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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年06月06日

一本も残さず伐採するのが草刈り、の概念を変えた市民たち

 昨日の続き。
 実は末尾に男性たちが全部そうではないことの実際の話を、記したのだが、保存しないうちにクリアになってしまった。で、本日、別項にて、再度。
 
 お役所受注の草刈りなど仕事は、きれいに全て刈り取るのが常識で、そうでなければ、通例、OKがでなかった。しかし、その常識を゜変えた市民運動の男性たちがいる。

 耕作放棄地とならんで、地元を流れる井野川のクリーン作戦の事務局となって以来約10カ年。足元の居住地部分だけでなく、下流域の旧高崎市内の井野川のクリーン作戦にも順会員として顔を出してきた。
 この会で土手の草刈りを高崎市から依頼された際、同会の草刈り隊のメンバーは、土手の草にまじって咲いている野カンソウなど、野草の花々を刈り残したそうである。
 1年目、検査の高崎市の担当職員は、めんくらって難色を示したらしい。会員たちは説明にかけつれて、自分たちの思いを伝えたらしい。そして、2年目からは何も言われなかったという。
 そして、夏の終わり、この川辺には、黄色くほのぼのなつかしい野カンゾウの群れが、年々増えている。
 
 考えれば、昔の農家の方たちは、鎌一丁の手刈りで、丁寧に畔や土手を刈った。秋から冬場の草刈りの際には、花の終わった後に葉が出てきて、葉知らずの花と言われているヒガンバナの濃い緑の丸い塊を刈り残しておいた。
 それらが、枯れ草色の土手に点在し、冬場のひとつの風景となっていた。
 今は、あんな゜刈り方をせず、草刈り機で一網打尽だ。

 こういう身近な、通例ごとを変えて行く時も、大きいことが良いことだ、何もなくしてキレイにするのが仕事の証し的な発想の極まった処の、大型公共事業への意識を変革していく一助となるかも知れないと信じる。
 ムダで危険な八ッ場ダムをはじめ、ダムは害あって、利する処なし。一部の有力者の懐を増やさせるだけだったと気がつくことだろう。   


Posted by やんばちゃん at 23:52Comments(0)八ッ場だより