2011年03月22日

3号機・プルサマール炉についての説明

 3/22 その二
また、地震!余震に注意とのこと。
 12時38分 関東地方に震度4~3程度
※同時刻、手元の携帯がまた不気味な発信音を出し、「緊急地震速報」。
 12時39分04秒  福島県で地震発生  

3号機・プルサマール炉についての説明 【↑毎日新聞21日付の写真から転載】 石巻線女川駅付近から、津波で高台の墓地に打ち上げられた列車の車両=宮城県女川町で2011年3月21日午後2時7分、森田剛史撮影
 
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 「3号機のプルサマール炉」について、昨夜の「3/21 その四」で記しました処、知識の面でお世話になっている、杉山さんから、以下のコメントが、同欄に届いておりました。広くご認識して戴くために、掲載させていただきます。
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 コメント
 MOX燃料は、ウラン燃料とは原子炉の挙動が多少異なります。
 ただし、核分裂反応が停止した状態では問題にならないでしょう。また、プルサーマルと言っても原子炉の冷却系は同じですから、今回の海水を入れて冷却するという対応に差があるとは思えません。

 問題は以下の2点だと思います。
 燃料(燃料被覆管ではない)の融点が低いこと。MOV燃料は融点が約2700度(含有率によって異なる)とウラン燃料よりも100度程度低いのでその分早く融けます。
 また、燃料が融けた場合プルトニウムを始め有害物質が多いので人体に与える影響はより深刻。
 なお、ウラン235の核分裂によって、ウラン238からプルトニウムが生成されます。つまり、原子炉を運転すると、ウラン燃料の中にもプルトニウムが含まれています。
         Posted by 杉山弘一 at 2011年03月22日 10:15

 ※なお、午前中、所用で外出直前に、時間に急かれつつ、先のブログをアップしました処、かなりの誤植がありました。お詫びいたします。



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Posted by やんばちゃん at 12:47│Comments(0)原発関連
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