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2009年10月10日
熊本県連にあったことが、群馬にないはずがなし
過日、ダム関連メーリングに、毎日新聞記者・福岡賢正さんについて、
「どういう方なのでしょうか」とのメールがありました。
そこで私が存じ上げていることを申し上げた拙文を転載。
お断りなしですが、福岡さん、ご寛容のほどを。
/////////////////////////////////
葦書房から1994年刊行の熊本・川辺川ダムの真相を暴いた、「誰のための川辺川ダムか 国が川を壊す理由」の著者です。
1999年末、ダム問題手探り中の私に、知人が「感動した。読め」とくださった
一冊で、本当に魂が揺さぶられ、保守政権への献金は生々しく衝撃的で忘れ難い
ご著書となりました。
“群馬の週刊金曜日”と呼ばれていた県内の雑誌に初めてダムのことを記した、
「あなた、この水飲めますか」の「政・業・官の癒着」の章で、引用させて頂いたので
お断りをし、後日、お送りしますと、「群馬には、こういう雑誌があっていいですね」
とお返事をくださいました。
5年前にまとめた拙著をお送りした際には、宛先を毎日新聞前橋支局で調べてもら
いました所、確か福岡総局でした。
今はどうなさっていることでしょうか。
そして、お名前のように「正しく賢い」方として、お目にかかったこともなく、時折り、毎
日新聞で執筆記事を拝読するかぎりですが、ダム問題における遥かなるご先輩として、
ご尊敬しています。
..........................................
長くなりますが、下記に引用させて頂いた部分
ーー 拙稿「あなた、この水飲めますか」より
---2000年1月「週刊サンデージャーナル」ーー
ここに熊本・川辺川ダムの真相を暴いた『国が川を壊す理由』(葦書房、一九九四年)
がある。
ダム建設は他ならぬ建設省役人のものらしいと、毎日新聞久留米支局の記者
(当時)の著者の福岡賢正さんは記す。 《 》内は引用
《とにかく造るという「結論」が先にあって、表向きの「目的」はその時々の世
論を 誘導する口実にすぎないことを示している。そしてその背景として常に指摘されるの
は、公共工事によって莫大な利益を得る土建業者とその利益代表である政治家、そして
それらと癒着した官僚という構図にある》
裏づけ事実として、
《熊本県内の土建業者約一四〇〇社で構成する県建設政治連盟が「地元企業
の仕事量確保のため」として、各業者が政治家に行う献金とは別に、公共事業の受注業
者から受注額に応じた寄付金を徴収、政治資金団体を通じて自民党熊本県連に献金して
いたことが平成五年三月、明るみに出た。
寄付金は土木工事の場合、国・県発注が落札価格の〇・一パーセント、市町村、公団、
事業団発注が〇・〇五パーセント、建築工事の場合は国・県発注が〇・〇五パーセント、
市町村、公団、事業団発注が〇・〇三パーセントと決められており、国民の税金で支出
される公共工事費の一部が、自動的に自民党に上納されるシステムができ上がってい
たのである。お見事というよりほかない。
このようにして毎年、業界から莫大な上納金を受けてきた自民党県連は当然のことな
がら、「地元業者の仕事づくり」のため、川辺川ダム建設をめぐっても陰に陽に計画の推
進役になってきた》
果たして、この構図は、遠く熊本県だけのものなのだろうか。
群馬県にも、ないはずがない。
......................................................
ね、ダム推進の構図をズバリでしょ。
その構図に、目下、強烈なスポットライトが、不正をあぶりだすように照射されているの
です。
確かに、前原大臣、手順が荒っぽかったかもしれません。
でも、このくらいの強い姿勢で挑まなければ、真相は暴けませんし、是正できません。
予算ストップで“臭い元”を絶ったのです。
ところで、?まだまだ推進にコリ固まっている関係者の皆様方、何か痛くもない腹をさぐ
られそうではありませんか。建設に固執するのは、そろそろオヤメアソバセな。
ダム問題の入口に佇んだ私は、おソルおソル、夢中で「ないはずはない」と記したもの
でした。
転載しているうちに、奮い立つものが湧いてきて、元気が出てきそうです。
ところで、この良書を私にくださった方、お顔が浮かばなくなってしまいました。
確か、市民運動関連の男性の方であったことは覚えているのですが、よくもまぁ、ホトホト、
男性には縁のないおばさんですね。お許しを。
もし、本欄をご覧になっていたら、お便りくださいませ。あらためて、うれしいスタートの糸口
をつけてくださったことに、万感の思いをこめて、お礼申し上げたいのです。
「どういう方なのでしょうか」とのメールがありました。
そこで私が存じ上げていることを申し上げた拙文を転載。
お断りなしですが、福岡さん、ご寛容のほどを。
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葦書房から1994年刊行の熊本・川辺川ダムの真相を暴いた、「誰のための川辺川ダムか 国が川を壊す理由」の著者です。
1999年末、ダム問題手探り中の私に、知人が「感動した。読め」とくださった
一冊で、本当に魂が揺さぶられ、保守政権への献金は生々しく衝撃的で忘れ難い
ご著書となりました。
“群馬の週刊金曜日”と呼ばれていた県内の雑誌に初めてダムのことを記した、
「あなた、この水飲めますか」の「政・業・官の癒着」の章で、引用させて頂いたので
お断りをし、後日、お送りしますと、「群馬には、こういう雑誌があっていいですね」
とお返事をくださいました。
5年前にまとめた拙著をお送りした際には、宛先を毎日新聞前橋支局で調べてもら
いました所、確か福岡総局でした。
今はどうなさっていることでしょうか。
そして、お名前のように「正しく賢い」方として、お目にかかったこともなく、時折り、毎
日新聞で執筆記事を拝読するかぎりですが、ダム問題における遥かなるご先輩として、
ご尊敬しています。
..........................................
長くなりますが、下記に引用させて頂いた部分
ーー 拙稿「あなた、この水飲めますか」より
---2000年1月「週刊サンデージャーナル」ーー
ここに熊本・川辺川ダムの真相を暴いた『国が川を壊す理由』(葦書房、一九九四年)
がある。
ダム建設は他ならぬ建設省役人のものらしいと、毎日新聞久留米支局の記者
(当時)の著者の福岡賢正さんは記す。 《 》内は引用
《とにかく造るという「結論」が先にあって、表向きの「目的」はその時々の世
論を 誘導する口実にすぎないことを示している。そしてその背景として常に指摘されるの
は、公共工事によって莫大な利益を得る土建業者とその利益代表である政治家、そして
それらと癒着した官僚という構図にある》
裏づけ事実として、
《熊本県内の土建業者約一四〇〇社で構成する県建設政治連盟が「地元企業
の仕事量確保のため」として、各業者が政治家に行う献金とは別に、公共事業の受注業
者から受注額に応じた寄付金を徴収、政治資金団体を通じて自民党熊本県連に献金して
いたことが平成五年三月、明るみに出た。
寄付金は土木工事の場合、国・県発注が落札価格の〇・一パーセント、市町村、公団、
事業団発注が〇・〇五パーセント、建築工事の場合は国・県発注が〇・〇五パーセント、
市町村、公団、事業団発注が〇・〇三パーセントと決められており、国民の税金で支出
される公共工事費の一部が、自動的に自民党に上納されるシステムができ上がってい
たのである。お見事というよりほかない。
このようにして毎年、業界から莫大な上納金を受けてきた自民党県連は当然のことな
がら、「地元業者の仕事づくり」のため、川辺川ダム建設をめぐっても陰に陽に計画の推
進役になってきた》
果たして、この構図は、遠く熊本県だけのものなのだろうか。
群馬県にも、ないはずがない。
......................................................
ね、ダム推進の構図をズバリでしょ。
その構図に、目下、強烈なスポットライトが、不正をあぶりだすように照射されているの
です。
確かに、前原大臣、手順が荒っぽかったかもしれません。
でも、このくらいの強い姿勢で挑まなければ、真相は暴けませんし、是正できません。
予算ストップで“臭い元”を絶ったのです。
ところで、?まだまだ推進にコリ固まっている関係者の皆様方、何か痛くもない腹をさぐ
られそうではありませんか。建設に固執するのは、そろそろオヤメアソバセな。
ダム問題の入口に佇んだ私は、おソルおソル、夢中で「ないはずはない」と記したもの
でした。
転載しているうちに、奮い立つものが湧いてきて、元気が出てきそうです。
ところで、この良書を私にくださった方、お顔が浮かばなくなってしまいました。
確か、市民運動関連の男性の方であったことは覚えているのですが、よくもまぁ、ホトホト、
男性には縁のないおばさんですね。お許しを。
もし、本欄をご覧になっていたら、お便りくださいませ。あらためて、うれしいスタートの糸口
をつけてくださったことに、万感の思いをこめて、お礼申し上げたいのです。