広告

ビジネスライセンス料  3,000円/月

飲食関連事業用 ライセンス 毎日1セット広告  1,600円/月

お問い合わせは、 info@gunmawen.net

本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。  

Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2009年10月02日

情報公開、困るのはどっち?

 雨の中、土。日の二日間、早朝六時~開催のイベントの最終打ち合わせに
午前中は市役所に。
 その総合司会として、初の大役を仰せつかったのですが、まだ、頭の中は、
八ッ場モード。何の準備もありません。

 会場の隅で、他のスタッフの目を気にしながら、二日前の深夜に、留守電に
入っていたのに、本日まで気がつかなかった、ある県の女性県議さんへ、返礼。
これから一般質問とのこと。間に合わず失礼なことを。後日にまたとのこと。

 矢継ぎ早に取材の入った25日以来、何社かの応接と取材に、さすがに“私
の強固なおしゃべり口”も、くたびれ果てました。
 残るは、日曜日夜に廻してもらった、あるライターさんへの応対のみ。
 疲労困憊のはて、実は、29日には、ガスレンジをつけたまま外出。待合室で
雑誌を読んでいて、気がつき、診察をキャンセルして大慌てで帰る始末。
 ガスレンジの一つが壊れているので、安全装置のついてるのにかけて行ったが
救いで、お湯はカラでしたが、セーフ。このガス器具も実家の義妹が放り出したお古。
 
 さて、一連の前原視察の記事中、ひと際、鋭かったのが、「フライデー」の横田さ
んの記事。切口が秀逸で、迫力あります。
 23日の記者会見の冒頭に、最前列で手をあげ、「今後、費用対効果の精査は
するのかしらないのか」的な質問をされていましたが、今般の記事を読んで納得。
 結びつかせた着眼力に剋目させられました。

 ところで、今回驚いたのですが、「損失補償」に関することは、あまり資料がない
ようなのです。国交省に聞いてもラチあかずとの由。
 で、拙著に記してある数値などに、版元を通しての矢継ぎ早の取材でした。
 
 従って、過日提出した要望書にも「墨塗り情報公開は止めよ」と記した次第です。
 こんな黒マジックで文字を消す作業。高い給料払って、まさに国家の損失。
 何よりも高邁な志をもって国交省に入った国家公務員たちが、?お気の毒。と、
墨塗り文書を手にするたびに何度も痛切に感じました。

 そして、何とも面白いのは、28日の県議会一般質問中での、わが群馬県知事・
大沢さんの「徹底した情報公開をと」のご意見。
 思わず、笑いだしてしまいました。
 この常套的セリフは、かつては私たち市民運動側がくりだしたお得意語ではありま
せんか。
 この間、隠し持っていた資料を、洗いざらい情報公開されたら、困るのはどっちなの
でしょうか?
 是非、ぜひ、開示してほしいもの。
 時代の変転自在の摩訶不思議さ。
 得難い場面の証人として、生きて遭遇できて、本当に良かった!!

 そうしたら、地滑りの危険性は本当であり、代替地は危険極まりないことも判明。
 どっかにひそかに流れた、金銭の経路も如実に浮かび上がって、面白いことこの上
なし。下手なドキュメンタリー観るよりも痛快。
 観客席の最優先席に座るのは、もちろん、私たち国民。そして、ついに真の敵に目
覚めて湧き上がる怒りがおさまらないはずの八ッ場の皆さん達にこそ早く、特等席に
着いて戴きたいもの。

 さ~て、私も10年間、現地の方の会話中の一言に留意。背景を一つ一つと調
べ上げてきた事柄を、ヒトさまのお役にたてるのも、いいけれど、口をくたびれさせ
のではなく、手を使って何か書かなきゃ。

 お会いすると必ずといっていいほど、強い怒り口調で叱りつけられる、八ッ場の
ある方のパターン化したセリフに、「あんたみてえなバカはいねぇよ。そうやって調
べたことをみ~んな。」があり、昨今の性急な八ッ場行きには「何の得があるんだ
い。遊んでべぇいてどうやって暮らしていくんだ」とまで繰り出された。
 「私はお金のために生きてはいませんので」とへらず口をたたき返すが、出入りし
て十年一日のごとくの極貧状況を、言葉とは裏腹の温かさで、いつも何くれとなく、
憂えてくださるこの方がお元気なうちに安心してもらいたい。
 そんな人並みの心根は、私にもある。
 しかし、貧しさは様々に創意工夫をもたらすもので、何とか生きていられるので
すから、不思議です。
  
 それにしてもです。
 お金に縁がなく、ほんの些少ながらも市民運動につきもののカンパなど持ち出し
専門の私がです、八ッ場の億単位の金額を話している、滑稽で皮肉な構図。笑止
ものですよね。
 

 さてさて、ここまでブログに通常感覚では、ご披露するべきではないことばかり、
書き連ねてしまってましたら、またも版元の明石書店から電話。
 今度もまた、取材らしく……、書きっぱなしですが…、ここで。
 
 明日の準備間に合うかしら、早朝~ほぼ終日、大雨の中のウオーキング大会
です。
 準備、本当にどうしようです。
  


Posted by やんばちゃん at 15:02Comments(0)八ッ場だより