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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2014年03月20日

6/15 映画「シロウオ」のトーク開始時間は16時~

昨日アップしたチラシと、同じく昨日付けで本欄に掲載くだされました「NPO・ボランティアサロンぐんま」のトーク開始時間にミスがありましたので、以下に訂正させて戴きます。
   
15時半→16時~
 ①14時~  16時~「トーク」+質問  ②18時

 また、3/16の本欄末尾に、制作・脚本の矢間秀次郎さんの次のサイト中でご紹介くだされている旨をお伝えしました。が、本日、良く読みましたら、「各回終了後、矢間秀次郎プロデューサーのトーク」との記載を発見しまして、矢間さんに直ちに連絡させて戴きました次第です。
 トークは一回目と二回目の上映時間の間の16時~の一回だけです。
http://shinanochikuma.jimdo.com/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/ 「ニュース」欄にあり

ここで、制作・脚本の矢間さんの江古田映画祭での雄姿を(カメラの使い方がわからず暗かったのですが…… 



※原因は、3/9の「さようなら原発」イベントでの配布用に、取り急ぎ印刷したのでしたが、印刷直前の当初の上映時間の訂正時に、①1回目は30分遅く14時~ ②2回目上映は逆に30分繰り上げて18時~の変更過程で、混同してミスってしまったのでした。
 印刷後、所用時間105分なのに、15時半~では1回目が終わらないうちにトーク開始になると判明。困惑しましたが…… 末尾に「変更するやも知れず、事前にご確認ください」と記しさせてありましたので……
 その訂正前のチラシを昨日も記しましたように、「NPO・ボランティアサロンぐんま」さんにも置かせて戴けるようにご検討を願いたいとお願いした次第でした。
※、何よりも3/16本欄には、訂正後のチラシをアップすればよかったのでした。
 主な要因は、健忘症のなせるわざにつきるかと。
 直ちにメール類の添付チラシでは訂正ズミを送信してきていましたまので、のど元すぎたら忘れてしまって、しまったとしかいいようがないのですが……
 実は現在、プリンター使用不可なのです。丁度、インクが終わって、もはや動かず。近々レーベル印刷をしなければならずで…… 買い替えを検討、物色中なのですが、時間に急かれてなかなか機種が定まらずの状態なのでした。
 さきほど、お問い合わせがあって、訂正前のチラシをアップしてしまったということに気がついて、愕然。
 しかも、フェイスブックで長瀬氏て下さるとのご厚意に「すぐにアップします」と意気込んだのはいいのですが、それからが大変。既に3時間も経過。理由は何ともお粗末な健忘症のなせる技。ここでも諸事情を忘れて、心急くあまり、写真と同じように考えてしまって、後は錯綜としてメチャクチャに。「動作を停止しました」まで出て、シャットダウン。よくぞ、パソコンが壊れなかったです。

※そして、現時点では当方は画像専用ソフトがないので、写真とおなじように縮小してもプログに直接アップはできないのです。デスクトップにあるチラシをプリンターに読み込ませてのアップ方法なのですが、上記のようなインクなし状態なので不可なのです。
 早くプリンターの機種をきめて発注しなければ……
 必要に急かれて、量販店に行きましたら2つの店舗では、キャノンとエプソンの薦め方が逆なので…… (同じくプリンター購入に見えていたご夫婦も同じことをいわれたと言ってました)。作業の遅れで肝心の印刷はまだできないので、何となく迷いつつ、日数を重ねてしまった次第です。

  レーベル印刷をする際に、キャノンとエプソンではどちらが便利でしょうか。ご教示願えれば大助かりです。今まではキャノンでした。
  


Posted by やんばちゃん at 12:47Comments(0)報告紹介

2014年03月10日

てんやわんやの私的報告記

 



 昨日の欄に、加筆しようとかきだしましたら、心ならずもついつい細部におよんでしまって……別項にします。
 デモ行進に行かれる方たちの隊列にむかってのビラ配布に追われて、写真を採る間もなかったのでしたが、戻ってこられた方たちに「ご苦労様」をこめての写真撮りの中の一葉です。
 出発の再、目を引いた沢入サーカス学校の皆さんをお撮りしようとしたのでしたが、待ち構えていた手前で、会場に入られてしまって…… 写真のようなお一人のみの仕儀と相成りました。
 
 もちろん、舞台でも出演されていたのでしたが、とても目にできませんでした。
 今回はスタッフの都合がつかず、三回中、最も少ない陣容で大変でした。それでも手分けして場内にくりだして署名依頼や、チラシ配布を行いました。
 そんな最中、思いもかけず遠路、都心近くから応援にきてくだされて、チラシ折り込みの作業を黙々となさってくだされつつ、ブースを守ってくださった女性スタッフがいらして大助かりでした。最後の荷積みの為の車を取りにいく時にも、ルス番役をしてくだされ、本当にありがとうございました。
 



 それにしても、今回ほど、十年単位の久しぶりの知人の皆さんたちにお目に書かれたことはありませんでした。
 中には、どうしていられるかなとは思いつつも音信の途絶えていた2、30年間もの方もいらっしゃり、それがちゃんとお名前が出てきたのには、健忘症の進んだ昨今、我ながら驚き。花粉症よけのマスクをしていられても分かったのでした。
 お一人、かつて大変お世話になったのに、ここ十数年近く、疎遠のまま時過ぎた方がデモ終了後、戻って見えた隊列の、写真を採ってましたら、列から足をとめ、「私わかる?}とおっしゃられて立ち止まられました。写真をとるのに神経集中気味で一瞬はとっさに判らず「すみません、判りらないわ」と素直にお伝えしますと、マスクをズリ下げたその端正なお顔だち。「あ、〇〇さん。ワぁー」とちゃんと下のお名前まで。
 ホントに幾つもの久闊を温められた、うれしい出会いだらけの稀に見るイベントでした。それから、ここ温まる励ましなどもありました。

 いつもながらの終了後の反省ごとですが、事前に開催要項をきちんと確認をしていないのはいつものこと。さらに配られたパンフをみて、出演者の確認や式次第を頭に入れることもできないのも、通例。
 帰宅後も、時間に急かれての片付けの際に、未読なのだからと捨てるにすてられず、保存はしておくものですら家の中の雑然状態はひどいもの。時すぎてから、読むことが多く、読めれば良い方で……
 力強く一大音声だった、福島からの被災者の方、吉沢正巳さんの声音は、その気迫にみちた訴えの迫力に打たれて、会場がシーンと静まり返ってましたので、嫌が上にも耳に入ってきましたが、一度だけ、舞台の方をチラリと見上げただけでした。が、その姿は今も残っています。
 そんな中で、「制服向上委員会」の方たちの写真をお撮りするために駈け出したのは、事前に読んだ、ある人が記した「なかなかの社会的本質派」なる前評判が少なからず、根底にあったからだったと思います。
 終了後、荷積みをしている際に、市役所から出てこられて帰途につかれる少女たちにバッタリ。「ご苦労様」とお伝えし、「今年、初めてでした」といわずもがなのことを口にしてしまいましたら、「去年もきました」とのこと。
 ソウソウ、去年は舞台が始まる前の煙霧。その後の雨で余儀なく、多くのブースの方たちがなされていたように中断撤退。大急ぎで雨の中、荷物を積み込んだ車を動かさずをえず、処置なしホコリまみれのまま帰途についてしまったのでした。
 スポーツと芸能関係は全く音痴で何の情報ももたない当方なのですか、傍らにいた、スタッフが「皆さん、全員じゃないでしょ」と問うと、「はい、関西の方にもイベントがあって」とのこと。その後ろ姿をおいながらスタッフが「高校生なのよね」と言いそえた言葉により好感度が増しました。本当に清々しく利発な皆さんでした。

 さて、16時近く、遠方からみえた方も私も昼食を食べてないので、どこかとおもいながら、荷ずみを工夫して座席を創って、道なりに観音山方面に。都内方面から見える方は、「スパゲッティの街、高崎」の名は浸透していられるらしく、前に見えた時、そういわれたのでしたが、知っている店は方向違いでしたし…… 今度、皆さんが見える前には調べておかなければと思っていた矢先でした。
 ついにその手の店がみつからず……で。
 イベント開催中に何かの話のはずみで、「今日は義兄の法事なのでご馳走にありつけるはずだった」旨のことを何気なくおしゃべりしていましたので、しきりに気になされ、「今、帰られば……」とおっしゃってくだされまてましたので、結局そのまま、駅に。観音山見物だけで失礼なことをしてしまいました。
 それにしても、街中の店さがしというのは大変。今やファミリーレストランのみ。
 
 さて、帰宅後急いで食事。暮色の迫った中で、荷物おろしをしようとしたのでしたが、気力なく、断念。
 さしてないけれどもつり銭と売上だけでも、保管をと思ったら…… 思いこんでいたバックの中にないのです。それから大変。あちこち調べて、結局、車の中の荷物を全部おろしてもなし。疲れ果ててまた、そのまま荷物を車に戻し。
 どこかに落としてしまったとしか考えられず、疲れ果てて家に入ったのか゜20時すぎ。
 テレビをつけ、大河ドラマにぼんやりと目をやりつつ、今日の準備に何日間、奮闘したか。「爪でひろって、箕でこぼすヒトだね、あんたは」と八ッ場の辛辣な方に言われたことを、またも痛切にかみしめました。
 「あぁ、また大失敗か」と落ち込みながら、「お茶をのみながら、帰宅途中の行動を反芻していたら、「あ、もしかしたら」と想起。
 慌てて、戸外に飛び出し、祈るような思いで。 ホントに良かったです。つり銭持ち出しの他に、売上金の弁償もしなければならなかったのですから…… 

 さて、これから荷卸し。書籍や物品の検品と売上代金の検品。これが大変なんです。


 


    


Posted by やんばちゃん at 09:53Comments(0)報告

2014年03月05日

❝日本国憲法殺人事件、総理のクーデェターですよ❞ 参院予算委 

 
 表題の言葉は、本日の参議院予算委員会で「集団的自衛権」について質問した、福島瑞穂さん(社民・護憲連合)が繰り出した衝撃語でした。 「(68年間守ってきた憲法9条を変えてまで、自衛隊を海外に出すことは)…略…憲法9条を勝手に行政が内閣が、総理大臣が変えられたら、憲法は無意味になりますよ。憲法9条は無意味になりますょ。❝日本国憲法殺人事件❞ですよ」といった意だったと思います。福島さんの歯切れの良い物言いと特有の容赦のない鋭さで、続いて「総理のクーデェターですよ」と畳みかけたので、瞬時、どよめきにも似た苦笑じみた笑いが巻き起こりました。16時25分頃だったでしょうか。

 5時までに振込をしに郵便局に行かなければならず、身支度をしながら、あちこち動きまわってバタバタしていたのでしたが、思わず、ここでテレビ画面にくぎ付けになりました。
 きちんとメモしておけば良かったのでしたが……、そのくらいは覚えていられると思ったのでしたけれど、もはや哀しいかな、完全な老化現象。でも、明日になれば、国会中継がみられますから、ご覧ください。
     「参議院国会中継」
   http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php で、
  明日、上のサイトをクリックし、本日4日をクリックすれば、ご覧になれます。この辺りはもう一度、聞きなおしてみる価値があります。
 

 そして、その後の福島さんの発言が、今夜のニュースで度々放映されている発見でした。
 慌て、ビデオを押して外出したのでしたが、やりとりをテープ起こししてみます。
.....................................................
安倍「参戦するということを議論していることでないことはきちんと申し上げておたい。果たして我々はできないというままでいいのか、まじめに真摯に議論しているところでございます。 

福島:「北朝鮮有事の際に、北朝鮮とアメリカが、アメリカを攻撃している際に、日本が武器弾薬についてリンケンして武力こうしていけば そこで日本も参戦していくということになりますよね!」

安倍:「私が申し上げたことは、武器弾薬を輸送している艦船について、それを阻止する、例えばその中においてリンケンをしなくていいのか。い まだ結論を得たわけではなく、憲法との関係の中でそれをまさに議論しているところでございます」

福島:「リンケンだけではなくも、安保法制度で議論しているとすれば、武力行使も可能かどうかというのを議論しているんではないですか。武力行使するということはすごいことですよ。(机を指で叩きながら)ここでアメリカと北朝鮮で攻撃をしている時に、日本がそこで武力行使をすれば、日本が当事国として参戦していくということになるじゃないですか」… 

安倍:「いきなり、ベトナム戦争の例をだしてくるというのは 同盟関係を維持いじしていくということはお互いに努力するということ。 「…略ーーー武器弾薬が諸外国に運ばれようとしているのに。阻止するのに阻止しなくていいのか。ーー略ーー私たちは国民の生命・財産をまもらなければならな意立場として真剣に議論を進めていく必要があるとこう考えているところです」

福島: 「総理が衆院の予算委員会で、北朝鮮有事の際に、北朝鮮が例えば米国を攻撃したとしますと。そこで、北朝鮮にむかって武器弾薬を運ばれている時に、我々は阻止をする。その輸送を阻止する状況になっていると時に阻止しなくていいのかという議論になっていると、これは集団的自衛権の行使の絡みで゜議論しているわけでしょ。だとしたら、 ここでもし武力行使をするとすれば戦争になってしまう。集団的自衛権行使解釈会見の文脈の中で話をされているわけですから、聞いているんです。で、ここで、武力行使をするんですか」
     --略ーー
福島「違憲のものは違憲じゃないですか。だから、それをやるというのでわからないんですよ。日米安保条約があるのは事実ですよ。でも、日本には憲法9条があるから、イラク特措法の時も、--略ーーー 憲法9条の効用じゃなんいですが。自民党政権が違憲としてきたことを総理が変えようとしているから、一大事なんですよ。 戦争をしないということができるじゃないですか。日本が武力行使をしてはならない。
集団的武力行使することが当たり前の国になるじゃないですか。それは許されないということを私は総理に強く申し上げたいと思います」

 そして、この後の新井弘幸(新党改革・無所属の会)の出だしが面白かった。
 新井:「総理は。戦争をする気があるんですか」ときりだしたのだから。
.....................................

 しかし、右肩あがりに透明度が増すものと信じてきた世代だったが、安倍政権になってから、世相が一挙に急降下。
 もとはといえば、遠因はかの安保条約締結に遡る。
 そして、あの時、ゲバ棒握った学生たちよ、今、どうしてる。ダラシなさすぎるぞ。福島さんだけが孤軍奮闘、切り込んでも…… でも絶対に必要な議員さんだ。

 それにしてもだ、物ごとは何事もより早い時期につぶすことに限る。
 八ッ場でいえば、2008年6月の転流工=仮排水トンネル工事を許したことは致命傷。「何とか、全国の支援をお願しいします」の訴えに、最初は「スワ、鎌倉」の勢いが、なぜか「今は時期ではない」と急速にしぼんだ市民運動のミョウチクリンな展開にまさに孤軍奮闘。憤慨したことが思い出され、悔しい限りだ。じゃ、いつなら時期だったのか、その後、ますます隘路におとしいれられただけじゃないかと問いたい。

 ともかく、戦争への道だけには突入してほしくない。  


Posted by やんばちゃん at 00:51Comments(0)報告

2014年03月04日

カーポート被害、前橋・高崎対応の差

 八ッ場ダム問題とはちょっと離れますが……、
 遅ればせながら、先月15、16日の大雪で災害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。
 さて、人命でも家屋でもなく、不幸中の幸いなのですが、我が家のカーポートもご他聞にもれず、写真のように倒壊の被害にあいました。
 ところがです。
 隣接する前橋市と高崎市ではその対応について、次のような明暗がありました。


 いち早く、ネットに前橋市のある会社では解体を無料でとありましたので、電話をしてみました。すると、高崎市内はダメとの由。解体したものは無料で受けてくだされるとは伺いましたが……
 仕方なく、知り合いの建築会社に依頼。
 「雪がかたずいてから」とのことに、ご覧のような状況下、車を出すまでの孤軍奮闘記。
 解体時には、工具を渡されての、ナット外しのお手伝い。初めてこの便利な工具を手にしました。ようやく渡しでも自在に扱えるようになった頃には、早くも解体終了。アッというほど短時間でした。
 格安かも知れませんが、もちろん、有料でした。
 この車庫は、もうじき17年忌の法要がくる隣りの義兄が、移転してきた礼として造ってくれてたもので、少なからずの思い入れがありましたが、紙一枚でも何でも取っておく当方でも、アルミ材のこれらは使い道がありませんから、思い切って廃棄物として、持って行ってもらいました。見送りながら、ちょっと寂しかったものでした。

 程なくの、前橋市の対応をいち早く伝えてくれる、あるツイッターには「カーポート被害には見舞金2万円」とあるではありませんか?
  隣接する自治体同志で、施策に大差があろうはずもないと勝手読み。
 
 ところが、翌朝の各紙群馬版には高崎市役所は、「建物被害にあった家の改修費用の3割負担」のみの報道。
 早速、電話。「カーポートへの対応はなし。但し、今朝からその事への問い合わせが殺到しているのでこれから検討してみます」との由。
 「かなりの件数ですよ。その実態を把握してみてください」と言い添えた。
 で、同じくカーポートが折れ車両被害などのあった近所の複数のお宅にも、「写真撮って置いた方がいいわよ」とお知らせし、そして、「こういうのは数がものいうから、電話してみたら」と、よこしまな示唆を。
 早速、購入1年半後なのに、解体を巡て、購入業者と折り合いがつかないという豪華なM字型カーポートのお宅では、カメラに収めていましたっけ。
 
 日々の雑用に追われるまま時過ぎて半月後、ダメだっただろうとは思いながらも念のため、高崎市役所に結果の問合せ。予測した通り、「家屋の被害のみ」。但し「廃材は2tトラックに乗るような大きさにしょりしたものは無料回収します」とのこと。 だったら、もっと早く知らせてよといいたかったけけど……※この2日後の3/5到着した、回覧板に、3/1号広報の中に「大雪被害に関する市の支援制度のご案内」が挟まれていました。

 未曾有の大雪という災害であり、別段、ハウス農家のような大きな災害にあったわけではないけれど、隣接する二大自治体の対応の差。
 むろん、カーポート倒壊への処遇のみに関したことで、他の施策についての細部については、判らない。が、このくらいの被害ですんだことへの安堵感とともに、一抹の落胆的思いがよぎる。
 要するに、居住地・高崎市の対応策の背後には、以前からの「市内業者発注に限った、改築資金援助」と同じく、「業者への仕事量増大→税収拡大」延長上の、業者優遇策の理姿勢がありありと読み取れてならない。税収拡大は必要不可欠であり、堅実な市政であるには違いないが、今般は、全くの「木をみて森を見ず」式の我田引水的な感慨もちょっぴり走る。
 
 
 その点、前橋市は(詳細は調べてみず、その時間的余裕もないが)新設工事にまで言及しておらないようで、市民の個人個人を大事にする、清々しさが漂う。市を支えるのは市民一人一人の市民生活なのだから……
 

 ともかく、設計段階で今回の雪害への対応のなかった、おびただしい件数のカーポート倒壊は、メーカーにとっても良い試練だったことだろう。 本当に高崎市内でもカーポート倒壊は多かったです。付随して、車の被害に伴う、保険会社への車両保険の問合せはパニック状態との由。
 今日は、お陰様で雪がほぼきれいに消えてくれました。さて、幸いにして車は動いてくれたので、乗り回してきたけれど、申請は一か月以内と之ことなので、これからこちらの対応をしなければ。  


Posted by やんばちゃん at 10:15Comments(0)報告

2014年03月01日

勝ったぞ! 路木ダム その②


【①の養殖場の筏の上からの写真です。 この羊角湾は、清流・路木川が注ぎ込み、希少生物や絶滅危惧種の宝庫なのでしたが……】

 それでは、超多忙の最中、「天草・路木ダムの再検証を求める全国連絡会」代表・笠原さんが送ってくださった、「路木ダム」の勝利報道の一覧を。
 なお、皆様、先の声明文中にありましたように、目標署名数を上回った、全国からの3683筆の署名も援軍となったようでした。11月にお目にかかった際、「3000くらいは集めたいけれど、天草だけでは……」とおっしやってました。島ゆえの右見て左見ての閉鎖性もあり、容易ではないと憂えていられました。
 ところで、その署名提出を報道してくれたマスコミは一社のみだったと、笠井さんは気落ちしていました。ところがです、このたくさんの報道記事を。
 それにしても、樺島知事に例え、1000万円でも実際に払わせてみたかったですね。
 そうしたら、関東の1都5県の知事たちも、少しは自覚することでしょうしね。

 そこで、お願いごとです。
 私たちも路木ダムにあやかりたいのです。
 本欄1/30付でお伝えさせて戴いておりますような、「吾妻渓谷を守ろう」の署名活動を展開しており、第二次集約を3月末に予定し、4月初旬には2度目の提出を試みたいと考えております。どうか、お力添えください!! 
 署名用紙は、たっぷりあります。ご連絡ください。
 また、電子署名への道も探っております。お知恵のある方、お貸しください。

 なお、一昨日、とってもうれしいお力添えのお手紙が届きました。この間、心身ともに傷め続けられてきた積憂が晴れて、ご厚意が胸にじーんと迫りきて、俄然、はりきりだした途端の今回の路木裁判、実質勝利の朗報なのでした。捨てる人あれば、拾う神ありを実感した次第です。
 
 

.............................
 こんにちは
ありがとうございます。
勝訴判決にバタバタです!とりあえずお知らせします。
                              笠井

① 【2014年02月28日 15:50 現在 RKK】
  路木ダム建設計画は違法と判断
  http://rkk.jp/news/index.php?id=NS003201402281550440111
 県営路木ダムをめぐり地元住民らが事業費の返還と差し止めを求めていた裁判で熊本地裁は「ダム建設計画は違法」と判断しました。
 この裁判は県営路木ダムをめぐり地元住民らが治水や利水の必要性が認められない中、蒲島知事が公金の支出を中止しなかったとして事業費およそ20億円を知事が返還することなどを求めていたものです。
 きょうの判決で熊本地裁の片山昭人裁判長は県が主張していた治水のためのダムの必要性について「経済性および必要性が欠ける。知事の裁量権の範囲を逸脱し濫用したもので違法」と判断しました。
 一方でおよそ20億円の事業費返還については「知事の支出に故意や過失があったと認められない」と棄却しましたが「判決が確定するまでに支払い義務が生じたものを除く公金を支出してはならない」と言い渡しました。
 蒲島知事は「今後の対応は判決内容をよく検討し決定したい」とコメントしています。

② 【[最終更新]2014/02/28 20:22:25 KAB】
 県営路木ダム「整備計画は違法」
  http://www.kab.co.jp/pc/auto/news/news_20140228.html#id_5
 治水と利水を目的に県が建設している天草市の路木ダムを巡って一部の住民が蒲島知事に建設費用の返還を求めている裁判で熊本地裁は原告の訴えを一部認め「ダムの整備計画は違法」だとしました。
 この裁判は原告である天草市の住民などが路木ダムの建設に反対し蒲島知事に対し事業費のうちおよそ19億9千万円を県に返還するよう求めているものです。路木ダムは「治水」と「利水」を目的に20年前に県が計画。ダムはほぼ完成していて今年4月に供用が開始される予定です。これまでの裁判で、県は過去の災害で102棟が浸水被害を受けたとし天草市河浦町路木地区で洪水が起きた場合に浸水被害が想定されるとしてダム建設の必要性を述べていました。
 一方で原告の住民は実際には路木地区に被害はなく、建設の根拠はないと訴えていました。28日の判決で片山昭人裁判長は事業費の返還ついては「蒲島知事に故意または過失があったとは認められない」として請求を退けました。しかし、県がダム建設の根拠としている1982年の浸水被害について「発生しなかったことは明らか」
と指摘、原告側の主張を認め、ダムの整備計画についても「河川法などに違反して作成されたものと言わざるを得ない」としダム建設の根拠を否定。整備計画を違法と判断しました。今回の判決では蒲島知事に建設費用返還を求めたことについては訴えを退けましたが、ダム建設の妥当性についてはほぼ原告側の主張通りの判決となっています。過去の浸水被害については「1982年に路木地区で102棟が床上浸水の被害に遭った」という県の主張に対し、原告は「調査票によれば浸水は1棟もなかった」とし、裁判所も原告の主張を認めました。さらに今後の被害想定についても原告側の主張を認め路木ダムの建設は違法だとしました。蒲島知事は「今後の対応については判決内容をよく検討し、決定したい」とコメントしています。4月の供用開始を予定する中、今後の動きは不透明な状況です。

 ③ 【2014-02-28 19:11:49 TKU】
 県営路木ダム“違法”の判断
http://www.tku.co.jp/tku2012/news#!prettyPhoto[iframes]/1/
熊本県が天草市に建設中の路木ダムをめぐり、熊本地裁が県の建設計画を違法と判断です。ダム建設に反対する市民グループがダム事業費の支出差し止めなどを蒲島知事に求めた裁判の判決で、熊本地裁は原告の訴えを一部認めました。この裁判は、熊本県が天草市河浦町に建設を進めている路木ダムをめぐり、建設に反対する市民グループがこれまでに県が支出した事業費約19億9000万円の返還と今後の支出の差し止めを蒲島知事に求めたものです。原告側は県が建設の根拠としている洪水被害は存在せず、洪水対策のためにダムを建設する必要はないなどと主張。これに対し県側は洪水被害が正確に把握できないからといってダム建設計画が揺らぐものではないなどと反論していました。28日の判決で熊本地裁の片山昭人裁判長は、ダム建設の根拠となっている洪水被害はなかったと認定。県の主張は不合理で、洪水対策のためにダムを建設する必要はなく違法と判断。原告側の訴えを一部認めました。一方で、知事が違法性を認識することは難しかったと判断し、これまでに支出した事業費の返還については請求を却下しました。一方、被告の蒲島知事は「今後の対応については判決内容をよく検討し決定したい」とコメントしています。

 ④ 【(02/28 14:50 北海道新聞】
 熊本地裁、路木ダム建設は「違法」 費用返還請求は認めず
 http://www.hokkaido-np.co.jp/news/dogai/524120.html
 熊本県営路木ダム(天草市)をめぐり、建設に反対する地元住民が蒲島郁夫知事に事業費約20億円を県に返還するよう求めた住民訴訟の判決で、熊本地裁(片山昭人裁判長)は28日、ダム建設計画を「違法」と判断した。事業費返還の訴えは退けたが「判決確定までに支出義務が生じたものを除き、公金を支出してはならない」とした。
 片山裁判長は「ダムの整備計画は、治水事業としての経済性、必要性がなく、社会通念に照らして妥当性を欠く。知事の裁量権を逸脱した」と住民側の主張を一部認めた一方、「知事に故意、過失があったとは言えず、これまで支出した分の返還請求は理由がない」とした。

 ⑤ 【02/28 22:51 日本テレビ】
  熊本地裁“県の計画は違法”路木ダム
 http://www.ytv.co.jp/press/society/TI20134590.html
 熊本県が約90億円をかけて天草市に建設を進めている県営路木ダムは建設の根拠はなく違法だとして、市民グループが蒲島知事の事業費の差し止めなどを求めた裁判で、熊本地裁は28日、事業費の返還は認めなかったものの、建設計画は著しく妥当性を欠き、知事の裁量権の逸脱・乱用で違法だとして、市民グループの請求を一
部認める判決を言い渡した。
 28日の判決で、熊本地裁の片山昭人裁判長は「路木ダムは架空の洪水を根拠に計画され、洪水調整施設としての必要性はなく、社会通念に照らし妥当性を欠き、知事の裁量権の逸脱・乱用で違法」だとして、この裁判の審理が終了した去年11月20日以降、この判決が確定するまでの知事の事業費などの支出の差し止めを認めた。
 しかし、去年11月20日までの公金の支出については「知事に過失はなく、責任は問えない」として、原告の返還請求を退けた。
 28日の判決について、原告の市民グループは、「知事に賠償責任を負わせることはできなかったが、実質勝訴の判決」と評価している。
 一方、蒲島知事は「今後の対応については、判決内容を検討し、決定したい」とのコメントを出した。
 県営路木ダムは、洪水を防ぐ治水とためた水を水道水として使う利水を目的に、熊本県が2010年から約90億円をかけ建設を進め、本体はほぼ完成していて、今年4月から運用される予定。

 
 ⑥ 【02月28日 18時21分 熊本放送】
県営路木ダム「違法」判決
  http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005461921.html?t=1393637534944
 天草市に建設中の県営路木ダムをめぐって、建設に反対する住民らが、蒲島知事に対して、事業費の返還と今後の支出の差し止めなどを求めた住民訴訟で、熊本地方裁判所は「治水対策としてのダム計画に根拠がなく違法だ」として原告の訴えを一部認めました。しかし事業費の返還を求めは訴えは退けました。
 この住民訴訟は、路木ダムの建設に反対する天草市の住民らが平成21年8月に提訴したもので、ダム計画は、昭和57年に起きた水害をもとに進められているものの、実際には水害は起きておらず、手続きが違法だとして、蒲島知事に対し、これまでに支払った事業費およそ19億9000万円を県に返還することなどを求めています。
 裁判は、治水対策と水道用水の確保の必要性について争われ、原告の住民らは、「過去の豪雨で浸水被害はなく水道水についても将来の人口を意図的に多く予測している」などと主張していました。一方知事側は「計画は、将来の洪水対策としての意味もある。利水についても、人口の計算は妥当だ」などと反論し棄却を求めていまし
た。4年半に及んだ裁判の判決は28日言い渡され、熊本地方裁判所は、「過去の洪水被害の状況を考慮されずに策定した河川整備計画は違法と言わざるを得ない」とダム計画の違法性を指摘し、住民側の訴えを一部認めました。しかし、知事に事業費の返還を求めた訴えは「違法性の認識はきわめて困難で公金の支出に過失は認めらない」として退けました。

 ⑦ 【02/28 22:51 NHK】
 路木ダム)裁判県と原告反応
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005461922.html?t=1393637561576
 判決について、蒲島知事は、「今後の対応については、判決内容をよく検討し、決定したいと考えています」というコメントを発表しました。熊本県は、▼控訴するかどうかや▼計画通りにダムの供用を始めるのか、検討を行っていくことにしています。
一方、原告団の代表の植村振作さん(77)は「我々の主張が認められ判決の意義は大きい。行政のやることでもおかしいことはおかしいと裁判所に判断してもらったと思う」と話しました。その上で、4月からのダム供用開始については「今回の訴訟は運営費用まで対象になるとはいえず、ダムは稼働すると思うので、今後の対応を検討したい」としました。

 ⑧ 【2014/3/1 1:43  日本経済新聞】
 熊本県営路木ダムの建設「違法」、地裁判決
http://www.nikkei.com/article/DGXNASJC2802J_Y4A220C1ACYZ00/
 熊本県営路木ダム(同県天草市)の建設に反対する地元住民が、蒲島郁夫知事に事業費約20億円の返還と事業費支出の差し止めを求めた訴訟の判決で、熊本地裁は28日、ダム建設計画を「違法」と判断した。事業費返還の訴えは退けたが、判決確定までに支出義務が生じたものを除く公金の支出差し止めを命じた。
 判決で片山昭人裁判長は「過去に下流域で家屋の浸水被害はなく、洪水調整施設として建設する必要はない。社会通念に照らして妥当性を欠き、知事の裁量権を逸脱した」と指摘し、過去の被害を考慮せずに作成した計画は河川法に違反するとした。
 一方で「知事に故意、過失があったとはいえず、これまで支出した分の返還請求は理由がない」とした。
 原告側の市川守弘弁護士は「ダム建設の必要性を正面から否定した司法判断は初めて。全国各地の同種訴訟への影響は大きいはず」と評価した。
 判決によると、県は治水と水道用水の確保を目的に建設を計画。住民側は「過去に浸水被害はなく、水道需要も過大でダムは不要だ」と主張していた。県側は「1982年の豪雨で川が氾濫した。水道の需要予測も適正」と反論していた。判決は利水計画については適法とした。
 ダムは昨年完成し、4月から供用開始される予定。
 原告団の植村振作代表(77)は「非常に意義が大きい判決だ」と話した。蒲島知事は「判決内容を検討し、今後の対応を決めたい」とのコメントを出した。〔共同〕

 ⑨ 【2014年3月1日 読売新聞】
  路木ダム計画「違法」 熊本地裁「浸水被害は架空」
 http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20140301-OYS1T00275.htm
 治水と利水を目的にした熊本県天草市の県営路木(ろぎ)ダム建設に反対する地元住民が、蒲島郁夫県知事に事業費約20億円の返還と、今後の支出差し止めを求めた住民訴訟の判決が28日、熊本地裁であった。片山昭人裁判長は、県の整備計画に盛り込まれた浸水被害は「架空」とし、河川法に違反して計画が策定されたと違法性を認定。判決確定後の支出差し止めを命じた。知事の過失などは認めず、事業費の返還請求は棄却した。
 路木ダムは、県が2001年に策定した河川整備計画を基に、10年に着工。総事業費約90億円をかけてほぼ完成し、4月から稼働予定。県は建設の根拠として、「1982年7月等の豪雨による洪水で、約100棟の床上浸水があった」「慢性的に生活用水が不足している」と整備計画に明記。住民側は「浸水被害は発生しておらず、生活用水も既存の水源で賄える」と主張していた。
 判決によると、該当地域の浸水被害に関する資料がなく、県の浸水想定区域にも指定されていないことから、「被害は発生しなかった」と認定。県が提出していた、浸水被害があったとする天草市の調査結果を、「内容が具体性に欠ける」として証拠採用せず、整備計画に記された洪水被害を「架空」と指摘した。(2014年3月1日 読売新聞)

  ⑩ 【2014/02/28 西日本新聞】
 熊本地裁、ダム建設「違法」と判断 計画の必要性認めず http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/72816
 熊本県営路木(ろぎ)ダム(同県天草市河浦町)をめぐり、蒲島郁夫知事に事業費の一部約20億円の返還と公金支出の差し止めを求めた住民訴訟の判決で、熊本地裁は28日、「治水」としてのダム建設の必要性を認めず、ダム建設計画は「知事の裁量権の範囲を逸脱し違法」との判断を示した。返還請求は退けたが、判決確定時までに支払い義務が生じたものを除き、新たな公金支出や契約締結の差し止めを命じた。 ダム本体はすでに完成しているが、ダム建設の違法性を認定する判決は異例。
 判決で片山昭人裁判長は、県の計画決定に重要な影響を与えた1982年7月の豪雨による浸水被害について「架空」だったと指摘。
 その上で、架空の被害などに基づく河川の氾濫形態や水位の想定は「合理性が欠如している」と認定した。さらに30年に1回発生する洪水でも県が想定する「堤防の破壊は発生しない」と判断。こうした堤防被害を除いた想定被害額から算出した費用対効果は「1」を大きく割り込み、事業の必要性が下がるとした。
 一方、ダムの「利水」計画は適法とし、知事に対しては「違法性を認識するのは極めて困難で、故意または過失があったとは認められない」と判断し、返還請求は棄却した。
  【写真】満水までためる試験中の路木ダム=28日、熊本県天草市河浦町


 
 
 ⑪ 【2014年02月28日 熊本日日新聞】
  県営路木ダム建設計画は「違法」 熊本地裁判決
http://kumanichi.com/news/local/main/20140228004.xhtml
 県営路木ダム(天草市河浦町)の建設に反対する市民らが、蒲島郁夫知事に事業費で支出した約19億9千万円を県に返還し、今後の支出を差し止めるよう求めた住民訴訟の判決で、熊本地裁(片山昭人裁判長)は28日、ダム建設計画を違法と判断し、住民側の請求を一部認めた。事業費返還の訴えは退けた。
 判決では、治水の必要性については洪水想定の不合理性を指摘。「知事の裁量権を逸脱した」と住民側の主張を一部認めた一方、「知事の故意、過失があったとは言えず、これまで支出した分の返還請求は理由がない」とした。
 ダムによる洪水対策と水道用水の供給の必要性が主な争点。住民側は「県が想定する地点で堤防は決壊せず、浸水被害の対象戸数も過大。水道用水についても将来の人口を意図的に多く予測しており、既存のダムで賄える」と主張していた。
 県側は「国のマニュアルに基づき、破堤点や費用対効果を適正に算定した」と反論。県側に補助参加している天草市も「安定した水源確保のためにダムが必要」としていた。
 路木ダムは県と市が国の補助で計画。既にほぼ完成し、昨年10月に試験湛水[たんすい]を始めた。4月に運用を始める予定。(小林義人)

 ⑫ 【2014年03月01日 熊本日日新聞】
  「主張認められた」と興奮 路木ダム違法判決
 http://kumanichi.com/news/local/main/20140301002.xhtml
 県営路木ダム(天草市河浦町)の建設に反対する市民らが、蒲島郁夫知事に事業費の返還と今後の支出を差し止めるよう求めた住民訴訟の判決で、熊本地裁は28日、ダム建設計画を違法と判断。原告らは「主張が認められた」と喜びをかみしめた。一方、事業を進めた県や天草市には動揺が広がった。
 判決後、原告らは「勝訴」と書いた紙を掲げて集会。原告代表の植村振作さん(77)=天草市本渡町=は「知事への事業費返還請求が認められなかったのは理解できないが、本質的には勝訴。主張が認められ、ダム事業を違法と判断した意義は大きい」と興奮気味に語った。
 加藤修弁護士は「ダム建設の是非が争われた各地の訴訟で、ここまで明確に違法と踏み込んだ判決は例がないのでは」と話した。
 訴訟を支援してきた市民団体の中島康代表(73)=熊本市西区=は「知事は違法なダム計画を進めたことを県民に謝罪すべきだ」と指摘。「ダム行政は根本的に変わらなくてはならない」と他のダム計画への波及効果に期待した。
 一方、県には衝撃が走った。県庁内では担当者が総出で判決文を読み込み、県幹部や県議に報告。ダムは4月1日の供用開始予定で、県河川課の持田浩課長は「予定通り進めたいが、違法とされたからには精査が必要だろう」と戸惑いを見せた。蒲島知事からも「しっかり中身を押さえてほしい」と指示があったという。
 地元でも、それぞれの立場で判決を受け止めた。路木川が流れ込む羊角湾への影響を懸念し、工事着工まで反対活動をしていた天草市河浦町の天草漁協崎津支所。浦壁壯介[たけゆき]元代表(73)は「ダムは完成し、供用も始まる。判決にあまり意味はないのでは」と複雑な表情。
 牛深地域の安定的な水源の確保を求めて早期完成を要望してきた牛深町区長会の里見洋之会長(84)は「利水の必要性が認められ、今後渇水に対する不安がなくなるのは大きい」と受け止め、安どの表情を浮かべた。
 補助参加した天草市は、利水の主張が認められたことに安どする半面、旧河浦町が治水対策を求めていたこともあって、複雑な受け止め。安田公寛市長は「県と協議した上で対応したい」というコメントを出した。

  


Posted by やんばちゃん at 22:04Comments(3)報告紹介お願いごと

2014年03月01日

勝ったぞ! 路木ダム その①


羊角湾(真珠の養殖場 ※路木ダムの皆さんは真珠の廉価販売などで裁判費用の念出を図られてました)

 「正義は勝つ!! 理不尽なことには異議を唱え続けることだ」の意を強くしました。
 当会の署名、並びに路木ダムにもお力添えくだされました皆様方、本当にありがとうございました。
 お礼とご報告に変えまして、まずは「天草・路木ダムの再検証を求める全国連絡会」代表の笠原洋子さんが、水源連におくったメールを転載させて戴きます。
 
 また、昨晩、「おめでとう」とエールを送りましたところ、声明文送信の前の忙しい中、「勝訴判決にバタバタです!とりあえずお知らせします」と丁寧にも返信メールをくだされ、ズラリと12もの報道記事を送ってくださいましたので、こちらも(かなり長いので、別掲にします)


                                         2014年3月1日
  水源連のみなさま
                         天草・路木ダムの再検証を求める全国連絡会
                                        代表 笠井 洋子
             
 ご支援ありがとうございました。
 天草・路木ダム裁判「実質勝訴!」
 2月28日、熊本地裁は、熊本県営天草・路木ダムの建設計画に「違法」の判決を下しました。
 この裁判は、蒲島郁夫知事に事業費の返還と、今後の支出を差し止めるよう求めた「路木ダム違法支出賠償請求住民訴訟」です。
 判決内容は、ダム建設計画は著しく妥当性を欠き、県知事の裁量権を逸脱、濫用したもので違法」「事実的基礎に欠け合理性の欠如が明らか」と厳しく指摘。判決確定後は建設事業の新たな公金支出や契約締結の差し止めを命じました。
 過去に下流域で家屋の浸水被害はなく、洪水調整施設として建設する必要はない。社会通念に照らして妥当性を欠き、知事の裁量権を逸脱した」と指摘し、過去の被害を考慮せずに作成した計画は河川法に違反するとしました。
 しかし、知事に対しては「違法性を認識するのは極めて困難で、故意または過失があったとは認められない」と判断し、公金約20億円返却請求は棄却しました。ダムの「利水」計画についは適法としました。
 これらに対して私たちは大きな不満がありますが、違法なダム建設と認められた判決でり「実質的な勝訴」ととりあえず喜んでいます。
 これを受け、今後控訴すべきかなど具体的な問題がありますが、とりあえず県・市への交渉・市民集会など緊急にすべき課題があります。
 まず、水源連の全国の仲間の皆様に、裁判判決に向けた「公正判決を求める署名」を短い時間ながらご協力を得て、3683筆も提出する事が出来ました。これも判決に、大きな力になったと確信しています。
 今後まだまだ課題も多く、皆さまのお力をお借りする事になりますが、まずはお礼を申し上げます。ありがとうございました。
  
 ................................................ 


次頁に声明文を送ります
                                    2014年2月28日
            声 明
                  路木ダム違法支出賠償請求住民訴訟原告団
                                 同弁護団
 本日、熊本地方裁判所民事3部(片山 昭人裁判長)は、私たちが、不要かつ費用対効果が1を下回るとして、知事が路木ダムに支出した金額の損害賠償を県に支払うよう求めた住民訴訟について、私たちの主張を一部認めて路木ダム建設の治水に関する違法性を認めたが、県知事個人の賠償責任については、故意過失否定して認めませんでした。
 判定確定後の支出については差し止めを認めました。
 路木ダムは、路木川の氾濫によって路木集落が浸水被害を蒙ったことを最大の根拠に計画されたものですが、審理の結果、昭和57年の路木集落の浸水は、発生しなかった事から、県知事の裁量権の範囲を逸脱または濫用したものとされました。
 そして、「洪水調整施設として、路木ダムを建設する必要性は認められない」とまで判決は述べています。
 また、仮に、川が氾濫し路木集落が浸水したとしても、ダムの費用対効果は1以上にならない事が判決でも確認され「路木ダム建設の治水事業としての経済性及び必要性が欠ける事になり本件整備計画の内容についても社会通念に照らし著しく妥当性を欠く」とまで判決で述べられています。
 このように、必要性の無いダムを作り、貴重な自然を破壊した熊本県、天草市の責任は重大です。ダムは私たちの指摘や反対を押し切って工事を強行し、工事はほぼ完成してしまっていますが、これ以上の支出は許されません。
 今後は、この判決を踏まえて、今後、公共工事については、その必要性を十分に吟味したうえで、環境にも十分配慮した行政が行われるよう強く求めるものです。
                                     以上  


Posted by やんばちゃん at 20:53Comments(0)報告紹介

2014年03月01日

勝利判決! 天草・路木ダムからの朗報

 昨年12月1日の本欄で、ご紹介させて戴きました、熊本県天草市の路木ダムの裁判判決が昨日ありました。
天草の清流、路木川に反対市民運動による裁判係争中にも関わらず、強引に建設してしまったのでした。しかも、蒲島知事はテレビ放送で、「水が濁っていて飲料水にならず、しかも足りない」といって、コップに入った水を飲んでみせたそうで、極めて悪質な、前代未聞のダムと指摘されてきたのでした。
 去る11月の全国集会の帰途、路木ダムの笠井さん達、現地の皆さんに建設現場などを案内をしていただいた関係上、当会でも、署名活動をお引き受けしてまいりまして、1月にお送りしてあります。目標署名数をこえた3683筆も提出したそうでした。また、当会も笠原さんが奔走してくだされて署名を頂戴してあります。
 本当に、良かったです。なお、八ッ場ダム判決のように裁判というのは、通例は、時流に迎合してしまって保守政権=自民党に迎合してしまって、公正ではないのですが、今回の裁判長は極めて誠実な人柄だったようで、画期的な判決でした。
完成し、湛水中の路木ダム



報道一覧
/////////////////////////////
① 【2014年02月28日 21時24分 毎日新聞】
路木ダム:熊本地裁「建設は違法」 住民側訴え一部認める
 http://mainichi.jp/select/news/20140301k0000m040102000c.html

② 【2014年2月28日 22:51  日本テレビ】
  熊本地裁“県の計画は違法”路木ダム
 http://www.news24.jp/articles/2014/02/28/07246723.html#


③ 【2014年03月01日 熊本日日新聞】
「主張認められた」と興奮 路木ダム違法判決 
http://kumanichi.com/news/local/main/20140301002.xhtml
   
タグ :八ッ場ダム


Posted by やんばちゃん at 13:07Comments(0)報告

2014年01月10日

再度、賀状を。オバさんモズ鳥、忘れた歌を思い出して……




 今度の賀状はどうでしょう?
 ちょっとまがったけれど、判読できますでしょ。

 実は、昨日の東京新聞、伊藤記者の力作を「そのまま、画像にしたいな」とおもったのがきっかけで、忘れた画像の取り込み回路が復旧したのでした。
 そこで、年賀状もやり直し。

  ............................................
 実は、大きいままの報道記事を皆さんに見ていただきたくて、腐心しました。しかし、そ昨今のあのカラー文書の汚さ。見出しだって判読できない有様でした。
 そうしたら、一念というのはすごいもので、思いだしたのです。最近の当ブログのカラー文書のたぐいが、以前のチラシに比べて、なぜこんなに不鮮明で汚らしいものになってしまったのだろうかということに。
 ようやく、鈍い回路が動き出し思い出しました。
 確か、プリンターから取り込んだのであることに。なのに、№7のチラシはカメラで撮ったのですから、文字が読めないのは当たり前。
 一昨年末にかった「富士通の8」のパソコンには、プリンターとの接続画面がなく、とりこめなかったからなのでした。
 実は、古い機種の「キャノンMP500」というプリンターは、「富士通の8」のパソコンには対応していなかったのでした。処が、NTTのリモートサポートの切れ味の良い指導スタッフの方が、「買い換えなくとも大丈夫ですよ」と、古いパソコンの「NECビスタ」のパソコンを経由して、印刷可能にくださった経緯があったのでした。
 
 そして、先に記した年明け年賀状の作成にあたり、筆王と筆ぐるめの相違点。で、同じように、ヨタヨタパソコンの画面を駆使して、画像を取り込んだ次第です。 
 そのためには古いパソコンを使って、プリンターにまず、文書を置き→画像を読み込み→それを外付けハードディスクに移し→富士通の「8」のパソコンに移動」といった面倒な回路に思いついたのでした。
 「歌を忘れたカナリヤ」の哀しさに似てました。
 しかも、老化現象をしみじみ深々と切なく実感。
 哀しみの瀕死のおばさん鳥なのでした。
 ……でも、いささか、カナリアとは僭越に! けたたましくさけびたてるモズでしょうね。


 これで、約半年間に及ぶくやしい体験が災いして、昨今のしこったままの頭が少し、スッキリ。もやがはれた感じです。きっと白内障手術後はなんでももよくみえて、自分の顔のしわまでよくみえるのだそうですけれど、それと同じ哀しさとでもいいましょうか。   


Posted by やんばちゃん at 01:41Comments(0)報告

2014年01月09日

大きな記事になりました。

 


 本日の東京新聞群馬版の記事です。なんとトップ記事です。しかも、かなりの大きさでインパクトあります。実物はカラー版です。※2014年3月11日、横向き→縦型に訂正す。
 なかなかの腕ですね。この記者さん。
 本体工事の入札決定とうまくドッキングさせるなんて。

 記事の内容については、
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20140109/CK2014010902000166.html
 昨年10月本社撮影の航空写真はこのサイトからは削除されています。

《一定期間後にはサイトから削除されてしまいますので、いかに転載》
 【2014年1月9日 東京新聞群馬版】
ダムに翻弄 映画「水になった村」 中之条町で12日上映会

(映画「水になった村」より)写真
【リード】
 ダム建設で岐阜県徳山村が水没するまでの15年間、現地に通って山の暮らしを追ったドキュメンタリー映画「水になった村」の上映会が12日、中之条町ツインプラザで開かれる。大西暢夫(のぶお)監督は「つつましい暮らしを送り、エネルギーを極力使わない人たちが、エネルギーの象徴であるダムに翻弄(ほんろう)されることの意味を考えて」と話している。 (伊藤弘喜)

 大西監督は長年、全国のダム建設予定地や水没した地域を取材しており、「八ッ場(やんば)ダム(長野原町)ほど知られていない地域でも、住民は同じように翻弄されている。暮らしの足元を見直すきっかけになれば」と来場を呼び掛けている。
 九十二分の映画は、登場人物が「ダム建設反対」を声高に叫ぶのではなく、緑豊かな村の生活に寄り添った記録となっている。村には季節ごとに採れるものを大切にする暮らしの知恵や技があった。
 上映後、大西監督のトークがある。長崎県川棚町の石木ダムの建設予定地などを取材した際の写真約三十点も展示する。
 上映は午後一時半から。参加無料。問い合わせは、主催する「STOP八ッ場ダム・市民ネット」=電070(5457)5672=へ。

◆八ッ場ダム 8月にも契約締結
 国土交通省関東地方整備局は8日、八ッ場ダムの本体建設工事の入札契約手続きを開始した。工事概要は、ダム本体の建設や地盤の掘削などで、規模は50億円以上となる。
 入札締め切りは8月4日。同6日に開札し、翌7日に落札業者が決まる予定。整備局は通常、締め切りから2週間ほどで業者と契約を交わす。今回は8月中旬~下旬にも契約が締結され、その後、着工となる見込み。
 工期は約50カ月。整備局はさらに工期を短くする提案を入札参加業者から募り、入札額と合わせた総合評価で落札業者を決める。
 契約上の工期は公共工事の契約限度の5年度内に収めている。ただ、実際にはこの工期では終わらないといい、残る部分は今回の落札業者と随意契約を結ぶ予定。完成予定は2019年度。大沢正明知事は「最大限、工期短縮に努力していただきたい」とコメントした。 (伊藤弘喜)

 伊藤弘喜記者さん、ありがとうございました。  


Posted by やんばちゃん at 23:59Comments(0)報告

2013年11月21日

長崎県って観光立県ですよね?石木と諫早、答弁食い違う知事姿勢

 実は、「石木ダム建設絶対反対同盟」代表の岩下さんは、もうすでに八ッ場へ訪れたことがあり、知らぬわけではなかったことを知らないで、八ッ場へご案内したことがあるんです。
 今年の4月の代々木公園でのアースディーに、漫画紙芝居で石木ダムのわかりやすい解説をされている川原で生まれ育った若い女性Hさんとご一緒に見えられた際に、Eさんを介してお伝えしたところ、当初は日程的にご無理とのことでしたが…… Hさんは帰られ、ご自分お一人だけ、東京近郊にすんでいらっしゃる弟さんとご一緒にきてくだされたのでした。
 
 

 さらに、一昨日19日夕刻、参議院会館・講堂で行われた下記の催しの報告者のお一人として出席。矛盾する長崎県の対応を披歴していられました。
 石木ダム問題については、「問答無用」なのに、諫早湾問題に関しては「県民のいうことに耳をよくかたむける」と相反する言辞をくりだし、平然としていられる長崎県知事の矛盾点に言及していられました。
    


 
    〈緊急大集会〉諫早湾開門確定判決の完全履行は内閣の責任!
           ~司法無視の行政から国民の生活と主権を守るために~



  中村法道・長崎県知事よ、石木ダム現地視察をし、自分の足で土を踏みしめてみよ
 それにしても、長崎県の中村法道知事さんて、結構、わがままご自分本位の方のようですね。観光県の知事なのにね。おみやげなど買いたくなくなりました。考えたら時間の綱渡りで、熊本県天草に行ったので、長崎観光も品物一つも買わなかったけれど…… 良かった。
 取り巻き連中に取り囲まれて、次期知事選もご安泰とかの中村知事さんよ、石木ダム建設予定地への現地視察をしてみなさいよ。いかに無駄で横暴なことなのか、いかに土地の皆さんの怒りがすごいか、それでいて、いかに心根がお優しいか、よくお分かりになられることでしょうから。
 19日の席で、岩下さんが力説していられた、中村知事の判決前に行われた記者会見時の「2.諫早湾干拓事業について」と「3.石木ダムについての」の項をご覧ください。県の公表ですから、その風貌通りに言葉は柔らかですけれど。腹は「石木は強行姿勢」、「諫早は開聞したくない」が如実な本音との由。
  http://www.pref.nagasaki.jp/koho/governor/kaiken/20131024.html#3
  それと中村知事のホームページを。
  http://www.pref.nagasaki.jp/koho/governor/kaiken/  


Posted by やんばちゃん at 08:12Comments(0)報告

2013年11月16日

石木ダムでの集会の様子を追体験してください

 石木ダムでの水源連全国集会の様子が、水源連HPに掲載されました。
 全国集会・パレード・交流会などてす、初日9日一式の内容ですので、見応えがあります。

   http://suigenren.jp/news/2013/11/16/5060/

 写真は、デモの様子です。配慮して、不鮮明な写真をあえて。意識して、こういうピンボケにするのは難しい?





  


Posted by やんばちゃん at 21:05Comments(0)報告

2013年11月14日

石木ダムでの水源連全国集会に行ってきました

11/9(土)~10(日)、長崎県の石木ダムで水源連集会がありました。大西暢夫監督の写真集を見て以来憧れの地だった、石木ダムの皆さんにお会いできて、それはそれは感動ものでした。現地の13軒60人の方たちが一致団結、断固反対の稀有な活動を展開していられます。詳細はおいおいご紹介させて戴きます。
  http://suigenren.jp/news/2013/10/17/5024/

10日朝の各マスコミの報道を。
➀長崎新聞 
 

 
 写真は最後の各地から駆けつけたダム関係者の一言。当会も登壇、「八ッ場にも昔は反対運動がありました。が、残念ながら旗おろしてしまいました。ここにはまだ団結の力があります。負けないで、ダムに勝った村の金字塔をうちたてるために、人間の熱と尊厳をかけて戦いぬいて下さい」的なことを申してしまいました。この長崎新聞には八ッ場ダムのことも掲載されていて、三段目終わり近くをご覧ください。

②西日本新聞




③朝日新聞長崎県版




④ 読売新聞長崎県版




⑤ 毎日新聞


  


Posted by やんばちゃん at 23:33Comments(0)報告

2013年07月03日

6/9誤認記述訂正 八ッ場沢トンネル内部と応桑層との関連




 ※上の写真は、竹本弘幸さんが、下記の誤記に関してのご示唆の際に、翌10日記述の応桑層の写真説明用にお送りくだされたものです。

 お詫び・訂正ごと
 皆さま、拙い当ブログにお目を通して戴いてありがとうございます。ここの処、またまたの開店休業状態にて、本当に恐れ入ります。

 さて、去る6/9付の記述に大変な誤認事項がありまして、「応桑岩屑なだれ堆積物」の命名者として、第一人者の専門家であられる竹本弘幸さんから、以下のご指摘をうけました。(この時点で直ちに、ブログの問題箇所は削除させて戴いてあります)
 当方の浅薄な思い込みに基づく誤認の臆面もない記述を、竹本さん並びに読者の皆様方に深くお詫び致します。 
  

/////////////////////////////
誤った記述部分
【応桑層によって生成された、鍾乳洞化した物質】
そして、トンネル内部には次のような光景がいっぱい。触ると固く、まさに鍾乳洞と同じ。
竹本さんによるとトンネル周囲の大桑層の土壌に含まれた含有物によって生成された現象とのこと。

上記文章は、完全な誤りです。私は、このようなことは申しておりませんので、すみやかに訂正をお願いいたします。

1. 大桑層⇒応桑層
2. 「応桑層の土壌に含まれた含有物によって生成された現象。」

  応桑層の直下に掘られたトンネルの天板が、応桑層に浸透した地下水をためる「地下ダム堤」の役割を果たしていること。このため、地下水が応桑層に溜り「飽和状態」(大量に水を含む)を作ったことで、応桑層が不安定化したこと。
これに、トンネル内を通過する工事用トラック・出口付近を通過する鉄道などの振動が加わったことで「応桑層がさらに不安定化して動いたため、トンネル自体が変形したことを示すものです。
変形は、コンクリートパネルの接合部分ではない場所で縦横に亀裂が入り、コンクリート中の炭酸カルシウムが析出していることや接合部分のズレが認められていることから判断ができます。天板では、接合部のパッキンの役割をしていたゴム部分が垂れ下がっていたはずです。

(通常は、大量の地下水が存在すると接合部からコンクリート内の炭酸カルシウムが溶け出して「コンクリートつらら」が出来たり、湧水が見られます)
自然界の鍾乳洞では、鍾乳石は1年間に1ミリ成長します。このスピードより速い場合は、酸性雨をはじめ溶けやすい条件が人為的に発生していると考えるのが普通です。トンネル内の「つらら」の大きさからは、酸性度の強い地下水の関与も窺えます。
老朽化したコンクリートでは、中の鉄筋の酸化(さび)が進み、鉄筋が膨張するため、亀裂が入ります。
八ッ場沢トンネルで、炭酸カルシウムの析出(溶け出し)が著しいのは、地質地盤が熱水変質を受けた酸性岩であること、この地盤を刻む八ッ場沢をはじめとする支流河川の水や地下水の酸性度が高いためです。
けして、応桑層を構成する岩石が「酸性」だからではありません。
私のことを書かれるのは結構ですが、専門的記述は当事者に必ず確認をしてください。思い込みや聞き間違いで書くと信頼性を失います。

 【冒頭写真参照】添付画像参照
 応桑層の画像は、単に見せるのではなく、粒度組成がまったく異なる(火砕流・湖成層・火山灰・溶岩ブロック・土石流などの)巨大ブロックの集合体で、「凝集力が乏しい堆積物」(おにぎりや寿司のご飯をイメージすればわかるでしょう)あることを付記することが大切です。水に浸かったり乾燥したり、凍結したり、融解すれば凝集力が乏しいと「巨大ブロック」ごとの崩壊が起こりやすくなることが始まりで、その後に基盤と応桑層の接地部分から「地すべりや深層崩壊」が始まるということです。


  


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2011年11月09日

パソコン勝手に休業中にて、4日間困惑す




 パソコンが壊れて、見ることも書くこともできず、本当にこまった。このメディア社会で、パソコンが壊れることは、停電よりも切ない。
 まあ、電気で動くものだけれど、内臓電力も少しあるし……
 何しろ、メールも情報もえられなくなったのは辛かった。
 提出書類には部分的に、もじのつぎはぎをして、コピーをとったけれど、貼ったあとがわかつて、修正液をかなり費やした。
 
 原因は、パソコン本体につまった、写真のホコリ。
 まあ、そんなわけで、の休暇でした。

 6日の意見聴取の日、帰宅後、いつものようにパソコンにスイッチをいれれば いつものように展開するはずであった。ところが、みなれぬ表示が出た。「正しく起動しません。メーカーに問いあわせてください」的な文言であった。
 幸い、まだ受付時間内であった。
 指示通りに、もう一度、再起動した。たちあがった。良かった。「単なる接触不良だったかも知れませんね」と言われ、ほっとした。で、ためしにブログをクリックしてみた。
 おかしいですねとなり、「モデムはどうですか」と言われ、電源類のそばにしゃがみこんだら、異臭がした。そのうちに、キナくさいにおいが漂い始めた。
 告げると、ともかく強制終了となった。パニックとなった。
 
 ようやく、本日、朝から修理となった。でも、これがメーカーの好意による最短距離コースであった。通常なら以前のように宅急便で運ばれて、一週間後にどこがこしようしているのかわかり、それから前は、「データーは残せません」の非情な告知となったものだった。
 でも、自宅に修理にきてもらえて、良かった。心配したデスクトップのデーターはほぼ無事。しかも、かなりあった、いらない囲碁や音楽な゛の便利データー類も、削除してくださったので、すっきりした。
 さらに、不具合名CDドライブも交換していただけた。
 修理点検の間、感謝しながら、掃除やお茶や簡単な昼食の用意で、久々に家事らしきことに埋没した一日であった。  


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2011年05月12日

基本高水検証まとめ、6月半ばに延期


 昨日、14時~17時まで、びっしりと休憩時間もなしの討議が行われました。
 以前にも、お伝え致しましたが、この「日本学術会議 土木工学・建築学委員会 河川流出モデル・基本高水評価検討委員会分科会」(委員長:小池俊雄東大教授)は、八ッ場ダム建設の根拠となっている利根川の最大流量(基本高水)を検証する会議です。
 1947年(昭和22)年のカスリーン台風並みの雨を想定した場合に、毎秒22000立方メートルとされている治水基準点・伊勢崎市八斗島の最大流量について、過大流量である等の疑義がありました。
 そこで、同分科会が国交省から依託され、検証しているものです。

 第7回目の昨日は、かねてよりの懸案事項だった委員会側要請、の国交省側からの資料提出がようやく提出され、膨大な資料の説明も行われました。
 その二つの資料は、
  ①資料11 「昭和33年9月洪水、昭和34年8月洪水の再現性の検討について」
  ②資料12 「昭和22年9月洪水の雨量について」

 これらの提出を受けて、小池俊雄委員長は、終了後のぶらさがり会見でも、「これで、ようやく道具がそろった」として、今後はこのツールをもとに、算出方法も決定したので、急速に検証が進められると顔をほころばせていられました。
 また、委員長以下委員会のメンバーも、これまでの試案をもとに分野ごとにまとめられた案を発表されていました。どなたも連休中に大変だったようでしたが、国交省側の主な説明役の泊さんも、連休はもちろん返上されたらしく、印刷直前まで作業にあたったけれど、どうしても「資料12 昭和22年9月洪水の雨量について」の末尾の資料の一つのデーター掲示が不確実なので割愛。間に合わなかったとのべていられました。
 
 しかし、以前より詐欺用日程のメドとして、5月下旬にの間の検証作業のまとめを公表との意向でしたが、小池委員長は、前回の第6回の席で、算出方法の変更が決定されたことを受け、必然的に半月ほど遅れて、6月中旬ごろとなる見込みと報告されてました。最低限、もう2回は必要で「基本高水の新たな計算手法の検討を慎重に行うため」と説明していられましたが、ただし、 ①6月下旬に幹事会。
 ②7月の幹事会では「終息させたい」
 とのタイムリミットがあるので、そうそう時間も採れないことも添えていられました。
   
 なお、「昭和22年のカスリーン台風時の雨量データーはあるけれど、流量はない」のだそうです。が、「時間雨量は貴重な資料。できるだけ生のまま使った方が良い」との基本的なご意見をお持ちでした。
 ために、この日、国交省側が提示した計算方式は、時間雨量を日雨量にマルめ(※「マルめる」というのは? 専門的かつ通称語であるらしい)たものなので、「方法が悪いというのではないが」ということを大前提として、このあたりを巡っての疑問が、田中丸委員と小池委員長から出されていました。これに対して、谷誠委員からは「必ずしもマルめることが悪いわけではない」との意見も繰り出されていました。
 伺っていると、真理の道とは、極めて険しい山々を手探りで歩むような、微妙な見解のせめぎ合いのようにも感じられました。
 
 おもしろいやらほっとするやらは、終了後、後ろの席の水問題のご先輩の方の処に近づいてきたある知識人の、「先生」と呼ばれる方が開口一番、「どうだったい。全然わからねぇや」とおっしゃるではありませんか。思わず、後ろを向いて同意の笑顔をみせてしまいましたけれど……
 前回もどこの者の方か東京本社らしい新聞記者たちの後を歩いていましたら、「何が何だかわかんねぇ」と本音に接したことがありました。ご専門の方たちも決め手に困惑されているのですから、門外漢には本当に理解できない難しさがあるようです。
 基本高水問題は、この間、どうにも肌合いに合わなくて避け続けておりましたので解らなくて当たり前と心づもりしているのですが、「門前の小僧、習わぬ経を読む」式に、、第4回目より参加させてもらって四回目。それでも、検証の輪郭と雨量関連の研究分野の概要がほんの少し、なぞれるような面持ちになりました。で、定刻に遅れずに入れたこともあるのでしょうが、昨日の3時間の長会議にもめげずに夢中で聞き耳をたてていられました。
 何はともあれ、今後の基本高水の指針となる会議ですので、委員の先生方の英知と総力を結集されて「真理の探究」に基づいてのまとめとなられることを祈ってやみません。
   


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2011年02月09日

グンブロさんにお世話になることになりました

 珍しく、この冬、高崎市周辺の当地では2度目の本格的な雪の降った本日、2011年2月9日、うまログさんから、ブンブロさんに引っ越しすることができました。ですが、まだ「接続完了」状態ではありません。エクスポートはできたのでしたが、その後が……

 きっかけはブログ講座を開催してくださった県のNPOセンターのある職員さんにご相談してみたところ、写真の入れ方を始めとして、類似の点が多いと伺ったからでした。 
 まずは何はともあれ、移動のご挨拶をさせて頂きます。
 今後とも、皆様よろしくお願いいたします。
    http://s35.gunmablog.net/

 それにしても、このうまログさんには大変お世話になりました。
 このテンプレート、わが八ッ場の長野県境の山々を想わせる山なみにサヨウナラをするのは何とも切ないもの多々ありました。なにしろこの図柄はお気に入りでしたし、とっても好評でしたので……
 今後はグンブロさんにお世話をおかけしながらも、新天地に早くなじんでいきたいと思います。
 グンブロさんでのテンプレートは、数ある図柄の中から、かつての峻烈な山なみと似通う「雪の結晶」を選んでしまった次第です。 ……本日の雪の余波も少なからずあってでしょうが、どうも県境の降雪地、長野原町に何でも結び付けてしまう傾向が強いようです。

 思うになにやら、住みなれた八ッ場をあとにして移転せざるを得なかった、水没地の皆さんの寂寥の思いにも似たもの走ります。でも、もうここに移り住まわせていただくしかない身です。まさに、毎日新聞さんの八ッ場関連シリーズ「流転の行方」ならぬ、「流転の悲哀」です。
 うまログさん、お世話になりました。
 どうか、グンブロさん、うまログさん同様によろしくお願いいたします。

 ///////////////////////////
 早速、八ッ場情報です。
一、 まず、寸断中のここ数日間の動きを記します。
  2月7日 15時~ 第4回「検討の場」 国土交通省関東地方整備局 さいたま新都心合同庁舎2号館にて
  (2月8日 11時~ 八ッ場ダム問題に関係ある、小寺前群馬県知事の県民葬)  
  2月13日  大畠国交相 八ッ場訪問予定 詳細未定





 いつもは時間ギリギリのヒトなのに、ほぼ同時刻に家を出たものですから、さいたま新都心とこれまでの都心までとでは一時間も違うので、なんと珍しく一番のり。会場の二号館は以前、情報公開の開示のため訪れた頃と違って、受付がばっちりと厳重体制化。昨年の6月に厳重ゲートを導入したとのことでした。
 終わった後のぶら下がり取材がおもしろいのですが、この日の詳細はいずれ。目下、不具合パソコンの初期化準備等2追われて、余裕ありません。


 二、次に、本欄では最後の転載となります、本日の雨宮メールです。
//////////////////////////////// 
本日、関東地整局が新年度の直轄事業負担金について計画細目を公表いたしました。
http://www.ktr.mlit.go.jp/shihon/shihon00000065.html
各都県が支出する直轄事業負担金の中に該当部分が含まれているかと思います。
尚、この他に水特法事業・基金事業などが加算される額が総額になるのでしょうか。
群馬県の項目を眺めますと、品木ダムの水質改善事業や吾妻川支流の砂防事業など、八ッ場ダム関連の付帯事業費も大きく計上されているようです。
<<投稿者:雨宮隆児  


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2011年02月09日

グンブロさんにお世話になることになりました。

 グンブロ関係者の皆様、はじめまして。
 長野原町の自然に魅せられて、1999年末より約11カ年、八ッ場ダム建設予定地に足しげく通いつめさせて頂いている、オバさんです。
 これまで「うまログ」さんでお世話になりながら、現地での見聞したことや関連諸事項をつづられせて頂いてまいりました。

 珍しく、この冬、高崎市周辺の当地では2度目の本格的な雪の降った本日、2011年2月9日、うまログさんから、ブンブロさんに引っ越しを完了することができました。
 写真の入れ方を始めとして、類似の点が多いと伺ったからでした。 
 まずは何はともあれ、移動のご挨拶をさせて頂きます。
 今後とも、皆様よろしくお願いいたします。

 グンブロさんにお世話をおかけしながらも、新天地に早くなじんでいきたいと思います。
 それにしても、うまログさんには大変お世話になりました。
 あのわが八ッ場の長野県境の山々を想わせる山なみにサヨウナラをするのは何とも切ないもの多々ありました。なにしろあの図柄はお気に入りでしたし、とっても好評でした。
 今度のテンプレートも、数ある図柄の中から、かつての峻烈な山なみと似通う「雪の結晶」を選んでしまった次第です。
 ……本日の雪の余波も少なからずあってでしょうが、どうも県境の降雪地、長野原町に何でも結び付けてしまう傾向が強いようです。
 思うになにやら、住みなれた八ッ場をあとにして移転せざるを得なかった、水没地の皆さんの寂寥の思いにも似たもの走ります。でも、もうここに移り住まわせていただくしかない身です。
 グンブロさん、新参者ですが、よろしくお願いいたします。

 ///////////////////////////
 早速、八ッ場情報です。
 まず、寸断中のここ数日間の動きを記します。
  2月7日 15時~ 第4回「検討の場」 国土交通省関東地方整備局 さいたま新都心合同庁舎2号館にて
  (2月8日 11時~ 八ッ場ダム問題に関係ある、小寺前群馬県知事の県民葬) 

  

写真は2月7日の第4回「検討の場」の討議風景です。正面は国交省関東地方整備局・山田部長。
左手の写真は、正面右手にすわった県土整備部長ら群馬県幹部。 コの字型配列の右手側には東京都・千葉・埼玉の都県幹部が並びました。面白いのは終了後の“ぶらさがり会見”なのですが、詳細はいずれ後ほど。
  
タグ :八ッ場ダム


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2011年02月02日

困った! ブログサイト、今月で終了

昨日の朝、9時過ぎ、突然メールに次の事柄が入りました。
本サイトが、今月いっぱいで閉鎖になってしまうのです。 
ようやく慣れてきたのに、残念でなりません。

 おまけに去る27日以来、またもパソコンの不具合に悩まされ、ついに本日はパソコンの「システムファイル」の故障が「去る29日に発生していた」と判明。
 あわや初期化寸前の運命にて、ハラハラドキドキ朝からほぼ終日、パソコンの前にはりつかざるを得ずの状態。
 つくづくパソコンは便利な反面、壊れかけたりした場合の時間のロスは測り知れず、在る意味では結果的には使わない場合の方が、時間的にも精神的にもはるかにゆったりしていられるとしみじみ思う次第です。
 
 下記の文面を読んで、ともかく2月28日までに、早く他のサイトに移行しないと…… それにその前に約2年間書き続けた本ブログのエッセンスくらいは残しておきたいものと念じています。後日の防備録的に記してきたものなのでしたので、本当に困惑。
 
 八ッ場関連事項の記す記事はいっぱいあるけれど……、本日はSOSのお願いです。
皆さま、良いサイトがありましたら、ご紹介ください。    無料・有料を問いません。
 また、「うまログ」様には、本来は県内の観光PR欄的なサイトでありましたのに、このような内容を書き続け、心ならずもご迷惑をおかけしていたかとも存じますが…… 長いことお世話になりまして、本当にありがとうございました。


2011年02月01日
【重要】2月末、サービス終了・サイト閉鎖のご案内

皆さん、こんにちは。うまログ運営事務局です。

サイトオープンから、地域密着型のブログサービスとして
群馬を愛する大勢の方にご利用頂いて参りました
「うまログ」ですが、誠に勝手ながら、
2011年2月末を持ちましてサービスを終了し、
サイトを閉鎖させて頂くことになりました。

「うまログ」をご利用頂いて参りました皆様、
これまで、誠にありがとうございました。

今後も引き続き、地域ブログサービスのご利用をご希望の方は、
お手数ではございますが、近隣エリアで展開しております
「グンブロ」のご利用をお願いいたします。
※その他、北海道から沖縄まで各地に地域ブログがございますので、
 ゆかりのある地域のブログもご利用下さい。
 各地域ブログへは、「うまログ」トップページの最下部よりリンクを貼っております。

※「うまログ」でご利用されていたブログの内容につきましては、
 画像など一部の情報を除きますが、簡単に他の地域ブログへ移行することができます。
 まず、「うまログ」にアップされている情報をダウンロードするため、
 「エクスポート」という作業を行ないます。
 次に、新たにブログを開設したい地域ブログで会員登録をし、ブログを開設します。
 新たに開設したブログに「インポート」という作業を行ないますと、移行が完了します。
 移行手順につきましては、下記のページにご案内がございますので、
 こちらを参考に実施頂ければと存じます。
 [ヘルプ]記事のインポート(読み込み)・エクスポート(書き出し)機能とは

【注意事項】
・インポート対象は文字データのみで画像はインポートできません。
 画像の移行をご希望の場合は、お手数ですが手作業にてバックアップをとって頂き、
 新たに利用するブログに再度アップロードをお願いいたします。
(画像、サイドバープラグインの内容、プロフィール自己紹介の内容、
 ブログ説明文などは書き出しの対象になりません。
 また、ブログテンプレートも書き出しの対象ではございません)

・ブログURLは、移行先で新たに取得頂く必要がございます。
 (例)「グンブロ」へ移行する場合、http://(ブログID).gunmablog.jp/
 ※重複するログインID、ブログID、ニックネームが存在する場合、
  「うまログ」でご利用頂いているIDと同じものがご利用頂けませんので、ご了承ください。

その他、移行に関するお問い合わせは、「うまログ」運営事務局までお願いいたします。
→お問い合わせフォーム
  


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2010年08月18日

桑原史成さん写真展、行ってきました

 去る、10日の本欄で、お伝えしました日本を代表する写真家と言いますか、世界的に知られている桑原史成さんの「韓国展」に行ってまいりました。
 初めて入る「銀座ニコンサロン」のキリッとした風格に何某かの威圧感を覚えながら、入ったサロンには、すごい迫力で、1960年代からの韓国の激動の歴史が民衆の姿が写されていました。写真の右手がポスターで、この奥の部屋がギヤラリーです。
 最も印象に残ったのは、1965年に取材活動に入られた、韓国・清渓川の今昔の対比でした。両岸に立ち並んだ家並みが、大開発によって撤去され、暗渠の上にたつ現在の近代設備への変遷が、一目瞭然わかりました。
 なお、桑原さんはひょうひょうとしてとっても飾り気のないお人柄の方ですが、韓国ではそのお仕事の質の高さにおいて、国賓クラスのようです。室内におかれた全仕事の分厚い写真集は「水俣」「筑豊」「韓国」「ベトナム」などの全4巻、それに韓国特集など。
 
 夕刻からのパーティには、社会派の写真家・桑原さんにふさわしく、写真界のご重鎮の皆さまやマスコミ関係者らしい方たちが続々と集まり、司会の方の挨拶にもありましたが、「皆、者桑原さんのお仕事とお人柄のゆえ」の言葉通りの大変な盛況ぶりでした。韓国からのお客様やマッコリ、空輸でとりよせたというお料理類も並んでました。

 そして、大河原雅子さんも駆けつけて、オープニングの挨拶を。
 八ッ場ダムにつながるご縁で、お知り合いになれた方ですが、本来ならば私など近づきがたい文化人なのでした。
 大河原さんや奥さまにもお伝えしましたが、「八ッ場の写真展」も早く実現できればいいなと願ってます。でも、桑原さんご自身は「まだまだ」とのことでした。
 
 そのまだ数少ない作品の中で、昨年の秋、ご案内したら丁度、時ならぬ餅つきの場面。のしたばかりのおモチを桑原さんに供してもらうために、切リ分けているところを、すかさず撮影してもらえた、ある八ッ場の方に、出がけに電話してみました。
 珍しくすぐに電話にでたと思ったら、「熱中症にやられたらしくて、今日は休んでいるんだい」とのこと。慌ててきりました。でも、心配になってもう一度、かけると話し中。受話器外れたまま? まさか、倒れたわけじゃないだろうね。となると、当方はいつもながらの“心配症”を併発。しばらくたってからも、まだ受話器がつながっていなかったら、誰かに連絡をとるしかないと思いつつ、身支度。しばらくたって、もう一度かけたら鳴った。慌てて切る。これで、安心して出発できるとなって一安心。  


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2010年08月16日

有権者会議 中間まとめ案 にギリギリ提出

 一昨日、14日にちょっと触れさせて頂きました、有識者会議の「今後の治水対策のあり方について 中間とりまとめ(案)」に関するパブリックコメントは、昨日15日で締め切られました。
 あまり、気のりしなくて、ずっと参りましたが、最終日の午後から、ようやく時間が採れましたので、「えい、やっ」とばかりにPDFファイル69ページものまとめ案を、飛ばし読み的素毒ながらも熟読。
 その間にもなにやかやと気が散って、ようやく、15日締切ギリギリの23時31分、「国土交通省河川局河川計画課  今後の治水対策のあり方に関する有識者会議事務局宛」に送信できました。
 まとめ案の全文は14日の欄にご紹介してありますので、以下は当方のやっつけ仕事的意見の転載です。太字部分が問題の個所、これに〇ページ 〇行目 と記す枠があるのでずが、それは転載に不慣れなので省略させて戴きます。2回に分割致します。【意見】が200字をこえる場合は【要旨】を添える規定です。

//////////////////////////////// 
―はじめにーー
このような我が国の現状を踏まえれば、税金の使い道を大きく変えていかなければならない。こうした認識のもと、「できるだけダムにたよらない治水」への政策転換を進めるとの考えに基づき今後の治水対策について検討を行う際に必要となる、幅広い治水対策案の立案手法、新たな評価軸、総合的な評価の考え方等を検討するとともに、さらにこれらを踏まえて今後の治水理念を構築していくこととなった。


【意見】
 新機軸の指針として、当初は心躍った。さすがは「コンクリートから人へ」を標榜する新政権と心みなぎるものがあった。
しかし、後述する、P16~17に至って、高揚感は霧散。「正体みたり」の感をぬぐえない。お決まりの美辞麗句の列記に他ならぬと失望させられた次第である。

――第3章 個別ダム検証の進め方――
なお、検証が終了するまで、国土交通省は当該ダムについて用地買収、生活再建工事、転流工工事、本体工事の各段階に新たに入ることとなる予算措置を講じないものとする。


【要旨】
 検証後は、趣旨が徹底され、明確な筋道をつけられることには、少なからず安堵した。

【意見】
この文言に接した際には、「遅すぎた」と無念でならなかった。
というのは、今や新政権の試金石として話題のわが八ッ場ダムは、昨年9月17日未明、「中止」との朗報に沸いたが、総額4600億円の1割にも満たぬ、約9%ほどのダム本体工事費を除く、ほぼ満額の154億円の2010年度予算が付けられるに及ぶ。これでは事実上の着工体制であり、工事は続行。否、むしろ工事はピッチをあげている。
さらにまるで春泥にはまったような、どっちつかずの宙ぶらりんの日々にさらされている。
通常感覚なら「中止」とならば、全て「凍結」。精査して必要なもののみ造るのが妥当ではなかったか。現実に八ッ場の一部の住民たちもそのように考え期待していたものだった。
そして、前原大臣の「中止」宣言の時に素早く、この指針が発令されていれば、この1年間に切り刻まれた山河の自然破壊は、くい止められただろうにと口惜しい限りである。

ことのついでに、迷走状態をもう一つも記せば、
① 民主党政権は政権獲得後、負担金の全額返還を公言→ところが、3月中旬に受益県であった下流都県に2009年度分の負担金を請求していたことが判明→
成り行き上、下流都県が異議を唱え「建設推進」を強く主張するのは当然であった。
② 遅々として次の一手の打開策なしの宙ずり状態に業をにやした1都5県知事は本年7月27日、負担金支払留保を宣言するに及ぶ→ すると、新政権は下流都県に支払いを「請求する」旨の見解を出す始末。
 一貫性がなさすぎないか。
 いかに前政権のしりぬぐいに錯綜としているとはいえ、現政権の場当たり的な混乱ぶりには、地元民ならずとも困惑せざるを得ない。
 ともかく、迷走状態を脱して欲しかった。従って、遅まきながら「凍結」決定後のこの部分についての英断には期待してやまない所以である。
                                 ---以下は明日ーーー  


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