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お問い合わせは、 info@gunmawen.net本広告は、30日以上記事の更新がされませんと自動的に掲載されます。 記事が更新された時点で、自動的に破棄されます。2010年06月13日
故・樋田元長野原町長さん、葬場祭
故・樋田富治郎(長野原町元町長)さんの、町と樋田家の合同葬儀、「葬場祭・告別式」が行われました。
以下は、一昨日11日の朝日新聞群馬版の記事。
http://mytown.asahi.com/gunma/news.php?k_id=10000001006110003
樋田家は神式とのことで、斎主によって仕切られる「葬場祭」は、雅楽演奏の流れる中、玉串奉奠による古式にのっとったご葬儀でした。
今回は、あるマスコミ関係の方のスタッフとして参列させて戴きました。顔見知りの多くの水没地の方たちの姿がありました。が、知事・国会議員などを始め、歴代の八ッ場ダム関係者など各界各層の来賓たちの「指名玉串奉奠」者がズラリ。
神事が終わり 告別式に入り、
式辞を葬儀委員長の高山長野原町長。
続く、弔辞は①大沢群馬県知事 ②竹内長野原町議長 ③田村前長野原町長の三人。
事前にキャッチしていた予定通りの方たちで、方向性はある程度、予想できました。(特に田村元町長の名前をある町民の方に伝えると、「行きたくなくなった」との声もあり)。
高山町長の「ダム湖の完成を見ずにさぞ心残りだっただろう」。続く、田村前町長の「樋田さん、去年の今ごろ、まさか政権交代でダムが中止になるという次元の低いことが起きるとは、夢見ていなかったでしょう」や、ややもするとしんみりさせられる結びの「大きなバラを胸につけ、2人で一緒に起工式に参加したかった」などの弔辞を聞いていると、一か月前の死去直後に寄せられた私信メールの中の次の言葉がよぎりました。
ーーー波乱の半生には察して余りあるものがありますが、日本人はお涙頂戴に弱い部分もあり、この訃報が「ダム推進」に政治利用されている感もあって、モヤモヤするものも残ってしまいます。ーーー
ご生前の樋田さんは現職の時もその後も、終生一貫して、ご自分の役得に八ッ場ダムを利用なされなかったことは、良くわかります。弔辞にもありましたが、政治家よりも、税務管理職が適職というべき、清廉かつ生真面目なご性格であっことは、眼光するどいながら澄んだ眼のその風貌からもうかがい知れます。
また、晩年、病院の待合室などであった町の方に語ったという八ッ場ダムへの思いは、報道されているような談話とは、ニュアンスとは異なっています。
それにしても、ご家族への配慮などもあったでしょうが、潔く、公には“黙して語らず”の方でした。
心から、ご冥福をお祈りします。
※なお、山木館さんは、今月半ばから改築工事に入られるようです。
さて、閉式後、ロビーで、一足先に指名玉串奉奠終えた、来賓の一人、小寺前知事がマスコミ陣に囲まれていました。今朝、新聞で、上野公成・元自民党参院議員(70)の女婿が、みんなの党公認の比例候補に内定し、同じく比例区(民主党)出馬する小寺さんへの影響が報じられていたこともあったろうが、良く聞き取れなかったのですが、たぶん、八ッ場に深くかかわった立場への取材と受け止めた。ともかく言葉を選び選びの歯切れがよくなかったのはわかりました。小寺知事は樋田さんにダム推進に方向転換させるために、清水知事の密命をうけて動いた、特命大使的な役割の方でした。
そして、表にでると、その小寺知事と未だに太いパイプのある萩原委員長さんが同町の大物さんたちと一緒にたっていられて、何とも象徴的でなりませんでした。
そして、私個人にとっては、来賓クラスの方を2時間ほど、最近みつけた穴場スポット的数カ所にご案内。無事に川原湯温泉駅にお送りして、取り急ぎ、高崎駅へ。
駅へ直行して、車中で着替えようえとしましたが、最短距離は榛名山中を下ってわが家の脇を通る慣れた道であり、こういう疲れている時は、慣れない道は走らない方がベター。で、朝から、喪服調の身ごしらえに加え、すばやく着替えれる洋服類や装身具の用意に手間取ったのに、結局、自宅脇で着替えて、開会直前に会場へ。私のやることはいつも、こういう風に事前の入念な準備は役立たずの傾向あり。
昨日、ご案内しましたように、高崎駅前のホテル、メトロポリタン高崎で18時~ 民主党 群馬県第4区総支部決起大会があったのです。
比例区で出馬予定の小寺前知事が何か、八ッ場ダム問題にも触れるかなと思い、ここだけボイスレコーダーを廻しましたが、拍子抜け。
それにしても、原口総務大臣の話は熱がありました。
時代は確実に変わってきたと実感しました。今までは悔しくてもどうにもならずもどかしくてならなかった政治のモタモタの部分が、理念的に目指す方向に流れ行く、そんな満足感が得られました。